JP2018196647A - 上部開口容器 - Google Patents

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岡田 佳子
Yoshiko Okada
佳子 岡田
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Abstract

【課題】容器として使用している際には吊り下げ具が見えることが無く、また該吊り下げ具によって容器が傾いて容器内の飲料等がこぼれることが無く、水洗後に乾燥する際には吊り下げ具によって逆さ状態に吊り下げることができ、このため乾燥に要する時間が短く、乾燥の際に他の部材に容器内部が接触することが無く、電気等を使用しないため経済的であり、また環境に負荷を与えることの無い、上部開口容器を提供する。
【解決手段】高台を有する上部開口容器であって、高台の内側に収納自在に吊り下げ具を設け、該吊り下げ具は高台の内側に収納されているときは高台の内側内に保持されて成ることを特徴とする上部開口容器である。
【選択図】図1

Description

本発明は、上部が開口したコップやボウルや茶碗や鉢等の上部開口容器に関し、特には底に例えば円環状の台部である高台(こうだい)を有する上部開口容器に関する。
従来、上部が開口したコップやボウルや茶碗や鉢等の上部開口容器は、これを使用した後には水洗して十分に乾燥させた上で棚等に収納するか、繰り返し使用する。水洗後に乾燥させるために水切りマットの上に容器を正立状態で置くと、本体内側底面に水が溜まり、該水が蒸発して十分に乾燥するまでには長い時間が必要であった。また水切りカゴや表面が波板状と成った水切りプレートの上に容器を逆さに伏せ置くと、容器の内側には空気が流入しづらくなって十分に乾燥するまでには時間が掛かり、また該水切りプレート表面と容器上縁が接触するため、該接触している部分では特に乾きにくくなって、雑菌が繁殖する場合があった。
また、水洗後に棒状体やアームが略垂直状に複数本が立設されたコップスタンドや水切りスタンドに、容器を伏せた状態(倒立状態)で載置すると、容器内側への空気の流入が棒状体やアームに妨げられて、これらが無い場合と比較して十分に乾燥するまでには長い時間が必要であった。特に該棒状体やアームが容器の内側と接触している部分は乾きにくく、雑菌が繁殖する場合があった。
また、食器乾燥機を使用して乾燥させれば電気を消費するためコストが掛かり、また環境に負荷を与える場合があった。
また、上部開口容器のうちコーヒーカップ等の把手がついている容器の際には、該把手を壁等に設けられたフック等に容器の内側が下方に向くように引っ掛けて置くと、下方位置にある容器内側は、略水平に近い状態となるため、この部分に水が溜まりやすく、上記同様に十分に乾燥するまでには長い時間が必要であった。
一方、該把手の他に吊下げ具を有するコップとしては、合成樹脂製の飲料水容器(ペットボトル)に取り付ける事が出来る樹脂製の一体成型専用コップで、コップ内の低部中央に支柱部(1b)(2b)で嵩上げをしたネジ部(1a)(2a)は飲料水容器の蓋の機能を持つものであり、既存の飲料水容器の蓋を外し、専用コップを被せて捻じ込む事で容器の蓋の役目をすると伴にコップも固定される仕組みであり、外観は同じ形をした短い支柱部(1b)を持つ専用コップと、長い支柱部(2b)を持つ専用コップを使い分ける事で様々な形態の飲料水容器に機能的に取り付ける事が出来、外側底部に吊り下げる為のストラップ取り付け穴(1f)を設けた飲料水容器専用コップがある(特許文献1)。
特開2003−81303号公報
しかしながら、特許文献1に係る飲料水容器専用コップは、コップの外側底部に吊り下げる為のストラップの取り付け穴(1f)が設けられていて、該取り付け穴(1f)に別途ストラップを取り付けて、飲料水容器(ペットボトル飲料)を壁や机の横に掛ける事が出来ても、そもそも該ストラップは該専用コップを使用後に乾燥させるためのものでは無く、また仮に該専用コップを使用後に飲料水容器が無い状態で、取り付けられたストラップによって専用コップの開口部を下に向けて吊り下げることができても、その後にストラップが取り付けられた専用コップに飲料を入れてそのままテーブルに置くと、専用コップの底部がストラップに乗って傾いた状態となり、中に入れた飲料がこぼれてしまう場合があるという課題がある。また該ストラップは専用コップの底部から外にはみ出た状態に成るため、外観上も良くないという課題がある。
本発明が解決しようとする課題は、容器として使用している際には吊り下げ具が見えることが無く、また該吊り下げ具によって容器が傾いて容器内の飲料等がこぼれることが無く、水洗後に乾燥する際には吊り下げ具によって逆さ状態に吊り下げることができ、このため乾燥に要する時間が短く、乾燥の際に他の部材に容器内部が接触することが無く、電気等を使用しないため経済的であり、また環境に負荷を与えることの無い、上部開口容器を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、高台を有する上部開口容器であって、高台の内側に収納自在に吊り下げ具を設け、該吊り下げ具は高台の内側に収納されているときは高台の内側内に保持されて成ることを特徴とする上部開口容器を提供する。
また、請求項2記載の発明は、吊り下げ具は、一本の帯状体から成り、該帯状体は引き出された際、上部開口容器の略重心上を通り、該帯状体の両端部が高台の内側の二カ所にて回動自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の上部開口容器を提供する。
また、請求項3記載の発明は、高台の内側の二カ所に頭部が太径の突起部を設け、帯状体の両端部に突起部の頭部の径より小径の孔部を設け、該孔部に切り込みを設け、突起部に孔部が嵌合されて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の上部開口容器を提供する。
また、請求項4記載の発明は、突起部は高台の中心部に向かって突出していることを特徴とする請求項3記載の上部開口容器を提供する。
また、請求項5記載の発明は、本体側面部は略垂直状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の上部開口容器を提供する。
本発明に係る上部開口容器は、高台を有していて、該高台の内側に収納自在に吊り下げ具が設けられ、該吊り下げ具は高台の内側に収納されているときは高台の内側内に保持されているため、容器内に飲料等を入れて使用する際には、吊り下げ具を高台の内側に収納すれば、吊り下げ具が外観上見えることが無い効果がある。また該吊り下げ具は高台からはみ出ることがなく高台の内側内に保持されているため、容器をテーブルの上に置いても、吊り下げ具の上に高台が乗るような状態に成ることが無いので、容器が傾いて容器内の飲料等がこぼれることが無いという効果がある。
また、本発明に係る上部開口容器を使用後に水洗し、該水を乾燥させる際には、高台に収納されている吊り下げ具を高台より取り出して該吊り下げ具を壁等に設けられているフック等に引っ掛けるだけで、容器の底部(高台側)が上方で開口部側が下方の状態の倒立状態で吊り下げることが出来る効果がある。
このため、容器内に残っている水洗後の水は、最も効率良く容器外に落下する状態に成り、乾燥するまでの時間が短いという効果がある。特に該乾燥の際には容器内部に他の部材が接触することが無いため、衛生上も良いという効果がある。
また、上記のように容器は素早く乾くため、わざわざ食器乾燥機を使用する必要が無くなるので電気の使用が無くなり経済的であり、また環境に与える負荷が低減される効果がある。
また、請求項2記載の上部開口容器は、吊り下げ具である帯状体が容器の略重心上を通っているため、容器を吊り下げると容器は確実に倒立状態となって、重心が外れている場合と比較してより早く容器の内部が乾燥する効果がある。
また、請求項3記載の上部開口容器は、高台の内側の二ヵ所に頭部が太径の突起部が設けられ、該突起部に吊り下げ具である帯状体の両端部のそれぞれの端部が回動自在に篏合し、帯状体の両端部の孔部には切り込みが設けられているため、孔部と突起部は取り外し自在であり、水洗いの際には帯状体を取り外して別々にしっかりと洗うことが出来、洗い残しが無くなるという効果がある。
また、請求項4記載の上部開口容器は、該突起部が高台の中心部に向かって突出しているため、帯状体の両端部にある孔部との篏合と取り外しが容易に行えるという効果がある。
また、請求項5記載の上部開口容器は、本体側面部は略垂直状であるため、吊り下げ具によって高台側を上方に開口部側が下方の状態の倒立状態で吊り下げると、本体側面部は略垂直状に成るため、本体側面部に付着している水は素早く落下し、迅速に乾燥する効果がある。
本発明に係る上部開口容器であって、吊り下げ具が高台の内側から引き出されている状態を高台側から見た全体状態斜視図である。 本発明に係る上部開口容器であって、吊り下げ具が高台の内側に収納されている状態を高台側から見た全体状態斜視図である。 本発明に係る上部開口容器であって、通常の使用状態にあって吊り下げ具が高台の内側に収納されている状態を示す全体斜視図である。 本発明に係る上部開口容器であって、吊り下げ具を取り外した状態を高台側から見た分解斜視図である。
次に本発明に係る上部開口容器を実施するための形態に関し、図1乃至図4に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係る上部開口容器1の一実施例であって、高台2が上方に上部開口部3が下方に記載され、高台2は円環状の撥高台として形成されている。高台2の内側には収納自在に吊り下げ具4が設けられ、図1では該吊り下げ具4は高台2の内側から引き出された状態と成っている。
吊り下げ具4はやや幅のある帯状体として形成され、該吊り下げ具4としての帯状体は、図1のように引き出された際に本発明である上部開口容器1の略重心上を通るように形成され、また該帯状体の両端部4aは高台2の内側に設けられた突起部2aの二ヵ所にて回動自在に取り付けられている。
図2は、吊り下げ具4が図1のように引き出された状態から回動されて、高台2の内側に収納されている状態を示している。本実施例では、吊り下げ具4が収納状態にある際は、吊り下げ具4と高台2の内側とが僅かに圧接状態と成っているため、該吊り下げ具4は高台2の内側内に保持されている。従って、この状態から図3のように上部開口部3を上方に高台2を下方にして容器として使用する状態に成しても、吊り下げ具4は自重で高台2から引き出される状態に成ることが無い。
このように吊り下げ具4が高台2の内側に収納自在に設けられ、該吊り下げ具4が高台2の内側に収納されているときは高台2の内側内に保持されるように形成することが出来れば、高台2の形状は上記撥高台に限られず、他の片薄高台、切高台、竹の節高台、割高台、碁笥底であっても良く、本願発明で言う高台はこれらをすべて含んでいる。
また吊り下げ具4が高台2の内側に収納されている際に高台2の内側に保持させる構造は上記に限らず、例えば高台2の内側に吊り下げ具4を保持するための小さな突起を設けて、該突起で吊り下げ具4を保持する等どのような構造であっても良い。
吊り下げ具4は、図4に示すように、両端部4aに、高台2の内側に該高台2の中心部に向かって突出して設けられた突起部2aと篏合する孔部4bが穿設されていて、該孔部4bには切り込み4cが設けられている。また該孔部4bの大きさは突起部2aの頭部の径より小径に形成されている。
突起部2aはその頭部が太径に形成されていて、該突起部2aに上記吊り下げ具4の孔部4bが篏合した際に、容易に該吊り下げ具4の孔部4bが突起部2aから抜け落ちないように成っている。
吊り下げ具4の両端部4aに設けられた孔部4bには切り込み4cが設けられていて、このため、孔部4bを突起部2aに篏合させる際には該切り込み4cが開いて容易に篏合させることができ、篏合後は該切り込み4cが閉じて孔部4bが突起部2aから簡単には抜け落ちることが無いように成っている。
以上のように形成された本発明に係る上部開口容器1は、容器として使用する際には吊り下げ具4を高台2の内側に収納させ、使用後に水洗した際には、該吊り下げ具4を高台2より引き出して図1のような状態にし、壁等に設けられたフック等にその中央部を懸架すれば、容器の内側に付着している水は容器外に素早く落下し、容器内に空気が流通するため迅速に乾燥する。
なお、本願発明に係る上部開口容器1の本体側面部1aを図3と同様に略垂直状又は垂直に形成すれば、上記のように吊り下げ具4によって高台2側を上方にして懸架した際には、より短時間で容器内の水は容器外に落下し、乾燥する。
1 上部開口容器
1a 本体側面部
2 高台
2a 突起部
3 上部開口部
4 吊り下げ具
4a 両端部
4b 孔部
4c 切り込み

Claims (5)

  1. 高台を有する上部開口容器であって、高台の内側に収納自在に吊り下げ具を設け、該吊り下げ具は高台の内側に収納されているときは高台の内側内に保持されて成ることを特徴とする上部開口容器。
  2. 吊り下げ具は、一本の帯状体から成り、該帯状体は引き出された際、上部開口容器の略重心上を通り、該帯状体の両端部が高台の内側の二カ所にて回動自在に設けられていることを特徴とする請求項1記載の上部開口容器。
  3. 高台の内側の二カ所に頭部が太径の突起部を設け、帯状体の両端部に突起部の頭部の径より小径の孔部を設け、該孔部に切り込みを設け、突起部に孔部が嵌合されて成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の上部開口容器。
  4. 突起部は高台の中心部に向かって突出していることを特徴とする請求項3記載の上部開口容器。
  5. 本体側面部は略垂直状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の上部開口容器。


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JP2021023525A (ja) * 2019-08-03 2021-02-22 岡田 佳子 吊り下げベルト付き上部開口容器

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