JP2018189574A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018189574A
JP2018189574A JP2017093780A JP2017093780A JP2018189574A JP 2018189574 A JP2018189574 A JP 2018189574A JP 2017093780 A JP2017093780 A JP 2017093780A JP 2017093780 A JP2017093780 A JP 2017093780A JP 2018189574 A JP2018189574 A JP 2018189574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric element
electronic component
arm
displacement
driving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017093780A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6892650B2 (ja
Inventor
世傑 徐
Seiketsu Jo
世傑 徐
矢野 健
Takeshi Yano
健 矢野
昭雄 矢野
Akio Yano
昭雄 矢野
和夫 八鍬
Kazuo Yakuwa
和夫 八鍬
弘明 青島
Hiroaki Aoshima
弘明 青島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Weld Co Ltd
Mechano Transformer Corp
Original Assignee
Tokyo Weld Co Ltd
Mechano Transformer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Weld Co Ltd, Mechano Transformer Corp filed Critical Tokyo Weld Co Ltd
Priority to JP2017093780A priority Critical patent/JP6892650B2/ja
Publication of JP2018189574A publication Critical patent/JP2018189574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6892650B2 publication Critical patent/JP6892650B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】高速動作が可能な圧電素子を用いて電子部品の処理に用いる作用子を実用的なストロークで駆動させることができ、圧電素子の熱膨張やクリープによる作用子の位置ずれを抑制することができる駆動装置を提供する。【解決手段】作用子60を駆動する駆動装置1は、同じ方向に伸縮変位するように並列に配置された第1および第2の圧電素子2、3と、これらの変位を拡大し、拡大された変位を出力する変位拡大機構10と、第1および第2の圧電素子2、3を伸縮駆動させる駆動部30とを備える。変位拡大機構10は、第1および第2の圧電素子2、3の一端を固定する固定部材11と、第1および第2のアーム16、19とを有し、駆動部30は、第1および第2の圧電素子2、3が互いに反対方向に繰り返し変位するように電圧を印加し、第1および第2のアーム16、19が同方向にほぼ同一量の変位で揺動して、作用子60に拡大された繰り返し変位が与えられる。【選択図】図1

Description

本発明は、チップ状の電子部品を処理する電子部品処理装置において電子部品の処理に用いる作用子を駆動する駆動装置に関する。
チップ状の電子部品は、テーピング装置によりテーピングされ、テープから基板上に実装されるが、テーピング装置においては、テーピング前の電子部品の特性が測定され、その後、電子部品のテーピングが行われる。
テーピング装置において用いられる、電気部品の特性を測定する測定装置としては、測定プローブを駆動装置により駆動させて、ターンテーブルにより順次に搬送されてくるチップ状の電子部品に接触させることにより電気特性を測定するものが用いられている。測定プローブを駆動させる駆動装置としては、揺動可能に設けられた揺動アームに測定プローブを保持し、電磁コイルを有する駆動機構により揺動アームを揺動させて、測定プローブを測定位置と退避位置との間で移動させるものが知られている(例えば特許文献1、2)。
また、測定装置として、他に、測定プローブを固定し、吸着ノズルに電子部品を吸着させ、電子部品を吸着した吸着ノズルを、電磁コイルを有する駆動装置で駆動して電子部品の電極を測定プローブに接触させるタイプのものも用いられている(例えば特許文献3)。
さらに、テーピング装置において、電子部品をテーピングする際に、吸着ノズルに電子部品を吸着させ、電磁コイルを有する駆動装置で吸着ノズルを駆動して電子部品をテープに挿入する装置も知られている(例えば特許文献4)。
このように、テーピング装置においては、電磁コイルにより作用子を駆動する駆動装置が多用されているが、このような駆動装置は高速化が要求されており、従来の電磁コイルを用いた駆動装置では、高速化も限界に達している。
このような高速化に対応した駆動装置として、積層型の圧電素子を用いた圧電アクチュエータを用いて作用子としてのプローブを圧電素子の変位方向に進退移動させるものが提案されている(例えば、特許文献5)。
特開2001−249167号公報 特開2001−249167号公報 特開2002−286796号公報 特開平9−298398号公報 特開2009−229249号公報
しかしながら、圧電素子は、発生する変位が数μmから数十μmと極めて小さい。このため、上記特許文献5に示されたように圧電素子の駆動方向に作用子を移動させる場合には、必要なストロークを得るために圧電素子として極めて長いものが必要となり、実用的ではない。
また、周囲の温度に変化があった場合や、圧電素子を高い頻度で駆動して圧電素子自身からの自己発熱によって温度が上昇する場合に、圧電素子の熱膨張により、作用子の初期位置が変化することがある。
また、圧電素子には、ステップ状の電圧や一定の電圧等を印加した後、時間経過とともに、伸び量が安定せず変化してしまうクリープと称する現象が生じる。クリープは、クローズドループ制御の場合は補正することができるが、オープンループ制御では補正することができない。
このように圧電素子の熱膨張やクリープにより作用子の位置がずれると、作用子を高精度で駆動することが困難になる場合がある。
したがって、本発明は、高速動作が可能な圧電素子を用いて電子部品の処理に用いる作用子を実用的なストロークで駆動させることができ、圧電素子の熱膨張やクリープによる作用子の位置ずれを抑制することができる駆動装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の(1)〜(9)を提供する。
(1)チップ状の電子部品を処理する電子部品処理装置において電子部品の処理に用いる作用子を駆動する駆動装置であって、
同じ方向に伸縮変位するように並列に配置され、それぞれ対応する位置に第1の端部および第2の端部を有する第1の圧電素子および第2の圧電素子と、
前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子の変位を拡大し、拡大された変位を出力する変位拡大機構と、
前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に電圧を印加して、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子を伸縮駆動させる駆動部と
を備え、
前記変位拡大機構は、
中央に凹部を有するU字状をなし、その底部に前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子の前記第1の端部を固定する固定部材と、
前記固定部材の前記凹部を挟んで一方側の側部および前記第1の圧電素子の前記第2の端部に、前記第1の圧電素子の伸縮により前記第1の圧電素子の伸縮方向と直交する方向に揺動可能に接続された第1のアームと、
前記固定部材の前記凹部を挟んで他方側の側部および前記第2の圧電素子の前記第2の端部に、前記第2の圧電素子の伸縮により前記第2の圧電素子の伸縮方向と直交する方向に揺動可能に接続された第2のアームと
を有し、
前記第1のアームと前記第2のアームの先端部に前記作用子が接続され、
前記駆動部は、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子が互いに反対方向に所定の量で繰り返し変位するように前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に電圧を印加し、これにより前記第1のアームと前記第2のアームが同方向にほぼ同一量の変位で揺動して、前記作用子に拡大された繰り返し変位が与えられることを特徴とする駆動装置。
(2)前記駆動部は、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子の第1の端子に、前記駆動部の出力電圧を印加し、前記第1の圧電素子の第2の端子に前記駆動部の最小電圧を印加し、前記第2の圧電素子の前記第2の端子に前記駆動部の最大電圧を印加する駆動回路を有することを特徴とする(1)に記載の駆動装置。
(3)前記第1のアームは、それぞれ可撓性を有するヒンジを介して前記固定部材の前記一方側の側部および前記第1の圧電素子の前記第2の端部に接続され、前記第2のアームはそれぞれ可撓性を有するヒンジを介して前記固定部材の前記他方側の側部および前記第2の圧電素子の前記第2の端部に接続されていることを特徴とする(1)または(2)に記載の駆動装置。
(4)前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に対して、それぞれ伸縮方向に圧縮力を与える第1の与圧機構および第2の与圧機構をさらに有することを特徴とする(1)から(3)のいずれかに記載の駆動装置。
(5)前記第1の圧電素子の前記第2の端部には、第1のキャップ部材が取り付けられ、前記第1のアームは、前記第1のキャップ部材と前記ヒンジにより連結され、
前記第2の圧電素子の前記第2の端部には、第2のキャップ部材が取り付けられ、前記第2のアームは、前記第2のキャップ部材と前記ヒンジにより連結されていることを特徴とする(1)から(4)のいずれかに記載の駆動装置。
(6)前記第1のキャップ部材および前記第2のキャップ部材は、それぞれ可撓性を有するヒンジを介して連結部材により連結されていることを特徴とする(5)に記載の駆動装置。
(7)前記電子部品処理装置は、電子部品の特性の測定を行うための測定装置であり、前記作用子は、前記電子部品に接触されて特性を測定するための測定プローブであることを特徴とする(1)から(6)のいずれかに記載の駆動装置。
(8)前記電子部品処理装置は、電子部品の特性の測定を行うための測定装置であり、前記作用子は、前記電子部品を吸着するための吸着ノズルであり、前記吸着ノズルに吸着された電子部品が特性を測定するための測定プローブに接触されることを特徴とする(1)から(6)のいずれかに記載の駆動装置。
(9)前記電子部品処理装置は、電子部品をテーピングする際に電子部品をキャリアテープに挿入する挿入装置であり、前記作用子は、前記電子部品を吸着するための吸着ノズルであり、前記吸着ノズルに吸着された電子部品が前記テープに挿入されることを特徴とする(1)から(6)のいずれかに記載の駆動装置。
本発明によれば、第1の圧電素子と第2の圧電素子とを互いに反対方向に所定の量で変位するように第1の圧電素子および第2の圧電素子に電圧を印加し、第1のアームおよび第2のアームを第1の圧電素子および第2の圧電素子の伸縮方向と直交する同方向にほぼ同一量の変位で揺動させて作用子に拡大した繰り返し変位を与えるので、高速動作が可能な圧電素子を用いて電子部品の処理に用いる作用子を実用的なストロークで駆動させることができ、圧電素子の熱膨張やクリープによる作用子の位置ずれを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る駆動装置の一例を示す側面図である。 図1の駆動装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る駆動装置により駆動された測定プローブにより電子部品の電気特性を測定している状態を示す図である。 図1の駆動装置において、第1の圧電素子を伸長させ、第2の圧電素子を縮退させた際の拡大された変位の方向を示す図である。 図1の駆動装置において、第1の圧電素子を縮退させ、第2の圧電素子を伸長させた際の拡大された変位の方向を示す図である。 駆動回路の好適な例を示す図である。 圧電素子のクリープを説明するための図である。 本発明の他の実施形態に係る駆動装置を示す側面図である。 図8の駆動装置を測定装置に適用した状態を示す模式図である。 図8の駆動装置をキャリアテープに挿入する挿入装置に適用した状態を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る駆動装置の一例を示す側面図、図2は図1の駆動装置を示す斜視図である。
本実施形態の駆動装置1は、ターンテーブル(図示せず)上を搬送されるチップ状の電子部品の電気特性等を測定するための測定装置において、作用子としての測定プローブ60を駆動させるものであり、測定装置のベース部材(図示せず)に取り付けられている。
この駆動装置1は、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3と、これらの変位を拡大する変位拡大機構10と、第1の圧電素子2および第2の圧電素子を駆動する駆動部30とを有する。
変位拡大機構10は、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3の一端を固定する固定部材11を有している。固定部材11は中央に凹部24が形成されたU字状をなしており、凹部24を挟んで両側が第1の側部11aおよび第2の側部11b、凹部24の底が底部11cとなっている。第1の圧電素子2および第2の圧電素子3は、それぞれ第1与圧機構4および第2与圧機構5により予め圧縮力が与えられた状態で凹部24内に並列に配置されており、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3の基端部(第1の端部)が固定部材11の底部11cに固定されている。第1の圧電素子2および第2の圧電素子3は、それらの長手方向である図1のX方向に伸縮変位するようになっている。固定部材11は、ボルトにより基材(図示せず)に取り付けられるようになっており、厚さ方向に貫通する複数の取り付け穴25が設けられている。なお、伸縮変位の縮退動作は、圧電素子が伸びた後に、本来の長さに戻ることを含む。
また、変位拡大機構10は、さらに、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3の先端部(第2の端部)にそれぞれ設けられた第1のキャップ部材12および第2のキャップ部材13と、第1のキャップ部材12および固定部材11の第1の側部11aの先端部にそれぞれ第1ヒンジ14および第2ヒンジ15を介して接続された第1のアーム16と、第2のキャップ部材13および固定部材11の第2の側部11bの先端部にそれぞれ第3ヒンジ17および第4ヒンジ18を介して接続された第2のアーム19と、第1のキャップ部材12および第2のキャップ部材13を第5ヒンジ21および第6ヒンジ22を介して連結する連結部材23とを有している。第1のアーム16および第2のアーム19は、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3の長手方向に沿って延びており、同じ長さを有している。
第1のアーム16は、第1ヒンジ14および第2ヒンジ15が接続された基端部16aと基端部16aに着脱自在に取り付けられた長尺状の先端部16bを有している。また、第2のアーム19も同様に、第3ヒンジ17および第4ヒンジ18に接続された基端部19aと基端部19aに着脱自在に取り付けられた長尺状の先端部19bとを有する。先端部16bおよび19bとしては、必要な変位に応じて種々の長さのものを用いることができる。
なお、第1〜第6ヒンジ14,15,17,18,21,22は、可撓性を有する材料によって形成さている。
第1のアーム16は、第1の圧電素子2の伸縮変位により、Y方向、すなわちA方向およびB方向に揺動可能となっている。すなわち、第1のアーム16は、第1の圧電素子2が伸長した際には、第2ヒンジ15が支点、第1ヒンジ14が力点、第1のアーム16の先端部が作用点となって、第1のアーム16の先端には、てこの原理により第1の圧電素子2の変位方向であるX方向と直交するY方向に沿った矢印A方向に拡大した変位が現れる。また、第1の圧電素子2が縮退した際には、同様の原理により、第1のアーム16の先端部には、矢印Aと反対の矢印Bの方向に拡大された変位が現れる。
一方、第2のアーム19は、第2の圧電素子3の伸縮変位により、Y方向、すなわちA方向およびB方向に揺動可能となっている。すなわち、第2のアーム19は、第2の圧電素子3が伸長した際には、第4ヒンジ18が支点、第3ヒンジ17が力点、第2のアーム19の先端部が作用点となって、第2のアーム19の先端には、てこの原理により第2の圧電素子3の変位方向と直交する矢印B方向に拡大した変位が現れる。また、第2の圧電素子3が縮退した際には、同様の原理により、第2のアーム19の先端部には、矢印Bと反対の矢印Aの方向に拡大された変位が現れる。
このとき、第1のアーム16と第2のアーム19は、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3が互いに反対方向に所定量で変位することにより、同じ方向にほぼ同一量の変位で揺動するようになっている。
第1のアーム16の先端部および第2のアーム19の先端部には、装着部材61および62により、Y方向に延びるように測定プローブ60が装着されている。
なお、固定部材11、第1のキャップ部材12および第2のキャップ部材13、ヒンジ14,15,17,18,21,22、第1のアーム16、第2のアーム19、連結部材23からなる変位拡大機構10は、ワイヤカット放電加工等の一体加工手段により作製することができる。また、変位拡大機構10を構成する材料としては、インバー合金、スーパーインバー合金、ステンレス鋼等、熱膨張が小さく、比較的熱伝導性のよい材料を挙げることができる。
第1の圧電素子2および第2の圧電素子3に反対方向に所定量で変位するように電圧を印加することにより、変位拡大機構10の第1のアーム16および第2のアーム19をA方向またはB方向の同じ方向にほぼ同じ量変位させることができ、数倍〜数十倍程度に拡大したY方向の変位を測定プローブ60に伝達して、測定プローブ60を高速で上下動させることができる。
第1の圧電素子2および第2の圧電素子3は、同じ材料からなっており、同じ大きさを有している。これらは、板状(例えば、10mm×10mm)の圧電体が電極を挟んで複数積層されて全体として直方体(例えば40mmの長さ)として構成されている。第1の圧電素子2および第2の圧電素子3は、側面に電圧を印加するための電気端子(図示せず)を備えており、この電気端子間に電圧が印加されることにより、伸縮するように構成されている。圧電体を構成する圧電材料としては、圧電効果を有するセラミック材料が用いられ、そのような材料として、典型的にはチタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O;PZT)を挙げることができる。圧電素子2および3の形状は直方体に限らず、例えば三角柱や六角柱等の多角柱であっても、円柱であってもよい。
第1の与圧機構4および第2の与圧機構5は、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3の伸縮方向に予め圧縮力が与えられるように構成されている。圧電素子は、脆性材料であるセラミックス材料で構成されており、引張り力に対して弱いことから、予め圧縮力を与えることが重要である。
第1の与圧機構4は、例えば、第1の圧電素子2の一端面および他端面に固定される一対のヘッドピース40a,40bと、一対のヘッドピース40a,40b間に架け渡されるように設けられた圧縮力付与部材41とを有している。また、第2の与圧機構5は、例えば、第2の圧電素子3の一端面および他端面に固定される一対のヘッドピース50a,50bと、一対のヘッドピース50a,50b間に架け渡されるように設けられた圧縮力付与部材51とを有している。この第1および第2の与圧機構4および5により、第1および第2の圧電素子2および3から生じる力に対して1/5〜1/2程度の圧縮力を与える。圧縮力付与部材41、51は例えば2本である。
第1および第2の与圧機構4および5を構成する材料としては、圧縮力付与可能な剛性を有し、比較的強度が高く、さらに耐候性や耐食性に優れ、熱膨張係数が小さいものが好ましい。このような材料としては、インバー合金、スーパーインバー合金、炭素繊維、ステンレス鋼を挙げることができる。
なお、与圧機構を設けずに変位拡大機構に与圧機構としての機能をもたせてもよい。
駆動部30は、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3に所定の電圧を印加して充放電させることによりこれらを伸縮駆動するドライバー31と、ドライバー31に第1の圧電素子2および第2の圧電素子3を周期的に伸縮させるための指令を与える制御部32とを有している。ドライバー31は、電源と駆動回路とを有している。駆動部30は、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3に、一方が伸びる方向に、他方がそれに対して縮む方向に変位するように電圧を印加することができる。
次に、測定装置および駆動装置1の動作について説明する。
図3に示すように、測定装置のターンテーブル90は、回転可能に設けられ、周方向に沿って電子部品80を収納する複数の収納溝91を有している。そして、ターンテーブル90を回転させつつ、駆動装置1により作用子としての測定プローブ60を高速で繰り返し変位(上下動)させることにより、複数の収納溝91に収納された電子部品80の電気特性等を順次測定する。すなわち、ターンテーブル90を回転させて収納溝91に収納された電子部品80が測定プローブ60の直上の測定位置に達した際に、測定プローブ60を上方に変位させて測定プローブ60の先端を電子部品80の下面に設けられた電極81に接触させ、電子部品80の電気特性を測定し、測定後、測定プローブ60を下方に変位させて退避させる。そして、次の電子部品80が測定位置に到達した時点で再び同様の動作を行い、これら動作を高速で繰り返す。
駆動装置1においては、駆動部30の制御部32からの指令に基づきドライバー31が第1の圧電素子2および第2の圧電素子3に所定の電圧を与えることにより、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3がX方向に伸縮変位し、それにともなって、変位拡大機構10により測定プローブ60に対して拡大された変位が出力される。このとき、駆動部30は、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3に互いに反対方向に所定の量で変位するように電圧を印加することにより、測定プローブ60を駆動する。具体的な動作について図4および図5に示す。図4に示すように、第1の圧電素子2が所定量伸長変位したときに、第2の圧電素子3は所定量縮退変位し、これにともなって、第1のアーム16および第2のアーム19の先端部が圧電素子の変位量の数倍から数十倍の変位量でA方向に変位する。逆に、図5に示すように、第1の圧電素子2が所定量縮退変位したときに、第2の圧電素子3は所定量伸長変位し、これにともなって、第1のアーム16および第2のアーム19の先端部が圧電素子の変位量の数倍から数十倍の変位量でB方向に変位する。このとき、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3に互いに反対方向に所定の量で変位するように、例えばパルス状の波形の電圧を印加して、第1のアーム16および第2のアーム19をほぼ同一量変位させることができ、測定プローブ60にA方向またはB方向の拡大された変位を高速で与えることができる。なお、印加電圧は、パルス状に限らず、測定プローブ60に対し高速で所定の動作をできるようなものであればよい。
常に第1の圧電素子2および第2の圧電素子3が反対方向に所定の量で変位するような電圧を与えることができる駆動回路としては、図6に示すようなものを好適に用いることができる。
図6の駆動回路は、アンプ70を有する。アンプ70は入力端子71を有し、入力端子71には、例えば0〜10Vの電圧が入力される(Vin)。本例では、アンプ70は入力電圧を20倍に増幅し、増幅された電圧は出力端子72から出力される(Vout)。出力端子72に接続される電圧は、配線74を介して第1の圧電素子2および第2の圧電素子3の一方の端子に印加される。また、第1の圧電素子2の他方の端子は最小電圧(接地電位(0V))であり、第2の圧電素子3の他方の端子には、アンプ70の最大電圧出力端子73から常に最大電圧である200Vの電圧が印加される。このようにすることにより、基準電圧を100Vにして、常に第1の圧電素子2および第2の圧電素子3に逆方向での同一の電圧が印加され、第1の圧電素子2および第2の圧電素子を反対方向に所定の量で変位させることができる。
このように、駆動機構1により、測定プローブ60が、ターンテーブル(図1〜3では図示せず)に搭載された電子部品に接触する位置と、電子部品から退避した位置との間で高速で移動され、複数の電子部品について電気特性等が繰り返し測定される。
圧電素子は、投入される電気エネルギーに対して60%以上が機械エネルギーに変換されエネルギー効率が極めて高く、特に、数kHz以上の高速応答が可能であるという優れた特性を有していることから、このように測定プローブを駆動する駆動装置として圧電素子を用いることにより、電磁コイルを用いた駆動装置と比較して2〜3倍という格段に大きな速度で測定プローブを動作させることができる。
しかし、圧電素子自体の伸縮変位は一般的に小さく、素子の長さが30〜50mm程度で、発生する変位が数μm〜数十μm程度であり、測定プローブのストロークとしては十分ではない。必要なストロークを得るためには圧電素子として極めて長いものが必要となるが、このような極めて長い圧電素子を用いることは実用的ではない。
これに対し、本実施形態では、変位拡大機構10を用いることにより第1の圧電素子2および第2の圧電素子3のX方向(長さ方向)の伸縮変位を、第1のアーム16および第2のアーム19を介して数倍から数十倍に拡大されたY方向の変位として出力し、作用子である測定プローブ60を高速かつ必要なストロークで動作させることができる、実用的な駆動装置を得ることができる。
ところで、周囲の温度変化があった場合や、圧電素子を高速で駆動して圧電素子自身からの自己発熱によって温度が上昇する場合に、熱膨張により圧電素子の長さが変化する。このため、圧電素子の伸縮のみで測定プローブを駆動させる場合は測定プローブの初期位置が変化する。
これに対し、本実施形態の駆動装置1では、熱膨張により第1の圧電素子2と第2の圧電素子3の長さが変化しても、それぞれ第1のアーム16および第2のアーム19を介して拡大された変位が逆方向でほぼ同一量となり、その変動がキャンセルされる。そのため、測定プローブ60の初期位置の変化をほぼゼロとすることができる。
また、圧電素子には、図7に示すように、ステップ状の電圧や一定の電圧等を印加した後、時間経過とともに、伸び量が安定せず変化してしまうクリープと称する現象が生じる。クリープ速度は時間対数的に減少する。クリープ現象は、クローズドループ制御の場合は補正することができるが、オープンループ制御では補正することができない。
本実施形態の駆動装置1では、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3にクリープが生じても、これらは互いに反対方向に変位するため、クリープによる長さ変化が相殺され、クリープ現象による位置ずれは軽減することができる。このため、オープンループ制御でも問題がない。
以上は、作用子として測定装置の測定プローブ60を用いた例について示したが、作用子は測定プローブに限るものではない。
図8は、他の実施形態に係る駆動装置の他の例を示す側面図であり、駆動される作用子が電子部品を吸着する吸着ノズルである場合を示す。本例の駆動装置1′は、作用子が吸着ノズル100である以外は、駆動装置1と同じ構成を有している。吸着ノズル100は、Y方向に延びるように、装着部材61および62により第1のアーム16の先端部および第2のアーム19の先端部に装着されている。吸着ノズル100の上端部には、吸着機構(図示せず)が設けられている。そして、吸着機構に設けられた真空ポンプ等の吸引機構により吸引することにより、吸着ノズル100の下端の吸着端101に電子部品を吸着する。
本例の駆動装置1′は、上記例の駆動装置1と同様、電子部品の測定を行うための測定装置に用いることができる。その際の測定装置の例を図9に示す。この測定装置は、上記駆動装置1′と、上記吸着機構(図示せず)と、ターンテーブル110と、基盤120と、測定治具130とを有する。
ターンテーブル110は、回転可能に設けられ、周方向に沿って電子部品80を収納する複数の収納溝111を有している。収納溝111はターンテーブル110を貫通するように設けられている。電子部品80は、電極81が下面側になるように収納溝111に収納される。基盤120は、ターンテーブル110を回転可能に支持し、その表面が電子部品80の搬送面となっている。また、基盤120には貫通孔121が形成され、貫通孔121の上方位置に作用子としての吸着ノズル100が設けられ、貫通孔121の下方位置に測定治具130が設けられている。測定治具130は架台140に取り付けられており、測定治具130の上面には、電子部品80の電極81に対応する位置に測定端子131が設けられている。
そして、ターンテーブル110を回転させつつ、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3の電気端子間に所定の電圧を印加して、変位拡大機構10を介して作用子としての吸着ノズル100を高速で繰り返し変位(上下動)させることにより、複数の収納溝111に収納された電子部品80を順次吸着してその電気特性等を測定する。すなわち、ターンテーブル110を回転させ、収納溝111に収納された電子部品80を基盤120の搬送面に沿って搬送させて、貫通孔121に対応する位置に達した際に、電子部品80を吸着ノズル100に吸着させ、この状態で吸着ノズル100を下方に変位させて電子部品80の電極81を測定治具130の電極131に接触させ、電子部品80の電気特性を測定する。測定後、吸着ノズル100を上方に変位させて吸着ノズル100に吸着された電気部品80を搬送面に戻し、吸着を解除する。そして、次の電子部品80が貫通孔121に対応する位置に到達した時点で再び同様の動作を行い、これら動作を高速で繰り返す。
このとき、駆動機構1′は、作用子が測定プローブ60から吸着ノズル100に代わった以外は、駆動機構1と同様に構成されているので、駆動装置1と同様の効果を得ることができる。
また、本例の駆動装置1′は、電子部品をキャリアテープに装入する挿入装置に用いることができる。その際の挿入装置の例を図10に示す。この挿入装置は、上記駆動装置1′と、上記吸着機構(図示せず)と、ターンテーブル150と、基盤160と、磁石180とを有する。
ターンテーブル150は、回転可能に設けられ、周方向に沿って電子部品90を収納する複数の収納溝151を有している。収納溝151はターンテーブル150を貫通するように設けられている。基盤160は、ターンテーブル150を回転可能に支持し、その表面が電子部品80の搬送面となっている。また、基盤160の下方には、キャリアテープ170が移動可能に配置されている。キャリアテープ170には、電子部品80が収納される複数のキャビティ171が等間隔で設けられている。基盤160には貫通孔161が形成され、貫通孔161の上方位置に作用子としての吸着ノズル100が設けられ、キャリアテープ170下方の貫通孔161に対応する位置には磁石180が設けられている。
そして、ターンテーブル150を回転させ、かつキャリアテープ170を移動させつつ、第1の圧電素子2および第2の圧電素子3それぞれの電気端子間に所定の電圧を印加して、変位拡大機構10を介して作用子としての吸着ノズル100を高速で繰り返し変位(上下動)させることにより、複数の収納溝151に収納された電子部品80をキャリアテープ170のキャビティ171内に順次挿入させる。すなわち、ターンテーブル150を回転させ、収納溝151に収納された電子部品80を基盤160の搬送面に沿って搬送させて、貫通孔161に対応する位置に達した際に、電子部品80を吸着ノズル100に吸着させるとともに、貫通孔161に対応する位置にキャビティ171を位置させ、その状態で吸着ノズル100を下方に変位させ、吸着ノズル100の吸着を解除して電子部品80をキャビティ171内に挿入する。挿入後、吸着ノズル100を上方に変位させて貫通孔161および収納溝151を経て図9の位置まで戻す。そして、次の電子部品80が貫通孔161に対応する位置に到達した時点で再び同様の動作を行い、これら動作を高速で繰り返す。なお、磁石180は、キャビティ171内の電子部品80を吸引して電子部品80の姿勢を安定させるためのものである。
以上のように駆動機構1′を挿入装置に用いた場合にも、駆動装置1と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、チップ状の電子部品の電気特性等を測定する測定装置や、キャリアテープに電子部品を挿入する挿入装置に用いる駆動装置について説明したが、適用される装置は測定装置や挿入装置に限らず、電子部品を処理する電子部品処理装置であればよく、また、駆動する作用子として測定プローブおよび吸着ノズルを用いた場合について説明したが、これに限らず他の作用子であってもよい。
また、変位拡大機構についても上記実施形態に限定されるものではなく、並列に配置された2つの圧電素子の伸縮変位を、拡大して変位方向に直交する方向の変位として出力するものであればよく、例えば、特許文献1のように、圧電素子を固定する固定部材の側面に沿って底部に延びるアームを有するものであってもよい。上記実施形態では圧電素子を与圧機構により予め圧縮力を与えた例を示したが、与圧機構は必須ではない。
2;第1の圧電素子
3;第2の圧電素子
4;第1の与圧機構
5;第2の与圧機構
10;変位拡大機構
11;固定部材
11a;第1の側部
11b;第2の側部
11c;底部
11d;凹部
12,13;キャップ部材
14,15,17,18,21,22;ヒンジ
16;第1のアーム
19;第2のアーム
23;連結部材
24;凹部
30;駆動部
60;測定プローブ
70;アンプ
71;入力端子
72;出力端子
73;最大電圧出力端子
74,75;配線
80;電子部品
81;電極
90,110,150;ターンテーブル
91,111,151;収納溝
100;吸着ノズル
120,160;基盤
121,161;貫通孔
170;キャリアテープ
171;キャビティ

Claims (9)

  1. チップ状の電子部品を処理する電子部品処理装置において電子部品の処理に用いる作用子を駆動する駆動装置であって、
    同じ方向に伸縮変位するように並列に配置され、それぞれ対応する位置に第1の端部および第2の端部を有する第1の圧電素子および第2の圧電素子と、
    前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子の変位を拡大し、拡大された変位を出力する変位拡大機構と、
    前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に電圧を印加して、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子を伸縮駆動させる駆動部と
    を備え、
    前記変位拡大機構は、
    中央に凹部を有するU字状をなし、その底部に前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子の前記第1の端部を固定する固定部材と、
    前記固定部材の前記凹部を挟んで一方側の側部および前記第1の圧電素子の前記第2の端部に、前記第1の圧電素子の伸縮により前記第1の圧電素子の伸縮方向と直交する方向に揺動可能に接続された第1のアームと、
    前記固定部材の前記凹部を挟んで他方側の側部および前記第2の圧電素子の前記第2の端部に、前記第2の圧電素子の伸縮により前記第2の圧電素子の伸縮方向と直交する方向に揺動可能に接続された第2のアームと
    を有し、
    前記第1のアームと前記第2のアームの先端部に前記作用子が接続され、
    前記駆動部は、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子が互いに反対方向に所定の量で繰り返し変位するように前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に電圧を印加し、これにより前記第1のアームと前記第2のアームが同方向にほぼ同一量の変位で揺動して、前記作用子に拡大された繰り返し変位が与えられることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記駆動部は、前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子の第1の端子に、前記駆動部の出力電圧を印加し、前記第1の圧電素子の第2の端子に前記駆動部の最小電圧を印加し、前記第2の圧電素子の第2の端子に前記駆動部の最大電圧を印加する駆動回路を有することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記第1のアームは、それぞれ可撓性を有するヒンジを介して前記固定部材の前記一方側の側部および前記第1の圧電素子の前記第2の端部に接続され、前記第2のアームはそれぞれ可撓性を有するヒンジを介して前記固定部材の前記他方側の側部および前記第2の圧電素子の前記第2の端部に接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記第1の圧電素子および前記第2の圧電素子に対して、それぞれ伸縮方向に圧縮力を与える第1の与圧機構および第2の与圧機構をさらに有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の駆動装置。
  5. 前記第1の圧電素子の前記第2の端部には、第1のキャップ部材が取り付けられ、前記第1のアームは、前記第1のキャップ部材と前記ヒンジにより連結され、
    前記第2の圧電素子の前記第2の端部には、第2のキャップ部材が取り付けられ、前記第2のアームは、前記第2のキャップ部材と前記ヒンジにより連結されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の駆動装置。
  6. 前記第1のキャップ部材および前記第2のキャップ部材は、それぞれ可撓性を有するヒンジを介して連結部材により連結されていることを特徴とする請求項5に記載の駆動装置。
  7. 前記電子部品処理装置は、電子部品の特性の測定を行うための測定装置であり、前記作用子は、前記電子部品に接触されて特性を測定するための測定プローブであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の駆動装置。
  8. 前記電子部品処理装置は、電子部品の特性の測定を行うための測定装置であり、前記作用子は、前記電子部品を吸着するための吸着ノズルであり、前記吸着ノズルに吸着された電子部品が特性を測定するための測定プローブに接触されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の駆動装置。
  9. 前記電子部品処理装置は、電子部品をテーピングする際に電子部品をキャリアテープに挿入する挿入装置であり、前記作用子は、前記電子部品を吸着するための吸着ノズルであり、前記吸着ノズルに吸着された電子部品が前記テープに挿入されることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の駆動装置。
JP2017093780A 2017-05-10 2017-05-10 駆動装置 Active JP6892650B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017093780A JP6892650B2 (ja) 2017-05-10 2017-05-10 駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017093780A JP6892650B2 (ja) 2017-05-10 2017-05-10 駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018189574A true JP2018189574A (ja) 2018-11-29
JP6892650B2 JP6892650B2 (ja) 2021-06-23

Family

ID=64478566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017093780A Active JP6892650B2 (ja) 2017-05-10 2017-05-10 駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6892650B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018191465A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 有限会社メカノトランスフォーマ 圧電アクチュエータ

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5956765U (ja) * 1982-10-07 1984-04-13 日本電気株式会社 電歪変換器の駆動回路
JPH09298398A (ja) * 1996-05-08 1997-11-18 Tokyo Ueruzu:Kk ワーク挿入装置
JP2002286796A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Tokyo Weld Co Ltd 電子部品の測定装置及び測定方法
JP2007198931A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Hioki Ee Corp 電気計測プローブ用変位拡大機構および基板検査装置
JP2012139028A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Mechano Transformer Corp 圧電素子の変位拡大機構
US20140077660A1 (en) * 2011-05-25 2014-03-20 Parker-Hannifin Corporation Smart material actuator
JP2015051399A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 武蔵エンジニアリング株式会社 液滴吐出装置
JP2017070133A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 有限会社メカノトランスフォーマ 部品ピックアップ機構

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5956765U (ja) * 1982-10-07 1984-04-13 日本電気株式会社 電歪変換器の駆動回路
JPH09298398A (ja) * 1996-05-08 1997-11-18 Tokyo Ueruzu:Kk ワーク挿入装置
JP2002286796A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Tokyo Weld Co Ltd 電子部品の測定装置及び測定方法
JP2007198931A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Hioki Ee Corp 電気計測プローブ用変位拡大機構および基板検査装置
JP2012139028A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Mechano Transformer Corp 圧電素子の変位拡大機構
US20140077660A1 (en) * 2011-05-25 2014-03-20 Parker-Hannifin Corporation Smart material actuator
JP2015051399A (ja) * 2013-09-09 2015-03-19 武蔵エンジニアリング株式会社 液滴吐出装置
JP2017070133A (ja) * 2015-10-01 2017-04-06 有限会社メカノトランスフォーマ 部品ピックアップ機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018191465A (ja) * 2017-05-10 2018-11-29 有限会社メカノトランスフォーマ 圧電アクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6892650B2 (ja) 2021-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1928036A2 (en) Ultrasonic motor and microscope stage
JPWO2019009035A1 (ja) 変位拡大機構、研磨装置、アクチュエータ、ディスペンサ、及びエアバルブ
US10177686B2 (en) Piezoelectric motor
US11257781B2 (en) Method for calibrating wire clamp device
US20140352459A1 (en) Drive device, electronic component carrying device, electronic component inspection device, robot hand, and robot
US20130255427A1 (en) Piezoelectric motor, robot hand, and robot
CN110788834A (zh) 一种三自由度柔性铰链机构式压电微夹钳
JP2018189574A (ja) 駆動装置
WO2021141095A1 (ja) 変位拡大機構、アクチュエータ、研磨装置、電子部品処理装置、ディスペンサ、およびエアバルブ
JP7058046B2 (ja) ディスペンサ
JP6832009B2 (ja) 圧電アクチュエータ
US20150349665A1 (en) Piezoelectric actuator and robot
JP6918309B2 (ja) 駆動装置および圧電アクチュエータ
WO2007102401A1 (ja) 導電性接触子ユニット
JP6044074B2 (ja) 駆動装置、圧電モーターの駆動方法、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、ロボットハンド、及びロボット
Kim et al. A precision robot system with modular actuators and MEMS micro gripper for micro system assembly
JP6782462B2 (ja) 部品ピックアップ機構
JP2016197970A (ja) アクチュエータ
Gomez et al. Zero Insertion Force MEMS Socket: 3d Multi-Chip Assembly for Microrobotics
JP7148905B2 (ja) 圧電アクチュエータ
US10955303B2 (en) Load sensor and load sensor integrated type multiaxial actuator
JPH0520633B2 (ja)
Zubir et al. Development of a compliant-based microgripper for microassembly
JP3326735B2 (ja) 圧電アクチュエータ
JP2946870B2 (ja) 圧電材料の評価方法およびその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200227

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210519

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6892650

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150