JP2018192924A - 車両用情報提供装置 - Google Patents

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田村 繁明
Shigeaki Tamura
繁明 田村
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Abstract

【課題】車両の状態に配慮した運転支援が可能となり、ヒューマン・マシン・インターフェイスを向上させることが可能な車両用情報提供装置を提供する。
【解決手段】車両の各種状態を表示する情報表示部204と、この情報表示部204の制御を行う制御手段とを備え、制御手段は、車両の自動運転が開始したことを示す自動運転作動信号を検出すると、多重通信入出力端子を介して自動運転関連情報を取得するとともに、情報表示部204に表示される表示情報を車両の自動運転と関連のない非自動運転関連情報(所定情報)から自動運転関連情報(作動状態情報370)へと置き換えるべく、情報表示部204の制御を行うものである。
【選択図】図6

Description

本発明は、車両の利用者に各種情報を提供する車両用情報提供装置に関し、特に車両のアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)等の自動運転を支援することが可能な車両情報提供装置に関するものである。
従来より、この種の車両用情報提供装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載されているものが知られている。この特許文献1に記載の車両用情報提供装置は、車両の各種状態を車両状態情報として表示する液晶表示パネルからなる情報表示部と、この情報表示部の表示制御を行うマイクロコンピュータからなる制御手段とを備え、制御手段は、情報表示部を視認する視認者側とは反対側となる情報表示部の背後側(反視認者側)に位置する回路基板に実装される。この場合、情報表示部には、車速やエンジン回転数、残燃料、燃費、外気温、時刻等をはじめとする各種車両情報が表示される。
特開2014−74821号公報
ところで、近年、車両を自動運転させるための自動運転機能付き車両の実現化に向けた動きが高まりつつある。このような自動運転機能付き車両を想定した場合、自動運転機能が実行された条件下においては、上述した特許文献1に記載の情報表示部に前記各種車両情報だけではなく、自動運転に関する自動運転関連情報をも表示させ、自動運転機能付き車両を運転する利用者に前記各種車両情報と自動運転関連情報を提供する必要がある。
しかしながら、特許文献1の車両用情報提供装置では、自動運転機能が実行された際に自動運転関連情報を表示するような構成は想定されていないため、当然のことながら自動運転関連情報を表示する場合の情報表示部の表示形態(表示レイアウト)については検討されていない。
さらには、自動運転機能付き車両の場合、利用者は車両の状態を自動運転状態とするか手動運転状態とするかを適宜選択可能であり、常に、自動運転関連情報が車両用情報提供装置(前記制御手段)に入力されているとは限らないため、自動運転関連情報の車両用情報提供装置(前記制御手段)への入力の有無に応じて、情報表示部の表示形態(表示レイアウト)を調整する必要があり、車両の状態に配慮した運転支援を行う必要がある点で改良の余地が残されていた。
そこで、本発明は前述した改善点に着目し、車両の状態に配慮した運転支援が可能となり、ヒューマン・マシン・インターフェイスを向上させることが可能な車両用情報提供装置の提供を目的とするものである。
本発明は、車両の各種状態を少なくとも表示する情報表示部と、前記情報表示部の制御を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記車両の自動運転が開始したことを示す自動運転作動信号を検出すると、車両情報入力手段と多重通信入出力手段とのうち少なくとも一方を介して前記車両の自動運転に関連する自動運転関連情報を取得するとともに、前記情報表示部に表示される表示情報を前記車両の自動運転と関連のない非自動運転関連情報から前記自動運転関連情報へと置き換えるべく、前記情報表示部の制御を行うことを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段は、前記車両の自動運転が解除されたことを示す自動運転解除信号を検出したとしても、前記自動運転関連情報の前記情報表示部での表示が維持されるように前記情報表示部の制御を行うことを特徴とする。
また本発明は、前記制御手段は、前記車両の自動運転が解除されたことを示す自動運転解除信号を検出すると、前記情報表示部に表示されている前記自動運転関連情報を前記非自動運転関連情報へと置き換えるべく、前記情報表示部の制御を行うことを特徴とする。
本発明は、車両の状態に配慮した運転支援が可能となり、ヒューマン・マシン・インターフェイスを向上させることが可能な車両用情報提供装置を提供できる。
本発明の第1実施形態による車両用情報提供装置と各種電装品との接続状態を示すブロック図。 同実施形態による車両用情報提供装置を示す概略図。 同実施形態による車両用情報提供装置のブロック図。 同実施形態による運転モードに応じた自動運転関連情報の取得状態と情報表示部の画面遷移状態とを示すタイミングチャート。 同実施形態による時刻T1での情報表示部を示す図。 同実施形態による時刻T2での情報表示部を示す図。 同実施形態による時刻T3での情報表示部を示す図。 本発明の第2実施形態による運転モードに応じた自動運転関連情報の取得状態と情報表示部の画面遷移状態とを示すタイミングチャート。 同第2実施形態による時刻S3での情報表示部を示す図。
(第1実施形態)以下、図1〜図7に基づいて、本発明の第1実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示すブロック図であり、図1中、100は車両を示している。また101は車両用情報提供装置であり、ここでは車両用情報提供装置101は、車両に搭載された車両用計器とする。
車両用情報提供装置101は、車内に構築される伝送媒体としての車内LAN(多重通信ライン)102を介して、走行制御手段103と、車両の走行時に目的地への経路案内を行う機能を持つナビゲーション制御手段104とに接続されている。
また、図1中、周辺監視手段105は、自車両の周辺に存在する障害物を監視、検出する装置である。具体的には、周辺監視手段105は、カメラ、レーザー、ミリ波等を利用して、自車両の前方、後方、左側方、右側方の障害物を監視、検出を行うものである。各種アクチュエータ106は、自車両の制動を制御するためのブレーキアクチュエータ、自車両の操舵方向を制御するための操舵用電動アクチュエータ等で構成される。
走行制御手段103は、後述する操作手段からのADAS機能の1つであるACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)機能のオン情報を入手(取得)すると、周辺監視手段105と各種アクチュエータ106を用いて、自車両と当該自車両の前方を走行している先行車との間の車間距離を維持しながら走行するための制御や自動ブレーキ制御等を行う。また、詳細は後述するが、走行制御手段103は、自動運転(ここではACCとする)に関する情報を出力するものとする。なお、ACCは、SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)でレベル1に位置づけられる自動運転である。
図2は、車両の運転席に着座する車両の利用者(運転者)側から、車両用情報提供装置101を見たときの概略図を示しており、車両用情報提供装置101は、車両の各種状態を少なくとも表示する計器用ディスプレイとしての後述する情報表示部204を備えている。
図3は、車両用情報提供装置101のブロック図を示している。車両用情報提供装置101は、車両の各種状態に関する各情報(車両状態信号)の入出力を行う車両情報端子(車両情報入力手段)210及び多重通信入出力端子(多重通信入出力手段)211と、所定の操作手段213からの操作指示信号を入力可能な操作情報端子212と、車両インターフェース(車両I/F)手段201と、車両用情報提供装置101の制御を行う例えばマイクロコンピュータからなる制御手段202と、制御手段202の処理プログラムが格納されるフラッシュメモリやEEPROM等の不揮発性メモリからなる記憶手段203と、車両の利用者へ各種情報(車両の各種状態)を視覚的に報知する情報表示部204と車両の利用者へ各種情報(車両の各種状態)を聴覚的に報知する聴覚情報提供手段205とからなる報知手段206と、制御手段202の出力側に接続され、制御手段202からの指令信号に基づいて情報表示部204に対し表示駆動信号を出力する駆動手段207とを有している。
聴覚情報提供手段205は、制御手段202の出力側に接続された音/音声合成手段221と、この音/音声合成手段221からの出力信号(音/音声出力信号)を増幅するアンプ222と、このアンプ222からの増幅信号を出力するスピーカ等の発音体223とを備えている。ここで、発音体223は、車両が自動二輪車である場合に、当該自動二輪車に搭乗する搭乗者(利用者)が装着するヘルメットに収められたヘルメットスピーカであってもよい。
また、操作手段213は、車両の自動走行に関する各種操作を行うための操作入力部からなり、例えばステアリングに設置されたカーソルボタンや決定ボタン等を含む略十字キー型の操作入力部を適用でき、車両の利用者が操作手段213を操作することにより操作手段213から出力される操作指示信号は、操作情報端子212並びに車両インターフェース手段201を通じて制御手段202へと入力される。そして、この操作指示信号は、車内LAN102を介して走行制御手段103へも入力される。なお、操作手段213は、上述した十字キー型の操作入力部に代えてタッチパネル型の操作入力部を適用することも可能である。
次に、図4〜図7を用いて、車両の自動運転に関連する自動運転関連情報や車両の自動運転と関連のない非自動運転関連情報を情報表示部204に表示させる際の制御手段202の処理動作について説明する。
制御手段202は、図4に示す時刻T1において、車両の利用者が操作手段213(例えば操作手段213に備えられる図示しない自動運転作動スイッチ)をオン操作したことにより操作手段213から出力される操作指示信号(つまり後述する自動運転作動信号)は何ら受信(取得)していないものとする。
換言すれば、制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号として、後述する所定情報に対応した第1状態信号と走行制御手段103からの自動運転停止信号(自動運転制御が作動していないことを示す信号)とを受信(取得)する。
すると、制御手段202による制御のもと、情報表示部204には図5に示すような第1の表示モード(手動運転モード)M1に対応する表示情報(手動運転画面)が表示される。
ここで、自動運転関連情報が一切表示されない第1の表示モードM1において、制御手段202による制御のもと、情報表示部204には、車両状態情報として、車両の走行速度をアナログ的に表示する指針式車速表示部300、車両のエンジン回転数をアナログ的に表示する指針式回転数表示部310、燃料の残量をアナログ的に表示する指針式燃料残量表示部320、シフトポジションを表示するシフトポジション表示部330、車両の進行方向を示す方向指示表示部340、車両の平均燃費を表示する燃費表示部350、車両外部の気温を表示する外気温表示部360が表示される。
そして、この第1の表示モードM1において、情報表示部204に表示される指針式車速表示部300と指針式回転数表示部310と指針式燃料残量表示部320とシフトポジション表示部330と方向指示表示部340と燃費表示部350と外気温表示部360とでなる所定情報D1としての7つの情報は、情報表示部204に備えられる区分けされていない単一の表示領域R1に表示される。つまり、本例の場合、情報表示部204は、車両状態情報のうち所定情報D1(当該7つの情報)を表示する表示領域R1を備えた構成となっている。なお、この所定情報D1は、後述する特許請求の範囲の請求項1に記載されている(車両の自動運転と関連のない)非自動運転関連情報に相当する。
次に、制御手段202は、図4に示す時刻T2において、車両の利用者が操作手段213(例えば前記自動運転作動スイッチ)をオン操作したことにより操作手段213から出力される操作指示信号(つまり前記自動運転作動信号)を受信(取得)する。この自動運転作動信号は、車内LAN102を介して走行制御手段103へと伝送され、走行制御手段103による制御のもと、車両の自動運転制御が開始される。
そして、このように自動運転制御が開始されると、制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号として、前記第1状態信号と走行制御手段103からの自動運転関連情報(ここでは自動運転制御が作動していることを示す自動運転作動信号とする)とを受信(検出)する。ここで、本例の場合、当該自動運転関連情報は、所定情報D1とは異なる車両状態情報の他の情報D2として構成されているものとする。
すると、制御手段202は、上記のように自動運転制御が停止している自動運転停止状態から自動運転制御が作動している自動運転作動状態へと変化することに伴い、情報表示部204が表示領域R1を縮小した小領域R2と当該小領域R2を除いた残余領域R3とに分割されるように情報表示部204の表示領域分割処理を実行する(図6参照)。なお、当該表示領域分割処理が実行された状態の情報表示部204の表示形態を第2の表示モード(自動運転モード)M2と定義する。
そして、この第2の表示モードM2(表示領域分割処理)の実行時においては、情報表示部204は、区分けされた小領域R2、残余領域R3を有している。ここで、小領域R2は情報表示部204の下側に位置し、残余領域R3は情報表示部204の上側に位置しており、小領域R2と残余領域R3の大小関係については、小領域R2よりも残余領域R3の方が大きくなっている。
そして、制御手段202は、第2の表示モードM2(表示領域分割処理の実行時)において、小領域R2には所定情報D1の一部が簡略化情報として表示されるとともに残余領域R3には所定情報D1とは異なる車両状態情報の他の情報D2である自動運転関連情報が表示されるように情報表示部204の制御を行う。
具体的には、第2の表示モードM2では、制御手段202による制御のもと、第1の表示モードM1において、情報表示部204の表示領域R1に表示されていた前記7つの情報(所定情報D1)のうちの一部の情報(指針式車速表示部300をデジタル式に置き換えたデジタル式車速表示部301)と、車両の自動運転制御が作動していることを示すメッセージ表示400とが小領域R2に表示される。メッセージ表示400は、例えば「自動運転中」なる文字表示を適用することができる。
なお、第2の表示モードM2において、第1の表示モードM1のとき表示領域R1に表示されていた指針式回転数表示部310と指針式燃料残量表示部320とシフトポジション表示部330と方向指示表示部340と燃費表示部350と外気温表示部360は非表示状態となる。
また、このとき、制御手段202による制御のもと、第2の表示モードM2での残余領域R3に表示される自動運転関連情報(他の情報D2)は、車両の自動運転制御が作動していることを示す作動状態情報370と、車両走行時に目的地までの経路を案内するために表示される経路案内情報としてのナビゲーション情報(地図画像)380とで構成される。
作動状態情報370は、残余領域R3の下方側に表示され、例えば自動運転(ACC)が作動中であることを示すACC作動中表示371と、自車両を模式的に示す自車両マーク372と、ACCの設定車速を示すACC車速設定表示373と、自車両の前方を走行している先行車を模式的に示す先行車マーク374と、自車両が先行車の後方を追従して走行していることを模式的に示す矢印表示375とを含むように構成されている。
一方、ナビゲーション情報380は、例えば矢印画像381と、交差点名画像382と、目的地までの所要時間を示す時間画像383とを含むように構成されている。
このように本例の場合、制御手段202は、車両の自動運転が開始したことを示す前記自動運転作動信号を検出すると、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両の自動運転に関連する自動運転関連情報を取得するとともに、情報表示部204に表示される表示情報を前記非自動運転関連情報(所定情報D1)から自動運転関連情報(例えば作動状態情報370やナビゲーション情報380)へと置き換えるべく、情報表示部204の制御を行うものである。
なお、ナビゲーション情報380に地図画像を表示させるにあたって、走行制御手段103は、ナビゲーション制御手段104に対し、目的地までの地図画像の出力を指示する。そして、ナビゲーション制御手段104は、車内LAN102を介して地図画像を車両用情報提供装置101に伝送するものとする。ここで、この地図画像の伝送は、車内LAN102を用いるものに限定されるものではなく、例えば車両用情報提供装置101とナビゲーション制御手段104との間に地図画像伝送用の専用の伝送ラインを設けてもよい。
次に、制御手段202は、図4に示す時刻T3において、車両の利用者が操作手段213を誤って誤操作したことにより操作手段213から出力される操作指示信号としての後述する誤操作情報を受信(取得)する。
また、このとき、制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号として、前記第1状態信号と車両の自動運転制御が解除状態であることを示す前記誤操作情報としての自動運転解除信号とを受信(検出)する。
ここで、例えば車両の利用者がブレーキペダルを踏むか、利用者による操作手段213からの前記誤操作情報で自動運転制御をオフ状態(解除状態)とするか、車両の利用者がシートベルトの装着を解除する(外す)か、もしくは車両の利用者がステアリングを操作することを契機として、自動運転制御の作動条件を満たさない場合に、制御手段202は前記自動運転解除信号を検出する。以下では、利用者による操作手段213からの前記誤操作情報を受けて、制御手段202が前記自動運転解除信号を検出する構成を例に挙げて説明する。
つまり、このとき、利用者が操作手段213を誤操作したことにより操作手段213から出力される前記誤操作情報は、操作情報端子212並びに車両インターフェース手段201を通じて制御手段202へ入力される。そして、制御手段202が検出した前記誤操作情報は、車内LAN102を介して走行制御手段103へも入力される。走行制御手段103は、この前記誤操作情報を入手(取得)すると、自動運転制御を解除する。
そして、時刻T3において、制御手段202は、前記第1状態信号と前記自動運転解除信号とを受信し、これら前記第1状態信号、前記自動運転解除信号に基づいて、図7に示すような第3の表示モードM3(自動運転(解除)モード)に対応する表示情報が情報表示部204に表示されるように情報表示部204の表示制御を行う。
なお、この第3の表示モードM3の実行時において、小領域R2には、デジタル式車速表示部301が第2の表示モードM2の場合と同様に表示される。そして、第2の表示モードM2のときに小領域R2に表示されていた上述のメッセージ表示400は、車両の自動運転制御が解除したことを示す他のメッセージ表示410に切り替わる。他のメッセージ表示410は、例えば「自動運転解除中」なる文字表示を適用することができる。
また、このとき、制御手段202による制御のもと、第3の表示モードM3での残余領域R3に表示される自動運転関連情報(他の情報D2)は、車両のの自動運転制御が解除中であることを示す他の作動状態情報390と、矢印画像381と交差点名画像382と時間画像383とを含むナビゲーション情報380とで構成される。第3の表示モードM3でのナビゲーション情報380の表示形態は、第2の表示モードM2の場合と同じである。
他の作動状態情報390は、残余領域R3の下方側に表示され、例えば自車両を模式的に示す自車両マーク392と、ACCの設定車速を示すACC車速設定表示393と、自車両の前方を走行している先行車を模式的に示す先行車マーク394と、自車両が先行車の後方を追従して走行していることを模式的に示す矢印表示395とを含むように構成される。ここでは、自動運転制御が解除中であるため、上述したACC作動中表示371は非表示状態となり、また自車両マーク392と先行車マーク394と矢印表示395は点線表示される。
つまり、本例の場合、制御手段202は、車両の自動運転が解除されたことを示す前記自動運転解除信号を検出したとしても、自動運転関連情報(例えばナビゲーション情報380や自車両マーク、ACC車速設定表示、先行車マーク)の情報表示部204での表示が維持されるように情報表示部204の制御を行うものである。このように構成することにより、自動運転制御が作動状態から解除状態へと切り替わったとしても、情報表示部204の表示内容の変化が極力少なくなることから、利用者に与える表示の違和感を低減することができるという利点がある。
次に、制御手段202は、図4に示す時刻T4において、車両の利用者が操作手段213(前記自動運転作動スイッチ)を再度、オン操作したことにより操作手段213から出力される操作指示信号(前記自動運転作動信号)を受信する。この自動運転作動信号は、車内LAN102を介して走行制御手段103へと伝送され、走行制御手段103による制御のもと、車両の自動運転制御が再度、開始される。
そして、このように自動運転制御が再度、開始されると、制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号として、前記第1状態信号と走行制御手段103からの自動運転関連情報(前記自動運転作動信号)とを受信する。
すると、制御手段202は、自動運転制御が解除中の状態から自動運転制御が作動している自動運転作動状態へと再度、変化することに伴い、前記表示領域分割処理を実行し、情報表示部204には上述した第2の表示モードM2(図6)のときと同じ情報が表示される。
つまり、このとき、情報表示部204の残余領域R3には作動状態情報370とナビゲーション情報380とが表示され、情報表示部204の小領域R2にはデジタル式車速表示部301とメッセージ表示400とが表示される。
次に、制御手段202は、図4に示す時刻T5において、車両の利用者がステアリングを操作したことを示すステアリング操作信号を受信している。また、このとき、制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号として、前記第1状態信号と前記自動運転解除信号とを受信する。
そして、この時刻T5において、制御手段202は、車両の利用者がステアリングを操作することにより(つまり前記自動運転解除信号に基づいて)、自動運転モードから手動運転モードに移行したと判断し、情報表示部204の表示レイアウトが図5に示すような第1の表示モードM1に戻るように情報表示部204の表示制御を行う。
以上のように本実施形態では、制御手段202は、車両の自動運転が開始したことを示す前記自動運転作動信号を検出すると、多重通信入出力端子211を介して自動運転関連情報を取得するとともに、情報表示部204に表示される表示情報を車両の自動運転と関連のない非自動運転関連情報(例えば指針式回転数表示部310等を含む所定情報D1)から自動運転関連情報(例えば作動状態情報370)へと置き換えるべく、情報表示部204の制御を行うものである。
従って、自動運転関連情報(前記自動運転作動信号)の車両用情報提供装置101(制御手段202)への入力の有無に応じて、情報表示部204の表示形態(表示レイアウト)が調整される構成となる。これにより車両の状態に配慮した運転支援が可能となり、ヒューマン・マシン・インターフェイスを向上させることが可能な車両用情報提供装置を提供することができる。また、前記自動運転作動信号の制御手段202への入力の有無に応じて情報表示部204の表示レイアウトが調整されることで、情報表示部204に表示される情報量が必要最小限なものとなり、自動運転関連情報を分かり易く提示することができるという利点もある。
(第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態を図5、図6、図8、図9に基づいて説明するが、前述の第1実施形態と同一もしくは相当個所には同一の符号を用いてその詳細な説明は省略する。
この第2実施形態が、前記第1実施形態と異なる点は、前記誤操作情報が制御手段202へと入力されると、制御手段202は、車両の自動運転と関連のない非自動運転関連情報(所定情報D1)を情報表示部204に表示させるべく、情報表示部204の表示制御を行っている点にある。
以下、図5、図6、図8、図9を用いて、車両の自動運転に関連する自動運転関連情報や車両の自動運転と関連のない非自動運転関連情報を情報表示部204に表示させる際の制御手段202の処理動作について説明する。
制御手段202は、図8に示す時刻S1において、利用者が操作手段213(前記自動運転作動スイッチ)をオン操作したことにより操作手段213から出力される操作指示信号(前記自動運転作動信号)は何ら受信していないものとする。
すると、制御手段202による制御のもと、情報表示部204には上述した第1の表示モードM1(図5)に対応する表示情報が表示される。つまり、このとき、情報表示部204(表示領域R1)には上述した所定情報D1が表示される。
次に、制御手段202は、図8に示す時刻S2において、利用者が操作手段213(前記自動運転作動スイッチ)をオン操作したことにより操作手段213から出力される操作指示信号(前記自動運転開始信号)を受信する。この自動運転作動信号は、車内LAN102を介して走行制御手段103へと伝送され、走行制御手段103による制御のもと、車両の自動運転制御が開始される。
自動運転制御が開始されると、制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号として、前記第1状態信号と走行制御手段103からの前記自動運転作動信号とを受信する。すると、制御手段202は、自動運転制御が停止している自動運転停止状態から自動運転制御が作動している自動運転作動状態へと変化することに伴い、前記第1実施形態と同様に前記表示領域分割処理を実行する。
そして、この表示領域分割処理(つまり前記第1実施形態における図6に示す第2の表示モードM2)の実行時において、情報表示部204の残余領域R3には作動状態情報370とナビゲーション情報380とが表示され、情報表示部204の小領域R2にはデジタル式車速表示部301とメッセージ表示400とが表示される。
次に、制御手段202は、図8に示す時刻S3において、利用者が操作手段213を誤って誤操作したことにより操作手段213から出力される前記誤操作情報を受信する。
また、このとき、制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号として、前記第1状態信号と車両の自動運転制御が解除状態であることを示す前記誤操作情報としての自動運転解除信号とを受信する。
この利用者が操作手段213を誤操作したことにより操作手段213から出力される前記誤操作情報は、操作情報端子212並びに車両インターフェース手段201を通じて制御手段202へ入力される。そして、制御手段202が検出した前記誤操作情報は、車内LAN102を介して走行制御手段103へも入力される。走行制御手段103は、この前記誤操作情報を入手すると、自動運転制御を解除する。
そして、時刻S3において、制御手段202は、前記第1状態信号と前記自動運転解除信号とを受信し、これら前記第1状態信号、前記自動運転解除信号に基づいて、図9に示すような第4の表示モードM4(自動運転(解除)モード)に対応する表示情報が情報表示部204に表示されるように情報表示部204の表示制御を行う。
この第4の表示モードM4の実行時において、制御手段202による制御のもと、情報表示部204には、手動運転画面として、指針式車速表示部300と、指針式回転数表示部310と、指針式燃料残量表示部320と、シフトポジション表示部330と、方向指示表示部340とが表示される。これら5つの表示部300〜340の表示位置は、第1の表示モードM1での表示部300〜340の表示位置と同じ位置となっている。そして、情報表示部204の右下部分には、前記第1実施形態にて採用した車両の自動運転制御が解除したことを示す他のメッセージ表示410が表示される。
つまり、この第2実施形態の場合、制御手段202は、車両の自動運転が解除されたことを示す前記自動運転解除信号を検出すると、情報表示部204に表示されている自動運転関連情報(例えば作動状態情報370やナビゲーション情報380)を非自動運転関連情報(例えば指針式車速表示部300や指針式回転数表示部310、指針式燃料残量表示部320、シフトポジション表示部330、方向指示表示部340)へと置き換えるべく、情報表示部204の制御を行うものである。このように構成することにより、情報表示部204の表示内容の変化が大きくなり、利用者は自動運転制御が解除されたことを容易(直感的)に理解することができるという利点がある。
次に、制御手段202は、図8に示す時刻S4において、利用者が操作手段213(前記自動運転作動スイッチ)を再度、オン操作したことにより操作手段213から出力される操作指示信号(前記自動運転作動信号)を受信する。この自動運転作動信号は、車内LAN102を介して走行制御手段103へと伝送され、走行制御手段103による制御のもと、車両の自動運転制御が再度、開始される。
そして、このように自動運転制御が再度、開始されると、制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号として、前記第1状態信号と走行制御手段103からの前記自動運転作動信号とを受信する。
すると、制御手段202は、自動運転制御が解除中の状態から自動運転制御が作動している自動運転作動状態へと再度、変化することに伴い、前記表示領域分割処理を実行し、情報表示部204には上述した第2の表示モードM2(図6)のときと同じ情報が表示される。
つまり、このとき、情報表示部204の残余領域R3には作動状態情報370とナビゲーション情報380とが表示され、情報表示部204の小領域R2にはデジタル式車速表示部301とメッセージ表示400とが表示される。
次に、制御手段202は、図8に示す時刻S5において、利用者がステアリングを操作したことを示すステアリング操作信号を受信している。また、このとき、制御手段202は、多重通信入出力端子211(あるいは車両情報端子210)を介して車両状態信号として、前記第1状態信号と前記自動運転解除信号とを受信する。
そして、この時刻S5において、制御手段202は、利用者がステアリングを操作することにより(つまり前記自動運転解除信号に基づいて)、自動運転モードから手動運転モードに移行したと判断し、情報表示部204の表示レイアウトが図5に示すような第1の表示モードM1に戻るように情報表示部204の表示制御を行う。
以上のように、この第2実施形態によれば、制御手段202は、車両の自動運転が開始したことを示す前記自動運転作動信号を検出すると、情報表示部204に表示される表示情報を車両の自動運転と関連のない非自動運転関連情報(例えば所定情報D1)から自動運転関連情報(例えば作動状態情報370)へと置き換えるべく、情報表示部204の制御を行うものである。
従って、自動運転関連情報(前記自動運転作動信号)の車両用情報提供装置101(制御手段202)への入力の有無に応じて、情報表示部204の表示形態(表示レイアウト)が調整されるため、車両の状態に配慮した運転支援が可能となり、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、制御手段202は、多重通信入出力端子211あるいは車両情報端子210を介して自動運転関連情報を取得しているが、複数種の自動運転関連情報を車両情報端子210と多重通信入出力端子211とを介して取得してもよい。
本発明は、各種情報を表示する情報表示部を備えた車両用情報提供装置に関し、車両用情報提供装置は、車両情報を表示する車両用メータ(車両用計器)のみならず、車両に搭載されるナビゲーション装置やマルチディスプレイ装置等にも適用可能である。
101 車両用情報提供装置
102 車内LAN(伝送媒体)
103 走行制御手段
202 制御手段
204 情報表示部
210 車両情報端子(車両情報入力手段)
211 多重通信入出力端子(多重通信入出力手段)
213 操作手段
370 作動状態情報(自動運転関連情報)
380 ナビゲーション情報(自動運転関連情報)
390 他の作動状態情報(自動運転関連情報)
400 メッセージ表示
410 他のメッセージ表示
D1 所定情報
R1 表示領域
R2 小領域
R3 残余領域

Claims (3)

  1. 車両の各種状態を少なくとも表示する情報表示部と、前記情報表示部の制御を行う制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記車両の自動運転が開始したことを示す自動運転作動信号を検出すると、車両情報入力手段と多重通信入出力手段とのうち少なくとも一方を介して前記車両の自動運転に関連する自動運転関連情報を取得するとともに、
    前記情報表示部に表示される表示情報を前記車両の自動運転と関連のない非自動運転関連情報から前記自動運転関連情報へと置き換えるべく、前記情報表示部の制御を行うことを特徴とする車両用情報提供装置。
  2. 前記制御手段は、前記車両の自動運転が解除されたことを示す自動運転解除信号を検出したとしても、前記自動運転関連情報の前記情報表示部での表示が維持されるように前記情報表示部の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の車両用情報提供装置。
  3. 前記制御手段は、前記車両の自動運転が解除されたことを示す自動運転解除信号を検出すると、前記情報表示部に表示されている前記自動運転関連情報を前記非自動運転関連情報へと置き換えるべく、前記情報表示部の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の車両用情報提供装置。
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