JP2018188398A - グルタチオン産生促進剤とそれを含む美白剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】美白剤の有効成分として使用できるグルタチオン産生促進剤の提供。【解決手段】(A)エンメイソウの溶媒可溶成分、(B)インチンコウの溶媒可溶成分または前記(A)成分と前記(B)成分の混合物を含み、前記溶媒が、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれるものである、グルタチオン産生促進剤。【選択図】なし
Description
本発明は、グルタチオン産生促進剤とそれを含む美白剤に関する。
シミ、ソバカスなどの色素沈着を消去または軽減して、白く美しい肌をつくるための美白剤として各種植物抽出物を含むものが多数知られている。
特許文献1は、ギョリュウ(Tamarix chinensis)の植物体あるいはその溶媒抽出物と、美白剤を含有し、美白剤が、ハイドロキノン配糖体およびその誘導体、L−アスコルビン酸およびその誘導体、トラネキサム酸およびその誘導体、サリチル酸およびその誘導体、レゾルシンおよびその誘導体、グルタチオン、コウジ酸、エラグ酸の中から選ばれる1種または2種以上である皮膚外用剤の発明が記載されている。
特許文献2は、グルタチオンとバンジロウ属(Psidium)植物より選ばれる1種または2種以上の植物またはその抽出物を有効成分とする美白剤の発明が記載されている。
特許文献3は、(a)ポリ−γ−L−グルタミン酸、ポリ−γ−L−グルタミン酸の塩、ポリ−γ−L−グルタミン酸架橋体およびポリ−γ−L−グルタミン酸架橋体の塩の中から選ばれる1種または2種以上と、(b)美白剤成分とを含有する美白用皮膚外用剤の発明が記載されている。美白剤成分は、L−アスコルビン酸およびその誘導体、アルブチンおよびその誘導体、グルタチオン、トラネキサム酸およびその誘導体、プラセンタエキス、植物抽出物(カミツレエキス)の中から選ばれるものが記載されている。
特許文献4は、京水菜、京壬生菜、伏見とうがらし、万願寺とうがらしおよび九条ねぎからなる群より選択される1種又は2種以上の植物からの抽出物を有効成分として含有しており、前記抽出物が、メラニン産生抑制作用および/又はグルタチオン産生促進作用を有するものである美白剤の発明が記載されている。
特許文献2は、グルタチオンとバンジロウ属(Psidium)植物より選ばれる1種または2種以上の植物またはその抽出物を有効成分とする美白剤の発明が記載されている。
特許文献3は、(a)ポリ−γ−L−グルタミン酸、ポリ−γ−L−グルタミン酸の塩、ポリ−γ−L−グルタミン酸架橋体およびポリ−γ−L−グルタミン酸架橋体の塩の中から選ばれる1種または2種以上と、(b)美白剤成分とを含有する美白用皮膚外用剤の発明が記載されている。美白剤成分は、L−アスコルビン酸およびその誘導体、アルブチンおよびその誘導体、グルタチオン、トラネキサム酸およびその誘導体、プラセンタエキス、植物抽出物(カミツレエキス)の中から選ばれるものが記載されている。
特許文献4は、京水菜、京壬生菜、伏見とうがらし、万願寺とうがらしおよび九条ねぎからなる群より選択される1種又は2種以上の植物からの抽出物を有効成分として含有しており、前記抽出物が、メラニン産生抑制作用および/又はグルタチオン産生促進作用を有するものである美白剤の発明が記載されている。
本発明は、特定の植物の溶媒可溶成分を使用することで、美白効果の大きなグルタチオンを産生できるグルタチオン産生促進剤と、それを含む美白剤を提供することを課題とする。
本発明は、(A)エンメイソウの溶媒可溶成分、(B)インチンコウの溶媒可溶成分または前記(A)成分と前記(B)成分の混合物を含み、
前記溶媒が、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれるものである、グルタチオン産生促進剤を提供する。
また本発明は、(A)エンメイソウの溶媒可溶成分と(B)インチンコウの溶媒可溶成分の混合物を含むグルタチオン産生促進剤であり、
前記溶媒が、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれるものであり、
前記(A)成分と前記(B)成分の混合物の合計含有量(合計固形分量換算)が0.02〜20質量%であり、前記(A)成分の固形分量と前記(B)成分の固形分量の合計量中の含有割合が、前記(A)成分の含有割合が30〜70質量%、前記(B)成分の含有割合が30〜70質量%である、グルタチオン産生促進剤を提供する。
前記溶媒が、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれるものである、グルタチオン産生促進剤を提供する。
また本発明は、(A)エンメイソウの溶媒可溶成分と(B)インチンコウの溶媒可溶成分の混合物を含むグルタチオン産生促進剤であり、
前記溶媒が、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれるものであり、
前記(A)成分と前記(B)成分の混合物の合計含有量(合計固形分量換算)が0.02〜20質量%であり、前記(A)成分の固形分量と前記(B)成分の固形分量の合計量中の含有割合が、前記(A)成分の含有割合が30〜70質量%、前記(B)成分の含有割合が30〜70質量%である、グルタチオン産生促進剤を提供する。
本発明のグルタチオン産生促進剤は、グルタチオンにより生体内で発生した活性酸素種(ROS)を消去することで、皮膚の老化現象を抑制できるように作用する。
本発明のグルタチオン産生促進剤を含む美白剤は、皮膚の老化現象を抑制して、美白効果が付与できるようになる可能性がある。
本発明のグルタチオン産生促進剤を含む美白剤は、皮膚の老化現象を抑制して、美白効果が付与できるようになる可能性がある。
<グルタチオン産生促進剤>
本発明で使用するエンメイソウ(植物名:ヒキオコシ,学名:Rabdosia japonica(=Isodon japonica) もしくはRabdosia trichocarpa(=Isodon trichocarpa),科名:シソ科)は、葉、茎を使用するが、少量の花などの他の部位が混在していてもよい。
また本発明で使用するインチンコウ(植物名:カワラヨモギ,学名:Artemisia capillaris Thunberg Compositae,科名:キク科)は、頭花(頭状花序)を使用するが、少量の葉、茎などの他の部位が混在していてもよい。
本発明で使用するエンメイソウ(植物名:ヒキオコシ,学名:Rabdosia japonica(=Isodon japonica) もしくはRabdosia trichocarpa(=Isodon trichocarpa),科名:シソ科)は、葉、茎を使用するが、少量の花などの他の部位が混在していてもよい。
また本発明で使用するインチンコウ(植物名:カワラヨモギ,学名:Artemisia capillaris Thunberg Compositae,科名:キク科)は、頭花(頭状花序)を使用するが、少量の葉、茎などの他の部位が混在していてもよい。
本発明のグルタチオン産生促進剤は、(A)成分のエンメイソウの溶媒可溶成分、(B)成分のインチンコウの溶媒可溶成分、または(A)成分のエンメイソウの溶媒可溶成分と(B)成分のインチンコウの溶媒可溶成分の混合物を含んでいる。
(A)成分のエンメイソウの溶媒可溶成分は、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれる溶媒に可溶な成分である。水との混合物(水溶液)中のアルコール濃度は30〜70質量%が好ましい。
(B)成分のインチンコウの溶媒可溶成分は、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれる溶媒に可溶な成分である。水との混合物(水溶液)中のアルコール濃度は30〜70質量%が好ましい。
(A)成分のエンメイソウの溶媒可溶成分は、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれる溶媒に可溶な成分である。水との混合物(水溶液)中のアルコール濃度は30〜70質量%が好ましい。
(B)成分のインチンコウの溶媒可溶成分は、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれる溶媒に可溶な成分である。水との混合物(水溶液)中のアルコール濃度は30〜70質量%が好ましい。
多価アルコールとしては、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリコールから選ばれるものが好ましく、1,3−ブチレングリコールまたは1,3−ブチレングリコール水溶液が好ましい。
1,3−ブチレングリコール水溶液を使用するときは、1,3−ブチレングリコールの濃度は40〜60質量%が好ましい。
1,3−ブチレングリコール水溶液を使用するときは、1,3−ブチレングリコールの濃度は40〜60質量%が好ましい。
(A)成分の溶媒可溶成分と(B)成分の溶媒可溶成分は、上記した溶媒に溶解された液体のもの(上記溶媒の溶液)、前記溶媒の溶液の濃縮液、前記溶媒の溶液を乾燥して粉末にしたものなどを使用することができる。
(A)成分のエンメイソウの溶媒可溶成分と(B)成分のインチンコウの溶媒可溶成分は、市販品を使用することもできる。
(A)成分は、和ism<エンメイソウ>(丸善製薬(株))(1,3―ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.00質量%)、エンメイソウ抽出液−JC(丸善製薬(株))(エタノール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.00質量%)、エンメイソウ抽出液−BG(丸善製薬(株))(1,3―ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.00質量%)などを使用することができる。
(B)成分は、インチンコウ抽出液(丸善製薬(株))(エタノール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.20質量%)、インチンコウ抽出液−BG(丸善製薬(株))(1,3―ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.26質量%)、インチンコウ抽出液LA(丸善製薬(株))(エタノール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度0.60質量%)などを使用することができる。
(A)成分は、和ism<エンメイソウ>(丸善製薬(株))(1,3―ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.00質量%)、エンメイソウ抽出液−JC(丸善製薬(株))(エタノール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.00質量%)、エンメイソウ抽出液−BG(丸善製薬(株))(1,3―ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.00質量%)などを使用することができる。
(B)成分は、インチンコウ抽出液(丸善製薬(株))(エタノール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.20質量%)、インチンコウ抽出液−BG(丸善製薬(株))(1,3―ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.26質量%)、インチンコウ抽出液LA(丸善製薬(株))(エタノール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度0.60質量%)などを使用することができる。
(A)成分のみを含むときの(A)成分の含有量(固形分量換算)は0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜5質量%がより好ましい。
(B)成分のみを含むときの(B)成分の含有量(固形分量換算)は0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜5質量%がより好ましい。
(A)成分と(B)成分の混合物を含むときの合計含有量(合計固形分量換算)は0.02〜20質量%であり、0.1〜10質量%が好ましい。
また(A)成分と(B)成分の混合物を含むときの(A)成分の固形分量と前記(B)成分の固形分量の合計量(100質量%)中の含有割合は、(A)成分の含有割合が30〜70質量%であり、40〜60質量%が好ましく、(B)成分の含有割合は残部割合である。
(B)成分のみを含むときの(B)成分の含有量(固形分量換算)は0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜5質量%がより好ましい。
(A)成分と(B)成分の混合物を含むときの合計含有量(合計固形分量換算)は0.02〜20質量%であり、0.1〜10質量%が好ましい。
また(A)成分と(B)成分の混合物を含むときの(A)成分の固形分量と前記(B)成分の固形分量の合計量(100質量%)中の含有割合は、(A)成分の含有割合が30〜70質量%であり、40〜60質量%が好ましく、(B)成分の含有割合は残部割合である。
本発明のグルタチオン産生促進剤は、(A)成分のエンメイソウの溶媒可溶成分と(B)成分のインチンコウの溶媒可溶成分のみからなるものでもよいし、グルタチオン産生促進効果を損なわない範囲で他の植物の溶媒可溶成分などと併用することもできる。
他の植物としては、テンニンカ、ユキノシタ、ワレモコウ、ゴールデンカモミール、褐藻、アーチチョーク、ビルベリー、イネ、ワスレグサなどを挙げることができる。
他の植物の溶媒可溶成分を含有するときは、グルタチオン産生促進剤中の他の植物の溶媒可溶成分(固形分量)の含有割合が5質量%以下であることが好ましい。
他の植物としては、テンニンカ、ユキノシタ、ワレモコウ、ゴールデンカモミール、褐藻、アーチチョーク、ビルベリー、イネ、ワスレグサなどを挙げることができる。
他の植物の溶媒可溶成分を含有するときは、グルタチオン産生促進剤中の他の植物の溶媒可溶成分(固形分量)の含有割合が5質量%以下であることが好ましい。
生体内で発生したROSは、抗酸化物質や抗酸化酵素の働きにより大半が消去されるが、過剰に発生したROSは、DNA、脂質、タンパク質などの重要な生体成分を酸化させる。こうした生体成分の酸化損傷が生じると、皮膚の老化現象などが亢進されることになる。
本発明のグルタチオン産生促進剤は、UVBが照射されたときの表皮ケラチノサイトの細胞内グルタチオン量の低下を抑制すると共に、メラノサイトの細胞内グルタチオンの産生を促進してグルタチオン量を増加させる。
このように本発明のグルタチオン産生促進剤は、細胞内グルタチオン量の低下を抑制し、増加させることができるため、抗酸化作用を発現させてROSを消去することで皮膚の美白効果を高めるように作用することが期待される。
本発明のグルタチオン産生促進剤は、UVBが照射されたときの表皮ケラチノサイトの細胞内グルタチオン量の低下を抑制すると共に、メラノサイトの細胞内グルタチオンの産生を促進してグルタチオン量を増加させる。
このように本発明のグルタチオン産生促進剤は、細胞内グルタチオン量の低下を抑制し、増加させることができるため、抗酸化作用を発現させてROSを消去することで皮膚の美白効果を高めるように作用することが期待される。
次に、グルタチオン産生促進剤の製造方法を説明する。
エンメイソウの葉、茎(少量の他の部位を含んでもよい)とインチンコウの頭花(少量の他の部位を含んでもよい)を乾燥させて刻み、または粉末状にしたあと、2〜20倍量(質量基準)の抽出溶媒を加え、冷浸(例えば0〜30℃の溶媒に浸漬する)または加熱(30℃より高い温度から使用する溶媒の沸点の範囲で加熱)することによって、溶媒可溶成分を抽出する。
抽出時間は、冷浸の場合は1時間以上が好ましく、加熱の場合は10分間以上が好ましい。
使用する抽出溶媒は、上記した溶媒可溶成分の溶媒として例示したものを使用することができる。
抽出溶媒で抽出した溶媒可溶成分はそのまま使用できるほか、必要に応じて、粗精製および精製することができ、さらに濃縮または粉末化することもできる。
粗精製および精製としては、MCIゲル(Sigma−Aldrich社製)などの吸着剤による吸着および溶出、クロマトグラフィーなどを適当に組み合わせることができる。
エンメイソウの葉、茎(少量の他の部位を含んでもよい)とインチンコウの頭花(少量の他の部位を含んでもよい)を乾燥させて刻み、または粉末状にしたあと、2〜20倍量(質量基準)の抽出溶媒を加え、冷浸(例えば0〜30℃の溶媒に浸漬する)または加熱(30℃より高い温度から使用する溶媒の沸点の範囲で加熱)することによって、溶媒可溶成分を抽出する。
抽出時間は、冷浸の場合は1時間以上が好ましく、加熱の場合は10分間以上が好ましい。
使用する抽出溶媒は、上記した溶媒可溶成分の溶媒として例示したものを使用することができる。
抽出溶媒で抽出した溶媒可溶成分はそのまま使用できるほか、必要に応じて、粗精製および精製することができ、さらに濃縮または粉末化することもできる。
粗精製および精製としては、MCIゲル(Sigma−Aldrich社製)などの吸着剤による吸着および溶出、クロマトグラフィーなどを適当に組み合わせることができる。
<美白剤>
本発明の美白剤は、上記したグルタチオン産生促進剤を含むものである。
本発明の美白剤中のグルタチオン産生促進剤の含有量は、有効濃度や安定性の点から、0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜5質量%がより好ましい。
本発明の美白剤は、上記したグルタチオン産生促進剤の他にも、本発明の効果を損なわない範囲内で、美白剤に使用される公知の植物抽出液(植物の溶媒可溶成分)、医薬部外品、皮膚化粧料、洗浄料などに通常配合される任意の成分、例えば、水、油性成分、保湿剤、粉体、色素、乳化剤、可溶化剤、ゲル化剤、洗浄剤、紫外線吸収剤、抗炎症剤、増粘剤、pH調整剤、キレート剤、薬効成分、香料、樹脂、防菌防かび剤、抗酸化剤、アルコール類を含有することができる。
本発明の美白剤は、上記したグルタチオン産生促進剤を含むものである。
本発明の美白剤中のグルタチオン産生促進剤の含有量は、有効濃度や安定性の点から、0.01〜10質量%が好ましく、0.05〜5質量%がより好ましい。
本発明の美白剤は、上記したグルタチオン産生促進剤の他にも、本発明の効果を損なわない範囲内で、美白剤に使用される公知の植物抽出液(植物の溶媒可溶成分)、医薬部外品、皮膚化粧料、洗浄料などに通常配合される任意の成分、例えば、水、油性成分、保湿剤、粉体、色素、乳化剤、可溶化剤、ゲル化剤、洗浄剤、紫外線吸収剤、抗炎症剤、増粘剤、pH調整剤、キレート剤、薬効成分、香料、樹脂、防菌防かび剤、抗酸化剤、アルコール類を含有することができる。
本発明の美白剤は、医薬部外品や化粧品として使用することができる。
本発明の美白剤は、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ローション、オイル、パックなどの基礎化粧品、ファンデーション、白粉、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナーなどのメークアップ化粧料などとして使用することができる。
本発明の美白剤は、化粧水、乳液、クリーム、軟膏、ローション、オイル、パックなどの基礎化粧品、ファンデーション、白粉、口紅、頬紅、アイシャドウ、アイライナーなどのメークアップ化粧料などとして使用することができる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。なお「%」は特に断らない限り質量%を意味する。
実施例1
(A)成分として和ism<エンメイソウ>(丸善製薬(株))(1,3―ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.00%)を使用し、これをそのままグルタチオン産生促進剤1とした。
(A)成分として和ism<エンメイソウ>(丸善製薬(株))(1,3―ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.00%)を使用し、これをそのままグルタチオン産生促進剤1とした。
実施例2
(B)成分としてインチンコウ抽出液−BG(丸善製薬(株))(1,3-ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.26%)を使用し、これをそのままグルタチオン産生促進剤2とした。
(B)成分としてインチンコウ抽出液−BG(丸善製薬(株))(1,3-ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.26%)を使用し、これをそのままグルタチオン産生促進剤2とした。
実施例3
(A)成分として和ism<エンメイソウ>(丸善製薬(株))(1,3-ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.00%)を使用し、(B)成分としてインチンコウ抽出液−BG(丸善製薬(株))(1,3-ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度 %)を使用した。
これらをそれぞれの固形分量が50質量%になるように混合して、グルタチオン産生促進剤3とした。
(A)成分として和ism<エンメイソウ>(丸善製薬(株))(1,3-ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度1.00%)を使用し、(B)成分としてインチンコウ抽出液−BG(丸善製薬(株))(1,3-ブチレングリコール/水の混合溶液の可溶成分からなる抽出液,固形分濃度 %)を使用した。
これらをそれぞれの固形分量が50質量%になるように混合して、グルタチオン産生促進剤3とした。
試験例1<UVB曝露表皮ケラチノサイトの細胞内グルタチオンレベルの低下に対する作用>
(1)HaCaT細胞(不死化角化細胞)を96well−plateに播種し、37℃、5.0%CO2の条件下で一晩培養した。
(2)0.5%グルタチオン産生促進剤1および2を添加したDulbecco’s modified Eagle‘s Medium(DMEM)培地(5.0%Fetal bovine serum(FBS)含有)で24時間培養した。
(3)UVBを60mJ/cm2のエネルギー量で照射し、DMEM培地(5.0%FBS含有)で6時間培養した。
(4)Glutathione reductase recycling methodを用いて細胞内のグルタチオン量を測定し、得られた値をタンパク量で除して、タンパク1μgあたりの細胞内グルタチオン量を算出した。
(1)HaCaT細胞(不死化角化細胞)を96well−plateに播種し、37℃、5.0%CO2の条件下で一晩培養した。
(2)0.5%グルタチオン産生促進剤1および2を添加したDulbecco’s modified Eagle‘s Medium(DMEM)培地(5.0%Fetal bovine serum(FBS)含有)で24時間培養した。
(3)UVBを60mJ/cm2のエネルギー量で照射し、DMEM培地(5.0%FBS含有)で6時間培養した。
(4)Glutathione reductase recycling methodを用いて細胞内のグルタチオン量を測定し、得られた値をタンパク量で除して、タンパク1μgあたりの細胞内グルタチオン量を算出した。
結果を図1に示した。図1から明らかなとおり、UVB照射によってHaCaT細胞の細胞内グルタチオンレベルは有意に低下したが、その低下をグルタチオン産生促進剤1および2は有意に抑制した。
試験例2<B16メラノーマ細胞の細胞内グルタチオンレベルに対する作用>
(1)B16メラノーマ細胞を96well−plateに播種し、37℃、5.0%CO2の条件下で一晩培養した。
(2)1.5%グルタチオン産生促進剤1および2.5%グルタチオン産生促進剤2を添加したDMEM培地(5.0%FBS含有)で24時間培養した。
(3)Glutathione reductase recycling methodを用いて細胞内のグルタチオン量を測定し、得られた値をタンパク量で除して、タンパク1μgあたりの細胞内グルタチオン量を算出した。
(1)B16メラノーマ細胞を96well−plateに播種し、37℃、5.0%CO2の条件下で一晩培養した。
(2)1.5%グルタチオン産生促進剤1および2.5%グルタチオン産生促進剤2を添加したDMEM培地(5.0%FBS含有)で24時間培養した。
(3)Glutathione reductase recycling methodを用いて細胞内のグルタチオン量を測定し、得られた値をタンパク量で除して、タンパク1μgあたりの細胞内グルタチオン量を算出した。
結果を図2に示した。図2から明らかなとおり、グルタチオン産生促進剤1および2はB16メラノーマ細胞の細胞内グルタチオンレベルを有意に促進した。
試験例3<H2O2により誘導される表皮ケラチノサイトの細胞内ROSに対する作用>
(1)HaCaT細胞(不死化角化細胞)を96well−plateに播種し、37℃、5.0%CO2の条件下で一晩培養した。
(2)0.5%グルタチオン産生促進剤1、2および3を添加したDMEM培地(5.0%FBS含有)で24時間培養した。
(3)20μM 2‘,7’ーdichlorofluorescin diacetate(H2DCFDA)を含むHanks‘ balanced salt solution(HBSS)で30分間インキュベートした。
(4)200μM H2O2を含むHBSSで15分間インキュベート後、0.5%Triton X−100 reducedを添加し、可溶化した。
(5)Ex560nm;Em590nmの蛍光強度を測定し、得られた値をタンパク量で除して、タンパク1μgあたりの細胞内ROS量とした。
(1)HaCaT細胞(不死化角化細胞)を96well−plateに播種し、37℃、5.0%CO2の条件下で一晩培養した。
(2)0.5%グルタチオン産生促進剤1、2および3を添加したDMEM培地(5.0%FBS含有)で24時間培養した。
(3)20μM 2‘,7’ーdichlorofluorescin diacetate(H2DCFDA)を含むHanks‘ balanced salt solution(HBSS)で30分間インキュベートした。
(4)200μM H2O2を含むHBSSで15分間インキュベート後、0.5%Triton X−100 reducedを添加し、可溶化した。
(5)Ex560nm;Em590nmの蛍光強度を測定し、得られた値をタンパク量で除して、タンパク1μgあたりの細胞内ROS量とした。
結果を図3に示した。図3から明らかなとおり、グルタチオン産生促進剤1、2および3はH2O2により誘導された細胞内ROSレベルの上昇を有意に抑制した。また、その効果はグルタチオン産生促進剤3がグルタチオン産生促進剤1および2よりも高い傾向があった。
試験例4<UVBにより誘導される表皮ケラチノサイトの細胞内ROSに対する作用>
(1)HaCaT細胞(不死化角化細胞)を96well−plateに播種し、37℃、5.0%CO2の条件下で一晩培養した。
(2)2.0%グルタチオン産生促進剤3を添加したDMEM培地(5.0%FBS含有)で24時間培養した。
(3)20μM H2DCFDAを含むHBSSで1時間インキュベートした。
(4)UVBを40mJ/cm2のエネルギー量で照射後、0.5%Triton X−100 reducedを添加し、可溶化した。
(5)Ex560nm;Em590nmの蛍光強度を測定し、得られた値をタンパク量で除して、タンパク1μgあたりの細胞内ROS量とした。
(1)HaCaT細胞(不死化角化細胞)を96well−plateに播種し、37℃、5.0%CO2の条件下で一晩培養した。
(2)2.0%グルタチオン産生促進剤3を添加したDMEM培地(5.0%FBS含有)で24時間培養した。
(3)20μM H2DCFDAを含むHBSSで1時間インキュベートした。
(4)UVBを40mJ/cm2のエネルギー量で照射後、0.5%Triton X−100 reducedを添加し、可溶化した。
(5)Ex560nm;Em590nmの蛍光強度を測定し、得られた値をタンパク量で除して、タンパク1μgあたりの細胞内ROS量とした。
結果を図4に示した。図4から明らかなとおり、グルタチオン産生促進剤3はUVBにより誘導された細胞内ROSレベルの上昇を有意に抑制した。
実施例4(美白剤:皮膚用クリームの製造)
下記の成分(1)〜(5)を混合後に加熱溶解して75℃とし、これに混合・加熱融解し75℃とした(6)〜(9)および(12)を添加して乳化させた。撹拌冷却後、(10)および(11)を添加して、皮膚用クリームを得た。
(組成) (質量%)
(1)ステアリン酸 1.00
(2)バチルアルコール 1.00
(3)モノステアリン酸グリセリン 0.50
(4)スクアラン 15.00
(5)ソルビタンモノステアレート 2.00
(6)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.00
(7)水酸化カリウム 0.05
(8)カルボキシビニルポリマー 0.10
(9)パラヒドロキシ安息香酸メチル 0.10
(10)グルタチオン産生促進剤3 0.10
(11)香料 0.10
(12)精製水 残部割合
合計 100.00
下記の成分(1)〜(5)を混合後に加熱溶解して75℃とし、これに混合・加熱融解し75℃とした(6)〜(9)および(12)を添加して乳化させた。撹拌冷却後、(10)および(11)を添加して、皮膚用クリームを得た。
(組成) (質量%)
(1)ステアリン酸 1.00
(2)バチルアルコール 1.00
(3)モノステアリン酸グリセリン 0.50
(4)スクアラン 15.00
(5)ソルビタンモノステアレート 2.00
(6)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.00
(7)水酸化カリウム 0.05
(8)カルボキシビニルポリマー 0.10
(9)パラヒドロキシ安息香酸メチル 0.10
(10)グルタチオン産生促進剤3 0.10
(11)香料 0.10
(12)精製水 残部割合
合計 100.00
実施例5(美白剤:皮膚用クリームの製造)
下記の成分(1)〜(5)を混合後に加熱溶解して75℃とし、これに混合・加熱融解し75℃とした(6)〜(9)および(12)を添加して乳化させた。撹拌冷却後、(10)および(11)を添加して、皮膚用クリームを得た。
(組成) (質量%)
(1)ステアリン酸 1.00
(2)バチルアルコール 1.00
(3)モノステアリン酸グリセリン 0.50
(4)スクアラン 15.00
(5)ソルビタンモノステアレート 2.00
(6)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.00
(7)水酸化カリウム 0.05
(8)カルボキシビニルポリマー 0.10
(9)パラヒドロキシ安息香酸メチル 0.10
(10)グルタチオン産生促進剤3 0.10
(11)香料 0.10
(12)精製水 残部割合
合計 100.00
下記の成分(1)〜(5)を混合後に加熱溶解して75℃とし、これに混合・加熱融解し75℃とした(6)〜(9)および(12)を添加して乳化させた。撹拌冷却後、(10)および(11)を添加して、皮膚用クリームを得た。
(組成) (質量%)
(1)ステアリン酸 1.00
(2)バチルアルコール 1.00
(3)モノステアリン酸グリセリン 0.50
(4)スクアラン 15.00
(5)ソルビタンモノステアレート 2.00
(6)ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.00
(7)水酸化カリウム 0.05
(8)カルボキシビニルポリマー 0.10
(9)パラヒドロキシ安息香酸メチル 0.10
(10)グルタチオン産生促進剤3 0.10
(11)香料 0.10
(12)精製水 残部割合
合計 100.00
本発明のグルタチオン産生促進剤は、医薬部外品や化粧品などとして使用できる美白剤の有効成分として利用することができる。
Claims (4)
- (A)エンメイソウの溶媒可溶成分、(B)インチンコウの溶媒可溶成分または前記(A)成分と前記(B)成分の混合物を含み、
前記溶媒が、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれるものである、グルタチオン産生促進剤。 - (A)エンメイソウの溶媒可溶成分と(B)インチンコウの溶媒可溶成分の混合物を含むグルタチオン産生促進剤であり、
前記溶媒が、多価アルコール、メタノール、エタノールおよびそれらと水の混合液から選ばれるものであり、
前記(A)成分と前記(B)成分の混合物の合計含有量(合計固形分量換算)が0.02〜20質量%であり、前記(A)成分の固形分量と前記(B)成分の固形分量の合計量中の含有割合が、前記(A)成分の含有割合が30〜70質量%、前記(B)成分の含有割合が30〜70質量%である、グルタチオン産生促進剤。 - さらに(C)他の植物の溶媒可溶成分を含有しており、前記他の植物が、テンニンカ、ユキノシタ、ワレモコウ、ゴールデンカモミール、褐藻、アーチチョーク、ビルベリー、イネ、ワスレグサである、請求項1または2記載のグルタチオン産生促進剤。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のグルタチオン産生促進剤を含む美白剤。
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---|---|---|---|---|
JP2003246722A (ja) * | 2002-02-25 | 2003-09-02 | Kanebo Ltd | 美白化粧料 |
JP2006137731A (ja) * | 2004-11-15 | 2006-06-01 | Kao Corp | 水性マッサージ化粧料 |
JP2006241062A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Ichimaru Pharcos Co Ltd | 化粧料組成物及び美容・健康食品組成物 |
JP2008285422A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | Dna損傷抑制剤及びグルタチオン産生促進剤 |
JP2009132662A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Maruzen Pharmaceut Co Ltd | グルタチオン産生促進剤 |
-
2017
- 2017-05-10 JP JP2017093601A patent/JP2018188398A/ja active Pending
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