JP6642853B2 - 管接続構造 - Google Patents

管接続構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6642853B2
JP6642853B2 JP2015230936A JP2015230936A JP6642853B2 JP 6642853 B2 JP6642853 B2 JP 6642853B2 JP 2015230936 A JP2015230936 A JP 2015230936A JP 2015230936 A JP2015230936 A JP 2015230936A JP 6642853 B2 JP6642853 B2 JP 6642853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal tube
metal
pipe
tube
concave portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015230936A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017096450A (ja
Inventor
久美子 伊藤
久美子 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP2015230936A priority Critical patent/JP6642853B2/ja
Publication of JP2017096450A publication Critical patent/JP2017096450A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6642853B2 publication Critical patent/JP6642853B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

本発明は、2本の金属管を接続する管接続構造に関する。
特許文献1には、ソケットのステンレス鋼管体と接続管のステンレス鋼管体との接続構造が記載されている。ソケットのステンレス鋼管体の軸端側は拡径段部になっており、拡径段部の軸方向途中にはOリング嵌合溝が周設され、Oリング嵌合溝内にはOリングが嵌装してある。ソケットのステンレス鋼管体の外周面には、全長にわたってポリエチレン被覆層が被着され、ポリエチレン被覆層の軸方向端面は、ソケットのステンレス鋼管体の軸端と同一面を形成した加熱溶着面になっている。接続管のステンレス鋼管体の軸端側は、ソケットの拡径段部内にOリングの弾性に抗して圧入される挿入管部になっており、接続管のステンレス鋼管体の外周面には、挿入管部の外周面を除いてポリエチレン被覆層が被着されている。接続管のポリエチレン被覆層は、ソケットのポリエチレン被覆層と同種のものからなり、その軸端面は加熱溶着面になっている。ソケットと接続管とを接続する場合は、加熱溶融用の電熱式工具を用いてソケットの加熱溶着面と接続管の加熱溶着面を溶融した後、速やかに両方のステンレス鋼管体を圧入嵌合し、加熱溶着面を当接させる。加熱溶着面が硬化することにより、ソケットのポリエチレン被覆層と接続管のポリエチレン被覆層とが一体的に接続される。
実開平6−20983号公報
特許文献1の接続構造では、接続管のステンレス鋼管体(第1金属管)の挿入管部(端部)のうちソケットのステンレス鋼管体(第2金属管)に挿入されない部分の外周面が、端部以外の第1接続管の外周面と同様にポリエチレン被覆層によって覆われて外部に露出しないので、第1金属管の錆の発生を好適に抑制することができる。
しかし、各々の外周面に被覆材(ポリエチレン被覆層)が予め被着された2つの金属管(ステンレス鋼管体)の接続に限定して適用可能であるため、汎用性に乏しい。
また、Oリングを介在させた圧入により2つの金属管を固定的に接続するので、接続部分にOリング及び圧入のための長さが必要となり、接続部分の短縮化への対応が難しい。
そこで、本発明は、第1金属管の錆の発生を抑制することができ、汎用性に富み、且つ接続部分の短縮化が可能な管接続構造の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の管接続構造は、管状の第1金属管と、第1金属管よりも太径な管状の第2金属管と、第1金属管の外周を覆う樹脂製の被覆材と、を備える。第2金属管の端部には、第2金属管の端面から凹み、被覆材の端部が挿入可能な環状の外側凹部と、外側凹部の内径側で外側凹部の底面から凹み、第1金属管の端部が挿入可能な環状の内側凹部とが形成されている。第1金属管の端部の先端側が第2金属管の内側凹部に挿入され、第1金属管の端部のうち内側凹部に挿入されない部分の外周面と第2金属管の外側凹部の底面とが周方向の略全域に亘って溶着した管固着状態で、第1金属管と第2金属管とは水密状態で固定的に接続される。上記管固着状態で、被覆材は第1金属管の外周に装着され、被覆材の端部は外側凹部に挿入される。第1金属管の端部のうち第2金属管の前記内側凹部に挿入されない部分の外周面は、第2金属管の外側の第1金属管の外周面上から連続して外側凹部に挿入される被覆材によって覆われて外部に露出しない。
上記構成では、第1金属管の端部のうち第2金属管の内側凹部に挿入されない部分の外周面は、端部以外の第1金属管の外周面上(第2金属管の外側の第1金属管の外周面上)から連続して第2金属管の外側凹部に挿入される被覆材によって覆われて外部に露出しないので、第1金属管の錆の発生を被覆材によって確実に抑制することができる。
第2金属管の外周に被覆材を被着する必要がなく、且つ第1金属管と第2金属管とを溶着によって固定的に接続した状態で第1金属管の外周に被覆材を装着するので、2つの金属管(第1金属管及び第2金属管)に対する制約が少なく、汎用性に富んだ管接続構造とすることができる。
第1金属管の端部を第2金属管の内側凹部に挿入し、第1金属管の外周面と外側凹部の底面とを周方向全域に亘って溶着することによって、第1金属管と第2金属管とを水密状態で固定的に接続するので、Oリングを介在させた圧入により2つの金属管を固定的に接続する構造に比べて、接続部分の短縮化が可能となる。
本発明によれば、汎用性に富み、接続部分の短縮化が可能で、且つ第1金属管の錆の発生を確実に抑制することができる。
本発明の一実施形態の管接続構造の分解斜視図である。 図1の断面図である。 管固着状態を示す断面図である。 管接続構造を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る管接続構造について図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図4に示すように、本実施形態の管接続構造は、第1金属管1と第2金属管2と被覆材3とろう材4とによって構成される。
第1金属管1及び第2金属管2は、鋼材などの金属材によって形成された円管状の配管である。第2金属管2は、第1金属管1と他の配管(図示省略)とを接続するための管継手5の一部であり、第1金属管1よりも太径である(第2金属管2の外径>第1金属管1の外径)。第1金属管1の内径部1a及び第2金属管2の内径部2aは、冷却水などの流体が流通する流通路を形成する。
被覆材3は、熱収縮性を有する円管状の樹脂製チューブであり、第1金属管1の腐食(錆の発生)を防止するため第1金属管1の外周を覆う。熱収縮前の被覆材3の内径は、第1金属管1が挿入可能となるように、第1金属管1の外径と略同一かそれよりも僅かに大きく設定されている。
第2金属管2の端部7には、第2金属管2の端面7aから凹む有底円環状の外側凹部8と、外側凹部8の内径側で外側凹部8の底面8aから凹む有底円環状の内側凹部9とが段状に形成され、第2金属管2の内径部2aは、内側凹部9及び外側凹部8を介して外部と連通する。外側凹部8の内径は、被覆材3の端部10が挿入可能となるように、熱収縮前の被覆材3の外径と略同一かそれよりも僅かに大きく設定されている。内側凹部9の内径は、第1金属管1の端部6が挿入可能となるように、第1金属管1の外径と略同一かそれよりも僅かに大きく設定されている。
ろう材4は、第1金属管1の外径よりも大きい内径と、第2金属管2の外側凹部8の内径と略同一かそれよりも僅かに小さい外径とを有する円環形状である。
被覆材3が装着される前の第1金属管1の端部6を、ろう材4の内径部に挿通するとともに第2金属管2の内側凹部9に差し込み、ろう材4を第2金属管2の外側凹部8の底面8aまで挿入した状態で、ろう材4を含む第1金属管1及び第2金属管2の全体を加熱装置内などで加熱してろう材4を溶融した後、全体を冷却することによって、第1金属管1の端部6の外周面と第2金属管2の外側凹部8の底面8aとが周方向の略全域に亘って溶着する。係る管固着状態で、第1金属管1と第2金属管2とは固定的に接続され、第1金属管1の内径部1aと第2金属管2の内径部2aとは水密状態で連通する。
上記管固着状態において、第1金属管1を熱収縮前の被覆材3の内径部に挿入することにより、第1金属管1の外周は被覆材3によって覆われ、被覆材3の端部10は第2金属管2の外側凹部8に挿入される。係る状態で被覆材3を加熱することにより、被覆材3が収縮して第1金属管1の外周面に固定される。
本実施形態によれば、第1金属管1の端部6のうち第2金属管2の内側凹部9に挿入されない部分の外周面は、端部6以外の第1金属管1の外周面から連続して第2金属管2の外側凹部8に挿入される被覆材3によって覆われて外部に露出しないので、第1金属管1の錆の発生を被覆材3によって確実に抑制することができる。
また、第2金属管2の外周に被覆材を被着する必要がなく、且つ第1金属管1と第2金属管2とを溶着によって固定的に接続した状態で第1金属管1の外周に被覆材3を装着するので、2つの金属管(第1金属管1及び第2金属管2)に対する制約が少なく、汎用性に富んだ管接続構造とすることができる。
さらに、第1金属管1の端部6を第2金属管2の内側凹部9に挿入し、第1金属管1の外周面と外側凹部8の底面8aとを周方向全域に亘って溶着することによって、第1金属管1と第2金属管2とを水密状態で固定的に接続するので、Oリングを介在させた圧入により2つの金属管を固定的に接続する構造に比べて、接続部分の短縮化が可能となる。
なお、上記実施形態では、被覆材3として熱収縮性を有する樹脂チューブを用いたが、これに代えて熱収縮性を有さない樹脂チューブを用いてもよい。この場合、樹脂チューブの内径部に第1金属管1を挿入した後、樹脂チューブを第1金属管1の外周面に接着剤等によって固着すればよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明は、2本の金属管を接続する管接続構造として広く用いることができる。
1:第1金属管
2:第2金属管
3:被覆材
4:ろう材
6:第1金属管の端部
7:第2金属管の端部
7a:第2金属管の端面
8:外側凹部
8a:外側凹部の底面
9:内側凹部
10:被覆材の端部

Claims (1)

  1. 管状の第1金属管と、
    前記第1金属管よりも太径な管状の第2金属管と、
    前記第1金属管の外周を覆う樹脂製の被覆材と、を備え、
    前記第2金属管の端部には、前記第2金属管の端面から凹み、前記被覆材の端部が挿入可能な環状の外側凹部と、前記外側凹部の内径側で前記外側凹部の底面から凹み、前記第1金属管の端部が挿入可能な環状の内側凹部とが形成され、
    前記第1金属管の前記端部の先端側が前記第2金属管の前記内側凹部に挿入され、前記第1金属管の前記端部のうち前記内側凹部に挿入されない部分の外周面と前記第2金属管の前記外側凹部の前記底面とが周方向の略全域に亘って溶着した管固着状態で、前記第1金属管と前記第2金属管とは水密状態で固定的に接続され、
    前記管固着状態で、前記被覆材は前記第1金属管の外周に装着され、前記被覆材の前記端部は前記外側凹部に挿入され
    前記第1金属管の前記端部のうち前記内側凹部に挿入されない部分の外周面は、前記第2金属管の外側の前記第1金属管の外周面上から連続して前記外側凹部に挿入される前記被覆材によって覆われて外部に露出しない
    ことを特徴とする管接続構造。
JP2015230936A 2015-11-26 2015-11-26 管接続構造 Active JP6642853B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015230936A JP6642853B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 管接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015230936A JP6642853B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 管接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017096450A JP2017096450A (ja) 2017-06-01
JP6642853B2 true JP6642853B2 (ja) 2020-02-12

Family

ID=58816500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015230936A Active JP6642853B2 (ja) 2015-11-26 2015-11-26 管接続構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6642853B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021152367A (ja) * 2018-07-12 2021-09-30 住友電気工業株式会社 金属管加飾用熱収縮チューブ、加飾金属管及び加飾金属管の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017096450A (ja) 2017-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5427954B2 (ja) らせん状自在管連結具
JP5871855B2 (ja) インナーリング
JP5941643B2 (ja) 継手
JP7072052B2 (ja) 接合された接続部を有するパイプ装置
JP5448541B2 (ja) 管の接続装置
KR101397532B1 (ko) 공기 조화기 설치용 배관 장치
JP6642853B2 (ja) 管接続構造
KR20140111862A (ko) 공기 조화기 설치용 배관 장치
JP2562781B2 (ja) 樹脂チューブの接続構造
KR20170124178A (ko) 공기 조화기용 배관장치
JP2010138964A (ja) 電気融着継
JP3171549U (ja) 金属管接続構造
JP2017219054A (ja) 結合ホース
JP7024956B2 (ja) 分岐継手、分岐施工方法、及び分岐継手の製造方法
JP2010144866A (ja) 継手付きパイプ
JP6892114B2 (ja) 継手及び継手の製造方法
JP2016180443A (ja) 金属管及びその金属管の製造方法
JP5865600B2 (ja) 管継手
KR200389186Y1 (ko) 배관이음구
JP3197468U (ja) パイプの接続構造
JP5748434B2 (ja) 管体の接続用維持具
JP3210116U (ja) 管継手
JP6841525B1 (ja) 継手部材、継手部材の製造方法、継手部材へのフレキシブル管の接続方法
JP6668392B2 (ja) 管継手
JP2004332776A (ja) 流体配管の接続構造及び接続方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181029

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190920

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6642853

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150