JP2018200199A - 出銑温度測定装置および該方法 - Google Patents

出銑温度測定装置および該方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、出銑滓流の温度をより精度良く測定できる出銑温度測定装置および出銑測定方法を提供する。【解決手段】本発明の出銑温度測定装置Tは、出銑滓流の熱放射輝度分布を、当該熱放射輝度に対応する画素ごとの画素値を持つ各画素から構成される対象画像として撮像する撮像部1と、撮像部1で撮像された対象画像における出銑滓流の画像中に所定のサイズの評価領域を設定する設定部22と、設定部22で設定された評価領域における最小画素値を抽出する抽出部23と、抽出部23で抽出した最小画素値に基づいて、出銑滓流に含まれる溶銑の溶銑温度を求める温度演算部24とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、出銑口から流出する出銑滓流の温度を測定する出銑温度測定装置および出銑温度測定方法に関する。
鉄鉱石を熱処理することによって鉄を取り出す高炉では、その操業管理等のために、高炉の出銑口から流出する銑滓混合物(以下、「出銑滓流」と適宜に略記する。)の温度が、しばしば測定される。このような出銑滓流の温度を測定する技術の一つが例えば特許文献1に開示されている。
この特許文献1に開示された高炉出銑温度測定方法は、高炉に形成された出銑口から流出した溶融物を含む領域の熱放射輝度分布を、当該熱放射輝度に対応する画素毎の濃度値を持つ各画素から構成される画像として撮像する撮像工程と、前記撮像工程により撮像された画像の画素毎の濃度と画素数との関係を示す濃度ヒストグラムとして、溶銑の濃度分布と、溶融スラグの濃度分布とを含む濃度ヒストグラムを作成する濃度ヒストグラム作成工程と、前記濃度ヒストグラム作成工程により作成された濃度ヒストグラムに対して、溶銑の濃度分布において画素数が最大となる濃度である溶銑濃度分布ピークの探索範囲を設定する溶銑濃度分布ピーク探索範囲設定工程と、前記溶銑濃度分布ピーク探索範囲設定工程により設定された溶銑濃度分布ピークの探索範囲内で、画素数が最大となる濃度を、前記溶銑濃度分布ピークの濃度として前記濃度ヒストグラムから抽出する溶銑濃度分布ピーク抽出工程と、前記溶銑濃度分布ピーク抽出工程により抽出された溶銑濃度分布ピークの濃度に基づいて、溶銑の温度を導出する溶銑温度導出工程と、を有する。そして、前記溶銑濃度分布ピーク探索範囲設定工程は、予め設定された、前記溶銑の濃度分布において画素数が最大となる濃度である溶銑濃度分布ピークの濃度と、前記溶融スラグの濃度分布における最高の濃度であるスラグ最高濃度と、の比である濃度比の上限値及び下限値と、前記濃度ヒストグラムにより作成された濃度ヒストグラムにおける前記スラグ最高濃度と、に基づいて、前記溶銑濃度分布ピークの探索範囲を導出する。
特開2013−160627号公報
ところで、前記特許文献1に開示された高炉出銑温度測定方法は、前記濃度ヒストグラムが2個のピークを備えて成る双峰性のプロファイルを持つ場合には、比較的良好に温度を測定できる。しかしながら、実際に測定すると、必ずしも、前記双峰性のプロファイルを持つ濃度ヒストグラムが得られるとは限らず、例えばなだらかに変化するプロファイルを持つ濃度ヒストグラムに成ってしまい、温度の測定が難しい場合があった。特に、出銑滓流は、溶銑と溶滓(溶融スラグ)とが混じり合い、溶銑上に、半透明な溶滓が乗るため、出銑滓流の表面から見た溶銑の放射率は、見かけの値となってしまう。しかも、通常、場所(領域)ごとに、溶銑上に乗る溶滓の厚さが異なるため、見かけの放射率も場所(領域)ごとに変化してしまい、一層、温度の測定が難しい。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、出銑滓流の温度をより精度良く測定できる出銑温度測定装置および出銑測定方法を提供することである。
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。すなわち、本発明の一態様にかかる出銑温度測定装置は、出銑滓流の熱放射輝度分布を、当該熱放射輝度に対応する画素ごとの画素値を持つ各画素から構成される対象画像として撮像する撮像部と、前記撮像部で撮像された対象画像における前記出銑滓流の画像中に所定のサイズの評価領域を設定する設定部と、前記設定部で設定された評価領域における最小画素値を抽出する抽出部と、前記抽出部で抽出した最小画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶銑の溶銑温度を求める温度演算部とを備える。
出銑滓流全体の中には、溶銑上に溶滓が乗らない、あるいは、溶銑上に溶滓が乗っている場合でも、実質的に前記溶滓の影響を受けない溶銑のみに見える領域(実効溶銑領域)が存在すると考えられる。溶銑の放射率が約0.4程度である一方、溶滓の放射率が約0.9〜0.95程度であると考えられており、対象画像の評価領域の中で最も暗い箇所を実効溶銑領域に比定することが最も確からしい。上記出銑温度測定装置は、出銑滓流の対象画像における評価領域の最小画素値、すなわち、最も暗い画素値(最小輝度値)を抽出し、この抽出した最小画素値に基づいて溶銑温度を求めるので、実効溶銑領域あるいは実効溶銑領域に最も近い領域から温度を求めているから、出銑滓流における溶銑の溶銑温度をより精度良く測定できる。
他の一態様では、上述の出銑温度測定装置において、前記抽出部は、前記設定部で設定された評価領域における下位一定割合以内の画素値を持つ画素を抽出し、前記抽出した画素の画素値の平均値を前記最小画素値として求める。
このような出銑温度測定装置は、下位一定割合以内の画素値の平均値で前記最小画素値を求めるので、ロバスト性を向上でき、ノイズ耐性が高く、より安定した測定結果を得ることができる。
他の一態様では、これら上述の出銑温度測定装置において、前記抽出部は、さらに、前記設定部で設定された評価領域における最大画素値を抽出し、前記温度演算部は、さらに、前記抽出部で抽出した最大画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶滓の溶滓温度を求める。
出銑滓流全体の中には、溶銑上に乗る溶滓でも、表面から充分な厚さを有する結果、表面から見た場合、実質的に前記溶銑の影響を受けない溶滓のみに見える領域(実効溶滓領域)が存在すると考えられ、対象画像の評価領域の中で最も明るい箇所を実効溶滓領域に比定することが最も確からしい。上記出銑温度測定装置は、出銑滓流の対象画像における評価領域の最大画素値、すなわち、最も明るい画素値(最大輝度値)を抽出し、この抽出した最大画素値に基づいて溶滓温度を求めるので、実効溶滓領域あるいは実効溶滓領域に最も近い領域から温度を求めているから、出銑滓流における溶滓の溶滓温度をより精度良く測定できる。
他の一態様では、これら上述の出銑温度測定装置において、前記抽出部は、前記設定部で設定された評価領域における上位一定割合以内の画素値を持つ画素を抽出し、前記抽出した画素の画素値の平均値を前記最大画素値として求める。
このような出銑温度測定装置は、上位一定割合以内の画素値の平均値で前記最大画素値を求めるので、ロバスト性を向上でき、ノイズ耐性が高く、より安定した測定結果を得ることができる。
本発明の他の一態様にかかる出銑温度測定方法は、出銑滓流の熱放射輝度分布を、当該熱放射輝度に対応する画素ごとの画素値を持つ各画素から構成される対象画像として撮像する撮像工程と、前記撮像工程で撮像された対象画像における前記出銑滓流の画像中に所定のサイズの評価領域を設定する設定工程と、前記設定部で設定された評価領域における最小画素値を抽出する抽出工程と、前記抽出工程で抽出した最小画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶銑の溶銑温度を求める温度演算工程とを備える。
このような出銑温度測定方法は、出銑滓流の対象画像における評価領域の最小画素値、すなわち、最も暗い画素値(最小輝度値)を抽出し、この抽出した最小画素値に基づいて溶銑温度を求めるので、実効溶銑領域あるいは実効溶銑領域に最も近い領域から温度を求めているから、出銑滓流における溶銑の溶銑温度をより精度良く測定できる。
他の一態様では、上述の出銑温度測定方法において、前記抽出工程は、さらに、前記設定部で設定された評価領域における最大画素値を抽出し、前記温度演算工程は、さらに、前記抽出部で抽出した最大画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶滓温度を求める。
このような出銑温度測定方法は、出銑滓流の対象画像における評価領域の最大画素値、すなわち、最も明るい画素値(最大輝度値)を抽出し、この抽出した最大画素値に基づいて溶滓温度を求めるので、実効溶滓領域あるいは実効溶滓領域に最も近い領域から温度を求めているから、出銑滓流における溶滓の溶滓温度をより精度良く測定できる。
本発明にかかる出銑温度測定装置および出銑温度測定方法は、出銑滓流の温度をより精度良く測定できる。
実施形態における出銑温度測定装置の構成を示すブロック図である。 前記出銑温度測定装置によって測定される出銑滓流が流出する様子を説明するための図である。 前記出銑温度測定装置の動作を示すフローチャートである。 出銑滓流の対象画像の一例を示す図である。 図4に示す対象画像において、一例として、流出方向に沿って引かれた一直線上の輝度変化を示す図である。 出銑滓流における最小画素値と最大画素値との意義を説明するために、出銑滓流の一部断面を模式的に示す図である。 前記出銑温度測定装置の一測定例を示す図である。 前記出銑温度測定装置の変形形態を説明するための図である。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
図1は、実施形態における出銑温度測定装置の構成を示すブロック図である。図2は、前記出銑温度測定装置によって測定される出銑滓流が流出する様子を説明するための図である。
本実施形態における出銑温度測定装置Tは、高炉の出銑口から流出する銑滓混合物(以下、「出銑滓流」と適宜に略記する。)を撮像することによって得られた前記出銑滓流の対象画像に基づいて前記出銑滓流の温度を測定する装置である。前記銑滓混合物(出銑滓流)は、溶銑と溶滓(溶融スラグ)との混合物であり、高炉の出銑口から高温の流体状で流出される。このような出銑温度測定装置Tは、例えば、図1に示すように、撮像部1と、制御処理部2と、記憶部3とを備え、本実施形態では、さらに、入力部4と、出力部5と、インターフェース部(IF部)6とを備える。
撮像部1は、制御処理部2に接続され、制御処理部2の制御に従って、出銑滓流の熱放射輝度分布を、当該熱放射輝度に対応する画素ごとの画素値を持つ各画素から構成される対象画像として撮像する装置である。撮像部1は、出銑滓流の対象画像を制御処理部2へ出力する。撮像部1は、例えば、被写体における光学像を所定の結像面上に結像する結像光学系、前記結像面に受光面を一致させて配置され、前記被写体における光学像を電気的な信号に変換するエリアイメージセンサ、および、エリアイメージセンサの出力を画像処理することで前記被写体における画像を表すデータである画像データを生成する画像処理回路等を備えるデジタルカメラ等である。撮像部1は、静止画を生成するスチルカメラであって良く、また、動画像を生成するビデオカメラ(ムービーカメラ)であって良い。
撮像部1は、例えば、図2に示すように、高炉SFに形成された出銑口PHから、出銑樋カバーCVを備える出銑樋SGへ、流出する出銑滓流PSを撮像できるように適宜に配設される。出銑滓流PSは、比較的高速に出銑口PHから流出するので、撮像部1は、この出銑滓流PSの流出速度に応じた速度で撮像可能に構成される。撮像部1は、出銑温度測定装置Tにおける他の各部2〜6とともに図略の筐体に収容され、前記他の各部2〜6と一体に構成されて良いが、本実施形態では、撮像部1は、前記他の各部2〜6とは、別体に構成され、撮像部1は、前記出銑滓流PSを撮像できるように、前記他の各部2〜6から遠隔に配置され、有線または無線によって制御処理部2と通信可能に接続される。
図1に戻って、入力部4は、制御処理部2に接続され、例えば、温度の測定開始を指示するコマンド等の各種コマンド、および、例えば評価領域の設定入力等の温度を測定する上で必要な各種データを出銑温度測定装置Tに入力する装置であり、例えば、所定の機能を割り付けられた複数の入力スイッチ、キーボードおよびマウス等である。出力部5は、制御処理部2に接続され、制御処理部2の制御に従って、入力部4から入力されたコマンドやデータ、および、当該出銑温度測定装置Tによって測定された温度等を出力する装置であり、例えばCRTディスプレイ、LCD(液晶表示装置)および有機ELディスプレイ等の表示部(表示装置)や、プリンタ等の印刷装置等である。
IF6は、例えば、外部の機器との間でデータを入出力する回路であり、例えば、シリアル通信方式であるRS−232Cのインターフェース回路、Bluetooth(登録商標)規格を用いたインターフェース回路、および、USB(Universal Serial Bus)規格を用いたインターフェース回路等である。また、IF部6は、例えば、データ通信カードや、IEEE802.11規格等に従った通信インターフェース回路等の、外部の機器と通信信号を送受信する通信インターフェース回路であっても良い。
記憶部3は、制御処理部2に接続され、制御処理部2の制御に従って、各種の所定のプログラムおよび各種の所定のデータを記憶する回路である。前記各種の所定のプログラムには、例えば、出銑温度測定装置Tの各部1、3〜6を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御する制御プログラムや、撮像部1で撮像された対象画像における出銑滓流の画像中に所定のサイズの評価領域ROIを設定する設定プログラムや、前記設定プログラムで設定された評価領域ROIにおける最小画素値(最も暗い画素値、0より大きい値での最小輝度値)を抽出する抽出プログラムや、前記抽出プログラムで抽出した最小画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶銑の溶銑温度を求める温度演算プログラム等の制御処理プログラムが含まれる。本実施形態では、前記抽出プログラムは、さらに、前記設定プログラムで設定された評価領域ROIにおける最大画素値(最も明るい画素値、最大輝度値)を抽出する。本実施形態では、温度演算プログラムは、さらに、前記抽出プログラムで抽出した最大画素値に基づいて、出銑滓流に含まれる溶滓の溶滓温度を求める。前記各種の所定のデータには、例えば対象画像や校正情報等の、各プログラムを実行する上で必要なデータ等が含まれる。記憶部3は、例えば不揮発性の記憶素子であるROM(Read Only Memory)や書き換え可能な不揮発性の記憶素子であるEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等を備える。記憶部3は、前記所定のプログラムの実行中に生じるデータ等を記憶するいわゆる制御処理部2のワーキングメモリとなるRAM(Random Access Memory)等を含む。
そして、記憶部3は、前記校正情報を記憶する校正情報記憶部31を機能的に備える。前記校正情報は、いわゆる黒体炉を前記撮像部1で撮像することによって得られた画像の画素値と前記黒体炉の黒体放射輝度の輝度値との対応関係であり、例えば、互いに異なる複数の温度それぞれで、前記黒体炉を前記撮像部1で撮影することによって予め作成される。前記黒体放射輝度の輝度値は、温度の関数であるので、前記校正情報は、黒体炉を前記撮像部1で撮像することによって得られた画像の画素値と前記黒体炉の温度との対応関係となる。例えば、前記対象画像における各画素の各画素値を、前記校正情報によって、各輝度値へ変換することによって、熱放射輝度の輝度画像、すなわち、温度画像が生成できる。前記校正情報は、前記対応関係を表す関係式の形式で校正情報記憶部31に記憶されて良く、あるいは、前記対応関係を表すテーブルの形式で校正情報記憶部31に記憶されて良い。
制御処理部2は、出銑温度測定装置Tの各部1、3〜6を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、温度を求めるための回路である。制御処理部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)およびその周辺回路を備えて構成される。制御処理部2は、前記制御処理プログラムが実行されることによって、制御部21、設定部22、抽出部23および温度演算部24を機能的に備える。
制御部21は、出銑温度測定装置Tの各部1、3〜6を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、出銑温度測定装置T全体の制御を司るものである。
設定部22は、撮像部1で撮像された対象画像における出銑滓流の画像中に所定のサイズの評価領域ROIを設定するものである。設定部22は、例えば、対象画像を出力部5に出力し、ユーザによる設定操作を入力部4で受け付けて、対象画像における出銑滓流の画像中に評価領域ROIを設定して良い。あるいは、設定部22は、例えば、対象画像における出銑滓流の画像中に評価領域ROIを自動的に設定して良い。より具体的には、例えば、設定部22は、まず、エッジフィルタを用いることによって対象画像における出銑滓流の画像領域のエッジを検出し、これによって対象画像における出銑滓流の画像領域を抽出する。そして、設定部22は、この抽出した対象画像における出銑滓流の画像領域内に前記所定のサイズの評価領域ROIを設定する。例えば、高炉の操業管理等を目的に出銑滓流PSの温度を測定している観点や、出銑口PHから離れるに従って生じる煙等によって出銑滓流PSの撮像が妨害される観点等から、設定部22は、前記出銑滓流の画像において、出銑口付近のスラグ堆積や煙等の影響のなるべく少ない位置に、評価領域ROIを設定する。評価領域ROIのサイズは、複数のサンプルを用いて適宜に設定されるが、例えば、前記出銑滓流の画像領域の幅(前記流出方向に略直交する幅方向の長さ)の約2/3や約1/2の長さを持つ正方形や矩形等で設定される。
抽出部23は、設定部22で設定された評価領域ROIにおける最小画素値(最も暗い画素値、0より大きい値での最小輝度値)を抽出するものである。さらに、本実施形態では、設定部22で設定された評価領域ROIにおける最大画素値(最も明るい画素値、最大輝度値)を抽出する。
温度演算部24は、抽出部23で抽出した最小画素値に基づいて、出銑滓流に含まれる溶銑の溶銑温度を求めるものである。さらに、本実施形態では、温度演算部24は、抽出部23で抽出した最大画素値に基づいて、出銑滓流に含まれる溶滓の溶滓温度を求めるものである。より具体的には、温度演算部24は、抽出部23で抽出した最小画素値を、記憶部3の校正情報記憶部31に記憶された校正情報を用いることによって、熱放射輝度の輝度値に変換し、その温度を前記溶銑温度として求める。同様に、温度演算部24は、抽出部23で抽出した最大画素値を、前記校正情報を用いることによって、熱放射輝度の輝度値に変換し、その温度を前記溶滓温度として求める。
なお、前記校正情報は、上述したように、黒体炉を用いることによって得られた値である。実施の出銑滓流は、黒体ではないので、その分、誤差を有する。このため、温度演算部24は、例えば、前記特許文献1に開示されているように、前記誤差を補正して溶銑温度や溶滓温度を求めても良い。
これら制御処理部2、記憶部3、入力部4、出力部5およびIF部6は、例えば、デスクトップ型やノード型等のコンピュータによって構成可能である。
次に、本実施形態の動作について説明する。図3は、前記出銑温度測定装置の動作を示すフローチャートである。図4は、出銑滓流の対象画像の一例を示す図である。図5は、図4に示す対象画像において、一例として、流出方向に沿って引かれた一直線上の輝度変化を示す図である。図5の横軸は、画素数で表した距離であり、その縦軸は、明るさで表した画素値である。図6は、出銑滓流における最小画素値と最大画素値との意義を説明するために、出銑滓流の一部断面を模式的に示す図である。
このような構成の出銑温度測定装置Tは、その電源が投入されると、必要な各部の初期化を実行し、その稼働を始める。その制御処理プログラムの実行によって、制御処理部2には、制御部21、設定部22、抽出部23および温度演算部24が機能的に構成される。
そして、出銑滓流の温度を評価するにあたって、図3において、出銑温度測定装置Tは、制御処理部2によって、撮像部1で、高炉SFに形成された出銑口PHから流出する出銑滓流PSを撮像し、前記出銑滓流PSの画像を含む対象画像を取得する(S11)。
次に、出銑温度測定装置Tは、制御処理部2の設定部22によって、前記処理S11において撮像部1で撮像された対象画像における出銑滓流の画像中に所定のサイズの評価領域を設定する(S12)。前記評価領域の設定は、上述したように、ユーザ(オペレータ)の設定操作を入力部4で受け付けて、あるいは、自動的に、実施される。
一例では、処理S11の実行によって、図4に示す対象画像POが取得され、処理S12の実行によって、対象画像POにおける出銑滓流の画像PP中に、正方形で示す評価領域ROIが設定される。対象画像POにおける出銑滓流の画像PPは、溶銑の放射率と溶滓の放射率との差およびこれらの混合状態により、いわゆるマーブル模様となっている。
次に、出銑温度測定装置Tは、制御処理部2の抽出部23によって、前記処理S12において設定部22で設定された評価領域ROIにおける最小画素値(最も暗い画素値、0より大きい値での最小輝度値)および最大画素値(最も明るい画素値、最大輝度値)それぞれを抽出する(S13)。
次に、出銑温度測定装置Tは、制御処理部2の温度演算部24によって、前記処理S13において抽出部23で抽出した最小画素値および最大画素値それぞれに基づいて、出銑滓流に含まれる溶銑および溶滓それぞれの溶銑温度および溶滓温度それぞれを求める(S14)。より具体的には、温度演算部24は、抽出部23で抽出した最小画素値を、記憶部3の校正情報記憶部31に記憶された校正情報を用いることによって、熱放射輝度の輝度値に変換し、その温度を前記溶銑温度として求める。そして、温度演算部24は、前記抽出した最大画素値を、前記校正情報を用いることによって、熱放射輝度の輝度値に変換し、その温度を前記溶滓温度として求める。
そして、出銑温度測定装置Tは、制御部21によって、前記処理S14において温度演算部24で求めた溶銑温度および溶滓温度それぞれを出力部5から外部へ出力し(S15)、処理を終了する。なお、必要に応じて、制御部21は、これら求めた溶銑温度および溶滓温度それぞれをIF部6から外部の機器へ出力しても良い。
このような出銑滓流における溶銑温度および溶滓温度それぞれを求める上述の各処理が、高炉SFの操業中、所定の時間間隔で、例えば撮像部1が動画像を生成する場合に複数のフレームおきに、繰り返し実行され、出銑滓流における溶銑温度および溶滓温度がモニタ(監視)される。
出銑滓流は、溶銑と溶滓とが混じり合い、例えば、図6Aおよび図6Bに示すように、溶銑上に、半透明な溶滓が乗るため、出銑滓流の表面から見た溶銑の放射率は、見かけの値となってしまう。しかも、通常、場所(領域)ごとに、溶銑上に乗る溶滓の厚さD11、D12、D2が異なるため、見かけの放射率も場所(領域)ごとに変化してしまい、一層、温度の測定が難しい。しかしながら、出銑滓流全体の中には、溶銑上に溶滓が乗らない、あるいは、溶銑上に溶滓が乗っている場合でも、実質的に前記溶滓の影響を受けない溶銑のみに見える領域(実効溶銑領域)が存在すると考えられる。溶銑の放射率が約0.4程度である一方、溶滓の放射率が約0.9〜0.95程度であるので、対象画像の評価領域の中で最も暗い箇所を実効溶銑領域に比定することが最も確からしい。図5は、図4に示す輝度画像において、一例として、流出方向に沿って引かれた一直線上の輝度変化を示す図である。この図5に示す例において、輝度変化を示すグラフは、80pixel付近P1と105pixel付近P2それぞれで極小となっているが、80pixel付近P1の極小値と105pixel付近P2の極小値とは、10%程度異なっている。これら2点間は、出銑滓流PHの流速から、時間的に1ms以下しか異ならないので、この微小時間で急激にその温度が低下するとは考え難く、この輝度差は、溶銑上に乗る溶滓の厚さが異なり、前記溶滓の影響が異なると考えられる。したがって、最も暗い箇所が、前記溶滓の影響が無い、あるいは、前記溶滓の影響が最も少ない、溶銑温度の真値、あるいは、真値に近い情報を示している。
本実施形態における出銑温度測定装置Dおよびこれに実装された出銑温度測定方法は、出銑滓流の対象画像における評価領域の最小画素値、すなわち、最も暗い画素値(最小輝度値)を抽出し、この抽出した最小画素値に基づいて溶銑温度を求めるので、実効溶銑領域あるいは実効溶銑領域に最も近い領域から温度を求めているから、出銑滓流における溶銑の溶銑温度をより精度良く測定できる。
一方、出銑滓流全体の中には、例えば図6Bに示すように、溶銑上に乗る溶滓でも、表面から充分な厚さD2を有する結果、表面から見た場合、実質的に前記溶銑の影響を受けない溶滓のみに見える領域(実効溶滓領域)が存在すると考えられ、対象画像の評価領域の中で最も明るい箇所を実効溶滓領域に比定することが最も確からしい。すなわち、最も明るい箇所が、前記溶銑の影響が無い、あるいは、前記溶銑の影響が最も少ない、溶滓温度の真値、あるいは、真値に近い情報を示している。
上記出銑温度測定装置Dおよび出銑温度測定方法は、出銑滓流の対象画像における評価領域の最大画素値、すなわち、最も明るい画素値(最大輝度値)を抽出し、この抽出した最大画素値に基づいて溶滓温度を求めるので、実効溶滓領域あるいは実効溶滓領域に最も近い領域から温度を求めているから、出銑滓流における溶滓の溶滓温度をより精度良く測定できる。
一測定例の結果を図7に示す。図7は、前記出銑温度測定装置の一測定例を示す図である。図7の横軸は、時間であり、その左縦軸は、画素値(明るさ)であり、その右縦軸は、比の値である。横軸は、1目盛り約2.4秒である(約40分×60)/1000=2.4)。図7に示す各グラフは、上から下へ、最大画素値の時間変化を示す第1グラフ、最小画素値の時間変化を示す第2グラフ、および、同時刻で最小画素値を最大画素値で除算した比の時間変化を示す第3グラフである。図7から分かるように、最大画素値や最小画素値は、時間変化するものの、その比(=最小画素値/最大画素値)は、一定の範囲内に収まる略一定値となっている。したがって、放射比率に相当する前記比(=最小画素値/最大画素値)が略一定に保たれていることから、溶銑温度、溶滓温度が適切に求められていると考えられる。
なお、上述の実施形態では、1個の撮像部1で出銑滓流を1方向から撮像して出銑滓流の温度が測定されたが、出銑滓流に対し互いに直交する水平方向および鉛直方向の2方向から2個の撮像部1それぞれで撮像してこれら2方向から観測した出銑滓流の各温度が測定されても良い。
また、上述の実施形態において、抽出部23は、設定部22で設定された評価領域ROIにおける下位一定割合以内の画素値を持つ画素を抽出し、この抽出した画素の画素値の平均値を前記最小画素値として求め、温度演算部24は、この求めた前記最小画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶銑の溶銑温度を求めても良い。同様に、抽出部23は、設定部22で設定された評価領域ROIにおける上位一定割合以内の画素値を持つ画素を抽出し、この抽出した画素の画素値の平均値を前記最大画素値として求め、温度演算部24は、この求めた前記最大画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶滓の溶滓温度を求めても良い。
図8は、前記出銑温度測定装置の変形形態を説明するための図である。図8の横軸は、画素値(明るさ)であり、その縦軸は、度数である。評価領域ROIにおける各画素の画素値の度数をグラフ化すると、一例では、図8に示すグラフとなる。上述の実施形態では、図8に示す例では、最小画素値minのみに基づいて溶銑温度が求められたが、この変形形態では、下位一定割合以内の画素値X1を持つ画素が抽出され、この抽出した画素の画素値の平均値が最小画素値とみなされ、この平均値の最小画素値に基づいて溶銑温度が求められる。下位一定割合は、例えば、10%、7%、5%、3%、1%、下位10位までに対応する割合、下位5位までに対応する割合、および、下位3位までに対応する割合等であり、適宜に、設定される。同様に、上述の実施形態では、図8に示す例では、最大画素値maxのみに基づいて溶滓温度が求められたが、この変形形態では、上位一定割合以内の画素値X2を持つ画素が抽出され、この抽出した画素の画素値の平均値が最大画素値とみなされ、この平均値の最大画素値に基づいて溶滓温度が求められる。上位一定割合は、例えば、10%、7%、5%、3%、1%、上位10位までに対応する割合、上位5位までに対応する割合、および、上位3位までに対応する割合等であり、適宜に、設定される。
このような変形形態における出銑温度測定装置Dおよびその方法は、前記平均値を用いるので、ロバスト性を向上でき、ノイズ耐性が高く、より安定した測定結果を得ることができる。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
T 出銑温度測定装置
ROI 評価領域
1 撮像部
2 制御処理部
3 記憶部
21 制御部
22 設定部
23 抽出部
24 温度演算部
31 校正情報記憶部

Claims (6)

  1. 出銑滓流の熱放射輝度分布を、当該熱放射輝度に対応する画素ごとの画素値を持つ各画素から構成される対象画像として撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像された対象画像における前記出銑滓流の画像中に所定のサイズの評価領域を設定する設定部と、
    前記設定部で設定された評価領域における最小画素値を抽出する抽出部と、
    前記抽出部で抽出した最小画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶銑の溶銑温度を求める温度演算部とを備える、
    出銑温度測定装置。
  2. 前記抽出部は、前記設定部で設定された評価領域における下位一定割合以内の画素値を持つ画素を抽出し、前記抽出した画素の画素値の平均値を前記最小画素値として求める、
    請求項1に記載の出銑温度測定装置。
  3. 前記抽出部は、さらに、前記設定部で設定された評価領域における最大画素値を抽出し、
    前記温度演算部は、さらに、前記抽出部で抽出した最大画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶滓の溶滓温度を求める、
    請求項1または請求項2に記載の出銑温度測定装置。
  4. 前記抽出部は、前記設定部で設定された評価領域における上位一定割合以内の画素値を持つ画素を抽出し、前記抽出した画素の画素値の平均値を前記最大画素値として求める、
    請求項3に記載の出銑温度測定装置。
  5. 出銑滓流の熱放射輝度分布を、当該熱放射輝度に対応する画素ごとの画素値を持つ各画素から構成される対象画像として撮像する撮像工程と、
    前記撮像工程で撮像された対象画像における前記出銑滓流の画像中に所定のサイズの評価領域を設定する設定工程と、
    前記設定部で設定された評価領域における最小画素値を抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程で抽出した最小画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶銑の溶銑温度を求める温度演算工程とを備える、
    出銑温度測定方法。
  6. 前記抽出工程は、さらに、前記設定部で設定された評価領域における最大画素値を抽出し、
    前記温度演算工程は、さらに、前記抽出部で抽出した最大画素値に基づいて、前記出銑滓流に含まれる溶滓温度を求める、
    請求項5に記載の出銑温度測定方法。
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