JP2018199454A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ横剛性を向上しつつ、タイヤ縦剛性を抑制することで、操縦安定性能とノイズ性能とを両立し得る空気入りタイヤを提供する。【解決手段】車両への装着の向きが指定されたビード部4を有する空気入りタイヤ1である。ビード部4は、車両装着時に、車両内側Siに位置する内側ビード部4Aと、車両外側Soに位置する外側ビード部4Bとを有している。内側ビード部4Aの横剛性は、外側ビード部4Bの横剛性の90%〜99%である。【選択図】図1

Description

本発明は、操縦安定性能を確保しつつ、ロードノイズを低減し得る空気入りタイヤに関する。
近年、操縦安定性能を向上させるために、タイヤ剛性を高めた空気入りタイヤが強く望まれている。このため、ビードエーペックスゴムを大型化して、タイヤ横剛性を高めた空気入りタイヤが広く用いられている。しかしながら、ビードエーペックスゴムを大型化すると、タイヤ縦剛性も高くなり、ロードノイズが増加するという問題があった。
そこで、下記特許文献1では、ロードノイズを低減するために、ビードエーペックスゴムを断面小三角形状のエーペックス本体部と、そこからのびる薄板状の翼部とで形成することを提案している。このようなビードエーペックスゴムは、タイヤ縦剛性が高くなり過ぎず、ロードノイズを低減することができる。
特開2004−306742号公報
しかしながら、上記特許文献1では、タイヤ横剛性も低くなり、その結果、操縦安定性能が低下するおそれがあった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、タイヤ横剛性を向上しつつ、タイヤ縦剛性を抑制することで、操縦安定性能とノイズ性能とを両立し得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、車両への装着の向きが指定されたビード部を有する空気入りタイヤであって、前記ビード部は、車両装着時に、車両内側に位置する内側ビード部と、車両外側に位置する外側ビード部とを有し、前記内側ビード部の横剛性は、前記外側ビード部の横剛性の90%〜99%であることを特徴としている。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記内側ビード部は、内側ビードコアと、前記内側ビードコアからタイヤ半径方向外側にのびる断面三角形状の内側エーペックスゴムとを含み、前記外側ビード部は、外側ビードコアと、前記外側ビードコアからタイヤ半径方向外側にのびる断面三角形状の外側エーペックスゴムとを含み、前記内側エーペックスゴムのタイヤ半径方向の高さH1は、前記外側エーペックスゴムのタイヤ半径方向の高さH2よりも小さいのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記内側エーペックスゴムの高さH1は、前記外側エーペックスゴムの高さH2の25%〜50%であるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記内側ビード部は、タイヤ半径方向の内端が前記内側エーペックスゴムに接続されてタイヤ半径方向外側にのびる補強ゴムを含むのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記内側エーペックスゴムのタイヤ半径方向の内端から前記補強ゴムのタイヤ半径方向の外端までの半径方向高さH3は、前記外側エーペックスゴムの高さH2の100%〜200%であるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記補強ゴムの厚さtは、0.8〜1.2mmであるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記外側エーペックスゴムの高さH2は、25〜40mmであるのが望ましい。
本発明に係る空気入りタイヤにおいて、前記内側ビードコアと前記外側ビードコアとは、共通のビードコアが用いられるのが望ましい。
本発明の内側ビード部の横剛性は、外側ビード部の横剛性の90%〜99%である。このようなビード部を有する空気入りタイヤは、タイヤ縦剛性を全体的に低減しつつ、操縦安定性能に大きく影響する外側ビード部のタイヤ横剛性を確保することができる。このため、本発明の空気入りタイヤは、操縦安定性能を確保しつつ、ロードノイズを低減することができる。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す断面図である。 図1の内側ビード部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の5%内圧状態の空気入りタイヤ1を示すタイヤ子午線断面図である。ここで、「5%内圧状態」とは、空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1を正規リム(図示省略)にリム組みし、かつ、正規内圧の5%の内圧に調整された無負荷の状態である。
ここで、「正規リム」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
また、「正規内圧」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。なお、正規内圧は、タイヤ1が乗用車用である場合、180kPaとする。
この5%内圧状態のタイヤ1は、当該タイヤ1が加硫金型で加硫されているときの形状と略一致している。本明細書において、特に断りがない場合、タイヤ1の各部の寸法は、5%内圧状態で特定される値とする。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2に配されたベルト層7とを備えている。
カーカス6は、少なくとも1枚のカーカスプライ6Aによって構成されている。カーカスプライ6Aは、タイヤ周方向に対して、例えば75〜90度の角度でカーカスコード(図示省略)が配列されている。カーカスコードとしては、例えば、芳香族ポリアミド又はレーヨン等の有機繊維コードが採用され得る。
本実施形態のカーカスプライ6Aは、トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至る本体部6aと、この本体部6aに連なりかつビードコア5の廻りをタイヤ軸方向内側から外側に折り返された折返し部6bとを含んでいる。カーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5からタイヤ半径方向外側にのびる断面三角形状のビードエーペックスゴム8が配されている。
ベルト層7は、少なくとも1枚、本実施形態では2枚のベルトプライ7A,7Bを含んでいる。ベルトプライ7A,7Bは、例えば、カーカス6側に配される内側ベルトプライ7Aと、内側ベルトプライ7Aのタイヤ半径方向外側に配される外側ベルトプライ7Bとから形成されている。本実施形態の内側ベルトプライ7Aのタイヤ軸方向の幅は、外側ベルトプライ7Bのタイヤ軸方向の幅よりも大きい。
各ベルトプライ7A,7Bは、ベルトコード(図示省略)が、タイヤ周方向に対して、好ましくは、10〜40度の角度で傾けて配列されている。本実施形態の内側ベルトプライ7A及び外側ベルトプライ7Bは、ベルトコードが互いに交差する向きに重ね合わされている。ベルトコードとしては、例えば、スチール、芳香族ポリアミド又はレーヨン等が好適に採用され得る。
本実施形態のタイヤ1は、車両への装着の向きが指定されたビード部4を有している。このため、本実施形態のビード部4は、車両装着時に、車両内側Siに位置する内側ビード部4Aと、車両外側Soに位置する外側ビード部4Bとを有している。本実施形態の内側ビード部4Aの横剛性は、外側ビード部4Bの横剛性よりも小さい。内側ビード部4Aの横剛性は、外側ビード部4Bの横剛性の、好ましくは90%〜99%、より好ましくは94%〜97%である。
このようなビード部4を有するタイヤ1は、タイヤ縦剛性を全体的に低減しつつ、操縦安定性能に大きく影響する外側ビード部4Bのタイヤ横剛性を確保することができる。このため、本実施形態のタイヤ1は、操縦安定性能を確保しつつ、ロードノイズを低減することができる。
ここで、「タイヤ縦剛性」とは、正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷した状態で、さらに縦荷重を負荷して測定された縦バネ定数に基づいて評価される剛性である。また、「タイヤ横剛性」とは、正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷した状態で、さらに横荷重を負荷して測定された横バネ定数に基づいて評価される剛性である。なお、横荷重を負荷する方向によって、車両内側Siに位置する内側ビード部4Aのタイヤ横剛性と、車両外側Soに位置する外側ビード部4Bのタイヤ横剛性とが評価される。
「正規状態」とは、タイヤ1を正規リム(図示省略)にリム組みし、かつ、正規内圧に調整された無負荷の状態である。また、「正規荷重」とは、タイヤ1が基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES"に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。なお、タイヤが乗用車用の場合、上記荷重の88%に相当する荷重とする。
本実施形態のビードコア5は、内側ビード部4Aに配される内側ビードコア5Aと、外側ビード部4Bに配される外側ビードコア5Bとを含んでいる。内側ビードコア5Aと外側ビードコア5Bとは、共通のビードコア5が用いられるのが望ましい。このため、内側ビードコア5Aと外側ビードコア5Bとは、その断面形状、撚り本数及び外径等が、略同一である。
また、本実施形態のビードエーペックスゴム8は、内側ビード部4Aに配される内側エーペックスゴム8Aと、外側ビード部4Bに配される外側エーペックスゴム8Bとを含んでいる。内側エーペックスゴム8Aと外側エーペックスゴム8Bとは、その断面形状が異なるのが望ましい。
上述の構成により、本実施形態の内側ビード部4Aは、内側ビードコア5Aと、内側ビードコア5Aからタイヤ半径方向外側にのびる断面三角形状の内側エーペックスゴム8Aとを少なくとも含んでいる。同様に、本実施形態の外側ビード部4Bは、外側ビードコア5Bと、外側ビードコア5Bからタイヤ半径方向外側にのびる断面三角形状の外側エーペックスゴム8Bとを少なくとも含んでいる。このようなビード部4は、内側ビード部4Aと外側ビード部4Bとでその剛性に差を設けることができる。
内側エーペックスゴム8Aのタイヤ半径方向の高さH1は、外側エーペックスゴム8Bのタイヤ半径方向の高さH2よりも小さいのが望ましい。このようなビードエーペックスゴム8を有するタイヤ1は、タイヤ縦剛性を全体的に低減しつつ、操縦安定性能に大きく影響する外側ビード部4Bのタイヤ横剛性を確保することができる。このため、本実施形態のタイヤ1は、操縦安定性能を確保しつつ、ロードノイズを低減することができる。
内側エーペックスゴム8Aの高さH1は、好ましくは、10〜15mmである。また、外側エーペックスゴム8Bの高さH2は、好ましくは、25〜40mmである。このようなビードエーペックスゴム8は、タイヤ1のタイヤ縦剛性を全体的に低減しつつ、操縦安定性能に大きく影響する外側ビード部4Bのタイヤ横剛性を確保することができる。
内側エーペックスゴム8Aの高さH1は、好ましくは、外側エーペックスゴム8Bの高さH2の25%〜50%である。高さH1が高さH2の25%よりも小さいと、内側ビード部4Aと外側ビード部4Bとの剛性差が大きくなり、タイヤ1が接地したときの接地長が車両内側Siと車両外側Soとで大きく異なるおそれがある。このようなタイヤ1は、局所的に接地圧が大きくなることから、操縦安定性能及び耐偏摩耗性能が低下するおそれがある。一方、高さH1が高さH2の50%よりも大きいと、タイヤ縦剛性の低減効果が小さく、ノイズ性能が向上しないおそれがある。
内側ビード部4Aは、タイヤ半径方向の内端が内側エーペックスゴム8Aに接続されてタイヤ半径方向外側にのびる補強ゴム9を含んでいるのが望ましい。このような補強ゴム9は、タイヤ縦剛性を高くすることなく、内側ビード部4Aと外側ビード部4Bとの質量差を低減することができ、タイヤ1のラテラルフォースバリエーション(以下、「LFV」という。)を改善し得る。ここで、「LFV」とは、タイヤ1を路面上で転動させたときに路面と接地面との間に発生する横方向に変動する力である。
図2は、内側ビード部4Aの拡大断面図である。図2に示されるように、本実施形態の内側エーペックスゴム8Aは、ビードコア5から小高さで突出する断面三角形状をなしている。補強ゴム9の半径方向内端は、例えば、内側エーペックスゴム8Aのタイヤ軸方向内側面に接続されている。補強ゴム9の半径方向外端は、タイヤ最大幅位置よりも半径方向内側で終端するのが望ましい。
本実施形態の補強ゴム9は、内側エーペックスゴム8Aのタイヤ半径方向上端部と重なる重なり部10を有する。重なり部10の半径方向長さLは、内側エーペックスゴム8Aの高さH1の25%〜75%である。このような重なり部10は、タイヤ形成時における内側エーペックスゴム8Aと補強ゴム9との剥離を防止でき、確実な接合を保証し得る。
内側エーペックスゴム8Aのタイヤ半径方向の内端から補強ゴム9のタイヤ半径方向の外端までの半径方向高さH3は、好ましくは、25〜60mmである。また、補強ゴム9の厚さtは、好ましくは、0.8〜1.2mmである。このような補強ゴム9は、タイヤ縦剛性を増加させることなく、LFVを改善することができる。
図1に示されるように、内側エーペックスゴム8Aのタイヤ半径方向の内端から補強ゴム9のタイヤ半径方向の外端までの半径方向高さH3は、外側エーペックスゴム8Bの高さH2の、好ましくは、100%〜200%、より好ましくは、100%〜150%である。このようなビード部4は、タイヤ1の車両内側Siと車両外側Soとにおける剛性差を低減しつつ、タイヤ縦剛性を低くすることができ、操縦安定性能と耐偏摩耗性能とを確保しつつ、ロードノイズを低減することができる。
内側エーペックスゴム8Aと補強ゴム9とは、例えば、そのゴム組成が異なるものである。本実施形態の内側エーペックスゴム8Aのゴム硬度HsAは、補強ゴム9のゴム硬度HsBよりも小である。一方、内側エーペックスゴム8Aと外側エーペックスゴム8Bとは、ゴム組成が同じゴムで形成され、同一のゴム硬度HsAを有するのが望ましい。ゴム硬度HsA,HsB(デュロメータA硬さ)は、それぞれ、80〜95°であるのが好ましい。なお、内側エーペックスゴム8Aと補強ゴム9とは、ゴム組成が同じゴムで形成されてもよい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
図1のタイヤ構造を有する空気入りタイヤが、表1の仕様に基づいて試作された。これら試作タイヤのタイヤ縦剛性及びタイヤ横剛性が測定されるとともに、操縦安定性能及びノイズ性能が評価された。各試作タイヤの共通仕様や評価方法は、以下の通りである。
タイヤサイズ:205/60R16
リムサイズ:16×6.5J
内圧:250kPa
荷重:4.34kN
<タイヤ縦剛性>
静的試験機を用い、上記条件から、さらに縦荷重を負荷したときの縦荷重/縦たわみ量の比を、縦バネ定数として測定し、比較例1を100とする指数で示される。
<タイヤ横剛性>
静的試験機を用い、上記条件から、さらに横荷重を負荷したときの横荷重/横たわみ量の比を、横バネ定数として測定した。車両に装着したときに車両外側に位置する方向から横荷重を負荷した外側ビード部のタイヤ横剛性と、車両内側に位置する方向から横荷重を負荷した内側ビード部のタイヤ横剛性とが測定され、比較例1を100とする指数で示される。
<操縦安定性能>
フラットベルト試験機を用い、各試作タイヤの平均のコーナリングパワーが測定された。結果は、比較例1を100とする指数で示され、数値が大きい程コーナリングパワーが大きく、操縦安定性能に優れていることを示す。
<ノイズ性能>
台上ロードノイズ試験機を用い、各試作タイヤのロードノイズが測定された。結果は、測定値の逆数が比較例1を100とする指数で示され、数値が大きい程ロードノイズが小さく、ノイズ性能に優れていることを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 2018199454
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例に対して、操縦安定性能を確保しつつ、ノイズ性能が向上していることが確認できた。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
4 ビード部
4A 内側ビード部
4B 外側ビード部

Claims (8)

  1. 車両への装着の向きが指定されたビード部を有する空気入りタイヤであって、
    前記ビード部は、車両装着時に、車両内側に位置する内側ビード部と、車両外側に位置する外側ビード部とを有し、
    前記内側ビード部の横剛性は、前記外側ビード部の横剛性の90%〜99%である空気入りタイヤ。
  2. 前記内側ビード部は、内側ビードコアと、前記内側ビードコアからタイヤ半径方向外側にのびる断面三角形状の内側エーペックスゴムとを含み、
    前記外側ビード部は、外側ビードコアと、前記外側ビードコアからタイヤ半径方向外側にのびる断面三角形状の外側エーペックスゴムとを含み、
    前記内側エーペックスゴムのタイヤ半径方向の高さH1は、前記外側エーペックスゴムのタイヤ半径方向の高さH2よりも小さい請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記内側エーペックスゴムの高さH1は、前記外側エーペックスゴムの高さH2の25%〜50%である請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記内側ビード部は、タイヤ半径方向の内端が前記内側エーペックスゴムに接続されてタイヤ半径方向外側にのびる補強ゴムを含む請求項2又は3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記内側エーペックスゴムのタイヤ半径方向の内端から前記補強ゴムのタイヤ半径方向の外端までの半径方向高さH3は、前記外側エーペックスゴムの高さH2の100%〜200%である請求項4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記補強ゴムの厚さtは、0.8〜1.2mmである請求項4又は5に記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記外側エーペックスゴムの高さH2は、25〜40mmである請求項2〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記内側ビードコアと前記外側ビードコアとは、共通のビードコアが用いられる請求項2〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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