JP2018206035A - 移動量推定装置、移動量推定システムおよび移動量推定方法 - Google Patents

移動量推定装置、移動量推定システムおよび移動量推定方法 Download PDF

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裕生 松本
敦 三野
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敦 三野
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Naoshi Kakita
直士 垣田
博丈 須佐美
Hirotake Susami
博丈 須佐美
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Abstract

【課題】撮像画像の輝度が変化した場合であっても、移動量を精度よく推定すること。【解決手段】実施形態に係る移動量推定装置は、推定部と、検出部と、補正部とを備える。推定部は、車両の周囲が撮像された時系列的な撮像画像における同一の特徴点を結んだオプティカルフローに基づいて車両の移動量を推定する。検出部は、推定部によって推定される移動量が周期的な変動を繰り返す変動期間を検出する。補正部は、検出部によって変動期間が検出された場合に、撮像画像の輝度値を補正する。【選択図】図2

Description

本発明は、移動量推定装置、移動量推定システムおよび移動量推定方法に関する。
従来、車両の周囲を撮像した撮像画像に基づいて車両の移動量を推定する移動量推定装置がある。かかる移動量推定装置では、時系列的な撮像画像から同一の特徴点を結んだベクトルであるオプティカルフローに基づいて移動量を推定する(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−021712号公報
しかしながら、従来技術では、撮像画像の輝度が変化した場合、オプティカルフローの精度が低下し、車両の移動量の推定精度が低下するおそれがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、撮像画像の輝度が変化した場合であっても、移動量を精度よく推定することができる移動量推定装置、移動量推定システムおよび移動量推定方法を提供することを目的とする。
本発明は、移動量推定装置において、推定部と、検出部と、補正部とを備える。推定部は、車両の周囲が撮像された時系列的な撮像画像における同一の特徴点を結んだオプティカルフローに基づいて前記車両の移動量を推定する。検出部は、前記推定部によって推定される前記移動量が周期的に変動を繰り返す変動期間を検出する。補正部は、前記検出部によって前記変動期間が検出された場合に、前記撮像画像の輝度値を補正する。
本発明によれば、撮像画像の輝度が変化した場合であっても、移動量を精度よく推定することができる。
図1Aは、移動量推定装置の搭載例を示す図である。 図1Bは、移動量推定方法の概要を示す図(その1)である。 図1Cは、移動量推定方法の概要を示す図(その2)である。 図2は、移動量推定システムのブロック図である。 図3Aは、推定部による処理の具体例を示す図(その1)である。 図3Bは、推定部による処理の具体例を示す図(その2)である。 図3Cは、推定部による処理の具体例を示す図(その3)である。 図4は、変動期間の検出処理の具体例を示す図である。 図5は、補正部のブロック図である。 図6は、点滅期間の判定処理の具体例を示す図である。 図7は、補正部の動作を説明する図である。 図8は、抽出部による処理の具体例を示す図である。 図9は、減算部による処理の具体例を示す図である。 図10は、算出部による処理の具体例を示す図である。 図11は、移動量推定装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。 図12は、補正部が実行する処理手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る移動量推定装置、移動量推定システムおよび移動量推定方法を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1A〜図1Cを用いて実施形態に係る移動量推定装置および移動量推定方法の概要について説明する。図1Aは、移動量推定装置の搭載例を示す図である。図1Bおよび図1Cは、移動量推定方法の概要を示す図である。
図1Aに示すように、移動量推定装置1は、車両Cに搭載される。また、車両Cは、車両Cの後方領域を撮像するカメラ10を備える。移動量推定装置1は、カメラ10によって車両Cの周囲が撮像された撮像画像から同一の特徴点を結んだオプティカルフローに基づいて車両Cの移動量を推定する。
ここで、従来の移動量推定方法では、例えば、車両のハザードランプが点滅した場合など撮像画像の輝度が変化した場合に、移動量の推定精度が低下する場合があった。具体的には、従来の移動量推定方法では、ハザードランプが点灯している期間である点灯期間の撮像画像に基づく、移動量の推定精度が低下する場合があった。
これは、カメラ10によって撮像された撮像画像において毎回略同じ画素がハザードランプの照射範囲に対応するためである。このため、従来の移動量推定方法では、点灯期間においてかかる照射範囲に対応する画素の輝度値等の時系列的な変化が少なくなる。
具体的には、図1Bに示すように、ハザードランプが消灯している期間である消灯期間の時系列的な撮像画像では、車両が移動している場合、特徴点P1と特徴点P2とを異なる画素として検出し、特徴点P1と特徴点P2とを結んだオプティカルフローFを導出することができる。
一方、点灯期間においては、ハザードランプのランプカバや反射鏡により特有パターン(図1Bに破線で示す部分)が路面に投影される。かかる特有パターンは、輝度が高いため、特有パターンに基づく特徴点が多く抽出される。また、かかる特有パターンは、車両Cの移動にともなって移動するため、点灯期間において常に略同じ位置にあるように見える。
このため、特有パターンの特徴点を基にオプティカルフローFを導出すると、車両Cが移動しているにもかかわらず、移動量が「0」または実際の移動量よりも小さく導出されてしまうことがある。
このため、消灯期間および点灯期間に導出したオプティカルフローFについてそれぞれヒストグラムを作成すると、消灯期間のヒストグラムでは、オプティカルフローFが車両Cの実際の移動量を反映した分布を示す。
一方、点灯期間のヒストグラムでは、車両Cの実際の移動量が反映されず、車両Cの実際の移動量よりも小さい値(例えば、「0」)で分布が最も多くなる。このため、点灯期間における移動量は、実際の車両Cの移動量よりも小さく推定される場合がある。
そこで、実施形態に係る移動量推定方法では、撮像画像の輝度値を補正することで、移動量の推定精度の低下を抑えることとした。
具体的には、図1Cに示すように、実施形態に係る移動量推定方法では、まず、オプティカルフローFに基づいて車両Cの移動量を推定する(ステップS1)。
続いて、移動量推定方法では、移動量が周期的な変動を繰り返す期間である変動期間を検出する(ステップS2)。例えば、移動量推定方法では、移動量が周期的に低下および上昇を繰り返す期間を変動期間として抽出する。なお、変動期間において移動量が低下した期間は、上記の点灯期間に対応し、かかる移動量が上昇した期間は、上記の消灯期間に対応する。
つまり、実施形態に係る移動量推定方法では、ハザードランプの点滅を移動量に基づいて検出することができる。換言すると、実施形態に係る移動量推定方法では、移動量の推移に基づいて撮像画像における輝度の周期的な変化を検出することができる。
そして、実施形態に係る移動量推定方法では、変動期間を検出した場合に、撮像画像の輝度値を補正する(ステップS3)。例えば、実施形態に係る移動量推定方法では、点灯期間における撮像画像の各画素の輝度値を消灯期間における撮像画像の各画素の輝度値へ近づけることで撮像画像を補正する。
これにより、実施形態に係る移動量推定方法では、点灯期間におけるオプティカルフローFを消灯期間におけるオプティカルフローFと同等の精度で導出することができる。すなわち、図1Cのグラフに破線で示すように、点灯期間および消灯期間で移動量の変動を抑えることができる。
つまり、実施形態に係る移動量推定方法では、撮像画像の輝度が変化した場合であっても、移動量を精度よく推定することができる。
次に、図2を用いて実施形態に係る移動量推定システム100の構成について説明する。図2は、移動量推定システム100のブロック図である。図2に示すように、移動量推定システム100は、移動量推定装置1と、カメラ10とを備える。
なお、図2には、表示装置15を併せて示す。かかる表示装置15は、例えば、液晶パネルであり、移動量推定装置1から出力される情報を表示する。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を備えた車載カメラである。
また、カメラ10は、例えば、車両Cからリバース信号が入力される場合に、所定のフレームレートで車両C後方を撮像し、撮像画像を移動量推定装置1へ出力する。また、カメラ10は、魚眼レンズ等の広角レンズを備えており、車両Cの周囲を広範囲に撮像することが可能である。なお、カメラ10は、車両C後方を撮像する場合に限らず、車両Cの前方や側方を撮像する位置に設けられてもよい。
移動量推定装置1は、制御部2および記憶部3を備える。制御部2は、推定部21と、検出部22と、補正部23と、算出部24と、生成部25とを備える。また、記憶部3は、画像情報31を記憶する。
制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Desk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種回路を含む。
コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶された各種プログラムを読み出して実行することによって、制御部2の推定部21、検出部22、補正部23、算出部24および生成部25として機能する。
また、制御部2の推定部21、検出部22、補正部23、算出部24および生成部25の少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、例えば、ROM、RAMおよびHDDに対応する。ROM、RAMおよびHDDは、画像情報31や各種プログラムの情報等を記憶することができる。なお、制御部2は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記憶媒体を介して画像情報31や各種情報を取得することとしてもよい。
推定部21は、補正部23から入力される撮像画像に基づいてオプティカルフローFを導出し、車両Cの移動量を推定する。具体的には、まず、推定部21は、カメラ10から入力される時系列的な撮像画像から特徴点を抽出する。
推定部21は、例えばソベルフィルタ等の既知の手法を特徴点の抽出処理に用いることができる。続いて、推定部21は、時系列的な撮像画像から抽出した特徴点に基づいてオプティカルフローFを導出する。
推定部21は、例えば勾配法であるLucas-Kaneda法やHorn-Schunk法等の既知の手法によってオプティカルフローFを生成することができる。なお、推定部21は、勾配法に限らず、ブロックマッチング法によってオプティカルフローFを導出することにしてもよい。
そして、推定部21は、導出したオプティカルフローFに基づいて車両Cの移動量を推定する。ここで、図3A〜図3Cを用いて推定部21による処理の詳細について説明する。図3A〜図3Cは、推定部21による処理の詳細を説明する図である。
なお、図3Aは、撮像画像Iと座標平面Rとの対応関係を模式的に示し、図3Bは、移動量の推定に用いる推定領域Rbを模式的に示す。そして、図3Cは、路面ベクトルVの大きさに関するヒストグラムを示す。また、図3Cでは、横軸を路面ベクトルVの大きさ(例えば、1mm間隔)とし、縦軸を路面ベクトルVの個数としている。
図3Aに示すように、推定部21は、カメラ10の視点位置10aに基づいてオプティカルフローFを座標平面Rに投影することで路面ベクトルVへ変換する。具体的には、推定部21は、カメラ10の取り付け高さおよび取り付け俯角によって設定される視点位置10aを仮想視点に変換することで、オプティカルフローFを路面ベクトルVへ変換する。
より詳細には、推定部21は、撮像画像Iを等距離射影方式により変換した平面を取り付け俯角だけ回転させることで、オプティカルフローFを路面座標系である座標平面Rの路面ベクトルVへ変換する。
続いて、推定部21は、路面ベクトルVに基づいて車両Cの移動量を推定する。ここで、推定部21は、図3Bに示す撮像画像Iの下側の領域Ibに対応する座標平面Rの推定領域Rbの路面ベクトルVに基づいて車両Cの移動量を推定する。
換言すると、座標平面Rにおける推定領域Rb以外の路面ベクトルVを車両Cの移動量の推定に用いるベクトルから除外する。これは、推定部21は、路面に対応する路面ベクトルVに基づいて車両Cの移動量を推定するためである。
すなわち、撮像画像Iの領域Ib以外には、路面以外の物体が写り込みやすいためであり、推定領域Rb以外の路面ベクトルVは、路面以外のベクトルである可能性が高いためである。このため、推定部21は、例えば、路面ベクトルVの初期座標が推定領域Rb内にある路面ベクトルVのみを対象として移動量の推定を行う。
このように、推定部21は、推定領域Rbの路面ベクトルVに絞り込んで車両Cの移動量を推定することで、移動量の推定精度を向上させることができる。
そして、推定部21は、図3Cに示すように、推定領域Rbの路面ベクトルVについてヒストグラムを作成し、ヒストグラムにおいて個数が最も多くなる箇所を代表ベクトルとし、かかる代表ベクトルに基づいて車両Cの移動量として推定する。
同図に示す例では、推定部21は、路面ベクトルVの大きさの最も個数が多くなる距離D8を代表ベクトルとし、かかる代表ベクトルに基づいて車両Cの移動量として推定することとなる。また、推定部21は、推定した移動量および路面ベクトルVを含むベクトル情報を撮像画像に対応付けて検出部22へ出力する。
なお、図3Bに示す推定領域Rbは、一例であって、これに限定されるものではなく、任意に変更することができる。また、推定領域Rbの下端は、撮像画像Iの下端と一致している必要はなく、かかる下端から任意の幅を持たすことにしてもよい。具体的には、推定領域Rbをカメラ10の撮像領域においてリアバンパなど車両Cが写る領域を除外した領域にすることにしてもよい。
また、推定領域Rbの形状も矩形である必要はなく、円形や三角形など他の形状とすることにしてもよい。また、推定部21は、推定領域Rbを設けず、全ての路面ベクトルVから車両Cの移動量を推定するようにしてもよい。
図2の説明に戻り、検出部22について説明する。検出部22は、推定部21によって推定される移動量が周期的な変動を繰り返す変動期間を検出する。そして、検出部22は、変動期間を検出した場合、補正部23へ補正処理の開始指示を出力する。また、検出部22は、推定部21から入力されるベクトル情報を算出部24へ出力する。
ここで、図4を用いて検出部22による変動期間の検出処理の詳細について説明する。図4は、変動期間の検出処理の具体例を示す図である。なお、図4では、横軸に撮像画像のフレーム、すなわち、時間変化を示し、縦軸に1フレーム当たりの移動量を示す。
まず、検出部22は、1フレーム当たりの移動量が変動閾値THa1を超えて上昇した場合に、ハザードランプの1周期分の点滅周期に対応するフレーム間隔を移動量に基づいて測定する(ステップS21)。
例えば、検出部22は、移動量が変動閾値THa1を超えて減少した後に、変動閾値THa1を超えて再度上昇するまでのフレーム数を1周期分の点滅周期に対応するフレーム間隔として測定する。
そして、検出部22は、測定したフレーム間隔に基づいて変動期間の検出を開始する。ここで、検出部22は、測定したフレーム間隔が所定範囲から逸脱していた場合、変動期間の検出処理に移行しないようにしてもよい。すなわち、検出部22は、点滅周期が極端に早い場合、または、遅い場合に変動期間の検出処理を行わないようにすることにしてもよい。
なお、カメラ10の1秒当たりのフレームレートが約30フレームである場合、上記の所定範囲は、5〜20フレームの範囲であり、変動閾値THa1は、8mmである。なお、上記の値は、任意に変更することもできる。
続いて、検出部22は、測定したフレーム間隔に基づいてフレーム範囲THa2を設定し(ステップS22)、変動期間の検出を開始する(ステップS23)。かかるフレーム範囲THa2は、例えば、測定したフレーム間隔±2フレームの範囲である。すなわち、検出部22は、測定したフレーム間隔から所定の誤差を許容して変動期間を検出することができる。
そして、検出部22は、移動量がフレーム範囲THa2を満たしつつ、2周期以上続けて変動した場合、変動期間として検出することができる。検出部22は、変動期間を検出すると、図7にて後述する検出フラグをオンにする。これにより、後述する補正部23による撮像画像に対する補正処理が開始されることとなる。また、検出部22は、上記の条件を満たさなくなった場合、検出フラグをオンからオフに切り替える。
なお、上記の例では、検出部22が、移動量が変動閾値THa1を超えて上昇した場合に、点滅周期の測定を開始する場合について説明したが、移動量が変動閾値THa1より減少した場合に、点滅周期の測定を開始することにしてもよい。
図2の説明に戻り、補正部23について説明する。補正部23は、検出部22によって変動期間が検出された場合に、撮像画像の輝度値を補正する。ここで、図5を用いて補正部23の構成の詳細について説明する。図5は、補正部23のブロック図である。図5に示すように、補正部23は、決定部23aと、判定部23bと、予測部23cと、抽出部23dと、減算部23eとを備える。
決定部23aは、撮像画像の特定領域の画素から最も輝度値が高いピーク画素を決定する。かかる特定領域は、例えば、撮像画像において路面を含む領域(例えば、図3Bに示した推定領域Rbに相当)である。すなわち、特定領域は、撮像画像において、ハザードランプの照射範囲であり、かつ、路面以外の物体が写り込みにくい領域である。また、決定部23aは、フレームごとのピーク画素の輝度値を判定部23bおよび予測部23cへ出力する。なお、かかるピーク画素は、例えば、1つであるが2つ以上であってもよい。
判定部23bは、決定部23aより入力されるピーク画素の輝度値の推移に基づいて点滅期間の有無を判定する。ここで、図6を用いて判定部23bによる判定処理の詳細について説明する。図6は、点滅期間の判定処理を説明する図である。なお、図6の横軸に、撮像画像のフレーム、すなわち、時間経過を示し、縦軸にフレームごとのピーク画素の輝度値を示す。
図6に示すように、判定部23bは、まず、ハザードランプの1周期分の点滅周期に対応するフレーム間隔をピーク画素の輝度値に基づいて測定する(ステップS31)。具体的には、判定部23bは、1フレーム当たりの輝度値が変動閾値THb1を超えて上昇した場合に、ハザードランプの1周期分の点滅周期の測定を開始する。
例えば、判定部23bは、点滅周期の測定を開始してから、輝度値が変動閾値THb1より減少した後に、変動閾値THb1を超えて再度上昇するまでのフレーム数を1周期分の点滅周期に対応するフレーム間隔として測定することができる。
なお、例えば、ピーク画素の輝度値が8ビット(0〜256)で示される場合、変動閾値THb1は、16であるが、任意に変更することができる。また、判定部23bは、測定したフレーム間隔が所定範囲から逸脱していた場合、点滅期間の判定処理に移行しないようにしてもよい。すなわち、判定部23bは、点滅周期が極端に早い場合、または、遅い場合に点滅期間の判定処理を行わないようにすることにしてもよい。
続いて、判定部23bは、測定したフレーム間隔に基づいてフレーム範囲THb2を設定し(ステップS32)、点滅期間の有無を判定する(ステップS33)。
かかるフレーム範囲THb2は、例えば、図4に示したフレーム範囲THa2と同様に、測定したフレーム間隔±2フレームの範囲である。そして、判定部23bは、点滅期間の有無の判定を開始した後に、輝度値がフレーム範囲THb2を満たしつつ、2周期以上続けて変動した場合、変動期間有りと判定する。
判定部23bは、点滅期間有りと判定すると、図7にて後述する判定フラグをオンにする。また、判定部23bは、輝度値が上記の条件を満たさなくなった場合、すなわち、ハザードランプの点滅が終了した場合に、判定フラグをオンからオフに切り替える。
また、判定部23bは、点灯期間において輝度値が上昇した後に減少するまでの期間を点灯期間とし、減少した後に上昇するまでの期間を消灯期間とした点滅周期を示す周期情報を抽出部23dへ出力する。これにより、抽出部23dでは、後述する点滅領域FRの抽出処理が開始される。
次に、図7を用いて補正部23による動作について説明する。図7は、補正部23の動作を説明する図である。なお、図7のAには、検出部22によって変動期間が検出された場合にオンとなる検出フラグを示し、図7のBには、判定部23bによって点滅期間が有ると判定された場合にオンとなる判定フラグを示す。また、図7のCには、補正部23による補正処理の動作状況を示す補正フラグを示す。
図7のAに示すように、検出フラグがオフからオンとなる時刻t1において、図7のCに示す補正フラグがオンとなる。そして、図7のBに示すように、判定フラグがオフとなる時刻t4において補正フラグは、オンからオフとなる。
つまり、補正部23は、移動量の変動量に基づいて撮像画像に対する輝度値の補正を開始し、輝度値の変動量に基づいてかかる補正を終了する。これにより、推定部21によって移動量が正常に推定されなくなった場合にのみ、かかる補正が開始されることとなる。
一方、補正が開始された後は、推定部21によって推定される移動量は次第に安定するため、検出フラグがオフとなる。しかしながら、ハザードランプが継続して点滅している場合があるため、輝度値に基づいて補正を終了させることで、点滅期間における補正を継続して行うことができる。
仮に、輝度値の変化に基づいて補正を開始した場合、車両Cが止まっている場合等の移動量を算出する必要がない場合に、補正を行うことになる。
また、別の例として、輝度値の変化に基づいて補正を開始すると、点滅する光源(例えば、点滅信号等)が撮像画像に写り込む場合、かかる光源が移動量の推定に影響を与えない場合であっても、補正を行うことになる。さらに、上記の場合に、補正された撮像画像に基づいて移動量を推定することで、移動量の推定精度が低下する場合も考えられる。
実施形態に係る移動量推定装置1では、移動量の変化に基づいて補正を開始することで、上記の不具合を回避することができる。また、輝度値に基づいて補正を終了することで、移動量が安定した後もかかる補正を継続して行うことが可能となる。
すなわち、補正が開始された後は、消灯期間における移動量と点灯期間における移動量との差が小さくなり、変動期間は検出されなくなる。しかしながら、変動期間が検出されなくなった場合であっても、ハザードランプが継続して点滅がしている場合も考えられる。
仮に、移動量の変化に基づいて補正を終了した場合に、ハザードランプが継続して点滅していると、消灯期間および点灯期間における移動量の変化が大きくなる。このため、検出部22は、再度変動期間を検出し、補正部21による補正処理が開始されることとなる。
すなわち、移動量の変化に基づいて撮像画像に対する補正を終了すると、補正の開始と終了とをハザードランプの点滅が終了するまで繰り返してしまうこととなる。
このように、実施形態に係る移動量推定装置1は、移動量の変化に基づいて撮像画像に対する補正を開始し、輝度値の変化に基づいてかかる補正を終了することで、撮像画像に対して適切なタイミングで補正することができる。
次に、図5の説明に戻り、予測部23cについて説明する。予測部23cは、ピーク画素の輝度値について点滅期間の1周期あたりの波形を学習し、学習結果に基づいて撮像画像ごとにピーク画素の輝度値を予測する。
例えば、予測部23cは、ピーク画素の輝度値の推移をルックアップテーブルに書き込むことで1周期分の波形を学習する。具体的には、予測部23cは、ピーク画素の輝度値について、例えば、所定の比率を超えて上昇し始めてから、所定の比率を超えて減少し終わるまでの期間の波形を1周期分の波形として学習する。
予測部23cは、かかる波形に基づいて現在のピーク画素の輝度値を予測し、予測した輝度値である予測値を減算部23eへ出力する。これにより、減算部23eは、かかる予測値に基づいて撮像画像における輝度値を補正することとなる。
また、予測部23cは、波形の学習時において加重平均を用いることで平均化する処理を行う。例えば、予測部23cは、輝度値の立ち上がりを開始点として「学習する輝度変化=係数1×前回までに学習した輝度変化+係数2×現在の輝度変化」を算出する。例えば、係数1および係数2は、それぞれ0.5であるが仕様等により任意に変更することができる。
図5の説明に戻り、抽出部23dについて説明する。抽出部23dは、判定部23bから入力される周期情報に基づいて撮像画像から点滅領域FRを抽出する。ここで、図8を用いて抽出部23dによる処理の具体例について説明する。図8は、点滅領域FRの抽出処理の具体例を示す図である。
図8に示すように、抽出部23dは、点灯期間の撮像画像の輝度値から消灯期間の撮像画像の輝度値を差し引くことで、点滅領域FRを抽出する。すなわち、点滅領域FRは、点灯期間における撮像画像の輝度値が消灯期間における撮像画像の輝度値よりも大きい値となる画素である。
具体的には、抽出部23dは、点灯期間における撮像画像の画素の輝度値を画素ごとに積算した積算値から、消灯期間における撮像画像の画素の輝度値を積算した積算値を減算することで、点滅領域FRを抽出する。
ここで、抽出部23dは、例えば、点灯期間における積算値と、消灯期間における積算値とのそれぞれに対して加重平均を用いることで平均化する処理を行う。
抽出部23dは、「積算値=係数1×前回までの積算値+係数2×今回の輝度値」を点灯期間および消灯期間でそれぞれ算出することで点灯期間および消灯期間のそれぞれに対応する積算値を算出することができる。なお、例えば、係数1は、0.75であり、係数2は、0.25であるが、任意に変更することができる。
そして、抽出部23dは、抽出した点滅領域FRの各画素について点灯期間および消灯期間における積算値の差分であるピーク輝度を対応付けて減算部23eへ出力する。なお、ピーク輝度は、点灯期間および消灯期間の輝度値の差分の最大値に対応する。
このように、抽出部23dは、ハザードランプの影響により輝度値が変化する画素のみを抽出することで、全ての画素の輝度値を補正する場合に比べて処理負荷を抑制することができる。
図5の説明に戻り、減算部23eについて説明する。減算部23eは、撮像画像における点滅領域FRの輝度値を補正することで、補正画像Icを生成する。ここで、図9を用いて減算部23eによる処理の詳細について説明する。図9は、減算部23eによる処理の具体例を示す図である。
図9に示すように、まず、減算部23eは、フレームごとに点滅領域FRの輝度値を調整した調整画像Iaを生成する。かかる調整画像Iaは、撮像画像の点滅領域FRにおける各画素の輝度値に対して「予測値÷ピーク輝度」を乗算した画像である。
調整画像Iaにおける各画素の輝度値は、ハザードランプの点灯の影響による輝度値を示す。すなわち、ハザードランプが点滅する場合、所定の変化率をもって上昇または減少する。このため、輝度値が上昇している期間や、減少している期間の輝度値と、ピーク輝度とのズレが生じる。
つまり、減算部23eは、予測値に基づいて調整画像Iaの輝度値を調整することで、フレームごとの輝度変化に応じて輝度値を適切に調整することができる。
そして、減算部23eは、撮像画像Iにおける点滅領域FRに対応する各画素の輝度値から調整画像Iaの各画素の輝度値を減算することで、補正画像Icを生成し、図2に示した推定部21へ出力する。これにより、推定部21は、撮像画像Iの輝度値が変化した場合であっても、車両Cの移動量を精度よく推定することができる。
このように、実施形態に係る移動量推定装置1では、1つのピーク画素に着目して予測値を導出し、かかる予測値に基づいて点滅領域FRの全ての画素の輝度値を補正する。
このため、点滅領域FRの全ての画素について予測値を導出する場合に比べて、処理負荷を抑えることができる。換言すると、実施形態に係る移動量推定装置1は、処理負荷を抑えつつ、移動量の推定精度を向上させることが可能である。
図2の説明に戻り、算出部24について説明する。算出部24は、検出部22から入力されるベクトル情報に基づいて撮像画像Iに写る障害物の位置を算出する。
ここで、図10を用いて算出部24による算出処理の具体例について説明する。図10は、算出部24による処理の具体例を説明する図である。図10には、路面である座標平面Rからカメラ10の視点位置10aまでの高さHAと、障害物200の高さHと、高さHAおよび高さHの差分である高さHBを示している。
ここでは、車両Cが距離D1だけ障害物200に近づいたものとする。すなわち、推定部21によって車両Cの移動量が距離D1として推定されたものとする。かかる場合に、高さがある障害物200の頂点の特徴点に対応する路面ベクトルVcは、幾何学的関係から距離D1よりも長い距離D2として算出される。
このため、算出部24は、距離D1よりも大きい路面ベクトルVcに対応する特徴点を障害物200として検出することができる。このとき、三角比の関係により、HA:HB=D2:D1となる。また、高さHBは、HA−Hであるため、障害物200の高さHは、H=HA−(HA×D1)/D2となる。
なお、高さHA、距離D1および距離D2は、既知であるため、算出部24は、これらを上記式に代入することで障害物200の高さHを求めることができる。算出部24は、障害物200の特徴点に対応する路面ベクトルVcの終点から距離D1分だけカメラ10側に近づけた値を障害物200の位置として算出する。そして、算出部24は、算出した障害物200の位置に関する位置情報を生成部25へ出力する。
このように、算出部24は、障害物の位置を算出することで、例えば、図示しない緊急ブレーキシステムを作動させたり、ユーザへ障害物の位置を通知することにより、車両Cの衝突を事前に回避することができる。
図2の説明に戻り、生成部25について説明する。生成部25は、例えば、上記した位置情報等に基づいて報知画像を生成し、表示装置15へ出力する。例えば、生成部25は、車両Cの進行予測線や撮像画像に含まれる障害物200を囲った枠画像等の重畳画像を生成し、かかる重畳画像を撮像画像Iに重畳することで、報知画像を生成することができる。
次に、図11を用いて実施形態に係る移動量推定装置1が実行する処理手順について説明する。図11は、移動量推定装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。かかる処理手順は、移動量推定装置1の制御部2によって繰り返し実行される。
図11に示すように、まず、推定部21は、時系列的な撮像画像に基づいて車両Cの移動量を推定する(ステップS101)。続いて、検出部22は、変動期間を検出したか否かを判定する(ステップS102)。
かかる判定において、検出部22が変動期間を検出できなかった場合(ステップS102,No)、算出部24は、障害物の位置を算出し(ステップS103)、生成部25は、報知画像を生成して(ステップS104)、処理を終了する。
一方、検出部22によって変動期間が検出された場合(ステップS102,Yes)、補正部23は、撮像画像の輝度値を補正し(ステップS105)、推定部21は、輝度値が補正された撮像画像に基づいて移動量を推定し(ステップS106)、ステップS103以降の処理を行う。
次に、図12を用いて補正部23による処理手順について説明する。図12は、補正部23による処理手順を示すフローチャートである。なお、かかる処理手順は、図11に示したステップS105に対応し、上記した検出フラグがオンになった後の手順を示す。
まず、決定部23aは、ピーク画素を決定し(ステップS201)、抽出部23dは、点滅領域FRを抽出する(ステップS202)。続いて、予測部23cは、予測値を予測する(ステップS203)。
次に、減算部23eは、調整画像Iaを生成し、撮像画像から減算し(ステップS204)、補正画像Icを出力する(ステップS205)。そして、補正部23は、判定部23bによる判定フラグがオフであるか否かを判定し(ステップS206)、判定フラグがオフである場合(ステップS206,Yes)、処理を終了する。一方、補正部23は、判定フラグがオンであった場合(ステップS206,No)、ステップS203以降の処理を継続する。
上述したように、実施形態に係る移動量推定装置1は、推定部21と、検出部22と、補正部23とを備える。推定部21は、車両Cの周囲が撮像された時系列的な撮像画像における同一の特徴点を結んだオプティカルフローFに基づいて車両Cの移動量を推定する。検出部22は、推定部21によって推定される移動量が周期的に変動を繰り返す変動期間を検出する。補正部23は、検出部22によって変動期間が検出された場合に、撮像画像の輝度値を補正する。したがって、移動量推定装置1によれば、撮像画像の輝度が変化した場合であっても、移動量を精度よく推定することができる。
また、実施形態に係る移動量推定装置1は、撮像画像から得られる情報に基づいて光源の点滅を特定し、かかる点滅による影響を排除して正しい移動量を推定することができる。換言すると、車両Cからハザードランプの点灯状態を取得することなく、車両Cの移動量を正しく推定することが可能である。このため、移動量推定装置1は、車両Cに対して取り付けが容易であるとともに、特に後付けで車両Cに取り付ける場合に優れた効果を奏する。
ところで、上述した実施形態では、カメラ10が車両Cの後方を撮像するバックカメラである場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、カメラ10は、例えば、車両Cの周囲を撮像するフロントカメラ、サイドカメラであってもよい。
かかる場合に、例えば、移動量推定装置1は、複数のカメラ10からそれぞれ入力される撮像画像に基づき、車両Cの移動量をそれぞれ推定し、推定した移動量を統合した結果に基づいて最終的に移動量を決定することもできる。
また、上述した実施形態では、点滅する光源が、車両Cのハザードランプである場合について説明したが、これに限定されるものではない。かかる光源は、例えば、車両Cのウインカ―ランプなど、周期的に点滅を繰り返すものであれば、本発明を適用することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な様態は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲および、その均等物によって定義される統括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変化が可能である。
1 移動量推定装置
10 カメラ
21 推定部
22 検出部
23 補正部
23a 決定部
23b 判定部
23c 予測部
23d 抽出部
23e 減算部

Claims (7)

  1. 車両の周囲が撮像された時系列的な撮像画像における同一の特徴点を結んだオプティカルフローに基づいて前記車両の移動量を推定する推定部と、
    前記推定部によって推定される前記移動量が周期的な変動を繰り返す変動期間を検出する検出部と、
    前記検出部によって前記変動期間が検出された場合に、前記撮像画像の輝度値を補正する補正部と
    を備えることを特徴とする移動量推定装置。
  2. 前記撮像画像における任意の画素について輝度値が周期的に変化する点滅期間の有無を判定する判定部
    をさらに備え、
    前記補正部は、
    前記検出部によって前記変動期間が検出された場合に前記補正を開始し、前記判定部によって前記点滅期間が終了したと判定されるまで当該補正を継続すること
    を特徴とする請求項1に記載の移動量推定装置。
  3. 前記判定部によって前記点滅期間が有ると判定された場合に、輝度値が高い期間における撮像画像の輝度値から当該輝度値が低い期間における撮像画像の輝度値を差し引くことにより点滅領域を抽出する抽出部を
    さらに備え、
    前記補正部は、
    前記点滅領域の輝度値を補正すること
    を特徴とする請求項2に記載の移動量推定装置。
  4. 前記補正部は、
    前記点滅期間における1周期分の輝度値の波形に基づいて前記撮像画像ごとに前記任意の画素の輝度値を予測する予測部と、
    前記撮像画像における前記点滅領域の輝度値から前記予測部によって予測された前記輝度値に基づいて調整された前記点滅領域の各画素の輝度値を減算する減算部
    を備えること
    を特徴とする請求項3に記載の移動量推定装置。
  5. 前記推定部は、
    前記オプティカルフローを路面座標に投影することで路面ベクトルに変換し、
    前記推定部によって推定された前記路面ベクトルに基づいて前記撮像画像に写る障害物の位置を算出する算出部
    をさらに備えること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の移動量推定装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一つに記載の移動量推定装置と、
    前記撮像画像を撮像する撮像装置と
    を備えることを特徴とする移動量推定システム。
  7. 車両の周囲が撮像された時系列的な撮像画像における同一の特徴点を結んだオプティカルフローに基づいて前記車両の移動量を推定する推定工程と、
    前記推定工程によって推定される前記移動量が周期的な変動を繰り返す変動期間を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって前記変動期間が検出された場合に、前記撮像画像の輝度値を補正する補正工程と
    を含むことを特徴とする移動量推定方法。
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