JP2018205135A - 液位検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マグネットの耐食性が向上されて高い検出精度が得られる液位検出装置を提供すること。【解決手段】液位検出装置は、センサハウジングと、センサハウジングに回動可能に保持されたホルダと、ホルダに固定されたフロートアームと、フロートアームの先端に設けられ、タンク内に貯留された液体の液面に追従して変位するフロートと、ホルダに設けられたマグネット75と、センサハウジングに設けられ、ホルダのマグネット75の変位を検出するホール素子と、を備える。マグネット75は、樹脂に磁粉が混入されたプラスチックマグネットであり、表面がコーティング層95によって覆われている。【選択図】図11

Description

本発明は、液位検出装置に関する。
タンク内に貯留された液体の液位を検出する液位検出装置は、ホール素子を有する装置本体と、装置本体に対して回動可能に設けられたマグネットを有するホルダと、基端部がホルダに組付けられたフロートアームと、フロートアームの先端部に設けられたフロートとを備えている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3905707号公報
ところで、上記のような液位検出装置に用いられるマグネットとしては、例えば、希土類(Nd系、Sm系)やフェライト等が挙げられる。しかしながら、希土類のマグネットは高価であり、フェライトのマグネットは磁力が弱いために大型になる。このため、比較的安価で小型化が可能なマグネットとして、希土類の磁粉を樹脂に混入させて成形したプラスチックマグネットを用いることが考えられている。しかし、腐食性の高い環境下ではマグネットに含まれる磁粉に錆が生じ、マグネットの磁力低下やホルダの回動不良によって液面の検出精度が低下するおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、マグネットの耐食性が向上されて高い検出精度が得られる液位検出装置を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る液位検出装置は、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) センサハウジングと、前記センサハウジングに回動可能に保持されたホルダと、前記ホルダに固定されたフロートアームと、前記フロートアームの先端に設けられ、タンク内に貯留された液体の液面に追従して変位するフロートと、前記ホルダに設けられたマグネットと、前記センサハウジングに設けられ、前記ホルダのマグネットの変位を検出するホール素子と、を備え、前記マグネットは、樹脂に磁粉が混入されたプラスチックマグネットであり、表面がコーティング層によって覆われていることを特徴とする液位検出装置。
(2) 前記マグネットは、前記ホルダにインサート成形されて一部が覆われていることを特徴とする上記(1)に記載の液位検出装置。
(3) 前記コーティング層は、前記マグネットの表面に形成されたメッキからなることを特徴とする上記(1)または(2)に記載の液位検出装置。
上記(1)の構成の液位検出装置によれば、ホルダに設けられたプラスチックマグネットからなるマグネットの表面がコーティング層によって覆われている。したがって、コーティング層によってマグネットの良好な耐食性を得ることができる。これにより、マグネットの磁力低下の抑制及びホルダの良好な回動状態の維持を図り、高い検出精度を得ることができる。
上記(2)の構成の液位検出装置によれば、インサート成形によりホルダによって覆われたマグネットの一部に、コーティング層を形成しづらい部分を配置させることで、確実に耐食性を向上させることができる。
上記(3)の構成の液位検出装置によれば、メッキからなるコーティング層によって容易にかつ確実にマグネットの耐食性を高めることができる。
本発明によれば、マグネットの耐食性が向上されて高い検出精度が得られる液位検出装置を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本発明の一実施形態に係る液位検出装置の全体の斜視図である。 図2は、本実施形態に係る液位検出装置の分解斜視図である。 図3は、本実施形態に係る液位検出装置の要部斜視図である。 図4は、本実施形態に係る液位検出装置の断面図である。 図5は、ホルダの構造を説明する図であって、図5の(a)はホルダの前面側から視た斜視図、図5の(b)はホルダの後面側から視た斜視図である。 図6は、センサハウジングの斜視図である。 図7は、センサハウジングの一部の正面図である。 図8は、マグネットの斜視図である。 図9は、マグネットの正面図及び側面図である。 図10は、図9におけるA−A断面図である。 図11は、図10におけるB部拡大図である。 図12は、ホルダの水平方向の断面図である。 図13は、変形例に係るマグネットの斜視図である。 図14は、変形例に係るマグネットの図9におけるA−A断面に相当する断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る液位検出装置10の全体の斜視図である。図2は、本実施形態に係る液位検出装置10の分解斜視図である。図3は、本実施形態に係る液位検出装置10の表部斜視図である。図4は、本実施形態に係る液位検出装置10の断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る液位検出装置10は、装置本体20と、ホルダ70と、フロートアーム71と、フロート72とを有している。装置本体20は、センサハウジング21と、端子22と、保持部材23とを備えている。
図3及び図4に示すように、端子22及び保持部材23は、それぞれセンサハウジング21に組付けられる。端子22には、センサハウジング21の内部に設けられたホール素子25のリード26が電気的に接続される。また、端子22には、保持部材23によって保持される検出線24が接続されており、これらの検出線24は、センサハウジング21の上部から引き出されている。
ホルダ70には、フロートアーム71の基端が接続されている。フロートアーム71の他端は自由端とされており、この自由端には、フロート72が固定されている。ホルダ70は、内部に環状のマグネット75を有する円形状に形成されており、センサハウジング21の前面側に装着されて回動可能に保持される。
液位検出装置10は、例えば、自動車等の車両に搭載される燃料タンクの被取付部に取り付けられ、燃料タンクの内部に貯留する燃料の液位を検出する。
液位検出装置10は、液面を追従するフロート72の移動に伴ってフロートアーム71が揺動し、フロートアーム71が接続されたホルダ70が装置本体20に対して回動する。すると、装置本体20内のホール素子25がホルダ70のマグネット75の磁束の変化を検出し、その検出結果が検出線24を介して測定部に送信される。測定部では、ホール素子25からの検出結果に基づいて、液位の測定を行い、必要に応じて警告を行う。例えば、測定部は、燃料タンク内の燃料切れなどの警告を行う。
図5は、ホルダ70の構造を説明する図であって、図5の(a)はホルダ70の前面側から視た斜視図、図5の(b)はホルダ70の後面側から視た斜視図である。
図5の(a)に示すように、ホルダ70は、その前面側に、アーム固定部82を有している。フロートアーム71は、アーム固定部82によってホルダ70に固定されている。アーム固定部82は、係止孔81と、保持部83と、係止部84とを有している。係止孔81は、ホルダ70の周縁における一部に形成されている。フロートアーム71の一端である基端は、直角に屈曲された係止端71aとされており、この係止端71aが、係止孔81へ挿し込まれる(図4参照)。
保持部83は、側方へ張り出す保持片85を有しており、この保持片85とホルダ70の前面との間に保持溝86が形成されている。この保持溝86には、フロートアーム71の基端近傍部分が側方から嵌め込まれる。係止部84は、保持部83における係止孔81と反対側に形成されている。可撓アームからなる係止部84は、ホルダ70の前方側へ突出する爪部87を先端に有している。爪部87は、保持部83の保持溝86に嵌め込まれたフロートアーム71の周面を係止する。
図5の(b)に示すように、ホルダ70は、後面側における中心部分に軸凹部76を有している。環状に形成されたマグネット75は、軸凹部76の内周側に配置されている。また、ホルダ70の後面側には、マグネット75の外周側に、ガイド凹部77が形成されている。さらに、ホルダ70は、後面側における縁部に、一対の鍔部78を有している。これらの鍔部78は、ホルダ70の上下位置に配置されており、径方向外方へ向かって突出されている。
図6は、センサハウジング21の斜視図である。図7は、センサハウジング21の一部の正面図である。
図6及び図7に示すように、装置本体20のセンサハウジング21は、その前面側に、ホルダ70が回動可能に収容される回動凹部30を有している。この回動凹部30の中心には、ホール素子25が設けられた軸部31が突設されている。また、センサハウジング21には、回動凹部30の内周部分に、周方向にわたって係止溝32が形成され、さらに、センサハウジング21の前面側には、回動凹部30の縁部における対向位置に、一対の挿通穴33が形成されている。挿通穴33は、センサハウジング21における回動凹部30を挟んだ左右位置に形成されており、それぞれ係止溝32と連通されている。また、回動凹部30の底部には、軸部31の周囲を囲うように形成されたガイド突条34が周方向にわたって形成されている。
センサハウジング21へホルダ70を組付けるには、センサハウジング21の挿通穴33の位置にホルダ70の鍔部78を合わせた状態で、回動凹部30にホルダ70を嵌め込む。このようにすると、鍔部78が挿通穴33へ通されるとともに、ホルダ70の軸凹部76内にセンサハウジング21の軸部31が挿入される。また、ホルダ70のガイド凹部77内にセンサハウジング21のガイド突条34が入り込む。次に、回動凹部30に嵌め込んだホルダ70を、係止孔81が上方に配置されるように回動させる。このようにすると、ホルダ70の鍔部78がセンサハウジング21の係止溝32に入り込み、センサハウジング21の回動凹部30に対してホルダ70が抜け止めされる。
図8は、マグネット75の斜視図である。図9は、マグネット75の正面図及び側面図である。図10は、図9におけるA−A断面図である。
図8〜図10に示すように、ホルダ70に設けられたマグネット75は、環状に形成されたマグネット本体90を有している。また、マグネット75は、二つの位置決め突起91,92を有している。これらの位置決め突起91,92は、マグネット75のマグネット本体90の外周側に形成されている。これらの位置決め突起91,92は、それぞれマグネット本体90の軸方向の一方寄りに配置されており、一方の位置決め突起91に対して他方の位置決め突起92の外形が大きくされている。
このマグネット75は、例えば、希土類(Nd系、Sm系)、フェライト系、サマコバ系の磁粉を樹脂に混合させて成形したプラスチックマグネットであり、成形後に着磁される。そして、マグネット75は、一方の位置決め突起91側では、外周側がS極とされ、内周側がN極とされており、他方の位置決め突起92側では、外周側がN極とされ、内周側がS極とされている。そして、マグネット75には、その内周側におけるS極とN極との間に磁束Bが形成されている。マグネット75には、成形時に金型のキャビティに樹脂を充填するゲートの位置にゲート痕93が形成される。このゲート痕93は、マグネット本体90における軸方向の一方の端面90aに配置されており、その周方向の位置は、他方の位置決め突起92の位置に合わせられている。
図11は、図10におけるB部拡大図である。
図11に示すように、上記のマグネット75は、その表面がコーティングされている。具体的には、マグネット75は、メッキ処理を施すことで、その表面がメッキからなるコーティング層95によって覆われている。マグネット75にメッキからなるコーティング層95を形成するには、まず、マグネット75の表面に研磨処理を施す。その後、下地処理として無電解メッキを行い、さらに、電気メッキ処理によってメッキを形成する。このようにすれば、導電性のないマグネット75に対しても良好にメッキを形成することができる。メッキとしては、耐食性に優れた、例えば、Snメッキ、Niメッキ、SnNi合金メッキ等が好ましく、液位検出装置10が設置される環境に合わせて選択される。また、コーティング層95の厚みとしては、一定の耐食性を得るために、表面に露出する磁粉を十分に覆う事が出来るメッキ厚が必要であり、例えば、5μm以上とするのが好ましい。なお、コーティング層95としては、メッキに限らず、樹脂や金属を蒸着したものでもよい。
マグネット75は、インサート成形によりホルダ70に一体的に設けられる。インサート成形によってマグネット75を有するホルダ70を成形する際には、マグネット75を、成形用の金型(図示略)に装着する。このとき、マグネット75は、成形用の金型に対して位置決め突起91,92によって所定位置に位置決めされる。その後、この金型のキャビティ内に樹脂を射出してホルダ70を成形することで、磁極が所定方向に配置された状態でマグネット75がインサート成形されたホルダ70が得られる。
図12は、ホルダ70の水平方向の断面図である。
図12に示すように、ホルダ70に一体成形されたマグネット75は、マグネット本体90の内周面、マグネット本体90のゲート痕93を有する軸方向の一方側の端面90a及びマグネット本体90の外周面における軸方向の一方側がホルダ70の樹脂によって覆われている。また、マグネット75は、一方の位置決め突起91及び他方の位置決め突起92における外面を除いた部分もホルダ70の樹脂によって覆われている。これにより、マグネット75は、マグネット本体90の軸方向の他方側の端面90b及びマグネット本体90の外周面における軸方向の他方側が露出されている。
ここで、マグネット75を有するホルダ70では、マグネット75の腐食を抑制するために、二色成形等でマグネット75の全体を樹脂で覆うことが好ましい。しかし、マグネット75の全体を樹脂で覆うと、ホルダ70の大型化、ホルダ70の樹脂の熱等による膨張収縮や燃料膨潤によって、ホール素子25とマグネット75との位置関係にずれが生じる可能性があり、液面の検出精度が低下するおそれがある。
このため、本実施形態では、マグネット75におけるマグネット本体90の軸方向の他方側の端面90b及びマグネット本体90の外周面における軸方向の他方側を露出させている。このように、マグネット75を露出させてもマグネット75の表面がコーティング層95によってコーティングされているので、良好な耐食性が得られる。
このように、本実施形態に係る液位検出装置10によれば、ホルダ70に設けられたプラスチックマグネットからなるマグネット75の表面がコーティング層95によって覆われている。したがって、コーティング層95によってマグネット75の良好な耐食性を得ることができる。これにより、マグネット75の磁力低下の抑制及びホルダ70の良好な回動状態の維持を図り、高い検出精度を得ることができる。
しかも、本実施形態に係る液位検出装置10によれば、マグネット75がホルダ70にインサート成形されてその一部が覆われた構造とされている。したがって、このホルダ70によって覆われる部分に、ゲート痕93や位置決め突起91,92とマグネット本体90との隅部などのコーティング層95を形成しづらい部分を配置させることで、確実に耐食性を向上させることができる。
特に、コーティング層95をメッキによって形成することで、マグネット75の耐食性を容易にかつ確実に向上させることができる。
次に、変形例に係るマグネット75Aについて説明する。
図13は、変形例に係るマグネット75Aの斜視図である。図14は、変形例に係るマグネット75Aの図9におけるA−A断面に相当する断面図である。
図13及び図14に示すように、変形例に係るマグネット75Aでは、ゲート痕93の端面90aからの出っ張りを抑えるために、ゲート痕93が形成される部分に凹み94を形成している。また、端面90aから凹んだ位置に樹脂を充填するゲートを配置させることで、ホルダ70へのインサート成形時における樹脂の応力集中を抑制することができる。しかし、このようにマグネット75Aに凹み94を形成すると、凹み94内を十分にメッキしてコーティング層95を形成することが困難となる。
このような場合でも、本実施形態に係る液位検出装置10によれば、マグネット75のゲート痕93部分に形成した凹み94を含む端面90aがホルダ70を成形する樹脂によって覆われるので、この凹み94においても確実に耐食性を向上させることができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係る液位検出装置の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[3]に簡潔に纏めて列記する。
[1] センサハウジング(21)と、
前記センサハウジング(21)に回動可能に保持されたホルダ(70)と、
前記ホルダ(70)に固定されたフロートアーム(71)と、
前記フロートアーム(71)の先端に設けられ、タンク内に貯留された液体の液面に追従して変位するフロート(72)と、
前記ホルダ(70)に設けられたマグネット(75)と、
前記センサハウジング(21)に設けられ、前記ホルダ(70)のマグネット(75)の変位を検出するホール素子(25)と、を備え、
前記マグネット(75)は、樹脂に磁粉が混入されたプラスチックマグネットであり、表面がコーティング層(95)によって覆われている
ことを特徴とする液位検出装置。
[2] 前記マグネット(75)は、前記ホルダ(70)にインサート成形されて一部が覆われている
ことを特徴とする上記[1]に記載の液位検出装置。
[3] 前記コーティング層(95)は、前記マグネットの表面に形成されたメッキからなる
ことを特徴とする上記[1]または[2]に記載の液位検出装置。
10:液位検出装置
21:センサハウジング
25:ホール素子
70:ホルダ
71:フロートアーム
72:フロート
75:マグネット
95:コーティング層

Claims (3)

  1. センサハウジングと、
    前記センサハウジングに回動可能に保持されたホルダと、
    前記ホルダに固定されたフロートアームと、
    前記フロートアームの先端に設けられ、タンク内に貯留された液体の液面に追従して変位するフロートと、
    前記ホルダに設けられたマグネットと、
    前記センサハウジングに設けられ、前記ホルダのマグネットの変位を検出するホール素子と、を備え、
    前記マグネットは、樹脂に磁粉が混入されたプラスチックマグネットであり、表面がコーティング層によって覆われている
    ことを特徴とする液位検出装置。
  2. 前記マグネットは、前記ホルダにインサート成形されて一部が覆われている
    ことを特徴とする請求項1に記載の液位検出装置。
  3. 前記コーティング層は、前記マグネットの表面に形成されたメッキからなる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液位検出装置。
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