JP2018501965A - ポッド修理ユニット - Google Patents

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Abstract

本発明は、可搬型のケーシング(14)と、ケーシング(14)に取り付けられ、収納状態及び展開状態を有するバブル(18)であって、ポッド(11)の一部を挿入するための開口(46)と、オペレータの手のための少なくとも2つの突起形成管(50)とを含み、それぞれの管(50)がバブル(18)の中に開口している、バブル(18)と、収納状態から展開状態にバブル(18)を切り替えるためのガス供給装置(22)とを含む、ポッド(11)、特にレーザー指示ポッドのための修理ユニット(10)であって、ケーシング(14)及びバブル(18)が、収納状態及び展開状態の両方で外側の汚染物から密閉された内部空間を画定する、修理ユニット(10)に関する。

Description

本発明は、ポッド、特にレーザー指示ポッドを修理するための修理ユニットに関する。
ナセル又はポッドは、例えば、カメラ、赤外線映像装置又はさらにレーザー指示器のような様々な異なる装置に搭載して運ぶために、運搬装置の下に設けられた容器である。
ポッドの、特にレーザー指示ポッドの前部の修理は、ホワイトルームで行われる。
ISO14644−1標準によれば、ホワイトルーム又はクリーンルームは、特に、ホワイトルームの内部での粒子の混入、生成及び残留を最小化するために、粒子の濃度が制御された部屋又は一連の部屋である。温度、湿度及び相対圧力のようなパラメータはまた、ホワイトルームにおいて特定のレベルで維持されることがある。
患者に外科的処置、特に歯科施術を行うために使用されるべき設備は、文献独国特許第851240号明細書から公知である。設備は、外部の汚染物質に対して密閉された内部空間を画定したケーシング上に取り付けられたバブルを含む。外科医は内部空間で外科的処置を行う。
しかしながら、文献独国特許第851240号明細書で説明される設備は、ポッドを修理するのには適さない。
さらに、ポッドの多くのユーザーは利用できるホワイトルームを持っていない。この場合では、修理されるべきポッドは、ホワイトルームで修理するために、製造元の工場に返送されなければならない。
そのような返送は、金額と時間の両方の観点からコストがかかる。
ポッドの返送及び修理に関する長い時間を埋め合わせるために、予備部品が製造元によって販売される。
しかしながら、予備部品のコストは、ポッドの前部が高価な製品であるため極めて高い。
したがって、ポッドに関する修理を容易に行い、ポッドの修理の時間を減らすことができるようなニーズが存在する。
この目的を達成するために、本発明の対象は、
−可搬型のケーシングと、
−ケーシングの上に取り付けられ、収納状態及び展開状態を有するバブルであって、ポッドの一部を挿入するための挿入開口と、オペレータの手のための少なくとも2つの突起形成貫通管とを含み、それぞれの管がバブルの中に開口している、バブルと、
−収納状態から展開状態にバブルを切り替えることができるガス供給装置と
を含み、ケーシング及びバブルが、収納状態及び展開状態の両方で、外部の汚染物質に対して密閉された内部空間を画定した、ポッド用の、特にレーザー指示ポッド用の修理ユニットに関する。
幾つかの具体的な実施形態によれば、修理ユニットは、単独で又は全ての技術的に可能な組み合わせに従って考慮される、1つ又は複数の以下の特徴を含む。
−ケーシングが、内部空間を汚染することなく、ケーシングの中に部材を入れることを可能とすることができるエアロック引出しを含む。
−バブルが柔軟かつ透明な材料から作られる。
−それぞれの管が弾性物を含み、その弾性物が、オペレータの手をバブルの中に入れた場合、オペレータの腕を隙間なく保持することができる。
−偶数の管が存在し、それぞれの管がバブルの別の管の正反対に位置する。
−修理ユニットが、一方がケーシングの内部と、他方がガス供給装置と接続された圧力スイッチを含み、圧力スイッチが、バブルの内部の差圧を測定することができ、バブルの内部で測定された差圧が、絶対値で、所定の値以上である場合に、ガス供給装置を停止することができる。
−ガス供給装置が、粒子濃度が制御されたエアフローを生成することができるフィルタ付きモータ式ファンブロワである。
−ガス供給装置が、粒子濃度が制御された窒素流を生成することができる1つ又は複数の窒素のボトルを含む。
本発明の対象はまた、以下の工程、
−前述したタイプの修理ユニットを提供する工程と、
−修理されるべきポッドを提供する工程と、
−修理ユニットのバブルを展開する工程と、
−修理されるべきポッドをバブルの開口の中に挿入する工程と、
−オペレータの手をバブルの2つの管の中に入れる工程と、
−修理されるべきポッドをオペレータが修理する工程と、
−バブルを収縮させる工程と
を含む、ポッドを修理するための修理方法に関する。
ポッドを修理するための修理方法の1つの特定の実施形態によれば、ポッドは前に説明されたようなものであり、ケーシングは、内部空間を汚染することなく、ケーシングの中に部材を入れることを可能とすることができるエアロック引出しを含み、前に説明された修理方法はまた、以下の工程、
−エアロック引出しによってケーシングの中に部材を入れる工程
を含む。
本発明の対象はまた、ケーシングがカバーを含み、以下の工程、
−ホワイトルームでケーシングを提供する工程と、
−ホワイトルームで、収納状態及び展開状態を有するバブルを提供する工程と、
−ツール及び予備部品をケーシングに詰める工程と、
−ケーシング上に収納状態のバブルを取り付ける工程と、
−ケーシング上にカバーを置く工程と
を含む修理ユニットを準備するための方法に関する。
本発明の他の特徴及び利点は、純粋に例として提供され、本発明に係るポッドを修理するための修理ユニットの例の概略的表現である1つの図面になされる参照と共に、本発明の実施形態に従う説明を読むことで明らかになる。
ポッドを修理するための修理ユニット10及び修理されるべきポッド11が図中に示される。
修理ユニット10は、特に、ポッド、特にレーザー指示ポッドを修理するために使用される。
図中で確認できるように、修理ユニット10は可搬型のケーシング14と、ケーシング14と共に内部空間を画定したケーシング14上に取り付けられたバブル18と、ケーシング14にガスを供給するためのガス供給装置22と、ガス供給装置22及びケーシング14を制御するための圧力スイッチ26とを含む。
図中に示されていないが、修理ユニット10は、それに加えて、オペレータが利用可能である技術文書を含む。
ケーシング14は平行6面体形状の形態を有する容器である。
以下のセクションの説明においては、図中では軸Xで表される長手方向Xが規定され、それはケーシング14の長さに対応する。それに加えて、また規定されているのは、仰角方向Zと言い表される第1の横方向であり、それは長手方向Xと垂直であり、図中では軸Zで表される。また規定されているのは第2の横方向Yであり、それは、長手方向Xと第1の横方向Zと垂直である。第2の横方向Yは図中では軸Yで表される。
ケーシング14の寸法は、例えば、長手方向Xに沿って50cmであり、第1の横方向Zに沿って50cmであり、第2の横方向Yに沿って50cmである。便宜上の理由のため、図中でのケーシング14の寸法は、ケーシング14の実際の寸法とは一致しない。
ケーシング14は、4つの側面パネルと、底と、取り外し可能カバー(図示無し)とを含む。「ケーシング14の内部」という用語は、ケーシング14内に位置し、ケーシング14の4つの側面パネルと底とカバーとによって画定された空間を言い表すことが理解される。同様の方法において、「ケーシング14の外部」という用語は、ケーシング14の内部空間以外の空間を言い表すことが理解される。
ケーシング14の内部の容積は、ケーシング14がオペレータによって容易に搬送できるように減らされる。
例えば、ケーシング14の内部の容積は、0.125m3程度である。
ケーシング14は、例えば、鋼のような金属で作られる。
ケーシング14は、ツール30と、予備部品34と、エアロック引出し38とを含む。
ツール30は、ポッド11を修理するためにオペレータが使用することができる。「ツール」という用語は、動作、例えば、機械的動作を実行するために、オペレータによって、直接か又は機械により使用されることがある物理的な道具を言い表すことが理解される。
ケーシング14に存在するツール30は、例えば、スクリュードライバー、プライヤー、ねじ、ナット、又はボルトである。
予備部品34は、ポッド11の使い古した部品又は損傷した部品を交換するのに適する。予備部品34は、例えば、レーザーシステム、電子カード又はメンテナンス作業に有用である任意の他の予備部品である。
ケーシング14に存在するツール30及び予備部品34は、ポッド11を修理する目的のために、修理ユニット10の準備中に、前もって挿入されている。
ツール30及び予備部品34の性質は、考えられるポッド11のタイプに応じて、すなわち、ポッド11によって搬送される装置に基づいて変えることができる。そのような装置は、例えば、カメラ、赤外線映像装置又はさらにレーザー指示器である。
ツール30及び予備部品34の性質はまた、その修理の目的のために、ポッド11上で行われるべき作業に応じて変える。そのような作業は、例えば、使い古した部品の交換に関する作業、電気ケーブルの交換、電子カードの交換、及びメンテナンス作業である。
エアロック引出し38は、ケーシング14の内部とケーシング14の外部との間でハンドルによってスライドすることができるラック又はコンパートメントである。したがって、エアロック引出し38は複数の状態、エアロック引出し38がケーシング14の内部にその全体がある場合の閉状態と、エアロック引出し38がケーシング14の内部から可能である最大限出ている開状態と、開状態と閉状態の間の中間状態とを有する。
エアロック引出し38は平行6面体形状の形態を有する。
エアロック引出し38の寸法は、例えば、長手方向Xに沿って40センチメートル(cm)程度であり、第1の横方向Zに沿って20cm程度であり、第2の横方向Yに沿って50cm程度である。
エアロック引出し38は、ケーシング14の側面パネルの1つを通じてスライドすることができる。
エアロック引出し38は、前方パネル38Aと、後方パネル38Bと、2つの側面パネル38Cと、底(図中では確認できない)と、蓋39と、掃引システム(図中に示されない)と、表示灯41とを含む。
エアロック引出し38の前方パネル38Aは、エアロック引出し38のスライドを引き起こすための、ケーシング14の外部に置かれた、オペレータが掴むのに適したハンドルを有する。このハンドルはケーシング14の外部に位置する。
エアロック引出し38の後方パネル38Bはシーリング材料から作られる。例えば、エアロック引出し38の後方パネル38BはPMMA(ポリ(メチルメタクリレート)の省略形)から作られる。
そのような後方パネル38Bは、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間の中への汚染物質の侵入を防止することができる。
エアロック引出し38の側面パネル38Cは、前方パネル38A及び後方パネル38Bを垂直に交差する方向に沿って位置する。
エアロック引出し38の底は、ケーシング14の側面パネル38C、前方パネル38A及び後方パネル38Bを支持することができる。
蓋39はエアロック引出し38を閉鎖するパネルである。蓋39は、オペレータが意のままに上げるか又は下げることができる。
前方パネル38A、後方パネル38B、2つの側面パネル38C、底及び蓋39は、エアロック引出し38の内部を画定する。
掃引システムは、エアロック引出し38の内部の粒子濃度が標準ISO14644−1のクラス6又はクラス7に従うように、ガスの流れを作り出して、エアロック引出し38に存在する汚染物質を取り除く(真空引きする)又は掃引することができる。掃引システムは、バブル18を膨張するのに適したエアフローの一部を流用することができる。
表示灯41は、汚染物質の真空引き又掃引が完了した/終了したか又はまだ処理中であるかのいずれかであることを、オペレータに示すのに適したタイマーである。汚染物質の真空引き又は掃引が完了した/終了した場合には、オペレータはエアロック引出し38の蓋39を開けることができる。
表示灯41は、ケーシング14の内部と接触して蓋39の頂部に設けられる。
表示灯41はエアロック引出し38の閉鎖の際に点滅することができる。掃引プロセスが終了した際、表示灯41は、数分後、点滅しないずっと点灯した状態に移行することができる。
バブル18は、柔軟な弾性材料から作られた筐体であり、それは、柔軟かつ透明であるために十分に薄いが、2メートルの高さからのスクリュードライバーの落下に耐え、スリーブのレベルで及ぼされる50kgの力の発生に耐えるために十分に厚い厚さを有する。そのような材料は、例えば、ラテックス又はゴムである。透明な材料により、特に、オペレータがバブル18及びケーシング14の中身を容易に見ることが可能になる。
バブル18は、ケーシング14の底の反対側のケーシング14上に取り付けられ、長手方向X及び第2の横方向Yによって形成された平面内に位置する。特に、バブル18はケーシング14の側面パネルの内部に取り付けられる。したがって、バブル18のシーリングが確実になり、バブル18の分解が可能になる。バブル18は、例えば、ねじ、留めシール又はさらに金属プレート若しくは帯板によって、ケーシング14の側面パネルに取り付けられる。
バブル18は、収納状態及び展開状態を示す。
「バブル18の内部」という用語は、ケーシング14の内部空間の一部と連通しているバブル18の下に位置した空間として規定される。その結果として、「バブル18の外部」という用語は、バブル18の外側にある、したがって、ケーシング14の内部と連通していない空間を言い表す。
「バブル18の内表面」という用語は、バブル18の内部と接触しているバブル18の表面を規定するために使用される。バブル18の内表面はバブル18の外部由来の汚染物質と接触しないため、バブル18の内表面は清浄な表面である。同様の方法で、「バブル18の外表面」という用語は、バブル18の外部と接触しているバブル18の表面を規定するために使用される。バブル18の外表面は、バブル18の外部から生じた汚染物質と接触している表面である。
前で説明されたように、バブル18はケーシング14と共に内部空間を形成する。「内部空間」という用語は、一方では、バブル18の内表面によって、他方では、バブル18の下に位置したケーシング14の底と4つの側面パネルの一部とによって画定された、バブル18の内側に対応する空間を言い表すことが理解される。同様の方法で、「外部空間」という用語は、その用語の数学的意味において、内部空間に対して補完的な補空間を言い表すことが理解される。
ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間は、バブル18が収納されているか又は展開されているかの状態に関係なく、外部の汚染物質に対して密閉される。「外部の汚染物質に対して密閉される」という用語は、本発明の文脈において、内部空間の中に外部の汚染物質がほとんど/全く侵入しないことを可能とする性質を言い表すことが理解される。
別の方法で言い換えると、これは、容積中において内部空間の0.01%未満が外部の汚染物質によって占有されていることを意味する。
好ましくは、シーリングは完全であり、それは、外部空間から内部空間まで通過する能力を有する外部の汚染物質が全くないということである。
ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間中の粒子濃度は制御される。例えば、内部空間中の粒子濃度は、ISO14644−1標準のクラス6又はクラス7と同様である。粒子は、例えば、様々なサイズ、特にマイクロメートル範囲のダスト粒子である。
同様に、圧力のようなパラメータは、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間において正確なレベルで維持される。バブル18中の過剰な圧力は、周辺の大気圧の数PSI上である。重量ポンド毎平方インチの頭文字の「PSI」は負荷及び圧力に対する測定の単位を言い表す。
したがって、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間はホワイトルームと同様である。
収納状態において、バブル18はケーシング14の内部の一部を占有することができ、ケーシング14のカバーは、ケーシング14を閉めるようにケーシング14の上に配置されるように適用される。
展開状態において、バブル18はケーシング14の外部に向けて展開されるように適用される。そのような展開状態はケーシング14の中にガスを入れることで得られる。
バブル18が展開状態にある場合は、ケーシング14のカバーをケーシング14の上の専用位置に置くことはできない。
バブル18は、開口46と、オペレータの手をバブル18の中に通すことができる少なくとも2つの突起形成貫通管50と、セキュリティ圧力弁54とを含む。
開口46は、修理されるべきポッド11の一部を挿入することに、特にレーザー指示ポッドの前部を挿入することに適するような適切な形状及びサイズである。
例えば、開口46のサイズは30〜50cmに含まれる。
例えば、開口46は円形状又は楕円形状の形態を有する。
少なくとも2つの突起形成貫通管50はバブル18と同一の材料から作られ、取り外しできないようにバブル18に取り付けられる。
管50はオペレータの手首に設けられたスリーブと同様である。
管50は、バブル18の外表面側でバブル18の外部に位置し、バブル18の内部で開いている。
管50は、バブル18の両側に配置される。
図中に示されるように、バブル18は4つの管50、すなわち、偶数の管50を含む。それぞれの管50は、他の3つの管50の1つと正反対にあるようにバブル18上に配置される。そのような数の管50は、バブル18中で、オペレータが修理されるべきポッド11上の異なる位置で修理作業を行うことを可能とする。
別の例によれば、バブルは4つ超の管50又はさらに奇数の管50を有する。
バブル18が展開されている場合は、管50によりオペレータの手をバブル18の中に入れることを可能とすることができ、手が入ったオペレータの腕を弾性的方法で保持することができるように、管50は弾性部材(表示されていない)を含む。管50は、ストッパーをそれぞれ備える。それぞれの管50のストッパーは、管50がオペレータによって使用されていない場合は、バブル18の外にガスを出ていくことを防ぐことができる。
セキュリティ圧力弁54はまた、安全逃し弁と呼ばれる。「セキュリティ圧力弁」という用語は、圧力がかかったアセンブリ中での過剰圧力に対して保護するための過剰圧力保護装置を言い表すことが理解される。
セキュリティ圧力弁54は、バブル18の外表面のレベルで複数の位置に設置されるのに適する。例えば、セキュリティ圧力弁54はケーシング14の側面パネルの1つに取り付けられる。セキュリティ圧力弁54はバブル18の内部及び外部と接触している。
バブル18の内部の圧力の値が所定の圧力値を超えた場合は、セキュリティ圧力弁54が開いて、バブル18の中に含まれるガスを逃がすことができる。
弁54を開くための所定の圧力値は、定格の作業圧力の2倍に等しい。
したがって、そのようなセキュリティ圧力弁54は、バブル18が、バブル18の破裂を引き起こす関連リスクを持つ過剰圧力に対して安全であることを確実にすることが可能となる。
ガス供給装置22は、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間の中にガス流を搬送することを可能とする。そのようなガス供給装置22はバブル18を展開することができる。
図1中に示されるように、ガス供給装置22はバブル18及びケーシング14の外部に位置する。
しかしながら、ガス供給装置22がケーシング14の内部に位置することもまた可能である。そのようなガス供給装置22の位置取りは、修理ユニット10の搬送中において搬送用のキャリーケースの数を制限することを可能とする。
ガス供給装置22によって搬送されたガスは「クリーン」ガスであり、すなわち、このガスの粒子濃度はISO14644−1標準のクラス6又はクラス7に従う。
ガス供給装置22中に含まれるガスは、例えば、空気である。好ましくは、ガス供給装置22中に含まれるガスは窒素である。
第1の実施形態において、ガス供給装置22は、フィルタ付きモータ式ファンブロワ58と、ガス供給装置22をケーシング14と接続するための1つの接続管62とを含む。
フィルタ付きモータ式ファンブロワ58は、バブル18の外部にある周辺空気を収集して、それを濾過して、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間の中に濾過した空気を注入することができる。
フィルタ付きモータ式ファンブロワ58は、制御された粒子濃度で空気流を生成することができる。
フィルタ付きモータ式ファンブロワ58は、フィルタ70とモータ78とが結合されたファン66を含む。
ファン66は、周辺空気から人口空気流又は風を生成することを可能とする。
フィルタ70は、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間の中にガス供給装置22により注入された空気が、ISO14644−1標準のクラス6又はクラス7に従うように、空気中に存在するダスト粒子のような粒子を濾過する能力を提供する。
モータ78は、ファン66を作動させるためのエネルギーを提供することを可能とする。
パイプ62はフィルタ付きモータ式ファンブロワ58からの空気をケーシング14に搬送することを可能とする。
第2の実施形態において、ガス供給装置22は、図中には示されていない加圧キャニスタを含む。そのような加圧キャニスタは窒素のような加圧ガスを含み、ケーシング14に、したがって、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間に、加圧ガスを供給することができる。
加圧キャニスタは、その粒子濃度を制御しながら、窒素のようなガスを生成することができる。例えば、加圧キャニスタによって生成されたガスは、ISO14644−1標準のクラス6又はクラス7に従う。
圧力スイッチ26は、一方がガス供給装置22と、他方がケーシング14と接続される。
圧力スイッチ26は差圧スイッチである。そのような差圧スイッチ26は差圧、すなわち、2つの圧力間の圧力差を測定することができる。差圧スイッチ26は、特に、正又は負の差圧を測定することができる。
差圧スイッチ26は、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間の差圧を制御することができる。特に、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間の差圧が、絶対値で、所定の値以上である場合は、差圧スイッチ26がガス供給装置22を停止させるように構成される。
例えば、差圧の所定の値は、絶対値において、数PSI程度である。
技術文書は、例えば、修理ユニット10のための早期起動及び使用者指示マニュアル又は実際にポッド上に存在する異なる部品に関する技術データシートを含む。
例えば、修理されるべきポッド11はレーザー指示ポッドである。
修理されるべきポッド11は、例えば、故障した、損傷した、又は正しく調整されない又は調整が誤った構成要素を含む。そのような構成要素は、特に、電子カード、電気ケーブル、又はさらにレーザーシステムであることがある。
本発明に係る修理ユニット10の操作をここで説明する。
最初に、オペレータはケーシング14のカバーを開ける。オペレータは収納状態の修理ユニット10のバブル18を発見する。管50はバブル18上に圧縮されている。
オペレータが、ポッド11、例えば、レーザー指示ポッドの前部を修理する目的で修理ユニット10を使用することを望む場合、オペレータはガス供給装置22を作動させる。
ガス、例えば窒素は、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間の中に搬送され、バブル18の展開を可能とする。
その後、オペレータは修理すべきポッド11の一部を注意深く洗浄する。次いで、オペレータは修理すべきポッド11の一部をバブル18の開口46の中に挿入する。
次いで、オペレータは2つの管50の中に手を、その後腕を入れる。管50は、手がバブル18の中にある場合に、オペレータの腕を強固に掴むように弾性部材が設けられている。
次いで、オペレータは、特に、ツール30及び予備部品34によってバブル18の中でポッド11の修理を行う。
任意選択で、オペレータは、ケーシング14の中に最初に存在しないツール又は予備部品を追加することが可能である。これを行うために、オペレータはエアロック引出し38を使用する。ツール30を、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間の粒子環境を汚染することなくケーシング14の中に入れるように、オペレータは、例えば、エアロック引出し38の中にスクリュードライバーのようなツール30を入れ、エアロック引出し38を再び閉める。
次いで、オペレータは修理されたポッド11の一部を取り除く。
最後に、オペレータは、バブル18が再び収納状態になるようにバブル18を収縮させる。バブル18は、一方では、ポッド11の一部を引っ張ることによって収縮され、他方では、オペレータによりバブル18の外表面にかけられた圧力によって収縮される。修理されるべきポッド11が入った開口46は、実際に、バブル18を容易に収縮するのを可能にするのに十分なほど大きい。
したがって、一度展開されると、バブル18は、ダスト粒子のような汚染粒子がバブル18の中へ侵入するのを防ぐように、ガス供給装置22でにより圧力をかけて維持される。
したがって、そのような修理ユニット10は、地上で、並びに海で又は空気中での両方で、可搬又は可動のホワイトルームを得る能力を提供する。
オペレータ及び修理ユニット10が、修理されるべきポッドが存在する場所に移動することにより、修理されるべきポッドをそれらの供給元の工場に返送するのに比べて、時間を節約しコストを減らすことが可能となる。
したがって、修理ユニット10、特にバブル18は柔軟な支持手段を形成し、それは展開可能で、密閉されかつ制御された環境において、オペレータがポッドに介入することを可能にする。
そのような修理ユニット10は、特に、ガス供給装置22の選択によって、例えば、空気又は窒素を含む異なるガス環境下でポッドを修理する選択肢をユーザーに提供する。
窒素には、空気の場合と異なり、金属部品を酸化しない利点が存在する。したがって、オペレータの手のみをバブル18の中に入れる場合は、圧力下でバブル18を展開して維持するために、空気の代わりに窒素を直接使用することができる。
しかしながら、ホワイトルームと異なり、そのような修理ユニット10は、特定の大きさ(voluminous)がなく、したがって、容易に搬送することができるという利点が存在する。したがって、修理ユニット10は、複数の場所、地面の近く又は海の近く又は空気中に搬送することができる。
それに加えて、ホワイトルームと異なり、そのような修理ユニット10は、1人のオペレータが、ポッドを修理するためにそれを展開して使用する限りは、使用するのが容易である。
それに加えて、ホワイトルームとは対照的に、修理ユニット10は、オペレータの手のみをバブル18の中に入れる限りは、密閉された環境のままである。実際に、オペレータは、オペレータがホワイトルームにもたらしたであろう水蒸気、髪、又は実際にさらにダストのために主要の汚染物を構成する。したがって、そのような修理ユニット10を用いると、それは、各々が使用した後にホワイトルームを洗浄するために、丸1日の掃引を与えることを必要としない。
最後に、ホワイトルームとは対照的に、修理ユニット10は、ホワイトルームを往復する人々の複数の入口及び出口を排除し、作業中でのホワイトルーム内の人数について制限を有しないことが可能となる。
したがって、修理ユニット10は、オペレータの手のみをバブル18の中に入れる限りは、グローブボックスの利点を提供する。「グローブボックス」という用語は、粒子環境内で操作を行うことを可能とする密閉された筐体を言い表すと理解される。例えば、肩まで到達するグローブはグローブボックスの壁の1つに取り付けられ、オペレータが、汚染物質を除去することなく、グローブボックスの内部にアクセスすることを可能とする。グローブボックスは、一般的に、硬い材料、例えば、プレキシガラスで製造される。
しかしながら、従来のグローブボックスとは対照的に、修理ユニット10を使用するオペレータはグローブを持っていない。これはツール30の取扱い及び操作、例えば、動きの中で正確さを要求するネジ又は他のツールを取り扱うのを容易にするのを助ける。
それに加えて、従来のグローブボックスとは対照的に、バブル18の製造のために使用される材料のおかげで、修理ユニット10は柔軟である。そのような材料によって提供された柔軟性は、オペレータに大きな動きの自由度を提供する。そのような動きの自由は、特にレーザー指示ポッドの前部のサイズである製品に関して、硬いグローブボックスの中で作業する間に得ることは不可能である。
それに加えて、ケーシング14の中に存在するツール30及び予備部品34は外部によって又はオペレータによって汚染されない。
それに加えて、エアロック引出し38は、ツール又は予備部品のような製品を有し、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間の清浄度を汚染することなく、すなわち、ケーシング14及びバブル18によって形成された内部空間の粒子の濃度又は圧力のような他のパラメータを変更することなく、ケーシング14及びバブル18で形成された内部空間の中に入る能力を提供する。
したがって、修理ユニット10は作動させるのが容易であり、ポッドの修理の時間を最小化することを可能とする。
それに加えて、修理ユニット10は準備するのが容易である。特に、本発明に係る修理ユニット10を準備するために、以下の準備方法を想定することができる。
準備方法は、粒子濃度が制御された環境にケーシング14を提供する最初の工程を含む。そのような環境は、例えば、粒子濃度がISO14644−1標準のクラス6又はクラス7に従うホワイトルームである。
準備方法は、次に、その環境中で収納状態及び展開状態を有するバブル18を提供する工程を含む。
その後、準備方法は、特定の所与の修理作業及び所与のタイプのポッドに適したツール30及び/又は予備部品34をケーシング14に詰める工程を含む。
次いで、準備方法は、ケーシング14上に収納状態のバブル18を取り付ける工程を含む。この取り付ける工程は、例えば、ネジ、留め帯板若しくはプレート又は留めシールによって行われる。
準備方法は、最後に、ケーシング14の上にカバーを置く工程を含む。
修理ユニット10は、ポッドを修理するための場所に送られる準備ができている。
バブル18は、修理されるべきポッドがある場所上でのみ展開される。
オペレータの手をバブル18の中に入れる場合、弾性物が存在することにより、オペレータの腕を隙間なく保持することが可能となる。これは、管50中で定位置にオペレータの腕を維持するプロセスを改善し、したがって、バブル18の中でオペレータの動作を容易にすることを可能とする。したがって、ポッド11の修理がより容易になる。

Claims (10)

  1. ポッド(11)、特にレーザー指示ポッドのための修理ユニット(10)であって、
    −可搬型のケーシング(14)と、
    −前記ケーシング(14)上に取り付けられ、収納状態及び展開状態を有するバブル(18)であって、ポッド(11)の一部を挿入するための挿入開口(46)と、オペレータの手のための少なくとも2つの突起形成貫通管(50)とを含み、それぞれの管(50)が前記バブル(18)の中に開口している、バブル(18)と、
    −収納状態から展開状態に前記バブル(18)を切り替えることができるガス供給装置(22)と
    を含み、前記ケーシング(14)及び前記バブル(18)が、収納状態及び展開状態の両方で、外部の汚染物質に対して密閉された内部空間を画定し、それぞれの管(50)が弾性物を含み、前記弾性物が、前記オペレータの手を前記バブル(18)の中に入れた場合に、前記オペレータの腕を隙間なく保持できる、修理ユニット(10)。
  2. 前記ケーシング(14)が、前記内部空間を汚染することなく、前記ケーシング(14)の中に部材を入れることができるエアロック引出し(38)を含む、請求項1に記載の修理ユニット(10)。
  3. 前記バブル(18)が柔軟かつ透明な材料から作られた、請求項1又は2に記載の修理ユニット(10)。
  4. 偶数の管(50)が存在し、それぞれの管(50)が、前記バブル(18)の別の管(50)の正反対に位置した、請求項1〜3のいずれか1項に記載の修理ユニット(10)。
  5. 一方が前記ケーシング(14)の内部と、他方が前記ガス供給装置(22)と接続された圧力スイッチ(26)を含み、前記圧力スイッチ(26)が、前記バブル(18)の内部の差圧を測定することができ、前記バブル(18)の内部で測定された差圧が、絶対値で、所定の値以上である場合に、前記ガス供給装置(22)を停止することができる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の修理ユニット(10)。
  6. 前記ガス供給装置(22)が、粒子濃度が制御されたエアフローを生成することができるフィルタ付きモータ式ファンブロワ(58)である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の修理ユニット(10)。
  7. 前記ガス供給装置(22)が、粒子濃度が制御された窒素流を生成することができる1つ又は複数の窒素のボトルを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の修理ユニット(10)。
  8. 以下の工程、
    −請求項1〜7のいずれか1項に記載の修理ユニット(10)を提供する工程と、
    −修理されるべきポッド(11)を提供する工程と、
    −前記修理ユニット(10)のバブル(18)を展開する工程と、
    −修理されるべき前記ポッド(11)を、前記バブル(18)の開口(46)の中に入れる工程と、
    −オペレータの手を、前記バブル(18)の2つの管(50)の中に入れる工程と、
    −修理されるべき前記ポッド(11)を前記オペレータが修理する工程と、
    −前記バブル(18)を収縮させる工程と
    を含む、ポッド(11)を修理するための方法。
  9. 前記修理ユニット(10)が、請求項2に記載の修理ユニット(10)又は請求項2に従属した請求項3〜7のいずれか1項に記載の修理ユニット(10)であり、以下の工程、
    −前記エアロック引出し(38)により前記ケーシング(14)の中に部材を入れる工程
    を含む、請求項8に記載のポッド(11)を修理するための方法。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の修理ユニット(10)を準備するための方法であって、前記ケーシング(14)がカバーを含み、以下の工程、
    −ホワイトルームで前記ケーシング(14)を提供する工程と、
    −ホワイトルームで、展開状態及び収納状態を有する前記バブル(18)を提供する工程と、
    −ツール(30)及び予備部品(34)を前記ケーシング(14)に詰める工程と、
    −前記ケーシング(14)上に、収納状態の前記バブル(18)を取り付ける工程と、
    −前記ケーシング(14)上に前記カバーを置く工程と
    を含む、方法。
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