JP2018501109A - 連続鋳造用浸漬ノズル - Google Patents

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Abstract

本発明は、管状のノズル胴体と、前記ノズル胴体の内壁を少なくとも一部取り囲むように設けられた中空部と、前記ノズル胴体の下部に設けられた吐出口と、を備え、前記中空部が、灰チタン石(CaTiO3)、ジルコン酸カルシウム(CaZrO3)、ケイ酸カルシウム(CaO・SiO2)、及び黒鉛(C)を含む混合物により形成された連続鋳造用浸漬ノズルを開示する。【選択図】 図1

Description

本発明は、連続鋳造用の浸漬ノズルに係り、より詳しくは、アルミナ(Al)介在物と反応して低融点物質を形成することにより、ノズルの閉塞を抑えることのできる連続鋳造用浸漬ノズルに関する。
通常の連続鋳造工程は、取鍋に収容された溶鋼をタンディッシュに注入し、タンディッシュに注入された溶鋼を鋳型に連続して注入して溶鋼を1次的に冷却した後、1次的に冷却された鋳片の表面に冷却水を散布して2次的に冷却することにより溶鋼を凝固させて鋳片を製造する工程である。このとき、タンディッシュに収容された溶鋼を鋳型内に供給する過程において、溶鋼は、タンディッシュの出湯口に配設されるゲート又はストッパーにより出湯が断続的に行われ、浸漬ノズルを介して鋳型内に供給される。
溶鋼中にはアルミナ(Al)性介在物が存在するが、浮上分離により除去されなかった微細介在物が、タンディッシュと鋳型とを連結する浸漬ノズルの内壁に付着して浸漬ノズルの閉塞の原因として働く。これを解消するための従来の方法として、Arガスを浸漬ノズルの内壁に供給して、バブル(bubble)で介在物をトラッピング(traping)することにより浸漬ノズルの内壁に介在物が付着することを抑える方法、CaOを含む物質層を浸漬ノズルの内壁に形成して、アルミナ及び低融点物質を形成することにより付着した介在物を除去する方法などが挙げられる。
Arガスを用いる方法は、浸漬ノズルの内壁の介在物の付着をある程度低減させることはできるとはいえ、Arガスによる冷却効果などにより介在物の付着を抑えるのには限界がある。また、CaOを含む物質層を中空部に形成する方法は、浸漬ノズルの内壁に対する介在物の付着を抑える上で、最も効果的な方法の一つであると考えられている。
CaOを含む物質層としては、韓国公開特許第1994−0014253号公報に開示されているように、ジルコン酸カルシウム(CaZrO)、ケイ酸カルシウム(CaO・SiO)、黒鉛(C)が用いられる。鋳造温度においてこれらからCaOが溶出され、CaOがアルミナと反応して介在物の付着を抑えることになる。
しかしながら、CaOの溶出が不充分な場合、CaO・2Al、CaO・7Alなどの高融点物質が形成され、これに起因して、むしろノズルの閉塞が促進される場合がある。
また、低融点物質(12CaO・7Al)を効率よく形成するためには、中空部内のCaOの含量を増やさなければならず、このために、ジルコン酸カルシウムの含量を増やさなければならない。しかしながら、ジルコン酸カルシウムの含量を増やした場合には、CaOの溶出によりZrOが脱安定化されて、鋳造温度において立体晶(cubic)又は単斜晶(Monoclinic)から正方晶(tetragonal)への相転移が行われて体積の変化が生じる。
これにより、鋳造中にひび割れ(crack)の発生又は吐出口の脱落などの不具合が生じる虞があるため、ジルコン酸カルシウムの含量を増やしてCaOの含量を増やすことができないのが現状である。なお、常温下で1550℃の溶鋼が直接的に接触すると、熱衝撃による瞬間的な膨張に起因して浸漬ノズルにひび割れなどが生じる虞があるため、浸漬ノズルを800〜1100℃において予熱するが、この場合、相転移が促されてトラブルが生じる可能性が高くなるため、浸漬ノズルの予熱に対する徹底した管理が求められる。
本発明は、アルミナ性介在物が中空部に付着するときに低融点化合物が形成されないようにすることにより、介在物の付着を抑えることのできる連続鋳造用浸漬ノズルを提供する。
本発明は、鋳造中にひび割れの発生又は吐出口の脱落などの不具合を生じさせないながらも、CaOの含量を増やすことのできる連続鋳造用浸漬ノズルを提供する。
本発明は、灰チタン石(CaTiO)、ジルコン酸カルシウム(CaZrO)、ケイ酸カルシウム(CaO・SiO)、黒鉛(C)を含む混合物を用いて、中空部が形成された連続鋳造用浸漬ノズルを提供する。
本発明の実施形態による連続鋳造用浸漬ノズルは、管状のノズル胴体と、前記ノズル胴体の内壁を少なくとも一部取り囲むように設けられた中空部と、前記ノズル胴体の下部に設けられた吐出口と、を備え、前記中空部は、灰チタン石(CaTiO)、ジルコン酸カルシウム(CaZrO)、ケイ酸カルシウム(CaO・SiO)、及び黒鉛(C)を含む混合物により形成されたことを特徴とする。
前記中空部は、3mm〜5mmの厚さに形成されることが好ましい。
前記混合物100wt%に対して、前記灰チタン石、ジルコン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、及び黒鉛は、95wt%〜99wt%添加されて、1wt%〜5wt%のバインダーと混合することができる。
前記混合物100wt%に対して、灰チタン石及びジルコン酸カルシウムは、40wt%〜90wt%含有されることを特徴とする。
前記灰チタン石は、ジルコン酸カルシウムに対して5%〜50%含有されることができる。
前記混合物100wt%に対して、前記黒鉛は、5wt%〜35wt%含有されることが好ましい。
前記混合物100wt%に対して、前記ケイ酸カルシウムは、1wt%〜25wt%含有されることを特徴とする。
前記吐出口は、灰チタン石、ジルコン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム及び黒鉛を含む混合物により形成されることができる。
前記吐出口は、前記中空部よりもCaOの含量が少なくなるように形成されることが好ましい。
前記中空部のCaOの含量は、15wt%〜35wt%であり、前記吐出口のCaOの含量は、10wt%〜25wt%であることを特徴とする。
前記中空部及び吐出口は、15%〜35%の気孔率で形成されることができる。
本発明の実施形態においては、連続鋳造用の浸漬ノズルの中空部を、灰チタン石(CaTiO)、ジルコン酸カルシウム(CaZrO)、ケイ酸カルシウム(CaO・SiO)、及び黒鉛(C)を含む混合物を用いて形成する。本発明によれば、浸漬ノズルの予熱時間が短くても、或いは、予熱温度が低くてもひび割れの発生及び吐出口の脱落などの不具合が生じる可能性が低くなり、更に中空部にTiOが存在し、CaOの含量が増えることにより、浸漬ノズルの内壁に介在物が付着することを効率よく抑えることができる。したがって、浸漬ノズルの長寿命化を図ることができて生産性の向上及びコスト節減を両立させることができる。
本発明の一実施形態による浸漬ノズルを備える連続鋳造装置の概略図である。 本発明の一実施形態による連続鋳造用浸漬ノズルの断面図である。 Al−C、CaZrO及びCaTiOに対するアルミナの付着反応試験後のイメージである。 アルミナ基板の上にCaTiO及びCaZrOを0:100の混合比で混ぜて成形した試料を、1550℃において3時間保持して反応性を観察した結果を示すイメージである。 アルミナ基板の上にCaTiO及びCaZrOを30:70の混合比で混ぜて成形した試料を、1550℃において3時間保持して反応性を観察した結果を示すイメージである。 アルミナ基板の上にCaTiO及びCaZrOを50:50の混合比で混ぜて成形した試料を、1550℃において3時間保持して反応性を観察した結果を示すイメージである。 アルミナ基板の上にCaTiO及びCaZrOを70:30の混合比で混ぜて成形した試料を、1550℃において3時間保持して反応性を観察した結果を示すイメージである。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施形態について詳細に説明する。
しかしながら、本発明は以下に開示される実施形態に何ら限定されるものではなく、異なる様々な形態に具体化され、単にこれらの実施形態は本発明の開示を完全たるものにし、通常の知識を有する者に発明の範囲を完全に知らせるために提供されるものである。
図1は、本発明の一実施形態による浸漬ノズルを備える連続鋳造装置の概略図であり、図2は、本発明の一実施形態による連続鋳造用浸漬ノズルの断面図である。
図1に示すように、本発明が適用される連続鋳造装置は、取鍋100における製鋼工程を経た溶鋼を貯蔵するタンディッシュ200と、タンディッシュ200の下側に配置されて溶鋼を凝固させて鋳片を製造する鋳型300と、タンディッシュ200の出湯口210の下側に対応して配置されて溶鋼の出湯を制御するゲート400と、ゲート400の下部に対応して配置されてタンディッシュ200内の溶鋼を鋳型300に導く浸漬ノズル500と、を備える。
また、ゲート400としては、摺動ゲートが使用可能である。摺動ゲートは、上部固定プレート410と、下部固定プレート420と、上部及び下部固定プレート410、420の間に設けられた摺動プレート430と、を備える。このような連続鋳造装置は、摺動プレート430を摺動させてタンディッシュ200の出湯口210と浸漬ノズル500との間の連通を制御することにより、溶鋼の出湯を制御することができる。もちろん、本発明はこれに何等限定されるものではなく、タンディッシュ200の出湯口201と浸漬ノズル500との間の連通が制御可能なものであれば、いかなる手段を用いても構わない。
浸漬ノズル500は、図2に示すように、タンディッシュ200内の溶鋼を鋳型300内に導くように管状に製作されたノズル胴体510と、ノズル胴体510の内壁を取り囲むように設けられた中空部520と、ノズル胴体510の外部の鉱滓ライン部530と、ノズル胴体510の下部の両側に互いに対称となるように形成されて浸漬ノズル500内の溶鋼を鋳型300に吐き出すようにする吐出口540と、を備える。
ノズル胴体510は、Al−C及びAl−SiO−Cのうちのいずれか一方の材料を用いて製作可能であり、溶鋼が流れるように管状に製作される。なお、鉱滓ライン部530は、ZrO−Cの材料を用いて形成可能であり、吐出口540の上側のノズル胴体510の外面に形成されてもよい。
中空部520は、ノズル胴体510の内壁に形成される。すなわち、中空部520は、浸漬ノズル500の内壁に所定の厚さ、例えば、3mm〜5mmの厚さに形成されて溶鋼と接触されてもよい。このとき、中空部520は、ノズル胴体510の内壁から突出しないように形成されてもよい。すなわち、中空部520は、浸漬ノズル500の内壁に3mm〜5mmの深さに形成されてもよい。
もちろん、中空部520は、浸漬ノズル500の内壁に一部が嵌入し、残りが突出したような形状に設けられてもよく、浸漬ノズル500の内壁から突出するような形状に設けられてもよい。また、中空部520は、ノズル胴体510の長手方向に下側から50%以上の長さに形成されてもよい。もちろん、中空部520は、ノズル胴体510の内壁の全体に形成されることが好ましい。
このような本発明の中空部520は、灰チタン石(CaTiO)、ジルコン酸カルシウム(CaZrO)、ケイ酸カルシウム(CaO・SiO)、黒鉛(C)、及びバインダーとの混合物を用いて形成してもよい。中空部520を、灰チタン石を含む混合物により形成することにより、次のような反応によりCaOが溶出され、CaOがアルミナと反応して介在物の付着を抑える。
CaTiO→CaO+TiO
CaZrO→CaO+ZrO
CaO・ZrO→CaO+ZrO
12CaO+7Al→12CaO・7Al
すなわち、灰チタン石からCaO及びTiOが分離され、ジルコン酸カルシウムからCaO及びZrOが分離された後、CaOとアルミナとが反応して12CaO・7Alを形成することにより、浸漬ノズル500の内壁への介在物の付着を抑える。ここで、灰チタン石は、ジルコン酸カルシウムよりも活性エネルギーが低いため、ジルコン酸カルシウムがCaO及びZrOに分離される前に灰チタン石がCaO及びTiOに分離される。
このため、ジルコン酸カルシウムからCaOが分離される前に、灰チタン石からCaOが先に分離されて存在するため、結果的に、全体的なCaOの含量が増え、これにより、CaO及びアルミナ間の反応性が向上して介在物の付着を一層効率よく抑えることができる。このとき、CaOが分離された後、TiO及びZrOは中空部520の形状を保つ役割を果たす。
ところが、CaOの含量を増やすためにジルコン酸カルシウムの含量を増やすと、ZrOが脱安定化されて鋳造中にひび割れが生じることが懸念される。すなわち、ジルコン酸カルシウムからCaOが分離されるとZrOが残存するが、ZrOの安定化剤として用いられるCaOが分離されるためZrOが安定化されず、これにより、中空部520に溶鋼が接触するとき又は浸漬ノズル500を予熱する間にひび割れなどが生じる。
しかしながら、灰チタン石を加えると、灰チタン石からCaOが分離された後に残存するTiOは安定化状態を保ち、CaOが安定化剤として用いられないためひび割れなどが生じない。このため、灰チタン石が含まれ、それから分離されたTiOが存在するため、浸漬ノズル500の予熱時間が短くても、或いは、予熱温度が低くても、ひび割れの発生及び吐出口の脱落などの不具合が生じる可能性が低くなる。
また、ZrOはアルミナと反応しないのに対し、TiOは、アルミナと反応するので、介在物の付着を一層効率よく抑えることができる。すなわち、前記反応式にはCaO及びアルミナの主な反応を記載したが、TiOもまたアルミナと反応する。結果的に、灰チタン石を含有させることにより、ジルコン酸カルシウムの含量を増やさなくてもCaOの含量を増やすことができ、TiOがアルミナと反応することにより、アルミナとの反応性を一層向上させることができて介在物の付着を一層効率よく抑えることができる。なお、TiOはCaOを安定化剤として用いないので、鋳造中におけるひび割れなどの発生を防ぐことができる。
本発明に係る中空部520は、灰チタン石、ジルコン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、及び黒鉛と、バインダーと、が混合されて形成されるが、ここで灰チタン石を含む中空部の材料が95wt%〜99wt%混合され、バインダーが1wt%〜5wt%混合され得る。すなわち、中空部の材料とバインダーとの混合物100wt%に対して、中空部の材料は95wt%〜99wt%が混合され、バインダーが1wt%〜5wt%混合される。
バインダーとしては、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂が使用可能である。ここで、バインダーが1wt%未満であると中空部の材料の混合を行い難く、バインダーが5wt%を超えると、湿度が高くて中空部520を成形し難いという問題がある。また、前記混合物における灰チタン石及びジルコン酸カルシウムは40wt%〜90wt%の範囲で含有されてもよい。すなわち、中空部の材料とバインダーとの混合物100wt%に対して、灰チタン石及びジルコン酸カルシウムが40wt%以上90wt%以下で含有されてもよい。
灰チタン石及びジルコン酸カルシウムは、CaOが溶出された後でTiO及びZrOが中空部520の形状を保つ役割を果たすため、40wt%以上含有させなければ、中空部520の形状を保つことができず、またその他の成分を添加するためには90wt%以下含有させなければならない。
また、灰チタン石は、ジルコン酸カルシウムに対して5%〜50%の比で含有されてもよい。すなわち、灰チタン石とジルコン酸カルシウムとの混合物100wt%に対して、灰チタン石は5wt%〜50wt%で含有されてもよい。
灰チタン石がジルコン酸カルシウムに対して5%未満混合された場合には、本発明の効果があまり得られず、50wt%を超えて混合された場合には、反応性が高すぎて浸漬ノズル500の寿命が短縮される虞がある。すなわち、灰チタン石の含量が多すぎると、過反応により中空部520が早く消耗され、これにより、浸漬ノズル500の寿命が短縮される虞がある。
また、黒鉛は、混合物100wt%に対して、5wt%〜35wt%で含有されてもよい。黒鉛は、浸漬ノズル500の外部との熱伝達のために5wt%以上添加されなければならず、35wt%を超えてあまりにも過剰に添加された場合には酸化される虞がある。
更に、ケイ酸カルシウムは、CaO・SiO+2CaO・SiOにより構成され、混合物100wt%に対して1wt%〜25wt%含有されてもよい。灰チタン石の量に応じてケイ酸カルシウムの量が変わるが、アルミナとの反応を誘導するためには1wt%以上含有されなければならず、25wt%を超えて添加される場合にはあまりにも反応が激し過ぎて浸漬ノズル500の寿命が短縮される虞がある。
一方、吐出口540も中空部520と同じ材質により形成されてもよい。すなわち、灰チタン石、ジルコン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム及び黒鉛Cとバインダーとの混合物を用いて形成してもよい。しかしながら、吐出口540は、中空部520の前記混合物の含量よりも低い含量を有するように形成して合計のCaOの含量が中空部520の合計のCaOの含量よりも少なくなるように形成してもよい。
すなわち、灰チタン石、ジルコン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム及び黒鉛のCaOの含量は、中空部520は、15wt%〜35wt%で形成され、吐出口540は、10wt%〜25wt%で形成されてもよい。
一方、中空部520及び吐出口540は、気孔率が15%〜35%になるように製作されることが好ましい。中空部520及び吐出口540の気孔率が15%未満であって、中空部520及び吐出口540が緻密であれば、鋳造中にひび割れが生じる虞があり、気孔率が35%を超えると、強度が低下する虞がある。
上述したように、本発明の一実施形態による浸漬ノズル500は、ノズル胴体510の内壁に形成された中空部520を灰チタン石(CaTiO)、ジルコン酸カルシウム(CaZrO)、ケイ酸カルシウム(CaO・SiO)、及び黒鉛(C)を含む材質により形成する。灰チタン石が含まれることにより、ジルコン酸カルシウムの含量を増やさなくてもCaOの含量を増やすことができ、TiOがアルミナと反応することにより、アルミナとの反応性を向上させることができて介在物の付着を一層効率よく抑えることができ、鋳造中におけるひび割れなどの発生を防ぐことができる。
図3は、試料の材質によるアルミナ付着反応試験後のイメージであり、Al−C、CaZrO及びCaTiOに対するアルミナ付着反応試験後のイメージである。すなわち、図3(a)は、Al−C基板のイメージであり、図3(b)は、CaZrO基板のイメージであり、図3(c)は、CaTiO基板のイメージである。
図3に示すように、介在物の付着レベルは、Al−Cが最も低く、CaZrO及びCaTiOの順に高いことが分かる。
また、各基板のアルミナ付着反応試験後の成分を分析したところ、Al−Cは、Alが98wt%であり、その他が2wt%であり、CaZrOは、Alが57wt%であり、CaO−Al化合物が37wt%であり、且つ、その他が6wt%であった。更に、CaTiOは、Alが15wt%であり、CaO−Al化合物が78wt%であり、且つ、その他が7wt%であった。
このため、反応性に最も優れたCaTiOは、CaZrOに比べて材料内のCaOが溶出され易く、CaOがアルミナと低融点物質を作り易い。
この結果から明らかなように、浸漬ノズル500の中空部520及び吐出口540の材質としてCaTiOを添加した場合、浸漬ノズル500の介在物の付着を効率よく抑えることができる。
図4〜7は、アルミナ基板の上にCaTiO及びCaZrOをそれぞれ0:100、30:70、50:50、及び70:30の混合比で混ぜて成形した後、1550℃において3時間保持して反応性を観察した結果を示すイメージである。
ここで、図4〜7の(a)は、Alの反応性を示すものであり、図4〜7の(b)は、Caの反応性を示すものである。図4〜7の(b)に示すように、いずれも試料内のCaがアルミナ基板に拡散していることが分かるが、CaTiO及びCaZrOが30:70の混合比で混ざった場合には試料がまともに残存しており、50:50の場合には試料の反応が激しいとはいえ、完全に溶けずに3時間後にも残存していることが確認される。
しかしながら、CaTiO及びCaZrOが70:30の混合比で混ざった場合、3時間で試料が完全に溶けて消失したことを確認することができ、この場合、あまりにも早い反応により浸漬ノズルの中空部として用いることができない。したがって、CaTiOの含量は、CaZrOに対して50%以下で添加されることが好ましい。
以上、本発明の技術的思想を前記実施形態に基づいて具体的に記述したが、前記実施形態は、その説明のためのものに過ぎず、その制限のためのものではないということに留意すべきである。なお、本発明の技術分野における当業者であれば、本発明の技術思想の範囲内において種々の実施形態に具体化可能であるということが理解できる筈である。

Claims (11)

  1. 管状のノズル胴体と、前記ノズル胴体の内壁を少なくとも一部取り囲むように設けられた中空部と、前記ノズル胴体の下部に設けられた吐出口と、を備え、前記中空部は、灰チタン石(CaTiO)、ジルコン酸カルシウム(CaZrO)、ケイ酸カルシウム(CaO・SiO)、及び黒鉛(C)を含む混合物により形成されたことを特徴とする連続鋳造用浸漬ノズル。
  2. 前記中空部は、3mm乃至5mmの厚さに形成されたことを特徴とする請求項1に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
  3. 前記混合物100wt%に対して、前記灰チタン石、ジルコン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、及び黒鉛は、95wt%乃至99wt%添加されて、1wt%乃至5wt%のバインダーと混合されることを特徴とする請求項1又は2に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
  4. 前記混合物100wt%に対して、灰チタン石及びジルコン酸カルシウムは、40wt%乃至90wt%含有されることを特徴とする請求項3に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
  5. 前記灰チタン石は、ジルコン酸カルシウムに対して5%乃至50%含有されることを特徴とする請求項4に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
  6. 前記混合物100wt%に対して、前記黒鉛は、5wt%乃至35wt%含有されることを特徴とする請求項4に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
  7. 前記混合物100wt%に対して、前記ケイ酸カルシウムは、1wt%乃至25wt%含有されることを特徴とする請求項6に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
  8. 前記吐出口は、灰チタン石、ジルコン酸カルシウム、ケイ酸カルシウム、及び黒鉛を含む混合物により形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
  9. 前記吐出口は、前記中空部よりもCaOの含量が少なくなるように形成されることを特徴とする請求項8に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
  10. 前記中空部のCaOの含量は、15wt%乃至35wt%であり、前記吐出口のCaOの含量は、10wt%乃至25wt%であることを特徴とする請求項9に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
  11. 前記中空部及び吐出口は、15%乃至35%の気孔率で形成されたことを特徴とする請求項10に記載の連続鋳造用浸漬ノズル。
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