JP2018197507A - 暖機システム - Google Patents

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Hironori Kosenji
紘憲 高專寺
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Abstract

【課題】エンジンを暖機するのに要する時間を短縮する。【解決手段】暖機システム1は、車両のエンジン11と、流体を冷却するためのラジエータ12と、エンジン11とラジエータ12との間で流体が流れる第1通路14と、第1通路14の分岐部から分岐すると共に第1通路14の合流部で合流しており、流体が流れる第2通路19と、第2通路19に断熱された状態で設けられ、エンジン11で温まった流体を貯留している貯留部20と、エンジン11から流出した流体の第1温度と、貯留部20から流出した流体の第2温度との差に基づいて、流体を貯留部20に流すか否かを制御する制御部23と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のエンジンを暖機する暖機システムに関する。
車両には、エンジンを暖機する暖機システムが設けられている。特許文献1には、従来あるリザーブタンクを蓄熱器として使用する内燃機関の冷却装置が開示されている。
特開平9−13964号公報
近年、暖機促進の為に内燃機関作動時の熱を温水として溜めて、次に始動した際の暖機の補助をする冷却システムが搭載されている車がある。しかし、暖機促進の効果を発揮するにはある程度の水量が無ければならず、重量増加、温める水の量の増加で搭載前に比べて暖機時間が長くなってしまうことが懸念される。そこで、特許文献1に示すように、従来の冷却システムに搭載されているサブタンクを蓄熱器として使用することで重量増加、水量増加しないシステムが考案されているが、この場合、サブタンクを蓄熱器として使用するにはサブタンクの容量を大きくする必要があり、エンジンを暖機するのに要する時間が長くなってしまうという問題が生じていた。
本発明の第1の態様においては、車両のエンジンと、流体を冷却するためのラジエータと、前記エンジンと前記ラジエータとの間で前記流体が流れる第1通路と、前記第1通路の分岐部から分岐すると共に前記第1通路の合流部で合流しており、前記流体が流れる第2通路と、前記第2通路に断熱された状態で設けられ、前記エンジンで温まった前記流体を貯留している貯留部と、前記エンジンから流出した前記流体の第1温度と、前記貯留部から流出した前記流体の第2温度との差に基づいて、前記流体を前記貯留部に流すか否かを制御する制御部と、を有することを特徴とする暖機システム提供する。
また、前記分岐部に設けられており、前記流体の流れる方向を切り換える第1流路切換部を有し、前記制御部は、前記エンジンから流出した前記流体の前記第1温度と、前記貯留部から流出した前記流体の前記第2温度との差が、所定の閾値よりも大きい場合には、前記第1流路切換部を作動させて、前記貯留部の前記流体を前記エンジンへ向かわせてもよい。
また、前記制御部は、前記第1温度と前記第2温度との差が前記所定の閾値以下となった場合には、前記第1流路切換部を作動させて、前記エンジンを通過した前記流体が前記貯留部を迂回するように前記第1通路を循環させてもよい。
また、前記第1通路は、前記流体の流れる方向を切り換える第2流路切換部と、前記第2流路切換部から分岐すると共に前記第1通路の前記合流部で合流しており、前記流体が流れる迂回通路と、を有し、前記第1温度と前記第2温度との差が前記所定の閾値以下となった場合には、前記第2流路切換部は、前記流体が前記エンジンへ戻るように前記迂回通路へ向かわせてもよい。
また、前記貯留部は、断熱材で覆われていてもよい。また、前記貯留部は、前記流体を貯留する貯留部本体と、前記貯留部本体の周囲を真空状態で覆う外ケースと、を有していてもよい。
本発明によれば、エンジンを暖機するのに要する時間を短縮することができるという効果を奏する。
本実施形態に係る暖機システムの構成を示す。 本実施形態に係る暖機システムの暖機初期の状態における冷却水の流れを示す。 本実施形態に係る暖機システムの暖機後期の状態における冷却水の流れを示す。 本実施形態に係る暖機システムの暖機後の冷却水の流れを示す。
<本実施形態>
[暖機システム1の構成]
図1は、本実施形態に係る暖機システム1の構成を示す図である。図2は、本実施形態に係る暖機システム1の暖機初期の状態における冷却水の流れを示す図である。図3は、本実施形態に係る暖機システム1の暖機後期の状態における冷却水の流れを示す図である。図4は、本実施形態に係る暖機システム1の暖機後の冷却水の流れを示す図である。なお、図2〜図4中における実線は、冷却水が流れる向きを示す。
車両は、暖機システム1を有する。暖機システム1は、エンジン11の暖機を補助する機能を有する。エンジン11の暖機は、例えばエンジン11が長時間停止し、エンジン11が冷却されている状態のときに行われる。暖機システム1は、エンジン11、ラジエータ12、ファン13、第1通路14、第1流路切換部15、第2流路切換部16、ポンプ17、迂回通路18、第2通路19、貯留部20、第3通路21、第4通路22、制御部23、第1温度計測部24、及び第2温度計測部25を有する。
エンジン11は、例えばディーゼルエンジン又はガソリンエンジンである。エンジン11の内部には、エンジン11を冷却するために流体が流れる通路が設けられている。ラジエータ12は、流体を冷却するための装置である。具体的には、ラジエータ12は、エンジン11を冷却するための流体を冷却し、冷却した流体がエンジン11に向かって流出する機能を有する。流体は、例えば冷却水として利用されているLLC(Long Life Coolant)である。ラジエータ12は、例えば、車両の前方から流入した空気(例えば、車両が前方に走行しているときに生じる走行風)と、エンジン11を通過して加熱された冷却水とを熱交換することで、冷却水を冷却する。
または、ラジエータ12は、ラジエータ12の付近に設けられているファン13によって送風される風で冷却水が冷却される。ファン13は、ラジエータ12に向かってラジエータ12内の冷却水を冷却するための風を送風する機能を有する。
第1通路14は、エンジン11とラジエータ12との間で冷却水が流れる通路である。第1通路14は、例えば管である。第1通路14は、流出路141と流入路142とを有する。流出路141は、エンジン11からラジエータ12に向かって冷却水が流れる通路である。また、流入路142は、ラジエータ12からエンジン11に向かって冷却水が流れる通路である。
第1流路切換部15は、冷却水の流れる方向を切り換える機能を有する。第1流路切換部15は、例えば三方向バルブである。第1流路切換部15は、第1通路14の流出路141の分岐部に設けられている。分岐部は、第1通路14から第2通路19が分岐している部分である。第1流路切換部15は、後述するようにエンジン11の暖機時における所定の段階に応じて流路を切り換えるように制御部23によって制御されている。
第2流路切換部16は、冷却水の流れる方向を切り換える機能を有する。第2流路切換部16は、例えばサーモスタットである。サーモスタットは、冷却水の温度を感知し、冷却水の温度に基づいて流路を切り換える機能を有する。第2流路切換部16は、第1通路14の流出路141に設けられている。具体的には、第2流路切換部16は、流出路141における第1流路切換部15よりもラジエータ12側に設けられている。
なお、第2流路切換部16は、サーモスタットに限定されず、例えば第1流路切換部15と同様に、制御部23によって流路が切り換えられる三方向バルブであってもよい。ポンプ17は、暖機システム1における冷却水が流れる通路(第1通路14及び第2通路19等)を流れる冷却水に当該冷却水を流すための圧力を与える機能を有する。ポンプ17は、例えばウォーターポンプである。ポンプ17は、第1通路14の流入路142に設けられている。具体的には、ポンプ17は、第1通路14の流入路142における合流部に設けられていてもよい。合流部は、第1通路14に第2通路19が合流している部分である。
迂回通路18は、第2流路切換部16から分岐すると共に第1通路14の合流部で合流しており、冷却水が流れる管である。第2通路19は、第1通路14の分岐部から分岐すると共に第1通路14の合流部で合流しており、冷却水が流れる通路である。第2通路19は、例えば管である。
貯留部20は、冷却水を貯留する機能を有する。具体的には、貯留部20は、第2通路19に断熱された状態で設けられ、エンジン11で温まった冷却水を貯留している。貯留部20は、断熱されているので、貯留部20に流入した冷却水は、貯留部20の内部において保温された状態で保たれる。貯留部20は、例えば断熱材で覆われていてもよい。または、貯留部20は、冷却水を貯留する貯留部本体と、当該貯留部本体の周囲を真空状態で覆う外ケースと、を有していてもよい。貯留部20は、このように断熱された構造を有することで、貯留部20の内部における冷却水を保温することができる。
第3通路21は、第1通路14における第2流路切換部16とラジエータ12との間の位置と、貯留部20とを接続する通路である。第4通路22は、ラジエータ12と貯留部20とを接続する通路である。制御部23は、CPU、ROM、RAM等を有するマイクロコンピュータを備えた電子制御装置である。制御部23は、エンジン11から流出した流体の第1温度と、貯留部20から流出した流体の第2温度との差に基づいて、流体を貯留部20に流すか否かを制御する。具体的には、制御部23は、第1温度計測部24で計測される温度及び第2温度計測部25で計測される温度に基づいて第1流路切換部15を作動させる機能を有する。
第1温度計測部24は、第1通路14のエンジン11と第1流路切換部15との間、例えば、エンジン11の冷却水出口付近に設けられている。第1温度計測部24は、第1通路14におけるエンジン11の冷却水出口付近を流れている冷却水の温度を計測している。また、第2温度計測部25は、第2通路19の貯留部20とポンプ17との間、例えば、貯留部20の出口付近に設けられている。第2温度計測部25は、第2通路19における貯留部20の出口付近を流れている冷却水の温度を計測している。
制御部23は、エンジン11から流出した冷却水の第1温度と、貯留部20から流出した冷却水の第2温度との差が、所定の閾値よりも大きい場合には、図2に示すように、第1流路切換部15を作動させて、貯留部20の冷却水をエンジン11へ向かわせるように制御する。エンジン11から流出した冷却水の第1温度は、例えば、第1温度計測部24で計測される温度である。また、貯留部20から流出した冷却水の第2温度は、例えば、第2温度計測部25で計測される温度である。制御部23が、第1流路切換部15を作動させることで、貯留部20に貯留されている高温の冷却水が第2通路19の一部、ポンプ17、及び第1通路14の一部を流れてエンジン11に流入する。
制御部23は、エンジン11から流出した冷却水の第1温度と、貯留部20から流出した冷却水の第2温度との差が、所定の閾値以下となった場合には、図3に示すように、第1流路切換部15を作動させて、エンジン11を通過した冷却水が貯留部20を迂回するように第1通路14を循環させる。
具体的には、暖機システム1において、制御部23は、第1温度計測部24で計測される温度と第2温度計測部25とで計測される温度との差が所定の閾値以下となった場合には、図3に示すように、第1流路切換部15を作動させ、かつ、第2流路切換部16は、冷却水がエンジン11へ戻るように迂回通路18へ向かわせる。
[暖機システム1における冷却水の流れ]
暖機システム1での暖機時及び暖機後における所定の段階の冷却水の流れを説明する。エンジン11が、例えば長時間停止した状態で放置され、エンジン11が作動する前は、エンジン11の内部に設けられている冷却水の通路中における冷却水は、放熱しており、温度が低い。
一方、貯留部20には、後述する暖機後の状態(図4)でのエンジン11によって加熱された高温の冷却水が貯留されている。貯留部20は、前述したように断熱されているので、貯留部20に貯留されている冷却水は、放熱しづらいため温度が高い。貯留部20に貯留されている冷却水のエンジン11停止直後の温度は、例えばエンジン11で加熱された冷却水の温度とほぼ同じである。このとき、第1流路切換部15は、図4に示すように、エンジン11から流出した冷却水が第2流路切換部16に向かって流れる向きに制御されている。
暖機初期の状態では、図2に示すように、制御部23が、第1流路切換部15を作動させて、貯留部20の冷却水をエンジン11へ向かわせるように制御している。この結果、貯留部20に貯留されている高温の冷却水がエンジン11に流入することで、エンジン11の内部に設けられている冷却水の通路に満たされている低温の冷却水が当該高温の冷却水で押し出され、エンジン11の内部に当該高温の冷却水が流入する。
この結果、貯留部20に貯留されている高温の冷却水が、エンジン11の内部に流れ込むと、エンジン11から流出した冷却水の第1温度と貯留部20から流出した冷却水の第2温度との差が、所定の閾値以下となる。貯留部20に貯留されている高温の冷却水は、第2通路19の一部、ポンプ17、第1通路14の一部、及びエンジン11に流れ込み、流れ込んだ温水に押しのけられてエンジン11から流出した冷却水の温度は、貯留部20から流出した冷却水の第2温度と比べて温度が低くなる。
暖機後期の状態では、図3に示すように、制御部23は、エンジン11から流出した冷却水の第1温度と、貯留部20から流出した冷却水の第2温度との差が、所定の閾値以下となったことにより、第1流路切換部15を作動させて、エンジン11を通過した冷却水が貯留部20を迂回するように第1通路14を循環させる。
この結果、エンジン11から流出した冷却水は、第1通路14において、第1流路切換部15、第2流路切換部16、迂回通路18、及びポンプ17を通過してエンジン11に流入することで第1通路14を循環する。このようにして、エンジン11で加熱された冷却水が、第1通路14において貯留部20を経由せず迂回通路18を通ってエンジン11に流入することで、エンジン11が暖機される。
このように、暖機システム1は、冷却水を第1通路14において、貯留部20を経由せず迂回通路18を通って循環させることで、エンジン11の発熱によって温められる冷却水の量を増やさずに、蓄熱器を用いたシステムとすることができる。この結果、暖機システム1は、エンジン11の暖機時におけるエンジン11で加熱する冷却水の量を減少させ、かつ貯留部20の熱を利用できるので、暖機に要する時間を短縮することができる。
その後、エンジン11の暖機後の状態、例えば、エンジン11が暖機されることでエンジン11又は冷却水の温度が所定の温度に達した状態では、図4に示すように、第2流路切換部16は、冷却水をラジエータ12に向かわせる。この結果、エンジン11から流出した冷却水は、第1通路14において、第1流路切換部15、第2流路切換部16、ラジエータ12、及びポンプ17を通過してエンジン11に流入する。
このときに、第2流路切換部16を通過した冷却水のうちの一部は、第3通路21を通過して貯留部20に流入する。また、ラジエータ12に供給された冷却水のうちの一部は、ラジエータ12で冷却されずにラジエータ12から流出して第4通路22を通って貯留部20に流入する。よって、貯留部20に流入する冷却水は、ラジエータ12で冷却されておらず、エンジン11によって加熱された状態であるので、高温である。このようにして、貯留部20には、エンジン11によって加熱された冷却水が貯留する。
また、流出路141を通ってラジエータ12に流入した冷却水は、ラジエータ12で冷却されて、ラジエータ12から流出する。そして、ラジエータ12から流出した冷却水は、流入路142及びポンプ17を通過してエンジン11に流入する。また、このときに、第2流路切換部16を通過した冷却水の一部が、迂回通路18を流れて、合流部においてラジエータ12で冷却された冷却水と混合されている。また、貯留部20で貯留されている高温の冷却水の一部も第2通路19の一部を流れて合流部においてラジエータ12で冷却された冷却水と混合されている。
上述したように、暖機システム1は、第2通路19に断熱された状態で設けられ、エンジン11で温まった流体を貯留している貯留部20と、エンジン11から流出した流体の第1温度と、貯留部20から流出した流体の第2温度との差に基づいて、流体を貯留部20に流すか否かを制御する制御部23と、を有する。よって、暖機システム1は、エンジン11の暖機時において、貯留部20の熱を利用し、かつ、エンジン11で加熱する冷却水の量を減少させることができる。この結果、暖機システム1は、エンジン11の暖機に要する時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態において、第1流路切換部15は、三方向バルブであるとしたが、第1流路切換部15は、オンオフバルブであってもよい。第1流路切換部15は、オンオフバルブである場合、例えば、第2通路19における貯留部20よりも上流側の位置に設けられていてもよい。
[本実施形態に係る暖機システム1による効果]
本実施形態に係る暖機システム1は、車両のエンジン11と、流体を冷却するためのラジエータ12と、エンジン11とラジエータ12の間で流体が流れる第1通路14と、第1通路14の分岐部から分岐すると共に第1通路14の合流部で合流しており、流体が流れる第2通路19と、を有する。また、暖機システム1は、第2通路19に断熱された状態で設けられ、エンジン11で温まった流体を貯留している貯留部20と、エンジン11から流出した流体の第1温度と、貯留部20から流出した流体の第2温度との差に基づいて、流体を貯留部20に流すか否かを制御する制御部23と、を有する。
本実施形態に係る暖機システム1は、第2通路19に断熱された状態で設けられ、エンジン11で温まった流体を貯留している貯留部20と、エンジン11から流出した流体の第1温度と、貯留部20から流出した流体の第2温度との差に基づいて、流体を貯留部20に流すか否かを制御する制御部23と、を有する。よって、暖機システム1は、エンジン11の暖機時において、貯留部20の熱を利用し、かつ、エンジン11で加熱する冷却水の量を減少させることができる。
この結果、暖機システム1は、エンジン11を暖機するのに要する時間を短縮することができる。また、暖機システム1は、第1通路14中に新たに高温の冷却水を貯留するための蓄熱器を設けることがないので、冷却水の量が増加してしまうことで、暖機時間が長くなってしまうのを防ぐ。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1・・・暖機システム
11・・・エンジン
12・・・ラジエータ
13・・・ファン
14・・・第1通路
141・・・流出路
142・・・流入路
15・・・第1流路切換部
16・・・第2流路切換部
17・・・ポンプ
18・・・迂回通路
19・・・第2通路
20・・・貯留部
21・・・第3通路
22・・・第4通路
23・・・制御部
24・・・第1温度計測部
25・・・第2温度計測部

Claims (6)

  1. 車両のエンジンと、
    流体を冷却するためのラジエータと、
    前記エンジンと前記ラジエータとの間で前記流体が流れる第1通路と、
    前記第1通路の分岐部から分岐すると共に前記第1通路の合流部で合流しており、前記流体が流れる第2通路と、
    前記第2通路に断熱された状態で設けられ、前記エンジンで温まった前記流体を貯留している貯留部と、
    前記エンジンから流出した前記流体の第1温度と、前記貯留部から流出した前記流体の第2温度との差に基づいて、前記流体を前記貯留部に流すか否かを制御する制御部と、
    を有することを特徴とする暖機システム。
  2. 前記分岐部に設けられており、前記流体の流れる方向を切り換える第1流路切換部を有し、
    前記制御部は、前記エンジンから流出した前記流体の前記第1温度と、前記貯留部から流出した前記流体の前記第2温度との差が、所定の閾値よりも大きい場合には、前記第1流路切換部を作動させて、前記貯留部の前記流体を前記エンジンへ向かわせることを特徴とする、
    請求項1に記載の暖機システム。
  3. 前記制御部は、前記第1温度と前記第2温度との差が前記所定の閾値以下となった場合には、前記第1流路切換部を作動させて、前記エンジンを通過した前記流体が前記貯留部を迂回するように前記第1通路を循環させる、ことを特徴とする、
    請求項2に記載の暖機システム。
  4. 前記第1通路は、
    前記流体の流れる方向を切り換える第2流路切換部と、
    前記第2流路切換部から分岐すると共に前記第1通路の前記合流部で合流しており、前記流体が流れる迂回通路と、
    を有し、
    前記第1温度と前記第2温度との差が前記所定の閾値以下となった場合には、前記第2流路切換部は、前記流体が前記エンジンへ戻るように前記迂回通路へ向かわせる、ことを特徴とする、
    請求項3に記載の暖機システム。
  5. 前記貯留部は、断熱材で覆われていることを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の暖機システム。
  6. 前記貯留部は、
    前記流体を貯留する貯留部本体と、
    前記貯留部本体の周囲を真空状態で覆う外ケースと、
    を有することを特徴とする、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の暖機システム。
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