JP2018512624A - 部分的にエッチングされた位相変換光学素子 - Google Patents
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Abstract
Description
本出願は、2015年4月15日に、Thomas W.Mossbergと、Christoph M.Greinerと、Dmitri Iazikovとの名義で出願された、「部分的にエッチングされた位相変換光学素子」という表題の米国特許出願第14/687,882号に基づく優先権を主張し、この内容は本明細書に全体が記載されているように参照されて組み込まれている。
第1および第2の光学媒体を有する透過層を具える光学素子において、(a)第1および第2の光学媒体が、設計真空波長λ0を含む動作波長範囲に対してほぼ透明であり、それぞれ異なる第1および第2の波長依存性バルク屈折率n1(λ)とn2(λ)とによって特徴づけられ、第1の光学媒体がほぼ固体の材料を含む。(b)第1および第2の光学媒体が、層の中で連続した多くの個別の容積として配置されており、これは最も大きな横断寸法が約λ0未満の多くの容積のサブセットを含み、個別の容積の各々が第1の光学媒体および第2の光学媒体の両方ではなくいずれかを含む。(c)連続する多数の個別の容積が、(i)任意の単に接している透過層の試料容積であって、横断寸法がほぼλ0と等しく、第1の表面から透過層を通って透過層の第2の表面まで延在している試料容積が、第1の光学媒体のみを含み、第2の光学媒体のみを含み、または2以上の個別の容積において少なくとも部分的に第1および第2の光学媒体の両方を含み、かつ(ii)透過層の第1の表面から透過層の第2の表面へほぼ垂直に延びる任意の直線経路が、第1の光学媒体のみを通り、または第2の光学媒体のみを通り、または第1および第2の光学媒体のそれぞれの1つの個別の容積のみを通る、ように構成されている。(d)多数の個別の容積は、透過層の第1の表面に沿った2次元位置座標xとyの関数として、(2π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))で表されるよう透過層に配置され、ここで透過層の第1の表面に沿った最も大きい横断寸法がλ0とほぼ等しいサンプリング領域にわたって平均化されており、上記式は、特定の位置依存性の有効位相変換関数φeff(x,y)とほぼ等しく、または1/2・φeff(x,y)とほぼ等しく、ここで(i)d1(x,y)とd2(x,y)は、所与の位置(x,y)を通る直線経路に沿った第1および第2の光学媒体を通るそれぞれの局所的距離であり、(ii)φeff(x,y)はxとyの両方で変化する。(e)光学素子は、透過領域内の第1の表面に入射する光信号を受信するとともに、有効位相変換関数φeff(x,y)によって変換された入射光信号の少なくとも一部を透過または反射するように、構造的に配置されている。
実施例1の光学素子において、透過層が、d1(x,y)とd2(x,y)の両方ではなくどちらか一方がほぼゼロに等しい面積領域を含む。
実施例2の光学素子において、透過層が、(i)d1(x,y)≠0でd2(x,y)=0である面積領域と、(ii)d1(x,y)=0でd2(x,y)≠0である面積領域とを含む。
実施例2の光学素子において、所与の位置(x,y)において、d1(x,y)とd2(x,y)の両方ではなくどちらか一方がほぼゼロに等しい。
実施例1乃至4のいずれかに記載の光学素子において、透過層が、ほぼ均一の厚さd1(x,y)+d2(x,y)=Dを有する。
実施例1乃至5のいずれかに記載の光学素子において、第2の光学媒体がほぼ固体の材料を含む。
実施例1乃至5のいずれかに記載の光学素子において、第2の光学媒体が、真空、気体材料、または液体材料を含む。
実施例1乃至7のいずれかに記載の光学素子において、第1または第2の光学素子が:(i)固体のドープまたは非ドープの誘電材料、(ii)固体のドープまたは非ドープの半導体材料、または(iii)固体のドープまたは非ドープのポリマー、を含む。
実施例1乃至8のいずれかに記載の光学素子において、さらに、透過層の第1の表面に対して配置された固体の基材または被覆層を具え、第1の表面に対する基材または被覆層が、動作波長範囲に対してほぼ透明である。
実施例9に記載の光学素子において、透過層が、第1の表面に対する基材の表面上に表面レリーフ構造を有しており、第2の光学媒体が表面レリーフ構造の凹部領域をほぼ満たしている。
実施例10の光学素子において、第1の表面に対する基材が第1の光学媒体と同じ材料を含んでおり、表面レリーフ構造が基材の表面に形成されている。
実施例10に記載の光学素子において、第1の表面に対する基材が第1および第2の光学媒体の材料と異なる材料を含み、表面レリーフ構造が、基材上の第1の光学媒体の表面層に形成されている。
実施例1乃至12のいずれかの光学素子において、第1の表面に対する基材または被覆層が、第1または第2の光学媒体と同じ材料を含む。
実施例1乃至12のいずれかの光学素子において、第1の表面に対する基材または被覆層が、第1および第2の光学媒体と異なる材料を含む。
実施例1乃至14のいずれかの光学素子において、第1の表面に対する基材または被覆層が:(i)固体のドープまたは非ドープの誘電材料、(ii)固体のドープまたは非ドープの半導体材料、または(iii)固体のドープまたは非ドープのポリマー、を含む。
実施例1乃至15のいずれかの光学素子において、多数の個別の容積が、(2π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))で表されるよう透過層に配置され、ここで透過層の第1の表面に沿った最も大きい横断寸法がλ0とほぼ等しいサンプリング領域にわたって平均化されており、上記式は有効位相変換関数φeff(x,y)とほぼ等しく、光学素子は、透過領域内の第1の表面に入射する光信号を受信するとともに、有効位相変換関数φeff(x,y)によって変換された入射光信号の少なくとも一部を、第2の表面を通して伝送するように構造的に配置されている。
実施例16の光学素子において、透過層が、Nλ0/|n1(λ0)−n2(λ0)|とほぼ等しい実質的に均一の厚さd1(x,y)+d2(x,y)=Dを有しており、Nは整数である。
実施例17の光学素子において、N=1である。
実施例16乃至18のいずれかの光学素子において、透過層の第2の表面に対して配置された固体の基材または被覆層を具え、第2の表面に対する基材または被覆層が、動作波長範囲に対してほぼ透明である。
実施例19の光学素子において、透過層が、第2の表面に対する基材の表面上に表面レリーフ構造を有しており、第2の光学媒体が表面レリーフ構造の凹部領域をほぼ満たしている。
実施例20の光学素子において、第2の表面に対する基材が第1および第2の光学媒体とは異なる材料を含み、表面レリーフ構造が、基材上の第1の光学媒体の表面層に形成されている。
実施例20の光学素子において、第2の表面に対する基材が第1の光学媒体と同じ材料を含んでおり、表面レリーフ構造が基材の表面に形成されている。
実施例19乃至22のいずれかの光学素子において、第2の表面に対する基材または被覆層が、第1または第2の光学媒体と同じ材料を含む。
実施例19乃至22のいずれかの光学素子において、第2の表面に対する基材または被覆層が、第1および第2の光学媒体と異なる材料を含む。
実施例19乃至24のいずれかの光学素子において、第2の表面に対する基材または被覆層が:(i)固体のドープまたは非ドープの誘電材料、(ii)固体のドープまたは非ドープの半導体材料、または(iii)固体のドープまたは非ドープのポリマー、を含む。
実施例1乃至15のいずれかの光学素子が、さらに、透過層の第2の表面に面するリフレクタを具え、多数の個別の容積が、(4π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))で表されるよう透過層に配置され、ここで透過層の第1の表面上で最も大きい横断寸法がλ0とほぼ等しいサンプリング領域にわたって平均化されており、上記式は有効位相変換関数φeff(x,y)とほぼ等しく、光学素子が、透過領域内の第1の表面に入射する光信号を受信するとともに、有効位相変換関数φeff(x,y)によって変換された入射光信号の少なくとも一部を反射するように、構造的に配置されている。
実施例26の光学素子において、透過層が、Nλ0/(2|n1(λ0)−n2(λ0)|)とほぼ等しい実質的に均一の厚さd1(x,y)+d2(x,y)=Dを有しており、Nは整数である。
実施例27の光学素子において、N=1である。
実施例26乃至28のいずれかの光学素子において、リフレクタが透過層の第2の表面に対して配置されている。
実施例26乃至29のいずれかの光学素子が、さらに、リフレクタに対して配置された基材を具えており、リフレクタが基材と透過層の第2の表面との間に配置されている。
実施例1乃至30のいずれかの光学素子において、位置依存性の有効位相変換関数φeff(x,y)がモジュロ2π関数である。
実施例1乃至31のいずれかの光学素子において、有効位相変換関数φeff(x,y)が、式φ(x,y)=Ax2+By2またはφ(x,y)=Ax2+By2modulo2πの関数に近似しており、AとBはゼロではなく、正または負の実数である。
実施例32の光学素子において、A=Bである。
実施例1乃至31のいずれかの光学素子において、有効位相変換関数φeff(x,y)が、0≦θ<2πにおいて、φ(θ)=Mθまたは φ(θ)=Mθmodulo2πの式の関数に近似しており、ここでθは、cosθ=x/(x2+y2)1/2および sinθ=y/(x2+y2)1/2でxとyに関係しており、Mはゼロではない整数である。
実施例34の光学素子において、M=±1である。
実施例1乃至31のいずれかの光学素子において、有効位相変換関数 φeff(x,y)が、個別の特定の位置依存性の位相変換関数φ1(x,y)とφ2(x,y)の合計か、またはこのモジュロ2π合計に近似する。
実施例36の光学素子において、(i)φ1(x,y)=Ax2+By2、またはφ1(x,y)=Ax2+By2modulo2πであり、AおよびBがゼロではない正または負の実数であり、(ii)0≦θ<2πにおいて、φ2(x,y)=Mθ、または φ(θ)=Mθmodulo2πであって、ここでθは、cosθ=x/(x2+y2)1/2および sinθ=y/(x2+y2)1/2でxとyに関係しており、Mはゼロではない整数である。
実施例1乃至37のいずれかに記載の光学素子において、多数の個別の容積の各々が、約λ0/Kより大きい横断寸法を有して、2≦K≦20である。
実施例38の光学素子において、(i)透過層がほぼ均一の厚さDを有し、(ii)所与の位置(x、y)において、d1(x,y)=Dかつd2(x,y)=0、またはd1(x,y)=0かつd2(x,y)=Dのいずれかであり、透過層の第1の表面に沿って約λ0の最大横断寸法を有する試料領域にわたって平均化された(2π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))が、2π・n1(λ0)・D/λ0と2π・n2(λ0)・D/λ0を含むK2+1個の個別の値と、これらの間の少なくともK2−1個の中間値との一方であるとみなすことができる。
実施例38または39の光学素子において、4≦K≦10である。
実施例1乃至40のいずれかの光学素子において、個別の容積が、透過層の透過領域にわたって、無相関、不規則、ランダムまたは疑似ランダムの配置で空間的に分布されている。
実施例1乃至37のいずれかの光学素子において、(i)透過層が、ほぼ均一の厚さd1(x,y)+d2(x,y)=Dを有し、(ii)多数の個別の容積が、透過層の第1の表面に沿った規則的な二次元グリッドパターンによって配置されておりこれは、約λ0/20と約λ0の間のグリッド間隔Λ0により特徴づけられる。
実施例42の光学素子において、グリッド間隔Λ0が約λ0/10と約λ0/2の間である。
実施例42または43の光学素子において、グリッドパターンの各ユニットセル内において、ユニットセルに囲まれた個別の容積またはその一部が、K個の所定のユニット構成のセットの一つに従い配置されるとともに、グリッドパターンの各ユニットセルにわたって平均化された(2π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))が、K個の個別の値のうちの1つとみなすことができるように、多数の個別の容積が配置される。
実施例44の光学素子において、K個の個別の値が、2π・n1(λ0)・D/λ0および2π・n2(λ0)・D/λ0と、K−2個のこれらの間の中間値とを含む。
実施例42または43の光学素子において、多数の個別の容積が、(i)グリッドパターンの各ユニットセルによって囲まれた個別の容積またはその一部が、第1の光学媒体の単一の単に連結した容積であって、第2の光学媒体と、第1および第2の表面の一方または両方とで囲まれたものとして配置され、または(ii)グリッドパターンの各ユニットセルによって囲まれた個別の容積またはその一部が、第2の光学媒体の単に連結した層であって、第1の光学媒体と、第1および第2の表面の一方または両方とで囲まれたものとして配置され、グリッドパターンの各ユニットセルにわたって平均化された(2π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))が、対応する単に連結された容積で占められた各ユニットセルのサイズに応じて、ほぼ連続した範囲の値とみなすことができる、ように配置されている。
実施例46の光学素子において、ほぼ連続した範囲の値が、約2π・n1(λ0)・D/λ0から約2π・n2(λ0)・D/λ0まで存在している。
実施例1乃至47のいずれかの光学素子を使用する方法であって、当該方法が、(i)光学素子の透過層の第1の表面上に光学信号を導くステップと、(ii)有効位相変換関数 φeff(x,y)により変換された光学信号の少なくとも一部を、光学素子を透過させ、または光学素子から反射させるステップと、を具える。
実施例1乃至47のいずれかの光学素子の製造方法であって、当該方法が、第1の光学媒体を含む層を空間的に選択的に処理して、選択した層の容積で、第1の光学媒体を第2の光学媒体に置き換えることにより、光学素子の透過層を形成するステップを具える。
Claims (49)
- 第1および第2の光学媒体を有する透過層を具える光学素子において:
(a)前記第1および第2の光学媒体が、設計真空波長λ0を含む動作波長範囲に対してほぼ透明であり、それぞれ異なる第1および第2の波長依存性バルク屈折率n1(λ)とn2(λ)とによって特徴づけられ、前記第1の光学媒体が固体の材料を含み;
(b)前記第1および第2の光学媒体が、層の中で連続した多くの個別の容積として配置されており、最も大きい横断寸法がλ0未満の多くの容積のサブセットを含み、個別の容積のそれぞれが、前記第1および第2の光学媒体の両方ではなくいずれかを有し;
(c)連続する多数の前記個別の容積が、(i)任意の単に接している透過層の試料容積であって、横断寸法がほぼλ0と等しく、第1の表面から前記透過層を通って透過層の第2の表面まで延在している前記試料容積が、前記第1の光学媒体のみを含み、前記第2の光学媒体のみを含み、または2以上の個別の容積において少なくとも部分的に前記第1および第2の光学媒体の両方を含み、かつ(ii)前記透過層の第1の表面から前記透過層の第2の表面へほぼ垂直に延びる任意の直線経路が、前記第1の光学媒体のみを通り、または前記第2の光学媒体のみを通り、または前記第1および第2の光学媒体のそれぞれの1つの個別の容積のみを通る、ように構成され;
(d)多数の前記個別の容積は、前記透過層の第1の表面に沿った2次元位置座標xとyの関数として、(2π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))で表されるよう前記透過層に配置され、ここで前記透過層の第1の表面に沿った最も大きい横断寸法がλ0とほぼ等しいサンプリング領域にわたって平均化されており、上記の式は、特定の位置依存性の有効位相変換関数φeff(x,y)とほぼ等しく、または1/2・φeff(x,y)とほぼ等しく、(i)d1(x,y)とd2(x,y)は、所与の位置(x,y)を通る直線経路に沿った前記第1および第2の光学媒体を通るそれぞれの局所的距離であり、(ii)φeff(x,y)はxとyの両方で変化し;
(e)前記光学素子は、透過領域内の前記第1の表面に入射する光信号を受信するとともに、有効位相変換関数φeff(x,y)によって変換された入射光信号の少なくとも一部を透過または反射するように、構造的に配置されている;
ことを特徴とする光学素子。 - 請求項1に記載の光学素子において、前記透過層が、d1(x,y)とd2(x,y)の両方ではなくどちらか一方がほぼゼロに等しい面積領域を含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項2に記載の光学素子において、前記透過層が、(i)d1(x,y)≠0でd2(x,y)=0である面積領域と、(ii)d1(x,y)=0でd2(x,y)≠0である面積領域とを含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項2に記載の光学素子において、所与の位置(x,y)において、d1(x,y)とd2(x,y)の両方ではなくどちらか一方がほぼゼロに等しいことを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学素子において、前記透過層がほぼ均一の厚さd1(x,y)+d2(x,y)=Dを有することを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学素子において、前記第2の光学媒体が固体の材料を含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学素子において、前記第2の光学媒体が、真空、気体材料、または液体材料を含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光学素子において、前記第1または第2の光学素子が:(i)固体のドープまたは非ドープの誘電材料、(ii)固体のドープまたは非ドープの半導体材料、または(iii)固体のドープまたは非ドープのポリマー、を含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光学素子が、さらに、前記透過層の第1の表面に対して配置された固体の基材または被覆層を具え、前記第1の表面に対する当該基材または被覆層が、動作波長範囲に対してほぼ透明であることを特徴とする光学素子。
- 請求項9に記載の光学素子において、前記透過層が、前記第1の表面に対する基材の表面上に表面レリーフ構造を有しており、前記第2の光学媒体が当該表面レリーフ構造の凹部領域をほぼ満たしていることを特徴とする光学素子。
- 請求項10に記載の光学素子において、前記第1の表面に対する基材が前記第1および第2の光学媒体と異なる材料を含み、前記表面レリーフ構造が、前記基材上の前記第1の光学媒体の表面層に形成されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項10に記載の光学素子において、前記第1の表面に対する基材が前記第1の光学媒体と同じ材料を含み、前記表面レリーフ構造が、前記基材の表面に形成されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の光学素子において、前記第1の表面に対する基材または被覆層が、前記第1または第2の光学媒体と同じ材料を含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の光学素子において、前記第1の表面に対する基材または被覆層が、前記第1および第2の光学媒体と異なる材料を含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至14のいずれか1項に記載の光学素子において、前記第1の表面に対する基材または被覆層が:(i)固体のドープまたは非ドープの誘電材料、(ii)固体のドープまたは非ドープの半導体材料、または(iii)固体のドープまたは非ドープのポリマー、を含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の光学素子において、多数の前記個別の容積が、(2π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))で表されるよう前記透過層に配置され、ここで前記透過層の第1の表面における最も大きい横断寸法がλ0とほぼ等しいサンプリング領域にわたって平均化されており、上記の式は有効位相変換関数φeff(x,y)とほぼ等しく、前記光学素子が、透過領域内の前記第1の表面に入射する光信号を受信するとともに、有効位相変換関数φeff(x,y)によって変換された入射光信号の少なくとも一部を、前記第2の表面を通して伝送するように構造的に配置されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項16に記載の光学素子において、前記透過層が、Nλ0/|n1(λ0)−n2(λ0)|とほぼ等しいほぼ均一の厚さd1(x,y)+d2(x,y)=Dを有しており、Nはゼロでない整数であることを特徴とする光学素子。
- 請求項17に記載の光学素子において、N=1であることを特徴とする光学素子。
- 請求項16乃至18のいずれか1項に記載の光学素子が、さらに、前記透過層の第2の表面に対して配置された固体の基材または被覆層を具え、前記第2の表面に対する当該基材または被覆層が、動作波長範囲に対してほぼ透明であることを特徴とする光学素子。
- 請求項19に記載の光学素子において、前記透過層が、前記第2の表面に対する基材の表面上に表面レリーフ構造を有しており、前記第2の光学媒体が当該表面レリーフ構造の凹部領域をほぼ満たしていることを特徴とする光学素子。
- 請求項20に記載の光学素子において、前記第2の表面に対する基材が前記第1および第2の光学媒体とは異なる材料を含み、前記表面レリーフ構造が、前記基材上の前記第1の光学媒体の表面層に形成されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項20に記載の光学素子において、前記第2の表面に対する基材が前記第1の光学媒体と同じ材料を含み、前記表面レリーフ構造が、前記基材の表面上に形成されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項19乃至22のいずれか1項に記載の光学素子において、前記第2の表面に対する基材または被覆層が、前記第1または第2の光学媒体と同じ材料を含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項19乃至22のいずれか1項に記載の光学素子において、前記第2の表面に対する基材または被覆層が、前記第1および第2の光学媒体と異なる材料を含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項19乃至24のいずれか1項に記載の光学素子において、前記第2の表面に対する基材または被覆層が:(i)固体のドープまたは非ドープの誘電材料、(ii)固体のドープまたは非ドープの半導体材料、または(iii)固体のドープまたは非ドープのポリマー、を含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の光学素子が、さらに、前記透過層の第2の表面に面するリフレクタを具え、多数の前記個別の容積が、(4π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))で表されるよう透過層に配置され、ここで透過層の第1の表面上で最も大きい横断寸法がλ0とほぼ等しいサンプリング領域にわたって平均化されており、上記の式は有効位相変換関数φeff(x,y)とほぼ等しく、前記光学素子が、透過領域内の前記第1の表面に入射する光信号を受信するとともに、有効位相変換関数φeff(x,y)によって変換された入射光信号の少なくとも一部を反射するように、構造的に配置されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項26に記載の光学素子において、前記透過層が、Nλ0/(2|n1(λ0)−n2(λ0)|)とほぼ等しいほぼ均一の厚さd1(x,y)+d2(x,y)=Dを有しており、Nはゼロでない整数であることを特徴とする光学素子。
- 請求項27に記載の光学素子において、N=1であることを特徴とする光学素子。
- 請求項26乃至28のいずれか1項に記載の光学素子において、前記リフレクタが前記透過層の第2の表面に対して配置されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項26乃至29のいずれか1項に記載の光学素子が、さらに、前記リフレクタに対して配置された基材を具えており、前記リフレクタが、前記基材と前記透過層の第2の表面との間に配置されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至30のいずれか1項に記載の光学素子において、前記位置依存性の有効位相変換関数φeff(x,y)がモジュロ2π関数であることを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至31のいずれか1項に記載の光学素子において、有効位相変換関数φeff(x,y)が、式φ(x,y)=Ax2+By2または式φ(x,y)=Ax2+By2modulo2πの関数に近似しており、AとBはゼロではなく、正または負の実数であることを特徴とする光学素子。
- 請求項32に記載の光学素子において、A=Bであることを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至31のいずれか1項に記載の光学素子において、有効位相変換関数φeff(x,y)が、0≦θ<2πにおいて、φ(θ)=Mθまたは φ(θ)=Mθmodulo2πの式の関数に近似しており、θは、cosθ=x/(x2+y2)1/2および sinθ=y/(x2+y2)1/2でxとyに関係しており、Mはゼロではない整数であることを特徴とする光学素子。
- 請求項34に記載の光学素子において、M=±1であることを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至31のいずれか1項に記載の光学素子において、有効位相変換関数 φeff(x,y)が、個別の特定の位置依存性の位相変換関数φ1(x,y)とφ2(x,y)の合計か、またはこれらのモジュロ2πの合計に近似することを特徴とする光学素子。
- 請求項36に記載の光学素子において、(i)φ1(x,y)=Ax2+By2、またはφ1(x,y)=Ax2+By2modulo2πであり、AおよびBがゼロではない正または負の実数であり、かつ(ii)0≦θ<2πにおいて、φ2(x,y)=Mθ、または φ(θ)=Mθmodulo2πであって、ここでθは、cosθ=x/(x2+y2)1/2および sinθ=y/(x2+y2)1/2でxとyに関係しており、Mはゼロではない整数であることを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至37のいずれか1項に記載の光学素子において、多数の前記個別の容積の各々が、約λ0/Kより大きい横断寸法を有しており、2≦K≦20であることを特徴とする光学素子。
- 請求項38に記載の光学素子において、(i)前記透過層がほぼ均一の厚さDを有し、(ii)所与の位置(x、y)において、d1(x,y)=Dかつd2(x,y)=0、またはd1(x,y)=0かつd2(x,y)=Dのいずれかであり、前記透過層の第1の表面に沿って約λ0の最大横断寸法を有する試料領域にわたって平均化された(2π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))が、2π・n1(λ0)・D/λ0と2π・n2(λ0)・D/λ0を含むK2+1個の個別の値と、これらの間の少なくともK2−1個の中間値との一方であるとみなすことができることを特徴とする光学素子。
- 請求項38または39に記載の光学素子において、4≦K≦10であることを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至40のいずれか1項に記載に記載の光学素子において、前記個別の容積が、前記透過層の透過領域にわたって、無相関、不規則、ランダムまたは疑似ランダムの配置で空間的に分布されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至37のいずれか1項に記載の光学素子において、(i)前記透過層がほぼ均一の厚さd1(x,y)+d2(x,y)=Dを有し、かつ(ii)多数の前記個別の容積が、前記透過層の第1の表面に沿った規則的な二次元グリッドパターンにより配置されており、当該二次元グリッドパターンは、約λ0/20と約λ0の間のグリッド間隔Λ0により特徴づけられていることを特徴とする光学素子。
- 請求項42に記載の光学素子において、前記グリッド間隔Λ0が約λ0/10と約λ0/2の間であることを特徴とする光学素子。
- 請求項42または43に記載の光学素子において、前記グリッドパターンの各ユニットセル内において、当該ユニットセルに囲まれた前記個別の容積またはその一部が、K個の所定のユニット構成のセットの一つに従い配置されているとともに、前記グリッドパターンの各ユニットセルにわたって平均化された(2π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))が、K個の個別の値のうちの1つとみなすことができるように、多数の前記個別の容積が配置されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項44に記載の光学素子において、K個の個別の値が、2π・n1(λ0)・D/λ0および2π・n2(λ0)・D/λ0と、K−2個のこれらの間の中間値とを含むことを特徴とする光学素子。
- 請求項42または43に記載の光学素子において、多数の前記個別の容積が、(i)前記グリッドパターンの各ユニットセルによって囲まれた前記個別の容積またはその一部が、前記第1の光学媒体の単一の単に連結した容積であって、前記第2の光学媒体と、前記第1および第2の表面の一方または両方とで囲まれたものとして配置され、または(ii)前記グリッドパターンの各ユニットセルによって囲まれた前記個別の容積またはその一部が、前記第2の光学媒体の単に連結した層であって、前記第1の光学媒体と、前記第1および第2の表面の一方または両方とで囲まれたものとして配置され、前記グリッドパターンの各ユニットセルにわたって平均化された(2π/λ0)・(n1(λ0)・d1(x,y)+n2(λ0)・d2(x,y))が、対応する単に連結された容積で占められた各ユニットセルのサイズに応じて、ほぼ連続した範囲の値とみなすことができる、ように配置されていることを特徴とする光学素子。
- 請求項46に記載の光学素子において、前記ほぼ連続した範囲の値が、約2π・n1(λ0)・D/λ0から約2π・n2(λ0)・D/λ0まで存在していることを特徴とする光学素子。
- 請求項1乃至47のいずれか1項に記載の光学素子を使用する方法であって、当該方法が、(i)前記光学素子の前記透過層の第1の表面上に光学信号を導くステップと、(ii)有効位相変換関数 φeff(x,y)により変換された光学信号の少なくとも一部を、前記光学素子を透過させ、または前記光学素子から反射させるステップと、を具えることを特徴とする方法。
- 請求項1乃至47のいずれか1項に記載の光学素子の製造方法であって、当該方法が、前記第1の光学媒体を含む層を空間的に選択的に処理して、選択した層の容積で、前記第1の光学媒体を前記第2の光学媒体に置き換えることにより、前記光学素子の透過層を形成するステップを具えることを特徴とする光学素子の製造方法。
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