JP2018186718A - コンバイン - Google Patents

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Yuji Yamashita
裕司 山下
知慶 山口
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Abstract

【課題】機体振動の影響を低減し、オーガリモコンの安定操作を可能にする。【解決手段】穀粒タンク4内の穀粒を機外に排出するオーガ5と、オーガ5を操作するオーガリモコン15と、オペレータが座る運転席7と、運転席7の前方に配置され、運転席7に座ったオペレータの操作に応じて機体を操向するステアリングレバー28と、を備えるコンバイン1であって、運転席7の前方で、且つ、ステアリングレバー28の後方近傍に配置されるアームレスト31を備え、ステアリングレバー28は、オペレータがアームレスト31に腕を乗せた状態で操作され、オーガリモコン15は、平面視においてアームレスト31の近傍であって、且つ、オペレータがアームレスト31に腕を乗せた状態で操作可能な位置に配置される。【選択図】図7

Description

本発明は、オーガを操作するオーガリモコンを備えたコンバインに関する。
近年、多くのコンバインは、穀粒タンク内の穀粒を機外(トラックの荷台など)に排出するオーガを備えている。オーガは、旋回操作、昇降操作、穀粒排出操作(排出、停止)などの操作が可能であり、これらの操作を行うオーガリモコンを備えるコンバインも知られている。例えば、特許文献1に示されるコンバインでは、オーガリモコンが運転席の後方やオーガの先端部に着脱自在に設けられており、オーガ操作に際しては、オーガリモコンをリモコンホルダから外し、手に持って操作できるようになっている。
また、特許文献1に示されるコンバインは、オーガの先端部などにカメラを備え、該カメラが撮影した画像を運転席の前方に配置したモニタに表示するようになっている。このようなコンバインによれば、オペレータは、運転席に座った状態でも、モニタを見ながらオーガをリモコン操作することが可能となる。
特開2012−65614号公報
しかしながら、特許文献1に示されるコンバインでは、オペレータがモニタを見ながらオーガをリモコン操作する場合、運転席の後方に配置されるオーガリモコンをリモコンホルダから取り外すために、上半身をひねる無理な姿勢を強いられる虞がある。そこで、リモコンホルダに取り付けたままの状態でモニタを見ながら操作可能な位置にオーガリモコンを配置することが考えられるが、この場合には、機体振動の影響を受けるため、オペレータの手が安定せず、オーガリモコンの操作性が低下する可能性があった。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、茎稈を刈り取る前処理部と、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部と、選別した穀粒を貯留する穀粒タンクと、前記穀粒タンク内の穀粒を機外に排出するオーガと、前記オーガを操作するオーガリモコンと、オペレータが座る運転席と、前記運転席の前方に配置され、前記運転席に座ったオペレータの操作に応じて機体を操向するステアリングレバーと、を備えるコンバインであって、前記運転席の前方で、且つ、前記ステアリングレバーの後方近傍に配置されるアームレストを備え、前記ステアリングレバーは、オペレータが前記アームレストに腕を乗せた状態で操作され、前記オーガリモコンは、平面視において前記アームレストの近傍であって、且つ、オペレータが前記アームレストに腕を乗せた状態で操作可能な位置に配置されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のコンバインであって、前記ステアリングレバーは、オペレータが把持する把持部を備え、前記オーガリモコンの操作部は、前記把持部の側面外方に配置されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のコンバインであって、前記オーガリモコンは、前記操作部を含む操作面を有し、該操作面は、起立し、且つ上側に向かうに従って機体前方に傾斜していることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバインであって、前記オーガリモコンは、前記操作部を含む操作面を有し、該操作面は、平面視で前記運転席側を向くように傾斜していることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、オーガリモコンは、オペレータがステアリングレバーを操作する際に腕を乗せるアームレストの近傍で、且つ、オペレータがアームレストに腕を乗せた状態で操作可能な位置に配置されているので、オーガリモコンを操作する際にアームレストを利用することができ、その結果、機体振動の影響を低減し、安定したオーガリモコンの操作が可能になる。
また、請求項2の発明によれば、ステアリングレバーは、オペレータが把持する把持部を備え、オーガリモコンの操作部は、把持部の側面外方に配置されているので、穀粒排出場所に機体を移動させた後、穀粒排出作業に移る際、ステアリングレバーから手を離した後、アームレストに腕を乗せたままオーガリモコンの操作にスムーズに移行できる。
また、請求項3の発明によれば、オーガリモコンは、操作部を含む操作面を有し、該操作面は、起立し、且つ上側に向かうに従って機体前方に傾斜しているので、オペレータがオーガリモコンを見下ろすことで操作面の視認性が向上するだけでなく、アームレストに腕を乗せた状態での操作性を向上させることができる。
また、請求項4の発明によれば、オーガリモコンは、操作部を含む操作面を有し、該操作面は、平面視で運転席側を向くように傾斜しているので、操作面の視認性や操作性を損なうことなく、ステアリングレバーとオーガリモコンとの間にスペースを設け、機体の前方視界を確保できる。
本発明の一実施形態に係るコンバインの右側面図である。 本発明の一実施形態に係るコンバインの平面図である。 図1のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 オーガリモコンの正面図である。 ステアリングレバー、アームレスト及びオーガリモコンの配置を示す要部拡大図であり、(a)は要部拡大左側面図、(b)は要部拡大背面図である。 リモコンホルダの分解斜視図(組立図)である。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1及び図2において、1はコンバインであって、該コンバイン1は、茎稈を刈り取る前処理部2と、刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部3と、選別した穀粒を貯留する穀粒タンク4と、穀粒タンク4内の穀粒を機外に排出するオーガ5と、脱穀済みの排藁を後処理する後処理部6と、運転席7や各種の操作具が設けられる運転部8と、クローラ式の走行部9とを備えて構成されている。
前処理部2の前端部には、所定の間隔を存して左右方向に並ぶ複数のデバイダ2aが設けられている。デバイダ2aは、未刈り茎稈を分草するためのものであり、通常の刈取り作業では、右端のデバイダ2aを基準とし、該右端のデバイダ2aが、未刈り地と既刈地との境界部において、未刈り茎稈の右端よりも右側を通るように機体が操向操作される。
穀粒タンク4の下部には、前後を向く横ラセン(図示せず)が内装されており、該横ラセンの回転駆動に応じて穀粒タンク4内の穀粒が穀粒タンク4の後下端部から排出される。穀粒タンク4の後下端部には、オーガ5の縦パイプ10が旋回自在に連結されており、さらに、縦パイプ10の上端部にオーガ5の横パイプ11が上下昇降自在に連結されている。縦パイプ10及び横パイプ11には、横ラセンと同等のラセン搬送体(図示せず)が内装されており、これらのラセン搬送体が横ラセンと一連状に回転駆動されることで、穀粒タンク4内の穀粒が縦パイプ10を経由して横パイプ11まで搬送されるとともに、横パイプ11の先端部に形成される排出口12から排出される。なお、横ラセン及びラセン搬送体の回転駆動及び回転停止は、図示しない排出クラッチの入り/切りに基づいて操作される。
オーガ5(横パイプ11)は、昇降シリンダ13の駆動に応じて任意の昇降位置に操作でき、また、旋回モータ(図示せず)の駆動に応じて任意の旋回位置に操作することが可能であるが、刈取作業などの機体走行時には、機体上の所定の格納位置に格納されるようになっている。
また、オーガ5の排出口12には、フラップモータ(図示せず)の駆動に応じて排出口12を開閉するオーガフラップ(図示せず)が設けられている。このオーガフラップは、オーガ5が排出停止状態のとき、排出口12を閉じることにより、オーガ5内に残っている穀粒が排出口12から零れることを防止する。また、オーガフラップは、任意の半開位置で停止させることができ、穀粒の排出方向を変更するガイド板としても機能するようになっている。
また、オーガ5の先端部には、排出口12の下方を撮影するオーガカメラ(図示せず)が設けられている。オーガカメラは、オーガ5の穀粒排出位置や穀粒排出状況を見るためにオーガ5の先端部に設けられ、その映像が運転部8に配置されるモニタ14に表示される。
図3〜図5に示すように、運転部8には、オーガ5を操作するためのオーガリモコン15が配置されている。図6及び図7に示すように、オーガリモコン15は有線リモコンであって、その操作面15aには、オーガ5の排出位置を選択操作する旋回位置選択スイッチ15b、選択された排出位置を表示する排出位置インジケータ15c、排出クラッチを入り/切り操作する排出クラッチスイッチ15d、排出状態を表示する排出インジケータ15e、オーガ5を選択された排出位置まで自動旋回させる旋回自動スイッチ15f、オーガ5を手動で昇降及び旋回操作するオーガ手動スイッチ15g〜15j、オーガフラップを開閉操作するフラップ開閉スイッチ15m、15nなどが設けられている。これにより、オペレータは、運転部8においてオーガ5を目視しつつオーガリモコン15を操作することで、オーガ5の旋回操作、昇降操作、穀粒排出操作(排出、停止)などを行うことでき、また、モニタ14の画像を見ながらオーガリモコン15を操作することで、排出位置の微調整などを行うことが可能になる。なお、本実施形態のオーガリモコン15は有線リモコンであるが、電波や赤外線を介して操作信号を送信する無線リモコンであってもよい。また、本実施形態では、オーガリモコン15の各スイッチを押釦スイッチ又はタッチスイッチとしているが、スイッチの形態はこれに限定されない。
換言すると、オーガリモコン15の操作面15aには、旋回位置選択スイッチ15b、排出クラッチスイッチ15d、旋回自動スイッチ15f、オーガ手動スイッチ15g〜15j及びフラップ開閉スイッチ15m、15nを備える操作部15pが構成されている。そして、本実施形態の操作部15pは、上端H1が旋回位置選択スイッチ15b及び排出クラッチスイッチ15dの上端により規定され、下端H2がフラップ開閉スイッチ15m、15nの下端により規定されている。
図1〜図5に示すように、運転部8は、キャビン16によって覆われている。キャビン16は、運転部8の左前方に立設される左前キャビンフレーム17、運転部8の左後方に立設される左後キャビンフレーム18、運転部8の右前方に立設される右前キャビンフレーム19、運転部8の右後方に立設される右後キャビンフレーム20、運転部8の上方を覆う天井部21、右前キャビンフレーム19と右後キャビンフレーム20との間に形成される乗降口22、乗降口22を開閉可能に覆うスライドドア23、左前キャビンフレーム17及び右前キャビンフレーム19から前方に延出する左右のサイドガラス24、左右のサイドガラス24間に設けられるフロントガラス25などを備える。なお、本実施形態のコンバイン1は、運転部8をキャビン16で覆うキャビン仕様であるが、キャビン16を備えない仕様のコンバインであってもよい。
図3〜図5に示すように、運転部8は、運転席7の前方に設けられるフロント操作パネル26と、運転席7の左側方に設けられるサイド操作パネル27とを備える。フロント操作パネル26には、機体の操向操作具と前処理部2の昇降操作具に兼用されるジョイスティック型のステアリングレバー28や前述したモニタ14が配置され、サイド操作パネル27には、主変速レバー29、副変速レバー30などが配置されている。
フロント操作パネル26において、モニタ14は、運転席7の前方左側に配置され、ステアリングレバー28は、運転席7の前方右側に配置されている。ステアリングレバー28は、オペレータが把持する把持部28aを備え、オペレータは、運転席7に座った状態で把持部28aを右手で握り、ステアリングレバー28の傾倒操作(左右傾倒操作=機体操向操作、前後傾倒操作=前処理昇降操作)を行う。
さらに、運転席7の前方右側には、オペレータが運転席7に座った状態で右腕を乗せることが可能なアームレスト31が設けられている。アームレスト31は、ステアリングレバー28の後方近傍で左右方向に沿う腕乗面31aを有し、オペレータは、アームレスト31の腕乗面31aに右腕を乗せた状態で把持部28aを右手で握りつつ、ステアリングレバー28を傾倒操作できるようになっている。また、刈取り作業時のオペレータは、このような姿勢でステアリングレバー28を操作しつつ、視線は前述した右端のデバイダ2aを向いている。
つぎに、本発明の要部であるオーガリモコン15の配置について、図2〜図7を参照して説明する。
オーガリモコン15は、図3に示すように、平面視において、ステアリングレバー28を操作する際にオペレータが腕を乗せるアームレスト31(腕乗面31a)の前方近傍であって、且つ、オペレータがアームレスト31に腕を乗せた状態で操作可能な位置に配置されている。このようにオーガリモコン15を配置すると、オーガリモコン15を操作する際にアームレスト31を利用できるので、機体振動の影響を低減し、安定したオーガリモコン15の操作が可能になる。
また、このように配置されるオーガリモコン15の位置は、モニタ14にも近いので、オペレータが運転部8でモニタ14を見ながらオーガリモコン15を操作する場合の操作性を向上させることができる。また、このように配置されるオーガリモコン15の位置は、乗降口22にも近いので、オペレータが機体から降りてオーガリモコン15を操作する場合の操作性も向上させることができる。
また、オーガリモコン15の操作部15pは、図7に示すように、ステアリングレバー28の把持部28aの側面外方に配置されている。具体的に説明すると、ステアリングレバー28の左右側方には、ステアリングレバー28を左右方向に傾倒操作するための空間が確保されており、本実施形態のオーガリモコン15は、この空間とオーバーラップしないようにステアリングレバー28の把持部28aの右側面外方に配置されている。このようなオーガリモコン15の配置によれば、オペレータは、穀粒排出場所に機体を移動させた後、穀粒排出作業に移る際、ステアリングレバー28の把持部28aから手を離した後、アームレスト31に腕を乗せたままオーガリモコン15の操作にスムーズに移行することができる。
また、本実施形態では、図7に示すように、オーガリモコン15をステアリングレバー28の右側面外方に配置するにあたり、操作部15pの上端H1が、ステアリングレバー28の把持部28aの上端H3よりも下方に位置し、且つ、操作部15pの下端H2が、アームレスト31の腕乗面31aの上端H4よりも上方に位置するようにオーガリモコン15を配置している。
このようなオーガリモコン15の配置によれば、オーガリモコン15の操作部15pに配置されるすべてのスイッチを、ステアリングレバー28の把持部28aの右側面外方に配置しつつ、アームレスト31に腕を乗せたままの状態で操作することが可能になる。なお、本実施形態では、オーガリモコン15の操作部15pに配置されるすべてのスイッチを、ステアリングレバー28の把持部28aの側方に配置しているが、一部のスイッチのみを把持部28aの側方に配置するようにしてもよい。
また、オーガリモコン15は、図7に示すように、操作部15pを含む操作面15aが、起立し、且つ上側に向かうに従って機体前方に傾斜するように配置されている。このようにオーガリモコン15を配置すると、オペレータがオーガリモコン15を見下ろすことにより、操作面15aの視認性が向上するだけでなく、アームレスト31に腕を乗せた状態で指を上方から下方に動かすようにしてオーガリモコン15の各スイッチを容易に操作性することが可能になる。
また、オーガリモコン15は、図3に示すように、操作面15aが平面視で運転席7側を向くように傾斜している。このようなオーガリモコン15の配置によれば、オペレータによる操作面15aの視認性や操作性を損なうことなく、ステアリングレバー28とオーガリモコン15との間にスペースを設け、機体の前方視界を確保できる。換言すると、平面視で運転席7の中心(オペレータの目の位置)と右端のデバイダ2aとを結ぶ仮想線よりも外側にオーガリモコン15を配置することで、オペレータの前方視界を確保しても、操作面15aが平面視で運転席7側を向くように傾斜することで、オペレータによるオーガリモコン15の視認性や操作性も確保することができる。
図7及び図8に示すように、本実施形態のオーガリモコン15は、リモコンホルダ32に着脱可能に取り付けられており、リモコンホルダ32は、支持ブラケット33を介して右前キャビンフレーム19のブラケット部19aに取り付けられている。ブラケット部19aは、右前キャビンフレーム19から前方に突出するコ字状のプレートである。
本実施形態のリモコンホルダ32は、線材を曲げ加工したものであり、オーガリモコン15の上部後面を支える上部後面支持部32aと、該上部後面支持部32aの両端部から運転席側に延出してオーガリモコン15の左右側面を支える左右の側面支持部32bと、左右の側面支持部32bの延出先端から斜め下方に延出してオーガリモコン15の前面下側を支える左右の前面支持部32cと、左右の前面支持部32cの延出先端から反運転席側に延出してオーガリモコン15の下面を支える左右の下面支持部32dと、左右の下面支持部32dの延出先端から上方に延出してオーガリモコン15の下部後面を支える左右の下部後面支持部32eと、左右の下部後面支持部32eの延出先端から上方に延出して支持ブラケット33に固定されるブラケット固定部32fと、を備える。
支持ブラケット33は、板材を曲げ加工したものであり、リモコンホルダ32のブラケット固定部32fが固定されるホルダ固定部33aと、右前キャビンフレーム19のブラケット部19aに固定されるフレーム固定部33bと、ホルダ固定部33aとフレーム固定部33bを連結する連結部33cと、を備える。
ホルダ固定部33a及びフレーム固定部33bには、それぞれ複数のボルト貫通孔が形成されるとともに、その裏面側には、それぞれナットN1、N2が溶着されている。リモコンホルダ32のブラケット固定部32fは、ホルダ固定部33aとプレート34との間に挟まれる状態で、ナットN1にねじ込まれる複数のボルトB1を介してホルダ固定部33aに固定される。また、フレーム固定部33bは、ナットN1にねじ込まれる複数のボルトB2を介して右前キャビンフレーム19のブラケット部19aに固定される。
フレーム固定部33bと連結部33cとの間の曲げ部33dは、直角ではなく、鈍角となっている。これにより、オーガリモコン15は、操作面15aが平面視で運転席7側を向くように傾斜して配置される。また、ホルダ固定部33aと連結部33cとは、面一ではなく、ホルダ固定部33aを機体前方に傾ける曲げ部33eとなっている。これにより、オーガリモコン15は、操作部15pを含む操作面15aが、起立し、且つ上側に向かうに従って機体前方に傾斜するように配置される。
図7に示すように、オーガリモコン15は、有線リモコンであり、カールコード35を介して機体側と連結されている。カールコード35は、復元可能に延びることにより、リモコンホルダ32から離間した位置でもオーガリモコン15の操作を可能にしている。具体的には、オペレータが運転部8から降車し、乗降口22の近傍でオーガリモコン15の操作可能となるようにカールコード35の長さが設定されている。
叙述の如く構成された本実施形態によれば、オーガリモコン15は、オペレータがステアリングレバー28を操作する際に腕を乗せるアームレスト31の近傍で、且つ、オペレータがアームレスト31に腕を乗せた状態で操作可能な位置に配置されているので、オーガリモコン15を操作する際にアームレスト31を利用することができ、その結果、機体振動の影響を低減し、安定したオーガリモコン15の操作が可能になる。
また、ステアリングレバー28は、オペレータが把持する把持部28aを備え、オーガリモコン15の操作部15pは、把持部28aの側面外方に配置されているので、穀粒排出場所に機体を移動させた後、穀粒排出作業に移る際、ステアリングレバー28から手を離した後、アームレスト31に腕を乗せたままオーガリモコン15の操作にスムーズに移行できる。
また、オーガリモコン15は、操作部15pを含む操作面15aを有し、該操作面15aは、起立し、且つ上側に向かうに従って機体前方に傾斜しているので、オペレータがオーガリモコンを見下ろすことで操作面15aの視認性が向上するだけでなく、アームレスト31に腕を乗せた状態での操作性を向上させることができる。
また、オーガリモコン15は、操作面15bが平面視で運転席7側を向くように傾斜しているので、操作面15aの視認性や操作性を損なうことなく、ステアリングレバー28とオーガリモコン15との間にスペースを設け、機体の前方視界を確保できる。
1 コンバイン
2 前処理部
3 脱穀部
4 穀粒タンク
5 オーガ
7 運転席
8 運転部
14 モニタ
15 オーガリモコン
15a 操作面
15p 操作部
16 キャビン
26 フロント操作パネル
28 ステアリングレバー
28a 把持部
31 アームレスト
31a 腕乗面
32 リモコンホルダ

Claims (4)

  1. 茎稈を刈り取る前処理部と、
    刈り取った茎稈から穀粒を脱穀して選別する脱穀部と、
    選別した穀粒を貯留する穀粒タンクと、
    前記穀粒タンク内の穀粒を機外に排出するオーガと、
    前記オーガを操作するオーガリモコンと、
    オペレータが座る運転席と、
    前記運転席の前方に配置され、前記運転席に座ったオペレータの操作に応じて機体を操向するステアリングレバーと、を備えるコンバインであって、
    前記運転席の前方で、且つ、前記ステアリングレバーの後方近傍に配置されるアームレストを備え、
    前記ステアリングレバーは、オペレータが前記アームレストに腕を乗せた状態で操作され、
    前記オーガリモコンは、平面視において前記アームレストの近傍であって、且つ、オペレータが前記アームレストに腕を乗せた状態で操作可能な位置に配置されていることを特徴とするコンバイン。
  2. 前記ステアリングレバーは、オペレータが把持する把持部を備え、
    前記オーガリモコンの操作部は、前記把持部の側面外方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコンバイン。
  3. 前記オーガリモコンは、前記操作部を含む操作面を有し、該操作面は、起立し、且つ上側に向かうに従って機体前方に傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載のコンバイン。
  4. 前記オーガリモコンは、前記操作部を含む操作面を有し、該操作面は、平面視で前記運転席側を向くように傾斜していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。
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