JP2018194012A5 - - Google Patents

Description

更に、上記効果に加えて、本実施の形態２においては、雄側接続部１１の周面における微小空間１１ｄに対向する部分を径方向に貫く貫通孔１１ｇが周方向に複数設けられているため、流通部１１ｆ部と貫通孔１１ｇ部の主流部Ａとの流速差による圧力差が生じ、図８の矢印Ｃで示すように、微小空間１１ｄ部内の流体が流通部１１ｆと貫通孔１１ｇを通じて主流部Ａの流体との交換が一層容易に行われるという特徴がある。また、貫通孔１１ｇは、流通部１１ｆの位置に対して周方向にずらして設けるように成形されていることで、矢印Ｃで示す微小空間１１ｄ内における流体の流路を周方向に長くとることができ、微小空間１１ｄ内全体の流体が撹拌され易くなるという効果がある。

Claims (4)

1. 管端部に形成された雄側接続部を有する第一配管と、管端部が前記雄側接続部を挿入可能に形成された雌側接続部を有する第二配管と、前記雄側接続部を前記雌側接続部に挿入したときに対向する前記雄側接続部の外周面及び前記雌側接続部の内周面に周方向に沿って密着するように介在されるリング状のシール部材と、を備えた管継手であって、前記雄側接続部には、その軸方向先端部に形成された第一の環状拡管部と、該第一の環状拡管部に対して軸方向後方側にシール部材装着部を介して形成された第二の環状拡管部とを設けると共に、前記第一の環状拡管部の外周面部に、該第一の環状拡管部の軸方向先端面に接する空間を、前記シール部材装着部における前記第一の環状拡管部と該シール部材装着部に装着された前記シール部材との間に形成された微小空間に連通させる螺旋溝状の流通部を周方向に複数設けたことを特徴とする管継手。
2. 管端部に形成された雄側接続部を有する第一配管と、管端部が前記雄側接続部を挿入可能に形成された雌側接続部を有する第二配管と、前記雄側接続部を前記雌側接続部に挿入したときに対向する前記雄側接続部の外周面及び前記雌側接続部の内周面に周方向に沿って密着するように介在されるリング状のシール部材と、を備えた管継手であって、前記雄側接続部には、その軸方向先端部に形成された第一の環状拡管部と、該第一の環状拡管部に対して軸方向後方側にシール部材装着部を介して形成された第二の環状拡管部とを設けると共に、前記第一の環状拡管部の外周面部に、該第一の環状拡管部の軸方向先端面に接する空間を、前記シール部材装着部における前記第一の環状拡管部と該シール部材装着部に装着された前記シール部材との間に形成された微小空間に連通させる溝状の流通部を周方向に複数設け、更に、前記雄側接続部の周面における前記微小空間に対向する部分に径方向の貫通孔を、周方向に複数設けたことを特徴とする管継手。
3. 前記貫通孔は、前記流通部に対して周方向にずらして設けたことを特徴とする請求項２記載の管継手。
4. 前記雌側接続部は、前記第二配管の前記管端部を拡管した円筒部と、その円筒部の先端部をカーリング加工して形成されたフランジ部と、からなることを特徴とする請求項１から請求項３までの何れか１項に記載の管継手。