JP2018507343A - 制動フラップおよび排ガスシステム - Google Patents

制動フラップおよび排ガスシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2018507343A
JP2018507343A JP2017538365A JP2017538365A JP2018507343A JP 2018507343 A JP2018507343 A JP 2018507343A JP 2017538365 A JP2017538365 A JP 2017538365A JP 2017538365 A JP2017538365 A JP 2017538365A JP 2018507343 A JP2018507343 A JP 2018507343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flap
exhaust gas
arm portion
flow
exhaust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017538365A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6494768B2 (ja
Inventor
ネーメト フーバ
ネーメト フーバ
ユハース アールパード
ユハース アールパード
ジェルケ ジョンボル
ジェルケ ジョンボル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Knorr Bremse Systeme fuer Nutzfahrzeuge GmbH
Original Assignee
Knorr Bremse Systeme fuer Nutzfahrzeuge GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Knorr Bremse Systeme fuer Nutzfahrzeuge GmbH filed Critical Knorr Bremse Systeme fuer Nutzfahrzeuge GmbH
Publication of JP2018507343A publication Critical patent/JP2018507343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6494768B2 publication Critical patent/JP6494768B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/02Gas passages between engine outlet and pump drive, e.g. reservoirs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D9/00Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
    • F02D9/04Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning exhaust conduits
    • F02D9/06Exhaust brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/22Control of the pumps by varying cross-section of exhaust passages or air passages, e.g. by throttling turbine inlets or outlets or by varying effective number of guide conduits
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B37/00Engines characterised by provision of pumps driven at least for part of the time by exhaust
    • F02B37/12Control of the pumps
    • F02B37/24Control of the pumps by using pumps or turbines with adjustable guide vanes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/02EGR systems specially adapted for supercharged engines
    • F02M26/09Constructional details, e.g. structural combinations of EGR systems and supercharger systems; Arrangement of the EGR and supercharger systems with respect to the engine
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/02EGR systems specially adapted for supercharged engines
    • F02M26/09Constructional details, e.g. structural combinations of EGR systems and supercharger systems; Arrangement of the EGR and supercharger systems with respect to the engine
    • F02M26/10Constructional details, e.g. structural combinations of EGR systems and supercharger systems; Arrangement of the EGR and supercharger systems with respect to the engine having means to increase the pressure difference between the exhaust and intake system, e.g. venturis, variable geometry turbines, check valves using pressure pulsations or throttles in the air intake or exhaust system
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supercharger (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

燃焼エンジン(300)からの排ガスの流れ(105)の圧力を制御することによって車両を制動するためのフラップ(100)は、第1のアーム部分(110)と、第2のアーム部分(120)と、支持部分(130)とを有する。支持部分(130)は、第1のアーム部分(110)と第2のアーム部分(120)との間に配置されている。支持部分(130)は、排ガスの流れ(105)の断面図において接線方向である回転軸(135)を中心にして回転可能にフラップ(100)を取り付けるように構成されている。第1のアーム部分(110)および第2のアーム部分(120)は、回転軸(135)を中心にフラップ(100)に作用する最大トルクを制限するために、第1のアーム部分(110)に作用する圧力を、第2のアーム部分(120)に作用する圧力と平衡させるためのジオメトリを有する。

Description

本発明は、制動フラップ、排ガスシステム、および、特に、異なる機能を備えるターボチャージャタービンの上流の圧力平衡されたフラップに関する。
背景
排気ブレーキは、燃焼エンジンからの排気路を閉鎖し、排ガスをエキゾーストマニホールドおよびシリンダにおいて圧縮させることによって、車両、特に商業的に利用される車両を減速させる。排ガスが圧縮されるので、燃料が供給されないと、エンジンは車両を減速させる。発生される負のトルクの大きさは、通常、エンジンの背圧に正比例する。
従来の排ガスシステムは、例えば、欧州特許第2679787号明細書(EP 2 679 787)に記載されており、この場合、排気ブレーキは、ターボチャージャタービンの上流に配置されており、排ガス再循環(EGR)供給ポートと一体化されている。加えて、排ガス圧力センサは、タービンの上流の排気圧力の制御によってEGRフローおよびエンジンモード性能を調節するために、一体化されている。
図6は、排ガスの流れ105をターボチャージャユニット240のタービン245に向かって案内する管状構造610内に配置されたフラップ600を備える従来の排ガスシステムの詳細を示している。
管状構造610は、第1の直線部分612と、第2の直線部分614と、排ガスの流れ105に関する内側湾曲部664および外側湾曲部662を含む湾曲部分660とを有する。排ガスは、例えば燃焼エンジン(図示せず)からタービン245(図6に部分的にのみ示されている)を備えるターボチャージャ240に向かって流れる。湾曲部分660において、フラップ600は、管状構造610の外側湾曲部分662の側壁に回転可能に取り付けられている。図6の例において、管状構造610は、ターボチャージャ240またはタービン245の接続部分241に取り付けられている。管状構造610は、排ガスをエンジンからタービン245へ案内する。
フラップ600は、(二重矢印Rによって示したように)流れ105がターボチャージャ240に向かって自由に流れることができる開放位置と、フラップ600が流れ105の流路を閉鎖する(図6に示された)閉鎖位置とに回転することができる。これにより、図示されたフラップ配列は、流れ105を制御するための弁である。フラップ600は、アーム部分602と、支持部分604とを有する。支持部分604は、湾曲部分660において管状構造610の外壁によって支持された回転軸605に回転可能に取付け可能である。
この従来のフラップ600は、管状構造610の側壁に取り付けられており、これにより、開放位置において流れ105を妨げないが、このフラップ600は、フラップ600を作動させるときに大きな圧力に曝される。特に、圧力は、排気ブレーキアクチュエータの性能を劣化させる。なぜならば、フラップ600を閉鎖するために大きなトルクを加えなければならないからである。これは、ひいては、大きな応答時間を生じさせる。加えて、これは、(例えば、フラップが部分的にしか閉鎖されないと)弁の位置決め精度を低下させ、可能なEGRおよび排気ブレーキの両方の性能の損失を生じる。
したがって、排ガスシステムの性能を高めるフラップの需要がある。
発明の概要
本発明は、請求項1に記載のフラップおよび請求項5に記載の排ガスシステムを提供することによって上述の問題を解決する。従属請求項は、特に、独立請求項の対象の有利な実現に関する。
本発明は、燃焼エンジンからの排ガスの流れの圧力を制御することによって車両を制動するためのフラップに関する。フラップは、第1のアーム部分と、第2のアーム部分と、支持部分とを有する。支持部分は、第1のアーム部分と第2のアーム部分との間に配置されており、回転軸を中心に回転可能なフラップを取り付けるように構成されている。回転軸は、流れ方向に対して垂直な横断面で見たとき、排ガスの流路に対して接している。第1のアーム部分および第2のアーム部分は、回転軸を中心にフラップに作用する最大トルクを制限するために、第1のアーム部分に作用する圧力を、第2のアーム部分に作用する圧力と平衡させるための形状(ジオメトリ)を有する。
この配列を用いると、例えば、ガスがフラップの一方の側においてのみ流れることを保証することが可能になる。言い換えれば、排ガスは、フラップの周囲を流れなくてもよく、これにより、排ガスにおける望ましくない乱流を防止する。
したがって、上述の問題は、流れに沿って延びる2つのアームを規定することによって本発明によって解決される。アームは、流れの中ではなく、周縁部分において回転可能に取り付けられているので、アームは開放位置において流れと干渉しない。したがって、流れは、開放位置において妨害されない。
規定された平衡は、多くの異なる可能性によって達成することができる。例えば、第1および第2のアーム部分は、てこ効果が平衡を提供することができるように適切な長さを有するように形成することができる。加えて、第1および第2のアーム部分は、流れに曝される異なる表面積を有してもよく、その結果、第1および第2のアーム部分は、全体のトルクに対して異なる寄与を提供する(これらの寄与は、符号によってのみならず、トルクの大きさにおいても異なる)。さらに、第1および第2のアーム部分は、流れが、様々な角度で表面に衝突し、その結果、再びトルク全体に対する様々な寄与を生じるように形成されてもよい。これらは、所望の効果を達成するための幾つかの例でしかない。当業者は、同じ効果を達成する別の配列を容易に見つけるであろう。
別の実施の形態では、第1のアーム部分および/または第2のアーム部分は、排ガスの流れにおける乱流を減じるために流れの方向で湾曲した面を有する。
さらに別の実施の形態では、第1のアーム部分および/または第2のアーム部分は、第1のアーム部分および/または第2のアーム部分が、排ガスの流れを案内する壁部の一部であるように配置されている。これにより、フラップは、少なくとも部分的に流路の側壁に似ていることができる。
様々な用途において、トルクが加えられていないならばフラップが開放位置へ戻る(デフォルト位置を規定する)ことが有利であり得る。したがって、別の実施の形態では、第1のアーム部分および/または第2のアーム部分は、閉鎖位置においてゼロではない開放トルクがフラップに作用することを可能にするジオメトリを有する。
本発明は、車両の燃焼エンジン用の排ガスシステムにも関する。排ガスシステムは、燃料エンジンからの排ガスを案内するための側壁と、上述のフラップのうちの1つとを備える管状構造を有する。フラップは、排ガスの流れを抑制する閉鎖位置と、少なくとも1つの側壁に沿って流れる排ガスの流れを許容する開放位置との間で回転するように側壁に取り付けられている。
管状構造という用語は、排ガスのための流路を許容するあらゆる構造を指すものとして広く理解されるべきである。管状構造は、(例えば、流れに対して垂直な)様々な横断面ジオメトリを有してもよい。例えば、管状構造は、円形またはだ円形の横断面、矩形またはあらゆるその他の多角形横断面、またはそれらのあらゆる組合せを有してもよい。このジオメトリは、前記形状の間で流れに沿って変化してもよい。管状構造の横断面に依存して、フラップの形状も、閉鎖位置においてフラップが排ガスの流路を閉鎖することを保証するように変化してもよい。例えば、管状構造が矩形の横断面を有するならば、フラップも、矩形の第1のアーム部分および/または第2のアーム部分を有することができる。他方で、管状構造が円形の横断面を有するならば、第1のアーム部分および/または第2のアーム部分が、閉鎖フラップ位置において円形の管状構造を閉鎖するために(スプーンのように)排ガスの流れに対して垂直な湾曲した横断面を有してもよい。
さらに別の実施の形態では、排ガスシステムは、排ガスシステムを燃焼エンジンに取り付けるための取付け構造、および/または排ガスの圧力によって駆動されるターボチャージャユニットを有してもよい。フラップは、ターボチャージャユニットの上流に配置されていてもよい。したがって、フラップは、取付け構造とターボチャージャとの間の位置において管状構造に取り付けられていてもよい。さらに、管状構造は、ターボチャージャにおいて(例えばターボチャージャの接続部分またはターボチャージャのタービンにおいて)直接的に取り付けることができる。
さらに別の実施の形態では、ターボチャージャユニットは、タービンを有する可変ジオメトリターボチャージャであってもよく、フラップは、タービン内への排ガスの流れが曝されるジオメトリを制御するために、タービンに近い位置に取り付けられており、これにより、可変ジオメトリターボチャージャのための補助を可能にしている。
さらに別の実施の形態では、管状構造は、内側湾曲部と外側湾曲部とを備える湾曲部(または湾曲した部分)を有してもよい。湾曲部は、管状構造によって湾曲部に沿って案内される排ガスの流れに関して規定することができる。フラップが取り付けられている側壁は、外側湾曲部であってもよい。
加えて、管状構造は、湾曲した部分の両側に形成された第1の直線部分および第2の直線部分を有してもよい。フラップが管状構造の湾曲部分に配置されている場合、第1のアーム部分は、第1の直線部分から来る流れが第1のアーム部分に衝突するように配置することができ、これにより、第1のアーム部分に動圧を直接的に加える。この圧力は、フラップを閉鎖するために必要な力を補助するまたは平衡させることができ、フラップの閉鎖は、主に第2のアーム部分によって行われてもよい。
したがって、別の実施の形態では、湾曲部は、管状構造の第1の少なくとも部分的に直線的な部分を、管状構造の第2の少なくとも部分的に直線的な部分に接続している。排ガスの流れの方向で、第1のアーム部分は、湾曲させられていてもよく、外側湾曲部の一部であってもよい。第2のアーム部分は、平坦であり、管状構造の第2の少なくとも部分的に直線的な部分の一部であってもよい。前述のように、この配列は、移動する排ガスが一方のアーム部分に衝突し、この一方のアーム部分によって方向転換され、これにより、付加的な動圧を加え、平衡を補助するという利点を提供する。
少なくとも部分的に直線的な部分は、乱流を抑制するという利点を提供してもよいが、別の実施の形態では、第1の少なくとも部分的に直線的な部分および/または第2の少なくとも部分的に直線的な部分は、排ガスを方向付けるあらゆる種類の部分であることができ、必ずしも直線的でなくてもよい。
さらに別の実施の形態では、フラップは、閉鎖位置または部分的に閉鎖された位置において車両を制動するように構成された制動フラップである。
別の実施の形態は、排ガスを燃焼エンジンの出口から燃焼エンジンの入口へ案内することができる排ガス再循環システムを備える排ガスシステムにも関する。このような実施の形態では、フラップは、さらに、開放位置から閉鎖位置へ徐々に回転するように制御されてもよく、これにより、排ガス再循環を徐々に補助する。別の実施の形態では、1つまたは複数の中間位置が規定されており、フラップは、順次に様々な位置を占めるか、または様々な位置の間を跳躍することができる。これは、排気マニホールドにおいてフラップを徐々に閉鎖/開放することによって燃焼エンジンの入口側におけるガス圧を徐々に上昇/低下させるために使用することができる。
別の実施の形態では、フラップは、管状構造を完全には閉鎖せず、これにより、依然として残りのガス流が閉鎖されたフラップを通過する。
ガス再循環システムが設けられていないならば、フラップは、管状構造を部分的にのみ閉鎖する所定の数の別個の角度位置を占めるように制御されてもよい。フラップのこれらの別個の位置は、タービン効率を補助するように適応されていてもよく、すなわち、ガス流は、ターボチャージャのタービン内へ特定の方向で方向付けられてもよい。
さらに別の実施の形態では、排ガスシステムは、さらに、開放位置と、閉鎖位置および/または少なくとも1つの部分的に閉鎖された位置との間でフラップの位置または回転を制御するように構成された制御ユニットを有する。制御ユニットは、様々な位置(開放、閉鎖、部分的な閉鎖など)の間でフラップを移動させるためにアクチュエータを作動させるように構成されてもよい。
図面の簡単な説明
本発明の様々な実施の形態を、添付の図面に関して、例としてのみ以下で説明する。
本発明の1つの実施の形態によるフラップを示している。 平衡されたフラップと平衡されていないフラップとに作用するトルクを示している。 ターボチャージャおよびエンジンを備えるガス排出システムを示している。 本発明の別の実施の形態による開放したフラップを備えるガス排出システムを示している。 閉鎖したフラップを備える図4のガス排出システムを示している。 排ガスシステム内の従来のフラップを示している。
詳細な説明
図1は、本発明の1つの実施の形態によるフラップ100を示している。フラップ100は、燃焼エンジンの排ガスシステムに配置されたとき、排ガスの流れの圧力を制御することによって車両を制動するために使用することができる弁を提供するのに適している。フラップ100は、第1のアーム部分110と、第2のアーム部分120と、第1のアーム部分110と第2のアーム部分120との間に配置された支持部分130とを有している。
支持部分130は、フラップ100を、回転軸135を中心に回転可能に取り付けるように構成されており、回転軸135は、(横断面において)排ガスの流路に対して接するように配置されている。例えば、図1に示したフラップ100は、回転軸135が側壁に対して接するように側壁220に取り付けられている。
第1のアーム部分110および/または第2のアーム部分120は、回転軸135を中心にフラップ100に作用する最大トルクを制限するために、第1のアーム部分110に作用する圧力を、第2のアーム部分120に作用する圧力と平衡させるためのジオメトリを有する。
したがって、本発明によれば、フラップ100がそれを中心にして回転可能な回転軸135は、排ガスを案内する管状構造の外側の側壁220に配置されており、これにより、排ガスはフラップ100の一方の側においてのみ流れる。その結果、流れ105のガス圧はフラップ100のこの一方の側にのみ作用し、フラップ100の平衡効果は、両アーム110,120に作用するガス圧によって達成される。これにより、フラップ100に作用する、結果として生じるトルクを制限することができる。
平衡の程度は、第1のアーム部分110および第2のアーム部分120に作用する圧力に依存し、第1のアーム部分110および第2のアーム部分120の選択されたジオメトリに基づいて広範囲に調節することができる。回転軸135はガス流105の流路105を通って延びていないので、フラップ100を通過するときにガス流105に乱流が生ぜしめられない。代わりに、フラップ100は、フラップ100が外側の側壁(例えば側壁の外側湾曲部)の一部を形成し、ガスの流れ105を湾曲部に沿って方向付けるように、配置することができる。特に、フラップは、流れ105に対して垂直な断面積を変化させないということが可能になる。フラップが排ガスの流路内に配置されていると、断面積が変化する。
図2は、例えば図1に示された圧力平衡されたフラップ100と、例えば図6に示された圧力平衡されていないフラップ600との相違を示している。両フラップは、開放位置から閉鎖位置へ回転させることができ、図2は、図2の右側における開放位置から、左側における閉鎖位置へ移るときのフラップの位置に応じた、フラップに加えられるトルクを示している。
図2から明らかなように、開放位置ではフラップにはトルクが加えられない(またはほとんどトルクが加えられない)。開放フラップ位置から閉鎖フラップ位置へ移っていくとき、トルクがゆっくりと増大する。図6に示したように圧力平衡されていないフラップ600の場合、トルク(グラフ201参照)は、開放フラップ位置から閉鎖フラップ位置へ向けて単調に増大する。最大トルクは、閉鎖フラップ位置において達せられる。他方で、図1に示された圧力平衡されたフラップ100の場合、開放フラップ位置から閉鎖フラップ位置へ移るとき、最大トルクは中間位置において達せられる(グラフ202参照)。これにより、初期増大の後、トルクは、最後に閉鎖フラップ位置に達する前に再び減少する。
したがって、圧力平衡されていないフラップの場合、システムは、フラップを確実に閉鎖させておくために大きなトルクに対抗しなければならない。他方で、圧力平衡されたフラップの場合、閉鎖フラップ位置では、フラップに常に加えられる大きなトルクは生じない。平衡効果により、フラップ100の両アームに作用する圧力は互いに相殺される。しかしながら、閉鎖フラップ位置において加えられるトルクは消滅しないことがある。その代わり、小さなトルクが依然として残っていて、閉鎖位置を維持するトルクがフラップ100に加えられなければフラップ自体が開放するようになっていると、有利であり得る。したがって、実施の形態によれば、フラップ100のジオメトリは、フラップ100における結果として生じるトルクが、(グラフ202に示されているように)開放位置における結果として生じるトルクよりも大きくなるようになっている。
図3は、フラップ100を有する弁と、ターボチャージャユニット240とを備える管状構造210(排気マニホールド)を備える、排ガスシステム200を示している。ターボチャージャユニット240は、排ガスの流路105に沿ってフラップ100の下流に配置されたタービン245を有する。排ガスシステム200はエンジン300に取り付けられており、エンジン300は、例えば、6気筒燃焼エンジンである。燃焼エンジン300は、吸気マニホールド410に接続されており、吸気マニホールド410は、燃料を燃焼エンジン300に供給する。ターボチャージャユニット240は、燃料が所定の圧力でエンジン300に進入するように、吸気マニホールド410における燃料に圧力を加えるように構成されている。
フラップ100を図示された排ガスシステム200において排気マニホールドの少なくとも一部を閉鎖する弁として使用することによって、エンジン300の出口における圧力が上昇し、これにより、車両のための制動機能を提供する。
排ガスシステム200は、さらに、排ガスの少なくとも一部を吸気マニホールドに提供するように構成された排ガス再循環システム(図3には示されていない)をさらに有してもよい。排ガス再循環システムは、フラップ100を閉鎖することによって補助されてもよく、排ガス制動を制御してもよい。
図4は、排ガスシステム200の1つの実施の形態を示している。排ガスシステム200は、管状構造210と、フラップ100と、ターボチャージャユニット240とを有する。
管状構造210は、排ガスの流れ105をエンジン(図示せず)から案内し、取付け構造230と、第1の部分的に直線的な部分212と、湾曲部分(または湾曲部)260と、第2の少なくとも部分的に直線的な部分214とを有する。取付け構造230は、管状構造210をエンジンまたはシリンダヘッド(図示せず)に取り付けるように構成されている。第1の部分的に直線的な部分212は、取付け構造230から来る流れ105の下流に配置されている。湾曲部分260は、第1の部分的に直線的な部分212と、第2の少なくとも部分的に直線的な部分214との間に配置されている。第2の少なくとも部分的に直線的な部分214は、ターボチャージャユニット240の接続部分241に取り付けられている。ターボチャージャ240(図4に部分的にのみ示されている)は、排ガスの圧力によって駆動されるタービン245を有してもよい。
さらに、燃焼エンジン300のシリンダを接続する排気ポートは、図4および図5には示されておらず、図面に対して垂直な方向に沿って配置されている。
湾曲部分260において、フラップ100は管状構造210の側壁220に固定されている。湾曲部分260は、湾曲部260に沿って流れる排ガスの流れ105に関して規定された外側湾曲部262および内側湾曲部264を有している。図4に示された実施の形態において、フラップ100は、(内側湾曲部264とは反対の)外側湾曲部262の側壁220に取り付けられている。
フラップ100は、流れ105の方向に対して垂直な、側壁220に取り付けられた回転軸135を中心に回転可能である(すなわち、回転軸135は側壁220に対して接線方向でもある)。側壁220には、フラップ100を閉鎖位置へ回転させた後にフラップ100の第1のアーム部分110を収容するキャビティまたは凹所218が形成されていてもよい。これにより、管状構造210内の回転可能なフラップ100は、フラップ100の回転により閉鎖または部分的に閉鎖することができる弁を形成している。
図5は、図4に示したのと同じ排ガスシステム200を示している。しかしながら、図5において、フラップ100は閉鎖位置にある。フラップ100が、(図4に示された)開放位置から(図5に示された)閉鎖位置への回転運動Rを行うとき、第2のアーム部分120は流れ105のための流路を閉鎖し、第1のアーム部分110は、管状構造210の湾曲部分260に配置された凹所218内へ移動する。閉鎖位置において、第1のアーム部分110は、支持部分130が回転可能に取り付けられている側壁220に当接してもよい。第1のアーム部分110は、当接部分111を有してもよい。当接部分111は、閉鎖位置において側壁220と当接し、第1のアーム部分110と側壁220との間に間隙を提供するためのスペーサとして機能してもよい。同時に、第2のアーム部分120は、流れ105のための流路を(完全にまたは部分的に)閉鎖する。その結果、管状構造210の上流部分における圧力が上昇し、制動機能を提供する。
図4および図5を比較したとき、圧力平衡は、両方とも流れ105の圧力を受ける2つのアーム部分110,120を備えるフラップ100を使用することによって達成されることが明らかである。図4および図5に示した実施の形態は特に有利である。なぜならば、第1のアーム部分110は、湾曲部分260に直接的に配置されているからである。これは、直線的な流れ105が第1のアーム部分110に直接衝突するという効果を有し、特に、流れ105が依然として大きな運動エネルギを有する、フラップを閉鎖する段階において、この配列は平衡効果を高める。したがって、第1のアーム部分110に作用する圧力は、流路を閉鎖するために第2のアーム部分120を移動させるために必要とされるトルクを効果的に平衡させる。
排ガスシステム200は、さらに、図面に対して垂直な方向に配置されかつ図4および図5の断面図には示されていない排ガス再循環システムを有してもよい。排ガス再循環システムは、フラップ100が(図4に示された)開放位置から(図5に示された)閉鎖位置へ移動する時に排ガスを吸気マニホールド410(図3参照)へ方向付けるように構成されている。本発明は、このような排ガス再循環システムを補助するための利点を提供する。なぜならば、圧力平衡されたフラップ100は、フラップ100を閉鎖または部分的に閉鎖するプロセスにおいて正確に制御することができるからである。その結果、フラップ100は、燃焼エンジン300の出口における圧力の漸進的な上昇を提供するために、容易に徐々に閉鎖することができ、これは、燃焼エンジン300の吸気マニホールドに向かう排ガス再循環を補助する。
図4および図5に示されたフラップ100の別の利点は、フラップ100を閉鎖する際の流れ105が通過する流路形状(ジオメトリ)の変化に関する。例えばターボチャージャユニット240が可変ジオメトリターボチャージャであるならば、例えば(流れ方向に対して垂直な)流れの横断面のジオメトリは、エンジンの作動条件に応じて変化させられる。ジオメトリのこの変化は、さらに、本発明の実施の形態によるフラップ100によってさらに補助されてもよい。例えば、流れ105は、フラップ100を部分的に回転させることによって所定の方向に方向付けることができ、例えばタービン245におけるベーンによって課せられる流れ方向と整列させることができ、これにより、タービン245の効率を補助する。
実施の形態では、排ガスシステム200は、図示されていない制御ユニットを有する。制御ユニットは、フラップを、開放位置と、閉鎖位置と、少なくとも1つの部分的に閉鎖された位置との間で回転させるアクチュエータを制御するように構成されていてもよい。フラップ(または弁)を所定の割合までのみ閉鎖する(例えば、弁を10%、20%、50%、70%、90%またはあらゆるその他の量だけ閉鎖する)様々な部分的に閉鎖された位置があってもよい。制御ユニットは、フラップ100を連続的にまたは段階的に様々な位置(開放、閉鎖、部分的な閉鎖など)の間で回転させるアクチュエータを制御するように構成されていてもよい。
様々な実施の形態の有利な態様を以下のように要約することができる。
本発明は、排気フラップ100の適切な形状と、弁の開放位置における排ガスの流れ105とを特徴とすることができる。これは、以下の利点を有する。開放弁位置において、通常の流れが最適化される。妨害されない流れは、わずかな圧力降下によりターボチャージングプロセスの最大効率を保証する。圧力平衡されたフラップ100は、排気ブレーキアクチュエータの性能を高める。応答時間を改善し、弁の位置決め精度を高め、EGRおよび排気ブレーキ双方の最適な性能を保証するために、アクチュエータサイズを減じることができる。圧力平衡された弁は、部分的に開放または閉鎖されたフラップ100において流体流れによって生ぜしめられるトルクを減じる。
圧力平衡された、および圧力平衡されていない排気ブレーキフラップ設計の例が、図4/5および6にそれぞれ示されている。圧力平衡されていないフラップ600は、弁を閉鎖するプロセスの間、トルクの連続的に増大する特性を有する。圧力平衡されたフラップ100は、フラップ100の閉鎖位置において部分的に減少するトルクを示す(図2参照)。
1つまたは複数の圧力平衡された弁は、ターボチャージャタービン245の上流に位置決めされている(図3参照)。圧力平衡された弁100は、(圧力平衡されていないフラップ600と比較して)部分的に開放した弁位置および完全に閉鎖された弁位置において、発生したトルクを減じることを特徴とする。圧力平衡は、類似の横断面形状を備えるフラップ100の2つの有効なアームによって達成されるのに対し、平衡されていないフラップ600は、1つのアームしか有さないか、または著しく異なるアーム横断面を有する。
別の実施の形態では、開放位置における流れの最小限の妨害または妨害なしが達成される。例えば、開放位置において、少なくとも1つのフラップ/アームは、タービン上流位置における弁体に関する流体流れの壁部220の一部であることができ、流れの妨害の減少を保証し、その結果、低い圧力降下を生じる(図4参照)。
別の有利な構成では、圧力平衡された弁は排気制動機能を有するおよび/または圧力平衡された弁はEGR補助機能を有する。さらに、圧力平衡されたフラップ100は、閉鎖された弁位置における小さな開放トルクによる圧力制限機能を有してもよい。タービン補助機能は、VGT(可変ジオメトリターボチャージャ)などの圧力平衡された弁によって流れ105を制御または案内することによって達成されてもよい。
説明および図面は、単に、開示の原理を示している。これにより、当業者が、本明細書に明示的に説明または図示されていないが、開示の原理を具体化しかつその範囲に含まれる様々な配列を考案することができることが認められるであろう。
さらに、各実施の形態は、別の例として独立していてもよいが、他の実施の形態では、定義された特徴を異なって組み合わせることができ、すなわち、1つの実施の形態において説明された特定の特徴は、他の実施の形態において実現されてもよいことに留意すべきである。このような組合せは、特定の組合せが意図されていないことが述べられていない限り、本明細書における開示によってカバーされている。
100,600 フラップ
105 排ガスの流れ
110 第1のアーム部分
120 第2のアーム部分
130,604 支持部分
135,605 回転軸
210,610 管状構造
212,612 第1の少なくとも部分的に直線的な部分
214,614 第2の少なくとも部分的に直線的な部分
218 凹所
220 側壁
230 取付け構造
240 ターボチャージャユニット
241 接続部分
245 タービン
260,660 湾曲部
262,662 外側湾曲部
264,664 内側湾曲部
300 燃焼エンジン
410 吸気マニホールド
R 回転運動

Claims (12)

  1. 燃焼エンジン(300)からの排ガスの流れ(105)の圧力を制御することによって車両を制動するためのフラップ(100)において、該フラップ(100)は、
    第1のアーム部分(110)と、
    第2のアーム部分(120)と、
    前記第1のアーム部分(110)と前記第2のアーム部分(120)との間に配置された支持部分(130)と、を備え、該支持部分(130)は、前記排ガスの流れ(105)の横断面において接線をなす回転軸(135)を中心にして回転可能に前記フラップ(100)を取り付けるように構成されており、
    前記第1のアーム部分(110)および前記第2のアーム部分(120)は、前記回転軸(135)を中心に前記フラップ(100)に作用する最大トルクを制限するために、前記第1のアーム部分(110)に作用する圧力を前記第2のアーム部分(120)に作用する圧力と平衡させるための形状を有することを特徴とする、車両を制動するためのフラップ(100)。
  2. 前記第1のアーム部分(110)および/または前記第2のアーム部分(120)は、前記排ガスの流れ(105)における乱流を減じるために、前記流れ(105)の方向で湾曲した面を有する、請求項1記載のフラップ(100)。
  3. 前記第1のアーム部分(110)および/または前記第2のアーム部分(120)は、前記第1のアーム部分(110)および/または前記第2のアーム部分(120)が、前記排ガスの流れ(105)を案内する壁部の一部であるように配置されている、請求項1または2記載のフラップ(100)。
  4. 前記第1のアーム部分(110)および/または前記第2のアーム部分(120)は、閉鎖位置においてゼロではない開放トルクが前記フラップ(100)に作用することを可能にする形状を有する、請求項1から3までのいずれか1項記載のフラップ(100)。
  5. 車両の燃焼エンジン(300)用の排ガスシステム(200)において、
    排ガスを燃焼エンジン(300)から案内するための、側壁(220)を備える管状構造(210)と、
    前記排ガスの流れ(105)を抑制する閉鎖位置と、前記排ガスの流れ(105)を前記側壁(220)に沿って流れさせる開放位置との間で回転するように前記側壁(220)に取り付けられた、請求項1から4までのいずれか1項記載のフラップ(100)と、
    を備えることを特徴とする、車両の燃焼エンジン(300)用の排ガスシステム(200)。
  6. 前記排ガスシステム(200)を前記燃焼エンジン(300)に取り付けるための取付け構造(230)と、
    前記排ガスの流れ(105)の圧力によって駆動されるターボチャージャユニット(240)と、をさらに備え、
    前記フラップ(100)は、前記ターボチャージャユニット(240)の上流に配置されている、請求項5記載の排ガスシステム(200)。
  7. 前記ターボチャージャユニット(240)は、タービン(245)を有する可変ジオメトリターボチャージャであり、前記フラップ(100)は、前記タービン(245)内への前記排ガスの流れ(105)が通過する流路形状を制御するために、前記タービン(245)に近い位置に取り付けられており、これにより、前記可変ジオメトリターボチャージャのための補助を可能にしている、請求項6記載の排ガスシステム(200)。
  8. 前記管状構造(210)は、湾曲部(260)有し、該湾曲部(260)は、前記管状構造(210)によって前記湾曲部(260)に沿って案内される前記排ガスの流れ(105)に関して外側湾曲部(262)と内側湾曲部(264)とを備え、前記フラップ(100)が取り付けられた前記側壁(220)は、前記外側湾曲部(262)である、請求項5から7までのいずれか1項記載の排ガスシステム(200)。
  9. 前記湾曲部は、前記管状構造(210)の第1の少なくとも部分的に直線的な部分(212)を前記管状構造(210)の第2の少なくとも部分的に直線的な部分(214)に接続しており、前記排ガスの流れ(105)の方向において、前記第1のアーム部分(110)は、湾曲させられておりかつ前記外側湾曲部(262)の一部であり、前記第2のアーム部分(120)は、平坦でありかつ前記管状構造(210)の前記第2の少なくとも部分的に直線的な部分(214)の一部である、請求項8記載の排ガスシステム(200)。
  10. 前記フラップ(100)は、前記閉鎖位置において前記車両を制動するように構成された制動フラップ(100)である、請求項5から9までのいずれか1項記載の排ガスシステム(200)。
  11. 前記排ガスを前記燃焼エンジン(300)の出口から前記燃焼エンジン(300)の入口へ方向付けることができる排ガス再循環システムをさらに備え、
    前記フラップ(100)は、前記開放位置から前記閉鎖位置へ徐々に回転するように制御可能であり、これにより、排ガス再循環を徐々に増大させる、請求項5から10までのいずれか1項記載の排ガスシステム(200)。
  12. 前記開放位置と、前記閉鎖位置および少なくとも1つの部分的に閉鎖された位置との間で前記フラップ(100)の回転を制御するように構成された制御ユニットをさらに有する、請求項5から11までのいずれか1項記載の排ガスシステム(200)。
JP2017538365A 2015-01-20 2015-12-17 制動フラップおよび排ガスシステム Expired - Fee Related JP6494768B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP15000151.9A EP3048285A1 (en) 2015-01-20 2015-01-20 Braking Flap and Exhaust Gas System
EP15000151.9 2015-01-20
PCT/EP2015/080126 WO2016116229A1 (en) 2015-01-20 2015-12-17 Braking flap and exhaust gas system

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018507343A true JP2018507343A (ja) 2018-03-15
JP6494768B2 JP6494768B2 (ja) 2019-04-03

Family

ID=52358603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017538365A Expired - Fee Related JP6494768B2 (ja) 2015-01-20 2015-12-17 制動フラップおよび排ガスシステム

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP3048285A1 (ja)
JP (1) JP6494768B2 (ja)
CN (1) CN107208533B (ja)
BR (1) BR112017014473A2 (ja)
WO (1) WO2016116229A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10184349A (ja) * 1996-12-24 1998-07-14 Toyota Motor Corp デュアル排気管
JP2001065356A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Aisin Seiki Co Ltd ターボチャージャ
JP2009079552A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Toyota Motor Corp 内燃機関
EP2295769A1 (en) * 2009-08-14 2011-03-16 International Engine Intellectual Property Company, LLC. Exhaust system for engine braking
WO2012081049A1 (ja) * 2010-12-13 2012-06-21 三菱電機株式会社 排気ガス循環バルブ
WO2013124023A1 (de) * 2012-02-25 2013-08-29 Daimler Ag Abgasverteiler

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2641376A1 (de) * 1976-09-15 1978-03-16 Kloeckner Humboldt Deutz Ag Aufgeladene brennkraftmaschine
JPS5918230A (ja) * 1982-07-21 1984-01-30 Kanesaka Gijutsu Kenkyusho:Kk 低圧縮比タ−ボ過給圧縮着火エンジン
DE4035821A1 (de) * 1990-11-10 1992-05-14 Bayerische Motoren Werke Ag Stroemungskanal mit einer drosselklappe
DE102004062625A1 (de) * 2004-12-24 2006-07-06 Volkswagen Ag Vorrichtung zur Leitung eines Abgasstroms und Anordnung mit einem Abgasturbolader
SE528647C2 (sv) * 2005-05-18 2007-01-09 Scania Cv Ab Avgasbroms
KR100993377B1 (ko) * 2008-02-01 2010-11-09 기아자동차주식회사 가변 터보 과급기 및 가변 터보 과급기 제어방법
JP2010101271A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可変容量タービン
EP2449233A1 (en) * 2009-06-29 2012-05-09 International Engine Intellectual Property Company, LLC Engine brake using brake valve and partial admission flow turbine turbocharger
AT512567B1 (de) * 2012-03-01 2014-03-15 Man Truck & Bus Oesterreich Ag Funktionsmodul mit einem Abgasturbolader und einem Abgaskrümmer
DE102012012875A1 (de) 2012-06-28 2014-01-02 Man Truck & Bus Ag Verfahren und Vorrichtung zum Steuern zumindest einer Bremsklappe

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10184349A (ja) * 1996-12-24 1998-07-14 Toyota Motor Corp デュアル排気管
JP2001065356A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Aisin Seiki Co Ltd ターボチャージャ
JP2009079552A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Toyota Motor Corp 内燃機関
EP2295769A1 (en) * 2009-08-14 2011-03-16 International Engine Intellectual Property Company, LLC. Exhaust system for engine braking
WO2012081049A1 (ja) * 2010-12-13 2012-06-21 三菱電機株式会社 排気ガス循環バルブ
WO2013124023A1 (de) * 2012-02-25 2013-08-29 Daimler Ag Abgasverteiler

Also Published As

Publication number Publication date
CN107208533B (zh) 2020-03-03
JP6494768B2 (ja) 2019-04-03
EP3048285A1 (en) 2016-07-27
WO2016116229A1 (en) 2016-07-28
CN107208533A (zh) 2017-09-26
BR112017014473A2 (pt) 2018-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8615996B2 (en) Turbine assembly for a turbocharger, having two asymmetric volutes that are sequentially activated, and associated method
US9890700B2 (en) Systems and methods for a variable geometry turbine nozzle
CN103534461A (zh) 双流涡轮机壳体式涡轮增压器
US10697377B2 (en) Turbine supercharger and two-stage supercharging system
JP4924741B2 (ja) バルブ駆動装置
WO2009119392A1 (ja) 排気制御バルブを備えた排気タービン
JP2016500416A (ja) タービンの排気ガス案内部及びタービンの制御方法
WO2016035329A1 (ja) ターボチャージャの排気タービン
JP5664595B2 (ja) ターボチャージャ
US20150267606A1 (en) Turbocharger
JP2013531771A (ja) 流体弁
JP6011186B2 (ja) ターボチャージャ
JP6494768B2 (ja) 制動フラップおよび排ガスシステム
US10844778B2 (en) Exhaust-flow-rate control valve, and two-stage supercharging system provided with same
JP2007192130A (ja) ターボチャージャ
US10508592B2 (en) VGT for vehicle
WO2015066258A1 (en) Rotary wastegate valve
JP2010216365A (ja) 内燃機関の過給システム
US9657636B2 (en) Wastegate assembly in a turbine
JP2007192124A (ja) ターボチャージャ
JP7357848B2 (ja) ターボチャージャ
JP2006112323A (ja) 可変容量コンプレッサ及び内燃機関
JP6117532B2 (ja) 排気ターボ過給機付き内燃機関
JPWO2022130615A5 (ja)
GB2400633A (en) Variable flow nozzle

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181015

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6494768

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees