JP2018504335A5 - - Google Patents
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Description
本発明の様々な実施形態について記載してきた。これらの実施形態及び他の実施形態は、以下の特許請求の範囲に含まれるものである。本発明の実施態様の一部を以下の[項目1]−[項目17]に記載する。
[項目1]
ウェブ材料を搬送するためのウェブ経路であって、
前記ウェブ材料の単一主面と接触する少なくとも2つの支持ローラを含み、前記ウェブ材料は不定長であり、第1縁部及び第2縁部を有し、前記支持ローラは、
前記ウェブ材料の第1縁部区域と接触する第1支持ローラと、
前記ウェブ材料の第2縁部区域と接触する第2支持ローラとを含み、
前記ウェブ材料は、前記ウェブ材料の幅の少なくとも約50%を含む、前記第1支持ローラと前記第2支持ローラとの間の非接触区域を含み、
前記第1支持ローラ及び前記第2支持ローラの少なくとも一方は、前記第1支持ローラ及び前記第2支持ローラの少なくとも一方が前記ウェブ材料の移動方向に対して角度を成すように、曲げられたシャフト上に支持されている、ウェブ経路。
[項目2]
前記第1支持ローラ及び前記第2支持ローラの両方が、前記ウェブの移動方向に対して角度を成している、項目1に記載のウェブ経路。
[項目3]
前記支持ローラは、x−y平面内において、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに対して角度θを成し、前記角度θは約0°より大きく約6°未満である、項目1又は2に記載のウェブ経路。
[項目4]
前記少なくとも1つのローラがまた、前記ウェブの移動方向と垂直な方向に対して角度を成している、項目1に記載のウェブ経路。
[項目5]
前記支持ローラの少なくとも1つの周囲のラップ角は、約90°〜約230°である、項目1〜4のいずれか一項に記載のウェブ経路。
[項目6]
ウェブ材料を移送するための装置であって、前記装置は、
少なくとも2つの支持ローラを含み、
第1支持ローラは、その幅よりも実質的に大きな長さを有する前記ウェブ材料の第1の面の第1縁部区域と係合し、
第2支持ローラは、前記ウェブ材料の前記第1の面の第2縁部区域と係合し、前記ローラそれぞれは前記ウェブ材料の前記幅よりも実質的に小さな幅を有し、
前記支持ローラそれぞれは、曲げられたシャフト上で回転可能であり、前記支持ローラの少なくとも1つは、x−y平面内において、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに対して角度θを成し、前記角度θは約0°より大きく約6°未満である、装置。
[項目7]
前記シャフトと実質的に平行な中心ロッドと、前記中心ロッド及び前記シャフトに取り付けられた三角形アームと、前記支持ローラの少なくとも一方がx−y平面内において、約0°より大きく、約2°未満の角度を成すように、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに沿って前記シャフトを十分に曲げるように、前記中心ロッドと当接するプッシュロッドとを備える、三角形連結具を更に含む、項目6に記載の装置。
[項目8]
前記角度θが、0°よりも大きく、約1°未満である、項目6に記載の装置。
[項目9]
前記第1縁部区域及び前記第2縁部区域が、前記ウェブ材料の幅の約50%未満を含む、項目6に記載の装置。
[項目10]
前記第1縁部区域及び前記第2縁部区域が、前記ウェブ材料の幅の約20%未満を含む、項目6に記載の装置。
[項目11]
前記ウェブ材料が、前記第1ローラ及び前記第2ローラを、約90°〜約230°の角度で包んでいる、項目6に記載の装置。
[項目12]
前記第1ローラ及び前記第2ローラが同じ角度θを成している、項目6に記載の装置。
[項目13]
方法であって、
ウェブ材料の第1の面の第1縁部区域を、第1支持ローラと係合させる工程であって、前記第1支持ローラは、シャフトの第1端部上で回転可能であり、前記ウェブ材料は、その幅よりも実質的に大きな長さを有する、工程と、
前記ウェブ材料の前記第1の面の第2縁部区域を、第2支持ローラに係合させる工程であって、前記第2支持ローラは前記シャフトの前記第1端部と反対側の第2端部上で回転可能であり、前記ウェブ材料の幅の少なくとも約80%を含む、前記第1ローラと前記第2ローラとの間の中央区域は、ローラにより支持されていない、工程と、
前記ウェブ材料で、前記第1ローラ及び前記第2ローラを、約90°〜約230°の角度で包む工程と、
前記支持ローラの少なくとも1つを、x−y第1平面内において、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに対して角度θを成すように向ける工程であって、前記角度θは約0°より大きく約6°未満である、工程とを含む、方法。
[項目14]
前記支持ローラを向ける工程が、前記シャフトを曲げる工程を含む、項目13に記載の方法。
[項目15]
前記支持ローラを向ける工程は、少なくとも1つのプッシュロッドにより、前記方向xに沿って、前記第1支持ローラと前記第2支持ローラとの間の前記シャフトの一部に力をかける工程を含む、項目14に記載の方法。
[項目16]
ウェブ材料をコーティングするための方法であって、前記方法は、
前記ウェブ材料の第1の面の第1縁部区域を、第1支持ローラと係合させる工程であって、前記第1支持ローラは、シャフトの第1端部上で回転可能であり、前記ウェブ材料は、その幅よりも実質的に大きな長さを有する、工程と、
前記ウェブ材料の前記第1の面の第2縁部区域を、第2支持ローラに係合させる工程であって、前記第2支持ローラは前記シャフトの前記第1端部と反対側の第2端部上で回転可能であり、前記ウェブ材料の幅の少なくとも約80%を含む、前記第1ローラと前記第2ローラとの間の中央区域は、ローラにより支持されていない、工程と、
前記第1及び第2支持ローラを、x−y第1平面内において、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに対して角度θを成すように向けるために十分なだけ前記シャフトを曲げる工程であって、前記角度θは約0°より大きく約6°未満である、工程と、
前記第1及び第2支持ローラ上で前記ウェブ材料を移送する工程と、
前記ウェブ材料の前記第1の面と反対側の第2の面にコーティング組成物を適用する工程と、
前記コーティング組成物を処理して、前記ウェブ材料の前記第2の面上にコーティング層を形成する工程とを含む、方法。
[項目17]
ウェブ材料を搬送するためのウェブ経路であって、
前記ウェブ材料の単一主面と接触する少なくとも2つの支持ローラを備え、前記ウェブ材料は不定長であり、第1及び第2縁部を有し、前記ウェブ材料は前記支持ローラを、約90°〜約230°のラップ角度で包み、前記支持ローラは、
前記ウェブ材料の第1縁部区域と接触する第1支持ローラと、
前記ウェブ材料の前記第1縁部と反対側の第2縁部区域と接触する第2支持ローラであって、前記ウェブ材料は、前記ウェブ材料の幅の少なくとも約50%を含む、前記第1支持ローラと前記第2支持ローラとの間の非接触区域を含む、第2支持ローラとを含み、
前記第1支持ローラ及び前記第2支持ローラの少なくとも一方が、前記ウェブの移動方向に対して角度を成している、ウェブ経路。
[項目1]
ウェブ材料を搬送するためのウェブ経路であって、
前記ウェブ材料の単一主面と接触する少なくとも2つの支持ローラを含み、前記ウェブ材料は不定長であり、第1縁部及び第2縁部を有し、前記支持ローラは、
前記ウェブ材料の第1縁部区域と接触する第1支持ローラと、
前記ウェブ材料の第2縁部区域と接触する第2支持ローラとを含み、
前記ウェブ材料は、前記ウェブ材料の幅の少なくとも約50%を含む、前記第1支持ローラと前記第2支持ローラとの間の非接触区域を含み、
前記第1支持ローラ及び前記第2支持ローラの少なくとも一方は、前記第1支持ローラ及び前記第2支持ローラの少なくとも一方が前記ウェブ材料の移動方向に対して角度を成すように、曲げられたシャフト上に支持されている、ウェブ経路。
[項目2]
前記第1支持ローラ及び前記第2支持ローラの両方が、前記ウェブの移動方向に対して角度を成している、項目1に記載のウェブ経路。
[項目3]
前記支持ローラは、x−y平面内において、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに対して角度θを成し、前記角度θは約0°より大きく約6°未満である、項目1又は2に記載のウェブ経路。
[項目4]
前記少なくとも1つのローラがまた、前記ウェブの移動方向と垂直な方向に対して角度を成している、項目1に記載のウェブ経路。
[項目5]
前記支持ローラの少なくとも1つの周囲のラップ角は、約90°〜約230°である、項目1〜4のいずれか一項に記載のウェブ経路。
[項目6]
ウェブ材料を移送するための装置であって、前記装置は、
少なくとも2つの支持ローラを含み、
第1支持ローラは、その幅よりも実質的に大きな長さを有する前記ウェブ材料の第1の面の第1縁部区域と係合し、
第2支持ローラは、前記ウェブ材料の前記第1の面の第2縁部区域と係合し、前記ローラそれぞれは前記ウェブ材料の前記幅よりも実質的に小さな幅を有し、
前記支持ローラそれぞれは、曲げられたシャフト上で回転可能であり、前記支持ローラの少なくとも1つは、x−y平面内において、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに対して角度θを成し、前記角度θは約0°より大きく約6°未満である、装置。
[項目7]
前記シャフトと実質的に平行な中心ロッドと、前記中心ロッド及び前記シャフトに取り付けられた三角形アームと、前記支持ローラの少なくとも一方がx−y平面内において、約0°より大きく、約2°未満の角度を成すように、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに沿って前記シャフトを十分に曲げるように、前記中心ロッドと当接するプッシュロッドとを備える、三角形連結具を更に含む、項目6に記載の装置。
[項目8]
前記角度θが、0°よりも大きく、約1°未満である、項目6に記載の装置。
[項目9]
前記第1縁部区域及び前記第2縁部区域が、前記ウェブ材料の幅の約50%未満を含む、項目6に記載の装置。
[項目10]
前記第1縁部区域及び前記第2縁部区域が、前記ウェブ材料の幅の約20%未満を含む、項目6に記載の装置。
[項目11]
前記ウェブ材料が、前記第1ローラ及び前記第2ローラを、約90°〜約230°の角度で包んでいる、項目6に記載の装置。
[項目12]
前記第1ローラ及び前記第2ローラが同じ角度θを成している、項目6に記載の装置。
[項目13]
方法であって、
ウェブ材料の第1の面の第1縁部区域を、第1支持ローラと係合させる工程であって、前記第1支持ローラは、シャフトの第1端部上で回転可能であり、前記ウェブ材料は、その幅よりも実質的に大きな長さを有する、工程と、
前記ウェブ材料の前記第1の面の第2縁部区域を、第2支持ローラに係合させる工程であって、前記第2支持ローラは前記シャフトの前記第1端部と反対側の第2端部上で回転可能であり、前記ウェブ材料の幅の少なくとも約80%を含む、前記第1ローラと前記第2ローラとの間の中央区域は、ローラにより支持されていない、工程と、
前記ウェブ材料で、前記第1ローラ及び前記第2ローラを、約90°〜約230°の角度で包む工程と、
前記支持ローラの少なくとも1つを、x−y第1平面内において、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに対して角度θを成すように向ける工程であって、前記角度θは約0°より大きく約6°未満である、工程とを含む、方法。
[項目14]
前記支持ローラを向ける工程が、前記シャフトを曲げる工程を含む、項目13に記載の方法。
[項目15]
前記支持ローラを向ける工程は、少なくとも1つのプッシュロッドにより、前記方向xに沿って、前記第1支持ローラと前記第2支持ローラとの間の前記シャフトの一部に力をかける工程を含む、項目14に記載の方法。
[項目16]
ウェブ材料をコーティングするための方法であって、前記方法は、
前記ウェブ材料の第1の面の第1縁部区域を、第1支持ローラと係合させる工程であって、前記第1支持ローラは、シャフトの第1端部上で回転可能であり、前記ウェブ材料は、その幅よりも実質的に大きな長さを有する、工程と、
前記ウェブ材料の前記第1の面の第2縁部区域を、第2支持ローラに係合させる工程であって、前記第2支持ローラは前記シャフトの前記第1端部と反対側の第2端部上で回転可能であり、前記ウェブ材料の幅の少なくとも約80%を含む、前記第1ローラと前記第2ローラとの間の中央区域は、ローラにより支持されていない、工程と、
前記第1及び第2支持ローラを、x−y第1平面内において、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに対して角度θを成すように向けるために十分なだけ前記シャフトを曲げる工程であって、前記角度θは約0°より大きく約6°未満である、工程と、
前記第1及び第2支持ローラ上で前記ウェブ材料を移送する工程と、
前記ウェブ材料の前記第1の面と反対側の第2の面にコーティング組成物を適用する工程と、
前記コーティング組成物を処理して、前記ウェブ材料の前記第2の面上にコーティング層を形成する工程とを含む、方法。
[項目17]
ウェブ材料を搬送するためのウェブ経路であって、
前記ウェブ材料の単一主面と接触する少なくとも2つの支持ローラを備え、前記ウェブ材料は不定長であり、第1及び第2縁部を有し、前記ウェブ材料は前記支持ローラを、約90°〜約230°のラップ角度で包み、前記支持ローラは、
前記ウェブ材料の第1縁部区域と接触する第1支持ローラと、
前記ウェブ材料の前記第1縁部と反対側の第2縁部区域と接触する第2支持ローラであって、前記ウェブ材料は、前記ウェブ材料の幅の少なくとも約50%を含む、前記第1支持ローラと前記第2支持ローラとの間の非接触区域を含む、第2支持ローラとを含み、
前記第1支持ローラ及び前記第2支持ローラの少なくとも一方が、前記ウェブの移動方向に対して角度を成している、ウェブ経路。
Claims (6)
- ウェブ材料を移送するための装置であって、前記装置は、
少なくとも2つの支持ローラを含み、
第1支持ローラは、その幅よりも実質的に大きな長さを有する前記ウェブ材料の第1の面の第1縁部区域と係合し、
第2支持ローラは、前記ウェブ材料の前記第1の面の第2縁部区域と係合し、前記ローラそれぞれは前記ウェブ材料の前記幅よりも実質的に小さな幅を有し、
前記支持ローラそれぞれは、曲げられたシャフト上で回転可能であり、前記支持ローラの少なくとも1つは、x−y平面内において、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに対して角度θを成し、前記角度θは約0°より大きく約6°未満である、装置。 - 前記シャフトと実質的に平行な中心ロッドと、前記中心ロッド及び前記シャフトに取り付けられた三角形アームと、前記支持ローラの少なくとも一方がx−y平面内において、約0°より大きく、約2°未満の角度を成すように、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに沿って前記シャフトを十分に曲げるように、前記中心ロッドと当接するプッシュロッドとを備える、三角形連結具を更に含む、請求項1に記載の装置。
- 前記ウェブ材料が、前記第1ローラ及び前記第2ローラを、約90°〜約230°の角度で包んでいる、請求項1に記載の装置。
- 前記第1ローラ及び前記第2ローラが同じ角度θを成している、請求項1に記載の装置。
- 方法であって、
ウェブ材料の第1の面の第1縁部区域を、第1支持ローラと係合させることであって、前記第1支持ローラは、シャフトの第1端部上で回転可能であり、前記ウェブ材料は、その幅よりも実質的に大きな長さを有する、ことと、
前記ウェブ材料の前記第1の面の第2縁部区域を、第2支持ローラに係合させることであって、前記第2支持ローラは前記シャフトの前記第1端部と反対側の第2端部上で回転可能であり、前記ウェブ材料の幅の少なくとも約80%を含む、前記第1ローラと前記第2ローラとの間の中央区域は、ローラにより支持されていない、ことと、
前記ウェブ材料で、前記第1ローラ及び前記第2ローラを、約90°〜約230°の角度で包むことと、
前記支持ローラの少なくとも1つを、x−y第1平面内において、前記シャフトの長手方向軸yと垂直な方向xに対して角度θを成すように向けることであって、前記角度θは約0°より大きく約6°未満である、こととを含む、方法。 - 前記支持ローラを向けることが、前記シャフトを曲げることを含み、任意に、前記支持ローラを向けることは、少なくとも1つのプッシュロッドにより、前記方向xに沿って、前記第1支持ローラと前記第2支持ローラとの間の前記シャフトの一部に力をかけることを含む、請求項5に記載の方法。
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