JP2018500954A - クロスカントリー用スキーポールハンドル - Google Patents

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Abstract

本発明は、ハンドル頭部(2)、ハンドル本体(3)、及び、取り扱いデバイスを固定するためのフック状デバイス(4)を含む、特に、トレッキングポール、ノルディックウォーキングポール、アルペンスキーポール、又はクロスカントリースキーポールのための、ポールハンドル(1)に関する。取り扱いデバイスに設けられ、かつ実質的に上方からフック状デバイスに挿入されるループ、リング、又は鳩目形状のデバイスが、フック状デバイスに自動ロック式で固定されるように、変位可能な、旋回可能な、又は回転可能な掛止手段(5)が、フック状デバイスの領域に配置される。掛止手段は、支持された位置において、ループ、リング、又は鳩目形状のデバイスのための狭められた領域(7)を底部に向かって規定する保持突起の形状で設計される。加えて、ハンドル頭部及び/又はハンドル本体において上方から凹み(8)が設けられ、凹みには、係合手段がその上又はその中に配置された、移動可能及び/又は回転可能に設置される固定ブロック(9)が配置される。

Description

本発明は、特に、ウォーキングポール、トレッキングポール、アルペンスキーポール、クロスカントリースキーポール、又はノルディックウォーキングポールのための、特にハンドストラップ又はグローブの形状である、手保持デバイスを締結するためのフック状デバイスを備えたハンドル本体を有するポールハンドルに関する。この場合、上方からフック状デバイスに挿入され、かつ、手保持デバイス上に設けられる、ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスが、フック状デバイスに自動ロック式で固定されるように、掛止手段が、フック状デバイスの領域に配置される。
国際公開第2006/066423号は、手保持デバイスを締結する保持用マンドレルを有するポールハンドルを開示する。特に、ウォーキングポール、トレッキングポール、アルペンスキーポール、クロスカントリーポール、及びノルディックウォーキングポールのための当該ポールハンドルの場合、ハンドル本体と、特にハンドストラップ又はグローブの形状の手保持デバイスを締結するためのフック状デバイスがある。実質的に上方からフック状デバイスに挿入され、かつ、手保持デバイスに設けられる、ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスが、フック状デバイスに自動ロック式で固定されるように、変位可能又は回転可能な掛止手段がフック状デバイスの領域に配置される。これらの利点すべてをもってしても、当該文書に記載される設計は、とりわけ、フック状デバイスによりポールハンドルに形成されるスロット、又は解放ボタンとこの解放ボタンが収容されているハンドルの凹みの壁との間の隙間に、例えば転倒の際に、泥又は雪が入り込み得るという欠点を有する。このことにより、特に凍結点未満の温度では、例えば氷が形成された結果、掛止機構が閉塞する可能性があり、又はアイレット形状のデバイスが掛止できなくなるか、もしくはアイレット形状のデバイスが解放できなくなる可能性があり、後者は転倒が起こった場合に安全上のリスクとなり得る。加えて、図4及び図5に関連して記載されている当該文書の実施形態の掛止機構は、とりわけ、ハンドル頭部が非対称な形状であるため、便利な方法、例えば、親指を用いてではなく、他方の手を用いて、又は特に扱いが熟練している場合には、人差し指を用いて作動ボタンを作動させることによってのみ解放可能である。
国際公開第2006/066423号
本発明の目的は、クロスカントリーのアスリート、特に、中でもバイアスロンのアスリートのための、上記先行技術の欠点を克服するポールハンドルを提供することである。
当該目的は、請求項1に記載のポールハンドルにより達成される。
本発明に従ったポールハンドルは、特に、トレッキングポール、ノルディックウォーキングポール、アルペンスキーポール、又はクロスカントリーポールに適している。ポールハンドルは、ハンドル頭部及びハンドル本体、ならびに、特にハンドストラップ又はグローブの形状の、手保持デバイスを締結するためのフック状デバイスを含む。
実質的に上方からフック状デバイスに挿入され、かつ、手保持デバイス上に設けられる、ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスが、フック状デバイスに自動ロック式で固定されるように、少なくとも1つの変位可能な、旋回可能な、又は回転可能な掛止手段がフック状デバイスの領域に配置される。
この場合、フック状デバイスは、ポールハンドルの、ハンドル本体の頂部領域又はハンドル頭部において手の側に配置される。フック状デバイスは、ハンドル本体から手の側にずれて配置された保持マンドレル又は保持ピンを備え、それにより挿入スロット又はハンドル本体の切り込みを実現する。保持マンドレル又は保持ピンは、ポールハンドル長手軸に実質的に平行に配置されてよいが、上方から、ポールハンドル長手軸に平行にではなく、わずかに上向きの角度からアクセス可能であるように、ある程度後方へ、すなわち、ポール軸と移動の方向とを結ぶ平面において角度βだけ後ろ側又は手の側へと傾斜していてもよい。その結果、対応する開口角度β(図1bの反時計回りの正符号で理解される)は、好ましくは、0〜15°の範囲内、特に好ましくは、5〜12°の範囲内であり、ここで、0°とは実際、ポールハンドル長手軸に平行であることを意味する。このような保持マンドレル又は保持ピンのわずかな傾斜、すなわち、β>0°である場合は、とりわけ、狭められたストラップ/アイレットを有するポールを利用する場合に、より良好な力の導入をもたらす。フック状デバイスは、ハンドル本体に一体形成されることが好ましい。その延長軸に対して断面で見たときに、保持マンドレル又は保持ピンは、円形断面を含むことができるが、楕円形断面を含んでいてもよい。保持マンドレル又は保持ピンの特に好ましい実施形態は、断面がある程度D形状であり、扁平な領域は手の方向を指し示すという点を特徴とする。保持マンドレル又は保持ピンのこのような実施形態が、ストラップ/アイレットと一緒に使用され、このストラップ/アイレットはしたがってD形状であるように実現されるか、又は、対応する剛性の扁平帯域が直接手を向くように手保持デバイスに締結される場合、ハンドストラップのための保持マンドレル/保持ピンに対する回転防止デバイスは、保持マンドレル/保持ピンに対するストラップ/アイレットの2つの扁平領域が当接した結果生み出される。有利には、挿入スロットの深さは、保持マンドレル又は保持ピンの幅及び厚さよりも大きい。好ましい実施形態に従えば、フック状デバイスは、3〜15mmの範囲内、好ましくは、4〜10mmの範囲内の幅を含み、特に好ましくは、フック状デバイスは、少なくとも部分的に、ポールハンドル軸に対して垂直な実質的に楕円形又は矩形の断面を含み、適用可能である場合は、丸みを帯びたエッジを有する。挿入スロットは、典型的には、5〜50mmの範囲内、好ましくは、10〜30mmの範囲内の深さ(ポールの長手軸に対して実質的に平行であるか又はわずかに傾斜しているスロットの長さとして理解されるべきである)を有する。
掛止手段は、保持突起又は掛止突起の形状で実現され、これは、支持された位置において、下方向において、ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスのための狭まった領域又は閉じられた領域を規定する。この目的を達成するために、ハンドル頭部及び/又はハンドル本体において上方から凹みが設けられ、この凹みの中には、変位可能及び/又は回転可能に設置されるロックブロックが配置され、その上又は中に、掛止手段が配置される。本発明の核心は、ロックブロックがその上側に、少なくとも部分的にハンドル頭部を形成し、かつ、手の側の後部ハンドル頭部領域において、挿入スロットへのアクセスを閉鎖することなく少なくとも部分的に挿入スロットの頂部と係合する作動領域を含むことである。
換言すると、作動領域は挿入スロットと重なるが、作動領域は、手の側、すなわち後方から、又は上方からある角度で挿入スロットにアクセス可能なままとしており、その結果、手保持デバイスのストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスは、保持マンドレルから引っ張られる、すなわち誘導されることができる。結果として、挿入スロットは、保持突起が保持マンドレルに支持されている静止位置と、作動領域の移動の結果、保持突起が挿入スロットから外れる解放位置との両方で外側からアクセス可能である。
好ましい実施形態によると、作動領域はハンドル頭部の頂部閉鎖を形成し、その際、作動領域は、ハンドル頭部の一方の側壁、好ましくは、両方の外側壁の頂部と係合することが好ましい。作動領域と対応する側壁との間にある当該スロットを通って水、泥、又は雪が進入するのを防止するために、作動領域の下部エッジは、これに対応して例えば段状に実現でき、下部エッジに隣接する側壁はこれに対応して段状であってもよく、又は当該領域において迷路状のエッジを実現することも可能である。作動領域及び側壁はここでブロックの旋回点の周りに同じ半径を有して実現されるため、小さな許容誤差で良好なシールを得ることができる。有利には、作動領域はさらに、前部ハンドル頭部領域においてハンドル頭部の下向きに傾斜した側面を覆う。
特に好ましい実施形態では、手の側、すなわち後方に向いている後部ハンドル頭部領域において、作動領域は延長部を含み、延長部は、(使用者の移動の方向とは反対の)水平方向に沿ってポールハンドル長手軸を実質的に横切るように延びることが好ましく、かつ、少なくとも部分的に挿入スロットと重なる。その結果、挿入スロットは、掛止手段がフック状デバイスに支持されている静止位置と、掛止手段が少なくとも部分的に挿入スロットを解放する解放位置との両方で、作動領域の延長部と少なくとも部分的に重なっている。
延長部がその手の側の端部に、ポールハンドル長手軸と回転軸とを結ぶ平面に対して95〜120°、好ましくは100〜105°の角度を成して上向きに延びる上向きに傾斜した側面を含む場合、特に有利である。その結果、手保持デバイスの結合のための、すなわちストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスの挿入のためのさらなる空間が保持マンドレルに接して残る。
作動領域は、その最も幅広な点において、0.7〜2.5cm、特に好ましくは約1〜2cmの幅を含むことが好ましい。作動領域は、その最も幅広な点において、ハンドル頭部のその最も幅広な点における幅とほぼ同じ大きさの、又は好ましくは少なくとも同じ大きさの、又は好ましくはそれよりもいくらか大きな幅、すなわち、それよりも合計で1〜5mm大きな幅を含むことが好ましい。その結果、作動領域はある程度までハンドル頭部を「覆う」。先行技術のさまざまな実施形態と対照的に、ここでの作動領域はハンドル頭部に埋め込まれない。これの利点は、泥も雪もハンドル頭部の作動領域と側壁との間のハンドル頭部凹みに入り込めないということである。
加えて、作動領域が、前部ハンドル頭部領域において、ハンドル頭部の前部ハンドル頭部領域よりも移動の方向にさらに延びる場合に有利である。ここでも、重なることによって、ハンドル頭部凹みへの泥又は雪の侵入が回避される。
さらなる好ましい実施形態によると、ロックブロックは、ポールハンドル長手軸に対して垂直に、好ましくは移動の方向を横切るように配置された水平な回転軸の周りに回転可能であるように、ハンドル頭部に設置される。これは、ロックブロック及びハンドル頭部の側壁を通って突出する横ピンによって実現されることが好ましく、この横ピンによってロックブロックがハンドル頭部に設置される。
ハンドル頭部の1つの側壁に、好ましくは、その位置でハンドル頭部の2つの側壁に隣接する作動領域の底部エッジは、少なくとも一部の領域で、ロックブロックの回転軸を中心とした円弧を形成することが好ましい。この場合、0.5〜3.5cm、好ましくは、0.5〜1.5cmの範囲内の半径を有する円が規定されることが好ましい。
ロックブロックは、作動領域と一体部品で実現されても、又はロックブロックに一体形成されてもよい。その結果、当該実施形態において、ある程度までは作動領域はロックブロックの最上部部分を形成する。この場合、作動領域はロックブロックよりも柔らかい、例えば、よりグリップしやすい特性を有する材料で実現されてもよい。
ポールハンドルを側面から、すなわち、ポールハンドル長手軸と移動の方向とを結ぶ平面に関連して又はこれに対して見たときに、作動領域は、凸状に実現される、すなわち下向きに、又はアーチ状に湾曲していることが好ましい。作動領域は、少なくとも前部ハンドル頭部領域、さらには手の側の後部ハンドル頭部領域においても下向きのアーチ形であるように実現されることが好ましい。これにより、ハンドル頭部は例えば、支持するときに、上方から快適にグリップすることができる。これにより、ロックブロック/作動領域は、多くの方法で、すなわち、同じ手の又はもう一方の手の親指を用いて、人差し指を用いて作動できる。
特に好ましい実施形態によると、これに追加として、又はこれの代替として、作動領域は、凸状に実現される、すなわちポールハンド長手軸に対して垂直に延びる平面に関連して又はこの平面に対して、下向きに又はアーチ状に湾曲している。
特にグリップしやすい実施形態は、その頂部表面に、使用者の指が滑るのを回避するのに適している構造部、特に、肋状部を含む作動領域を含む。この場合、構造部は、作動領域の後部、すなわち手の側のハンドル頭部領域と、前部ハンドル頭部領域との両方において配置されていることが好ましい。
人間工学的な形状及び材料の節減のため、さらなる好ましい実施形態は、作動領域が、上から見たときに、前部ハンドル頭部領域及び/又は手の側の後部ハンドル頭部領域において移動の方向に収斂するように実現されることを特徴とする。
さらなる好ましい実施形態は、前部ハンドル頭部領域において、作動領域が、移動の方向に、好ましくは1〜3.5cm、好ましくは1.5〜2.8cmの範囲でハンドル頭部と重なる延長部をさらに含むという点を特徴とする。当該実施形態は例えば、バイアスロンにおいて使用するのに特に適している。アスリートがゆるくポールを持つ場合、ポールハンドルは、アスリートの手を滑り、ある程度「止めキャッチ」として機能する当該延長部の下部エッジにおいて準備位置で止め具に到達できる。止め具位置では、アスリートのハンドストラップはここで、アスリートがほぼ「見えない」状態で、手保持デバイスをハンドル内に、又はストラップ形状、リング形状、もしくはアイレット形状の結合要素により保持マンドレルにかちっと引っ掛けることができるように、ポールハンドルの正確な高さに配置される。
当該機能は、特にポールハンドルにおいて有利に働き、その作動領域は前部ハンドル頭部領域において、ポールハンドル長手軸に対して実質的に水平な移動の方向において頂部表面に、好ましくは1.0〜3.5cmの長さ、好ましくは1.5〜3.5cmの長さ、特に好ましくは2〜3cmの長さに渡って延びる実質的にまっすぐな部分を含む。このために、前部ハンドル頭部領域において、作動領域がまっすぐな部分につながり、かつ下向きに曲げられた端部を含む場合、特に有利である。前部ハンドル頭部領域における延長部の底部表面、すなわち、底部エッジにおける、ハンドル頭部に重なる下向きの湾曲は、使用者の指、特に、人差し指と実質的に少なくとも同じ円弧の半径を有する円の少なくとも部分的な円弧を描くことが好ましい。すると、端部は、延長部が止めキャッチとして最適であるように機能できるように、この端部がいくらか大きな曲率、すなわちより小さな円弧の半径を描くように曲げられる。加えて、延長部は、材料と、結果的に重量を節減する目的で少なくとも1つの材料切り欠き又は凹み又はくぼみを有することができる。
上述した掛止手段は、ロックブロック上もしくはロックブロック内に配置されることが好ましく、又はロックブロックと一体部品で実現される保持突起又は掛止突起の形状で実現されることが好ましい。保持突起は、例えば、ロックブロックの底部分を形成することができる。
この場合、当該保持突起は、フック状デバイスに対して支持された位置(ポール使用中の掛止機構の静止位置)において、ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイス用の狭められた領域を下方に規定する。その結果、ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスは、作動領域を使用者の手の側への方向、すなわち後方(移動の方向とは反対)に回転/傾斜させた結果、掛止機構を解放することにより解放されるまで当該狭められた領域に捕捉されて保持される。
ロックブロックは、有利には、ばねによって、特に好ましくは板ばねによって、手の側に配置されたフック状デバイスに対して支持されている。この場合、ばねは、ロックブロックの凹みに配置されることが好ましく、この凹みは、ロックブロックの前部領域に配置されることが好ましく、当該前部領域は、移動の方向にフック状デバイスから離れる方に向けられている。当該好ましい実施形態では、ばねは、ハンドル頭部の凹み内でハンドル頭部の(前部)内壁に対して支持されている。これにより自動ロック式機構が可能となる。この目的のために、保持突起は、挿入方向において上から下までポールハンドル長手軸に対して平行な傾斜側面を含むことが好ましい。自動ロックを達成するには、使用者は手保持デバイスのストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスを保持マンドレル上の静止位置に誘導するだけでよく、保持突起は、ばねの力に抗して挿入スロットから外れ、ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスが狭められた領域に捕捉されるやいなやはね戻る。
特に好ましい実施形態によると、ロックブロックは、作動領域によって外側から回転軸の周りにばねの力に抗して傾斜可能であり、これによって自動ロックを解除する。この目的のために、作動領域は使用者の片方の手の側に向けて傾斜される。これは、その手の人差し指によって、又は親指によって便利に達成できる。前部ハンドル頭部領域に延長部を有するバイアスロンスポーツ用の上記の変形例の場合には、止めキャッチの下に保持された人差し指をポールハンドル長手軸に沿って軸方向上方に移動させた結果、作動領域はさらに作動又は旋回できる。
加えて、ポールハンドルは、例えば、安全面の側面として自動解放用の機構を有することができる。このような自動解放は、例えば、国際公開第2006/066423号に開示されているような別個の機構によって実現されてもよいが、これは、ばね12の復元力に抗してストラップ/アイレットにおける大きな上向きの張力が十分にある場合にブロックが撓むことができるように、保持突起の底部領域が傾けられ、すなわち、保持マンドレルに向かってわずかに上向きに角度をつけて実現される結果、簡単に達成することもできる。
本発明は、前述の実施形態のうち1つに記載のポールハンドルを有するポール、特にウォーキングポール、トレッキングポール、アルペンスキーポール、クロスカントリースキーポール、又はノルディックウォーキングポールにさらに関する。
さらなる例示的実施形態は従属クレームに記述される。
本発明の好ましい実施形態は、単純に説明のためであり、限定として解釈されるべきではない図面によって以下に記述される。
図1は、第1の好ましい実施形態に係るポールハンドルの概略側面図を示し、図1aは静止位置(すなわち、フック状デバイスに支持されている位置)にあるポールハンドルを示し、図1bは解放位置にあるポールハンドルを示す。 図2は、図1のポールハンドルの断面図を示し、図2aは、図1aの軸B−Bに沿った下からの断面図を示し、図2bは、図1bの軸D−Dに沿った下からの断面図を示す。 図3は、後方から、すなわち、手の側から見た場合の図1のポールハンドルの概略図を示す。 図4は、前方から、すなわち、移動の方向から見た場合の図1のポールハンドルの概略図を示す。 図5は、図1のポールハンドルの概略斜視図を示す。 図6は、図1のポールハンドルの図4の軸A−Aに沿った2つの断面図を示し、図6aは、図1aのポールハンドルの断面図を示し、図6bは同様に、図1bのポールハンドルの解放位置における軸A−Aに沿った断面図を示す。 図7は、上からの図1のポールハンドルの概略図を示し、図7aは静止位置にあるポールハンドルを示し、図7bは解放位置にあるポールハンドルを示す。 図8は、第2の好ましい実施形態によるポールハンドルの概略側面図を示す。 図9は、図8のポールハンドルの概略斜視図を示す。 図10は、静止位置における図8のポールハンドルの軸F−Fに沿った下からの断面図を示す。 図11は、静止位置における図8のポールハンドルの上からの概略図を示す。 図12は、後方から、すなわち、手の側から見た場合の図8のポールハンドルの概略図を示す。 図13は、前方から、すなわち、移動の方向から見た場合の図8のポールハンドルの概略図を示す。 図14は、図8のポールハンドルの図13の軸E−Eに沿った断面図を示す。
図1a〜図7bは、本発明の第1の好ましい実施形態によるポールハンドルを示す。これは特に、クロスカントリー又はノルディックウォーキングのスポーツに適している。この場合、手の側Hはポールハンドルの後ろ側であり、使用者は、この側からポールハンドル1をつかみ、この側から手保持デバイスがポールハンドル1に結合される。移動の方向Lは、使用者から見たときに前方Vを向いている。ポールチューブを受容するのに適している図示されているポールハンドル1は、ハンドル本体3及びハンドル本体の頂部につながるハンドル頭部2を含む。ポールチューブを収容するために、ポールハンドル1は、図4に見ることができる挿入開口部20と、図6a、図6bに見ることができる凹み21、すなわち、空洞又は盲穴を含む。ハンドル頭部2は、移動の方向Lと反対側の方向Rへと延びる手の側の、すなわち、後部ハンドル頭部領域2aを含み、ポールが使用されているとき移動の方向Lに向きを合わせられる前部ハンドル頭部領域2bを含む。ハンドル頭部2は、その前部ハンドル頭部領域2bに下向きに傾斜した側面15を有して実現される。ロックブロック9を受容するために設けられている凹み8は、ハンドル頭部2に上方から配置される。当該凹み8は、下方で境界が定められ、すなわち、ある程度までの盲穴として実現される。ロックブロック9は、ポールハンドル長手軸Sに対して垂直に配置された回転軸11の周りに回転可能又は傾斜可能又は旋回可能であるように、ハンドル頭部2の当該凹み8に設置される。回転軸11は、ハンドル頭部2の側壁18及びロックブロック9を通って突出する横ピンによって実現される。ロックブロック9の傾斜は、作動領域10を手の側Hに向かって回転方向Dへ作動させた結果達成される。当該作動領域10は、ハンドル頭部2の頂部表面、すなわち頂部閉鎖を成し、又は、ハンドル頭部2の側壁18及び傾斜側面15を覆う。加えて、作動領域10は、前部ハンドル頭部領域2bよりも後部ハンドル頭部領域2aでより大きな厚さdを含む。本発明の代表的な例において、作動領域10は、ポールハンドル長手軸Sを横切る方向においてハンドル頭部2の側壁18と重なる。これは、作動領域10が、作動領域10の下においてハンドル頭部2の最も幅広な点における幅、すなわち、作動領域10の下に収まるハンドル頭部2の2つの側壁18の間の最大間隔よりも大きな幅をその最も幅広な点b1において含むことを意味する。この場合、作動領域10は、例えば、ポールハンドル長手軸Sに沿って見たときにハンドル頭部頂部表面の回転軸11上に位置する領域において、その最も幅広な点b1を含む。これは、特に図4、図7a、及び図7bに見ることができる。加えて、作動領域10は、前部ハンドル頭部領域2b及び後部ハンドル頭部領域2aに収斂するように図示されている。
側面から、すなわち、移動の方向Lとポール長手軸Sとを結ぶ平面E1から見たときに、作動領域10は、アーチ形又は湾曲した設計を含む。側面から見たときに当該凸状に湾曲した設計は、前述のように、同じ手で親指(後方から)及び人差し指(前方から)の両方による作動の選択のために重要である。当該湾曲を図示するために、半径r1を有する円K1が図1bに加えられており、円K1の一部は、ハンドル頭部の頂部エッジの一部、したがって、作動領域10の底部エッジ19の一部によって描かれる。図示される例示的実施形態において、作動領域10は、ポールハンドル長手軸Sに対して垂直にかつ移動の方向L及び回転軸11を通る平面E2における湾曲した実現形態をさらに含むが、これは、図中では容易に見ることができない。加えて、本発明によるポールハンドル1は、ハンドル本体3の構成部品を形成するフック状デバイス4を含む。これは、ハンドル頭部2、すなわちハンドル本体3の頂部部分のスロット6によって実現される。当該挿入スロット6は、ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスを使用者の手保持デバイスで受容するのに適している。
後部、すなわち手の側のハンドル頭部領域2aにおいて、作動領域10は、挿入スロット6と係合する延長部10cを含み、挿入スロット6は手の側Hからアクセス可能である。図示される例示的実施形態において、延長部10cは、ポールハンドル長手軸Sと移動の方向Lとを結ぶ平面E1中で測ったときにポールハンドル長手軸Sに対して約105°の角度αで上向きに傾斜されている/角度がつけられている側面17を含む。
図1a又は図6aの断面図は、静止位置にあるポールハンドル1を示す。これは、掛止手段5、すなわち、保持突起又は掛止突起が、フック状デバイス4に支持され、使用者の手保持デバイスのストラップ形状、リング形状、もしくはアイレット形状のデバイスのいずれかが、狭められた領域7に捕捉されて保持される、もしくは、手保持デバイスはポールハンドル1に結合されていないことを意味する。手保持デバイスは、静止位置において挿入スロット6に挿入でき、作動領域10を作動させずとも自動ロック式でポールハンドル1に固定できる。
図1b又は図6bの断面図は、解放位置にあるポールハンドル1を示す。図1aの静止位置と比較すると、作動領域10は、その底部エッジ19をハンドル頭部の側壁18に沿わせた状態で手の側に向かって後方に変位、すなわち傾斜している。その結果、延長部10cは、静止位置にあるときよりも保持マンドレル4に重なり合っている。この場合、前部ハンドル頭部領域において、ハンドル頭部2の下向きに傾斜した側面15の頂部エッジは、変位した結果わずかに飛び出、解放位置であっても、作動領域10はハンドル頭部2を依然として実質的に完全に覆っている。当該解放位置は、一時的にだけ、すなわち、手保持デバイスがポールハンドル1から外れる間だけ存在する。これは、使用者が作動領域10をばね12の力に抗するように作動させた結果、ロックブロック9が傾斜し、ロックブロック9に一体形成された保持突起5が挿入スロット6から外れ、すなわち、スロット6からハンドル頭部の凹み8内へと旋回することにより達成される。結果として、掛止手段5は掛止領域を解放する、すなわち、狭められた又は閉じられた領域7と、狭められた領域7に掛止されているストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスとが外れ、すなわち、保持マンドレル4上のループが外され得る。図1aのポールハンドル1の長手方向断面図が図6aに示される。ロックブロック9を支持するために設けられる板ばね12は、ロックブロック9の対応する前部凹み13内で見えるように描写されている。当該ばねは、保持突起5に抗して後方に、すなわち手の側Hへ、また凹み8内におけるハンドル本体2の前部内壁14に抗して前側Vへと荷重をかけられている。
作動領域10の延長部10c及び解放動作のための作動領域10の移動経路は、挿入スロット6へのアクセスが、少なくとも後方から前方への方向において、すなわち移動の方向Lと平行に、静止位置及び解放位置の両方で確実となるように設けられるか又は設定されている。
加えて、作動領域10は、後部ハンドル頭部領域2a及び前部ハンドル頭部領域2bの両方においてその頂部表面に、掛止機構を解放するときにより滑りにくい表面を使用者に提供する構造部16又は肋状部を含む。構造部16は、使用者が手保持デバイスによりポールハンドル1に結合している手の親指及び人差し指の両方を用いて(又はもう一方の手の指を用いて)回転方向Dへと作動領域10を作動できるように後部及び前部に配置される。構造部16は、ロックブロック9の作動領域10を通って突出する中間部分9bの延長部により形成されることが図6a及び図6bで見て取れる。図示される例示的実施形態において、ロックブロック9は、複数の部品で実現され、ロックブロック9が回転軸11に沿う横ピンによりハンドル頭部2に設置されている底部分9aを有し、底部分9aは保持突起5及び板ばね12を受容するための凹み13を形成する。中間部分9bは、底部分9aの頂部につながっているが、構造部としての役割を果たす延長部によって、底部分9aと作動領域10との接続を形成し、これは、ある程度まではロックブロック9の頂部部分を形成する。この場合、当該さまざまな部分9a、9b、10は、同一の又は異なる材料から形成されてもよく、異なる材料が使用される場合、ハンドル頭部2から突出する作動領域10には、ハンドル頭部2の凹み8内に入り込むロックブロック9の部分9a、9bよりも柔らかい材料が適している。しかしながら、ロックブロック9は、一体部品で実現されてもよく、作動領域10は、ロックブロック9の最上部部分として実現されるか、又はロックブロックに一体形成されるかもしくは締結される。
図2bから見て取ることができるように、保持マンドレル4は、断面で見たときに手の側Hを向く側に扁平部4bを含む。したがって、保持マンドレルは、ある程度D形状であり、まっすぐな領域は手の側を向いている。保持マンドレルの断面形状の当該設計は、ストラップ又はアイレット24の回転を回避する又は完全に防止する目的で用いることができ、ストラップ又はアイレット24は、図1a及び図1bにおいて、スロットの下端(図1aでは狭められた領域7に捕捉されており、図1bでは、捕捉されておらず、スロットから外へ誘導されるように、ある程度準備されている)において図式的に示されている。これは、当該ストラップ又はアイレット24も、ある程度D形状で実現される結果、2つのまっすぐな領域が互いに当接するように移動し、回転を防止することが可能である。手保持デバイスのストラップ又はアイレットのこのような設計は、ストラップ又はアイレットの締結領域を剛性で扁平に実現することにより簡単に実現することができ、これは、例えば、おそらく締結のみによっても保証できるが、さらに、追加のプラスチック材料要素又はストリップにより支持され得る。
導入部で述べたように、保持マンドレル4の軸25は、ポールハンドル長手軸Sに平行に配置することできる。図1bに示すように、これは特定の用途のための好ましい設計であるが、保持マンドレル4の軸25は、図1bによる描示の正の反時計回りに延びる角度βでわずかに後方に傾斜するように実現することも可能である。典型的には約10°の範囲内である当該わずかな後方への傾斜は、特にスポーツに使用した場合、より良好な力の導入をもたらす。
図8〜図14は、本発明の第2の好ましい例示的実施形態を示す。とりわけバイアスロンスポーツに特に適している当該ポールハンドル1は、掛止機構に関しては、先に説明され、図1〜図7bに示されるポールハンドルと同一の方法で実現される。したがって、同一の参照番号が同一の要素に選択された。第2の例示的実施形態は、第1の例示的実施形態と実質的には作動領域10の設計のみが異なる。図8〜図14の第2の好ましい例示的実施形態において、後部ハンドル頭部領域2aの延長部10cに加えて、作動領域10は、前部ハンドル頭部領域2bにも延長部10dをさらに含む。作動領域10は、移動の方向Lにおいて後部延長部10cにつながり、かつ1.5〜3.5cm、特に好ましくは2〜3cmの範囲内の長さを含むまっすぐな部分10aによりその頂部表面において実現されており、下向きに湾曲した前端部10bで終端する。この場合、ハンドル頭部2からの突出部は1〜2.5cmである。前部延長部10dの底部エッジ23は、前部ハンドル頭部領域2bにおいて、また一部は頂部表面がまっすぐな部分10aの底部表面において、半径r2を有する円K2のアーチ形部分を含み、円K2の円周部は、少なくとも使用者の手の人差し指周りに対応している。その結果、前部延長部10dは、ポールハンドルをゆるくつかんだ使用者の手の人差し指のための「止めキャッチ」として機能し、人差し指が止めキャッチの止め具を見つけ、したがって手保持デバイスがポールハンドルに結合する正しい位置に手が到達するまで、手の内側の表面を通してポールハンドルを下方に滑らせることができる。したがって、使用者は、ある程度「見えない」状態でストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスを掛止できる。加えて、使用者は、使用者の人差し指が延長部10dの底部エッジ23に来たときに、親指を用いた頂部表面における作動領域10の回転動作の結果によってだけではなく、軸方向に力を及ぼすことにより、解放機構を上向きに作動できる。加えて、前部延長部10dは、その側面及び頂部表面において材料切り欠き又は凹み22を含む。
1 ポールハンドル
2 ハンドル頭部
2a 手の側、後部ハンドル頭部領域
2b 前部ハンドル頭部領域
3 ハンドル本体
4 フック状デバイス、保持マンドレル
4a 保持マンドレルの扁平部
5 掛止手段、保持突起
6 挿入スロット
7 狭められた領域
8 2の凹み
9 ロックブロック
9a 9の底部分
9b 9の中間部分
10 作動領域、9の頂部部分
10a 10のまっすぐな部分
10b 10の前端部
10c 10の後部延長部
10d 10の前部延長部
11 9の回転軸
12 ばね、板ばね
13 9又は9aの凹み
14 2の前部内壁
15 2の側面
16 10の構造部
17 10cの側面
18 2の側壁
19 10の底部エッジ
20 ポールチューブ用の3の挿入開口部
21 ポールチューブ用の3の凹み
22 10の材料切り欠き
23 10dの底部エッジ
24 ストラップ/アイレット
25 4の軸
a 10aの長さ
α 17の角度
β Sと25の間の角度
b1 最も幅広な点における10の幅
d 10cの厚さ
B1 11の周りのK1の円弧
B2 23におけるK2の円弧
D 解放動作
E1 S及びLを通る平面
E2 Sに対して垂直でありL及び11を通る平面
E3 S及び11を通る平面
H 後ろ側、手の側
K1 11の周りの円
K2 10bにより規定される円
L 移動の方向
r1 11の周りの円の半径
r2 円の半径
R 移動の方向と反対側
S ポールハンドル長手軸
V 前側

Claims (19)

  1. ハンドル頭部(2)、ハンドル本体(3)、及び、特にハンドストラップ又はグローブの形状の、手保持デバイスを締結するためのフック状デバイス(4)を有する、特に、トレッキングポール、ノルディックウォーキングポール、アルペンスキーポール、又はクロスカントリースキーポールのための、ポールハンドル(1)であって、
    実質的に上方から前記フック状デバイス(4)に挿入され、かつ、前記手保持デバイスに設けられる、ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスが、前記フック状デバイス(4)に自動ロック式で固定されるように、変位可能な、旋回可能な、又は回転可能な掛止手段(5)が前記フック状デバイス(4)の領域に配置され、
    前記フック状デバイス(4)は、前記ポールハンドル(1)の頂部領域又は前記ハンドル頭部(2)の手の側(H)に配置され、
    前記フック状デバイス(4)は、前記ハンドル本体(3)から前記手の側(H)にずれて配置され、それにより挿入スロット(6)を形成するか又は前記ハンドル本体(3)の切り込みとして構成される保持マンドレル又は保持ピンを備え、
    前記掛止手段は、支持された位置において、前記ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイスのための狭められた領域(7)を下向きの方向で規定する保持突起(5)の形状で実現され、そして、
    前記ハンドル頭部(2)及び/又は前記ハンドル本体(3)において上方から凹み(8)が設けられ、前記凹みには、変位可能及び/もしくは回転可能に設置されるロックブロック(9)が配置され、前記ロックブロック(9)の上又は中に前記掛止手段(5)が配置され、
    前記ロックブロック(9)がその上側に作動領域(10)を含み、前記作動領域(10)は、少なくとも部分的に前記ハンドル頭部(2)を形成し、かつ、前記手の側(H)の後部ハンドル頭部領域(2a)において、前記挿入スロット(6)へのアクセスを閉鎖することなく少なくとも部分的に前記挿入スロット(6)の頂部と係合することを特徴とする、前記ポールハンドル(1)。
  2. 前記作動領域(10)は前記ハンドル頭部(2)の上部閉鎖を形成し、前記作動領域(10)は、前記ハンドル頭部(2)の一方の側壁(18)の頂部、好ましくは、両側の側壁(18)の頂部と係合し、かつ、好ましくは、前部ハンドル頭部領域(2b)の前記ハンドル頭部(2)の下向きに傾斜した側面(15)を覆うことを特徴とする、請求項1に記載のポールハンドル(1)。
  3. 前記作動領域(10)は延長部(10c)を含み、前記延長部(10c)は、前記手の側(H)の後部ハンドル頭部領域(2a)において、水平方向(R)に沿ってポールハンドル長手軸(S)を実質的に横切るように延びることが好ましく、かつ、少なくとも部分的に前記挿入スロット(6)と係合し、前記延長部(10c)は、好ましくは、その手の側の端部に、ポールハンドル長手軸(S)と前記回転軸(11)とを結ぶ平面(E3)に対して95〜120°、特に好ましくは100〜105°の角度(α)を成して上向きに延びる上向きに傾斜した側面(17)を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のポールハンドル(1)。
  4. 前記作動領域(10)は、その最も幅広な点において、前記ハンドル頭部(2)のその最も幅広な点における幅とほぼ同じ大きさの、又は少なくとも同じ大きさの、又はそれよりも大きな幅(b1)を含み、前記作動領域(10)は、その最も幅広な点において、好ましくは、0.7〜2.5cm、特に好ましくは約1〜2cmの幅(b1)を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  5. 前記作動領域(10)が、前記前部ハンドル頭部領域(2b)において、前記前部ハンドル頭部領域(2b)の前記ハンドル頭部(2)よりも移動の方向(L)にさらに延びることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  6. 前記ロックブロック(9)は、前記ポールハンドル長手軸(S)に対して垂直に、かつ、好ましくは移動の方向(L)を横切るように配置された水平な回転軸(11)の周りに回転可能であるように、前記ハンドル頭部(2)に設置されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  7. 前記ハンドル頭部(2)の側壁(18)に、好ましくは、その位置でも前記側壁(18)に隣接する前記作動領域(10)の底部エッジ(19)は、少なくとも一部の領域で、前記ロックブロック(9)の前記回転軸(11)の周りの円弧(B1)を形成し、好ましくは、0.5〜3.5cm又は0.5〜1.8cmの半径(r1)を有する円(K1)を規定することを特徴とする、請求項6に記載のポールハンドル(1)。
  8. 前記挿入スロット(6)は、前記掛止手段(5)が前記フック状デバイス(4)に支持されている静止位置と、前記掛止手段(5)が少なくとも部分的に前記挿入スロット(6)を解放する解放位置との両方で、前記作動領域の前記延長部(10c)によって少なくとも部分的に係合されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  9. 前記ロックブロック(9)は、前記作動領域(10)と一体部品で実現されるか、又は、前記作動領域(10)は、前記ロックブロック(9)に一体形成されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  10. 前記作動領域(10)は、前記ポールハンドル長手軸(S)と前記移動の方向(L)とを結ぶ平面(E1)に対して凸状に実現され、好ましくは、前記ポールハンドル長手軸(S)に対して垂直に延びる平面(E2)に対しても凸状に実現されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  11. 前記作動領域(10)は、その上部側に、使用者の指が滑るのを防止するのに適している構造部(16)、特に、肋状部を含み、前記構造部(16)は、好ましくは、後部の手の側のハンドル頭部領域(2a)及び前部ハンドル頭部領域(2b)の両方において配置されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  12. 前記作動領域(10)は、前記前部ハンドル頭部領域(2b)において下向きのアーチ形であるように実現され、好ましくは、さらに前記手の側の後部ハンドル頭部領域(2a)においてもアーチ形であるように実現されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  13. 前記作動領域(10)は、前記前部ハンドル頭部領域(2b)及び/又は前記手の側の後部ハンドル頭部領域(2a)で移動の方向(L)に収斂するように実現されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  14. 前記作動領域(10)は、前記前部ハンドル頭部領域(2b)において、移動の方向(L)に、好ましくは1〜3.5cm、好ましくは1.5〜2.8cm、前記ハンドル頭部(2)と重なる延長部(10d)を含むことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  15. 前記作動領域(10)は、前部ハンドル頭部領域(2b)において、前記ポールハンドル長手軸(S)に対して実質的に水平な移動の方向(L)において、好ましくは、1.0〜3.5cm、好ましくは、1.5〜3.5cm、特に好ましくは、2〜3cmの長さ(a)に渡って延びる実質的にまっすぐな部分(10a)を含み、かつ、前記作動領域(10)は、前記前部ハンドル頭部領域(2b)において、前記まっすぐな部分(10a)につながりかつ下向きに曲げられた端部(10b)を含むことを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  16. 前記掛止手段(5)は、好ましくは前記ロックブロック(9)上もしくは前記ロックブロック(9)内に配置される保持突起(5)の形状で実現されるか、又は、前記ロックブロック(9)と一体部品で実現される保持突起(5)の形状で実現され、かつ、前記フック状デバイスに(4)対して支持された位置において、前記掛止手段(5)は、前記ストラップ形状、リング形状、又はアイレット形状のデバイス用の狭められた領域(7)を下方に規定することを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  17. 前記ロックブロック(9)は、ばね(12)によって、特に好ましくは板ばね(12)によって、前記手の側(H)に配置された前記フック状デバイス(4)に対して支持されており、前記ばね(12)は、好ましくは、前記ロックブロック(9)の凹み(13)に配置され、前記凹み(13)は、好ましくは、前記ロックブロック(9)の前部領域に配置され、前記前部領域は、前記フック状デバイス(4)から移動の方向(L)に離れる方向に向けられており、前記ばね(12)は、好ましくは、前記ハンドル頭部(2)の前記凹み(8)において前記ハンドル頭部(2)の内壁(14)に対して支持されていることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)。
  18. 前記ロックブロック(9)は、外側から前記作動領域(10)を介して前記回転軸(11)の周りに前記ばね(12)の力に抗して傾斜可能であり、それにより自動ロックが解除されることを特徴とする、請求項17に記載のポールハンドル(1)。
  19. 請求項1〜18のいずれか一項に記載のポールハンドル(1)を有するポール、特にウォーキングポール、トレッキングポール、アルペンスキーポール、クロスカントリースキーポール、又はノルディックウォーキングポール。
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