JP2018507005A - 飲料摂取物を調製するためのシステム - Google Patents

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飲料摂取物を調製するためのシステムであって、飲料調製装置、および飲料関連成分を保持するように配設された少なくとも1つの交換可能な供給パックを備えている。該飲料調製装置は、飲料出口を有する混合チェンバー、液体を該混合チェンバーへ供給するための液体流路を含んでいる液体供給手段、空気を該液体流路へ供給するための空気供給手段、および駆動シャフトを備えている。該少なくとも1つの交換可能な供給パックは、飲料関連成分を保持するための容器、および出口を有する配量器を備えており、該配量器は、該容器から該配量器の該出口へ配量された仕方で、飲料関連成分を供給するように配設されている。該少なくとも1つの交換可能な供給パックと該飲料調製装置とは、機械的に接続可能であり、そして接続されるときに該配量器の該出口が、混合チェンバーと流体連絡され、そして、該駆動シャフトが稼動されるときに、飲料関連成分が該配量器出口から該混合チェンバー内へ供給されるように、該飲料調製装置の駆動シャフトは、該飲料調製装置から該配量器へトルクを伝達するように配設されている。【選択図】図1

Description

本発明は、飲料関連成分、例えば濃厚物から飲料摂取物を調製するためのシステムに関する。飲料関連濃厚物の例は、コーヒー濃厚物、ココア濃厚物、紅茶濃厚物、およびミルク濃厚物である。その様なシステムは、混合チェンバー、混合チェンバーへ水のような液体を供給するための液体供給手段、および該混合チェンバーへ飲料関連成分(例えば濃厚物)を供給するための手段を備えている。さらに、該システムは、気泡層を有する飲料摂取物を作るために該混合チェンバーへ空気を供給する手段を含みうる。
そのようなシステムは公知である。飲料関連成分が混合チェンバー内の液体と混合されるシステムにおいて、混合チェンバーおよび、液体及び/又は成分供給手段は、混合物からの残留物で汚されうる。混合物残留物は、結果的にシステムを詰まらせる原因になりえ、及び/又は望ましくない細菌の繁殖さえをももたらしうる。さらに消費者は、作られた飲料摂取物の外観に関して一層批判的になる。このことは、飲料関連成分(例えば濃厚物)が、混合チェンバー内で液体(例えば水)と混合されるシステムについて特に本当である。
したがって、摂取用の飲料を調製する改良されたシステムを提供することが本発明の1つの目的である。追加的及び/又は代替的に、改良された衛生状態を有するシステムを提供することが、本発明の1つの目的である。追加的及び/又は代替的に、改良された気泡層を有する飲料摂取物を作るシステムを提供することが、本発明の1つの目的である。
それに加えて本発明に従うと、飲料摂取物、例えばコーヒー、紅茶、カプチーノ、ルンゴ、エクスプレッソなどを調製するためのシステムが提供される。該システムは、飲料調製装置と、飲料関連成分を保持するように配設された少なくとも1つの交換可能な供給パックとを備えている。該飲料関連成分は、濃厚物でありうる。飲料関連成分の例は、コーヒー濃厚物、ココア濃厚物、紅茶濃厚物およびミルク濃厚物でありうる。該飲料調製装置は、飲料出口を有する混合チェンバー、液体(例えば圧力下での水)を該混合チェンバーへ供給するための液体流路を含む液体供給手段、空気を該液体流路へ供給するための空気供給手段、および駆動シャフトを備えている。該少なくとも1つの交換可能な供給パックは、飲料関連成分を保持するための容器、および出口を有する配量器を含んでいる。該配量器は、該容器から該配量器の出口へ、配量された仕方で該飲料関連成分を供給するように配設されている。該少なくとも1つの交換可能な供給パックと該飲料調製装置とは機械的に接続可能である。接続されるとき、該配量器の出口は、該混合チェンバーと流体連絡されており、そして該飲料調製装置の駆動シャフトは、該駆動シャフトが稼動されるときに該飲料関連成分が該配量器の出口から該混合チェンバー内へ供給されるように、該飲料調製装置から該配量器へトルクを伝達するように配設されている。該混合チェンバーは、該少なくとも1つの交換可能な供給パックの該配量器から濃厚物を受け取るための供給開口部を備えている。例えば、該供給開口部は、該飲料関連成分が、該配量器の出口から該混合チェンバー内へ実質的に重力の影響の下で流れうるように、該混合チェンバーの頂部に向けて置かれうる。
任意的に、該飲料調製装置は、該駆動シャフトをXrpmで回転させるように配設されており、Xは、20〜5000の範囲に、好ましくは50〜2200の範囲内に存在し、該配量器は、もし該配量器がXrpmで駆動されるならば、該配量器は、C*X/60ml/秒で該成分を配量するように配設されている。Cは、0.05〜1の範囲内に、好ましくは0.1〜0.3の範囲内に存在している。Cは、駆動シャフトの回転当りの飲料関連成分の体積である。駆動シャフトの1分当りの回転と配量器によって配量された成分の総量との関係は、望まれた強さとフレーバーを有する飲料摂取物を生み出すことが見出された。
任意的に、飲料調製のために使用中、該駆動シャフトによって該配量器へ印加されるところの該トルクは、0.1〜0.8Nmの範囲内に、好ましくは0.15〜0.45Nmの範囲内に存在するように、該システムは配設されている。上記の範囲内で該駆動シャフトから該配量器へトルクを伝達することは、望まれた配量をもたらすことが見出された。
任意的に、該飲料調製装置は、該1の飲料のために該混合チェンバー内へ液体のZmlを配量するように配設されており、Zは、2〜10000の範囲内に、好ましくは10〜300の範囲内に存在し、そして該システムは、該1の飲料の調製のために該混合チェンバー内へYmlの飲料関連成分を配量するように配設されており、Yは、0.1〜5000の範囲内に、好ましくは1〜100の範囲内に存在している。該装置が上記の範囲の液体を該混合チェンバーへ配量するとき、該システムは、望まれた強さとフレーバーとを有する飲料摂取物を一貫して作り出すために、上の範囲の飲料関連成分を該混合チェンバーへ配量することが望ましいことが見出された。
任意的に、該飲料調製装置は、該1の飲料のために該混合チェンバー内へ液体のZmlを配量するように配設されており、Zは、2〜10000の範囲内に、好ましくは10〜300の範囲内に存在し、そして該システムは、該1の飲料の調製のために該混合チェンバー内へD*Zmlの飲料関連成分を配量するように配設されており、Dは、0.02〜0.5の範囲内に、好ましくは0.04〜0.3の範囲内に存在している。Dは、該1の飲料の調製用の液体の体積に対する飲料関連成分の体積の比である。該混合チェンバーへ配量された液体の量と該システムによって配量された飲料関連成分との間のこの関係が、望まれた強さとフレーバーとを有する飲料を一貫して作り出すことが見出された。
任意的に、該飲料調製装置は、該1の飲料の調製のために、該混合チェンバーへ平均Qml/秒で該液体が配量されるように配設されており、Qは、5〜30の範囲内に、好ましくは8〜12の範囲内に存在し、そして該システムは、該1の飲料の調製のために、該成分が、該混合チェンバー内へ平均Rml/秒で配量され、Rは、0.1〜15の範囲内に、好ましくは0.32〜3.6の範囲内に存在するように配設されている。Rは、該混合チェンバーへの該飲料関連成分の流れである。上の範囲の装置の流速で、該システムが、望まれた強さとフレーバーとを有する飲料を一貫して作るために、上の範囲で飲料関連成分を配量することは望ましいことが見出された。
任意的に、該飲料調製装置は、該1の飲料の調製のために、該液体が該混合チェンバーへ平均Qml/秒で配量されるように配設されており、Qは、5〜30の範囲内に、好ましくは8〜12の範囲内に存在し、そして該システムは、該1の飲料の調製のために、該飲料関連成分は、該混合チェンバー内へ平均F*Qml/秒で配量され、Fは、0.02〜0.5の範囲内に、好ましくは0.04〜0.3の範囲内に存在している。Fは、該1の飲料を調製するための液体流に対する飲料関連成分流の比である。この液体配量の速さと飲料関連成分の配量の速さとの間の関係が、望まれた強さとフレーバーとを有する飲料を作ることが見出された。
任意的に、該飲料調製装置は、該1の飲料の調製のために、該液体が該混合チェンバー内へ噴流の形状で配量されるように配設されており、該噴流は、平均でVm/秒の速さを有し、Vは、4〜30の範囲内に、好ましくは6〜20の範囲内に存在している。上の範囲の平均速さを有する噴流は、該液体と該飲料関連成分との混合を促進し、そして気泡の生成を改良しうることが見出された。
任意的に、該飲料調製装置は、もし該1の飲料の調製のために該液体が該混合チェンバー内へ噴流の形状でQml/秒で配量されるならば(ここで好ましくは、Qは、5〜30の範囲内、好ましくは8〜12の範囲内に存在している)、該噴流の該速さはQ/Em/秒であるように配設されており、Eは、該噴流の液体の平方mmでの断面積であり、そしてEは、0.17〜7.5の範囲内に、好ましくは0.4〜2の範囲内に存在している。該混合チェンバーへの液体の流速と該噴流の速さとの間の上の関係は、飲料摂取物を許容可能な時間内で作りながら、混合を促進することが見出された。
任意的に、該飲料調製装置は、該1の飲料の調製のために、該液体がG秒の間に該混合チェンバーへ配量されるように配設されており、Gは、0.5〜10000の範囲内に、好ましくは1〜30の範囲内に存在している。上の範囲は、飲料摂取物を許容可能な時間内に作ることが見出された。
任意的に、該液体供給手段は、液体を該混合チェンバーへ5〜30ml/秒、好ましくは8〜12ml/秒の流速で供給するように配設されている。そのような流速は、飲料摂取物を許容可能な時間内に作ることが見出された。
任意的に、該液体供給手段は、4〜30m/秒、好ましくは6〜20m/秒の安定な速さを有する液体の噴流を生成するように配設されている。安定な速さは、該液体供給手段が安定な速さに達したときの噴流の速さであることが理解されよう。該液体供給手段は、例えば、液体の噴流が安定な状態に至る前に作り出されるところの増加状態を有しうる。また、該液体供給手段が不稼働のとき、減少状態もありうる。上述の範囲の安定な速さを有する噴流は、飲料関連成分の混合および気泡生成を促進することが見出された。さらに、上述の範囲の安定な速さを有する噴流は、衛生状態を改善する。
任意的に、該飲料調製装置、および該少なくとも1つの交換可能な供給パックの該配量器は、飲料関連成分、例えば濃厚物、を該混合チェンバーへ0〜14ml/秒、好ましくは0〜7ml/秒の速さで供給するように配設されている。そのような流速は、飲料摂取物を許容可能な時間内に作り出すことが見出された。
任意的に、飲料摂取物を調製するための1飲料サイクルの間、該飲料調製装置は、該駆動シャフトを0.5〜10000秒間、好ましくは0.5〜30秒間稼動するように配設されている。
任意的に、飲料摂取物を調製するための1飲料サイクルの間、該配量器は、該駆動シャフトが0.05〜1000秒間稼動されるとき、飲料関連成分の0.1〜5000mlが配量されるように配設されている。任意的に、飲料摂取物の調製中、該配量器は、該駆動シャフトが0.5〜30秒間稼動されるとき、飲料関連成分の1〜100mlを配量するように配設されている。飲料関連成分の上記範囲を供給する配量器を有する交換可能な供給パックは、該飲料調製装置によって上記の範囲で稼動されるとき、望まれた強さとフレーバーを有する飲料摂取物が望まれた時間内に提供されることが見出された。望まれた時間は、該液体供給手段の構成によって引き延ばされうるか、または飲料摂取物を待つための許容可能な時間であることを消費者が見出す時間によって引き延ばされうる。
任意的に、該配量器は、駆動シャフト回転当たりの飲料関連成分の0.05〜1.0ml、好ましくは駆動シャフト回転当たりの飲料関連成分の0.1〜0.3mlを配量するように配設されている。この関係は、システムおよび消費者の要求に合うことが見出された。
任意的に、該飲料調製装置は、稼動中、該駆動シャフトを実質的に毎分の回転(rpm)が20〜5000、好ましくは毎分の回転が50〜2200で運転するように配設されている。該駆動シャフトの運転は、増大相(ここでは、分当たりの回転が目標の分当たりの回転数よりも小さい)を有しうることが理解されよう。例えば、もしステッピングモータによって駆動されると、モータは第1の回転数(rpm)で開始しうる。増大相の間、該モータの回転数は徐々に、例えば50ミリ秒毎に、目標回転数に到達するまで増加されうる。
任意的に、飲料摂取物を調製するための1飲料サイクルの間、該配量器は、該駆動シャフトが1分当り実質的に50〜2200回転で、0.5〜30秒間稼動されるとき、飲料関連成分の1〜100mlを配量されるように配設されている。任意的に、飲料摂取物を調製する間、該配量器は、該駆動シャフトが1分当り実質的に20〜5000回転で、0.05〜1000秒間稼動されるとき、飲料関連成分の0.1〜5000mlを配量されるように配設されている。上の範囲は、望まれた特性、例えば強さとフレーバーを有する飲料摂取物を許容可能な時間内に調製するために見出された。
任意的に、該飲料調製装置は、0.05Nmを超える、好ましくは0.1Nmを超える、そして最も好ましくは0.2Nmを超えるトルクを該配量器へ伝達するために、稼動中該駆動シャフトを動作させるよう配設されている。該配量器を稼動するために、該駆動シャフトから該配量器へ所定のトルクの量が伝達されることが要求されることが望ましいことが見出された。これは正確性を改善しうる。
任意的に、飲料摂取物を調製するための1飲料サイクルの間、該駆動シャフトが1分当り実質的に50〜2200回転で、0.5〜30秒間稼動されるとき、該配量器は、飲料関連成分の1−100mlを配量するように配設されている。ここで該駆動シャフトは該配量器へ0.2Nmを超えるトルクを伝達する。これらの条件において、望まれた飲料摂取物が、望まれた時間以内に作られることが見出された。
任意的に、飲料摂取物を調製するための1飲料サイクルの間、該飲料調製装置は、液体供給手段を0.5〜1000秒の期間、好ましくは1〜30秒の期間稼動するように配設されている。任意的に、飲料摂取物を調製するための1飲料サイクルの間、該飲料調製装置は、該液体供給手段を0.5〜1000秒の期間、好ましくは1〜30秒の期間稼動するように配設されており、そして該液体供給手段の稼動の期間中、該飲料調製装置はさらに、飲料関連成分の0.1〜5000ml、好ましくは1〜100mlが該配量器の出口から該混合チェンバーへ供給されるように、該駆動シャフトを稼動するように配設されている。これは、飲料体積の5〜10000ml、好ましくは飲料体積の15〜300mlをもたらす。このようにして、該システムはまた、飲料の質を維持しつつ、飲料の量の範囲を作り出すことが出来る。
任意的に、該混合チェンバーは、1〜20mlの、好ましくは2〜8mlの、最も好ましくは4〜5mlの容積を有している。該システム、例えば液体供給手段、駆動シャフト、および配量器の動作範囲について、該混合チェンバーのこの容積範囲は、望まれた特性を有する飲料摂取物を作ることが見出された。これらの量の範囲はまた、気泡の形成を促進しうる。
任意的に、飲料摂取物を調製するための1飲料サイクルの間、該飲料調製装置は、該液体供給手段を第1期間の間に稼動するように且つ該駆動シャフトを第2期間の間に稼動するように配設されており、該第1期間および該第2期間は重なっている。任意的に、該第1期間の間、該液体供給手段は、液体の2〜10000ml、好ましくは液体の10〜290mlを供給するように配設されており、そして該配量器は、該第2期間中の該駆動シャフトの稼動中、飲料関連成分の0.1〜5000ml、好ましくは飲料関連成分の1〜100mlを供給するように配設されている。これらの供給範囲は、望まれた時間内に望まれた飲料摂取物を作り出すことが見出された。
任意的に、該第1期間は、該第2期間の0〜1秒前に始まる。該配量器を駆動し且つ飲料関連成分を該混合チェンバーへ供給するために該駆動シャフトを稼動する前に該液体供給手段を稼動することは、より良好な混合を促進しうる。任意的に、1飲料サイクルの間、該飲料調製装置は、該少なくとも1つの交換可能な供給パックの該配量器を駆動するように該駆動シャフトを稼動する前に該液体供給手段を稼動するように配設されており、そして好ましくは、該駆動シャフトは、該液体供給手段の稼動の後0〜1秒に稼動される。
任意的に、該第2期間は、該第1期間が終わる0〜5秒、好ましくは0〜3秒前に終わる。このようにして、該液体供給手段は、該装置が該配量器を駆動するのを止めた後、1飲料サイクルの最後で、稼動されたままである。これは、該液体供給手段の引き伸ばされた稼動が該混合チェンバーを洗い落とすので、衛生状態を促進することが見出された。
任意的に、1飲料サイクルの最後で、該飲料調製装置は、該飲料調製装置が該駆動シャフトの稼動を停止した後に該液体供給手段を稼動するように配設されている。ことによると、該液体供給手段は、1飲料サイクルの最後で稼動され続けられか、または、再開されうる。再度、これは衛生状態を改善することおよび混合物残留の堆積を減らすことが見出された。この場合、該飲料調製装置は、該飲料調製装置が該駆動シャフトの稼動を停止した後、0〜5秒の期間に、より好ましくは0〜3秒の期間、該液体供給手段を稼動するように配設されていることが望ましい。
任意的に、1飲料サイクルの最後で、該飲料調製装置は、該飲料調製装置が該駆動シャフトの稼動を停止した後に、5〜30ml、好ましくは8〜15mlの水が該混合チェンバーへ供給されるように該液体供給手段を稼動するように配設されている。液体のこの量は、特に該混合チェンバーが1〜20ml、好ましくは2〜8ml、最も好ましくは4−5mlの容積を有するとき、該混合チェンバーを洗い落とすのに十分であることが見出された。該混合チェンバーを洗い落とすことに加えて、液体のこの量は、該混合チェンバーを充填させ、そして該配量器の出口と該混合チェンバーとの間の流体連結部を洗い落とす。好ましくは、該混合チェンバーは、直径が上向き垂直方向に広がるように、先細にされており、該飲料調製装置が該駆動シャフトの稼動を停止した後に、該液体供給手段によって供給された液体は、該液体の水準が該混合チェンバー内で上昇しそして該配量器の出口を洗浄し、そして特に該配量器の出口バルブを洗浄するように、先細にされた混合チェンバーによって上方に向けられる。任意的に、該飲料調製装置は、水の5〜30ml、好ましくは8〜15mlが該混合チェンバーへ供給されるように、該液体供給手段を稼動するように配設され、そして該液体供給手段の動作の間、該飲料調製装置は、該駆動シャフトを稼動しない。上で述べたように、液体のこの量は、該混合チェンバー、および該配量器の出口と該混合チェンバーとの間の流体連結部(該配量器の出口を含む)を洗い落とすには十分であることが見出された。このような方法において、洗浄サイクルは、飲料サイクルとは独立に実行されうる。例えば、洗浄サイクルは、予めプログラムされた任意の時間に実行されうる。
任意的に、該配量器は、前記パックの容器から該飲料関連成分を受け取るために且つ該成分を出口へポンプで移送するために、入口と該出口との間にポンプチャネルを含むポンプアセンブリを備えている。
任意的に、該ポンプアセンブリは、ポンプチェンバー、および前記ポンプチェンバー内に配設されたギアポンプを形成する少なくとも2つの相互に係合するギアをさらに備えており、前記ギアの少なくとも1つは、駆動ギアを形成し、該駆動ギアは、該ギアポンプを動作させるために、該飲料調製装置の駆動シャフトを受けるためのシャフト開口部を備えている。
任意的に、該シャフト開口部は、該ポンプチェンバーの支持壁の軸受け開口部と一致しており、可撓性シール部は、該駆動ギアと該支持壁との間に少なくとも配設されており、該シール部は、該シャフト開口部と一致する貫通開口部および該駆動軸を受けるための該軸受け開口部を備えている。この配量器は、その様なシステムにおいて良好に動作することが見出された。
任意的に、該液体供給手段は、該液体を噴流の形状において該混合チェンバー内へ供給するように配設されている。
任意的に、該液体流路は、第1ノズルを含んでおり、該液体流路は、該噴流の流れ方向に延在する外側液体部分および該噴流の流れ方向に延在する内側空気部分を有している液体の中空噴流を生成するように配設されており、該外側液体部分は該内側部分を囲んでいる。このようにして、中空噴流は、ストローの形状を有しており、該ストローの内側は、該噴流の内側の空気部分を表し、そしてストロー自体は、該噴流の外側液体部分を表している。このようにして、中空噴流は実際、空気の噴流と該空気の噴流を取り囲むところの液体の中空噴流との組み合わせである。空気の噴流流れ方向および液体の中空噴流の流れ方向は同じである。中空噴流は、液体と空気の両方を該混合チェンバーへ供給する効果的仕方であることが見出された。任意的に、第1ノズルは、該ノズルの流れ方向に亘り、該ノズルの開口部が指数関数的に減少するような先細にされた構造を有している。
1の可能な実施態様において、該液体流路内の液体の該流れは、軸方向に延在し、該システムはさらに、該軸方向に延在する空気の流れを生成するためのおよび空気の該流れを該流路内の液体の流れに実質的に同軸的(該流路内の液体の該流れの軸方向軸は、該空気流の軸方向軸と一致することを意味する)に注入するための空気注入手段を備え、該流路内の液体の該流れの該流れ方向は、中空噴流を得るように空気の該流れの流れ方向と同じである。
こうして、(最終的に)生成された該噴流は、軸方向を備えていることは妥当でありえ、該システムは、軸方向に延在する空気の流れを生成するための、および空気の流れを該噴流に実質的に同軸的に注入するための空気注入手段さらに備え、該噴流の該流れ方向は、中空噴流を得るように空気の該流れの該流れ方向と同じである。
こうして、(最終的に)生成される該噴流は、該噴流の軸方向に延在することは妥当でありえ、該システムはさらに、空気の流れを生成し且つ空気の流れを該噴流に実質的に同軸的に注入するために空気注入手段を備えており、該噴流の流れ方向は、該中空噴流を得るように空気の該流れの該流れ方向と同じである。
任意的に、該液体流路は、バルブ本体、液体入口、空気入口、および少なくとも第1出口を備える選択バルブを含んでいる。含むという言葉によって、該液体流路は該バルブを通して走ることが意図されていることが理解されよう。該液体入口は、該液体供給手段と流体連絡している。該空気入口は、該空気供給手段と流体連絡している。該少なくとも第1出口は、該混合チェンバーと流体連絡している。該選択バルブはさらに、該空気注入手段の一部分(例えば該ニードル)を含む選択子部材を備えている。該選択子部材は、該液体入口が該少なくとも第1出口と流体連絡されているところの第1位置からの移動に関して、バルブ本体に対して移動可能に搭載され、そして、該空気入口は、該選択子部材の該ニードルを介して少なくとも第1出口と流体連絡している。このようにして、中空噴流は、該選択バルブで生成されうる。好ましくは、該選択子部材は、バルブ要素の部分が該液体流路に入ったり出たり摺動しうるように摺動可能に搭載されている。好ましくは、該第1ノズルは該選択子部材の下流に置かれている。より好ましくは、該第1ノズルは、該バルブ内に含まれている。好ましくは、該選択子は、混合チェンバーに入る該液体の流れに対して垂直な方向に可動である。好ましくは、該選択子は、該空気流の軸方向軸と一致するところの、該流路における該流体流の軸方向のそれに垂直方向軸に可動である。このようにして、該選択子の動きは、該中空噴流を得るために、空気の該流れの該流れ方向と同じであるところの該流路の液体の該流れの該流れ方向に垂直である。好ましくは、該選択子の動きは、該混合チェンバーへの液体の該流れに実質的に垂直な平面内の回転運動である。
任意的に、該選択子部材は、セラミック要素、好ましくはディスクのような形状のものを備え、そして該ニードルが開口部内に軸方向に延在している開口部を備えている。このようにして、該液体入口および液体供給手段からの液体は、軸方向に延在している液体流路を有する該ニードルの周りを流れうる。該ニードルは、軸方向に延在する空気流を生成するための且つ該空気流を該流路内の該液体流に実質的に同軸的に注入するための空気注入手段を与える。これは、中空噴流を形成し、それは実質的に該第1ノズルを通して流れ、そして該少なくとも第1出口を介して該バルブを出て、該混合チェンバー内へ入る。
任意的に、該選択子部材は、該液体入口が該少なくとも第1出口と流体連絡しているところの第2位置へ移動可能である。該第2位置において、該空気入口から該少なくとも第1出口への流体連絡は、閉塞される。該第2位置において、該空気入口と該少なくとも第1出口との間の流体接続は、形成されない、または、最早形成されない、すなわち、それは、例えば該選択子部材によって閉塞されることが理解されよう。このようにして、該選択バルブは、中空噴流を形成するために該ニードルへ空気を選択的に供給するために空気バルブを組み入れている。
任意的に、選択子部材は、該液体入口から該少なくとも第1出口への流体連絡が遮断される第3位置まで移動しうる。この位置において、該空気出口から該少なくとも第1出口までの流体連絡は、例えば選択子部材によって、遮断され、形成されず、最早形成されず、または詰まらされる。このような方法で、該装置の該液体供給手段からの圧力は、もし例えば複数の(例えば2つの)飲料調製ユニットが該飲料調製装置内に準備されても、維持されうる。例えば、1つのユニットは、コーヒー関連飲料成分のために準備されえ、そして別のユニットは、ミルク関連飲料成分のために準備されうる。ミルクのないコーヒー飲料が作られるとき、ミルク飲料調製ユニットは、該液体供給手段の圧力が維持されうるように該第3位置に置かれうる。
任意的に、該バルブは、該システムの貯水槽と流体連絡している第2出口を有している。該選択子部材は、該液体入口が該第2出口と流体連絡しているところの第4位置まで移動可能である。この位置において、好ましくは、該液体入口から該少なくとも1の出口への流体連絡、および空気入口から少なくとも1の第1出口への流体連絡は、遮断されている。該第2出口は、バイパス出口である。この位置は、ボイラー圧力が高まるのを防ぐために有用であり、そして飲物作成プロセスの始めでボイラーからの空気の除去を可能にする。
任意的に、バルブはさらに、該第1ノズルを含む衛星要素を含んでいる。該衛星要素は、該選択子部材と関連付けられ、該衛星要素は、該選択子部材に相対的な自由な相対的運動の所定の限定された量を有している。従って、該衛星要素は、該選択子部材に独立に配置されうる。しかし、好ましくは、該衛星要素は、該選択子部材と同じ方向に移動可能である。該第1位置において、該液体入口と空気入口とは、該衛星部材の該第1ノズルを含む流体流路を通して流体連絡している。該流体流路は該第1ノズルを備え、そして該第1ノズルにのみ限定されないことが理解されよう。例えば、該流体流路は、該空気入口およびニードル、および水が該ニードルに沿って軸方向に空気が注入される個所へ流れることを許すように該入口および該ニードルの周りの該開口部を含みうる。
任意的に、該衛星要素は、該第1ノズルのそれとは異なる形状の追加のノズルをさらに備えている。該第2位置において、該液体入口は、該追加のノズルを含む流体流路を通して該少なくとも第1出口と流体連絡している。該衛星要素の異なるノズルが該流体流路を形成することを可能にすることによって、異なる飲料が調製されうる。
任意的に、該選択子部材は、該第1開口部から離れた第2開口部を備えている。好ましくは、該第2位置において、該液体入口は、該第2開口部を含んでいる流体流路を通して該少なくとも第1出口と流体連絡している。
1つの例において、該追加のノズルは、該少なくとも第1出口を形成している開口部と実質的に同じ直径である。該選択子部材内の該第2開口部を含み、また該少なくとも第1出口を形成する該開口部と実質的に同じ直径であるように選択された該流体流路を用いることで、1つの流体流路が、相対的により大きな直径を有している中実噴流を生成するために形成されうる。そのような噴流は気泡無し飲料を形成するのに有用である。
該バルブが該第3位置にあるとき、該少なくとも第1出口は通気されうる。これは有利的に、該混合チェンバーを空にすることを可能にする。もし衛星要素が備えられると、該通気部は、該衛星要素内のチャネルによって備えられうる。
別の可能な実施態様において、該液体流路は、該噴流の流れ方向に延在する外側液体部分と該噴流の流れ方向に延在する内側空気部分とを有している液体の中空噴流を生成するように配設されるところの該第1ノズルを含んでいる。該外側液体部分は、該内側空気部分を取り囲んでいる。
任意的に、該第1ノズルは、該混合チェンバーの側壁で終端し、そして該噴流の該外側液体部分は、該混合チェンバーに隣接する領域において該第1ノズルの内側表面の実質的な部分に接触する。このようにして、該噴流の該外側液体部分は、該混合チェンバーに隣接する領域において該第1ノズルの内側表面の大部分と密封的に接触する。これは飲料関連成分が該混合チェンバーから流出し、そして該液体流路内へ流入するのを防止する。このようにして混合物残留物の堆積は減らされうる。
任意的に、該第1ノズルは、該混合チェンバーの方へ先細にされており、該液体流路は、該第1ノズルの上流に置かれた且つ液体の実質的に中実の噴流を生成するように配設された第2ノズルを備えており、該第1ノズルおよび該第2ノズルは、実質的に中実の液体の噴流が、衝突帯域において該第1ノズルの内側表面に衝突するように相互に相対的に配置され、該第1ノズルの該内側表面に回りに該噴流を渦巻かせて、該中空の液体の噴流を形成している。好ましくは、該第1ノズルおよび該第2ノズルは、該実質的に中実の噴流が該第1ノズルの中心に対して中心を外されるように相互に対して配置されている。
このようにして、液体の中空噴流は形成される。該第1ノズル(それは例えば円錐形状でありうる)への衝突を通して、該液体は外向きに方向付けられ、そして液体の実質的に中実の噴流を部分的に取り囲む空気は、内側に向けられ、それにより液体の中空噴流を形成する。
任意的または代替的に、該液体流路は、液体の実質的に中実の噴流を生成するように配設された第1ノズルを含んでおり、該第1ノズルは該混合チェンバーの側壁で終端しており、該実質的に中実の噴流の該液体は、該混合チェンバーに隣接する領域において、該第1ノズルの内側表面の実質的な部分と接触している。このようにして、該中実噴流が空気を該混合チェンバーへ供給しないので、減らされた気泡層を有する飲物が作られうる。しかし、空気が、別の手段、例えば別の空気入口によって該チェンバーに供給されること、および気泡層を有する飲料が該中実噴流によって作られうることはあり得る。
任意的に、該第1ノズルは、該混合チェンバーの方向へ先細にされており、該液体流路は、該第1ノズルの上流に置かれた且つ液体の実質的に中実の噴流を生成するように配設された第2ノズルを備えており、該第1ノズルおよび該第2ノズルは、液体の実質的に中実の噴流が、該第1ノズルの中心に対して真中であるように相互に相対的に配置されている。実質的に中実の噴流が、該第1ノズルの中心に対して中央に置かれるので、衝突は、噴流が該第1ノズルの内部表面の周りで渦巻くことを引き起こさず、ひいては噴流は実質的に中実のままである。
任意的に、該第1ノズルおよび該第2ノズルは、少なくとも第1位置と第2位置との間で相対的に可動である。該第1位置において、該第1ノズルおよび該第2ノズルは、該第1ノズルの下流で中空噴流を生成するために、実質的に中実の噴流が、該第1ノズルの中心に対して中心を外されるように、相互に対して配置されている。該第2位置において、該第1ノズルおよび該第2ノズルは、実質的に中実の噴流が、該第1ノズルの中心に対して中心に置かれるように、相互に対して配置されている。該第1位置において、該液体供給手段は、液体の中空噴流を該混合チェンバーへ供給するように配設されている。これは、液体と空気の両方を供給するために、および気泡層を有する飲料を作るために有効な仕方である。該第2位置において、該液体供給手段は、実質的に中実の噴流を該混合チェンバーへ供給するように配設されている。これは、減らされた気泡層を有する飲料を作るのに、または気泡層がのぞまれない場合に有用でありうる。両方の場合に、該噴流の液体は、該混合チェンバーに隣接する領域内で該第1ノズルの内部表面の大部分と密封的に接触し、それは飲料関連成分が該混合チェンバーから流れ出し且つ該液体流路内へ流れ入るのを防止する。
好ましくは、該第1ノズルは、静止しており、そして該第2ノズルは、該第1ノズルに対して可動である。
好ましくは、該第1ノズルは、実質的に円錐形状である。
任意的に、該液体流路は、該第1ノズルを該第2ノズルから分離する中間部分をさらに備えており、該液体流路は、実質的に中実の噴流の周りの空気流が可能であるように配設されている。液体の実質的に中実の噴流回りの空気の流れが、サイズ、例えば断面、及び/又は該中間部分の位置によって可能にされることが理解されよう。
任意的に、該液体流路は、該第1ノズルを該第2ノズルから分離する中間部分をさらに備えており、該液体流路は、実質的に中実の噴流が、定常状態において該第2ノズルから該第1ノズルの衝突帯域へ、該中間部分の内側表面と接触することなく動くように配設されている。
任意的に、該空気供給手段は、該液体流路と流体連絡し且つ該第1ノズルの上流に置かれた空気供給ダクトを備えており、該空気供給ダクトは、該液体流路の該中間部分へ接続されている。液体の該中空噴流は、空気を該混合チェンバーへ供給するのに有効な仕方であることが見出された。
該空気供給手段は、受動的であってもよい。任意的に、該第2ノズルは、ベンチュリを含んでおり、そして液体が該第2ノズルを通って流れるとき、該液体流路内に空気を吸引するように配設されている。このようにして、空気は、該流体流路内に吸引され、そして該第1ノズルで形成された液体の該中空の噴流によって該混合チェンバーへ移動される。さらに、該受動的な空気供給手段は、空気が該液体流路内に吸引され、そして該混合チェンバー内へ供給されるときに、該混合チェンバー内での混合物の逆流を防止するのを助ける。
任意的に、該空気供給手段は、該空気供給ダクトを空気供給個所、好ましくは大気へ選択的に接続するように配設された第1空気供給バルブを備えている。このようにして、該混合チェンバーへ移動された空気の量は。制御されうる。該混合チェンバーに入る空気の量を制御することによって、該気泡層は制御されうる。
任意的に、該空気供給手段は能動的であり、該空気供給手段は、空気を該空気供給ダクトを介して該液体流路へ空気を能動的に供給するように配設された空気ポンプをさらに備えている。
任意的に、該空気供給手段は、該空気ポンプを該空気供給ダクトへ選択的に接続するように配設された第2空気供給バルブをさらに備えている。このようにして、該空気ポンプを介して該システムへ入る空気は制御されうる。
任意的に、該第1及び/又は第2空気供給バルブは、バイアスされて閉じられる。このようにして、該飲料調製装置は、該第1及び/又は第2空気供給バルブを選択的に開くように配設されている。
任意的に、該飲料調製装置は、該駆動シャフトが動作されるとき、該第1空気供給バルブを選択的に開くように配設されている。このようにして、空気は、飲料関連成分が気泡層を有する飲料摂取物を作るために供給されるのと同時に、該混合チェンバーへ供給される。
任意的に、該空気供給ダクトは、該空気供給ダクトに沿って液体が流れるのを防止するために配設された一方向バルブを含んでいる。該一方向バルブは、液体が該空気供給ダクト内へ移動することを防止する。これは、該空気供給ダクトが混合物残留物によって汚されることを防止し、そしてより衛生的であるシステムを提供する。
任意的に、該飲料調製装置は、洗い流し用流体を供給するために配設された洗い流し用手段および該洗い流し用手段を該空気供給ダクトへ選択的に接続するように配設された洗い流しバルブを備えており、該洗い流しバルブは、該洗い流し用手段によって供給された洗い流し用流体が、該洗い流しバルブから該空気供給ダクトを通って該液体流路内へそして該混合チェンバー内へ流れるように、該一方向バルブの下流に置かれている。このようにして、洗い流し用液体(例えば水)は、該空気流路の一部分および該液体流路の一部分を通して循環されうる。
任意的に、該飲料調製装置は、該第1空気バルブおよび該洗い流し用バルブを同時に開くように配設されている。
任意的に、該飲料調製装置は、該空気ポンプを動作させるように且つ例えば1飲料サイクルの最後で、1〜5秒の期間、該第2空気バルブを開くように配設されている。該空気ポンプを動作させることは、該空気流路内及び/又は液体流路内の何らかの残留液体を洗い流すのに役立ちうる。これは、該システムがより衛生的であることをもたらしうる。
任意的に、該飲料調製装置は、該空気ポンプを動作させるように且つ該駆動シャフトの可動と同時の期間中、該第2空気バルブを開くよう配設されている。このようにして、気泡層を有する飲料は作られうる。空気ポンプにより空気を能動的に供給すること、および該第2空気バルブにより該空気供給を制御すること、一方で該配量器の出口から飲料関連成分を供給することは、気泡形成プロセスへの一層の制御を与えうる。
任意的に、該液体供給手段は、液体渦巻が混合方向に生成されるように、該混合チェンバーの垂直なひろがりに対して実質的に接線方向へ、該液体を該混合チェンバーへ供給するように配設されている。このようにして、渦巻きが該混合チェンバー内に生成される。そのような渦巻は、混合を促進し且つ気泡形成を改善することが見出された。
任意的に、該混合チェンバーの直立する内壁は、液体を該混合チェンバーへ供給するための入口を備えており、該入口の近くで、該混合方向に反対向きに、傾斜部が、該混合チェンバー内の液体渦巻を該入口の領域内の該直立する壁から遠ざけるように備えられている。このようにして、該混合チェンバー内に既に在る液体は、該液体供給入口を越えて該傾斜部によって持ち上げられる。これは、液体が該入口に入りそして該液体流路を移動するのを防止するのに役立つ。このようにして、該液体流路の汚染および混合物残留物の堆積は、防止される。さらに、該混合チェンバー内の該混合物渦巻きを該液体供給入口を越えて持ち上げることによって、気泡形成が促進されることが見出された。いかなる理論によっても束縛されることを望まないで、該傾斜部は、該混合チェンバーの該入口で遠心力を減らすのに役立つことが信じられ、従ってそれは該混合チェンバーの入口での背圧を減らす。
また本発明によると、飲料調製装置が、飲料関連成分を保持する少なくとも1つの交換可能な供給パックと共に用いるために提供される。該飲料調製装置は、飲料出口を有する混合チェンバー、該混合チェンバーへ液体を供給するための液体流路を含んでいる液体供給手段、該液体流路へ空気を供給するための空気供給手段、および駆動シャフトを備えている。該飲料調製装置は、少なくとも1つの交換可能な供給パックと機械的に接続可能である。該飲料調製装置が該少なくとも1つの交換可能な供給パックと接続されるときに、該飲料調製装置の該混合チェンバーが該少なくとも1つの交換可能な供給パックの出口と流体連絡されており、そして、該飲料調製装置の該駆動シャフトは、該飲料調製装置から該少なくとも1つの交換可能な供給パックへトルクを伝達するために配設されている。該駆動シャフトが稼動されるとき、飲料関連成分は、該交換可能な供給パックの出口から該混合チェンバー内へ供給される。
また本発明によると、例えば本発明に従うシステムを用いて飲料を調製するための方法が提供される。該方法は、飲料出口および駆動シャフトを有する混合チェンバーを備える飲料調製装置を準備する;飲料関連成分を保持する少なくとも1つの交換可能な供給パックを準備する、ここで、該少なくとも1つの交換可能な供給パックは、飲料関連成分を保持する容器、および出口を有する配量器を含み、該配量器は、該容器からの該飲料関連成分を該配量器の該出口へ或る配量された仕方で供給するように配設されている;該配量器の該出口が、該混合チェンバーと流体連絡され、そして該駆動シャフトが、該飲料調製装置から該配量器へトルクを伝達するように配設されるように、該少なくとも1つの交換可能な供給パックを該飲料調製装置へ機械的に接続すること;液体を該混合チェンバーへ供給すること;空気を該混合チェンバーへ供給すること;そして飲料関連成分を該混合チェンバーへ供給するために該駆動シャフトを稼動すること;の工程を包含している。
本発明はさらに、図面を参照しつつ、それに限定されない実施例によって明らかにされるであろう。
本発明に従うシステムの交換可能なパックの配量器に接続された飲料調製装置の透視図である。 本発明に従うシステムの交換可能なパックの概略図である。 図2Aの交換可能なパックの配量器の概略の断面図である。 本発明に従うシステムの交換可能なパックと飲料調製装置との間の機械的接続の切り欠き断面図である。 本発明に従うシステムの交換可能なパックの配量器の分解斜視図である。 本発明に従うシステムの飲料調製装置の側面図である。 本発明に従うシステムの飲料調製装置の斜視の切り欠き断面図である。 本発明に従うシステムの飲料調製装置の模擬された図である。 本発明に従うシステムの飲料調製装置の上面図である。 本発明に従うシステムの飲料調製装置の側面図である。 本発明に従うシステムの飲料調製装置の1例の側面図である。 本発明に従うシステムの飲料調製装置の概略図式である。 飲料調製装置内に備えられた、第1機能位置にある選択バルブの側面図である。 図12に示されたバルブの様々な機能位置の1つを示す斜視図である。 図12に示されたバルブの様々な機能位置の1つを示す斜視図である。 図12に示されたバルブの様々な機能位置の1つを示す斜視図である。 図12に示されたバルブの様々な機能位置の1つを示す斜視図である。 図12に示されたバルブの様々な機能位置の1つを示す斜視図である。 本発明に従う飲料調製ユニットの分解斜視図である。
同一の参照番号が、複数の図面に現れる特徴に対して用いられる。飲料摂取物を調製するためのシステム1は、飲料調製装置2と、飲料関連成分を保持するために配設された少なくとも1つの交換可能な供給パック4とを備えている。図1は、飲料摂取物を調製するためのシステム1を示している。図1において、飲料調製装置2および交換可能な供給パックの配量器6が示されている。交換可能な供給パック4は、図2Aに示されている。交換可能な供給パックは、飲料関連成分(例えば濃厚物)を保持する容器5を備えている。飲料調製装置2は、飲料出口10を有している混合チェンバー8を備えている。この例において、混合チェンバー8は、約4.5mlの容積を有している。混合チェンバーは、混合チェンバーの頂部の方へ上向き方向に外向きに先細になっている(図9を参照せよ)。液体供給手段12(詳細は図5および6)は、液体、この例においては圧力下の水を、入口16を介して混合チェンバー8へ供給するように配設されている。空気供給手段18(詳細は図6)は、空気を液体流路14へ供給するように配設されている。飲料調製装置はまた、駆動シャフト20を含んでいる。配量器6は、後ほど図4に関して詳細に説明されるが、出口22を有している。配量器6は、飲料関連成分(この例においては濃厚物)を容器5から配量器6の出口22へ、配量された仕方で供給するように配設されている。
少なくとも1つの交換可能な供給パック4と飲料調製装置2とが、機械的に接続可能である。機械的接続は、図3に示されている。この例において、機械的接続は、配量器6への駆動シャフト20によってなされる。
図1および3に見られるように、接続されるとき、配量器6の出口22は、混合チェンバーの頂部における開口部26を通して混合チェンバー8と流体連絡されており、そして、駆動シャフト20が稼動されるとき、飲料関連成分(この例においては濃厚物)が配量器6の出口22から混合チェンバー8内へ供給されるように、飲料調製装置から配量器6へトルクを伝達するように、飲料調製装置2の駆動シャフト20は配設されている。
配量器6は、交換可能な供給パック5の1つの側に取り付けられ、そしてポンプアセンブリ61を含んでいる。ポンプアセンブリ61は、容器5から飲料販売装置へ成分の望まれた配量のポンピングを可能にする。交換可能な供給パック4の使用の前には、配量器6は、図2Aに見えている保護部7によって保護されうる。
配量器6を含んでいる交換可能な供給パック5の断面を示している図2Bにおいて、配量器6はどのように交換可能な供給パック4に取り付けられているかを見ることが出来る。配量器6は、パック4の容器5に固定される吐出口64内へ挿入されるところのアダプタ63を含む上部キャップ62を備えている。容器5内部において、吐出口64は、吐出口リング66によって取り付けられる。
交換可能な供給パック4の吐出口64は、アダプタ63およびそれと共に配量器6を交換可能な供給パック4へ固定するようにアダプタ63に対応して成形されうる。付け加えると、吐出口はさらに、使用中に成分の容器5の外への漏洩を防ぐように、吐出口64とアダプタ63との間の接続部を密封するように成形されうる。
配量器6は、ポンプハウジング68と底ハウジング69とによって形成されたポンプチャネル67を含んでいる。ポンプハウジング68と底ハウジング69とは、ポンプチャネル67を形成するために、それらの間で係合を可能にするように対応的に成形されうる。ポンプチャネルは少なくとも、ギアポンプ16を含むポンプチェンバー70を含んでいる(図4を参照)。成分は、ギアポンプ71を用いて容器5から配量器6の出口22へ移動される。
図4は、配量器6の分解図を示している。図4において見えるものは、アダプタ63、ポンプハウジング68、および配量器6の底ハウジング69である。ポンプチェンバー70は、2つの互いに係合するギア13および18を含んでいる。ギア72と73とは、それらとしっかりと適合しているポンプチェンバー70内に置かれ、ギアポンプ71を提供する。ギアポンプ71は、駆動ギア72(それは、反対向きの回転に被駆動ギア73を駆動する)を運転することによって運転されうる。ギア72および73の歯が、ポンプチェンバー70の壁の内側の近くを通過して動くので、流体は、ポンプチャネル67の、入力チャネル74から出力チャネル75へ汲み出される。駆動ギア72は、ギアポンプを運転するために、飲料調製装置の駆動シャフト20を受け取るためのシャフト開口部80を含んでいる。
アセンブルされた状態において、流体は、アダプタ63の開端部で入口76を通して受け取られ、そして、アセンブリの底ハウジング69の内部へ流れる。そこから、流体は更に、ポンプチェンバー70に到達するまで、入力チャネル74内へ流れる。ギアポンプが駆動シャフトによって運転されるとき、成分はギア72および73によって出口チャネル75へ出口22の方へ運ばれる。出口22の近くで、配量器はさらに、飲料販売装置への成分の供給のためにシール部77を含む。配量器6はさらに、例えば、使用中でないとき又は混合チェンバー8が細菌の繁殖を防ぐために洗浄されるときに配量器を閉じるために、出口22に配設されたバルブ24を含む。
駆動ギア73と、底ハウジング69と一体的に形成された支持壁79との間において、可撓性のシール部78が、漏洩を防止するために存在している。可撓性シール部78は、例えば、ポンプハウジング68と底ハウジング69との間の接続部をシールしてポンプチャネルとポンプチェンバーを形成する。可撓性のシール部78はさらに、駆動ギア72を駆動するところの駆動シャフト20に沿う漏洩を防止するようにポンプアセンブリ内で協働する。可撓性シール部は、ポンプチェンバー70および任意的にまた出口チャネル75の周辺の少なくとも一部分について、ポンプハウジング68によって形成されたポンプチャネル67の側壁の下に及びそれを越えて延在して、シール部78は、ポンプハウジング68と底ハウジング69との間に固定されている。可撓性シール78は、シャフト開口部80に一致する貫通開口部81、および駆動シャフトを受け取る軸受け開口部を備えている。
配量器6の出口22は一方向バルブ24によって閉じられる。バルブ24は、不使用のとき、配量器出口22をシールするためにバイアスされて閉じられる。ギアポンプが駆動シャフト20によって駆動されるとき、ギアポンプは、配量器6の出口22の方へ濃厚物を汲み上げる。ポンプアセンブリが配量器6の出口22の方へ濃厚物を汲み上げる。一方向バルブ24のバイアスが負かされたとき、濃厚物は、ギアポンプおよび重力の影響からの助けで混合チェンバー内へ流れる。
この例において、飲料調製装置2の駆動シャフト20によって駆動されるとき、配量器6は、0〜7ml/秒の速さで混合チェンバー8へ濃厚物を供給するために配設されている。この範囲は、システム1が、広範な飲料、例えばエスプレッソ、ルンゴ、カプチーノ等を作ることを可能にする。
液体供給手段12は、液体(この例では水)の中空噴流を生成するように、且つ該中空噴流を、入口16を通して混合チェンバー8内へ供給するように配設されている。液体流路14は、水の中空噴流を生成するように配設された第1ノズル34を含む。水の中空噴流は、外側の液体部分と内側の空気部分とを有している。
第1ノズル34は、混合チェンバー8の方へ先細にされ、そして混合チェンバー8の側壁36において入口16を終端する。液体流路14は、第1ノズル34の上流に置かれ且つ液体の実質的に中実の噴流を生成するように配設された第2ノズル38を備えている。
熱水が、加圧下で第2ノズル38へ供給される。したがって、液体供給手段12はさらに、貯水槽28、水ポンプ30、および水加熱器32を備えている。中間部分40が、第1ノズル34と第2ノズル38とを分離している。この例において、中間部分40は、チューブ状である。空気流は、中間部分における実質的に中実の噴流の周りで可能である。
中間部分40は、図6に示された空気供給手段18に接続されており、該空気供給手段18はこの例において、液体流路14と流体連絡しているところの空気ダクト42を含んでいる。空気ダクトは、第1ノズル34の上流に且つ第2ノズル38の下流に置かれている。空気ダクト42は、空気供給部への空気供給ダクト42を環境の空気へ選択的に接続するように配設された第1空気供給バルブ44へ接続されている。第2ノズル38は、中間部分40と流体連絡している、ひいては第1空気供給バルブ44が開いているときに、環境の空気と流体連絡しているベンチュリを含んでいる。液体供給手段12が稼動され、そして水が第2ノズルを通り流れるとき、空気は、第2ノズルのベンチュリによって液体供給通路内へ吸われる。空気供給手段18は受動的である。
水の実質的に中実の噴流が第2ノズル38から第1ノズル34へ移動するとき、それは、中間部分40の内側表面と接触しない。従って、水の実質的に中実の噴流の周りでの空気流は可能である。
ノズル34,38は、液体の実質的に中実の噴流が衝突帯域48において第1ノズル34の内側表面46に衝突するように、相互に対して配置されている。図7に示されたように、これは、噴流を第1ノズル34の内側表面46の周りで渦巻かせる。実質的に中実の噴流の液体は外側に向けられ、そして液体の実質的に中実の噴流を取り巻く空気は、中間部分40において、内側に向けられ、それによって水の中空の噴流を形成する。実質的に中実の噴流が第1ノズルの中心に対して偏心されているように、第2ノズル38が配置されることが、注目される。このことは図7において最も良く分る。
生成されるとき噴流の外側水部分は、混合チェンバー8への入口16に直に隣接する領域50においてノズル34の実質的に全体の内側表面46と密封的に接触する。このようにして、混合チェンバー内で混合する混合物は、入口16を通して混合チェンバーを出て液体流路14の第1ノズル34内へ入ることを防止される。これは混合物残留物が液体流路14内に形成されることを防ぎ、そしてシステムの全体的な衛生状態を改良しうる。
この例において、第1ノズル34は静止しており、そして第2ノズル38は第1ノズルに相対的に方向Dに移動可能である。特に、第1および第2ノズル34、38は、第1位置と第2位置との間で相対的に移動可能である。第1の位置において、図6に示されたように、第1および第2ノズル34、38は、実質的に中実の噴流が第1ノズルの中心に対して偏心されるように、相互に対して置かれる。第2の位置において、第1および第2ノズル34、38は、実質的に中実の液体の噴流が第1ノズルの中心に対して中心に置かれるように、相互に対して置かれる。上に記載されたように、第1の位置において、液体供給手段12は、混合チェンバー8内へ中空の噴流を供給するように配設されている。第2の位置において、液体供給手段は、混合チェンバー8内へ実質的に中実の液体の噴流を供給するように配設されている。液体供給手段12が実質的に中実の液体の噴流供給するとき、噴流の液体はまた、混合チェンバー8への入口16へ直に隣接する領域50において、ノズル38の実質的に全体的内側表面46に密封的に接触する。このようにして、混合チェンバー8内の混合物は、混合チェンバー8から流出して液体流路14内へ流入することを防止される。
図8から分るように、液体供給手段12および液体流路14は、混合チェンバー8の垂直的ひろがりAへ実質的に接線の方向に、混合チェンバーに水を供給する。このように、水が混合チェンバー8へ供給されるとき、混合物の渦巻きが混合方向Bに生成される。このことは、混合チェンバー内での濃厚物と水とのより良好な混合に役立つ。さらに、渦巻きは、混合物の泡立ちを促進する。このようにして、気泡層を有する飲料摂取物は、作られうる。入口16に近接して、混合方向Bの反対の方向に、傾斜部52が備えられる。傾斜部52は、混合チェンバー内の液体渦巻きを、入口16の領域内の垂直に立つ壁、側壁36から遠ざかるように方向付けるために、混合チェンバー8内の混合物渦巻きを方向付ける。混合物を側壁3から離すように方向付けることは、混合物が混合チェンバー8から出、かつ液体流路14を流れることを防ぐのを助ける。このようにして、液体流路内の混合物残留物の堆積は減らされる。更に、傾斜部52によって、液体供給入口16を越えて混合物渦巻きを混合チェンバー8内に放出することによって、発泡が促進されると信じられる。傾斜部52は、混合チェンバー8の入口16での背圧を減らすのを助けることが信じられる。
この例において、空気供給手段18はさらに、空気供給ダクト42を介して空気を液体流路14へ能動的に供給するように配設された空気ポンプ54を備えている。空気ポンプ54は、第2空気供給バルブ56によって空気ダクト42へ接続されている。第1および第2の空気供給バルブ44および56の両者は、バイアスされて閉じられる。
この例において、飲料調製装置2は、洗い流し用流体(この例では水)を空気供給ダクト42へ供給する洗い流し手段58を備えている。空気供給ダクト42は、一方向バルブ60を含んでおり、該一方向バルブ60は、洗い流し用水が空気供給ダクト42に沿って流れるのを防止する。図6に示されたように、洗い流し手段58は、T字接合部で空気ダクト42へ接続されている。洗い流し手段58は、洗い流し手段58によって供給された洗い流し用流体(この例では水)が空気供給ダクト42を通って液体流路14内へそして混合チェンバー8内へ流れるように、一方向バルブ60の下流に置かれている。通常、洗い流し手段58は、洗い流し手段58を空気供給ダクト42へ選択的に接続するために配設された洗い流しバルブを含んでいる。
図10は、混合チェンバー8内へ注入されるべき中空噴流を生成するための構成の別の例を示している。この実施態様は、議論された別の実施態様の各々において適用されうる。図10に示された実施態様において、他の実施態様について議論されたようなタイプの供給パック4は、混合チェンバー8の上部で混合チェンバー8と接続されうる。液体流路14は、第1ノズル34を含み、該液体流路14は、噴流の流れ方向Fに延在する外側液体部分100および噴流の流れ方向Fに延在する内側空気部分101を有する液体の中空噴流を生成するように配設されている。ここで、外側の液体部分100は、内側空気部分101を囲む。このようにして中空噴流は、ストローの形状を有する。ここで、ストローの内側は噴流の内側空気部分101を表し、そしてストロー自体は噴流の外側液体部分102を表す。こうして、中空噴流は事実、空気の噴流と空気の噴流を囲む液体の中空の噴流との組み合わせである。空気の噴流の流れ方向および液体の中空噴流の流れ方向は、同じ方向Fである。
この例において、生成された噴流は、噴流の軸方向A’に延在している。ここで、システムはさらに、空気の流れを生成しそして空気の流れを実質的に同軸的に噴流内に注入する空気注入手段102を備えている。噴流の流れの方向は、中空噴流を得るように、空気104の流れの流れ方向と同じである。
言い換えれば、液体流路14内の液体流は、軸方向A’に延在していることが妥当する。ここでシステムは、軸方向A’に延在する空気流を生成するための、および空気流を液体流路14内の液体流に実質的に同軸的に注入するための注入手段102をさらに備える。ここで、液体流路14内の液体流の流れ方向は、中空噴流を得るように、空気流の流れ方向と同じである。
この例において、液体流路14は、液体の中空噴流を生成するために配設される第1ノズル34を含んでいる。空気注入手段は、開端部108を有するニードル106を備えている。ニードルの軸方向および噴流の軸方向は、図10に示されたように少なくとも実質的に一致している。ニードル106の開端部108は、ノズル34の入口開口部110の下流でノズル内に置かれる。この例において、ニードルの開端部108は、ノズル34の軸方向の伸長部の中心に置かれる。このように、空気注入手段は、空気ポンプ112、および空気流(それは例えば空気噴流とも記載されうる)を生成するための空気チャネル116を通してニードル106へ供給される空気流を選択的に生成するための空気バルブ114をさらに含む。
このようにして、水噴流の中心において、或る長さを有するニードル106が置かれる。通常、ニードル106は、0.2mmの内径を有している。速度調整された空気ポンプの助けで、空気流(それは例えば空気噴流とも記載されうる)は、ニードルを通してポンプで汲み上げられる。ニードル106を囲んで、加圧下の水の流れが作られる。この構成は、真っ直ぐなビーム(すなわち発散も収束もしない)を生み出すように気を付けている。空気は、水噴流によるチャネル内の加圧から保護されている。
このようにして、空気は、中空噴流によって混合チェンバーへ能動的に供給される。使用中、液体供給手段12が液体(この例においては水)を液体流路14へ供給するために稼動されるとき、空気注入手段102は稼動される。
別の実施態様において、ニードルの開端部は、ノズル34の上流に、例えば矢印Pで示された位置に置かれる。この場合、空気流(それは例えば空気の噴流とも記載されうる)は、中空噴流が形成されるように、ノズル内の液体流中に侵入してそれを置き換えうる。
別の実施態様において、ニードルの開端部は、ノズル34の下流に、例えば矢印Qで示された位置に置かれている。この場合、空気流(それは例えば空気噴流とも記載されうる)は、中空噴流が形成されるように、ノズルの下流の液体流中に侵入してそれを置換えうる。中空噴流を生成するために水の流れのほぼ中間へ空気噴流を注入する別の方法はまた、本発明の部分を形成する。
液体の中空噴流を生成するために配設された液体流路14のこの例は、選択バルブ201に有利的に一体化されうることが理解されよう。そのような多重機能バルブは、飲料調製装置に必要なバルブの数を減らす。
図11は、本発明に従うシステムの飲料調製装置の1例の概略図式を示している。選択バルブ201および混合チェンバー208は、飲料調製ユニット200を形成することが理解されよう。飲料調製装置、例えば図11に概略的に示されたものは、複数の飲料調製ユニット200を備えうる。ユニットは好ましくは、交換可能な供給パックと協働するように配設され、例えば、交換可能な供給パックが飲料調製ユニットと接続されるときに、配量器の出口は、混合チェンバーと流体連絡にされる。ユニットはまた、飲料関連成分を混合チェンバー内へ配量するための供給パックと相互作用するための配量器インタフェースを含みうる。さらにユニットは、選択バルブ201を制御するためのアクチュエータ、例えばステッピングモータを含みうる。
図11に、選択子バルブ201の入力および出力が示されている。熱水入口202は、水加熱器32へ接続され、一方、後者は順番に水流メータ234、水ポンプ230、および貯水槽228に接続されている。空気ポンプ212は、空気入口204を介して選択バルブ201へ接続されている。該バルブ201の出口206は、接続ライン211を介して混合チェンバー208へ接続されている。選択バルブ201はまた、バイパス接続ライン216を介して貯水槽228へ接続されているバイパス出口214を有している。水加熱器232は、圧力逃し弁220および接続ライン218によって貯水槽228へ接続されることが留意される。別の実施態様について議論されたようなタイプの供給パックが、混合チェンバー208の頂部で混合チェンバーと接続されることが理解されよう。図11には描かれていないが、飲料調製装置2は、飲料関連成分を混合チェンバー208内に配量するために、供給パックと相互作用するための配量器駆動インタフェースを含みうる。配量器の例は、別の実施態様について議論されてきた。混合チェンバー208はまた、飲料出口210を有している。
選択バルブ201の側面図が、図12に示されている。該バルブ201は、5つのセラミック要素241〜245を含んでいる。要素241および245は、バルブ本体240内に固定されている。バルブ本体240は、図12に概略的に示されている。要素241は、熱水入口202、空気入口204、およびバイパス出口214を含んでいる。要素245は、出口206を含んでいる。選択子部材250(それはバルブ本体240に対して移動可能に搭載されている)は、アーム248内に搭載された要素242および243によって形成されている。選択子部材250は、この例においてはステッピングモータによって駆動される。この例においては、選択子部材250は、バルブ本体240に対して摺動可能に搭載されている。
要素244は、選択子部材250と関連付けられた衛星要素である。該衛星要素(要素244)は、衛星要素244が選択子部材から独立して置かれることを可能にするように、選択子部材に対して相対的な自由運動の所定の限定された量を有している。このようにして、バルブは、選択子部材250を駆動することによって異なる機能的位置に置かれうる。バルブ201の異なる機能的位置の概略の斜視図が、図13A〜13Eに示されている。このようにして、選択子部材250および衛星要素244は、軸方向A’に実質的に垂直な平面内を動くことができ、そして好ましくは該平面内で回転可能である。該要素は相互に摺動する。
例えば図10に描かれたような、混合チェンバー内へ注入されるべき中空噴流を生成するための構成は、バルブ201へと一体化されうる。図12に示されたバルブ201の機能的位置は、混合チェンバー208内に注入されるべき中空噴流を生成する。5つの要素241〜245を通して形成された液体流路314は、要素244内に置かれた第1ノズル334を含んでいる。
この例において、ノズル334は先細にされた形状を有し、そこではノズルの流れ方向に亘り、ノズルの開口部は、図13Aに示されたように指数関数的に減少する。これは、適切な中空噴流が、相対的に低い水圧、例えば1.5〜1.7バールの水圧、好ましくは1.3〜1.4バールの水圧で形成されることを可能にする。これは、水ポンプのサイズ及び/又はコストが下げられることを可能にしうる。適切な噴流を形成するのに必要とされる水圧を下げることはまた、要素241〜245へ加えられる圧力を下げる。このようにして、すると、選択子部材250を駆動するために必要とされるパワーはまた削減される。このことは、バルブ201を操作するのに、より小さなステッピングモータを用いることを可能にしうる。
この例における空気供給手段は、能動的であり且つ空気注入手段を備えている。図11に示されたように、空気入口204は、空気ポンプ212へ接続されている。空気供給手段はさらに、開端部308を有するニードル306を備えている。ニードルは、選択子部材250の要素243内に備えられている。ニードルは、0.26mmの内径および0.46mmの外径Cを有する。この実施態様において、ニードル306は、ノズル334の上流に存在する。このようにして、空気流(それは、例えば空気噴流とも記載される)は、中空噴流が形成されるように、ノズル334の下流の液体流に侵入しそしてそれを置き換えうる。ニードル306を囲んで、加圧された水流が生成される。空気ポンプ212は、ダイアフラムポンプであり、そして0.2〜0.3バールの一定の過剰圧の下にニードル306を維持するように配設される。これは水が空気供給手段に入るのを防ぐ。
図12において見られるように、ニードル306の軸方向およびノズル334の軸方向、ひいては噴流の軸方向A’は少なくとも実質的に一致している。この例において、ニードルの開端部308は、ノズル334の軸方向のひろがりの中心に置かれる。このようにして空気の流れは、噴流の中心部に注入される。言い換えると、空気は噴流内に実質的に同軸的に注入される。噴流の流れの方向は、中空噴流を得るように、空気流の流れ方向と同じである。この構成は、真っ直ぐなビーム(すなわち発散も収束もない)を生成するように配慮されている。
このようにして、液体流路314は、噴流の流れ方向Fに延在する外側液体部分400、および噴流の流れ方向Fに延在する内側空気部分401を有する液体の中空噴流を生成するように配設されている。ここで、外側液体部分400は内側空気部分401を取り囲んでいる。こうして、中空噴流はストローの形状を有している。ここで、ストローの内側は噴流の内側空気部分401を表し、そしてストロー自体は噴流の外側液体部分400を表す。こうして事実、中空噴流は、空気の噴流と、空気の噴流を囲む液体の中空の噴流との組み合わせである。空気は、水噴流によってチャネル内の加圧から保護されている。空気噴流の流れ方向および液体の中空噴流の流れ方向は、同じ方向Fである。中空噴流は、バルブ201の出口206を通して出る。バルブ201の出口206は、中空噴流の直径d(この例においては約0.95mm)より大きな直径D(この例においては5mm)を有している。このようにして、中空噴流は、出口206を混合チェンバー208へ接続している接続ライン211の内表面に接触しない。
本例において、ニードル306へ供給されるところの空気流を選択的に生成するための追加の空気バルブは、バルブ250に組み込まれる。この機能は、選択子要素250と固定された要素241との相対的位置(図13B〜13Eを参照)を通してバルブ250に組み込まれる。この機能的位置において、要素243、ひいてはニードル306は、もはや液体流路314内に存在しない。
図13A〜13Eにおいて、様々な機能的位置を示すために、バルブ本体240およびアーム248は、明瞭のために省略されている。これらの位置において、異なる入口と出口とは、お互いに流体連絡されている。図13Aにおいて、中空噴流を生成するための機能的位置における選択バルブ201の斜視図が示されている。この位置において、熱水入口202および空気入口204の両者は、出口206と流体連絡にある。この位置は、泡立てられた飲料、例えばクレマ層を有するコーヒーを生成するのに理想的である。
図13Bにおいて、バルブは閉塞されているが、通気位置にある。熱水入口202および空気入口204のどちらも、出口206と流体連絡していない。これらの入口からの流れは、要素241に対して相対的に動かされた要素242によって阻止される。出口206は、しかし、この位置において、要素244に備えられたベント260を通して通気される。この位置において、ベントのお陰で、混合チェンバーは自らを空にする。
図13Cにおいて、該バルブは閉塞している。この機能的位置(それは図13Bに示された位置に類似している)において、熱水入口202および空気入口204のどちらも、出口206と流体連絡していない。両者は、要素241に対して相対的に動かされた要素242によって阻止されている。この位置において、出口206は、通気されない。その様な位置は、複数のバルブおよび混合チェンバーが用いられるとき、有用である。飲料調製装置が複数の飲料調製ユニット(例えば、コーヒー関連飲料成分のための1のユニットとミルク関連飲料成分のための別のユニット)を備えるとき、図13Cにおいて示された機能的位置は有用である。飲料調製ユニットのバルブ201が、閉じられた位置にあるとき、該装置の水圧は維持されうる。
図13Dにおいて、バイパス位置における選択バルブ201の斜視図が示されている。この機能的位置において、空気入口206からの空気流は、要素242によって閉塞される。熱水入口202は、要素242内に設けられたチャネル262を介してバイパス出口214と流体連絡している。この位置は、ボイラー圧が増大するのを防ぐために有用であり、そして飲料調製工程の初期でボイラーからの空気の除去を可能にする。
図13Eにおいて、空気入口204での空気流は、要素242によって阻止される。バイパス出口214への流れはまた、要素242によって阻止される。熱水入口202は、要素242,243、および244内のそれぞれの開口部264、266,および268によって、出口206と流体連絡される。これらの開口部264、266,および268は、出口206の直径と実質的に同じ直径を有している。このようにして、約5mmの直径を有するチャネルは、熱水入口202を出口206へ接続する要素の相対的な位置によって形成される。この機能的位置は、気泡のない飲料、例えば淹れられたコーヒーを作るのに理想的である。
要素243が、ニードル306が液体流路314内にないように別の要素に相対的に位置付けられるとき、ニードルは保護されることが理解されよう。要素244の要素243及び/又は245に対する相対的な動きは、ニードル306上に及び/又は要素243の開口部266上にたまった石灰石の堆積、およびノズル334上に及び要素244の開口部268上にたまった石灰石の堆積を除去するのを助けうることがさらに了解される。
飲料調製ユニットの1例が、図14に示されている。図14に示された飲料調製ユニット200は、選択バルブ201および混合チェンバー208を含んでいる。更に、ユニット200はまた、様々な機能位置の間で選択バルブ201を制御するためのステッピングモータ280を含んでいる。ユニット200は、本例においては、配量器インタフェース、駆動シャフト290をさらに備えている。配量器インタフェースは、ステッピングモータ292によって駆動される。配量器インタフェースは、別の例に対して記載されたように交換可能な供給パックと相互作用するように配設されている。配量器インタフェース(本例においては駆動シャフト290)は、交換可能な供給パックの配量器と機械的に接続可能でありうる。少なくとも1つの交換可能な供給パックは、飲料関連成分を保持する容器、および配量器出口を含んでいる。配量器は、飲料関連成分を容器から配量器の出口へ配量された仕方において供給するために配設されている。交換可能な供給パックが、飲料調製ユニット200へ接続されるとき、配量器の出口は、好ましくは混合チェンバー208の頂部における開口部を介して、混合チェンバーと流体連絡される。飲料調製装置の駆動シャフト290が稼働されるとき、飲料関連成分は、配量器の出口から混合チェンバー内へ供給される。混合チェンバー208は出口を備えている。
図11に示された飲料調製装置は、本発明の別の実施態様について記載されたのと同様の仕方で操作されうることが理解されよう。さらに、図11に示された飲料調製装置内に備えられた飲料調製ユニットは、交換可能な供給パックと協働するように配設されていることが理解されよう。
飲料調製サイクルの1例が、これ以降に記載されよう。1飲料サイクルの間、飲料調製装置2は、第1期間中に液体供給手段12を稼動するように、そして第2期間中に濃厚物を混合チェンバー8へ供給するように駆動シャフト20を稼動するように、配設されている。この例において、第1および第2期間は、連続的である。換言すれば、液体供給手段12は第1期間の全体について稼動され、そして駆動シャフト20は第2期間の全体について稼動される。
この例において、液体供給手段12は、駆動シャフト20の稼動の前に稼動される。第2期間は、第1期間の0.25秒後に開始する。第1期間において、液体供給手段12は、平均10ml/秒で水を混合チェンバーへ供給する。第2ノズル38は、14m/秒の安定速度を有する液体の噴流を生成する。したがって、装置は、平均速度Vを有する噴流の形態の液体を配量する。この例において、Vは14m/秒である。装置が液体をQml/秒で混合チェンバー内へ配量するとき、噴流の速度はQ/Em/秒である。Eは、平方mm(mm)での噴流の液体の断面積である。本例においては、Eは0.714mmである。第1期間の始まりで、第1空気供給バルブ44は開かれる。したがって、実質的に中実の噴流が、衝突帯域48において第1ノズル34に衝突し、そして外側に向けられるときに、中間部分40内の空気は、中空噴流が形成されるように、空気ダクト42および一方向バルブ60を通して吸われる。中空噴流は、混合チェンバーの側壁36内の入口16を介して混合チェンバー8に噴出し、渦巻きを生成する。第1期間の間、装置は、液体のZml(この例においては、Zは液体の104.4mlである)を、1杯の飲料のために混合チェンバー内に配量する。第1期間は、10.4秒の間続く。したがって装置は、1杯の飲料を調製するためにG秒の間に混合チェンバーへ液体を配量する。そしてこの例において、Gは10.4である。
第2期間の開始で、駆動シャフト20は、稼動される。増大相の後、駆動シャフト20は、実質的にXrpm(この例ではXが毎分190回転である)で回転する。駆動シャフトは、配量器6のギアポンプへ0.25Nmのトルクを伝達する。ギアポンプが回転を始めると、濃厚物は配量器6の出口22の方へ汲み上げられる。一方向バルブ24のバイアスが越えられ、重力の助けで開口部26を介して濃厚物が混合チェンバー8へ供給される。この例において配量器は、駆動シャフトの回転当り0.198mlを配量するように配設される。従って、駆動シャフトが1分当りX回転で回転するとき、配量器は、C*X/60ml/秒の平均で飲料関連成分を配量する。この例において、Xは190rpmであり、そしてCは0.198ml/回転であり、従って、配量器は、飲料関連成分を(0.198ml/回転*190rpm)/60、すなわち0.62ml/秒の平均で配量する。従って、飲料調製装置は、Qml/秒(この例においては10ml/秒)の平均で混合チェンバーへ飲料を配量し、そしてシステムは、1杯の飲料調製のために成分をRml/秒の平均で配量する。この例において、Rは、上で計算されたように0.62ml/秒である。
第2期間は、約9.2秒続く。第2期間の間に、濃厚物の5.7mlが、混合チェンバー8へ供給される。したがって、装置は、1杯の飲料のために液体のZmlを混合チェンバーへ配量し、そしてシステムは、1杯の飲料の調製のために飲料関連成分のYmlを混合チェンバー内へ配量する。この例において、Zは、104.4mlであり、そしてYは5.7mlである。
従って、装置が、1杯の飲料のために液体のZmlを混合チェンバー内へ配量するとき、システムは、1杯の飲料の調製のために、飲料関連成分のD*Zmlを混合チェンバー内へ配量する。この例において、Zは液体の104.4mlであり、そしてDは0.0555である。この関係は、所望の強さおよびフレーバーを有する飲料を作る。さらに、上で述べたように、第1期間において、液体供給手段12は、10ml/秒の平均で、水を混合チェンバーへ供給する。従って、装置は、液体を混合チェンバーへQml/秒(この例においては10ml/秒)の平均で配量し、そしてシステムは、飲料関連成分をF*Qml/秒の平均で配量する。この例において、配量器は、飲料関連成分を0.198ml/回転*190rmp、すなわち0.62ml/秒の平均で配量する。従って、この例において、Fは0.062である。水の流速と濃厚物との間のこの関係は、望まれた強さとフレーバーとを有する飲料を作る。
1飲料サイクルのこの例において、第1空気供給バルブ44は、第1および第2期間を通じて途中で閉じられる。これは、混合チェンバー8に入る空気の量を制御するために、そして次に、得られる気泡層を制御するために必要である。
液体供給手段12の稼動の第1期間は、10.4秒間続く。従って、第1および第2期間は、実質的に重なり合っている。言い換えれば、水および濃厚物は、同時に供給される。しかし、第2期間は、第1期間が終わる0.95秒前で終わる。このようにして、液体供給手段12は、駆動シャフトよりも0.95秒間永く稼動される。これは、混合チェンバー内の混合物残留物を減らすのを助ける。この0.95秒の間に、飲料サイクルの終わりで、約10mlの水が、液体供給手段12によって混合チェンバー8へ供給される。混合チェンバーは約4.5mlの容積を有するので、これは混合チェンバー8を渦巻く水で充填させる。混合チェンバーの頂部の方へ外向きに延在する側壁36のおかげで、渦巻く水は、配量器6の出口22の下側および配量器24の一方向バルブと接触する。これは、これら構成部品に存在しうる濃厚物をも洗い落とすのを助ける。水はその後、出口10を通って混合チェンバー8を出る。
この洗い落としの間中、第1空気供給バルブ44は開かれ、そして洗い流し手段58は稼動される。第1空気供給バルブ44は、液体供給手段12が動作を停止される1.5秒前に開かれ、そして液体供給手段12が活動を停止される0.5秒 に洗い流し手段は稼動される。洗い流し手段は1.5秒の間、稼動されたままである。洗い流しバルブが開かれるとき、洗い流し流体(この例においては水)は、一方向バルブ60から下流で空気ダクト42へ供給される。洗い流し流体(この例においては水)は、空気ダクト42を通って液体流路14内に流れ、混合チェンバー8に入り、そして出口10を介して出る。
第1空気バルブ44が閉じられるとき、空気ポンプ54は稼動され、そして第2空気バルブ56は開かれる。空気は空気ダクト42および液体流路14の部分を通るように強制される。これは、空気ダクト42および中間部分40および第1ノズル34を乾燥させるのを助ける。これは、液体流路内の混合物残留物の量を減らす。2秒後に空気ポンプ54は、動作を停止され、そして第2空気バルブ56は閉じられる。これは飲料サイクルを終了させる。この例において、得られた飲料摂取物は、約110mlの飲料体積を有する。
上記の飲料サイクルは1つの例であり、多くの異なる飲料サイクルが意図されうることが理解されよう。本発明の動作および構成は、これまでの記載から明白であろうと思われる。明確性と簡潔な記載とのために、特徴は、本明細書において同一のまたは別の実施態様の一部分として記載される。しかし本発明の範囲は、記載された特徴の全てまたはいくつかの組み合わせを有する実施態様を包含しうることが理解されよう。当業者にとって、本発明が、ここで図示され記載された実施態様に限定されるのではないこと、そして添付された請求項の枠組みの中で多くの変更が可能であることは明らかであろう。また、運動学的逆転は、本質的に開示されており且つ本発明に従う発明の範囲内であると考えられる。用語「備えている」および「含んでいる」は、それらが本明細書または添付の請求項において用いられるとき、排他的または全てを尽くす意味にではなく、むしろ包含的な意味に解釈されるべきである。例えば、「〜ための手段」という表現は、「〜ために構成された構成要素」または「〜ために構築された部材」と読まれるべきであり、開示された構造の均等物を含むと解釈されるべきである。「臨界的な」「好ましい」「特に好ましい」などの表現の使用は、発明を限定することを意図されていない。具体的にまたは明示的に記載または請求されなかった特徴は、本発明の範囲から逸脱しない限り本発明に従う構造に追加的に含まれうる。
1 飲料摂取物を調製するためのシステム
2 飲料調製装置
4 交換可能な供給パック
5 交換可能な供給パックの飲料関連成分を保持する容器
6 交換可能な供給パックの配量器
7 保護部(配量器6の)
8 混合チェンバー
10 飲料出口(混合チェンバー8の)
12 液体供給手段
14 液体流路
16 入口
18 空気供給手段
20 駆動シャフト
22 配量器6の出口
24 バルブ
26 混合チェンバーの頂部における開口部
28 貯水槽
30 水ポンプ
32 水加熱器
34 第1ノズル
38 第2ノズル
40 中間部分
42 空気(供給)ダクト
44 第1空気供給バルブ
46 第1ノズル34の内側表面
48 衝突帯域
52 傾斜部
54 空気ポンプ
56 第2空気供給バルブ
58 洗い流し手段
60 一方向バルブ
61 ポンプアセンブリ
63 アダプタ
64 交換可能な供給パック4の容器5に固定される吐出口
66 吐出口リング
67 ポンプチャネル
68 ポンプハウジング
69 底ハウジング
70 ポンプチェンバー
71 ギアポンプ
72 駆動ギア
73 被駆動ギア
74 入力チャネル(ポンプチャネル67の)
75 出力チャネル(ポンプチャネル67の)
77 シール部
78 可撓性のシール部
79 支持壁
80 シャフト開口部
81 貫通開口部
100 噴流の外側液体部分
101 噴流の内側空気部分
102 空気注入手段
106 ニードル
112 空気ポンプ
114 空気バルブ
116 空気チャネル

Claims (68)

  1. 飲料摂取物を調製するためのシステムであって、
    飲料調製装置、および
    飲料関連成分を保持するように配設された少なくとも1つの交換可能な供給パック
    を備えており、
    該飲料調製装置は、飲料出口を有する混合チェンバー、液体を該混合チェンバーへ供給するための液体流路を含んでいる液体供給手段、空気を該液体流路へ供給するための空気供給手段、および駆動シャフトを備えており、
    該少なくとも1つの交換可能な供給パックは、飲料関連成分を保持するための容器、および出口を有する配量器を備えており、該配量器は、該容器から該配量器の該出口へ配量された仕方で飲料関連成分を供給するように配設されており、
    該少なくとも1つの交換可能な供給パックと該飲料調製装置とは、機械的に接続可能であり、そして接続されるときに該配量器の該出口が混合チェンバーと流体連絡され、そして、該駆動シャフトが稼動されるときに飲料関連成分が該配量器出口から該混合チェンバー内へ供給されるように、該飲料調製装置の駆動シャフトは、該飲料調製装置から該配量器へトルクを伝達するように配設されている、
    上記システム。
  2. 該飲料調製装置は、該駆動シャフトをXrpmで回転するように配設されており、Xは20〜5000の範囲内に、好ましくは50〜2200の範囲内にあり、該配量器は、もし該配量器がXrpmで駆動されるならば、該配量器は、C*X/60ml/秒で該飲料関連成分を配量するように配設されており、Cは、0.05〜1の範囲内に、好ましくは0.1〜0.3の範囲内にある、請求項1に記載のシステム。
  3. 飲料調製のために使用中、該駆動シャフトによって該配量器へ印加されるところのトルクが、0.1〜0.8Nmの範囲内に、好ましくは0.15〜0.45Nmの範囲内にあるように、該システムは配設されている、請求項2に記載のシステム。
  4. 該飲料調製装置は、該1の飲料のための液体のZmlを該混合チェンバー内へ配量するように配設されており、Zは、2〜10000の範囲内に、好ましくは10〜300の範囲内にあり、そして該システムは、該1の飲料の調製のために該混合チェンバー内へYmlの飲料関連成分を配量するように配設されており、Yは、0.1〜5000の範囲内に、好ましくは1〜100の範囲内にある、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシステム。
  5. 該飲料調製装置は、該1の飲料のための液体のZmlを該混合チェンバー内へ配量するように配設されており、Zは、2〜10000の範囲内に、好ましくは10〜300の範囲内にあり、そして該システムは、該1の飲料の調製のために該混合チェンバー内へD*Zmlの飲料関連成分を配量するように配設されており、Dは、0.02〜0.5の範囲内に、好ましくは0.04〜0.3の範囲内にある、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステム。
  6. 該飲料調製装置は、該1の飲料の調製のために、該混合チェンバーへ平均Qml/秒で該液体が配量されるように配設されており、Qは、5〜30の範囲内に、好ましくは8〜12の範囲内にあり、そして該システムは、該1の飲料の調製のために、該飲料関連成分が、該混合チェンバー内へ平均Rml/秒で配量されるように配設されており、Rは、0.1〜15の範囲内に、好ましくは0.32〜3.6の範囲内にある、請求項4または5に記載のシステム。
  7. 該飲料調製装置は、該1の飲料の調製のために、該液体が該混合チェンバーへ平均Qml/秒で配量されるように配設されており、Qは、5〜30の範囲内に、好ましくは8〜12の範囲内にあり、そして該システムは、該1の飲料の調製のために、該飲料関連成分は、該混合チェンバー内へ平均F*Qml/秒で配量されており、Fは、0.02〜0.5の範囲内に、好ましくは0.04〜0.3の範囲内にある、請求項4〜6のいずれか1項に記載のシステム。
  8. 該飲料調製装置は、該1の飲料の調製のために、該液体が該混合チェンバー内へ噴流の形状で配量されるように配設されており、該噴流は、平均でVm/秒の速さを有し、Vは、4〜30の範囲内に、好ましくは6〜20の範囲内にある、請求項4〜7のいずれか1項に記載のシステム。
  9. 該飲料調製装置は、もし該1の飲料の調製のために該液体が該混合チェンバー内へ噴流の形状でQml/秒で配量されるならば、該噴流の該速さがQ/Em/秒であるように配設されており、Eは、該噴流の該液体の平方mmでの断面積であり、そしてEは、0.17〜7.5の範囲内に、好ましくは0.4〜2の範囲内にある、請求項4〜7のいずれか1項に記載のシステム。
  10. 該飲料調製装置は、該1の飲料の調製のために、該液体がG秒の間に該混合チェンバーへ配量されるように配設されており、Gは、0.5〜1000の範囲内に、好ましくは1〜30の範囲内にある、請求項4〜7のいずれか1項に記載のシステム。
  11. 該飲料調製装置は、該液体供給手段を第1期間の間稼動するように且つ該駆動シャフトを第2期間の間稼動するように配設されており、該第1期間および該第2期間は重なっている、請求項1〜10のいずれか1項に記載のシステム。
  12. 該第1期間は、該第2期間の0〜1秒前に開始する、請求項11に記載のシステム。
  13. 該第2期間は、該第1期間の終了する0〜5秒前に、好ましくは0〜3秒前に終了する、請求項11または12に記載のシステム。
  14. 1飲料サイクルの間、該飲料調製装置は、該少なくとも1つの交換可能な供給パックの該配量器を駆動するための該駆動シャフトを稼動する前に該液体供給手段を稼動するように配設されており、好ましくは該駆動シャフトは、該液体供給手段の稼動の0〜1秒後に稼動される、請求項1〜13のいずれか1項に記載のシステム。
  15. 1飲料サイクルの最後で、該飲料調製装置は、該飲料調製装置が該駆動シャフトの稼動を停止した後に該液体供給手段を稼動するように配設されている、請求項1〜14のいずれか1項に記載のシステム。
  16. 1飲料サイクルの最後で、該飲料調製装置は、該飲料調製装置が該駆動シャフトの稼動を停止した後、0〜5秒の期間、より好ましくは0〜3秒の期間、該液体供給手段を稼動するように配設されている、請求項15に記載のシステム。
  17. 1飲料サイクルの最後で、該飲料調製装置は、該飲料調製装置が該駆動シャフトの稼動を停止した後に、5〜30ml、好ましくは8〜15mlの水が該混合チェンバーへ供給されるように該液体供給手段を稼動するように配設されている、請求項15または16に記載のシステム。
  18. 該混合チェンバーは、直径が上向き垂直方向に広がるように先細にされており、該飲料調製装置が該駆動シャフトの稼動を停止した後に該液体供給手段によって供給された液体は、該液体の水準が該混合チェンバー内で上昇しそして該配量器の出口を洗浄するように、そして特に該配量器の出口バルブを洗浄するように、先細にされた混合チェンバーによって上方に方向付けられている、請求項15〜17のいずれか1項に記載のシステム。
  19. 該配量器は、前記パックの容器から該飲料関連成分を受け取るために且つ該飲料関連成分を出口へポンプで吸い出すために、入口と該出口との間にポンプチャネルを含むポンプアセンブリを備えている、請求項1〜18のいずれか1項に記載のシステム。
  20. 該ポンプアセンブリは、ポンプチェンバー、および前記ポンプチェンバー内に配設されたギアポンプを形成する少なくとも2つの相互に係合するギアをさらに備えており、前記ギアの少なくとも1つは、駆動ギアを形成し、該駆動ギアは、該ギアポンプを動作させるために、該飲料調製装置の駆動シャフトを受けるためのシャフト開口部を備えている、請求項19に記載のシステム。
  21. 該シャフト開口部は、該ポンプチェンバーの支持壁の軸受け開口部と一致しており、可撓性シール部が、該駆動ギアと該支持壁との間に少なくとも配設されており、該シール部は、該シャフト開口部と一致する貫通開口部および該駆動シャフト軸を受けるための該軸受け開口部を備えている、請求項19または20に記載のシステム。
  22. 該飲料調製装置は、水の5〜30ml、好ましくは8〜15mlが該混合チェンバーへ供給されるように、該液体供給手段を稼動するように配設されており、該液体供給手段の稼動中、該飲料調製装置は該駆動シャフトを稼動しない、請求項1〜21のいずれか1項に記載のシステム。
  23. 該液体供給手段は、該液体を噴流の形状において該混合チェンバー内へ供給するように配設されている、請求項1〜22のいずれか1項に記載のシステム。
  24. 該液体流路は、第1ノズルを含んでおり、該液体流路は、該噴流の流れ方向に延在する外側液体部分および該噴流の流れ方向に延在する内側空気部分を有している液体の中空噴流を生成するように配設されており、該外側液体部分は該内側空気部分を囲んでいる、請求項23に記載のシステム。
  25. 該第1ノズルは、該混合チェンバーの側壁で終端しており、該中空噴流の該外側液体部分は、該混合チェンバーに隣接する領域において、該第1ノズルの内側表面の実質的部分と接触する、請求項24に記載のシステム。
  26. 該第1ノズルは、該混合チェンバーの方へ先細にされており、該液体流路は、該第1ノズルの上流に置かれた且つ液体の実質的に中実の噴流を生成するように配設された第2ノズルを備えており、該第1ノズルおよび該第2ノズルは、実質的に中実の液体の噴流が、衝突帯域において該第1ノズルの内側表面に衝突するように相互に相対的に配置されて、該第1ノズルの該内側表面の回りに該噴流を渦巻かせて、該中空の液体の噴流を形成する、請求項25に記載のシステム。
  27. 該第1ノズルおよび該第2ノズルは、該実質的に中実の噴流が該第1ノズルの中心に対して中心を外されるように、相互に相対的に配置されている、請求項26に記載のシステム。
  28. 該液体流路は、液体の実質的に中実の噴流を生成するように配設された第1ノズルを含んでおり、該第1ノズルは該混合チェンバーの側壁で終端しており、該実質的に中実の噴流の該液体は、該混合チェンバーに隣接する領域において、該第1ノズルの内側表面の実質的な部分と接触している、請求項23に記載のシステム。
  29. 該第1ノズルは、該混合チェンバーの方向へ先細にされており、該液体流路は、該第1ノズルの上流に置かれた且つ液体の実質的に中実の噴流を生成するように配設された第2ノズルを備えており、該第1ノズルおよび該第2ノズルは、液体の実質的に中実の噴流が、該第1ノズルの中心に対して真中であるように、相互に相対的に配置されている、請求項28に記載のシステム。
  30. 該第1ノズルおよび該第2ノズルは、少なくとも第1位置と第2位置との間で相対的に可動であり、
    該第1位置において、該第1ノズルの下流で中空の噴流を生成するために、実質的に中実の噴流が、該第1ノズルの中心に対して中心を外されるように、該第1ノズルおよび該第2ノズルは相互に相対的に配置されており、そして
    該第2位置において、該第1ノズルの下流で中実噴流を生成するために、実質的に中実の液体の噴流が、該第1ノズルの中心に対して中心に置かれるように、該第1ノズルおよび該第2ノズルは相互に相対的に配置されている、請求項27または29に記載のシステム。
  31. 該第1ノズルは、静止しており、そして該第2ノズルは、該第1ノズルに相対的に可動である、請求項30に記載のシステム。
  32. 該第1ノズルは、実質的に円錐形状である、請求項24〜31のいずれか1項に記載のシステム。
  33. 該第2ノズルは、ベンチュリを含んでいる、請求項26〜27および29〜32のいずれか1項に記載のシステム。
  34. 該液体流路は、該第1ノズルを該第2ノズルから分離する中間部分をさらに備えており、該液体流路は、実質的に中実の噴流の周りの空気流が可能であるように配設されており、そして好ましくは該液体流路は、実質的に中実の噴流が、定常状態において該第2ノズルから該第1ノズルの衝突帯域へ、該中間部分の内側表面と接触することなく動くように配設されている、請求項26〜27および29〜33のいずれか1項に記載のシステム。
  35. 該空気供給手段は、該液体流路と流体連絡し且つ該第1ノズルの上流に置かれた空気供給ダクトを備えており、好ましくは該空気供給ダクトは、該液体流路の該中間部分へ接続されている、請求項24〜34のいずれか1項に記載のシステム。
  36. 該空気供給手段は、該空気供給ダクトを空気供給部、好ましくは大気へ選択的に接続するように配設された第1空気供給バルブを備えている、請求項35に記載のシステム。
  37. 該第1空気供給バルブは、バイアスされて閉じられている、請求項36に記載のシステム。
  38. 該飲料調製装置は、該駆動シャフトが稼動されるときに、該第1空気供給バルブを選択的に開くように配設されている、請求項36または37に記載のシステム。
  39. 該空気供給手段は、空気を該空気供給ダクトを介して該液体流路へ能動的に供給するように配設された空気ポンプをさらに備えている、請求項35〜38のいずれか1項に記載のシステム。
  40. 該空気供給手段は、該空気ポンプを該空気供給ダクトへ選択的に接続するように配設された第2空気供給バルブをさらに備えている、請求項39に記載のシステム。
  41. 該第2空気供給バルブはバイアスされて閉じられている、請求項40に記載のシステム。
  42. 該飲料調製装置は、1飲料サイクルの最後で1〜5秒の期間、該空気ポンプを稼動するように且つ該第2空気バルブを開くように配設されている、請求項39〜41のいずれか1項に記載のシステム。
  43. 該飲料調製装置は、該駆動シャフトを稼動するときに、該空気ポンプを稼動するように且つ該第2空気バルブを開くように配設されている、請求項40〜42のいずれか1項に記載のシステム。
  44. 該空気供給ダクトは、該空気供給ダクトに沿って液体が流れるのを防止するために配設された一方向バルブを含んでいる、請求項35〜43のいずれか1項に記載のシステム。
  45. 該飲料調製装置は、洗い流し用流体を供給するために配設された洗い流し用手段および該洗い流し用手段を該空気供給ダクトへ選択的に接続するように配設された洗い流しバルブを備えており、該洗い流しバルブは、該洗い流し用手段によって供給された洗い流し用流体が、該洗い流しバルブから該空気供給ダクトを通って該液体流路内へそして該混合チェンバー内へ流れるように、該一方向バルブの下流に置かれている、請求項44に記載のシステム。
  46. 該飲料調製装置は、該第1空気バルブおよび該洗い流し用バルブを同時に開くように配設されている、請求項36に従属する限りでの請求項45に記載のシステム。
  47. 該液体供給手段は、液体渦巻が混合方向に生成されるように、該混合チェンバーの垂直なひろがりに対して実質的に接線方向で、該液体を該混合チェンバーへ供給するように配設されている、請求項1〜46のいずれか1項に記載のシステム。
  48. 該混合チェンバーの直立する内壁は、液体を該混合チェンバーへ供給するための入口を備えており、該入口の近くで、該混合方向に反対方向で、傾斜部が、該混合チェンバー内の液体渦巻を該入口の領域内の該直立する壁から遠ざけるように備えられている、請求項1〜47のいずれか1項に記載のシステム。
  49. 該混合チェンバーは、上向き方向に外向きに先細にされている、請求項1〜48のいずれか1項に記載のシステム。
  50. 該混合チェンバーは、該少なくとも1つの交換可能な供給パックの該配量器から濃厚物を受けるための供給開口部を備えている、請求項1〜49のいずれか1項に記載のシステム。
  51. 飲料関連成分を保持する少なくとも1つの交換可能な供給パックと共に用いるための飲料調製装置であって、
    該飲料調製装置は、飲料出口を有する混合チェンバー、該混合チェンバーへ液体を供給するための液体流路を含んでいる液体供給手段、該液体流路へ空気を供給するための空気供給手段、および駆動シャフトを備えており、
    該飲料調製装置は、少なくとも1つの交換可能な供給パックと機械的に接続可能であり、接続されるときに、該混合チェンバーが該少なくとも1つの交換可能な供給パックの出口と流体連絡され、そして、該駆動シャフトが稼動されるときに飲料関連成分が該交換可能な供給パックの出口から該混合チェンバー内へ供給されるように、該飲料調製装置の該駆動シャフトは、該飲料調製装置から該少なくとも1つの交換可能な供給パックへトルクを伝達するために配設されている、
    上記装置。
  52. 該液体流路内の液体の該流れは、軸方向に延在し、該システムはさらに、軸方向に延在する空気流を生成するために且つ該空気流を該流体流路内の該液体の流れに実質的に同軸的に注入するために空気注入手段を備えており、該流体流路内の該液体の流の該流れの方向は、中空噴流を得るように該空気流の該流れの方向と同じである、請求項24または25に記載のシステム。
  53. 該注入手段は、開端部を有するニードルを備えており、該ニードルの軸方向および該噴流の該軸方向は、少なくとも実質的に一致している、請求項52に記載のシステム。
  54. 該ニードルの該開端部は、該第1ノズルの近くに置かれ、該ニードルは該開端部から該噴流の該流れ方向に反対の方向に延在している、請求項53に記載のシステム。
  55. 該ニードルの該開端部は、該ノズル内、該ノズルの上向き流内、または該ノズルの下向き流内に置かれている、請求項53に記載のシステム。
  56. 該第1ノズルは、液体の噴流を軸方向に生成するように配設され、そして、該液体流路は、中空の噴流を形成するように、液体の該噴流の軸方向と実質的に同軸である方向に液体の該噴流の中心の方へ空気の流れを注入するための空気注入手段を含む、請求項24または25に記載のシステム。
  57. 該空気注入手段は、該第1ノズル内へ延在するパイプを含んでおり、該パイプは、該第1ノズルと実質的に同軸的であり、そして該空気注入手段は、該第1ノズルによって生成された液体の該噴流内へ該パイプを通して空気を注入するように配設されている、請求項56に記載のシステム。
  58. 該空気中入手段は、空気ポンプを含んでいる、請求項52〜57のいずれか1項に記載のシステム。
  59. 該液体流路は、バルブ本体、該液体供給手段と流体連絡している液体入口、該空気供給手段と流体連絡している空気入口、および該混合チェンバーと流体連絡している少なくとも第1出口を備えている選択バルブを含んでおり、該選択バルブは、該ニードルを含む選択子部材をさらに備えており、該選択子部材は、該液体入口が該少なくとも第1出口と流体連絡しているところの第1位置からの移動のために該バルブ本体に相対的に移動可能に搭載されており、そして該空気入口は、該選択子部材の該ニードルを介して該少なくとも第1出口と流体連絡している、請求項53〜55のいずれか1項に記載のシステム。
  60. 該選択子部材は、該液体入口が該少なくとも第1出口と流体連絡しているところの第2位置へ移動可能であり、そして、該空気入口から該少なくとも第1出口への流体連絡は遮断される、請求項59に記載のシステム。
  61. 該選択子部材は、該液体入口から該少なくとも第1出口への流体連絡が遮断され、且つ該空気入口から該少なくとも第1出口への流体連絡が遮断されるところの第3位置へ移動可能である、請求項59または60に記載のシステム。
  62. 該バルブは、該システムの貯水槽と流体連絡している第2出口を有し、そして該選択子部材は、第4位置へ移動可能であり、該液体入口は該第2出口と流体連絡しており、そして好ましくは、該液体入口から該少なくとも1つの出口への流体連絡および該空気入口から該少なくとも第1出口への流体連絡は遮断される、請求項59〜61のいずれか1項に記載のシステム。
  63. 該バルブは、該第1ノズルを該選択子部材の下流に含んでいる、請求項59〜62のいずれか1項に記載のシステム。
  64. 該バルブはさらに、該第1ノズルを含む衛星要素を備えており、該衛星部材は、該選択子部材と関連付けられ、そして該衛星要素は、該衛星要素が該選択子部材に独立に配置されることを可能にするために該選択子部材に相対的な自由な相対的運動の所定の制限された量を有し、そして第1位置において、該液体入口および空気入口は、該衛星部材の該第1ノズルを含む流体流路を通して流体連絡されている、請求項59〜63のいずれか1項に記載のシステム。
  65. 該衛星要素はさらに、該第1ノズルの幾何構造とは異なる幾何構造の追加のノズルを備えており、そして好ましくは該第2位置において、該液体入口は、該追加のノズルを含む流体流路を通して該少なくとも第1出口と流体連絡している、請求項64に記載のシステム。
  66. 該選択子部材は、好ましくはディスクのような形状のセラミック要素であり、開口部を備え、そして該ニードルが該開口部内に軸方向で延在している、請求項59〜65のいずれか1項に記載のシステム。
  67. 該選択子部材は、該第1開口部から離れた第2開口部を備えており、好ましくは、該第2位置において、該液体入口は、該第2開口部を含む流体流路を通して該少なくとも第1出口と流体連絡している、請求項60〜65のいずれか1項に記載のシステム。
  68. 請求項1〜50および52〜67のいずれか1項に記載のシステムの飲料調製装置。
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