JP2018202944A - 洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性を向上してコストを削減できる洗車機を提供する。【解決手段】被洗浄車両CAに対して前後方向に相対移動する洗車機本体1と、洗車機本体1に配されて気流を発生させるブロア20と、可撓性のダクト23を介してブロア20に接続されるとともに被洗浄車両CAの上面CA1を送風により乾燥させるトップ送風ノズル21と、トップ送風ノズル21を昇降させる昇降装置24と、昇降装置24によりトップ送風ノズル21と一体に昇降するとともにホース43を介して供給される洗浄水Wを被洗浄車両CAの上面に噴射するトップ洗浄ノズル40とを備え、ホース43をダクト23内に配した。【選択図】図4

Description

本発明は、被洗浄車両の上面を洗浄水により洗浄するトップ洗浄ノズルを備えた洗車機に関する。
給油所等に設置される従来の洗車機は特許文献1に開示されている。この洗車機は被洗浄車両に対して前後方向に移動させる洗車機本体を備えている。洗車機本体は左右に対向する2つのスタンド部と、スタンド部の上端を連結する天井部とを有し、被洗浄車両を跨ぐ門型に形成される。
洗車機本体には洗浄部及び乾燥部が設けられている。洗浄部は複数の回転ブラシ及び洗浄水を噴射する液噴射ノズルを有している。液噴射ノズルには被洗浄車両の上面に洗浄水を噴射するトップ洗浄ノズルが含まれる。各液噴射ノズルから被洗浄車両に洗浄液を噴射するとともに回転ブラシが被洗浄車両に摺動し、被洗浄車両が洗浄される。
乾燥部は気流を発生するブロアと、ブロアに可撓性のダクトを介して接続されるトップ送風ノズルとを有している。トップ送風ノズルは左右方向に延びて下端にスリット状の噴射口を有し、昇降装置により被洗浄車両の上面に沿って昇降する。これにより、被洗浄車両の上面に送風して洗浄後の被洗浄車両を乾燥させる。
また、トップ洗浄ノズルはトップ送風ノズルの前後面に取り付けられ、ホースを介して高圧の洗浄水を供給される。これにより、トップ洗浄ノズルが昇降装置によってトップ送風ノズルと一体に被洗浄車両の上面に沿って昇降する。このため、被洗浄車両の上面に接近して高圧の洗浄水を噴射することができ、洗浄部による洗浄力を向上することができる。
特開平11−147454号公報(第2頁〜第4頁、第3図)
しかしながら、上記従来の洗車機によると、トップ洗浄ノズルが昇降するためトップ洗浄ノズルに接続されるホースが洗車機本体等に摺動して損傷する場合がある。このため、洗車機の信頼性が低下する問題があった。また、ホースが垂れ下がることを防止するためにホースの支持部材が設けられる。このため、洗車機のコストが高くなる問題もあった。
本発明は、信頼性を向上してコストを削減できる洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両に対して前後方向に相対移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に配されて気流を発生させるブロアと、可撓性のダクトを介して前記ブロアに接続されるとともに被洗浄車両の上面を送風により乾燥させるトップ送風ノズルと、前記トップ送風ノズルを昇降させる昇降装置と、前記昇降装置により前記トップ送風ノズルと一体に昇降するとともにホースを介して供給される洗浄水を被洗浄車両の上面に噴射する前記トップ洗浄ノズルとを備え、前記ホースを前記ダクト内に配したことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、記トップ洗浄ノズルによる洗浄と前記トップ送風ノズルによる乾燥との間に前記トップ洗浄ノズルから空気が送出されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記トップ洗浄ノズルの噴射方向が下方を前記洗車機本体の進行方向に向けて傾斜することを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、被洗浄車両の形状を検出する形状センサを備えるとともに、前記トップ洗浄ノズルを左右方向に複数並設し、前記形状センサにより検出される被洗浄車両の上面に対して上方に前記トップ洗浄ノズルが配され、隣接する前記トップ洗浄ノズルの被洗浄車両上の噴射領域が重なることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記トップ洗浄ノズルが4個以上並設され、左右方向の両端部の隣接する前記トップ洗浄ノズル間の距離が中央部の隣接する前記トップ洗浄ノズル間の距離よりも大きいことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、被洗浄車両上で隣接する前記噴射領域の外縁が略接することを特徴とする。
本発明によると、トップ洗浄ノズルに洗浄水を供給するホースがブロアとトップ送風ノズルとを接続する可撓性のダクト内に配される。このため、ホースがダクトの内壁に支持され、摺動によるホースの損傷を防止できるとともにホースの支持部材を省くことができる。従って、洗車機の信頼性を向上してコストを削減することができる。
本発明の実施形態の洗車機を示す側面図 本発明の実施形態の洗車機を示す正面図 本発明の実施形態の洗車機のトップ洗浄ノズルの配管図 本発明の実施形態の洗車機のトップ送風ノズルを示す正面図 本発明の実施形態の洗車機のトップ送風ノズルを示す側面断面図 本発明の実施形態の洗車機のトップ洗浄ノズルによる洗浄状態を示す側面図
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1、図2は本発明の一実施形態の洗車機WAを示す側面図及び正面図である。洗車機WAは洗車機本体1、レール2、リモートパネル7、貯水タンク72を備えている。洗車機本体1は左右の対向する2つのスタンド部90と、スタンド部90の上端を連結する天井部91とを有した門型に形成される。
レール2は地面G上に左右一対設けられ、スタンド部90の底面に設けた車輪3がレール2上に配される。これにより、洗車機本体1はレール2上に立設し、走行モータ(不図示)の駆動によりレール2上を走行して被洗浄車両CAに対して前後に移動する。
リモートパネル7は洗車機本体1に対する進入経路Sに沿って配される。リモートパネル7は複数のボタンを有しており、これにより、シャンプー、ワックス掛け、撥水コート等に使用する液剤を用いた洗車条件を設定することができる。また、フロントガード有り、フェンダーポール有り、サイドミラー有り、リヤワイパ有り、ルーフキャリア有り等の装備品の設定もすることができる。貯水タンク72は所定量の市水を貯水する。
スタンド部90にはタンク収納部30及び分配配管部31が配される。タンク収納部30は洗剤やワックス等の各種液剤を貯液した複数の貯液タンク30a(図3参照)を収納する。分配配管部31は市水を貯水する貯水タンク72(図3参照)及び各貯液タンク30aに接続され、市水及び液剤を複数の噴射ノズルに分配する。各噴射ノズルは分配配管部31から電磁弁(不図示)を介して導出される。
噴射ノズルとして、第1、第2浄水ノズル11、13、第1、第2洗剤ノズル12、15、撥水コートノズル14、ワックスノズル16及びトップ洗浄ノズル40が設けられる。
第1、第2浄水ノズル11、13は洗車機本体1の入口面1a側及び出口面1b側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAの側面に対して市水を噴射する。第1、第2洗剤ノズル12、15は洗車機本体1の手前側及び奥側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAの側面に対して市水により希釈された洗剤を噴射する。
撥水コートノズル14及びワックスノズル16は洗車機本体1の出口面1b側に配される。撥水コートノズル14は被洗浄車両CAの側面に対して市水により希釈された撥水コート剤を噴射する。ワックスノズル16は被洗浄車両CAの側面に対して市水により希釈されたワックスを噴射する。トップ洗浄ノズル40は被洗浄車両CAの上面CA1に洗浄水(市水または市水により希釈された液剤)を噴射する。
洗車機本体1の一方のスタンド部90の正面には操作パネル8が配される。操作パネル8は洗車条件を設定するリモートパネル7と同様に洗車条件を設定できる。
洗車機本体1には被洗浄車両CA上に摺動してブラッシングするトップブラシ4、サイドブラシ5及びロッカーブラシ6から成る複数の回転ブラシが設けられる。トップブラシ4は天井部91に設けられ、被洗浄車両CAの上面CA1に沿って移動して被洗浄車両CAの上面CA1を洗浄する。サイドブラシ5はスタンド部90の前後方向の中央部に配され、被洗浄車両CAの側面及び後面を洗浄する。ロッカーブラシ6は左右のスタンド部90の下部に揺動可能に設けられ、被洗浄車両CAの両側面の下部を洗浄する。
洗車機本体1の両側のスタンド部90の入口面1a側には形状センサ9が設けられている。形状センサ9は光電センサや超音波センサ等から成り、洗車機本体1に進入する被洗浄車両CAの外面形状を検知する。
洗車機本体1の両側端部の上部には気流を発生するブロア20が設けられる。ブロア20にはサイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル21が接続される。サイド送風ノズル22は各スタンド部90にそれぞれ上下に延びて設けられ、側端に開口するスリット状の送風口から被洗浄車両CAの側面に向けて送風する。
トップ送風ノズル21は洗車機本体1の上部に配した左右に延びる箱状に形成され、蛇腹ダクト等の可撓性のダクト23を介してブロア20に接続される。トップ送風ノズル21の下端に開口するスリット状の送風口21a(図5参照)から被洗浄車両CAの上面CA1に向けて送風する。サイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル21の送風により被洗浄車両CAの乾燥が行われる。
トップ送風ノズル21の左右の両端には左右方向に延びるガイドシャフト21bが延出される。スタンド部90にはガイドシャフト21bが嵌合してトップ送風ノズル21を上下方向に案内する案内部27が設けられる。
一方のスタンド部90にはトップ送風ノズル21を昇降させる昇降装置24が設けられる。昇降装置24はモータ25及びワイヤ26を有している。ワイヤ26の一端はモータ25の軸部25aにプーリー(不図示)を介して巻回され、他端は一方のガイドシャフト21bに連結される。これにより、モータ25の駆動によってトップ送風ノズル21が上下方向に昇降する。この時、トップ送風ノズル21が上方に配されるブロア20に可撓性のダクト32を介して接続されるため、トップ送風ノズル21を円滑に昇降させることができる。
また、トップ送風ノズル21には複数のトップ洗浄ノズル40が左右方向に並設される。これにより、昇降装置24によってトップ洗浄ノズル40がトップ送風ノズル21と一体に昇降する。
図3はトップ洗浄ノズル40の配管図を示している。貯水タンク72内には水ポンプ69aが配される。水ポンプ69aは貯水タンク72内の市水を汲み上げ、排水側に配管71aが接続される。配管71aには高圧ポンプ69b、インジェクタ73aが設けられる。高圧ポンプ69bは洗浄水Wの水圧を上げて送出する。
貯液タンク30aには吸込部71fが浸漬され、吸込部71fの排水側には配管71bが設けられる。配管71b上には貯液タンク30a内の液剤を汲み上げる高圧ポンプ69cが設けられる。
インジェクタ73aには配管71aを流通する市水によって配管71bを流通する液剤が吸引され、所定の濃度に希釈された液剤が配管71eを流通する。なお、高圧ポンプ69cの停止によって市水が配管71eを流通する。
配管71e上には配管71cが接続される三方継手73bが設けられる。配管71cには高圧の空気を供給するエアポンプ70が接続される。これにより、希釈された液剤と高圧の空気とが三方継手73bで混合されて混合液が形成される。
三方継手73bの下流には可撓性のホース43を介してトップ洗浄ノズル40が接続される。トップ洗浄ノズル40の噴射口40aから高圧(例えば、20kPA)の洗浄水W(図4参照)が被洗浄車両CAに向けて噴射される。なお、分配配管部31(図3参照)から導出される他の噴射ノズルも同様に接続される。
図4、図5はトップ送風ノズル21の正面図及び側面断面図を示している。トップ送風ノズル21の外側には左右方向に延びる配管41が配される。配管41には複数のトップ洗浄ノズル40が左右方向に並設され、洗浄水を供給するホース43が接続される。なお、美観を向上するため、トップ送風ノズル21の内部に配管41が配されてもよい。
ホース43はダクト23内に配され、ダクト23とブロア20(図2参照)との接続部から外部に取り出される。このため、ホース43がダクト23の内壁に支持され、垂れ下がることを防止される。これにより、トップ送風ノズル21の昇降時の摺動によるホース43の損傷を防止できるとともにホース43の支持部材を別途設ける必要がない。
トップ洗浄ノズル40はトップ送風ノズル21の外壁から突出し、送風口21aの近傍に配される。この時、送風口21aの噴射方向と噴射口40aの噴射方向とが略平行に配される。また、送風口21aの噴射方向を被洗浄車両CAの前方に向けるとともに、鉛直に対して所定角度(例えば、14゜)傾斜して配される。
トップ洗浄ノズル40は昇降装置24によって被洗浄車両CAの上面CA1に対して一定の距離D1(例えば、約250mm)に保たれるように昇降する。この時、隣接するトップ洗浄ノズル40の被洗浄車両CA上の噴射領域Fが重なるようにトップ洗浄ノズル40の間隔及び噴射角θが設定される。これにより、トップ洗浄ノズル40による被洗浄車両CAの上面CA1の洗い残しを防止することができる。
本実施形態では4個のトップ洗浄ノズル40が並設される。左右方向の両端部の隣接するトップ洗浄ノズル40間の距離D3、D4は410mmに形成され、中央部の隣接するトップ洗浄ノズル40間の距離D2は400mmに形成される。また、噴射口40aから噴射される洗浄水Wの噴射角θは65°になっている。
これにより、式(1)が成立し、被洗浄車両CA上の隣接する噴射領域Fが重なる。すなわち、隣接するトップ洗浄ノズル40の間隔が2×D1tan(θ/2)以下であればよい。
D2<D3=D4≦2×D1tan(θ/2) ・・・(1)
この時、異なる方向から噴射される洗浄水が衝突すると減速して洗浄力が低下するため、被洗浄車両CA上の隣接する噴射領域Fの重なる面積が小さい方がよい。このため、隣接するトップ洗浄ノズル40の間隔が2×D1tan(θ/2)に一致するとより望ましい。
また、被洗浄車両CAの上面CA1は端部が下がる曲面に形成されるため、中央部よりも端部の噴射領域Fの面積が大きくなる。このため、左右方向の両端部の隣接するトップ洗浄ノズル40間の距離D3、D4を中央部の隣接するトップ洗浄ノズル40間の距離D2よりも大きくしている。これにより、両端部における噴射領域Fの重なる面積を小さくできる。
上記構成の洗車機WAにおいて、ユーザが運転して被洗浄車両CAをリモートパネル7の面前で停車させ、被洗浄車両CAの洗車条件の設定を被洗浄車両CA内から行う。洗車条件を設定した後、ユーザは所定の洗浄開始位置まで被洗浄車両CAを移動させる。そして、洗車機本体1が被洗浄車両CAを跨いで被洗浄車両CAの後方に移動して洗車が開始される。この時、形状センサ9により被洗浄車両CAの形状を検出する。
続いて、洗車機本体1が反転し、被洗浄車両CAの前方に移動してトップ洗浄ノズル40による洗浄が開始される。図6はトップ洗浄ノズル40による洗浄状態を示す側面図である。形状センサ9の検出結果に基づいて、噴射口40aが被洗浄車両CAの上面CA1と一定の距離D1(図4参照)に保たれるようにトップ洗浄ノズル40が昇降する。
また、噴射口40aの噴射方向が前方に移動する洗車機本体1の進行方向E(図6参照)に向けて傾斜する。これにより、被洗浄車両CAの上面CA1の噴射領域Fを前後方向により大きくすることができる。また、被洗浄車両CAの後面CA2の洗浄力を向上できる。また、洗車機本体1の移動速度によって被洗浄車両CAに衝突する洗浄水Wの速度が大きくなるため、洗浄力を向上することができる。
トップ洗浄ノズル40による洗浄が終了すると、水ポンプ69a、高圧ポンプ69b及び高圧ポンプ69cを停止し、エアポンプ70を駆動してトップ洗浄ノズル40から空気が送出される。これにより、配管41及びトップ洗浄ノズル40の水抜きを行うことができる。
その後、洗車機本体1が反転して被洗浄車両CAの後方に移動し、回転ブラシによる洗浄が行われる。回転ブラシによる被洗浄車両CAの洗浄が終了すると、洗車機本体1が反転して被洗浄車両CAの前方に移動し、トップ送風ノズル21、サイド送風ノズル22による乾燥が行われる。トップ送風ノズル21は被洗浄車両CAに沿って昇降し、被洗浄車両CAの上面に向けて送風する。この時、ホース43は可撓性のダクト23の内壁に支持されるため、洗車機本体1等との摺動によるホース43の損傷を防止できる。そして、被洗浄車両CAの洗車が終了すると、被洗浄車両CAが退出する。
本実施形態によると、トップ洗浄ノズル40に洗浄水Wを供給するホース43がブロア20とトップ送風ノズル21とを接続する可撓性のダクト23内に配される。このため、ホース43が可撓性のダクト23の内壁に支持され、摺動によるホース43の損傷を防止できるとともにホース43の支持部材を省くことができる。従って、洗車機WAの信頼性を向上してコストを削減することができる。また、垂れ下がるホース43が露出しないため、洗車機WAの美観を向上することができる。
また、トップ洗浄ノズル40による洗浄とトップ送風ノズル21による乾燥との間にトップ洗浄ノズル40から空気が送出される。これにより、トップ送風ノズル21による乾燥時にトップ洗浄ノズル40から水滴が滴下して被洗浄車両CAに付着することを防止する。
また、トップ洗浄ノズル40の噴射方向が下方を洗車機本体1の進行方向Eに向けて傾斜する。これにより、被洗浄車両CAの後面CA2の洗浄力を向上できる。また、洗浄水Wの噴射領域Fを大きくすることができる。
また、形状センサ9により検出される被洗浄車両CAの上面CA1に対して上方にトップ洗浄ノズル40が配され、隣接するトップ洗浄ノズル40の被洗浄車両CA上の噴射領域Fが重なる。これにより、トップ洗浄ノズル40による被洗浄車両CAの洗い残しを防止することができる。
また、左右方向の両端部の隣接するトップ洗浄ノズル40間の距離D3、D4が中央部の隣接するトップ洗浄ノズル40間の距離D2よりも大きい。これにより、被洗浄車両CA上の端部の噴射領域Fの重なる面積を小さくして洗浄力を向上することができる。なお、トップ洗浄ノズル40が5個以上並設された場合も同様に、左右方向の両端部の隣接するトップ洗浄ノズル40間の距離を中央部の隣接するトップ洗浄ノズル40間の距離よりも大きくすればよい。
また、被洗浄車両CA上の隣接する噴射領域Fの外縁が略接する。これにより、被洗浄車両CA上の噴射領域Fの重なる面積を小さくして洗浄力を向上することができる。
本発明によると、被洗浄車両の上面を洗浄するトップ洗浄ノズルを備えた洗車機に利用することができる。
1 洗車機本体
2 レール
3 車輪
4 トップブラシ
5 サイドブラシ
6 ロッカーブラシ
7 リモートパネル
8 操作パネル
9 形状センサ
20 ブロア
21 トップ送風ノズル
21a 送風口
21b ガイドシャフト
22 サイド送風ノズル
23 ダクト
24 昇降装置
25 モータ
26 ワイヤ
28 案内部
30 タンク収納部
30a 貯液タンク
31 分配配管部
40 トップ洗浄ノズル
40a 噴射口
41 配管
43 ホース
69a 水ポンプ
69b、69c 高圧ポンプ
70 エアポンプ
90 スタンド部
91 天井部
CA 被洗浄車両
CA1 上面
CA2 後面
F 噴射領域
WA 洗車機

Claims (6)

  1. 被洗浄車両に対して前後方向に相対移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に配されて気流を発生させるブロアと、可撓性のダクトを介して前記ブロアに接続されるとともに被洗浄車両の上面を送風により乾燥させるトップ送風ノズルと、前記トップ送風ノズルを昇降させる昇降装置と、前記昇降装置により前記トップ送風ノズルと一体に昇降するとともにホースを介して供給される洗浄水を被洗浄車両の上面に噴射する前記トップ洗浄ノズルとを備え、前記ホースを前記ダクト内に配したことを特徴とする洗車機。
  2. 前記トップ洗浄ノズルによる洗浄と前記トップ送風ノズルによる乾燥との間に前記トップ洗浄ノズルから空気が送出されることを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記トップ洗浄ノズルの噴射方向を前記洗車機本体の進行方向に向けて傾斜することを特徴とする請求項1又は2に記載の洗車機。
  4. 被洗浄車両の形状を検出する形状センサを備えるとともに、前記トップ洗浄ノズルを左右方向に複数並設し、前記形状センサにより検出される被洗浄車両の上面に対して上方に前記トップ洗浄ノズルが配され、隣接する前記トップ洗浄ノズルの被洗浄車両上の噴射領域が重なることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の洗車機。
  5. 前記トップ洗浄ノズルが4個以上並設され、左右方向の両端部の隣接する前記トップ洗浄ノズル間の距離が中央部の隣接する前記トップ洗浄ノズル間の距離よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の洗車機。
  6. 被洗浄車両上で隣接する前記噴射領域の外縁が略接することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の洗車機。
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