JP2018185877A - ディスク装置、コントローラ回路、及び制御方法 - Google Patents

ディスク装置、コントローラ回路、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】磁気ディスクからのデータのリードを好適に制御すること。【解決手段】実施形態にかかるディスク装置は、データが記録された記録媒体と、記録媒体からリードされたデータを復号する復号回路と、リード要求にかかる第1データを記録媒体からリードし、復号回路による第1データの復号の結果を待たず、第1データのリードに引き続き第1データが記録されたトラックのデータであってリード要求にかかるデータでない第2データを記録媒体からリードする制御を開始する制御回路と、を具備する。【選択図】 図3

Description

本発明の実施形態は、ディスクからのデータのリードを制御するディスク装置、コントローラ回路、及び制御方法に関する。
近年、記録媒体としての磁気ディスク、及び、この磁気ディスクに対向する再生ヘッドを備えるディスク装置がある。このディスク装置は、ハードディスクドライブ(HDD)を含む。HDDでは、磁気ディスクからのデータのリードにおいて、回転する磁気ディスク上の目標位置から再生ヘッドにより磁気情報が読み取られ、この磁気情報が復調されることで所望のデータが得られる。磁気ディスクからの磁気情報の読み取りが完了しても、磁気情報の復調はすぐには完了せず、結果として復調できない(リードしたデータがエラーを含んだままとなる)ことがある。この場合、リードに関するパラメータが変更されてリードリトライが実行される。リードリトライの要否判定は、磁気情報の復調後又は復調されたデータの検証の後に実行される。また、リードリトライの際に、磁気ディスクの円周方向の目標位置を検出するための回転待ち時間が必要になることがある。リードリトライに要する時間の短縮が望まれている。
米国特許第9019640号明細書 米国特許第7263650号明細書 特開平05−035416号公報
本発明が解決しようとする課題は、磁気ディスクからのデータのリードを好適に制御することができるディスク装置、コントローラ回路、及び制御方法を提供することである。
実施形態のディスク装置は、データが記録された記録媒体と、前記記録媒体からリードされたデータを復号する復号回路と、リード要求にかかる第1データを前記記録媒体からリードし、前記復号回路による前記第1データの復号の結果を待たず、前記第1データのリードに引き続き前記第1データが記録されたトラックのデータであって前記リード要求にかかるデータでない第2データを前記記録媒体からリードする制御を開始する制御回路と、を具備する。
実施形態にかかるディスク装置を備えるシステムの構成を示すブロック図。 ディスクの記録面に記録されるユーザデータ及び訂正用データの一例を示す。 第1の実施形態にかかるHDDによって実行される第1リード処理の動作を説明するためのフローチャートを示す。 第1の実施形態にかかる第1リード処理の動作例を説明するための図。 第2の実施形態にかかるHDDによって実行される第2リード処理の動作を説明するためのフローチャートを示す。 第2の実施形態にかかる第2リード処理の動作例を説明するための図。 本第3の実施形態にかかるHDDによって実行される第3リード処理の動作を説明するためのフローチャートを示す。 第3の実施形態にかかる第3リード処理の動作例を説明するための図。
以下、複数の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下で説明する複数の実施形態にかかる図面によって限定されるものではない。
図1は、実施形態にかかるディスク装置10を備えるシステム150の構成を示すブロック図である。本実施形態では、ディスク装置10として、ハードディスクドライブ(以下、HDDとも称する)10を例示する。システム150はホスト100及びHDD10を備えている。ホストI/F120は、ホスト100とHDD10とを接続し、ホスト100とHDD10との間のコマンド、データ、コマンド応答、又はステイタス報告、の送受信に利用される。ホストI/F120は、例えば、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)規格やSAS(Serial Attached SCSI)規格に準拠する。HDD10は、ホストI/F120を介してホスト100と接続されて、ホスト100のデータ記憶部として機能する。例えばシステム150は、パーソナルコンピュータ、モバイル機器、又はサーバ装置である。例えばホスト100は、パーソナルコンピュータやモバイル装置に備えられるチップセットIC、又はサーバ装置に備えられるサーバコントローラである。
HDD10は、磁気ディスク(以下、単にディスクとも称する)1、スライダ2、アーム3、ボイスコイルモータ(VCM)4、及びスピンドルモータ(SPM)5を含むヘッド・ディスクアセンブリ(Head-Disk Assembly:HDA)を有する。HDAの各構成物はHDD10の筐体(不図示)の内部に収容される。スライダ2は、リードヘッドRH及びライトヘッドWHを含むヘッド部を有する。またHDD10は、モータドライバIC(以下、ドライバICとも称する)21、ヘッドアンプIC(以下、ヘッドICとも称する)22、バッファメモリ23、不揮発性メモリ24、及びコントローラ60を含む回路ブロックを有する。コントローラ60は、リードライトチャネル(以下、RWCとも称する)61、CPU62、及びハードディスクコントローラ(以下、HDCとも称する)63を備える。RWC61は、少なくともワークメモリWMを備える。
実施形態にかかるHDD10は、ディスク1にデータを記録する処理(ライト処理)、ディスク1に記録されたデータを読み出す処理(リード処理)、及びディスク1上の目標位置に対してスライダ2の一部(主にヘッド部)を位置付ける処理(サーボ処理)、を少なくとも実行する。サーボ処理は、ヘッド部をディスク1の特定の半径位置(目標位置)に位置付ける処理、及びヘッド部をディスク1上で半径方向に移動する処理(シーク処理)を含む。サーボ処理は、ライト処理またはリード処理の一部の処理として実行されることがある。
本実施形態にかかるHDD10によるライト処理、リード処理、及びサーボ処理は、ホスト100から送信されるコマンドに応じて、又は、HDD10内部での自発的な要求に応じて実行される。これらの処理は、CPU62で実行されるプログラム(ファームウェア)に従って制御される。プログラムのデータは、不揮発性メモリ24やディスク1に不揮発に記憶される。
ディスク1は、SPM5により回転する。SPM5は、ドライバIC21からの駆動電圧又は駆動電流により回転制御される。アーム3とVCM4はアクチュエータを構成する。スライダ2は、アーム3の一端に装着される。アクチュエータは、スライダ2をディスク1上の目標位置に移動させる。すなわち、アクチュエータは、VCM4の駆動により、アーム3に装着されているスライダ2をディスク1上の径方向に移動させる。VCM4は、ドライバIC21からの駆動電圧又は駆動電流により制御される。
ディスク1は記録面を有し、記録面にデータが記録されることでトラック(データトラック)が形成される。すなわち、ディスク1は、データを記録するための記録面を備えた記録媒体である。ディスク1の記録面は、記録面上のスライダ2の位置を制御するためのサーボデータが記録されたサーボ領域、ホスト100から送信されるユーザデータを記録するためのユーザデータ領域、及びユーザデータ領域に記録されたユーザデータを管理するシステムデータを記録するためのシステム領域、を少なくとも有する。ディスク1の記録面は、ユーザデータ領域に記録されるべきユーザデータを一時的に記録するキャッシュ領域を有してもよい。サーボデータは、HDD10の製造工程で記録されてHDD10の出荷後には記録されないデータである。システムデータは、HDD10で実行されるライト処理及びリード処理において管理すべきデータを含む。なおシステムデータは、ディスク1のシステム領域でなく不揮発性メモリ24に記録されてもよい。ユーザデータは、ホスト100から送信され不揮発に記録されるべきデータ、既にユーザデータ領域又はキャッシュ領域に記録されたデータ、及びユーザデータ領域又はキャッシュ領域から読み出されたデータを含む。以下、ユーザデータを単にデータと表記することがある。ユーザデータは、ユーザデータ領域又はキャッシュ領域にセクタ単位で記録される。セクタ単位は、RWC61において実行されるエラー訂正処理の最小単位である。また、ユーザデータ領域には、ユーザデータ以外にユーザデータのエラー訂正に用いられる訂正用データが記録される。訂正用データは、複数セクタに一つ設けられればよい。本実施形態では、複数セクタにユーザデータが記録されたトラックに対して1の訂正用データが設けられる。
ここで図2を用いて、ディスク1の記録面に記録されるユーザデータ及び訂正用データの一例を説明する。図2は、ディスク1の記録面に記録されるユーザデータ及び訂正用データの一例を示す。
図2に示すように、ディスク1の記録面上のあるトラックは、セクタS1〜Snを含んで構成されている。セクタS1〜Snそれぞれは、セクタ単位のエラー訂正処理の単位である。各セクタS1〜Snのサイズは、それぞれ同じサイズである。このトラックにおいては、ユーザデータUD1〜UDn−1がセクタS1〜Sn−1にそれぞれ記録され、更に訂正用データPDがセクタSnに記録されている。例えば訂正用データPDは、ユーザデータUD1〜UDn−1それぞれのビットを排他的論理和演算することで得られる。訂正用データPDは、セクタS1〜Snのうち最後でなく、最前や途中に記録されてもよい。セクタS1〜Sn−1に記録されたユーザデータUD1〜UDn−1のリードにおいて、ユーザデータUD1〜UDn−1の何れかがセクタ単位のエラー訂正処理で訂正できないことがある。この場合、セクタS1〜Sn−1に記録されたユーザデータUD1〜UDn−1と、セクタSnに記録された訂正用データPDと、を用いて、トラック単位のエラー訂正処理を実行することで、訂正できなかったユーザデータを訂正できる可能性がある。すなわち、トラック単位のエラー訂正処理には、トラック内の全てのセクタ(セクタS1〜Sn)に記録されたデータのリードが必要である。なお、これ以降では、セクタS1〜Sn−1に記録されたユーザデータUD1〜UDn−1、及びセクタSnに記録された訂正用データPD、それぞれを単にセクタと称することがある。
図1に戻り、スライダ2は、リードヘッドRH及びライトヘッドWH(以下、ヘッド部とも称する)を少なくとも備える。リードヘッドRHは、ディスク1上のトラックに記録されているデータを読み出す。読み出されるデータは、サーボデータ、ユーザデータ、及びシステムデータを含む。ライトヘッドWHは、ディスク1上にユーザデータ及びシステムデータを書き込む。リードヘッドRHは読み出し手段として、ライトヘッドWHは記録手段としてそれぞれ構成される。なお、以下の説明では、スライダ2をヘッド又はヘッド部、と称することがある。図1では、単一のディスク1及びスライダ2が図示されているが、HDD10は複数のディスク、及び複数の各ディスクの各記録面に対応した複数のスライダが設けられてもよい。
ヘッドIC22は、リードアンプ及びライトドライバ(共に不図示)を有する。リードアンプは、リードヘッドRHにより読み出されたリード信号を増幅した信号(増幅信号)をRWC61に出力する。ライトドライバは、RWC61から供給されるライトデータに応じたライト電流をライトヘッドWHに出力する。
コントローラ60は、少なくとも、RWC61、CPU62、及びHDC63を一体に備えた1チップの集積回路として構成されている。コントローラ60は、SoC、FPGA、ASIC、LSIなどの半導体回路として構成される。バッファメモリ23は、ディスク1よりも高速なデータ転送が可能な揮発性の半導体メモリであり、DRAM(SDRAM)またはSRAMが適用される。不揮発性メモリ24は、不揮発性の半導体メモリであり、NOR型やNAND型のフラッシュメモリが適用される。バッファメモリ23及び不揮発性メモリ24は、コントローラ60の外部に接続されず、コントローラ60の内部に備えられてもよい。不揮発性メモリ24として、ディスク1の記録領域の一部が適用されてもよい。
RWC61は、HDC63と直接的に通信するためのインターフェース回路、リードチャネル回路、及びライトチャネル回路、(何れも不図示)を少なくとも備える。またRWC61は、ワークメモリWMを備える。ワークメモリWMは、例えばSRAMであり、RWC61の外部に設けられてもよい。RWC61は、インターフェース回路を介して、コマンド、データ、コマンド応答、又はステイタス報告、などをHDC63との間でやり取りする。リードチャネル回路は、ヘッドIC22から供給された増幅信号を処理して、サーボデータ及びユーザデータを含むデータを復号する。RWC61は、リードチャネル回路によるデータの復号において、ユーザデータのエラーの検出及び訂正を含むエラー訂正処理を実行すると共に、エラー訂正処理の結果又は状態をHDC63に報告する。RWC61は、エラー訂正処理を実行するデータをワークメモリWMに記憶する。RWC61は、リードチャネル回路において、セクタ単位又はトラック単位でエラー訂正処理を実行する。ライトチャネルは、HDC63から供給されたライトすべきデータを符号化したライトデータを、ヘッドIC22に出力する。本実施形態では、RWC61は、LDPC符号を用いたデータの符号化及び復号を実行する。このためリードチャネルは、ビタビ復号回路及びLDPC復号回路を含む。
HDC63は、バッファメモリ23、不揮発性メモリ24、RWC61、及びホスト100それぞれとの間でデータの送受を制御するための複数のインターフェース回路を少なくとも備える。HDC63は、バッファメモリ23及び不揮発性メモリ24と接続され、これらとの間で転送されるデータの送受を制御する。HDC63とバッファメモリ23との間で転送されるデータは、ホスト100又はRWC61との間で転送されるリードデータ及びライトデータを含む。リードデータはディスク1から読み出されたユーザデータであり、ライトデータはディスク1に書き込まれるユーザデータである。HDC63と不揮発性メモリ24との間で転送されるデータは、CPU62が実行するプログラム及びシステムデータを含む。またHDC63は、RWC61と直接的に通信するためのインターフェース回路を介して、コマンド、データ、コマンド応答、又はステイタス報告、などをRWC61との間でやり取りする。HDC63は、RWC61から入力されたリードデータ、又はRWC61に出力されるライトデータに対する処理を実行する。さらにHDC63は、ホスト100と接続され、ホスト100から送信されるコマンド及びデータ、又はホスト100に出力するコマンド応答、ステイタス報告、及びデータに関する処理を実行する。すなわちHDC63は、ライト処理におけるライトゲートに関する処理、リード処理におけるリードゲートに関する処理、サーボ制御で必要なサーボゲートに関する処理、を含む複数の処理を実行する。
CPU62は、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラとも称されるICである。CPU62は、ドライバIC21を介してVCM4を制御してヘッド部(リードヘッドRH及びライトヘッドWH)の位置決め制御(サーボ制御)を実行する。サーボ制御は、ヘッド部をディスク1の半径方向の何れかの位置に位置づける制御と、ヘッド部をディスク1上で現在位置から目標位置に向かって移動する制御(シーク制御)と、を少なくとも含む。またCPU62は、少なくともRWC61及びHDC63を介して、ディスク1に対するライト処理及びリード処理を制御する。CPU62は、これら複数の処理の制御において、プログラムに従って、以上で説明したHDA及び回路ブロックを利用する。CPU62は、複数の処理を制御する制御部又は制御回路として構成される。
以上で説明した構成により、本実施形態にかかるHDD10は、以下に詳細に説明する複数の処理を実行することができる。
[第1の実施形態]
次に、図3を用いて、本第1の実施形態にかかるデータのリード処理の動作を説明する。図3は、本第1の実施形態にかかるHDD10によって実行される第1リード処理の動作を説明するためのフローチャートを示す。
図3に示したフローチャートは、ヘッド部(リードヘッドRH)をリード処理の対象となる目標セクタが含まれる目標トラックに位置づけるサーボ処理(シーク処理)が実行された後に開始する。本第1の実施形態において実行される第1リード処理では、目標トラック上で、初めに目標セクタのデータがリードされ、必要に応じて同じトラック上の他のセクタのデータがリードされる。第1リード処理は、ホスト100からデータのリード要求を示すコマンドを受領することに応じて、又はHDD10の内部で生じたリード要求に応じて、実行される。HDD10の内部で生じたリード要求は、ディスク1に記録されたデータに対する、リフレッシュ処理又はベリファイ処理に基づくリード要求を含む。第1リード処理は、主にはRWC61及びHDC63が実行する。
CPU62は、リード要求に応じて、目標トラックへのシーク処理を実行する。これにより、ヘッド部が目標トラックに位置決めされる(S100)。CPU62は、シーク処理の実行に伴って、リード要求に関する情報をHDC63に提供する。この情報は、目標トラック中の目標セクタの位置又は数に関する情報を含む。HDC63は、目標トラックに含まれる目標セクタが検出されるまで回転待ちし、目標セクタが検出されたことに応じて、この目標セクタに対するリードゲートRGをRWC61に出力する(S101)。ここでHDC63は、ディスク1の回転に応じて、目標トラックに含まれる最初の目標セクタが検出されるまで回転待ちすることで目標セクタを検出する。RWC61は、HDC63から入力されたリードゲートRGに対応して、ヘッドIC22から供給された増幅信号を復号する。RWC61は、この復号において、ワークメモリWMを利用してエラー訂正処理を実行し、この処理の結果をHDC63に報告する。すなわち、HDC63がリードゲートRGをRWC61に出力することは、RWC61が供給された増幅信号を復号することと等価である。
HDC63は、目標トラックに含まれる全ての目標セクタに対してリードゲートRGを出力したか否かを判定する(S102)。全ての目標セクタにリードゲートRGを出力したと判定されなければ(S102のNo)、処理は(S101)に戻り、出力したと判定されれば(S102のYes)、処理は(S103)に進む。すなわち、HDC63は、目標トラックに含まれる全ての目標セクタについて、リードゲートRGをRWC61に順次出力する。(S103)において、HDC63は、目標トラックに含まれる全てのセクタに対するリードゲートRGをRWC61に出力したか否かを判定する。全てのセクタにリードゲートRGを出力したと判定された場合(S103のYes)、処理は終了する。一方、リードゲートRGを出力したと判定されなかった(未だ全てのセクタにリードゲートRGを出力していないと判定された)場合(S103のNo)、HDC63は、RWC61から報告されるエラー訂正処理(復号)の結果に基づいて、全ての目標セクタのエラー訂正処理が完了したか否かを判定する(S104)。
本第1の実施形態にかかる第1リード処理では、HDC63は、少なくとも、全ての目標セクタの位置又は数を把握している。従って、例えばRWC61から、目標セクタ毎にエラー訂正処理の結果が順次HDC63に報告されれば、HDC63は、順次報告される全ての目標セクタのエラー訂正処理の結果に基づいて、全ての目標セクタの復号が完了したか否かを判定することができる。また、例えばHDC63は、全ての目標セクタの位置又は数に関する情報をRWC61に提供してもよい。この場合HDC63は、最初の目標セクタに対するリードゲートRGの出力に伴って、全ての目標セクタの位置又は数に関する情報をRDC61に提供する。更にHDC63は、リードゲートRGを出力する毎に、出力したリードゲートRGに対応するセクタを特定する識別情報をRWC61に提供する。これによりRWC61は、全ての目標セクタの復号が完了したか否かを判定することができる。この結果、RWC61は、目標セクタ毎にエラー訂正処理の結果を報告するのでなく、全ての目標セクタの復号が完了したことに応じて、その旨をHDC63に報告することができる。何れの場合であっても、HDC63は、RWC61から報告されるエラー訂正処理の結果に基づいて、全ての目標セクタの復号が完了したか否かを判定することができる。
復号が完了したと判定された場合(S104のYes)、処理は終了する。一方、復号が完了したと判定されなかった(復号が完了していないと判定された)場合(S104のNo)、HDC63は、目標トラックのうち目標セクタ以外の他のセクタに対するリードゲートRGをRWC61に出力する(S105)。その後、処理は(S103)に戻り、目標トラック内の全てのセクタに対するリードゲートRGが出力される(S103のYes)か、全ての目標セクタの復号が完了する(S104のYes)まで、目標トラック内の他のセクタに対するリードゲートRGの出力(S105)が繰り返される。
このフローチャートでは、目標トラック内の、目標セクタを含む全てのセクタに対するリードゲートRGが出力された場合(S103のYes)、全ての目標セクタの復号の完了は判定されない。しかし、目標トラック内の全てのセクタがリードされたことにより、RWC61は、セクタ単位のエラー訂正処理だけでなくトラック単位のエラー訂正処理を実行することが可能である。従って、全ての目標セクタが、セクタ単位のエラー訂正処理が完了しない(すなわち、セクタ単位ではエラー訂正処理できない)場合であっても、目標トラックに含まれる訂正用セクタを用いたトラック単位のエラー訂正処理により、全ての目標セクタのエラー訂正処理が完了することが期待される。なお、第1リード処理の完了後、次の処理に移行することができる。例えば、次の処理として、CPU62が、他のトラックへのシーク処理のためのパラメータの設定及び計算を実行する処理を実行する。この処理の後、CPU62は、他のトラックへのシーク処理を実行することができる。
このように、本第1の実施形態にかかるHDD10は、主にRWC61及びHDC63を利用して、第1リード処理を実行する。第1リード処理によれば、目標トラックに含まれる目標セクタのセクタ単位のエラー訂正処理が完了したことを待たずに、目標トラックに含まれる目標セクタ以外の他のセクタのリード処理が実行される。すなわち、本第1の実施形態にかかる第1リード処理では、目標セクタのセクタ単位のエラー訂正処理が完了しない場合、目標セクタのトラック単位のエラー訂正処理を実行する時間を抑制することができる。
ここで、図4を用いて、図3で説明した第1リード処理の動作例を説明する。図4は、本第1の実施形態にかかる第1リード処理の動作例を説明するための図である。
図4(a)は、HDC63からRWC61に出力されるリードゲートの例示である。1トラックはセクタS1〜Snを含む。従って、ディスク1の回転に従って、セクタS1〜Snが順次検出され、セクタSnに後続してセクタ1,2が再び検出される。各リードゲートRG内の符号は、セクタS1〜Sn−1にはユーザデータUD1〜UDn−1がそれぞれ記録され、セクタSnには訂正用データPDが記録されている状態を示している。すなわち、ディスク1の回転に従って、各リードゲートに応じて、ユーザデータUD1〜UDn−1又は訂正用データPDがディスク1からリードされてRWC61に提供される。図4(b)には、セクタS1〜Snのうち、リード要求にかかる目標セクタには「○」、目標セクタ以外のセクタには「×」が例示されている。すなわち、この例では、目標セクタはセクタS1〜S3であり、それ以外のセクタは目標セクタではない。HDC63は、目標セクタにかかるデータを受領した場合、受領したデータをバッファメモリ23に格納する。しかしHDC63は、目標セクタ以外のセクタにかかるデータを受領した場合、受領したデータをバッファメモリ23に格納せず破棄する。これ以降では、このようなデータが記録されたディスク1のあるトラックに対して第1リード処理が実行された例を、図3に示したフローチャートと比較しながら説明する。
まず一例を説明する。図4(c)に示すように、ディスク1の回転待ちを経て、目標セクタであるセクタS1〜S3に対してリードゲートRGが出力される(図3のS101,S102のNo)。セクタS3に対するリードゲートRGが出力された時点(S102のYes)では、目標トラック内の全てのセクタにリードゲートRGを出力していなく(S103のNo)、全ての目標セクタのエラー訂正処理(復号)が完了していない(S104のNo)ので、目標セクタ以外の後続する他のセクタS4に対するリードゲートRGが出力される(S105)。その後、全ての目標セクタS1〜S3のエラー訂正処理の完了が検出されたこと(S104のYes)に応じて第1リード処理は終了する。この後、CPU62は、例えば、次の目標セクタを含む他のトラックへのシーク処理のためのパラメータの設定及び計算を実行する処理、及びシーク処理を実行することができる。
全ての目標セクタS1〜S3のエラー訂正処理の完了は、例えば、目標セクタであるセクタS1〜S3に対応するユーザデータUD1〜UD3を、RWC61から受領したことに応じて、HDC63が検出すればよい(図4(d)を参照)。なお、リードゲートRGに応じてRWC61にデータが入力されてから、RWC61によるエラー訂正処理(復号)が完了するまでには所定の時間を要する。また、エラー訂正処理が完了するまでの時間は、セクタ毎に異なる。従って、図4(d)に示したように、リードゲートRGの順に同じ間隔でエラー訂正処理が完了するとは限らない。また例えば、全ての目標セクタであるセクタS1〜S3に対応するユーザデータUD1〜UD3のエラー訂正処理が完了したことをRWC61が検出し、検出したことをRWC61がHDC63に報告すればよい(図4(e)を参照)。なお何れの場合であってもHDC63は、目標セクタS1〜S3以外のセクタS4にかかるユーザデータUD4を受領するが、受領したユーザデータUD4をバッファメモリ23に格納せず破棄する。
次に他の一例を説明する。図4(f)に示すように、目標セクタのうち最後のセクタS3に対するリードゲートRGが出力された時点(S102のYes)では、目標トラック内の全てのセクタにリードゲートRGを出力していなく(S103のNo)、全ての目標セクタのエラー訂正処理が完了していない(S104のNo)ので、セクタS4に対するリードゲートRGが出力される(S105)。その後も、目標セクタのうちセクタS2のエラー訂正処理が完了しないため、同じ状態(S103のNo,S104のNo)が継続し、セクタS4に後続する他のセクタS5〜Snに対するリードゲートRGが出力される(S105)。その後、全てのセクタにリードゲートRGを出力したこと(S103のYes)に応じて第1リード処理は終了する。この後、CPU62は、例えば、次の目標セクタを含む他のトラックへのシーク処理のためのパラメータの設定及び計算を実行する処理、及びシーク処理を実行することができる。
この他の一例では、RWC61及びHDC63の何れも、第1リード処理の間に、全ての目標セクタS1〜S3のエラー訂正処理が完了したことを検出することができない。しかし、目標トラック内の全てのセクタS1〜SnにリードゲートRGを出力したことで、全てのユーザデータUD1〜n−1及び訂正用データPDが、ディスク1が1回転する間にリードされてRWC61内のワークメモリWMに格納される。従って、ユーザデータUD2のセクタ単位のエラー訂正ができない場合であっても、同じトラックに対して再びリード処理を実行することなく、ユーザデータUD2に対してトラック単位のエラー訂正を実行することができる。その結果、図4(g)に示すように、目標トラック内の全てのセクタS1〜SnにリードゲートRGを出力後に、トラック単位のエラー訂正により、ユーザデータUD2がRWC61からHDC63に出力される。また図4(h)に示すように、目標トラック内の全てのセクタS1〜SnにリードゲートRGを出力後に、トラック単位のエラー訂正により、ユーザデータUD2のエラー訂正処理が完了したことをRWC61が検出し、検出したことをRWC61がHDC63に報告してもよい。何れの場合であってもHDC63は、目標セクタS1〜S3以外のセクタS4〜SnにかかるユーザデータUD4〜UDn−1を受領するが、これらのデータをバッファメモリ23に格納せず破棄する。また、CPU62は、RWC61から全てのユーザデータUD1〜n−1が出力されるのを待たず、全てのセクタS1〜SnにリードゲートRGを出力後に、次のトラックへのシーク処理の準備処理、及びシーク処理を実行することができる。以上説明した何れの例においても、本第1の実施形態にかかる第1リード処理によれば、磁気ディスクからのデータのリードを好適に制御することができる。
[第2の実施形態]
次に、図5を用いて、本第2の実施形態にかかるデータのリード処理の動作を説明する。図5は、本第2の実施形態にかかるHDD10によって実行される第2リード処理の動作を説明するためのフローチャートを示す。
第2の実施形態において実行される第2リード処理は、第1リード処理に対して、目標トラック上で、初めに目標セクタのデータがリードされることに限定されない点が異なる。以下の説明では、第1リード処理と異なる構成について詳細に説明し、同じ構成については説明を簡略化又は省略する。第2リード処理は、ホスト100からデータのリード要求を示すコマンドを受領することに応じて、又はHDD10の内部で生じたリード要求に応じて、実行される。第2リード処理は、主にはRWC61及びHDC63が実行する。
目標トラックへのシーク処理により、ヘッド部(リードヘッドRH)が目標トラックに位置決めされる(S100)と、HDC63は、リードゲートRGの出力条件が満たされたことに応じて、目標トラックに含まれる任意のセクタに対するリードゲートRGをRWC61に出力する(S200)。RWC61は、HDC63から入力されたリードゲートRGに対応するセクタにかかるデータの復号(エラー訂正処理)を実行する。リードゲートRGの出力条件は、サーボ制御において安定的に目標トラックに追従できていること、リードチャネル回路がデータを復号できる状態となっていること、を含む。すなわちHDC63は、ディスク1の回転に応じて、目標トラックに含まれる目標セクタが検出されるのを待たない。
HDC63は、目標トラックに含まれる全ての目標セクタに対してリードゲートRGを出力したか否かを判定する(S102)。(S200)において、HDC63は、任意のセクタに対するリードゲートRGを出力したため、この時点では、目標セクタの何れかに対してリードゲートRGが出力されていない可能性がある。すなわち、全ての目標セクタにリードゲートRGを出力したと判定されなければ(S102のNo)、再び(S200)が実行されるが、この時点であっても、目標セクタの何れかに対してリードゲートRGが出力されていない可能性がある。しかし、(S102のNo)〜(S200)が繰り返し実行されることで、何れかは、全ての目標セクタにリードゲートRGを出力したと判定される(S102のYes)。その後は、目標トラック内の全てのセクタに対するリードゲートRGが出力される(S103のYes)か、全ての目標セクタの復号が完了する(S104のYes)まで、目標トラック内の他のセクタに対するリードゲートRGの出力(S105)が繰り返される。なお、第2リード処理の完了後、次の処理に移行することができる。例えば、次の処理として、CPU62が、他のトラックへのシーク処理のためのパラメータの設定及び計算を実行する処理を実行する。この処理の後、CPU62は、他のトラックへのシーク処理を実行することができる。
このように、本第2の実施形態にかかるHDD10が実行する第2リード処理によれば、目標トラックに含まれる目標セクタのセクタ単位のエラー訂正処理が完了したことを待たずに、目標トラックに含まれる目標セクタ以外の他のセクタのエラー訂正処理が実行される。また、リードゲートRGの出力条件が満たされたことに応じて、目標トラックに含まれる任意のセクタに対するリードゲートRGがRWC61に出力され、RWC61が、入力されたリードゲートRGに対応するセクタにかかるデータの復号(エラー訂正処理)を順次実行する。すなわち、本第2の実施形態にかかる第2リード処理では、目標セクタのセクタ単位のエラー訂正処理が完了しない場合、目標セクタのトラック単位のエラー訂正処理を実行する時間を更に抑制することができる。
ここで、図6を用いて、図5で説明した第2リード処理の動作例を説明する。図6は、本第2の実施形態にかかる第2リード処理の動作例を説明するための図である。図6は、図4とほぼ同じであるため、図4と異なる点について詳細に説明し、同じ点については説明を簡略化又は省略する。
図6(a)、(b)は、図4(a)、(b)と同じである。この例でも、目標セクタはセクタS1〜S3であり、それ以外のセクタは目標セクタではない。HDC63は、目標セクタにかかるデータはバッファメモリ23に格納するが、目標セクタ以外のセクタにかかるデータはバッファメモリ23に格納せず破棄する。これ以降では、このようなデータが記録されたディスク1のトラックに対して第2リード処理が実行された例を、図5に示したフローチャートと比較しながら説明する。
まず一例を説明する。図6(c)に示すように、目標トラックに含まれる任意のセクタ(ここではセクタnー1)から、このセクタに後続する複数のセクタに対してリードゲートRGが順次出力される(図5のS200,S102のNo)。セクタS3に対するリードゲートRGが出力された時点(S102のYes)では、目標トラック内の全てのセクタにリードゲートRGを出力していなく(S103のNo)、全ての目標セクタのエラー訂正処理(復号)が完了していない(S104のNo)ので、後続するセクタS4に対するリードゲートRGが出力される(S105)。その後、全ての目標セクタS1〜S3のエラー訂正処理が完了したことが検出されたこと(S104のYes)に応じて第2リード処理は終了する。この後、CPU62は、例えば、次の目標セクタを含む他のトラックへのシーク処理のためのパラメータの設定及び計算を実行する処理、及びシーク処理を実行することができる。
全ての目標セクタS1〜S3のエラー訂正処理が完了したことは、例えば、目標セクタであるセクタS1〜S3に対応するユーザデータUD1〜UD3を、RWC61から受領したことに応じて、HDC63が検出すればよい(図6(d)を参照)。また例えば、全ての目標セクタであるセクタS1〜S3に対応するユーザデータUD1〜UD3のエラー訂正処理が完了したことをRWC61が検出し、検出したことをRWC61がHDC63に報告すればよい(図6(e)を参照)。なお何れの場合であってもHDC63は、目標セクタS1〜S3以外のセクタS4,Sn−1,SnにかかるユーザデータUD4,UDn−1をバッファメモリ23に格納せず破棄する。
次に他の一例を説明する。図6(f)に示すように、目標トラックに含まれる任意のセクタ(ここではセクタnー1)から、このセクタに後続する複数のセクタに対してリードゲートRGが順次出力される(図5のS200,S102のNo)。目標セクタのうち最後のセクタS3に対するリードゲートRGが出力された時点(S102のYes)では、目標トラック内の全てのセクタにリードゲートRGを出力していなく(S103のNo)、全ての目標セクタのエラー訂正処理が完了していない(S104のNo)ので、セクタS4に対するリードゲートRGが出力される(S105)。その後も、目標セクタのうちセクタS2のエラー訂正処理が完了しないため、同じ状態(S103のNo,S104のNo)が継続し、セクタS4に後続する他のセクタS5〜Sn−2に対するリードゲートRGが出力される(S105)。そして、全てのセクタにリードゲートRGを出力したこと(S103のYes)に応じて第2リード処理は終了する。この後、CPU62は、例えば、次の目標セクタを含む他のトラックへのシーク処理のためのパラメータの設定及び計算を実行する処理、及びシーク処理を実行することができる。
この他の一例では、目標トラック内の全てのセクタS1〜SnにリードゲートRGを出力したことで、全てのユーザデータUD1〜n−1及び訂正用データPDが、ディスク1が1回転する間にリードされてRWC61内のワークメモリWMに格納される。従って、ユーザデータUD2のセクタ単位のエラー訂正ができない場合であっても、同じトラックに対して再びリード処理を実行することなく、ユーザデータUD2に対してトラック単位のエラー訂正を実行することができる。その結果、図6(g)に示すように、目標トラック内の全てのセクタS1〜SnにリードゲートRGを出力後に、トラック単位のエラー訂正により、ユーザデータUD2がRWC61からHDC63に出力される。また図6(h)に示すように、目標トラック内の全てのセクタS1〜SnにリードゲートRGを出力後に、トラック単位のエラー訂正により、ユーザデータUD2のエラー訂正処理が完了したことをRWC61が検出し、検出したことをRWC61がHDC63に報告してもよい。何れの場合であってもHDC63は、目標セクタS1〜S3以外のセクタS4〜SnにかかるユーザデータUD4〜UDn−1をバッファメモリ23に格納せず破棄する。また、CPU62は、RWC61から全てのユーザデータUD1〜n−1が出力されるのを待たず、全てのセクタS1〜SnにリードゲートRGを出力後に、次のトラックへのシーク処理の準備処理、及びシーク処理を実行することができる。以上説明した何れの例においても、本第2の実施形態にかかる第2リード処理によれば、磁気ディスクからのデータのリードを好適に制御することができる。
[第3の実施形態]
次に、図7を用いて、本第3の実施形態にかかるデータのリード処理の動作を説明する。図7は、本第3の実施形態にかかるHDD10によって実行される第3リード処理の動作を説明するためのフローチャートを示す。
第3の実施形態において実行される第3リード処理は、第1リード処理に対して、全ての目標セクタからリードしたデータのエラー訂正が完了したこと、又は目標トラック内の全てのセクタに対するリードゲートRGが出力されたこと、を待たずに、他のトラックへのシーク処理の準備を開始する点で異なる。以下の説明では、第1リード処理と異なる構成について詳細に説明し、同じ構成については説明を簡略化又は省略する。第3リード処理は、ホスト100からのリード要求、又はHDD10の内部で生じたリード要求に応じて、実行される。第3リード処理は、CPU62の制御に従って、主にはRWC61及びHDC63が実行する。
目標トラックへのシーク処理により、ヘッド部(リードヘッドRH)が目標トラックに位置決めされる(S100)と、HDC63は、ディスク1の回転に従って最初の目標セクタが検出されたことに応じて、この最初の目標セクタに対するリードゲートRGをRWC61に出力する(S101)。ここでCPU62は、目標トラックと異なる他のトラックへのシーク処理を準備する処理を実行するか否かを判定する(S300)。この処理は、例えば、他のトラックへのシーク処理のためのパラメータの設定及び計算を実行する処理を含む。シーク処理を準備する処理を実行すると判定されなければ(S300のNo)、HDC63は、目標トラック内の全ての目標セクタに対してリードゲートRGを出力したか否かを判定する(S102)。全ての目標セクタにリードゲートRGを出力したと判定されなければ(S102のNo)、処理は(S101)に戻り、出力したと判定されれば(S102のYes)、処理は(S103)に進む。(S103)以降は第1リード処理と同じ処理が実行される。
一方、シーク処理を準備する処理を実行すると判定された場合(S300のYes)、HDC63は、RWC61から報告されるエラー訂正処理(復号)の結果に基づいて、目標セクタのトラック単位のエラー訂正処理が必要か否かを判定する(S301)。なお、この時点では、RWC61は、目標セクタに対してセクタ単位のエラー訂正処理を実行している。RWC61は、例えば、目標セクタについて、所定時間を経過してもセクタ単位のエラー訂正処理が完了しない場合、又は、セクタ単位のエラー訂正処理に失敗した場合に、トラック単位のエラー訂正処理が必要であることを示す情報をHDC63に出力すればよい。トラック単位のエラー訂正処理が必要と判定されれば(S301のYes)、処理は(S103)に進む。(S103)以降は第1リード処理と同じ処理が実行されるが、全ての目標セクタに対してリードゲートRGを出力していなければ、HDC63が、残りの目標セクタに対してリードゲートRGを出力した後、(S103)以降の処理が実行されればよい。トラック単位のエラー訂正処理が必要と判定されなければ(S301のNo)、処理は(S302)に進む。
(S302)において、CPU62は、他のトラックへのシーク処理を準備する処理を実行する。HDC63は、全ての目標セクタに対してリードゲートRGを出力したか否かを判定する(S303)。全ての目標セクタにリードゲートRGを出力したと判定されなければ(S303のNo)、HDC63は、次の目標セクタに対するリードゲートRGをRWC61に出力し(S304)、再び、全ての目標セクタに対してリードゲートRGを出力したか否かを判定する(S303)。全ての目標セクタにリードゲートRGを出力したと判定された場合(S303のYes)、処理は終了する。
このように、本第3の実施形態にかかるHDD10は、CPU62の制御に従って、主にRWC61及びHDC63を利用して、第3リード処理を実行する。第3リード処理によれば、目標セクタのうち何れかのセクタに対するリードゲートRGを出力している間(S101〜S102)に、他のトラックへのシーク処理を実行することが決定され(S300のYes)、且つ、RWC61により目標セクタのトラック単位のエラー訂正処理が必要でないと判定された場合(S301のNo)、次のシーク処理を準備する処理が実行され、目標セクタのうち残りの目標セクタに対するリードゲートRGが出力され続ける(S303のNo,S304)。この場合、HDD10は、目標セクタのセクタ単位のエラー訂正処理が完了したことを待たずに、他のトラックへのシーク処理に移行する。ディスク1からリードされるユーザデータは、機械的な又は環境的な外乱の影響が少なければ、セクタ単位のエラー訂正処理に成功する可能性が高い。また、RWC61により目標セクタのトラック単位のエラー訂正処理が必要でないと判定されたことにより、それ以降の目標セクタのセクタ単位のエラー訂正処理が完了する(成功する)可能性が高いことが期待される。すなわち、本第3の実施形態にかかる第3リード処理では、セクタ単位のエラー訂正処理が完了する可能性が高いデータについて、目標セクタ以外のセクタに対するリードゲートRGを出力することなく、且つ、目標セクタのエラー訂正処理の結果を待つことなく、次の処理(例えば他のトラックへのシーク処理)に移行する。このため、目標セクタのトラック単位のエラー訂正処理を実行する時間を抑制することができる。
ここで、図8を用いて、図7で説明した第3リード処理の動作例を説明する。図8は、本第3の実施形態にかかる第3リード処理の動作例を説明するための図である。図8は、図4とほぼ同じであるため、図4と異なる点について詳細に説明し、同じ点については説明を簡略化又は省略する。
図8(a)、(b)は、図4(a)、(b)と同じである。この例でも、目標セクタはセクタS1〜S3であり、それ以外のセクタは目標セクタではない。またHDC63は、目標セクタにかかるデータはバッファメモリ23に格納し、目標セクタ以外のセクタにかかるデータはバッファメモリ23に格納せず破棄する。これ以降では、このようなデータが記録されたトラックに対して第3リード処理が実行された例を、図7に示したフローチャートと比較しながら説明する。
図8(c)に示すように、最初の目標セクタS1から、このセクタに後続する複数の目標セクタに対してリードゲートRGが順次出力される(図7のS100,S102のNo)。この期間に、他のトラックへのシーク処理を準備する処理を実行することが決定され(S300のYes)、且つ、RWC61により目標セクタのトラック単位のエラー訂正処理が必要でないと判定される(S301のNo)。この場合、次のシーク処理を準備する処理が実行され、目標セクタのうち残りの目標セクタに対するリードゲートRGが出力され続け(S303のNo,S304)、全ての目標セクタS1〜S3に対するリードゲートRGが出力されたこと(S303のYes)に応じて第3リード処理は終了する。この後、CPU62は、例えば、次の目標セクタを含む他のトラックへのシーク処理を実行することができる。
図8(d)に示すように、全ての目標セクタS1〜S3に対するリードゲートRGが出力された後、目標セクタS1〜S3それぞれに対応するユーザデータUD1〜UD3が、RWC61からHDC63に出力される。これにより、HDC63は、全ての目標セクタS1〜S3のエラー訂正処理が完了したことを検出することができる。また図8(e)に示すように、全ての目標セクタS1〜S3それぞれに対応するユーザデータUD1〜UD3のエラー訂正処理が完了したことをRWC61が検出し、検出したことをRWC61がHDC63に報告してもよい。何れの場合であっても、HDC63は、目標セクタS1〜S3それぞれに対応するユーザデータUD1〜UD3をバッファメモリ23に格納する。さらに、CPU62は、RWC61からユーザデータUD1〜UD3が出力されるのを待たずに、次のトラックへのシーク処理を実行することができる。以上説明したように、本第3の実施形態にかかる第3リード処理によれば、磁気ディスクからのデータのリードを好適に制御することができる。
[第3の実施形態の変形例]
図7,8を用いて説明した第3の実施形態にかかる第3リード処理と、図5,6を用いて説明した第2の実施形態にかかる第2リード処理とが組み合わされてもよい。すなわち、第3リード処理において、初めに目標セクタのデータがリードされるのではなく、リードゲートRGの出力条件が満たされたことに応じて、目標トラックに含まれる任意のセクタのデータがリードされてもよい。この場合であっても、セクタ単位のエラー訂正処理が完了する可能性が高いデータについては、目標セクタ以降のセクタに対するリードゲートRGを出力することなく、且つ、目標セクタのエラー訂正処理の結果を待つことなく、次の処理(例えば他のトラックへのシーク処理の準備処理、及びシーク処理)に移行することができる。このため、目標セクタのトラック単位のエラー訂正処理を実行する時間を抑制することができる。
以上で複数の実施形態を説明したが、説明した複数の実施形態は一例として提示したものであり、発明の範囲はこの実施形態に限定されない。また、説明した実施形態は、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。さらに、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜に組み合わせることにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよく、さらに、異なる実施形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良い。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれ、特許請求の範囲に記載された発明と、その均等の範囲に含まれるものである。
1…磁気ディスク、2…スライダ、3…アーム、4…VCM(ボイスコイルモータ)、5…SPM(スピンドルモータ)、10…磁気ディスク装置(HDD)、21…モータドライバIC、22…ヘッドアンプIC、23…バッファメモリ、24…不揮発性メモリ、60…コントローラ、61…リードライトチャネル(RWC)、62…CPU、63…ハードディスクコントローラ(HDC)、100…ホスト装置、WM…ワークメモリ。

Claims (9)

  1. データが記録された記録媒体と、
    前記記録媒体からリードされたデータを復号する復号回路と、
    リード要求にかかる第1データを前記記録媒体からリードし、前記復号回路による前記第1データの復号の結果を待たず、前記第1データのリードに引き続き前記第1データが記録されたトラックのデータであって前記リード要求にかかるデータでない第2データを前記記録媒体からリードする制御を開始する制御回路と、
    を具備するディスク装置。
  2. 前記復号回路は、前記第1データ及び前記第2データそれぞれを第1単位で復号する第1復号と、前記第1データ及び前記第2データを含み前記第1単位のサイズより大きなサイズの第2単位で復号する第2復号と、を実行し、
    前記制御回路は、前記復号回路による前記第1データに対する前記第1復号の結果に応じて、前記第2データのリードを停止、又は、前記第2復号にかかる前記第2単位のサイズとなるまで前記第2データのリードを継続する請求項1に記載のディスク装置。
  3. 前記第1単位のサイズは前記復号回路による前記復号の最小単位のサイズであり、前記第2単位のサイズは前記トラックに記録されるデータのサイズである請求項2に記載のディスク装置。
  4. 前記制御回路は、前記復号回路による前記第1データの復号が成功したことに応じて、前記第2データのリードを停止し、前記復号回路による前記第1データの復号が失敗したこと又は完了していないことに応じて、前記第2データのリードを継続する請求項1から請求項3の何れか1項に記載のディスク装置。
  5. 前記制御回路は、前記第1データの先頭から、又は、前記第2データの一部から、前記第1データのリードを開始する請求項1から請求項4の何れか1項に記載のディスク装置。
  6. 前記復号回路により復号されたデータを格納するメモリを更に具備し、
    前記復号回路は、前記第1データ及び前記第2データを復号し、
    前記制御回路は、前記第1データを前記メモリに格納し、前記第2データを前記メモリに格納しない請求項1から請求項5の何れか1項に記載のディスク装置。
  7. 前記制御回路は、前記第1データをリードしている間に、前記復号回路による前記第1データの一部の復号が失敗していないこと又は完了したことに応じて、他の処理に関する制御を実行する請求項1から請求項6の何れか1項に記載のディスク装置。
  8. 入力されたデータを復号する復号回路と、
    前記復号の対象となる第1データを前記復号回路に復号させ、前記復号回路による前記第1データの復号の結果を待たず、前記第1データに引き続き前記復号の対象でない第2データを前記復号回路に復号させる制御を開始する制御回路と、
    を具備するコントローラ回路。
  9. データが記録された記録媒体と、
    前記記録媒体からリードされたデータを復号する復号回路と、
    を具備するディスク装置の制御方法であって、
    リード要求にかかる第1データを前記記録媒体からリードし、
    前記復号回路による前記第1データの復号の結果を待たず、前記第1データのリードに引き続き前記第1データが記録されたトラックのデータであって前記リード要求にかかるデータでない第2データを前記記録媒体からリードする制御を開始する、制御方法。
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