JP2018196912A - 切断装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の水準のカット精度を保持しながらカット速度を向上させることができる切断装置及びプログラムを提供する。【解決手段】 画像データに基づいて印刷された、設定領域内の画像並びに前記設定領域を挟む第1マーク及び第2マーク、を含むメディアを切断するカッタと、前記第1マーク及び前記第2マークを検出するセンサと、前記カッタを制御するとともに前記センサの走査領域を決定するコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記センサにおいて検出された前記第1マークの位置と、前記画像データ上の前記第1マーク及び前記第2マークの間の距離と、に基づいて、前記第2マークの検出のための前記センサの走査領域を決定する切断装置。【選択図】図3

Description

本発明は、画像が印刷されたメディアを当該画像に対応させて切断する切断装置及びプログラムに関する。
画像が印刷されたメディアを当該画像に対応させて切断する切断装置が知られている。かかる切断装置では、画像を囲う矩形領域の四隅の近傍に印刷されたクロップマーク(トンボ)を所定の順番で検出していき、検出結果に基づいてメディアの切断を行う。クロップマークの検出の際には、最初に検出されたクロップマークから見た2番目のクロップマークの方向を特定するべく、最初のクロップマークの近傍に印刷された補助マークを検出する(例えば特許文献1)。
このようなクロップマークを使いたカットでは、切断装置に載置したメディアのずれや印刷によるメディアの収縮に対応することができるので、カットの精度が向上する。ただし、クロップマークの検出に時間を要するため、カットの生産性は低下する。
特開2012−101311号公報
ところで、ユーザによっては、カット精度はさほど要求されず、むしろカット速度の方が優先されるケースがある。
このように、要求されるカットの精度及び速度はユーザによって様々であるのに対して、上述した特許文献1では、このような要請に柔軟に対応することができない。
そこで、本発明は、所定の水準のカット精度を保持しながらカット速度を向上させることができる切断装置及びプログラムを提供することを目的の1つとする。
本発明の1つの側面に係る切断装置は、画像データに基づいて印刷された、設定領域内の画像並びに前記設定領域を挟む第1マーク及び第2マーク、を含むメディアを切断するカッタと、前記第1マーク及び前記第2マークを検出するセンサと、前記カッタを制御するとともに前記センサの走査領域を決定するコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記センサにおいて検出された前記第1マークの位置と、前記画像データ上の前記第1マーク及び前記第2マークの間の距離と、に基づいて、前記第2マークの検出のための前記センサの走査領域を決定する。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための形態の欄の記載、及び図面の記載等により明らかにされる。
本発明によれば、所定の水準のカット精度を保持しながらカット速度を向上させることができる切断装置及びプログラムを提供することができる。
本実施形態において切断の対象となるメディアの一例を示す図である。 本実施形態において切断の対象となるメディアの他の例を示す図である。 本実施形態に係る切断装置を模式的に示す図である。 図3の切断装置の機能構成を示すブロック図である。 図3の切断装置の動作を示すフローチャートである。 図3の切断装置におけるクロップマークの検出手法の一例を示す図である。 本実施形態の変形例におけるクロップマークの選択画面の一例を示す図である。 本実施形態の変形例におけるクロップマークの読み取り手法の一例を示す図である。
以下、適宜図面を参照し、本発明の代表的な実施形態に係る切断装置を説明する。図面において共通の又は類似する構成要素には同一又は類似の参照符号が付されている。
[切断の対象となるメディア]
図1及び図2を参照して、本実施形態において切断の対象となるメディアについて説明する。
本実施形態において切断対象となるメディアは、例えば紙、厚紙、塩化ビニル製シート、マスキングシート、反射シート、熱転写シート、マグネットシートのような、シート状の印刷媒体である。メディアは、例えば略矩形状を呈している。本実施形態では、メディアは、切断装置の載置台上を、図に矢印で示す搬送方向に搬送されるものとする。なお、メディアは、切断装置の載置台に収まる寸法である必要はない。また、メディアは、切断装置によって1枚ずつ切断されてもよいし、複数枚まとめて重ね切りされてもよい。
メディア30には、図1に示すように、予め設定された略矩形状の領域(設定領域)31内に画像32が印刷されている。図において、設定領域31を示す破線は仮想的な線であり、メディア30に印刷されていなくてもよい。また、設定領域31は、1枚のメディア30に複数設けられてもよい。
画像32は、設定領域31の全域に印刷されていてもよいし、設定領域31に部分的に印刷されていてもよい。ここで、印刷された画像32の寸法は、印刷の精度や印刷によるメディア30の歪みにより、印刷のために使用された画像データ上の寸法と一致しないことがある。そのため、一定水準のカット精度を保持するためには、切断データを状況に応じて補正する必要がある。
設定領域31の外側には、設定領域31を挟むようにクロップマーク(トンボ)33,34が印刷されている。クロップマーク33,34は、第1マーク及び第2マークに対応し、ここでは、設定領域31の頂点のうち、対向する1組の頂点の近傍に形成されている。ただし、クロップマーク33,34は、設定領域31を挟む位置に表示されている限り、他の位置に設けられてもよい。また、クロップマーク33,34は、塗りつぶされた略円状を呈しており、例えば直径12.5mmである。もっとも、クロップマークは、例えば四角形のような他の形状でもよいし、上記以外の寸法でもよい。
あるいは、切断対象となるメディアは、図2に示すメディア40のように印刷されていてもよい。メディア40では、設定領域41の四隅の近傍にクロップマーク43〜46が印刷されるとともに、略矩形状ないし帯状の補助マーク47が印刷されている。補助マーク47は、最初に検出されるべきクロップマーク43の近傍に設けられ、次に検出されるべきクロップマーク44へ向かう方向を示す。この場合、設定領域41を挟んで反対側にある一対のクロップマーク(例えばクロップマーク43,45)が第1マーク及び第2マークに対応する。
[切断装置の構成]
図3及び図4を参照して、本実施形態に係る切断装置1を説明する。以下の説明では、図1のメディア30を切断装置1で切断する場合について述べるが、図2のメディア40も同様に切断装置1で切断することができることは言うまでもない。
切断装置1は、上述したメディア30をユーザ指示に応じて切断する装置である。本実施形態では、切断装置1は、メディアムーブ方式であり、メディア30を搬送方向又はその逆方向に移動させながらメディア30を切断する。かかる切断装置1は、図3に示すように、載置台11、ガイドレール12、カッタ13、センサ14、駆動機構15、搬送機構16、コントローラ17、及び操作パネル18を含んで構成されている。なお、切断装置1は、メディア30に画像を印刷するための印刷ヘッドを含むことで印刷切断装置として構成されてもよい。
以下、これらの構成要素を順に説明する。
載置台11は、メディア30を載置する台である。載置台11上のメディア30の位置を特定するために、載置台11には座標が設定されている。ここでは、図3に示すように、メディア30の搬送方向をY軸方向とし、ガイドレール12の延在方向(搬送方向と直交する方向)をX軸方向とし、原点を、クロップマーク33の外側に設定している。なお、座標及び原点の定め方はこれに限られない。
ガイドレール12は、メディア30の搬送方向と直交する方向(X軸方向)に沿って配置されるレールであり、カッタ13及びセンサ14をスライド自在に支持する。ガイドレール12は、カッタ13及びセンサ14をガイドレール12に沿ってスライドさせるための駆動機構15を有している。駆動機構15は、コントローラ17の指示に基づき、カッタ13及びセンサ14をガイドレール12上の任意の位置に移動させることができる。駆動機構15は、例えばステッピングモータを含んでいてもよい。
カッタ13は、コントローラ17の指示に基づいてメディア30を切断する部材であり、図示しない刃及び昇降機構を有する。昇降機構は、カッタ13の刃が、メディア30に接触する切断位置と、メディア30から離れた上昇位置と、を取るように、刃を上下方向(XY平面に直交する方向)に移動させることができる。なお、カッタ13は、メディア30を画像32の輪郭に沿って切り抜くだけでなく、例えばミシン目のような切り取り線の加工を行うことが可能であってもよい。
センサ14は、クロップマーク33,34を検出する検出器である。センサ14は、例えば光学センサであり、メディア30に光を照射し、反射光を受光することで、クロップマーク33,34のエッジを検出する。追って述べるように、かかるセンサ14の検出結果に基づき、クロップマーク33,34の位置が算出されることになる。
上述のとおり切断装置1は、メディアムーブ方式であるから、載置台11上のメディア30を搬送方向に移動させるための搬送機構16を有している。搬送機構16は、コントローラ17の指示に基づいて、メディア30を搬送方向(Y軸の負側)及びその逆方向(Y軸の正側)に送ることができる。搬送機構16は、例えば、メディア30を係脱自在に挟持するグリットロール及びピンチロールを含んで構成されてもよい。
このような駆動機構15及び搬送機構16により、カッタ13及びセンサ14は、メディア30上の任意の位置に位置することが可能となる。ただし、本発明は、このようなメディアムーブ方式に限られない。
次いで、コントローラ17は、ユーザ操作に応じて切断装置1の動作を制御する。かかるコントローラ17は、図4に示すように、入出力部21、演算部22、カッタ制御部23、移送制御部24、及び記憶部25の各機能部を含む。
入出力部21は、カッタ13、センサ14、駆動機構15、搬送機構16、及び操作パネル18との間のインターフェイスである。入出力部21はまた、図示しない外部コンピュータ及び外部機器(例えばスキャナ)との間のインターフェイスでもある。入出力部21は更に、例えばUSBメモリやSDメモリカードのような着脱可能なメモリを装着するためのスロットを含んでもよい。
記憶部25は、各種データ及び実行プログラムを記憶している。各種データは、例えば画像データ、切断データ、及びクロップマーク情報を含む。以下、これらの種類のデータについて説明する。
画像データは、メディア30に印刷されるべき画像32及びクロップマーク33,34に関するデータである。かかる画像データは、例えば、図示しない外部コンピュータ(例えばパーソナルコンピュータや携帯端末)において作成されて切断装置1に送信されたデータでもよいし、切断装置において生成されたデータでもよい。あるいは、画像データは、画像32及びクロップマーク33,34が表示されたメディア30をスキャナで走査することで生成され、切断装置1に送信されたデータでもよい。
切断データは、メディア30を切断するための指示線を示すデータである。かかる切断データは、例えば、ユーザが外部コンピュータを操作することで生成され、切断装置1に送信される。あるいは、切断データは、切断装置1において作成されてもよい。
クロップマーク情報は、センサ14の検出結果に基づいて算出されたクロップマーク33,34の位置を示すデータである。ここでは、クロップマーク情報は、クロップマーク33,34の中心の位置であり、上述した直交座標系におけるX座標及びY座標で与えられる。クロップマーク33,34の位置の決定手法については追って述べる。
実行プログラムは、コントローラ17の各機能部を実行させるためのプログラムである。
次いで、演算部22は、実行プログラムに基づいて各種演算を行い、演算結果を記憶部25に記憶させたり、各機能部に出力したりする。例えば、演算部22は、センサの出力に基づいて、メディア30上のクロップマーク33,34の位置を算出し、クロップマーク情報として記憶させる。演算部22はまた、画像データ上のクロップマーク33,34の間の距離を算出し、この距離をクロップマーク情報と比較する。演算部22は更に、上述した比較の結果に基づいて、切断データを補正する。
カッタ制御部23は、画像データ、切断データ、及びクロップマーク情報(センサ14の検出結果)に基づいてカッタ13を制御する。例えば、カッタ制御部23は、演算部22において補正された切断データに基づいて、カッタ13の切断動作を制御する。
移送制御部24は、駆動機構15及び搬送機構16を制御することで、カッタ13及びセンサ14をメディア30上の任意の位置に配置させることができる。
操作パネル18からは、ユーザの指示が入力される。操作パネル18は、表示画面を含んでいてもよい。
[切断装置の動作]
図3、図5及び図6を参照して、上述した構成を有する切断装置1の動作を説明する。
メディア30が切断装置1の載置台11上に載置されると、コントローラ17は、図5のステップS1に示すように、印刷されたクロップマーク(第1クロップマーク)33を検出するべく、センサ14を走査させる。具体的には、移送制御部24は、センサ14を原点からガイドレール12(X軸)に沿って走査させる。もしセンサ14がクロップマーク33を検出しない場合には、移送制御部24は、搬送機構16でメディア30を所定の距離だけ搬送方向(Y軸の負側)に移動させたうえで、センサ14をガイドレール12に沿って走査させることを繰り返す。
そして、演算部22は、センサ14の検出結果に基づいて、クロップマーク33の中心位置を算出する。図6を例として具体的に説明すると、センサ14が線M(X軸に沿う線)上を走査した時にクロップマーク33を検出したとする。このとき、演算部22は、線Mとクロップマーク33との交点A,Bの座標から、これら交点A,Bの中点Cの座標を算出する。そして、移送制御部24は、センサ14を、点Cを通り線M(線分AB)に直交する直線Nに沿って走査させる。このとき、演算部22は、直線Nとクロップマーク33との交点D,Eの座標から、これら交点D,Eの中点Fを算出し、この点Fの座標をクロップマーク33の中心位置(クロップマーク情報)として記憶させる。
ステップS2において、演算部22は、画像データに基づいて、画像データ上でのクロップマークの間の距離Lを算出する。
ステップS3において、移送制御部24は、印刷されたクロップマーク34を検出するべく、図3に破線Rで示すように、ステップS1において算出されたクロップマーク33の中心から、ステップS2において算出された距離Lだけ離れた場所を、センサ14で弧状に走査する。もしセンサ14がクロップマーク34を検出しない場合には、移送制御部24は、クロップマーク33の中心位置から距離(L+α)、(L−α)、(L+2α)、(L−2α)・・・だけ離れた場所を、センサ14で弧状に走査することを繰り返す。なお、αは適宜設定される送り幅である。
このようにして得られたクロップマーク34の検出情報に基づき、演算部22は、クロップマーク34の中心位置を算出する。クロップマーク34の中心位置の算出手法は、上述したクロップマーク33の中心位置の算出手法と同様でよい。
ステップS4において、演算部22は、上述のようにして得られたクロップマーク33、34の中心位置と、画像データ上のクロップマークの中心位置と、を比較する。これにより、演算部22は、画像データ上の画像に対するメディア30上の画像32の歪み度合、及び、メディア30の載置台11に対する傾きを得る。かかる歪み度合及び傾きに基づき、演算部22は、切断データを補正する。
ステップS5において、かかる補正された切断データに基づき、カッタ制御部23はカッタ13の切断動作を制御し、移送制御部24は駆動機構15及び搬送機構16を制御する。
このように、本実施形態に係る切断装置1は、画像データに基づいて印刷された、設定領域内の画像並びに設定領域を挟む第1マーク(クロップマーク33)及び第2マーク(クロップマーク34)、を含むメディアを切断するカッタ13と、第1マーク及び第2マークを検出するセンサ14と、カッタ13を制御するとともにセンサ14の走査領域を決定するコントローラ17と、を備える。そして、コントローラ17は、センサ14において検出された第1マークの位置と、画像データ上の第1マーク及び第2マークの間の距離と、に基づいて、第2マークの検出のためのセンサ14の走査領域を決定する。
この際、コントローラ17は、第2マークの検出のために、センサ14において検出された第1マークの位置から、画像データ上の第1マーク及び第2マーク間の距離だけ離れた弧状領域をセンサ14に走査させる。また、コントローラ17は、センサ14において検出された第1マーク及び第2マークの位置と、画像データ上の第1マーク及び第2マークの位置と、の比較結果に基づいて切断データを補正し、補正された切断データに基づいてカッタ13を制御する。
従って、メディア30の傾きは適切に補正され、しかも、印刷後のメディア30の歪みを踏まえた切断が実行される。また、2個のクロップマーク33,34のみの検出で足り、しかも、2番目のクロップマーク34は、画像データの活用により素早く検出される。したがって、一定水準以上のカット精度を保持しながら、カット速度を向上させることが可能となる。
すなわち、本実施形態に係る切断装置1によれば、設定領域を挟むように配置された2個のクロップマーク33,34を読み取れば足りるので、カット対象の位置の特定を高速化することができる。また、2個のクロップマーク33,34の印刷で足りるので、印刷の段階におけるインクの節約及び印刷時間の短縮を図ることができる。
また、上記処理を切断装置1に実行させるプログラムとして提供することも可能である。この場合、プログラムは、画像データに基づいて印刷された、設定領域内の画像並びに設定領域を挟む第1マーク及び第2マーク、を含むメディアを切断するカッタ13と、第1マーク及び第2マークを検出するセンサ14と、を備える切断装置1のコントローラ17に対して、カッタ13を制御する第1機能と、センサ14において検出された第1マークの位置と、画像データ上の第1マーク及び第2マークの間の距離と、に基づいて、第2マークの検出のためのセンサ14の走査領域を決定する第2機能と、を実行させる。
このようなプログラムによれば、切断装置1において、所定の水準のカット精度を保持しながらカット速度を向上させることができる。
なお、上記プログラムは、非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium with an executable program thereon)に記憶させることができる。当該コンピュータ可読媒体を用いて、切断装置1にプログラムを供給することができる。非一時的なコンピュータの可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、CD−ROM(Read Only Memory)等がある。
また、本実施形態におけるクロップマークの検出手法は、図2のように4個のクロップマーク43〜46が印刷されているメディア40にも適用可能である。例えば、最初に検出されたクロップマーク43に対して設定領域41とは反対側の領域をセンサで走査することで、効率よくクロップマーク45(又はクロップマーク46)を検出することができる。
また、切断装置1が印刷機能を備えた印刷切断装置である場合、切断装置1は、メディア30(40)の印刷に引き続いて当該メディア30(40)の切断を実行することになる。
[変形例]
図7及び図8を参照して、本実施形態の変形例に係る切断装置2を説明する。
変形例に係る切断装置2は、上述した本実施形態と同様の構成である。ただし、クロップマークの読取り方法が図7のように選択可能とされている点で、本実施形態と相違している。以下、相違点を中心に切断装置2を説明する。
ユーザがRIP(Raster Image Processor)ソフトウェアを用いて印刷データを作成する際に、図7のような設定画面50が表示される。設定画面50では、ユーザは、クロップマークの高速読取り51と詳細読取り52とのいずれかを選択することを求められる。
ここで、高速読取り51は、上述した本実施形態におけるクロップマークの読取り手法である。また、詳細読取り52は、例えば図2のように、メディア上の4個のクロップマーク及び補助マークの全てを読み取る手法である。
詳細読取りの一例を図8に示す。まず、切断装置2は、4個のクロップマーク143〜146のうち、最初のクロップマーク143をセンサ113で検出し、その中心位置を算出する。次いで、切断装置2は、矩形状又は帯状の補助マーク147をセンサ113で検出し、その幅方向(Y軸方向)の中央を算出する。そして、切断装置2は、クロップマーク143の中心と補助マーク147の中央とを結ぶ仮想線T上を走査し、クロップマーク144を検出する。更に、切断装置2は、クロップマーク144の中心を通り、仮想線Tと直交する仮想線U上を走査し、クロップマーク145を検出する。そして、切断装置2は、クロップマーク145の中心を通り、仮想線Uと直交する仮想線V上を走査し、クロップマーク146を検出し、その中心位置を算出する。
切断装置2は、このようにして取得したメディア140上のクロップマーク143〜146の位置と、対応する画像データ上のクロップマークの位置と、を比較することで、メディア30の傾きやメディア30の歪みを踏まえた切断データの補正を行うことができる。更に、この場合、いわゆる台形補正が可能となるので、高精度のカットを提供することができる。
このように、切断装置2では、ユーザによる設定に応じてクロップマークの読み取り動作を切り替えることができるので、カットの精度と生産性の兼ね合いのうち、ユーザの希望に適った切断態様を選択することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されない。上述した各部材の素材、形状、及び配置は、本発明を実施するための実施形態に過ぎず、発明の趣旨を逸脱しない限り、様々な変更を行うことができる。
1 切断装置
13 カッタ
14 センサ
15 駆動機構
16 搬送機構
17 コントローラ
23 カッタ制御部
24 移送制御部
30,40 メディア
31,41 設定領域
32,42 画像
33,34,43〜46 クロップマーク

Claims (4)

  1. 画像データに基づいて印刷された、設定領域内の画像並びに前記設定領域を挟む第1マーク及び第2マーク、を含むメディアを切断するカッタと、
    前記第1マーク及び前記第2マークを検出するセンサと、
    前記カッタを制御するとともに前記センサの走査領域を決定するコントローラと、を備え、
    前記コントローラは、前記センサにおいて検出された前記第1マークの位置と、前記画像データ上の前記第1マーク及び前記第2マークの間の距離と、に基づいて、前記第2マークの検出のための前記センサの走査領域を決定する切断装置。
  2. 前記コントローラは、前記第2マークの検出のために、前記センサにおいて検出された前記第1マークの位置から前記距離だけ離れた弧状領域を前記センサに走査させる、請求項1に記載の切断装置。
  3. 前記コントローラは、前記センサにおいて検出された前記第1マーク及び前記第2マークの位置と、前記画像データ上の前記第1マーク及び前記第2マークの位置と、の比較結果に基づいて前記切断データを補正し、補正された前記切断データに基づいて前記カッタを制御する、請求項1又は2に記載の切断装置。
  4. 画像データに基づいて印刷された、設定領域内の画像並びに前記設定領域を挟む第1マーク及び第2マーク、を含むメディアを切断するカッタと、前記第1マーク及び前記第2マークを検出するセンサと、を備える切断装置のコントローラに対して、
    前記カッタを制御する第1機能と、
    前記センサにおいて検出された前記第1マークの位置と、前記画像データ上の前記第1マーク及び前記第2マークの間の距離と、に基づいて、前記第2マークの検出のための前記センサの走査領域を決定する第2機能と、
    を実行させるためのプログラム。
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