JP2018193920A - オイルセパレータ - Google Patents

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英樹 長田
Hideki Osada
英樹 長田
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Abstract

【課題】フィルタエレメントの詰りを抑制すること。【解決手段】本開示の一形態は、内燃機関の周囲に取り付けられるオイルセパレータであって、オイルを含むガスが流入すると、前記ガスを通過させるが前記オイルを内部に捕捉するフィルタエレメントと、前記フィルタエレメントに捕捉されたオイルを排出するドレン口と、前記フィルタエレメントに振動を与える加振部と、を備えたオイルセパレータに向けられる。【選択図】図2

Description

本開示は、車両に取り付けられるオイルセパレータに関する。
従来、内燃機関のブリーザ装置において、ブローバイガスは、オイルセパレータを備えたブローバイガス還流路を介して吸気路に還流される。また、オイルセパレータで分離されたオイルは、オイルセパレータのドレン口からオイルドレンパイプを介してオイルパンに戻される(例えば特許文献1を参照)。
特開2016−70083号公報
しかしながら、オイルセパレータのフィルタエレメントが詰まると、オイルセパレータ内が高圧になり、リリーフ弁が開く。その結果、オイルセパレータに流入したブローバイガスは、フィルタエレメントにより濾過されることなく、リリーフ弁からそのまま内燃機関に戻るという課題があった。
本開示は、フィルタエレメントの詰りを抑制可能なオイルセパレータを提供することを目的とする。
本開示の一形態は、内燃機関の周囲に取り付けられるオイルセパレータであって、オイルを含むガスが流入すると、前記ガスを通過させるが前記オイルを内部に捕捉するフィルタエレメントと、前記フィルタエレメントに捕捉されたオイルを排出するドレン口と、前記ドレン口の内部を負圧にする負圧装置と、を備えたオイルセパレータである。
本開示によれば、フィルタエレメントの詰りを抑制可能なオイルセパレータを提供することが出来る。
図1は、本開示のオイルセパレータおよびその周辺を示す図である。 図2は、図1のオイルセパレータの構成例を示す図である。
以下、上記図面を参照して、本開示のオイルセパレータについて詳説する。
<1.オイルセパレータおよびその周辺の構成>
図1には、内燃機関Eが示される。内燃機関Eにおいては、燃焼室から燃料および空気(以下、混合気という)の一部が、ピストンおよびシリンダの間隙を抜けてクランク室内に漏れ出る。以下において、ブローバイガスとは、クランク室内で混合気とオイルとが混ざったものをいう。
ブローバイガスがクランク室内に滞留したままでは、クランク室内の金属部品の腐食等を生じるおそれがある。そこで、クランク室内と、内燃機関Eの吸気路C1との間にブローバイガス還流路C3が設けられる。吸気路C1側が負圧にされることで、ブローバイガスは、クランク室内から、ブローバイガス還流路C3を経由して吸気路C1に還流される。
ブローバイガスに含まれるオイルがブローバイガス還流路C3及び吸気路C1を経由して燃焼室に流入すると、燃焼室において、流入したオイルによる異常燃焼が発生することがある。そこで、ブローバイガス還流路C3と流体連通するオイルセパレータ1が例えば内燃機関Eに固定される。このオイルセパレータ1は、流入したブローバイガスに含まれるオイルを分離して主排油路C5に排出する。排出されたオイルは、主排油路C5を介して、クランク室の底に設けられたオイル溜まりに流入する。一方、オイルが除去されたブローバイガスは、ブローバイガス還流路C3を介して吸気路C1に戻される。
<2.オイルセパレータの構成例>
次に、図2を参照して、図1のオイルセパレータ1の一構成例について説明する。図2において、矢印zは、鉛直上方向を示す。また、オイルセパレータ1は、筐体11と、フィルタエレメント15と、リリーフ弁17と、負圧装置19と、を備えている。
筐体11は、大略的には、フィルタエレメント15を収容する。
筐体11の底部中央には流入口P1が形成される。この流入口P1は、ブローバイガス還流路C3の上流側と接続される。また、筐体11の底部の外縁部分には、ドレン口P3が形成されている。このドレン口P3は主排油路C5と接続される。筐体11の側面には吐出口P5が形成されている。この吐出口P5は、ブローバイガス還流路C3の下流側と接続される。
フィルタエレメント15は、鉛直上方向からの平面視で、菊花状等に折り曲げられ筒状に巻回された濾紙を含む。
フィルタエレメント15は、鉛直上方向からの平面視で、自身の内周面に筐体11の流入口P1が内包されるように筐体11内に配置される。
リリーフ弁17は、筐体11の上面と接続されて上記吐出口P5と流体連通する二次流路C7に設けられる。このリリーフ弁17は、フィルタエレメント15の内側の圧力が所定値以上になると開いて、フィルタエレメント15の内側の圧力を二次流路C7に逃がす。
負圧装置19は、第一バルブ191と、副排油路C9と、第二バルブ193と、ポンプ195と、制御部197と、を備えている。
第一バルブ191は、例えばチェックバルブ(逆止弁)であって、主排油路C5上の所定位置に設けられて、主排油路C5内をオイルが逆流することを防止する。
副排油路C9は、主排油路C5において上記第一バルブ191よりも上流側(ドレン口P3側)の部分と、オイル溜りとを流体連通可能に接続する。
この副排油路C9には、第二バルブ193と、ポンプ195とが、この順番で、上流側(主排油路C5側)から下流側(オイル溜り側)に向かって設けられる。
第二バルブ193は、例えばチェックバルブ(逆止弁)であって、副排油路C9内をオイルが逆流することを防止する。
ポンプ195は、制御部197の制御下で駆動されると、ドレン口P3の内部の圧力を低下させて負圧にする。
制御部197は、例えば電子制御ユニットであって、所定タイミングでポンプ195を駆動する。所定タイミングとしては、下記が例示される。
・一定時間が経過する度
・フィルタエレメント15内の圧力が所定値以上になった時
<3.オイルセパレータの動作>
上記構成のオイルセパレータ1は、内燃機関Eが駆動中、下記のように動作する。ブローバイガスは、ブローバイガス還流路C3の上流側からオイルセパレータ1に向けて送られてくる。ブローバイガスは、オイルセパレータ1の流入口P1から内部に流入すると、フィルタエレメント15を内側から外側へと通過する。この間、フィルタエレメント15は、ブローバイガスに含まれるオイルを分離し保持する。また、オイルが除去されたブローバイガスは、フィルタエレメント15を通過後、筐体11の側面に設けられた吐出口P5から排出される。排出されたブローバイガスは、ブローバイガス還流路C3を介して吸気路C1(図1を参照)に戻される。
内燃機関Eが駆動中、ポンプ195は、制御部197により所定タイミングになると駆動され、駆動中、ドレン口P3の内部を負圧にする。なお、ポンプ195が駆動されても、第一バルブ191があるため、オイル溜りからオイルが主排油路C5を逆流して、副排油路C9に流入することは防止される。
ポンプ195の駆動により、フィルタエレメント15内のオイルが下方に強制的に移動させられる。その後、フィルタエレメント15の下端近傍から、オイルは、筐体11の底面に漏れ出た後、負圧になっているドレン口P3からオイルセパレータ1の外部に排出される。このオイルは、主排油路C5から副排油路C9を介して、クランク室の底に設けられたオイル溜まりに流入する。
なお、ポンプ195の停止中、フィルタエレメント15内のオイルは自重により下方に移動した後、ドレン口P3からオイルセパレータ1の外部に排出され、主排油路C5を介して、クランク室の底に設けられたオイル溜まりに流入する。
<4.オイルセパレータの作用・効果>
ブローバイガスに含まれるオイルは、フィルタエレメント15に溜まるが、本開示のオイルセパレータ1によれば、負圧装置19により、フィルタエレメント15に溜まったオイルが外部に強制的に排出される。
従って、本オイルセパレータ1によれば、フィルタエレメント15の詰まり、ひいてはフィルタエレメント15の内側が高圧になること(即ち、内側圧力が所定値以上になること)を低減出来るため、リリーフ弁17が開くことを抑制出来る。その結果、オイルセパレータ1に流入したブローバイガスがフィルタエレメント15により濾過されることなく、リリーフ弁17からそのまま内燃機関Eに戻ることを抑制出来る。
<5.付記>
上記説明では、負圧装置19は、副排油路C9に設けられたポンプ195を備えていた。これにより、オイルセパレータ1からの排オイルは、通常時に、主排油路C5のみを用いてオイル溜りに戻され、ポンプ195の駆動時には、主排油路C5から副排油路C9を介してオイル溜りに戻される。従って、通常時には、ポンプ195を駆動する必要が無いので、例えば電力消費を抑えることが出来るという効果が得られる。
しかし、これに限らず、負圧装置19は、副排油路C9を備えることなく、主排油路C5に設けられたポンプ195を備えていても構わない。
オイルセパレータ1は、内燃機関Eの表面に取り付けられることが好ましい。この場合、オイルの排出は、内燃機関Eの振動によっても促進することが出来る。
本開示のオイルセパレータは、フィルタエレメントの詰りを抑制可能であり、車両用途に好適である。
E 内燃機関
1 オイルセパレータ
11 筐体
15 フィルタエレメント
19 負圧装置
195 ポンプ
C5 主排油路
C9 副排油路
P3 ドレン口

Claims (2)

  1. 内燃機関の周囲に取り付けられるオイルセパレータであって、
    オイルを含むガスが流入すると、前記ガスを通過させるが前記オイルを内部に捕捉するフィルタエレメントと、
    前記フィルタエレメントに捕捉されたオイルを排出するドレン口と、
    前記ドレン口の内部を負圧にする負圧装置と、
    を備えたオイルセパレータ。
  2. 前記ドレン口には、前記フィルタエレメントに捕捉されたオイルを前記内燃機関のオイル溜りに導く主排油路が接続され、
    前記負圧装置は、
    前記主排油路から分岐し、前記オイル溜りに流体連通する副排油路と、
    前記副排油路上に設けられたポンプと、を含む、
    請求項1に記載のオイルセパレータ。
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