JP2018190106A - 走行情報生成装置及び走行情報生成方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】渋滞が発生し得る区間周辺を走行する移動体の走行を制御することにより、渋滞の発生を防止することが可能な走行情報生成装置及び走行情報生成方法を提供する。【解決手段】走行情報生成装置10は、移動体による渋滞が発生する区間とされる渋滞発生区間に関する情報を含む渋滞関連情報を取得する渋滞関連情報取得部と、1の移動体MMから渋滞発生区間までの道のりが所定の道のり以下となった場合に、他の移動体MSに対して、他の移動体と前走車との距離である車間距離を第1車間距離とすべきことを示す第1指示情報を生成する指示情報生成部と、を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、走行情報生成装置に関し、特に、例えば、移動体の走行の制御に関する情報を生成する走行情報生成装置及び走行情報生成方法に関する。
従来、例えば、特開2002−99982号公報(特許文献1)に記載されるように、カーナビゲーションシステムによって設定された車両の通過予定経路を取得し、当該取得された通過予定経路に基づいて道路渋滞及び混雑を予測する道路交通管理方式が提案されている。この道路交通管理方式においては、渋滞または混雑が予測される場合に、個々の車両の通過予定経路を修正させて、渋滞を緩和する。
特開2002−99982号公報
上記特許文献1に記載されている道路交通管理方式によっては、個々の車両の通過予定経路を変更して、車両の集中を防止することで渋滞を緩和するものである。よって、渋滞が発生しやすい場所において、渋滞を積極的に防止することが困難であることが課題の一例として挙げられる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、例えば、渋滞が発生し得る区間において、当該渋滞が発生しやすい区間周辺を走行する移動体の走行を制御することにより、渋滞の発生を防止することが可能な走行情報生成装置及び走行情報生成方法を提供することを目的とする。
本発明の走行情報生成装置は、移動体による渋滞が発生する区間とされる渋滞発生区間に関する情報を含む渋滞関連情報を取得する渋滞関連情報取得部と、1の移動体から前記渋滞発生区間までの道のりが所定の道のり以下となった場合に、他の移動体に対して、前記他の移動体と前走車との距離である車間距離を第1車間距離とすべきことを示す第1指示情報を生成する指示情報生成部と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の走行情報生成方法は、渋滞関連情報取得部が、移動体による渋滞が発生する区間とされる渋滞発生区間に関する情報を含む渋滞関連情報を取得するステップと、指示情報生成部が、1の移動体から前記渋滞発生区間までの道のりが所定の道のり以下となった場合に、他の移動体に対して、前記他の移動体と前走車との距離である車間距離を第1車間距離とすべきことを示す第1指示情報を生成するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明のコンピュータプログラムは、コンピュータに、移動体による渋滞が発生する区間とされる渋滞発生区間に関する情報を含む渋滞関連情報を取得するステップと、1の移動体から前記渋滞発生区間までの道のりが所定の道のり以下となった場合に、他の移動体に対して、前記他の移動体と前走車との距離である車間距離を第1車間距離とすべきことを示す第1指示情報を生成するステップを実行させるコンピュータプログラムである。
本発明の実施例1である走行情報生成装置を含むネットワークの図である。 本発明の実施例1である走行情報生成装置の構成の一例を示すブロック図である。 渋滞情報テーブルの一例を示す図である。 走行制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 通常走行時の車列を示す図である。 渋滞発生区間手前における車列を示す図である。 渋滞緩和中の車列を示す図である。 渋滞解消後の車列を示す図である。 本発明の実施例1の方法及びシステムを実現するための動作ルーチンのフロー図である。 本発明の実施例1の方法及びシステムを実現するための動作ルーチンのフロー図である。 本発明の実施例1の方法及びシステムを実現するための動作ルーチンのフロー図である。
[1.装置構成及び動作]
以下に、本発明の実施例1である走行情報生成装置及び当該装置を用いた走行情報共有ネットワーク、並びに走行情報生成方法について添付図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施例1である走行情報生成装置10及び走行制御装置30を含む走行情報共有ネットワーク100を示している。
図1に示すように、走行情報共有ネットワーク100は、移動体の一例である自動車MMに搭載される走行情報生成装置10及び自動車MSに搭載される走行制御装置30を含んで構成されている。なお、以下の例においては、自動車MM及び自動車MSが自動運転機能を有する自動運転車である場合を例に説明する。本実施例において説明する際の自動運転機能は、例えば、前走車との車間距離を所定の距離に維持しつつ走行するACC(Adaptive Cruise Control/アダプティブ・クルーズ・コントロール)(定速走行・車間距離制御装置とも称される)を利用するものである。
走行情報生成装置10と走行制御装置30とは、Wi-Fi Direct(登録商標)等の近距離無線通信によって通信可能である。なお、走行情報生成装置10と走行制御装置30とは、例えば、ネットワークを介してTCP/IP等の通信プロトコルを用いて相互にデータの送受信が可能になっていてもよい。また、ネットワークは、例えば、移動体通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信を含むインターネット通信により構築されていてもよい。
図2に走行情報生成装置10の構成を示す。例えば、走行情報生成装置10はシステムバス11を介して、各部が接続された構成を有している。また、走行情報生成装置10は、自動車MM、MSのナビゲーションシステム(図示せず)と通信可能に構成されていてもよい。また、走行情報生成装置10は、自動車MM、MSのナビゲーションシステムの一部となっていてもよい。すなわち、走行情報生成装置10は、自動車MM、MSのナビゲーションシステムからナビゲーション情報を取得可能であってもよい。
以下に、システムバス11に接続されている各装置または各機能部について説明する。
大容量記憶装置13は、例えば、ハードディスク装置、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ等により構成されている。大容量記憶装置13はオペレーティングシステムや、端末用のソフトウェア等の各種プログラムを記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークを介して取得されるようにしてもよいし、記録媒体に記録されて各種ドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。すなわち、大容量記憶装置13に記憶される各種プログラム(後述する走行情報生成処理及び走行制御処理を実行するためのプログラムを含む)は、ネットワークを介して伝送可能であるし、また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して譲渡することが可能である。
大容量記憶装置13には、地図情報データベース(地図情報DB)13A及び渋滞情報データベース(渋滞情報DB)13Bが構築されている。地図情報データベース13Aは、道路地図を含む地図情報を保持しているデータベースである。また、渋滞情報データベース13Bは、道路上において渋滞が発生する可能性があるとされる区間(以下、単に渋滞発生区間とも称する)に関する情報を保持しているデータベースである。なお、地図情報データベース13Aは、道路の形状に関する情報を保持していてもよい。
図3は、渋滞情報データベース13Bに含まれている渋滞情報テーブルTBの一例である。図3に示すように、渋滞情報テーブルTBには、例えば、渋滞が発生する可能性が高い区間毎に、当該区間が含まれる道路名(一般道路名、高速道路名)、渋滞が発生する可能性が高い区間の始点終点のキロポスト情報、渋滞が発生する時間帯である渋滞時間帯、渋滞の深刻度、当該区間で発生する渋滞の原因となる道路形状が含まれている。
走行情報生成装置10においては、例えば、この渋滞情報データベース13Bに基づいて、走行情報が生成される。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)15A、ROM(Read Only Memory)15B、RAM(Random Access Memory)15C等により構成され、コンピュータとして機能する。そして、CPU15Aが、ROM15Bや大容量記憶装置13に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより各種機能を実現する。本実施例において、制御部15は、自車である自動車MMまたは周囲の他の車である自動車MSの走行制御に関する走行情報を生成する。
位置特定部17は、例えば、GPS(Global Positioning System)装置等の位置特定装置である。なお、位置特定部17は、走行情報生成装置10の位置ひいては自動車Mの位置が特定できる装置であればよく、例えば、近接する携帯電話網の基地局等に基づいて位置を特定可能な装置等、他の位置特定装置であってもよい。
車間情報取得部19は、例えば、自動車MMに搭載されているミリ波レーダ等のレーダ装置(図示せず)に接続されている。車間情報取得部19は、当該レーダ装置からの信号に基づいて自動車Mと自動車Mの前を走っている前走車との距離、すなわち車間距離を取得可能である。また、車間情報取得部19は、レーダ装置からの信号及び自車の速度等の情報から前走車の速度を算出することが可能であってもよい。
なお、車間情報取得部19は、自動車MMに搭載されかつ自動車MMの前方を撮影するカメラ(図示せず)に接続され、当該カメラの映像に基づいて車間距離を取得可能であってもよい。
出力部21は、例えば、制御部15からの命令に基づいて、画像を表示するディスプレイ及び/または音声を発するスピーカである。また、データ通信部23は、制御部15によって生成される走行情報を含む種々のデータを他の自動車MSに搭載されている走行制御装置30等の他の機器との間で送受信する。
走行制御部25は、エンジンECU、スロットルモータ、インジェクタ、ブレーキECU、ブレーキ油圧を調整する電磁弁、ブレーキ油圧を精製するポンプモータ等の自動車の走行に関する装置(図示せず)に接続されている。走行制御装置25は、これらを制御することで自動車MMの走行を制御する制御機能部である。自動車MMは、走行制御部25からの走行制御命令に基づいて走行することが可能である。なお、上述した自動運転機能は、走行制御部25による自動車MMの走行制御によって実現される。
走行制御部25は、制御部15において生成される走行情報に基づいて自動車MMの走行を制御する。当該走行情報は、渋滞情報データベース13Bからの渋滞発生区間情報、位置特定部17によって取得される位置情報、及び車間情報取得部によって取得される車間距離情報に基づいて生成される。
なお、走行制御部25は、自動車MMの操舵に関する装置であるステアリングECU、電動パワーステアリングシステムの電動モータ等の装置(図示せず)に接続され、これらを制御可能であってもよい。
図4に、走行制御装置30の構成を示す。走行制御装置30は、大容量記憶装置内に地図情報データベース13A及び渋滞情報データベース13Bが構築されていないこと、位置特定部23を有していないこと以外は、走行情報生成装置10とほぼ同一の構成を有している。
走行制御装置30はシステムバス31を介して、各装置が接続された構成を有している。また、走行制御装置30は、自動車MSのナビゲーションシステム(図示せず)と通信可能に構成されていてもよい。また、走行制御装置30は、自動車のナビゲーションシステムの一部となっていてもよい。すなわち、走行制御装置30は、自動車のナビゲーションシステムからナビゲーション情報を取得可能であってもよい。
以下に、システムバス31に接続されている各装置または各機能部について説明する。
大容量記憶装置33は、例えば、ハードディスク装置、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ等により構成されている。大容量記憶装置33はオペレーティングシステムや、端末用のソフトウェア等の各種プログラムを記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークを介して取得されるようにしてもよいし、記録媒体に記録されて各種ドライブ装置を介して読み込まれるようにしてもよい。すなわち、大容量記憶装置33に記憶される各種プログラム(後述する走行制御処理を実行するためのプログラムを含む)は、ネットワークを介して伝送可能であるし、また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して譲渡することが可能である。
制御部35は、CPU(Central Processing Unit)35A、ROM(Read Only Memory)35B、RAM(Random Access Memory)35C等により構成され、コンピュータとして機能する。そして、CPU35Aが、ROM35Bや大容量記憶装置13に記憶された各種プログラムを読み出し実行することにより各種機能を実現する。
車間情報取得部39は、例えば、自動車MSに搭載されているミリ波レーダ等のレーダ装置に接続されている。車間情報取得部39は、当該レーダ装置からの信号に基づいて自動車Mと自動車Mの前を走っている前走車との距離、すなわち車間距離を取得可能である。なお、車間情報取得部39は、自動車MSに搭載されかつ自動車MSの前方を撮影するカメラに接続され、当該カメラの映像に基づいて車間距離を取得可能であってもよい。
出力部41は、例えば、制御部35からの命令に基づいて、画像を表示するディスプレイ及び/または音声を発するスピーカである。また、データ通信部43は、種々のデータを他の自動車MMに搭載されている走行情報生成装置10等の他の機器との間で送受信する。例えば、データ通信部43は、走行情報生成装置10の制御部15において生成された走行情報を受信可能である。
走行制御部45は、エンジンECU、スロットルモータ、インジェクタ、ブレーキECU、ブレーキ油圧を調整する電磁弁、ブレーキ油圧を精製するポンプモータ等の自動車の走行に関する装置(図示せず)に接続されている。走行制御装置45は、これらを制御することで自動車MSの走行を制御する制御機能部である。自動車MSは、走行制御部45からの走行制御命令に基づいて走行することが可能である。なお、上述した自動運転機能は、走行制御部45による自動車MSの走行制御によって実現される。
走行制御部45は、走行情報生成装置10から受信された走行情報に基づいて自動車MSの走行を制御する。
なお、走行制御部45は、自動車MSの操舵に関する装置であるステアリングECU、電動パワーステアリングシステムの電動モータ等の装置(図示せず)に接続され、これらを制御可能であってもよい。
[走行情報共有ネットワーク100における動作]
図5乃至図8を参照して、上記した走行情報共有ネットワーク100における走行情報生成装置10及び走行制御装置30の動作及びそれによってもたらされる自動車MM及びMSの走行態様について、以下に説明する。
以下の説明において、自動車MM及びMSは、制限速度100km/hの高速道路を走行している場合を例に説明する。また、当該高速道路における通常時の推奨車間距離がG1(縦えば、100m)であるとして説明する。また、渋滞発生区間に渋滞発生の原因となるサグを含む区間が含まれている場合を例に説明する。
また、以下の説明においては、自動車MM及び自動車MSが自動車MMを先頭に一列の車列を組んでいるとする。また、自動車MSの前方には、先行車MFが走行しているとする。また、走行情報生成装置10の走行制御部23及び走行制御装置30の走行制御部43は、走行情報生成装置10の制御部15が生成する走行情報がない場合には、通常は推奨車間距離G1で走行するように自動車MM及び自動車MSを制御するとする。
図5は、渋滞発生区間から離れている場所を走っている場合の自動車MM、自動車MS及び先行車MFの走行態様を示している。この場合、自動車MMの走行情報生成装置10においては、何の情報も生成されない。よって、自動車MFを先頭に、自動車MM、自動車MSは、それぞれ推奨車間距離G1だけ離れて走行している。
図6は、自動車MMが、渋滞発生区間JSから所定の道のりDの地点Pに到達した際の、自動車MM、自動車MS及び先行車MFの走行態様を示している。自動車MMが地点Pに到達すると、走行情報生成装置10の制御部15は、走行情報として、車間距離を推奨車間距離よりもG1よりも大きい第1の車間距離としての拡大車間距離G2(例えば120m)に拡大すべきことを示す車間拡大を指示する車間拡大指示情報を生成する。この第1の指示情報としての車間拡大指示情報は、周囲の自動車MSに送信される。
制御部15において車間拡大指示情報が生成されると、走行制御部23は、自動車MMと先行車MFとの車間距離が拡大車間距離G2となるように自動車MMを制御する。また、走行制御装置30によって車間拡大指示情報が受信されると、走行制御部43は、自動車MSと当該車間拡大指示情報を受信した自動車MSとその前を走る車である前走車との車間距離が拡大車間距離G2となる等に自動車MSを制御する。
この結果、自動車MM及び自動車MSが渋滞発生区間JSに差し掛かる前に、通常よりも広い間距離が確保される。
図7は、先行車MFが渋滞発生区間に入り、速度が低下した場合の自動車MM、自動車MS及び先行車MFの走行態様を示している。図7は、一例として、先行車MFがサグ部分を走行中、上り坂に差し掛かり速度が低下した場合を示している。
上述の車間拡大指示情報が生成された後に、先行車MFの速度が所定値以上(例えば、30km/h)以上低下した場合、走行情報生成装置10の制御部15は、走行情報として、車間距離を拡大車間距離G2よりも小さい第2の車間距離としての縮小車間距離G3に縮小すべきことを指示する車間縮小指示情報を生成する。第2の指示情報としての車間縮小指示情報は、周囲の自動車MSに送信される。
この縮小車間距離G3は、通常は推奨車間距離G1よりも小さくされる。しかし、予想される渋滞の深刻度が小さい渋滞発生区間の手前を走行している場合には、推奨車間距離G1よりも縮小車間距離G2が大きく設定されてもよい。
制御部15において車間縮小指示情報が生成されると、走行制御部23は、自動車MMと先行車MFとの車間距離が縮小車間距離G3となるように自動車MMを制御する。また、走行制御装置30によって車間縮小指示情報が受信されると、走行制御部43は、自動車MSと当該車間縮小指示情報を受信した自動車MSとその前を走る車である前走車との車間距離がG3となるように自動車MSを制御する。
この車間距離の縮小制御においては、渋滞の誘発を防止すべく、可能な限り緩やかに速度を落とすように、自動車MM及び自動車MSの走行を制御することが好ましい。例えば、この車間距離の縮小制御においては、惰行またはエンジンブレーキを用いて減速が行われるのが好ましい。
この車間距離の縮小の結果、自動車MM及び自動車MSを含む車列において、自動車MFの速度の低下よりも、当該車列後方の自動車MSの速度の低下を緩やかにすることができる。これによって、自動車MM及び自動車MSを含む車列及びそれよりも後方を走行する自動車への渋滞の伝播を防止することが可能である。すなわち、自動車MM及び自動車MSを含む車列によって、渋滞発生の原因となる急激な速度低下の影響を吸収することが可能である。
図8は、先行車MFが渋滞発生区間を抜けて、速度を回復した場合の自動車MM、自動車MS及び先行車MFの走行態様を示している。図8は、一例として、先行車MFが上り坂を通過して平坦な区間に入り、速度を回復した場合を示している。
上述の車間縮小指示情報が生成された後に、渋滞発生区間を抜けて、先行車MFの速度が所定速度(例えば、制限速度または車間拡大指示が生成された際の速度)にまで回復した場合、走行情報生成装置10の制御部15は、走行情報として、車間距離を縮小車間距離G3よりも大きい第3の車間距離としての通常の推奨車間距離G1に戻すべきこと、すなわち車間距離を元の距離に復帰させるべきことを示す車間復帰指示情報を生成する。この、第3の指示情報としての車間復帰指示情報は、周囲の自動車MSに送信される。
なお、車間復帰指示情報は、渋滞発生区間を抜けたかまたは先行車MFの速度が所定速度にまで回復したか何れかの条件が満たされた際に生成されてもよい。この場合、渋滞発生区間を抜けた際には、走行情報として、車間距離を縮小車間距離G3よりも大きい第4の車間距離としての通常の推奨車間距離G1すべきこと、すなわち車間距離を元の距離に復帰させるべきことを示す第4の指示情報としての車間復帰指示情報を生成する。
なお、車間復帰指示情報によって支持される車間距離は、縮小車間距離G3よりも大きい距離であれば、推奨車間距離G1に限られない。道路状況によっては、推奨車間距離G1よりも小さい距離であってもよいし、推奨車間距離G1よりも大きい距離であってもよい。
制御部15において車間復帰指示情報が生成されると、走行制御部23は、自動車MMと先行車MFとの車間距離を推奨車間距離G1に戻すように自動車MMを制御する。また、走行制御装置30によって車間復帰指示情報が受信されると、走行制御部43は、自動車MSと当該車間復帰指示情報を受信した自動車MSとその前を走る車である前走車との車間距離を推奨車間距離G1に戻すように自動車MSを制御する。
なお、自動車MSは、車間復帰指示情報を受信してすぐに車間距離を推奨車間距離G1とせず、自動車MMとの距離に応じて、車間距離を推奨車間距離G1に戻すタイミングを遅らせてもよい。例えば、図8に示すように車間復帰指示情報を受信した際の自動車MMとの距離分だけ進行した際に、渋滞発生区間を抜けるタイミングで車間距離を推奨車間距離G1に戻すこととしてもよい。
なお、上記指示情報は、自動車MMから所定の距離内に位置している自動車MSのみに選択的に送信されることとしてもよい。
上述のように、渋滞発生が予想される渋滞発生区間の前において、車列に含まれる自動車間の車間距離を広げておくことで、渋滞発生の原因となる速度の低下があった際に、当該速度の低下の伝播を緩やかなものにすることができる。すなわち、渋滞発生区間前に、車間距離を広げることで、速度低下を緩やかにするためのバッファを、車間を広げることで確保し、渋滞発生の原因となる速度の低下による影響を、当該大きく確保した吸収することが可能である。この結果、渋滞発生区間における渋滞の発生を防止することが可能である。
[走行情報生成ルーチン]
図9に、上記した渋滞発生防止のための走行情報を生成するために、走行情報生成装置10において実行されるルーチンの一例である走行情報生成ルーチンR1を示す。
走行情報生成ルーチンR1は、例えば、自動車MMのエンジンの始動によって開始されて繰り返し実行されてもよい。
走行情報生成ルーチンR1が開始されると、まず、制御部15は、渋滞発生区間に接近しているか否かを判定する(ステップS11)。この判定は、渋滞情報データベース13B内の渋滞情報テーブルTBを参照して、渋滞発生区間までの道のりが所定距離以下であるか否かでなされ得る。ステップS11において、制御部15は、渋滞関連情報取得部として機能する。
なお、渋滞情報テーブルTBを参照し、渋滞時間帯以外の時間帯については、渋滞発生区間として取り扱わないこととしてもよい。また、渋滞深刻度が低い区間については渋滞発生区間として取り扱わないこととしてもよい。例えば、渋滞深刻度が「低」の区間については、渋滞発生区間として取り扱わないこととしてもよい。
なお、渋滞発生区間を地図情報データベース13Aに含まれる地図情報から取得することとしてもよい。例えば、地図情報から、合流、車線減少またはサグ等の道路形状を特定し、これらの形状を有する地点とこれらの地点から一定の距離手前の地点までの間を渋滞発生区間として特定してもよい。
ステップS11において、渋滞発生区間に接近していると判定される(ステップS11:YES)と、制御部15は、車間拡大指示情報を生成して、これを周囲の自動車に向けて送信する(ステップS12)。ステップS11において、渋滞発生区間に接近していないと判定される(ステップS11:NO)と、ルーチンR1は終了する。ステップS11及びステップS12において、制御部15は、指示情報生成部として機能する。
ステップS12が終了すると、自動車MMの前走車すなわち上記図5乃至8の説明における先行車MFの速度が低下したか否かが判定される(ステップS13)。この判定は、前走車の速度が所定値以上(例えば、30km/h)低下したか否かでなされ得る。
ステップS13において、前走車の速度が低下していると判定される(ステップS13;YES)と、制御部15は、例えば、渋滞の原因事象が発生したとして、車間縮小指示情報を生成して、これを周囲の自動車に向けて送信する(ステップS14)。ステップS13及びステップS14において、制御部15は、指示情報生成部として機能する。
ステップS14が終了すると、制御部15は、自動車MMの前走車の速度が回復したか否かを判定する(ステップS15)。この判定は、自動車MMの前走車の速度が、現在走行中の道路の制限速度となったかまたは車間拡大指示情報生成時の速度にまで回復したかでなされてもよい。
ステップS15において、前走車の速度が回復したと判定される(ステップS15:YES)と、制御部15は、例えば、渋滞が解消したとして、車間復帰指示情報を生成して、これを周囲の自動車に向けて送信する(ステップS16)。ステップS15において、前走車の速度が回復していないと判定される(ステップS15:NO)と、制御部15は、例えば、未だ渋滞が解消していないとして、所定時間をおいて再度ステップS15を実行する。
ステップS13において、前走車の速度が低下していないと判定される(ステップS13:NO)と、制御部15は、渋滞発生区間を通過したか否かを判定する(ステップS17)。この判定は、渋滞情報テーブルTBに基づいて、自動車MMが渋滞発生区間を通り抜けた否かを判定することでなされてもよい。
ステップS17において、渋滞発生区間を通過していないと判定される(ステップS17:NO)と、制御部15は、例えば、渋滞の原因事象の発生に備えるべきとして、再度ステップS13を実行する。ステップS17において、渋滞発生区間を通過したと判定される(ステップS17:YES)と、制御部15は、例えば、もはや渋滞の原因事象の発生に備える必要は無いとして、車間復帰指示情報を生成して周囲の自動車に送信する(ステップS16)。ステップS15及びステップS16において、制御部15は、指示情報生成部として機能する。
ステップS16の実行後、走行情報生成ルーチンR1は終了する。
なお、上記走行情報生成ルーチンR1において、車間縮小指示情報が生成された(ステップSS14)後、自動車MMの前走車の速度が回復した際に車間復帰指示情報を生成する(ステップS16)場合を例に説明した。しかし、上記説明したように、前走車の速度が回復しなくとも自動車MMが渋滞発生区間を抜けた際に、車間復帰指示情報を生成することとしてもよい。
図10に、自動車MMの前走車が速度を回復したかまたは自動車MMが渋滞発生区間を抜けたことにより車間復帰指示情報を生成する場合のルーチンの一例として、走行情報生成ルーチンR1Aを示す。
走行情報生成ルーチンR1Aは、ステップS15の判定の後にステップS15.5が実行される以外、走行情報生成ルーチンR1と同一である。従って、ステップS15、ステップS15.5及びステップS16における処理以外については、説明を省略する。
走行情報生成ルーチンR1Aでは、ステップS15において、前走車の速度が回復したと判定される(ステップS15:YES)と、制御部15は、例えば、渋滞が解消したとして、第3の指示情報としての車間復帰指示情報を生成して、これを周囲の自動車に向けて送信する(ステップS16)。
ステップS15において、前走車の速度が回復していないと判定される(ステップS15:NO)と、制御部15は、渋滞発生区間を通過したか否かを判定する(ステップS15.5)。この判定は、渋滞情報テーブルTBに基づいて、自動車MMが渋滞発生区間を通り抜けた否かを判定することでなされてもよい。
ステップS15.5において、渋滞発生区間を通過したと判定される(ステップS15.5:YES)と、制御部15は、例えば、じきに渋滞が解消することが予期されるとして、第4の指示情報としての車間復帰指示情報を生成して、これを周囲の自動車に向けて送信する(ステップS16)。
ステップS15.5において、渋滞発生区間を通過していないと判定される(ステップS15.5:NO)と、制御部15は、例えば、渋滞状態が継続すると予想されるとして、所定時間をおいて再度ステップS15を実行する。
[走行制御ルーチン]
図11に、上記した渋滞発生防止のための走行情報に基づいて走行を自動車MM及び自動車MSの走行を制御するために、走行情報生成装置10及び走行制御装置30において実行されるルーチンの一例である走行制御ルーチンR2について説明する。
走行制御ルーチンR2は、例えば、ユーザが走行情報生成装置10または走行制御装置30のタッチパネル又はボタン等の操作入力部(図示せず)への自動運転の開始を指示する操作を行うことで開始されて繰り返し実行される。
走行制御ルーチンR2が開始されると、制御部15または制御部35は、まず車間拡大指示情報が受信されたか否かを判定する(ステップS21)。この車間拡大指示は、上記走行情報生成ルーチンのステップS12において、走行情報生成装置10によって生成されるものである。この判定は、例えば、制御部35においては、データ通信部33を介して車間拡大指示が受信されたか否かでなされる。制御部15においては、走行情報生成装置10において車間拡大指示情報が生成された場合に、車間拡大指示情報が受信されたと判定してもよい。
以下の説明においては、走行制御装置30の動作について主に説明する。しかし、走行制御装置30と同様の制御が、走行情報生成装置10においても行われる。
例えば、走行制御装置30において制御部35によってなされる処理は、走行情報生成装置10の制御部15によってなされる。例えば、以下に説明する車間縮小指示情報または車間回復指示情報を受信したか否かの判定処理においては、走行情報生成装置10の制御部35は、各指示情報が受信されたか否かの判定に代えて、各指示情報が生成されたか否かを判定する。
また、走行制御装置30の車間情報取得部39によってなされる処理は走行情報生成装置10の車間情報取得部19によってなされる。また、走行制御装置30の走行制御部45によってなされる処理は、走行情報生成装置10の走行制御部25によってなされる。また、走行制御装置30の出力部41によってなされる処理は、走行情報生成装置10の出力部21によってなされる。
ステップS21において、車間拡大指示情報が受信されていないと判定される(ステップS21:NO)と、ルーチンR2は終了する。車間拡大指示情報が受信されたと判定される(ステップS21:YES)と、車間拡大動作が実行される(ステップS22)。この車間拡大動作は、自動車MSの前走車の速度を車間情報取得部39から取得し、走行制御部45に当該速度に基づいて自動車MSの走行動作を制御させることで行われる。
具体的には、例えば、まず前走車の速度を下回る速度に自動車MSを減速するように制御を行い、所定の車間距離に到達した後に、前走車の速度まで速度を回復する制御が行われる。この車間拡大動作の際の減速は、例えば、エンジンブレーキによってまたは惰行によって、緩やかに行われるのが好ましい。
なお、複数の自動車MM及び自動車MSが連なって車列を形成して走行している場合、前方の自動車MMと自動車MSとが互いに通信して、車間拡大動作の実行タイミングを調整してもよい。例えば、自動車MMから車間拡大指示情報が送信された後に、車列の先頭の自動車から順に車間拡大動作を実行することとしてもよい。
また、車間拡大指示情報が受信された際に、出力部41によって、車間を拡大すべき旨の情報表示または音声による案内がなされてもよい。
ステップS22が実行された後、制御部35は、車間縮小指示が受信されたか否かを判定する(ステップS23)。この車間縮小指示は、上記走行情報生成ルーチンのステップS14において、走行情報生成装置10によって生成されるものである。この判定は、例えば、制御部35においては、データ通信部33を介して車間拡小指示が受信されたか否かでなされる。
ステップS23において車間縮小指示が受信されたと判定すると、制御部35は、車間縮小動作を実行する(ステップS24)。この車間縮小動作は、自動車MSの前走車の速度を車間情報取得部39から取得し、走行制御部45に当該速度に基づいて自動車MSの走行動作を制御させることで行われる。
具体的には、例えば、まず速度を保ちながらまたは前走車の速度を下回らない程度に減速しつつ車間距離を縮小して所定の車間距離に到達した後に、前走車の速度まで速度を回復する制御が行われる。この車間拡大動作の際の減速は、例えば、エンジンブレーキによってまたは惰行によって、緩やかに行われるのが好ましい。
なお、ステップS22の車間拡大動作の場合と同様に、複数の自動車MM及び自動車MSが連なって車列を形成して走行している場合、前方の自動車MMと自動車MSとが互いに通信して、車間縮小動作の実行タイミングを調整してもよい。例えば、自動車MMから車間縮小指示情報が送信された後に、車列の先頭の自動車から順に車間縮小動作を実行することとしてもよい。
また、車間縮小指示情報が受信された際に、出力部41によって、車間を縮小すべき旨の情報表示または音声による案内がなされてもよい。
ステップS23において、車間縮小指示情報が受信されていないと判定される(ステップS23:NO)かまたはステップS24が終了すると、制御部35は、車間復帰指示情報を受信したか否かを判定する(ステップS25)。この車間復帰指示情報は、上記走行情報生成ルーチンのステップS16において、走行情報生成装置10によって生成されるものである。この判定は、例えば、制御部35においては、データ通信部33を介して車間拡大指示情報が受信されたか否かでなされる。
ステップS25において車間復帰指示情報が受信されていないと判定される(ステップS25:NO)と、ステップS23が再度実行される。すなわち、車間復帰指示情報が受信されるまで、ステップS23〜S25の処理が繰り返し行われる。
ステップS25において車間復帰指示情報が受信されたと判定される(ステップS25:YES)と、制御部35は、車間復帰動作を実行する(ステップS26)。この車間復帰動作は、自動車MSの前走車の速度を車間情報取得部39から取得し、走行制御部45に当該速度に基づいて自動車MSの走行動作を制御させることで行われる。
この車間復帰動作は、車間縮小指示情報を受信した後に行う場合と、車間縮小指示情報を受信せずに行う場合とで態様が異なる。車間縮小指示情報を受信した後に、車間復帰動作を実行する場合、具体的には、例えば、まず速度を保ちながらまたは前走車の速度を上回らない程度に加速しつつ車間距離を拡大して所定の車間距離に到達した後に、前走車の速度または制限速度まで速度を増加する制御が行われる。
また、車間縮小指示情報を受信せずに車間復帰動作を実行する場合、具体的には、例えば、前走車の速度を上回るまで加速し、車間距離を縮小させて所定の車間距離に到達した後に、前走車の速度と同一の速度となるように減速する制御が行われる。
なお、ステップS22の車間拡大動作及びステップS24の車間縮小動作の場合と同様に、複数の自動車MM及び自動車MSが連なって車列を形成して走行している場合、前方の自動車MMと自動車MSとが互いに通信して、車間縮小動作の実行タイミングを調整してもよい。例えば、自動車MMから車間復帰指示情報が送信された後に、車列の先頭の自動車から順に車間復帰動作を実行することとしてもよい。
また、車間復帰指示情報が受信された際に、出力部41によって、車間を元の距離に復帰させるべき旨の情報表示または音声による案内がなされてもよい。
ステップS26において、車間復帰動作が実行された後、走行制御ルーチンR2が終了する。
上記実施例においては、自動車MM及び自動車MSが自動運転で走行する場合を例に説明し、指示情報が走行制御装置30によって受信されると、車間距離を調整するための自動車の走行制御が自動的に行われるとした。しかし、指示情報が走行制御装置30に受信された場合に、自動車の自動的な走行制御が行われなくともよい。例えば、指示情報が走行制御装置30によって受信された際に、自動的な走行制御が行われずに、出力部41による情報表示または音声案内等のみが行われることとしてもよい。
この場合、出力部41による情報表示または音声案内を受けたドライバが手動運転で車間を調整することが可能である。
また、上記説明においては、車列の先頭車が走行情報生成装置10を搭載する自動車MMである場合を例に挙げたが、自動車MMが車列の任意の位置あってもよい。その場合、例えば、車列の先行車MFの速度低下及び速度回復等の情報を含む走行情報が自動車MM以外の自動車MSによって検知され、自動車MMに搭載されている走行情報生成装置10に通知されてもよい。この場合、当該走行情報に基づいて、走行情報生成装置10が指示情報を生成してもよい。
また、車列の複数の自動車が走行情報生成装置10を搭載していてもよい。言い換えれば、車列のうちの少なくとも1つの自動車が走行情報生成装置10を搭載していればよい。車列の複数の自動車が走行情報生成装置10を搭載している場合、互いに重複して指示情報を送信しないようになされてもよい。例えば、走行情報生成装置10が互いに通信を行い、車列の先頭または車列の先頭に一番近い走行情報生成装置10のみが指示情報を送信するようになされてもよい。
上記実施例においては、渋滞情報テーブルTBに基づいて渋滞発生区間を特定する場合を例に説明した。しかし、渋滞発生区間を地図情報データベース13Aに含まれる地図情報から取得することとしてもよい。例えば、地図情報から、合流地点、車線減少地点またはサグ地点を特定し、これらの地点とこれらの地点から一定の距離手前の地点までの間を渋滞発生区間として特定してもよい。
上述した実施例における機器、装置の構成、ルーチン、または表示もしくは入力の態様等は、例示に過ぎず、用途等に応じて、適宜選択または変更することができる。
10 走行情報生成装置
30 走行制御装置
11,31 システムバス
13,33 大容量記憶装置
15,35 制御部
17 位置特定部
19,39 車間情報取得部
21,41 出力部
23,43 データ通信部

Claims (7)

  1. 移動体による渋滞が発生する区間とされる渋滞発生区間に関する情報を含む渋滞関連情報を取得する渋滞関連情報取得部と、
    1の移動体から前記渋滞発生区間までの道のりが所定の道のり以下となった場合に、他の移動体に対して、前記他の移動体と前走車との距離である車間距離を第1車間距離とすべきことを示す第1指示情報を生成する指示情報生成部と、
    を含むことを特徴とする走行制御情報生成装置。
  2. 前記指示情報生成部は、前記第1指示情報を生成した後に前記1の移動体の前走車が減速した際に、前記他の移動体に対して前記車間距離を前記第1の車間距離よりも小さい第2車間距離とすべきことを示す第2指示情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の走行制御情報生成装置。
  3. 前記指示情報生成部は、前記第2指示情報を生成した後に、前記1の移動体の前走車の速度が所定速度以上となった際に、前記他の移動体に対して前記車間距離を前記第2車間距離以上の第3車間距離とすべきことを示す第3指示情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の走行制御情報生成装置。
  4. 前記指示情報生成部は、前記第2指示情報を生成した後に、前記1の移動体が前記渋滞発生区間を抜けた際に、他の移動体に対して前記車間距離を前記第2車間距離以上の第4車間距離とすべきことを示す第4指示情報を生成することを特徴とする請求項2または3に記載の走行制御情報生成装置。
  5. 前記渋滞関連情報取得部は、道路形状に基づいて前記渋滞関連情報を取得することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の走行情報生成装置。
  6. 渋滞関連情報取得部が、移動体による渋滞が発生する区間とされる渋滞発生区間に関する情報を含む渋滞関連情報を取得するステップと、
    指示情報生成部が、1の移動体から前記渋滞発生区間までの道のりが所定の道のり以下となった場合に、他の移動体に対して、前記他の移動体と前走車との距離である車間距離を第1車間距離とすべきことを示す第1指示情報を生成するステップと、
    を含むことを特徴とする走行情報生成方法。
  7. コンピュータに、
    移動体による渋滞が発生する区間とされる渋滞発生区間に関する情報を含む渋滞関連情報を取得するステップと、
    1の移動体から前記渋滞発生区間までの道のりが所定の道のり以下となった場合に、他の移動体に対して、前記他の移動体と前走車との距離である車間距離を第1車間距離とすべきことを示す第1指示情報を生成するステップと、を実行させるコンピュータプログラム。
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