JP2018186811A - 製パン用生地改良剤とそれを用いた製パン生地およびパンの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の製パン用生地改良剤は、下記に示す酵素Aおよび酵素Bを含み、かつ酵素Aは、BPNPG7比色法による40℃の酵素活性において、糖濃度0質量%水溶液中での前記酵素活性に対する糖濃度10質量%水溶液中での前記酵素活性の相対比率が20%以上であることを特徴としている。
酵素A:マルトース生成α−アミラーゼおよびマルトテトラオース生成α−アミラーゼから選ばれる少なくとも1種
酵素B:へミセルラーゼ
【選択図】なし
Description
酵素A:マルトース生成α−アミラーゼおよびマルトテトラオース生成α−アミラーゼから選ばれる少なくとも1種
酵素B:へミセルラーゼ
X:炭素数16以上の飽和脂肪酸
O:オレイン酸
Y:炭素数16以上の不飽和脂肪酸
・α−アミラーゼ、マルトース生成α−アミラーゼ、マルトテトラオース生成α−アミラーゼの酵素活性測定法(BPNPG7比色法)
非還元末端をブロックしたパラニトロフェニルマルトヘプトシド(BPNPG7)に酵素を作用させ、生じたパラニトロフェニルオリゴ糖をαグルコシターゼで分解し、遊離したパラニトロフェニルを比色測定して求めた。酵素活性単位は、40℃(65℃)で反応させた場合にαグルコシターゼがBPNPG7から1分間に1μmolのパラニトロフェニルを解離させる酵素量を1Uとした(Megazyme社 α−Amylase assay kit 使用、緩衝液pH5)。
・ヘミセルラーゼの酵素活性測定法
キシラナーゼ活性:キシラン糖化力測定法(ニトロ試薬法)
基質キシラン溶液(pH4.5)に酵素を作用させ、グルコシド結合の切断に伴って増加する還元力を測定して求めた。40℃で反応させた場合に1分間に0.01mgのキシロースに相当する還元糖を生成する酵素量を1Uとした。
(エステル交換油脂1)
パーム核極度硬化油25質量%、パーム極度硬化油25質量%、パーム油50質量%を混合し、触媒としてナトリウムメチラートを添加し、減圧下で、エステル交換反応した。エステル交換反応後、水洗、脱水、脱色しエステル交換油脂1を得た。
(エステル交換油脂2)
パーム分別軟質油を用いて、上記と同様な条件でエステル交換反応した。エステル交換反応後、水洗、脱水、脱色、脱臭しエステル交換油脂2を得た。
実施例1〜9、12、比較例1〜5の製パン用生地改良剤は、穀粉100gに対して表2および表3に記載の酵素活性(U)になるように糖分解酵素を混合して得た。
実施例1〜9、12および比較例1〜5に係る製パン用生地改良剤を用いて、通常の糖含量として上白糖を5質量部配合した食パン、さらに糖分が多く酵素活性が阻害され易い上白糖を10質量部配合した2種の食パンを作製した。具体的には、まず、イーストを分散させた水、イーストフード、および強力粉をミキサーボールに投入し、フックを使用し、低速4分、中低速1分でミキシングを行った。捏上げ温度は24℃であった。その後、27℃、湿度75%の条件で4時間発酵を行った。発酵の終点温度は29℃であり、発酵後、中種生地を得た。その後、実施例1〜9、12および比較例1〜5の製パン用生地改良剤とショートニング以外の材料および中種生地を、低速3分、中低速2分でミキシングした後、ショートニングを投入し、さらに低速3分、中低速4分でミキシングしパン生地を得た。捏上温度は28℃であった。その後、室温で20分フロアタイムをとった後、分割してベンチタイムを20分とった。3斤型に成型して、38℃、湿度80%のホイロで45分発酵させた後、200℃で40分間焼成して食パンを得た。また、実施例10、11、13〜23、および比較例6の製パン用生地改良剤を含有した可塑性油脂をショートニングと同量使用して上記と同様な製法で食パンを作製した。
<小麦粉食パン(1)の配合>
・中種配合 (a) (b)
強力粉 70質量部 70質量部
イースト 2.5質量部 2.5質量部
イーストフード 0.1質量部 0.1質量部
水 40質量部 40質量部
・本捏配合
強力粉 30質量部 30質量部
上白糖 5質量部 5質量部
食塩 1.7質量部 1.7質量部
脱脂粉乳 2質量部 2質量部
ショートニング 5質量部 −
製パン用生地改良剤含有可塑性油脂 − 5質量部
製パン用生地改良剤 表2〜4記載相当量 −
水 25質量部 25質量部
<小麦粉食パン(2)の配合>
・中種配合 (a) (b)
強力粉 70質量部 70質量部
イースト 2.5質量部 2.5質量部
イーストフード 0.1質量部 0.1質量部
水 40質量部 40質量部
・本捏配合
強力粉 30質量部 30質量部
上白糖 10質量部 10質量部
食塩 1.7質量部 1.7質量部
脱脂粉乳 2質量部 2質量部
ショートニング 5質量部 −
製パン用生地改良剤含有可塑性油脂 − 5質量部
製パン用生地改良剤 表2〜4記載相当量
水 25質量部 25質量部
実施例1〜9、12および比較例1〜5に係る製パン用生地改良剤を用いて、老化しやすい米粉含有パンとして米粉50%含有の食パンを作製した。具体的には、まず、イーストを分散させた水、イーストフード、および強力粉、米粉、バイタルグルテンをミキサーボールに投入し、低速4分、中低速1分でミキシングを行った。捏上げ温度は25℃であった。その後、27℃、湿度75%の条件で2時間発酵を行った。発酵の終点温度は28℃であり、発酵後、中種生地を得た。その後、実施例1〜9、12および比較例1〜5の製パン用生地改良剤とショートニング以外の材料および中種生地を、低速3分、中低速2分でミキシングした後、ショートニングを投入し、さらに低速3分、中低速4分でミキシングしパン生地を得た。捏上温度は27℃であった。その後、分割してベンチタイムを20分とった。3斤型に成型して、38℃、湿度80%のホイロで45分発酵させた後、200℃で40分間焼成して、実施例1〜8、10および比較例1〜5に係る米粉50%入りの食パンを得た。また、実施例10、11、13〜23および比較例6の製パン用生地改良剤を含有した可塑性油脂をショートニングと同量使用して上記と同様な製法で食パンを作製した。
<米粉50% 食パンの配合>
・中種配合 (a) (b)
強力粉 35質量部 35質量部
米粉 35質量部 35質量部
バイタルグルテン 7質量部 7質量部
イースト 3質量部 3質量部
イーストフード 0.1質量部 0.1質量部
水 50質量部 50質量部
・本捏配合
強力粉 15質量部 15質量部
米粉 15質量部 15質量部
バイタルグルテン 3質量部 3質量部
上白糖 10質量部 10質量部
食塩 1.7質量部 1.7質量部
脱脂粉乳 3質量部 3質量部
全卵 10質量部 10質量部
ショートニング 5質量部 −
製パン用生地改良剤含有可塑性油脂 − 5質量部
製パン用生地改良剤 表2〜4記載相当量 −
水 17質量部 17質量部
上記の食パンとその作製工程について、次の評価を行った。
[小麦粉食パン(1)、(2) 老化防止]
3斤の食パン型で焼成したパンをビニール袋に入れ、20℃で4日間保管した。超音波カッターを用いて、パンのクラムを2.5cm四方、高さ2cmに切り出し、直径4cmのプランジャーにて40%圧縮測定を行った。この時の応力を測定し、下記の基準によりパンの硬さを評価した。比較対象として、製パン用生地改良剤を添加しなかった以外は同様にして作製した食パンを用いた。
評価基準
◎+:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して80%未満であった。
◎:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して80%以上85%未満であった。
○:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して85%以上90%未満であった。
△:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して90%以上95%未満であった。
×:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して95%以上であった。
上記の通り焼成したパンを焼成1日後に1.8cmにスライスした後、トースターで800W、3分間加熱した。加熱前後のスライス食パンを体積測定計(Volscan)を用いて測定して焼き縮みを評価した。
評価基準
◎+:トースター加熱による体積縮小率が16%未満であった。
◎:トースター加熱による体積縮小率が16%以上17%未満であった。
○:トースター加熱による体積縮小率が17%以上18%未満であった。
△:トースター加熱による体積縮小率が18%以上19%未満であった。
×:トースター加熱による体積縮小率が19%以上であった。
強力粉1kg仕込で食パンを作製する際に、分割・丸め作業時において生地のベタツキを防止するのに必要な手粉の使用量でベタツキの評価をした。
評価基準
◎+:成型時のトータルの手粉使用量は10g未満であった。
◎:成型時のトータルの手粉使用量は10g以上、15g未満であった。
○:成型時のトータルの手粉使用量は15g以上、20g未満であった。
△:成型時のトータルの手粉使用量は20g以上、30g未満であった。
×:成型時のトータルの手粉使用量は30g以上であった。
3斤の食パン型で焼成したパンをビニール袋に入れ、20℃で3日間保管した。超音波カッターを用いて、パンのクラムを2.5cm四方、高さ2cmに切り出し、直径4cmのプランジャーにて40%圧縮測定を行った。この時の応力を測定し、下記の基準によりパンの硬さを評価した。比較対象として、製パン用生地改良剤を添加しなかった以外は同様にして作製した食パンを用いた。
評価基準
◎+:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して65%未満であった。
◎:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して65%以上75%未満であった。
○:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して75%以上85%未満であった。
△:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して85%以上95%未満であった。
×:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して95%以上であった。
実施例24〜27に係る製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を用いて、デニッシュ食パンを製造した。具体的には、まず、イーストを分散させた水、油脂以外の原材料をミキサーボールに投入し、フックを使用し、低速3分、中低速4分でミキシングを行った後、製パン用生地改良剤含有可塑性油脂およびショートニングを投入し、更に低速2分、中低速5分でミキシングし、パン生地を得た。捏上温度は24℃であった。室温で30分発酵させた後、0℃で一晩リタードをとった。
翌日、ロールイン油脂を生地で包み、3つ折り2回後リタード20分、3つ折り1回、リタード60分とった。シーターゲージ圧6で延し、1kgにカット後三つ編み成型にして2斤型に入れた。38℃、湿度80%のホイロで60分発酵させた後、200℃で45分間焼成して、デニッシュ食パンを得た。
<デニッシュ食パン(1)の配合>
強力粉 100質量部
上白糖 10質量部
食塩 1.8質量部
全卵 6質量部
脱脂粉乳 2質量部
ホイップクリーム ※1 10質量部
イースト 4質量部
イーストフード 0.1質量部
水 50質量部
製パン用生地改良剤含有可塑性油脂 5質量部
ショートニング ※2 3質量部
ロールイン油脂 ※3 40質量部
※1 ミヨシ油脂(株)製 ホイップドール200
※2 ミヨシ油脂(株)製 ミヨシショートニングZ
※3 ミヨシ油脂(株)製 ハイシートヨークL
実施例24〜27に係る製パン用生地改良剤含有油中水型乳化ロールイン用可塑性油脂を用いてデニッシュ食パンを製造した。具体的には、まず、イーストを分散させた水、ショートニング以外の原材料をミキサーボールに投入し、フックを使用して、低速3分、中低速4分でミキシングを行った後、ショートニングを投入し、更に低速2分、中低速5分でミキシングし、パン生地を得た。捏上温度は24℃であった。室温で30分発酵させた後、0℃で一晩リタードを取った。
翌日、実施例24〜27の製パン用生地改良剤含有油中水型乳化ロールイン用可塑性油脂を生地で包み、3つ折り2回後リタード20分、3つ折り1回、リタード60分とった。シーターゲージ圧6で延し、1kgにカット後三つ編み成型にして2斤型に入れた。38℃、湿度80%のホイロで60分発酵させた後、200℃で45分間焼成して、デニッシュ食パンを得た。
<デニッシュ食パン(2)の配合>
強力粉 100質量部
上白糖 10質量部
食塩 1.8質量部
全卵 6質量部
脱脂粉乳 2質量部
ホイップクリーム ※1 10質量部
イースト 4質量部
イーストフード 0.1質量部
水 50質量部
ショートニング ※2 8質量部
製パン生地改良剤含有ロールイン用油脂 40質量部
※1 ミヨシ油脂(株)製 ホイップドール200
※2 ミヨシ油脂(株)製 ミヨシショートニングZ
実施例24〜27に係る製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を用いて、ブリオッシュを製造した。具体的には、まず、イーストを分散させた水、油脂以外の全ての原材料をミキサーボールに投入し、低速3分、中高速2分、高速2分でミキシングを行った。その後、製パン用生地改良剤含有可塑性油脂およびショートニングを投入し、低速3分、中高速4分でミキシングし、生地を得た。捏上げ温度は22℃であった。その後、22℃で3時間、パンチ後1時間発酵をとり、50gに分割してベンチタイムを20分とった。成型して、30℃、湿度80%のホイロで60分発酵させた後、210℃で20分間焼成して、実施例に係るブリオッシュを得た。
<ブリオッシュの配合>
強力粉 100質量部
上白糖 10質量部
食塩 2質量部
全卵 40質量部
モルト液 0.1質量部
イースト 3質量部
イーストフード 0.1質量部
牛乳 30質量部
ショートニング ※1 35質量部
製パン用生地改良剤含有可塑性油脂 5質量部
※1 ミヨシ油脂(株)製 ミヨシショートニングZ
実施例24〜27に係る製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を用いて、中華まんを作製した。具体的には、まず、イーストを水に分散させ、すべての原材料をミキサーボールに投入し、フックを使用し、低速3分、中高速2分でミキシングを行ない中華まん生地を得た。捏上温度は27℃であった。この生地を包あん機(レオン自動機(株) CN400)を通して生地50gのみ、または生地50g、あん30gの中華まんに成型した。27℃、湿度80%のホイロで40分発酵させた後、20分ベンチタイムをとり、中蒸気で3分、極弱蒸気で12分蒸しあげて中華まんを得た。
<中華まんの配合>
薄力粉 70質量部
強力粉 30質量部
生地改良剤 ※1 0.6質量部
ベーキングパウダー 2質量部
上白糖 14質量部
食塩 0.6質量部
イースト 2質量部
製パン用生地改良剤含有可塑性油脂 5質量部
水 48質量部
※1 オリエンタル酵母工業(株)製 CマキシーEM
実施例24〜27に係る製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を用いて、成型冷凍の食パンを製造した。具体的には、まず、冷凍用イーストを分散させた水、油脂以外の原材料をミキサーボールに投入し、フックを使用し、低速3分、中低速4分でミキシングを行った後、製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を投入し、更に低速2分、中低速4分でミキシングし、パン生地を得た。捏上温度は22℃であった。室温で15分フロアタイムをとった後、220gで分割してベンチタイム10分とった。モルダー成型を行い、−30℃で60分間冷凍した。−20℃で1ヶ月冷凍した後、20℃で60分解凍して、3斤型に入れた。36℃、湿度75%のホイロで50分発酵させた後、200℃で40分間焼成して食パンを得た。
<冷凍生地食パンの配合>
強力粉 100質量部
上白糖 6質量部
食塩 1.8質量部
冷凍用イースト 4質量部
脱脂粉乳 2質量部
冷凍生地用改良剤 ※1 1質量部
製パン用生地改良剤含有可塑性油脂 5質量部
水 65質量部
※1 ミヨシ油脂(株)製 クレディンフロストスーパー
上記のデニッシュ食パン(1)、(2)、ブリオッシュ、中華まん、冷凍生地食パンとその作製工程について、次の評価を行った。
[デニッシュ食パン(1)、(2) 生地の軟化・ベタツキ]
生地を0℃で一晩リタードを取った後の生地の軟化度を測定し、ベタツキ度合いの指標とした。生地の軟化度は、直径30mm、厚さ1cmの生地を直径16mmの丸棒でひずみ50%圧縮した時の最大応力を測定し、下記の基準で評価した。比較対象として、製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を製パン用生地改良剤無添加の可塑性油脂に変更した以外は上記と同様にして作製した生地を用いた。
評価基準
◎+:製パン用生地改良剤無添加の生地の応力と比較して95%以上であった。
◎:製パン用生地改良剤無添加の生地の応力と比較して90%以上95%未満であった。
○:製パン用生地改良剤無添加の生地の応力と比較して85%以上90%未満であった。
△:製パン用生地改良剤無添加の生地の応力と比較して80%以上85%未満であった。
×:製パン用生地改良剤無添加の生地の応力と比較して80%未満であった。
2斤の食パン型で焼成したデニッシュ食パンをビニール袋に入れ、20℃で3日間保管した。パン用スライサーを用いて、2cm厚に切り出し、直径4cmのプランジャーにて40%圧縮測定を行った。この時の応力を測定し、下記の基準によりパンの硬さを評価した。比較対象として、製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を製パン用生地改良剤無添加の可塑性油脂に変更した以外は上記と同様にして作製したデニッシュ食パンを用いた。
評価基準
◎+:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して80%未満であった。
◎:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して80%以上85%未満であった。
○:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して85%以上90%未満であった。
△:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して90%以上95%未満であった。
×:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して95%以上であった。
上記の通り焼成したパンを焼成1日後に1.8cmにスライスした後、トースターで800W、3分間加熱した。加熱前後のスライス食パンを体積測定計(Volscan)を用いて測定して焼き縮みを評価した。
評価基準
◎+:トースター加熱による体積縮小率が16%未満であった。
◎:トースター加熱による体積縮小率が16%以上17%未満であった。
○:トースター加熱による体積縮小率が17%以上18%未満であった。
△:トースター加熱による体積縮小率が18%以上19%未満であった。
×:トースター加熱による体積縮小率が19%以上であった。
強力粉1kg仕込でブリオッシュを作製する際に、分割・丸め作業時において生地のベタツキを防止するのに必要な手粉の使用量でベタツキの評価をした。
評価基準
◎+:成型時のトータルの手粉使用量は10g未満であった。
◎:成型時のトータルの手粉使用量は10g以上15g未満であった。
○:成型時のトータルの手粉使用量は15g以上、20g未満であった。
△:成型時のトータルの手粉使用量は20g以上、30g未満であった。
×:成型時のトータルの手粉使用量は30g以上であった。
焼成したブリオッシュをビニール袋に入れ、20℃で3日間保管した。超音波カッターを用いて、パンのクラムを2.5cm四方、高さ2cmに切り出し、直径4cmのプランジャーにて40%圧縮測定を行った。この時の応力を測定し、下記の基準によりパンの硬さを評価した。比較対象として、製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を製パン用生地改良剤無添加の可塑性油脂に変更した以外は上記と同様にして作製したブリオッシュを用いた。
評価基準
◎+:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して65%未満であった。
◎:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して65%以上75%未満であった。
○:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して75%以上85%未満であった。
△:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して85%以上95%未満であった。
×:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して95%以上であった。
生地のみの中華まんをビニール袋に入れ、10℃で3日間保管した。超音波カッターを用いて、中心部を2.5cm四方、高さ2cmに切り出し、直径4cmのプランジャーにて40%圧縮測定を行った。この時の応力を測定し、下記の基準によりパンの硬さを評価した。比較対象として、製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を製パン用生地改良剤無添加の可塑性油脂に変更した以外は上記と同様にして作製した中華まんを用いた。
評価基準
◎+:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して80%未満であった。
◎:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して80%以上85%未満であった。
○:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して85%以上90%未満であった。
△:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して90%以上95%未満であった。
×:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して95%以上であった。
あん入りの中華まんをビニール袋に入れ、−20℃の冷凍庫で14日間保管した。70℃設定のホットスチーマーに入れ、中華まんの表面を観察し、火ぶくれが発生する時間を下記の基準により評価しスチーム保存耐性を評価した。なお、製パン用生地改良剤無添加品は6時間未満で火ぶくれが発生した。
評価基準
◎+:12時間以上経過しても火ぶくれの発生なし。
◎:10時間以上、12時間未満で火ぶくれ発生。
○:8時間以上、10時間未満で火ぶくれ発生。
△:6時間以上、8時間未満で火ぶくれ発生。
×:6時間未満で火ぶくれ発生。
前述した小麦粉食パン(1)の配合で焼成した食パンをビニール袋に入れ、−20℃の冷凍庫で7日間保管した。解凍後、超音波カッターを用いて、パンのクラムを2.5cm四方、高さ2cmに切り出し、直径4cmのプランジャーにて40%圧縮測定を行った。この時の応力を測定し、下記の基準によりパンの硬さを評価した。比較対象として、製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を製パン用生地改良剤無添加の可塑性油脂に変更した以外は上記と同様にして作製した食パンを用いた。
評価基準
◎+:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して80%未満であった。
◎:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して80%以上85%未満であった。
○:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して85%以上90%未満であった。
△:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して90%以上95%未満であった。
×:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して95%以上であった。
前述した小麦粉食パン(1)の配合で焼成した食パンをビニール袋に入れ、−20℃の冷凍庫で7日間保管した。解凍後、1.8cmにスライスした後、トースターで800W、3分間加熱した。加熱前後のスライス食パンを体積測定計(Volscan)を用いて測定して焼き縮みを評価した。
評価基準
◎+:トースター加熱による体積縮小率が16%未満であった。
◎:トースター加熱による体積縮小率が16%以上17%未満であった。
○:トースター加熱による体積縮小率が17%以上18%未満であった。
△:トースター加熱による体積縮小率が18%以上19%未満であった。
×:トースター加熱による体積縮小率が19%以上であった。
冷凍生地食パンをビニール袋に入れ、20℃で1日間保管した。超音波カッターを用いて、パンのクラムを2.5cm四方、高さ2cmに切り出し、直径4cmのプランジャーにて40%圧縮測定を行った。この時の応力を測定し、下記の基準によりパンの硬さを評価した。比較対象として、製パン用生地改良剤含有可塑性油脂を製パン用生地改良剤無添加の可塑性油脂に変更した以外は上記と同様にして作製した冷凍生地食パンを用いた。
評価基準
◎+:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して80%未満であった。
◎:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して80%以上85%未満であった。
○:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して85%以上90%未満であった。
△:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して90%以上95%未満であった。
×:製パン用生地改良剤無添加品の応力と比較して95%以上であった。
冷凍生地食パンをビニール袋に入れ、20℃で1日間保管した。1.8cmにスライスした後、トースターで800W、3分間加熱した。加熱前後のスライス食パンを体積測定計(Volscan)を用いて測定して焼き縮みを評価した。
評価基準
◎+:トースター加熱による体積縮小率が16%未満であった。
◎:トースター加熱による体積縮小率が16%以上17%未満であった。
○:トースター加熱による体積縮小率が17%以上18%未満であった。
△:トースター加熱による体積縮小率が18%以上19%未満であった。
×:トースター加熱による体積縮小率が19%以上であった。
Claims (7)
- 下記に示す酵素Aおよび酵素Bを含み、かつ酵素Aは、BPNPG7比色法による40℃の酵素活性において、糖濃度0質量%水溶液中での前記酵素活性に対する糖濃度10質量%水溶液中での前記酵素活性の相対比率が20%以上である製パン用生地改良剤。
酵素A:マルトース生成α−アミラーゼおよびマルトテトラオース生成α−アミラーゼから選ばれる少なくとも1種
酵素B:へミセルラーゼ - 酵素Aは、BPNPG7比色法による酵素活性において、40℃の前記酵素活性に対する65℃の前記酵素活性が2倍以上である請求項1に記載の製パン用生地改良剤。
- 酵素Bにおける、キシラン糖化力測定法による酵素活性1Uに対して、酵素Aにおける、BPNPG7比色法による40℃の酵素活性が0.005〜7.0Uである請求項1または2に記載の製パン用生地改良剤。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の製パン用生地改良剤を含有する可塑性油脂。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の製パン用生地改良剤または請求項4に記載の可塑性油脂を用いて、
酵素Aにおける、BPNPG7比色法による40℃の酵素活性が穀粉100gに対して0.6〜350Uになるように前記製パン用生地改良剤を添加する製パン生地の製造方法。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の製パン用生地改良剤または請求項4に記載の可塑性油脂を用いて、
酵素Bにおける、キシラン糖化力測定法による酵素活性が穀粉100gに対して6〜1500Uになるように前記製パン用生地改良剤を添加する製パン生地の製造方法。 - 請求項5または6に記載の製パン生地を焼成するパンの製造方法。
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