JP2018188106A - 車体下部構造 - Google Patents

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匠 露崎
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壮吾 今村
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Shigeki Morie
茂樹 森栄
圭太 吉永
Keita Yoshinaga
圭太 吉永
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Abstract

【課題】バッテリパックの側壁をバッテリパックの内部に押し込むことを抑制できる車体下部構造を提供する車体下部構造を提供する。【解決手段】車体下部構造は、バッテリケースとリッドとからなるバッテリパック20を備えている。バッテリケースのケースフランジ49は、ケース水平部55aとケース延長部55bとを有する。ケース延長部55bは、ケース水平部55aの第2屈曲点82から下方へ向けて折り曲げられている。リッドのリッドフランジ68は、リッド水平部75aとリッド延長部75bとを有する。リッド延長部75bは、リッド水平部75aの第2屈曲点85から下方へ向けて折り曲げられている。【選択図】図6

Description

本発明は、車体下部構造に関するものである。
車体下部構造として、例えばバッテリパックの内部にバッテリが収容され、バッテリパックのバッテリケースの開口部がリッドで覆われるものがある。バッテリケースのフランジとリッドのフランジとの間にシール部材が介在されることによりバッテリパックが密封されている(例えば、特許文献1参照)。
バッテリケースおよびリッドの各フランジは、バッテリパックの側壁において上下方向中央から水平に張り出されている。
特許第5531478号公報
ここで、例えば、車両の側方から衝撃荷重が入力した場合、フランジの自由端からフランジに荷重が入力する。入力した荷重でフランジが車幅方向内側(すなわち、バッテリパックの側壁側)に移動する。フランジがバッテリパックの側壁側に移動することにより、側壁がバッテリパックの内部に凹むように押し込まれる。このため、バッテリパックの内部に収容されたバッテリに側壁が押圧され、バッテリが損傷することが考えられる。
そこで、この発明は、バッテリパックの側壁をバッテリパックの内部に押し込むことを抑制できる車体下部構造を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、バッテリケース(例えば、実施形態のバッテリケース45)にバッテリ(例えば、実施形態のバッテリ64)が収容され、前記バッテリケースの第1フランジ(例えば、実施形態のケースフランジ49)とリッド(例えば、実施形態のリッド46)の第2フランジ(例えば、実施形態のリッドフランジ68)とが密封されたバッテリパック(例えば、実施形態のバッテリパック20)を備える車体下部構造(例えば、実施形態の車体下部構造10)において、前記第1フランジおよび前記第2フランジは、前記バッテリケースおよび前記リッドの各側壁(例えば、実施形態のケース左側壁47c、リッド左側壁66c)の第1屈曲点(例えば、実施形態の第1屈曲点81,84)から車幅方向外側に水平に折り曲げられた水平部(例えば、実施形態のケース水平部55a、リッド水平部75a)と、前記第1フランジおよび前記第2フランジの少なくとも一方の水平部の第2屈曲点(例えば、実施形態の第2屈曲点82,85)から車幅方向外側の下方へ向けて折り曲げられた延長部(例えば、実施形態のケース延長部55b、リッド延長部75b)と、を有し、前記第1フランジの水平部と前記第2フランジの水平部との間が密封されている、ことを特徴とする。
このように、バッテリケースおよび前記リッドの側壁の第1屈曲点から第1フランジおよび第2フランジを車幅方向外側に水平に折り曲げて水平部を形成する。よって、水平部で第1フランジおよび第2フランジ間の密封を確保できる。
また、第1フランジおよび第2フランジの少なくとも一方を水平部の第2屈曲点から車幅方向外側の下方へ向けて折り曲げて延長部を形成する。よって、車両の側方から衝撃荷重が入力した場合に、延長部の自由端に水平荷重が作用し、第1屈曲点と第2屈曲点とを折り曲げる分力が発生する。これにより、第1フランジおよび第2フランジを第1屈曲点と第2屈曲点とで折り畳むことができ、バッテリケースの側壁および前記リッドの側壁(すなわち、バッテリパックの側壁)がバッテリパックの内部に押し込まれることを抑制できる。
すなわち、車体下部構造によれば、第1フランジおよび第2フランジ間の密封を水平部で確保できる。さらに、入力した衝撃荷重で第1屈曲点と第2屈曲点とを折り曲げることにより、バッテリパックの側壁がバッテリパックの内部に押し込まれることを抑制してバッテリを保護できる。
請求項2に記載した発明は、前記バッテリケースの側壁の車幅方向外側に設けられた内フレーム(例えば、実施形態の内フレーム87)と、前記内フレームの車幅方向外側に設けられた外フレーム(例えば、実施形態の外フレーム88)と、を備え、前記内フレームは前記外フレームより強度が高く設定されている、ことを特徴とする。
このように、バッテリケースの側壁に内フレームを設け、内フレームに外フレームを設けた。また、内フレームの強度を外フレームより高く設定した。よって、車両の側方から衝撃荷重が入力した場合に、まず強度の低い外フレームを衝撃荷重で潰し、ついで強度の高い内フレームを順次潰すことができる。これにより、外フレームおよび内フレームを良好に潰してバッテリパックの側壁がバッテリパックの内部に押し込まれることを一層良好に抑制できる。
請求項3に記載した発明は、前記内フレームは、前記バッテリケースの側壁から車幅方向外側に張り出された一対の内フレーム脚部(例えば、実施形態の内フレーム上脚部91、内フレーム下脚部92)と、前記一対の内フレーム脚部の外縁間を連結する内フレーム外側壁(例えば、実施形態の内フレーム外側壁93)と、を有し、前記内フレーム外側壁は、車体前後方向に延びるビード(例えば、実施形態のビード97)を有する、ことを特徴とする。
このように、内フレーム外側壁にビードを形成することにより、内フレームの強度を容易に高めることができる。これにより、内フレームのコストを抑えることができる。
請求項4に記載した発明は、前記外フレームの上方に設けられたサイドシル(例えば、実施形態のサイドシル12)と、前記サイドシルの下部(例えば、実施形態のサイドシル下部33c)に取り付けられ、前記サイドシルの下部から下方に延びる支持ブラケット(例えば、実施形態の支持ブラケット24)と、を備え、前記支持ブラケットに前記外フレームの外側壁(例えば、実施形態の外フレーム外側壁103)が取り付けられる、ことを特徴とする。
このように、サイドシルの下部に支持ブラケットを取り付け、支持ブラケットに外フレームの外側壁を取り付けた。よって、サイドシルをバッテリパックの側壁から車幅方向外側に充分に離間させることができる。これにより、車両の側方から衝撃荷重が入力した場合に、サイドシルの変形量を充分に確保でき、バッテリパックの側壁がバッテリパックの内部に押し込まれることを一層良好に抑制できる。
また、支持ブラケットを下部から下方に延びる形状とするため、例えば支持ブラケットをL字形に形成することが可能である。これにより、支持ブラケットを小型、簡素化にできる。
請求項5に記載した発明は、前記第1フランジおよび前記第2フランジは、上下方向において前記サイドシルの下部の高さ位置(例えば、実施形態のサイドシル下部の高さ位置P1)に設定され、かつ、前記外フレームの外側壁より車幅方向内側に配置される、ことを特徴とする。
このように、第1フランジおよび第2フランジをサイドシルの下部の高さ位置に設定し、さらに、第1フランジおよび第2フランジを外フレームの外側壁より車幅方向内側に配置した。よって、車両の側方から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重は、まずサイドシルを圧壊させながらサイドシルの下部を変形させる。ついで、外フレームを潰しながらサイドシルの下部が車幅方向内側へ変位する。
これにより、第1フランジおよび第2フランジを第1屈曲点と第2屈曲点とで折り畳み、内フレームの圧壊を発生させる。この結果、衝撃エネルギーを良好に吸収でき、バッテリパックの側壁がバッテリパックの内部に押し込まれることを抑制できる。
請求項6に記載した発明は、前記サイドシル間に架設され、上方に隆起された隆起部(例えば、実施形態の隆起部36)を有し、前記隆起部および前記リッド間に上方空間(例えば、実施形態の上方空間38)を形成するフロアパネル(例えば、実施形態のフロアパネル14)と、前記上方空間に車幅方向へ延びるように配置され、前記リッドに取り付けられたクロスバー部材(例えば、実施形態のクロスバー部材26)と、前記クロスバー部材の端部(例えば、実施形態のクロスバー部材26の端部26a)に間隔(例えば、実施形態の間隔L2)をあけて対向し、前記サイドシルに取り付けられたエネルギー吸収部(例えば、実施形態のエネルギー吸収部28)と、を備えることを特徴とする。
このように、リッドにクロスバー部材を取り付け、クロスバー部材の端部に間隔をあけてエネルギー吸収部を対向させた。よって、車両の側方から衝撃荷重が入力した場合に、入力した衝撃荷重でサイドシルが車幅方向内側に変位する。サイドシルが変位することにより、エネルギー吸収部が車幅方向内側に向けて移動してクロスバー部材の端部に当接する。これにより、エネルギー吸収部を潰して衝撃エネルギーを一層良好に吸収できる。
請求項7に記載した発明は、前記エネルギー吸収部は、前記クロスバー部材の端部に対向する部位(例えば、実施形態のエネルギー吸収部28の底部123)に、前記クロスバー部材の端部に対して凹むように形成された凹部(例えば、実施形態の当接凹部125)を有する、ことを特徴とする。
このように、エネルギー吸収部のうち、クロスバー部材の端部に対向する部位に凹部を形成した。よって、車両の側方から入力した衝撃荷重により、サイドシルが変位してエネルギー吸収部がクロスバー部材の端部に当接する際に、クロスバー部材の端部をエネルギー吸収部の凹部に当接させた状態に確実に保持できる。これにより、エネルギー吸収部を良好に潰して衝撃エネルギーを吸収できる。
この発明によれば、第1フランジおよび第2フランジ間の密封が水平部で確保される。さらに、衝撃荷重が入力した際に、衝撃荷重で第1屈曲点と第2屈曲点とが折り曲げられる。これにより、バッテリパックの側壁がバッテリパックの内部に押し込まれることを抑制してバッテリを保護できる。
本発明の第1実施形態における車体下部構造を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における車体下部構造を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における車体下部構造を図2のIII−III線に沿って破断した状態で示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における車体下部構造の要部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における車体下部構造において図3のV部拡大を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における車体下部構造において図4のVI部拡大を示す断面図である。 本発明の第1実施形態における車体下部構造を左後下方から見た状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における車体下部構造において図7のVIII部拡大を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における車体下部構造を図2のIX−IX線に沿って破断した状態で示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における車体下部構造のクロスバー部材およびエネルギー吸収部を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における車体下部構造で衝撃荷重からバッテリを保護する例を説明する断面図である。 本発明の第2実施形態における車体下部構造を示す断面図である。 本発明の第3実施形態における車体下部構造を示す断面図である。 本発明の第4実施形態における車体下部構造を示す断面図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を指すものとする。
なお、車体下部構造10は、略左右対称な部材で構成されているので、以下、左側の各構成部材について説明して右側の各構成部材の説明を省略する。
(第1実施形態)
図1、図2に示すように、車体下部構造10は、サイドシル12と、フロアパネル14と、第1クロスメンバ16と、第2クロスメンバ18と、バッテリパック20と、フレーム部22(図3参照)と、支持ブラケット24と、クロスバー部材26と、エネルギー吸収部28(図9参照)とを備える。
サイドシル12は、車体下部の左右側に設けられて車体前後方向に延出されている。サイドシル12は、サイドシルアウタ31と、サイドシルインナ32とを備えている。
サイドシル12は、サイドシルアウタ31の上フランジ31aとサイドシルインナ32の上フランジ32aとが接合されている。また、サイドシル12は、サイドシルアウタ31の下フランジ31bとサイドシルインナ32の下フランジ32bとが接合されている。サイドシルアウタ31およびサイドシルインナ32でサイドシル12が断面矩形枠状に形成されている。
左側のサイドシル12と右側のサイドシル12とにフロアパネル14が架設されている。フロアパネル14で車室34の床部が形成されている。フロアパネル14は、上方に隆起された隆起部36を有する。隆起部36およびバッテリパック20のリッド46間に上方空間38が形成されている。
フロアパネル14の上面14aに第1クロスメンバ16が配置されている。第1クロスメンバ16は、左側のサイドシル12と右側のサイドシル12とに架設されている。第1クロスメンバ16は、車室34内において車体前方に設けられている。
第1クロスメンバ16に、ドライバシート41やパッセンジャシート42のシートクッション41a,42aの前部が連結されている。
第1クロスメンバ16の車体後方においてフロアパネル14の下面14bに第2クロスメンバ18が設けられている。第2クロスメンバ18は、左側のサイドシル12と右側のサイドシル12とに架設されている。
第2クロスメンバ18に、ドライバシート41やパッセンジャシート42のシートクッション41a,42aの後部が連結されている。
すなわち、第1クロスメンバ16および第2クロスメンバ18に、ドライバシート41とパッセンジャシート42とが支持されている。
フロアパネル14、第1クロスメンバ16および第2クロスメンバ18の下方で、かつ、左側のサイドシル12と右側のサイドシル12との間にバッテリパック20が取り付けられている。
図3、図4に示すように、バッテリパック20は、バッテリケース45と、リッド46とを備えている。
バッテリケース45は、ケース側壁47と、ケース底部48と、第1フランジ49とを有する。以下、第1フランジ49を「ケースフランジ49」と称する。
ケース側壁47は、ケース前壁47a(図1参照)と、ケース後壁47b(図1参照)と、ケース左側壁47cと、ケース右側壁47dとを有する。ケース前壁47aは、車幅方向の中央に突出壁47e(図2参照)を有する。突出壁47eは、車体前方へ向けて平面視U字状に突出されている。ケース前壁47aと、ケース後壁47bと、ケース左側壁47cと、ケース右側壁47dとにより、ケース側壁47が略矩形枠状に形成されている。
ケース側壁47は、下端部がケース底部48で塞がれ、上端部に開口部51が形成されている。ケース側壁47の開口部51の全周からケースフランジ49がバッテリケース45の外側に張り出されている。
ケースフランジ49は、前ケースフランジ53(図1参照)と、後ケースフランジ54(図1参照)と、左側ケースフランジ55と、右側ケースフランジ56とを有する。
バッテリケース45の内部にはケースクロスメンバ58が設けられている。ケースクロスメンバ58はフランジ59がケース側壁47のケース左側壁47cに接合されている。
ケースクロスメンバ58は、クロスメンバ上部58aに複数の貫通穴61が形成されている。貫通穴61に締結部材62が上下方向に貫通されている。締結部材62は、下端部62aがボルト、ナットでケース底部48に締結されている(図1参照)。
バッテリケース45の内部にバッテリ64が収容されている。
バッテリケース45の開口部51がリッド46で上方から塞がれている。リッド46は、リッド側壁66と、リッド頂部67と、第2フランジ68とを有する。以下、第2フランジ68を「リッドフランジ68」と称する。
リッド側壁66は、リッド前壁66a(図1参照)と、リッド後壁66b(図1参照)と、リッド左側壁66cと、リッド右側壁66dとを有する。リッド前壁66aは、車幅方向の中央に突出壁47e(図2参照)を有する。リッド前壁66aと、リッド後壁66bと、リッド左側壁66cと、リッド右側壁66dとにより、リッド側壁66が略矩形枠状に形成されている。すなわち、リッド側壁66は、ケース側壁47と同様に形成されている。
リッド側壁66は、上端部がリッド頂部67で塞がれ、下端部に開口部71が形成されている。リッド側壁66の開口部71の全周からリッド46の外側にリッドフランジ68が張り出されている。
リッドフランジ68は、前リッドフランジ73(図1参照)と、後リッドフランジ74(図1参照)と、左側リッドフランジ75と、右側リッドフランジ76とを有する。
リッドフランジ68をケースフランジ49に上方から重ねることにより、リッドフランジ68とケースフランジ49との間がシール部材78により密封されている。よって、バッテリケース45の開口部51がリッド46で閉塞される。
バッテリパック20の内部79にバッテリ64が収容されている。バッテリケース45の開口部51をリッド46で閉塞した状態において、リッド頂部67から締結部材62の上部62b(図1参照)が上方に突出されている。
突出された上部62bは、第2クロスメンバ18のメンバ底部18a(図1参照)にボルト、ナットで締結されている。これにより、バッテリパック20は、複数の締結部材62で第2クロスメンバ18のメンバ底部18aに締結されている。
図5、図6に示すように、左側ケースフランジ55は、ケース水平部(水平部)55aと、ケース延長部55bとを有する。ケース水平部55aは、ケース側壁47の左側壁(側壁)47cの第1屈曲点81から車幅方向外側へ向けて水平に折り曲げられている。ケース延長部55bは、ケース水平部55aの第2屈曲点82から車幅方向外側の下方へ向けて湾曲状に折り曲げられている。
ケース水平部55aの車幅方向の長さ寸法は、ケース延長部55bの車幅方向の長さ寸法と同じに設定されることが好ましい。その他の例として、ケース延長部55bの車幅方向の長さ寸法を、ケース水平部55aの車幅方向の長さ寸法より小さく抑えることも可能である。
左側リッドフランジ75は、リッド水平部(水平部)75aと、リッド延長部75bとを有する。リッド水平部75aは、ケース水平部55aの上方に位置し、ケース水平部55aに沿って所定間隔をおいて配置されている。リッド水平部75aは、リッド側壁66のリッド左側壁66cの第1屈曲点84から車幅方向外側へ向けて水平に折り曲げられている。
リッド水平部75aの車幅方向の長さ寸法は、リッド延長部75bの車幅方向の長さ寸法と同じに設定されることが好ましい。その他の例として、リッド延長部75bの車幅方向の長さ寸法を、リッド水平部75aの車幅方向の長さ寸法より小さく抑えることも可能である。
リッド左側壁66cの第1屈曲点84は、ケース左側壁47cの第1屈曲点81に対して、上下方向、車幅方向において略同じ位置に位置する。
リッド延長部75bは、ケース延長部55bの上方に所定間隔をおいて、ケース延長部55bに沿って配置されている。リッド延長部75bは、リッド水平部75aの第2屈曲点85から車幅方向外側の下方へ向けて湾曲状に折り曲げられている。
リッド水平部75aの第1屈曲点84は、ケース水平部55aの第1屈曲点81に対して、上下方向、車幅方向において略同じ位置に位置する。
このように、左側ケースフランジ55はケース水平部55aを有する。左側リッドフランジ75はリッド水平部75aを有する。ケース水平部55aとリッド水平部75aとの間にシール部材78が平坦に介在される。これにより、ケース水平部55aとリッド水平部75aとの間が密封された状態に保たれている。
また、左側ケースフランジ55はケース延長部55bを有する。左側リッドフランジ75はリッド延長部75bを有する。よって、車両Veの側方から衝撃荷重F1が入力した場合に、ケース延長部55bの自由端55cとリッド延長部75bの自由端75cとに水平荷重F2が作用する。
左側リッドフランジ75の第1屈曲点84と第2屈曲点85とを折り曲げる分力が発生する。第2屈曲点85が上方に移動するように折り曲げられる。同様に、左側ケースフランジ55の第1屈曲点81と第2屈曲点82とを折り曲げる分力が発生する。第2屈曲点82が上方に移動するように折り曲げられる。
これにより、左側ケースフランジ55は、第1屈曲点81と第2屈曲点82とで逆V字状に折り畳まれる。左側リッドフランジ75は、第1屈曲点84と第2屈曲点85とで逆V字状に折り畳まれる。
この結果、ケース左側壁47cおよびリッド左側壁66c(すなわち、バッテリパック20の左側壁)がバッテリパック20の内部79に押し込まれることを抑制できる。
すなわち、車体下部構造10によれば、左側ケースフランジ55と左側リッドフランジ75との間の密封をケース水平部55aおよびリッド水平部75aで確保できる。さらに、左側ケースフランジ55の第1屈曲点81と第2屈曲点82とを折り曲げ、左側リッドフランジ75の第1屈曲点84と第2屈曲点85とを折り曲げるようにした。これにより、バッテリパック20の左側壁がバッテリパック20の内部79に押し込まれることを抑制してバッテリ64を保護できる。
ケース左側壁47cにおいて第1屈曲点81の下方にフレーム部22が設けられている。フレーム部22は、内フレーム87と、外フレーム88とを備えている。
内フレーム87は、ケース左側壁47cの外面に設けられ、外面から車幅方向外側に膨出されている。内フレーム87は、内フレーム上脚部91と、内フレーム下脚部92と、内フレーム外側壁93と、内フレーム上フランジ94と、内フレーム下フランジ95とを有する。
内フレーム上脚部91は、ケース左側壁47cから車幅方向外側に張り出されている。内フレーム下脚部92は、内フレーム上脚部91の下方に間隔をおいて配置され、ケース左側壁47cから車幅方向外側に張り出されている。
内フレーム上脚部91の外縁と内フレーム下脚部92の外縁とが内フレーム外側壁93で連結されている。内フレーム上脚部91、内フレーム下脚部92、および内フレーム外側壁93で内フレーム87が断面U字状に形成されている。
内フレーム上脚部91の内縁からケース左側壁47cに沿って上方へ内フレーム上フランジ94が張り出されている。内フレーム下脚部92の内縁からバッテリケース45のケース底部48に沿って車幅方向内側へ内フレーム下フランジ95が張り出されている。内フレーム上フランジ94がケース左側壁47cに接合され、内フレーム下フランジ95がバッテリケース45のケース底部48に接合されている。これにより、内フレーム87がケース左側壁47cの外面に取り付けられている。
また、内フレーム外側壁93にはビード97を有する。ビード97は、内フレーム外側壁93の上下方向の中央に形成されている。さらに、内フレーム外側壁93は、内フレーム外側壁93の外面から車幅方向内側に向けて凹状に形成され、車体前後方向に延びている。
内フレーム外側壁93にビード97を形成することにより、内フレーム87の強度を容易に高めることができる。これにより、強度の高い内フレーム87を、コストを抑えた状態で得ることができる。
内フレーム87の車幅方向外側に外フレーム88が設けられている。外フレーム88は、内フレーム87から車幅方向外側に膨出されている。外フレーム88は、外フレーム上脚部101と、外フレーム下脚部102と、外フレーム外側壁103と、外フレーム上フランジ104と、外フレーム下フランジ105とを有する。
外フレーム上脚部101は、内フレーム上脚部91から車幅方向外側に張り出されている。外フレーム下脚部102は、外フレーム上脚部101の下方に間隔をおいて配置され、内フレーム下脚部92から車幅方向外側に張り出されている。
外フレーム上脚部101の外縁と外フレーム下脚部102の外縁とが外フレーム外側壁103で連結されている。外フレーム上脚部101、外フレーム下脚部102、および外フレーム外側壁103で外フレーム88が断面U字状に形成されている。
外フレーム上脚部101の内縁から内フレーム上脚部91に沿って車幅方向内側へ外フレーム上フランジ104が張り出されている。外フレーム下脚部102の内縁から内フレーム下脚部92に沿って車幅方向内側へ外フレーム下フランジ105が張り出されている。外フレーム上フランジ104が内フレーム上脚部91に接合され、外フレーム下フランジ105が内フレーム下脚部92に接合されている。これにより、外フレーム88が内フレーム87の車幅方向外側に取り付けられている。
ここで、内フレーム外側壁93にビード97が形成されることにより、内フレーム87の強度が高められている。よって、内フレーム87は外フレーム88より強度が高く設定されている。これにより、車両Veの側方から車体下部構造10に衝撃荷重F1が入力した場合に、まず強度の低い外フレーム88を荷重F3で潰し、ついで強度の高い内フレーム87を荷重F4で順次潰すことができる。
外フレーム88の上方で、かつ、外フレーム88の車幅方向外側にサイドシル12が設けられている。サイドシル12のサイドシルインナ32は、上フランジ32aと下フランジ32bとに内膨出部33が連結されている。内膨出部33は、インナ内側壁33aと、インナ上部33bと、インナ下部33cとを有する。
インナ上部33bは、上フランジ32aの下縁から車幅方向内側へ向けて折り曲げられている。インナ下部33cは、下フランジ32bの上縁から車幅方向内側へ向けて折り曲げられている。インナ上部33bの内縁とインナ下部33cの内縁とがインナ内側壁33aで連結されている。
インナ内側壁33a、インナ上部33b、およびインナ下部33cで内膨出部33が断面U字状に形成されている。サイドシルインナ32のインナ下部33cは、サイドシル12の下部を形成する。以下、サイドシル12の下部を「サイドシル下部33c」という。
サイドシル下部33cに複数の支持ブラケット24が車体前後方向に間隔をおいて取り付けられている。
図7、図8に示すように、支持ブラケット24は、取付部111と、垂下部112と、前フランジ113と、後フランジ114とを有する。取付部111は、平面視矩形状に形成され、サイドシル下部33cに下方からボルト116、ナット117(図6参照)で取り付けられている。この状態において、取付部111は、サイドシル下部33cに沿って水平に配置されている。取付部111の内縁から垂下部112が下方へ向けて延びている。
垂下部112の上部のうち車体前後方向の中央にブラケット凹部119が形成されている。ブラケット凹部119は、車幅方向においてボルト116に対向する位置において、垂下部112の外面112aが車幅方向内側に凹むように形成されている。よって、ブラケット凹部119は、ボルト116の頭部116aから車幅方向内側に離されて配置されている。これにより、ボルト116の頭部116aを締結する際に、垂下部112が邪魔になることがなく、ボルト116を容易に締結できる。
垂下部112は、側面視矩形状に形成され、取付部111の内縁から外フレーム外側壁103の外面に沿って下方に延びている。垂下部112の下部112bに外フレーム外側壁103の外面が接合により取り付けられている。
また、取付部111の前縁と垂下部112の前縁とに前フランジ113が形成されている。前フランジ113はL字状に形成されている。取付部111の後縁と垂下部112の後縁とに後フランジ114が形成されている。後フランジ114はL字状に形成されている。
支持ブラケット24にL字状の前フランジ113と、L字状の後フランジ114とを有することにより、支持ブラケット24が前フランジ113および後フランジ114で補強されている。これにより、支持ブラケット24の強度が確保されている。
図6に示すように、支持ブラケット24がサイドシル下部33cに取り付けられ、支持ブラケット24に外フレーム外側壁103が取り付けられている。よって、ケース側壁47のケース左側壁(すなわち、バッテリパック20の側壁)47cから車幅方向外側にサイドシル12が充分な間隔L1で離間されている。
これにより、車両Veの側方から衝撃荷重F1が入力した場合に、サイドシル12の変形量を充分に確保でき、ケース側壁47のケース左側壁47cがバッテリパック20の内部79に押し込まれることを良好に抑制できる。
また、支持ブラケット24をサイドシル下部33cから下方に延びる形状とするため、例えば支持ブラケット24をL字形に形成することが可能である。これにより、支持ブラケット24を小型、簡素化にできる。
ケースフランジ49およびリッドフランジ68は、上下方向においてサイドシル下部33cの高さ位置P1に設定されている。また、ケースフランジ49およびリッドフランジ68は、外フレーム外側壁103より車幅方向内側に配置されている。さらに、ケースフランジ49およびリッドフランジ68は、サイドシル12(具体的には、内膨出部33のインナ内側壁33a)より車幅方向内側に配置されている。
よって、車両Veの側方から衝撃荷重F1が入力した場合に、入力した衝撃荷重F1は、まずサイドシル12を圧壊させながらサイドシル下部33cを変形させる。ついで、外フレーム88を潰しながらサイドシル下部33cが車幅方向内側へ変位する。
これにより、左側ケースフランジ55を第1屈曲点81と第2屈曲点82とで折り畳むとともに、左側リッドフランジ75を第1屈曲点84と第2屈曲点85とで折り畳むことができる。左側ケースフランジ55および左側リッドフランジ75を折り畳むことにより、内フレーム87の圧壊を発生させることができる。この結果、衝撃エネルギーを良好に吸収でき、ケース側壁47のケース左側壁(すなわち、バッテリパック20の側壁)47cがバッテリパック20の内部79に押し込まれることを抑制できる。
図9、図10に示すように、フロアパネル14の隆起部36とリッド46との間に上方空間38が形成されている。上方空間38にクロスバー部材26が配置されている。例えば、クロスバー部材26は、断面矩形枠状に形成されている。クロスバー部材26は、リッド46のリッド頂部67に沿って車幅方向へ延びるように配置されている。例えば、クロスバー部材26は、リッド頂部67にミグ溶接で取り付けられている。
クロスバー部材26の端部26aに対向する位置にエネルギー吸収部28が設けられている。エネルギー吸収部28は、サイドシルインナ32のインナ内側壁33aに取り付けられている。エネルギー吸収部28は、側壁122と、底部123と、接合フランジ124とを有する。側壁122は矩形枠状に形成され、側壁122の一端部(インナ内側壁33aから離れた側の端部)が底部123で塞がれている。
底部123は、外形が矩形状に形成されている。底部123は、クロスバー部材26の端部26aに間隔L2をあけて対向するように配置されている。底部123は、当接凹部125を有する。当接凹部125は、クロスバー部材26の端部26aに対して凹むように形成されている。例えば、当接凹部125を球面に凹ませることが好ましい。クロスバー部材26の端部26aが当接凹部125に当接した際に、クロスバー部材26の端部26aを当接凹部125で好適に保持できる。
側壁122の他端部(インナ内側壁33a側の端部)には開口部127が矩形状に開口されている。また、側壁122の他端部には開口部127の全周に接合フランジ124が形成されている。接合フランジ124がインナ内側壁33aに接触された状態で接合されている。
このように、エネルギー吸収部28は、インナ内側壁33a側に開口部127が開口された矩形断面の箱状に形成されている。
なお、エネルギー吸収部28は、その他の例として五角形、六角形などの多角形断面の箱状に形成することも可能である。
このように、リッド頂部67にクロスバー部材26が取り付けられ、クロスバー部材26の端部26aに間隔L2をあけてエネルギー吸収部28が対向されている。よって、車両Veの側方から衝撃荷重F1が入力した場合に、入力した衝撃荷重F1でサイドシル12が車幅方向内側に変位する。サイドシル12が変位することにより、エネルギー吸収部28が車幅方向内側に向けて移動してクロスバー部材26の端部26aに当接する。これにより、エネルギー吸収部28を潰して衝撃エネルギーを一層良好に吸収できる。
さらに、エネルギー吸収部28の底部123に当接凹部125が形成されている。サイドシル12が入力した衝撃荷重F1で変位してエネルギー吸収部28がクロスバー部材26の端部に当接する際に、クロスバー部材26の端部26aをエネルギー吸収部28の当接凹部125に当接させた状態に確実に保持できる。これにより、エネルギー吸収部28を確実に潰して衝撃エネルギーを吸収できる。
つぎに、車両Veの側方から衝撃荷重5が入力した際に車体下部構造10でバッテリ64を保護する例を図4、図9、図11に基づいて説明する。
図4に示すように、ケースフランジ49の左側ケースフランジ55およびリッドフランジ68の左側リッドフランジ75は、上下方向においてサイドシル下部33cの高さ位置P1に設定されている。また、左側ケースフランジ55および左側リッドフランジ75は、外フレーム88の外フレーム外側壁103より車幅方向内側に配置されている。さらに、左側ケースフランジ55および左側リッドフランジ75は、サイドシル12(具体的には、内膨出部33のインナ内側壁33a)より車幅方向内側に配置されている。
図11に示すように、車両Veの側方から障害物138が衝突して衝撃荷重F5が入力する。入力した衝撃荷重F5は、まずサイドシル12を圧壊させながらサイドシル下部33cを変形させる。ついで、外フレーム88を潰しながらサイドシル下部33cが車幅方向内側へ変位する。
サイドシル下部33cが車幅方向内側へ変位することにより、サイドシル12のインナ内側壁33aが左側ケースフランジ55の自由端55cと左側リッドフランジ75の自由端75cとに当接する。
すなわち、車両Veの側方から衝撃荷重F5が入力した場合に、左側ケースフランジ55の自由端55cと左側リッドフランジ75の自由端75cとに水平荷重F6が作用する。よって、左側ケースフランジ55の第1屈曲点81と第2屈曲点82とを折り曲げる分力が発生する。同様に、左側リッドフランジ75の第1屈曲点84と第2屈曲点85とを折り曲げる分力が発生する。
左側リッドフランジ75の第2屈曲点85が上方に移動するように折り曲げられる。同様に、左側ケースフランジ55の第2屈曲点82が上方に移動するように折り曲げられる。
これにより、左側ケースフランジ55を第1屈曲点81と第2屈曲点82とで逆V字状に折り畳むことができる。左側リッドフランジ75を第1屈曲点84と第2屈曲点85とで逆V字状に折り畳むことができる。
この結果、バッテリケース45のケース左側壁47cおよびリッド46のリッド左側壁66c(すなわち、バッテリパック20の左側壁)がバッテリパック20の内部79に押し込まれることを抑制できる。
また、左側ケースフランジ55および左側リッドフランジ75を折り畳むことにより、内フレーム87の圧壊を発生させることができる。この結果、衝撃エネルギーを一層良好に吸収でき、バッテリパック20の左側壁がバッテリパック20の内部79に押し込まれることを抑制できる。
さらに、図9に示すように、車両Veの側方から衝撃荷重F5(図11参照)が入力した場合に、入力した衝撃荷重F5でエネルギー吸収部28が車幅方向内側に向けて移動してクロスバー部材26の端部26aに当接する。これにより、エネルギー吸収部28を潰して衝撃エネルギーを一層良好に吸収できる。
これにより、バッテリパック20の左側壁がバッテリパック20の内部79に押し込まれることを一層良好に抑制してバッテリ64を保護できる。
つぎに、第2実施形態〜第4実施形態を図12〜図14に基づいて説明する。なお、第2実施形態〜第4実施形態において第1実施形態と同一類似部材については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
(第2実施形態)
図12に示すように、バッテリパック140は、第1実施形態の左側ケースフランジ55を左側ケースフランジ141に代えたもので、その他の構成はバッテリパック20と同様である。
左側ケースフランジ141は、左側ケースフランジ55のケース延長部55bを除去して、ケース水平部55aのみを備えたものである。
左側ケースフランジ141はケース水平部55aのみを備えている。よって、左側ケースフランジ141のケース水平部55aと、左側リッドフランジ75のリッド水平部75aとの間にシール部材78を平坦な状態に介在させることができる。これにより、ケース水平部55aとリッド水平部75aとの間が密封された状態に保たれる。
また、左側リッドフランジ75は、リッド水平部75aに加えてリッド延長部75bを備えている。よって、左側リッドフランジ75の自由端75cに水平荷重F7が作用した際に、左側リッドフランジ75の第1屈曲点84と第2屈曲点85とを折り曲げる分力が発生する。
左側リッドフランジ75の第2屈曲点85が上方に移動するように折り曲げられる。左側リッドフランジ75は、第1屈曲点84と第2屈曲点85とで逆V字状に折り畳まれる。
左側リッドフランジ75が逆V字状に折り畳まれることにより、リッド延長部75bが左側ケースフランジ55のケース水平部55aの自由端55dに当接する。よって、ケース水平部55aは左側リッドフランジ75とともに第1屈曲点81で上向きに折り畳まれる。
これにより、バッテリケース45のケース左側壁47cおよびリッド46のリッド左側壁66c(すなわち、バッテリパック140の左側壁)がバッテリパック140の内142に押し込まれることを抑制でき、第1実施形態と同様にバッテリ64を保護できる。
また、左側ケースフランジ141をケース水平部55aのみで形成することにより、左側ケースフランジ141の形状を簡素にでき、軽量化を図ることができる。
(第3実施形態)
図13に示すように、バッテリパック150は、第1実施形態の左側ケースフランジ55を左側ケースフランジ151に代え、左側リッドフランジ75を左側リッドフランジ152に代えたもので、その他の構成はバッテリパック20と同様である。
左側ケースフランジ151は、左側ケースフランジ55のケース延長部55bをケース延長部154に代えたものである。ケース延長部154は、ケース水平部55aの第2屈曲点82から車幅方向外側の下方へ向けて直線状に折り曲げられている。よって、左側ケースフランジ151の第2屈曲点82は、好適な角状に折り曲げられている。
ケース水平部55aの車幅方向の長さ寸法は、ケース延長部154の車幅方向の長さ寸法と同じに設定されることが好ましい。その他の例として、ケース延長部55bの車幅方向の長さ寸法を、ケース水平部55aの車幅方向の長さ寸法より小さく抑えることも可能である。
左側リッドフランジ152は、左側リッドフランジ75のリッド延長部75bをリッド延長部156に代えたものである。リッド延長部156は、リッド水平部75aの第2屈曲点85から車幅方向外側の下方へ向けて直線状に折り曲げられている。よって、左側リッドフランジ152の第2屈曲点85は、好適な角状に折り曲げられている。
リッド水平部75aの車幅方向の長さ寸法は、リッド延長部156の車幅方向の長さ寸法と同じに設定されることが好ましい。その他の例として、リッド延長部156の車幅方向の長さ寸法を、リッド水平部75aの車幅方向の長さ寸法より小さく抑えることも可能である。
左側ケースフランジ151はケース水平部55aを備えている。左側リッドフランジ152はリッド水平部75aを備えている。よって、ケース水平部55aとリッド水平部75aとの間にシール部材78を平坦に介在させることができる。これにより、ケース水平部55aとリッド水平部75aとの間が密封された状態に保たれる。
また、左側ケースフランジ151はケース延長部154を備えている。さらに、左側リッドフランジ152はリッド延長部156を備えている。ケース延長部154の自由端154aとリッド延長部156の自由端156aに水平荷重F8が作用する。
水平荷重F8の作用により、左側ケースフランジ151の第1屈曲点81と第2屈曲点82とを折り曲げる分力が発生する。同様に、左側リッドフランジ152の第1屈曲点84と第2屈曲点85とを折り曲げる分力が発生する。
左側ケースフランジ151の第2屈曲点82が上方に移動するように折り曲げられる。また、左側リッドフランジ152の第2屈曲点85が上方に移動するように折り曲げられる。よって、左側ケースフランジ151は第1屈曲点81と第2屈曲点82とで逆V字状に折り畳まれる。同様に、左側リッドフランジ152は第1屈曲点84と第2屈曲点85とで逆V字状に折り畳まれる。
ここで、左側ケースフランジ151の第2屈曲点82は、好適な角状に折り曲げられている。また、左側リッドフランジ152の第2屈曲点85は、好適な角状に折り曲げられている。
よって、左側ケースフランジ151を第1屈曲点81と第2屈曲点82とで逆V字状に一層良好に折り畳むことができる。同様に、左側リッドフランジ152を第1屈曲点84と第2屈曲点85とで逆V字状に一層良好に折り畳むことができる。
これにより、バッテリケース45のケース左側壁47cおよびリッド46のリッド左側壁66c(すなわち、バッテリパック150の左側壁)がバッテリパック150の内158に押し込まれることを抑制でき、第1実施形態と同様にバッテリ64を保護できる。
(第4実施形態)
図14に示すように、バッテリパック160は、第1実施形態の左側ケースフランジ55を左側ケースフランジ161に代え、左側リッドフランジ75を左側リッドフランジ162に代えたもので、その他の構成はバッテリパック20と同様である。
左側ケースフランジ161は、ケース水平部55aと、第1ケース延長部163と、第2ケース延長部164とを有する。
第1ケース延長部163は、ケース水平部55aの第2屈曲点82から車幅方向外側の下方へ向けて直線状に折り曲げられている。第2ケース延長部164は、第1ケース延長部163の第3屈曲点83から車幅方向外側の上方へ向けて直線状に折り曲げられている。第2ケース延長部164の自由端164aは、左側ケースフランジ161のケース水平部55aと同じ高さ位置に位置する。
第1ケース延長部163および第2ケース延長部164は、断面V字状に折り曲げられている。第1ケース延長部163は、第3屈曲点83に水抜き穴165が形成されている。第3屈曲点83は、第1ケース延長部163および第2ケース延長部164の底部に位置する。
左側リッドフランジ162は、リッド水平部75aと、第1リッド延長部166と、第2リッド延長部167とを有する。
第1リッド延長部166は、リッド水平部75aの第2屈曲点85から車幅方向外側の下方へ向けて直線状に折り曲げられている。第1リッド延長部166は、第1ケース延長部163の上方に位置し、第1ケース延長部163に沿って延ばされている。
第2リッド延長部167は、第1リッド延長部166の第3屈曲点86から車幅方向外側の上方へ向けて直線状に折り曲げられている。第2リッド延長部167は、第2ケース延長部164の上方に位置し、第2ケース延長部164に沿って延ばされている。
第1リッド延長部166および第2リッド延長部167は、第1ケース延長部163および第2ケース延長部164に沿って断面V字状に折り曲げられている。
第2リッド延長部167の自由端167aは、左側リッドフランジ162のリッド水平部75aと同じ高さ位置に位置する。
リッド左側壁66cの第1屈曲点84は、ケース左側壁47cの第1屈曲点81に対して、上下方向、車幅方向において略同じ位置に位置する。また、リッド水平部75aの第2屈曲点85は、ケース水平部55aの第2屈曲点82に対して、上下方向、車幅方向において略同じ位置に位置する。さらに、第1リッド延長部166の第3屈曲点86は、第1ケース延長部163の第3屈曲点83に対して、上下方向、車幅方向において略同じ位置に位置する。
ここで、例えば、第2リッド延長部167の自由端167aと第2ケース延長部164の自由端164aとの間から、第2リッド延長部167および第2ケース延長部164間に水が侵入することが考えられる。そこで、第3屈曲点83に水抜き穴165が形成されている。これにより、第2リッド延長部167および第2ケース延長部164間に侵入した水を水抜き穴165から排水できる。
第4実施形態のバッテリパック160によれば、第2ケース延長部164の自由端164aと第2リッド延長部167の自由端167aに水平荷重F9が作用する。水平荷重F9により、左側ケースフランジ161の第1屈曲点81、第2屈曲点82および第3屈曲点83とを折り曲げる分力が発生する。同様に、左側リッドフランジ162の第1屈曲点84、第2屈曲点85および第3屈曲点86とを折り曲げる分力が発生する。
左側ケースフランジ161の第3屈曲点83が下方に移動するように折り曲げられる。左側ケースフランジ161の第2屈曲点82が上方に移動するように折り曲げられる。
また、左側リッドフランジ162の第3屈曲点86が下方に移動するように折り曲げられる。左側リッドフランジ162の第2屈曲点85が上方に移動するように折り曲げられる。
よって、左側ケースフランジ161は、第2ケース延長部164と第1ケース延長部163とがV字状に折り畳まれる。また、左側ケースフランジ161は、第1ケース延長部163とケース水平部55aが逆V字状に折り畳まれる。
同様に、左側リッドフランジ162は、第2リッド延長部167と第1リッド延長部166とがV字状に折り畳まれる。また、左側リッドフランジ162は、第1リッド延長部166とリッド水平部75aが逆V字状に折り畳まれる。
ところで、左側ケースフランジ161は、第1ケース延長部163および第2ケース延長部164が直線状に形成されている。よって、左側ケースフランジ161の第2屈曲点82および第3屈曲点83は好適な角状に折り曲げられている。
同様に、左側リッドフランジ162は、第1リッド延長部166および第2リッド延長部167が直線状に形成されている。よって、左側リッドフランジ162の第2屈曲点85および第3屈曲点86は好適な角状に折り曲げられている。
すなわち、左側ケースフランジ161を第1屈曲点81、第2屈曲点82および第3屈曲点83で一層良好に折り畳むことができる。同様に、左側リッドフランジ162を第1屈曲点84、第2屈曲点85および第3屈曲点86で一層良好に折り畳むことができる。これにより、バッテリケース45のケース左側壁47cおよびリッド46のリッド左側壁66c(すなわち、バッテリパック160の左側壁)がバッテリパック160の内168に押し込まれることを抑制でき、第1実施形態と同様にバッテリ64を保護できる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記第1実施形態〜前記第4実施形態では、内フレーム外側壁93にビード97を形成して内フレーム87の強度を高める例について説明したが、これに限定しない。その他の例として、例えば内フレーム外側壁93の板厚寸法を大きくしたり、材質を変えることにより内フレーム87の強度を高めることも可能である。
また、前記第1実施形態〜前記第4実施形態では、内フレーム外側壁93にビード97を1個形成した例について説明したが、これに限らない。その他の例として、内フレーム外側壁93のビード97の個数を任意に選択することが可能である。
さらに、前記第2実施形態では、左側ケースフランジ141にケース水平部55aのみを備え、左側リッドフランジ75にリッド水平部75aとリッド延長部75bとを備えた例について説明したが、これに限らない。その他の例として、左側ケースフランジ141にケース水平部とケース延長部とを備え、左側リッドフランジ75にリッド水平部のみを備えることも可能である。
10…車体下部構造
12…サイドシル
14…フロアパネル
20,140,150,160…バッテリパック
24…支持ブラケット
26…クロスバー部材
26a…クロスバー部材の端部
28…エネルギー吸収部
33c…サイドシル下部(サイドシルの下部)
36…隆起部
38…上方空間
45…バッテリケース
46…リッド
47…ケース側壁(ケースの側壁)
47c…ケース左側壁(ケースの側壁)
49…ケースフランジ(第1フランジ)
55,141,151,161…左側ケースフランジ
55a…ケース水平部(水平部)
55b,154…ケース延長部(延長部)
64…バッテリ
66…リッド側壁(リッドの側壁)
66c…リッド左側壁(リッドの側壁)
68…リッドフランジ(第2フランジ)
75,152,162…左側リッドフランジ
75a…リッド水平部(水平部)
75b,156…リッド延長部(延長部)
81,84…第1屈曲点
82,85…第2屈曲点
83,86…第3屈曲点
87…内フレーム
88…外フレーム
91…内フレーム上脚部(内フレーム脚部)
92…内フレーム下脚部(内フレーム脚部)
93…内フレーム外側壁
97…ビード
101…外フレーム上脚部(内フレーム脚部)
102…外フレーム下脚部(内フレーム脚部)
103…外フレーム外側壁(外フレームの外側壁)
123…エネルギー吸収部の底部(クロスバー部材の端部に対向する部位)
125…当接凹部(凹部)
163,164…第1、第2のケース延長部(延長部)
165…水抜き穴
166,167…第1、第2のリッド延長部(延長部)
L2…間隔(クロスバー部材とエネルギー吸収部との間隔)
P1…サイドシル下部の高さ位置

Claims (7)

  1. バッテリケースにバッテリが収容され、前記バッテリケースの第1フランジとリッドの第2フランジとが密封されたバッテリパックを備える車体下部構造において、
    前記第1フランジおよび前記第2フランジは、
    前記バッテリケースおよび前記リッドの各側壁の第1屈曲点から車幅方向外側に水平に折り曲げられた水平部と、
    前記第1フランジおよび前記第2フランジの少なくとも一方の水平部の第2屈曲点から車幅方向外側の下方へ向けて折り曲げられた延長部と、を有し、
    前記第1フランジの水平部と前記第2フランジの水平部との間が密封されている、
    ことを特徴とする車体下部構造。
  2. 前記バッテリケースの側壁の車幅方向外側に設けられた内フレームと、
    前記内フレームの車幅方向外側に設けられた外フレームと、を備え、
    前記内フレームは前記外フレームより強度が高く設定されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車体下部構造。
  3. 前記内フレームは、
    前記バッテリケースの側壁から車幅方向外側に張り出された一対の内フレーム脚部と、
    前記一対の内フレーム脚部の外縁間を連結する内フレーム外側壁と、を有し、
    前記内フレーム外側壁は、
    車体前後方向に延びるビードを有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の車体下部構造。
  4. 前記外フレームの上方に設けられたサイドシルと、
    前記サイドシルの下部に取り付けられ、前記サイドシルの下部から下方に延びる支持ブラケットと、を備え、
    前記支持ブラケットに前記外フレームの外側壁が取り付けられる、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の車体下部構造。
  5. 前記第1フランジおよび前記第2フランジは、
    上下方向において前記サイドシルの下部の高さ位置に設定され、かつ、前記外フレームの外側壁より車幅方向内側に配置される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の車体下部構造。
  6. 前記サイドシル間に架設され、上方に隆起された隆起部を有し、前記隆起部および前記リッド間に上方空間を形成するフロアパネルと、
    前記上方空間に車幅方向へ延びるように配置され、前記リッドに取り付けられたクロスバー部材と、
    前記クロスバー部材の端部に間隔をあけて対向し、前記サイドシルに取り付けられたエネルギー吸収部と、
    を備えることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の車体下部構造。
  7. 前記エネルギー吸収部は、前記クロスバー部材の端部に対向する部位に、前記クロスバー部材の端部に対して凹むように形成された凹部を有する、
    ことを特徴とする請求項6の車体下部構造。
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