JP4360600B2 - 製パン用油脂組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、食感がソフトで、かつ老化を遅らせてソフトな食感が長く保持されるパン類を製造することのできる、製パン用油脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
食パン、菓子パン等のパンの食感は、近年ソフトなものが好まれる傾向にあるが、製造直後のパンはソフトであっても経日的にソフトさが失われ、硬くパサついた食感となり、商品価値が著しく低下する。この現象は老化と呼ばれ、老化速度を遅くして製造後のソフトさを、より長く維持できるようにする改質方法としてステアリン酸モノグリセリド等の乳化剤や、アミラーゼ等の酵素をパン等の食品生地中に添加する方法が知られている。例えば特許文献1には、グリセリンモノ脂肪酸エステルと油脂とを融解、混合し、更にアミラーゼもしくはプロテアーゼを混入せしめた食品の老化防止剤が記載され、特許文献2にはα−アミラーゼを含む高濃度の糖類及び/又は多価アルコール水溶液を界面活性剤を使用して油脂中に油中水型に乳化した乳化物であって、常温乃至生地調整段階ではα−アミラーゼが殆ど生地中に溶出せず、生地焼成中に乳化が破壊されてα−アミラーゼが生地中に溶出するようにしたパン老化防止用組成物が記載されている。また特許文献3には、トレハロースを1%以上、水相中に含有する油中水型乳化油脂組成物よりなる老化防止剤が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
特開昭52−25046号
【特許文献2】
特開昭61−63232号
【特許文献3】
特開2002−153208号
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらグリセリン脂肪酸エステルのような乳化剤を含む特許文献1に記載されている老化防止剤は、澱粉の老化防止効果が高い反面、経日的にパンが乾燥してソフトではあるがパサパサとした食感になり易いという問題があった。また特許文献1や特許文献2に記載の老化防止剤に用いられるアミラーゼ等の酵素には、パン類の老化を防止してソフトさを向上する効果が認められるが、その効果は必ずしも十分ではなく、添加量を多くして老化防止効果を高めようとするとパンの骨格が崩れてしまいパンとしての形態を保ち得なくなるという問題があった。更にトレハロースを用いた特許文献3に記載の老化防止剤は、トレハロースがイーストに分解されないため、パン類に特有の甘みが付加され、特に食パンに使用した場合には風味を損なう虞れがあった。
【0005】
本発明者等は上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、乳化剤、酵素及び特定の糖類を併用するとともに、酵素を添加した油相を水相と乳化して乳化物とすることにより、酵素を多量に添加することなく、パン類のソフトで良好な食感が長く保持され、老化防止効果が飛躍的に向上できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】
即ち本発明の製パン用油脂組成物は、α−アミラーゼ、グルコアミラーゼより選ばれた酵素を添加した油相を水相と乳化した乳化物中に、乳化剤とマルトースとを含有し、かつ酵素の含有量が0.1〜0.6単位/g(1単位は、1%デンプン糊液10mlのBlue valueを40℃で1分間に1%低下させる酵素の量)であることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の製パン用油脂組成物において食用油脂としては、一般にマーガリンの原料として用いられている食用油脂を使用することができる。例えば牛脂、豚脂、魚油等の動物性油脂、パーム油、菜種油、大豆油等の植物性油脂や、これら動物性油脂、植物性油脂の硬化油、分別油、エステル交換油等の加工油脂が挙げられ、これらは適宜混合して用いることができる。本発明において食用油脂としては、製パンのミキシング工程の生地温度における固体脂含量が10〜30%であることが好ましい。
【0008】
本発明において乳化剤としては、例えばグリセリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、レシチン、ポリグリセリン縮合脂肪酸エステル等が用いられる。乳化剤は1種又は2種以上を混合して用いることができるが、グリセリン脂肪酸エステルが好ましく、特にデンプンの老化防止効果を有する脂肪酸モノグリセリド単独、又は脂肪酸モノグリセリドと他の乳化剤とを混合して用いると、老化防止効果が更に向上するため好ましい。また、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルは、パン生地のきめを揃え、菓子パン等を製造する際の成形したパン生地が、ホイロ工程において型くずれするのを防ぐ効果があるため好ましく、特にグリセリン脂肪酸エステルとポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルとを併用することが好ましい。脂肪酸モノグリセリドとしては、ステアリン酸、パルミチン酸等の飽和脂肪酸とグリセリンから得られるものが好ましい。乳化剤は油脂組成物中における含有率が、1〜15重量%となるように添加することが好ましく、特に2〜8重量%となるように添加することが好ましい。乳化剤の油脂組成物中の1重量%が未満ではパン類の老化防止効果が十分でない虞れがあり、15重量%を超えるとパンの風味を損なう虞れがある。
【0009】
酵素としては、α−アミラーゼ、グルコアミラーゼ等のアミラーゼ類が用いられる。アミラーゼ類としては、Aspergillus属、Bacillus属由来のものが好ましい。酵素は種類の異なる酵素を1種又は2種以上を選択して用いることができる。これらの酵素は至適温度が85℃以下、酵素が活性を失う失活温度が100℃以下のものが好ましく、より好ましくは至適温度が50〜85℃、失活温度が65〜100℃のものである。酵素は精製した酵素、酵素製剤、モルトシロップ等の酵素含有物、のいずれの形態のものも使用することができる。市販のα−アミラーゼとしては、例えばアミラーゼAD「アマノ」1(天野エンザイム(株)製:至適温度85℃、失活温度95℃)、スピターゼ(ナガセケムテックス(株)製:至適温度80℃、失活温度90℃)等が挙げられる。
【0010】
本発明の油脂組成物中における酵素は、油相と水相を乳化する前に予め油相中に添加されていることが必要である。本発明油脂組成物中における酵素の含有量は、0.1〜0.6単位/gある。アミラーゼ類の活性の単位は、1%デンプン糊液10mlのBlue valueを40℃で1分間に1%低下させる酵素の量を1単位とする。油脂組成物中の酵素の含有率が0.1単位/g未満であると、パンにソフト感を付与する効果が不十分となる虞れがあり、0.6単位/gを超えると、パン生地がべたついて製パン性が損なわれたり、焼成後のパンが冷えるにしたがって変形したり、パンの食感がねちゃついて不良になる等の悪影響を及ぼす虞れがある。従来の酵素を含む油脂組成物の場合、酵素の含有量が0.6単位/g以下では老化防止効果は殆ど期待できないし、また酵素の含有量が0.6単位/gを少し超えた程度では、パンの食感等に及ぼす影響も少ない。これに対して本発明の油脂組成物の場合、酵素の含有量が0.1〜0.6単位/gと少ない量であっても優れた老化防止効果が得られる理由は定かではないが、酵素とマルトースとを併用したことによって、それぞれの持つ老化防止作用を相乗的に補いあうとともに、酵素を油相に添加した後、油相と水相とを乳化して油脂組成物を得たことによって、酵素を糖類水溶液に添加した場合よりも酵素の安定性が向上することによって更に老化防止効果が有効に発現され、特有の効果が発現されるものではないかと考えられる。酵素を他のマルトース以外の糖類と組み合わせた場合や、油相と酵素を添加した水相とを乳化した場合、油相と水相とを乳化した後に酵素を添加した場合には、本願の特有の効果が得られない。
【0011】
本発明においてマルトースは、精製粉末マルトース、液状マルトース、マルトース含有物のいずれの形態のものも使用することができる。マルトースは水相に添加することが好ましく、液状マルトースはそのまま水相として使用することができる。マルトースの油脂組成物中における含有量は5〜40重量%であることが好ましい。マルトースの含有量が5重量%未満の場合、パン類の老化防止効果が十分でない虞れがあり、40重量%を超えるとパン生地がべたついて製パン性が損なわれたり、油脂組成物中の油脂含量が減少し、油脂による製パン効果が得られない虞れがある。
【0012】
本発明の油脂組成物は、酵素を含む油相と水相とを油中水型に乳化することにより得られる。本発明の油脂組成物は、油中水型乳化物であっても、水中油型乳化物であっても良いが、水中油型乳化物は油中水型乳化物よりもパン生地がべたついて製パン性が損なわれ易いため、油中水型乳化物が好ましい。本発明の油脂組成物中における食用油脂の含有率は、油脂組成物全量の50〜93重量%であることが好ましい。食用油脂の割合が50重量%未満では、パン生地がべたついて製パン性が損なわれたり、油脂組成物中の油脂含量が減少し、油脂による製パン効果が得られない虞れがあり、93重量%を超えると必要量の乳化剤、マルトースを分散することが不可能となる。乳化する油相に対する水相の添加量は、水相の量が油脂組成物全量の6〜49重量%となる量が好ましい。尚、上記油脂組成物全量とは、必須成分である食用油脂、水、乳化剤、酵素、マルトースの他、後述する他の添加剤も含む全成分の合計量をいう。本発明の油脂組成物を製造する装置としては、通常のマーガリン、ショートニングの製造に用いられるボテーター、パーフェクター、コンビネーター等の装置を使用することができる。
【0013】
本発明の油脂組成物中には、必要に応じて更に乳製品、呈味剤、香料、着色料、酸化防止剤等の各種添加剤を添加しておくことができる。
【0014】
本発明の油脂組成物は、食パン、菓子パン等の製パン用の生地に練り込んで使用することにより、これらの製品の老化を遅らせてソフトな食感を長持ちさせることができ、乳化剤は酵素との相乗作用によって、パンの老化を防止し、ソフトな食感を長く保持する効果を発揮する。
【0015】
本発明の油脂組成物の生地への添加量は、生地中の小麦粉100重量部当たり3〜20重量部程度が好ましい。3重量部未満ではパン生地中に添加される食用油脂、乳化剤、酵素、マルトースの量が不十分であり、パンにソフト感を付与する効果や老化防止効果が十分発揮されない虞れがあり、20重量部を超えると、パン生地の製パン性が損なわれたり、焼成後のパンが冷えるにしたがって変形したり、パンの食感が不良になる等の悪影響を及ぼす虞れがある。
【0016】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例1
パーム硬化油:3.5kg、パーム油オレイン:2.1kg、菜種油:8.4kgを70℃に加熱保持し、この油脂中にアミラーゼAD「アマノ」1(天野エンザイム(株)製。至適温度85℃、失活温度95℃、10000単位/g):1.2g、高純度モノグリセライド「エマルジーMSA」(理研ビタミン(株)製 蒸留モノグリ):600g、液状マルトース「マルスター」((株)林原製):3.4kg、水:2kgを添加し、油中水型に乳化して製パン用油脂組成物を調製した。この油脂組成物を用い、下記の配合により生地を調製、発酵させた後、焼成してロールパンを得た。
【0017】
ロールパン生地配合:
強力粉 100 重量部
イースト 3 重量部
イーストフード 0.1重量部
砂糖 10 重量部
食塩 1.6重量部
脱脂粉乳 3 重量部
乳化油脂組成物 10 重量部
水 57 重量部
【0018】
生地の調製から焼成までの各条件は以下の通りである。
混捏: 低速 3分、中高速 5分、油脂添加
低速 2分、中高速 4分
捏上温度: 27℃
発酵: 27℃、75%、1時間
分割重量: 50g
ベンチタイム: 20分
成形: ドック
ホイロ: 38℃、80%、50分
焼成: 200℃、10分
【0019】
焼成後のロールパンを20℃で30分冷ました後、ビニール袋に入れ密封し、24時間後及び3日経過後のロールパンについて、官能評価、パンの硬さを以下の方法で試験し評価し、表1に示した。
1.官能評価
10人のパネラーで、ロールパンを食べた時の評価を以下のように記した。
◎: ソフトで、しとりがあり良好な食感
○: ソフトで、ややしとりがあり良好な食感
△: ソフトだが、ややぱさつく食感
×: ぱさついてソフトさを感じない食感
−: パンの骨格が崩れていて商品価値なし
2.パンの硬さ
ロールパンの中央部から25mm×20mm×20mmにカットした小片を測定サンプルとする。株式会社山電製クリープメーターを用いて、各試料のテクスチャー試験(圧縮率:80%、単位:N/m2)にて硬さの測定を行い、各試料につき測定サンプル10個の平均値を算出した。
【0020】
【表1】
【0021】
実施例2
パーム硬化油:3kg、パーム油オレイン:1.8kg、菜種油:7.2kgを70℃に加熱保持し、この油脂中にアミラーゼAD「アマノ」1(天野エンザイム(株)製。至適温度85℃、失活温度95℃、10000単位/g):1.2g、高純度モノグリセライド「エマルジーMSA」(理研ビタミン(株)製 蒸留モノグリ):600g、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル「CR−ED」(阪本薬品工業(株)製):200g、液状マルトース「マルスター」((株)林原製):7.2kgを添加し、油中水型に乳化して製パン用油脂組成物を調製した。この油脂組成物を用いて実施例1と同様にパン生地を調製、発酵させた後、焼成してロールパンを得た。得られたロールパンを実施例1と同様にして評価した結果を表1にあわせて示す。
【0022】
実施例3
パーム硬化油:2.5kg、パーム油オレイン:1.5kg、菜種油:6kgを70℃に加熱保持し、この油脂中にグルコアミラーゼ「AMG1000BG」(ノボザイムズジャパン(株)製。至適温度70℃、失活温度85℃、1000単位/g):2g、高純度モノグリセライド「エマルジーMSA」(理研ビタミン(株)製 蒸留モノグリ):600g、液状マルトース「マルスター」((株)林原製):5.4kgを添加し、水中油型に乳化して製パン用油脂組成物を調製した。この油脂組成物を用いて実施例1と同様にパン生地を調製、発酵させた後、焼成してロールパンを得た。得られたロールパンを実施例1と同様にして評価した結果を表1にあわせて示す。
【0023】
比較例1
マルトースを含有しない他は、実施例1と同様の組成で製パン用油脂組成物を調製した。この油脂組成物を用いて実施例1と同様にしてパン生地を調製、発酵させた後、焼成してロールパンを得た。得られたロールパンを実施例1と同様に評価した結果を表1にあわせて示す。
【0024】
比較例2
グルコアミラーゼ「AMG1000BG」(ノボザイムズジャパン(株)製。至適温度70℃、失活温度85℃、1000単位/g):40gとし、マルトースを含有しない他は、実施例3と同様の組成の製パン用油脂組成部調製した。この油脂組成物を用いて実施例1と同様にパン生地を調製、発酵させた後、焼成してロールパンを得た。得られたロールパンを実施例1と同様にして評価した結果を表1にあわせて示す。
【0025】
比較例3
アミラーゼAD「アマノ」1(天野エンザイム(株)製。至適温度85℃、失活温度95℃、10000単位/g):1.2gを、マルトースを添加した水相に添加した他は、実施例1と同様の組成の製パン用油脂組成部調製した。この油脂組成物を用いて実施例1と同様にパン生地を調製、発酵させた後、焼成してロールパンを得た。得られたロールパンを実施例1と同様にして評価した結果を表1にあわせて示す。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の製パン用油脂組成物は、製パン用生地に添加して用いることにより、この生地より製造されたパン類の老化を効果的に防止することができ、パン類の製造直後のソフトな食感が長時間に亘って保持される。本発明の製パン用油脂組成物は、乳化剤、マルトースとともに、乳化前の油相に予め添加した酵素を併用したことにより、酵素を多量に添加することなく、パン類の老化防止効果が飛躍的に向上できるとともに、パン類の骨格を崩す虞れもない。さらにマルトースはイースト分解されるためトレハロースを用いた場合のように、パン類に甘みを付加する虞れもないため、本発明の油脂組成物によれば食感、風味、老化防止効果に優れたパン類を製造することができる。
Claims (1)
- α−アミラーゼ、グルコアミラーゼより選ばれた酵素を添加した油相を水相と乳化した乳化物中に、乳化剤とマルトースとを含有し、かつ酵素の含有量が0.1〜0.6単位/g(1単位は、1%デンプン糊液10mlのBlue valueを40℃で1分間に1%低下させる酵素の量)であることを特徴とする製パン用油脂組成物。
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