JP2010009716A - サーボ信号記録方法及び磁気ディスク装置 - Google Patents

サーボ信号記録方法及び磁気ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010009716A
JP2010009716A JP2008170482A JP2008170482A JP2010009716A JP 2010009716 A JP2010009716 A JP 2010009716A JP 2008170482 A JP2008170482 A JP 2008170482A JP 2008170482 A JP2008170482 A JP 2008170482A JP 2010009716 A JP2010009716 A JP 2010009716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
servo signal
magnetic disk
servo
defective
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2008170482A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Nanba
義幸 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2008170482A priority Critical patent/JP2010009716A/ja
Priority to US12/366,482 priority patent/US20090323213A1/en
Publication of JP2010009716A publication Critical patent/JP2010009716A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59633Servo formatting
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59633Servo formatting
    • G11B5/59638Servo formatting apparatuses, e.g. servo-writers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/596Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
    • G11B5/59633Servo formatting
    • G11B5/59672Servo re-writing, e.g. for the correction of offsets or 'fading' of servo marks

Landscapes

  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

【課題】磁気ディスクのトラックに効率良くサーボ信号を再書き込みするサーボ信号記録方法及び磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】磁気ディスク装置1が備えるMCU111が、磁気ディスク17のサーボセクタにおいてサーボ信号異常が発生したトラックを、不良トラックとし、正常にサーボ信号が書き込まれた正常トラック一周分のサーボ信号情報に基づいて、上記不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みする制御を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気ディスクのトラックに効率良くサーボ信号を再書き込みするサーボ信号記録方法及び磁気ディスク装置に関する。
近年、ノート型パーソナルコンピュータの性能の進化は著しく、それに伴い、使用される磁気ディスク装置も容量アップが必要となってきた。最近では記録容量1TBの磁気ディスクも製品化されており、今後も磁気ディスク装置の更なる大容量化が期待されている。通常、磁気ディスク装置が、サーボトラックライタ等の一度に複数の媒体に対してサーボ信号が書き込み可能な装置を用いて予めサーボ信号を記録しておいた記録媒体を用いてデータのリード/ライト処理をすることによって、磁気ディスク装置でのサーボ信号の書き込み処理を省き、組立て時の工数、時間を短縮している。
なお、サーボ信号が記録される複数のサーボセクタで形成されるトラックの幅が正常であるか否かを各々のサーボセクタに含まれるA,B,C及びDバースト領域の信号を利用して判断し、トラックの幅が正常でない場合にトラックを不良として処理する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−331545号公報
現在、サーボトラックライタでサーボ信号を記録媒体に書き込む場合の書き込み条件として、磁気ディスク装置の各磁気ヘッド、各記録媒体に応じた個別の条件ではなく、固定の条件が用いられている。従って、記録媒体を磁気ディスク装置に組み込んで使用する場合、磁気ヘッドの特性差、記録媒体の面内での特性ばらつき等によって、サーボ信号が読めない場合がある。通常は、磁気ディスク装置の組立て時の検査工程において、記録媒体全面のサーボ信号を検査し、正常に読めなかったトラック/セクタは欠陥トラック/セクタとして使用しない処理を行っている。
しかし、サーボ信号不良による欠陥トラック/セクタが多発して、規定数以上の欠陥トラック/セクタが発生した場合は、磁気ディスク装置の規定容量を確保できなくなるため、該磁気ディスク装置は不良品となる。磁気ディスク装置が不良品となった場合には、磁気ディスク装置を分解して記録媒体を取り出し、再度サーボトラックライタによりサーボ信号を記録媒体に書き込む作業を行う必要があり、記録媒体の交換作業やサーボ信号の再記録に要する時間を考慮すると、非常に効率が悪くなる。
本発明は、磁気ディスクのトラックに効率良くサーボ信号を再書き込みするサーボ信号記録方法の提供を目的とする。
また、本発明は、磁気ディスクのトラックに効率良くサーボ信号を再書き込みする磁気ディスク装置の提供を目的とする。
本サーボ信号記録方法は、サーボ信号異常が発生したディスクにサーボ信号を再書き込みするサーボ信号記録方法であって、サーボセクタにおいてサーボ信号異常が発生したトラックを不良トラックとし、正常にサーボ信号が書き込まれた正常トラック一周分のサーボ信号情報に基づいて、前記不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みする。
また、本磁気ディスク装置は、サーボセクタにおいてサーボ信号異常が発生したトラックを不良トラックとし、正常にサーボ信号が書き込まれた正常トラック一周分のサーボ信号情報に基づいて、前記不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みする制御を行う再書き込み制御部を備える。
本サーボ信号記録方法、本磁気ディスク装置は、サーボセクタにおいてサーボ信号異常が発生したトラックを不良トラックとし、正常にサーボ信号が書き込まれた正常トラック一周分のサーボ信号情報に基づいて、前記不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みする。従って、本サーボ信号記録方法、本磁気ディスク装置によれば、サーボ信号異常が発生した場合に、磁気ディスク装置を分解してサーボトラックライタで磁気ディスクにサーボ信号を書き込む必要がなく、直ちにサーボ信号の再書き込みをすることができる。また、本サーボ信号記録方法、本磁気ディスク装置によれば、不良トラックに対するサーボ信号の再書き込み処理を、正常トラックの偏心成分を引き継いだ形で実行することができる。その結果、磁気ディスクのトラックに、効率良くサーボ信号を再書き込みすることができる。
図1は、本実施形態の磁気ディスク装置の構成例を示す図である。磁気ディスク装置1は、サーボ信号異常が発生したディスクにサーボ信号を再書き込みする処理装置である。磁気ディスク装置1は、SoC(System on Chip)11、ライト/リードプリアンプ(R/W PreAMP)12、サーボコントローラ(SVC:Servo Controller)13、ボイスコイルモータ(VCM:Voice Coil Motor)14、スピンドルモータ(SP Motor:Spindle Motor )15、ヘッド(Head)16、磁気ディスク(Disk)17、RAM18、ROM(Read Only Memory)19を備える。
SoC11は、MCU(Micro Computer Unit )111、HDC(Hard Disk Controller)112、DSP(Digital Signal Processor)113、RDC(Read Chanel )114といったLSIを一つのLSIにまとめ、一体化させたものである。
MCU111は、磁気ディスク装置1が備える各処理部を制御を行うとともに、本実施形態の磁気ディスク装置1によるサーボ信号の再書き込み処理を実行する制御を行う再書き込み制御部としても機能する。MCU111は、ROM19上に予め記憶された、本実施形態の磁気ディスク装置1の動作プログラムを読み込み、SoC11内の各LSIを介して磁気ディスク17へのデータのリード/ライト処理、外部I/F(インタフェース)を介したホストコンピュータ(図示を省略)とのデータの送受信を実行する。HDC112は、MCU111からの指示に従って、ヘッド16を介して、磁気ディスク17にデータを書き込んだり、磁気ディスク17からデータを読み込んだりする。RDC114は、ヘッド16が磁気ディスク17から読み込んだデータをアナログ/デジタル変換する。DSP113は、サーボ処理を行うための演算を実行する。R/W PreAMP12は、ヘッド16が読み込んだリードデータ、ヘッド16を介してディスクに書き込むライトデータについて、SoC11が備える各LSI内で処理しやすくなるように信号変換を実行する。また、SVC13は、ヘッド16を磁気ディスク17の目標トラックへオントラックさせるために、VCM14とSP Motor15の制御を実行する。VCM14は、SVC13の指示に従って、ヘッド16を半径方向に移動させる。SP Motor15は、磁気ディスク17の回転を制御する。なお、RAM18には、後述するように、MCU111が実行するサーボ信号のベリファイ処理によって不良箇所であると判断された不良トラックの情報(例えば、トラックアドレス等)が記憶される。
図2及び図3を参照して、本実施形態の磁気ディスク装置によるサーボ信号の再書き込み処理の例を説明する。
図2中のtrack1,2,3,4は、磁気ディスク17上のトラックである。track1−2はtrack1とtrack2との境界の位置、track2−3はtrack2とtrack3との境界の位置、track3−4はtrack3とtrack4との境界の位置である。また、図2中の中のPreamble、ServoMark、ServoData、Position(Burst)、PostData、Postambleは、周知のように、サーボ領域に記録されたサーボ信号であり、Dataはユーザデータである。図2に示す例では、サーボ信号はサーボライタにより各トラックに記録されている。
また、本実施形態においては、磁気ディスク17上に複数のサーボセクタが設けられているものとし、図2中に示すサーボ信号は、ある特定のサーボセクタ上に記録されたサーボ信号を示す。また、図2中に示す1a乃至9bは、サーボ信号に含まれるPosition信号である。MCU111は、Position信号のレベルに基づいて、ヘッド16の位置決めを実行する。
図3は、ヘッド16が図2中のtrack1,track1−2,track2,track2−3,track3,track3−4の位置にあるときにヘッド16を介してMCU111が読み取るPosition信号のレベルを示す。
まず、図2中に示すサーボ信号が書き込まれた磁気ディスク17を磁気ディスク装置1に取り付け、MCU111が、図2中に示すサーボ信号を読むことができるかを検査する(サーボ信号のベリファイ処理を実行する)。サーボ信号のベリファイ処理の結果、track2と3のサーボ信号が読めなかった(サーボ信号異常が発生した)とする。MCU111は、track2とtrack3を不良トラックとして仮登録する。そして、MCU111は、track2とtrack3の領域へのサーボ信号の再書き込みを、正常にサーボ信号が書かれている隣接トラック一周分のサーボ信号を基準にして行う。
以下に、再書込み時の手順を示す。
(1)MCU111が、ヘッド16がtrack1にオントラックした状態でtrack1−2方向へ所定量オフセットさせることにより、track1−2へオントラックさせる。ヘッド16のtrack1へのオントラックさせる際には、MCU111は、図3中に示す信号200のレベルが信号201のレベルの半分のレベルになるようにヘッド16を位置決めする。この状態で、PositionBの信号(2a,2b)を書き込む。磁気ディスク17にサーボトラックライタでサーボ信号が記録されているため、信号2a,2bを書き込む際に基準となるtrack1は、磁気ディスク装置1に磁気ディスク17を取り付けた後の磁気ディスク17の一回転分の偏心成分を含んでいる。track1一周分のサーボ信号を基準として信号2a,2bを書き込むことによって、サーボ信号の再書き込み時の偏心成分をサーボトラックライタでの書き込み時の偏心成分と一致させることが可能となる。
(2)MCU111が、track1−2上のpositionB(2a,2b)とPositionD(6b)を基準に、ヘッド16をtrack1−2に位置決めする。具体的には、MCU111は、図3中に示す信号203のレベルが信号202のレベルの半分のレベルになるようにヘッド16を位置決めする。この状態でヘッド16をtrack2方向へ所定量オフセットさせてtrack2へオントラックさせる。そして、MCU111が、PositionC(7a,7b)を書き込む。この時、ServoMark等のtrack2上の他の信号も読めない場合は、同時に他の信号も書き込む。
(3)MCU111が、track2上のPositionB(2b)とPositionC(7a,7b)を基準にヘッド16をtrack2に位置決めする。具体的には、MCU111は、図3中に示す信号204のレベルが信号205のレベルの半分のレベルになるようにヘッド16を位置決めする。この状態で、track2−3方向へ所定量オフセットさせてtrack2−3へオントラックさせる。そして、MCU111が、PositionA(3a,3b)を書き込む。
(4)MCU111が、track2−3上のPositionA(3a,3b)とPositionC(7b)を基準に、ヘッド16をtrack2−3に位置決めする。具体的には、MCU111は、図3中に示す信号207のレベルが信号206のレベルの半分のレベルになるようにヘッド16を位置決めする。この状態でヘッド16をtrack3方向へオフセットさせてtrack3へオントラックさせる。そしてMCUが、PositionD(8a,8b)を書き込む。この時、ServoMark等のtrack3上の他の信号も読めない場合は、同時に他の信号も書き込む。
(5)MCU111が、track3にヘッドを位置決めする。具体的には、MCU111は、図3中に示す信号208のレベルが信号209のレベルの半分のレベルになるようにヘッド16を位置決めする。この状態で、MCU111がヘッド16をtrack3−4方向へオフセットさせてtrack3−4へオントラックさせ、PositionBの信号(4a,4b)を書き込む。
上記(1)〜(5)は、ある特定のサーボセクタにおけるサーボ信号の再書き込み処理の手順であり、本実施形態の磁気ディスク装置1は、他の全てのサーボセクタについても、同様の手順に従ってサーボ信号の再書き込み処理を実行する。すなわち、磁気ディスク装置1は、正常にサーボ信号が書かれている隣接トラック一周分のサーボ信号を基準にして、1トラック一括でサーボ信号の再書き込みを実行する。
ここで、本実施形態において、サーボ信号が正常に記録されている隣接トラック一周分のサーボ信号を基準に、該隣接トラックの位置からヘッド16をオフセットさせ再書き込みを行う理由について以下に説明する。
磁気ディスク装置の組立て前に、サーボ信号を書き込む専用装置であるサーボトラックライタが、サーボ信号を磁気ディスク17上に書き込む。そして、サーボ信号が書き込まれた磁気ディスク17を磁気ディスク装置のスピンドルに組立てる。この時、一般に、サーボトラックライタのスピンドル中心と磁気ディスク装置のスピンドル中心がずれている。従って、磁気ディスク17が磁気ディスク装置に取り付けられた後の、磁気ディスク17のトラック一周分のPosition偏心量信号(トラックの偏心を示す信号)は、図4に示す状態となる。図4の横軸は1トラック上の角度位置を示し、縦軸はトラックの偏心量を示す。図4に示す状態で、位置Aから位置Bまでのサーボ信号が正常に書き込まれていなかった場合、仮に、位置A直前のPosition信号を基準に、図4中の点線の矢印に沿ってサーボ信号を記録すると、位置Bでは、実際の信号よりも2pだけインナ(内側)にずれた状態で記録されてしまう。その結果、正常にサーボ信号が記録されている部分との間でずれが生じたり、隣接トラックへ誤書き込みをしてしまうといった問題が生じてしまう。
一方、本実施形態の磁気ディスク装置1による不良トラックへのサーボ信号の書き込み方法は、正常に記録されている隣接トラック一周分を基準として実行するので、不良トラックに対するサーボ信号の再書き込み処理が、サーボトラックライタで記録した時のトラック偏心成分の情報を引き継いだ形で実行される。その結果、サーボ信号の再書き込みを行っても、正常にサーボ信号が記録されているトラックとの整合性が取れるため、上記のような問題は生じない。
本実施形態では、サーボ信号のベリファイ処理の結果、規定値以上の連続した不良トラックがある場合は、アドレスの連続性が保てなくなる可能性があるため、該不良トラックを再書き込み処理の対象外のトラックとして登録する。これは再書き込みを行っていくことにより、書き込み誤差が生じ、アドレスの連続性が保てなくなる可能性があるので、無制限に再書き込みを行わないようにするためである。本実施形態では、例えば100トラック以上の不良トラックがある場合は不良トラックとして正式登録する。
また、他の実施形態によれば、磁気ディスク17の内側から外側の方向又は該磁気ディスク17の外側から内側の方向に前記不良トラックに対して第1回目の再書き込みをした後、該再書き込みが行われた最後のトラックが次の正常トラックに対してトラックアドレスの連続性が保たれるかを判断し、該トラックアドレスの連続性が保たれないと判断された場合に、当該次の正常トラックから前記第1回目の再書き込みの方向の逆方向に戻る形で、第1回目の再書き込みが行われたトラックとのトラックアドレスの連続性が保たれるトラックまで第2回目の再書き込みを実行する。この実施形態によれば、トラックピッチズレが生じにくくなる。その結果、一方向のみの再書き込み処理を実行する場合に比べて、トラックピッチ誤差を約1/2にすることが可能となる。
また、他の実施形態によれば、MCU111が、不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みするときのオフトラックスライスの値(オフトラック量の許容値)をユーザデータ書き込み時のオフトラックスライスの値より低い値に設定する。その結果、再書き込み処理の際にヘッド16を所定量オフセットさせることによる誤差分を吸収することができる。例えば、サーボ信号の再書き込み時のオフトラックスライスの値を、例えば、ユーザデータ書き込み時のオフトラックスライスの値の70%以下とすることが望ましい。
また、他の実施形態によれば、MCU111が、不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みするときの書き込み電流のレベルを、データ書き込み時の書き込み電流のレベルよりも低いレベルに設定する。サーボ信号を再書き込みするときの書き込み電流のレベルを低くする理由は、再書き込み対象のトラックに隣接するトラックに書き込まれているサーボ信号を上書きして消してしまわないようにするためである。MCU111は、例えば、サーボ信号の再書き込み時の書き込み電流のレベルを、データ書き込み時の書き込み電流のレベルから少なくとも10%以上下げる。
図5及び図6は、本実施形態の磁気ディスク装置によるサーボ信号の再書き込み処理フローを示す図である。
MCU111が、サーボ信号異常が発生したディスクにサーボ信号を再書き込みするサーボ信号記録プログラムをROM19から呼び出し、そのプログラムの指示に従って再書き込み処理を実行する。
まず、図5のステップS1において、MCU111が、磁気ディスク17全面のサーボ信号が正しく書かれているかどうかの検査(サーボ信号のベリファイ処理)を行い、サーボ信号が正しく書かれていないトラックを不良箇所であると判断し、該不良箇所をRAM18に仮登録する(ステップS1)。MCU111は、例えば、不良箇所のトラックアドレスをRAM18に仮登録する。
不良個所が連続的に続いた場合、MCU111が、不良箇所の連続トラック数が規定値(例えば、100トラック)より少ないかを判断する(ステップS2)。MCU111が、不良箇所の連続トラック数が規定値より多いと判断した場合は、MCU111が、該不良箇所を、再書き込み処理の対象外のトラックとして磁気ディスク17上に正式登録する(ステップS3)。MCU111が、次の不良個所があるかを判断する(ステップS4)。MCU111が、次の不良個所があると判断した場合は上記ステップS2に戻る。MCU111が、次の不良個所がないと判断した場合は、処理を終了する。
上記ステップS2において、MCU111が、不良箇所の連続トラック数が規定値より少ないと判断した場合は、MCU111が、DSP113に対して、オフトラックスライスの値を低減するように指示する(ステップS5)。MCU111は、オフトラックスライスの値を、例えばユーザデータ書き込み時のオフトラックスライスの値の70%の値に設定するよう指示する。MCU111がDSP113に対して行った指示がSVC13を介してVCM14へと伝えられて、オフトラックスライス値の設定が行われる。
次に、MCU111が、サーボ信号の再書き込み時の書き込み電流のレベルをユーザデータ書き込み時の書き込み電流のレベルよりも、例えば10%下げる指示をHDC112に対して行い(ステップS6)、HDC112が、該指示に従って、R/W PreAMP12を介して、ヘッド16に供給される書き込み電流を設定する。次に、MCU111が、不良箇所に対してサーボ信号を再書き込みし(ステップS7)、図6のステップS8に進む。
図6のステップS8において、MCU111が、再書き込みを行った箇所に対して、サーボ信号のベリファイ処理を実行し(ステップS8)、MCU111が、該サーボ信号のベリファイ処理の結果不良箇所であると判断されたトラックを不良トラックとしてRAM18に仮登録する(ステップS9)。
次に、MCU111が、サーボ信号の再書き込みを行った最後のトラックと再書き込みを行っていない次の正常なトラックとの間でトラックアドレスの連続性が保たれているかを判断する(ステップS10)。MCU111が、トラックアドレスの連続性が保たれていないと判断した場合は、MCU111が、逆方向からの再書き込み処理(後述する第2回目のサーボ信号の再書き込み処理)が実行済みかを判断する(ステップS11)。MCU111が、逆方向からの書き込み処理が実行済みであると判断した場合、MCU111が、上記トラックアドレスの連続性が保たれていないと判断されたトラックを含む不良箇所を、正常にサーボ信号を書き込むことができない不良箇所として正式登録する(ステップS12)。MCU111が、次の不良個所があるかを判断する(ステップS13)。MCU111が、次の不良個所があると判断した場合は上記図5のステップS2に戻る。MCU111が、次の不良個所がないと判断した場合は、処理を終了する。
上記ステップS11において、MCU111が、逆方向からの書き込み処理が実行済みでないと判断した場合、MCU111が、オフトラックスライスの値を低減するとともに(ステップS14)、書き込み電流のレベルを低減する(ステップS15)。そして、MCU111が、次の正常なトラックから逆方向に戻る形で、第2回目のサーボ信号の再書き込み処理を実行し(ステップS16)、上記ステップS8に戻る。上記ステップS16において、MCU111は、第1回目の再書き込みを行ったトラックとのアドレスの整合性が保てるトラックまで第2回目のサーボ信号の再書き込み処理を実行する。
上記ステップS10において、MCU111が、サーボ信号の再書き込みを行った最後のトラックと再書き込みを行っていない次の正常なトラックとの間でトラックアドレスの連続性が保たれていると判断した場合、MCU111は、上記ステップS9において仮登録されたトラックを、正常にサーボ信号を書き込むことができない不良トラックとして正式登録する(ステップS17)。MCU111が、次の不良個所があるかを判断する(ステップS18)。MCU111が、次の不良個所があると判断した場合は、図5のステップS2に戻る。MCU111が、次の不良個所がないと判断した場合は、処理を終了する。
本実施形態の磁気ディスク装置の構成例を示す図である。 サーボ信号の再書き込み処理の例を説明する図である。 サーボ信号の再書き込み処理の例を説明する図である。 磁気ディスクのトラック一周分のPosition偏心量信号を示す図である。 サーボ信号の再書き込み処理フローを示す図である。 サーボ信号の再書き込み処理フローを示す図である。
符号の説明
1 磁気ディスク装置
11 SoC
12 R/W PreAMP
13 SVC
14 VCM
15 SP Motor
16 ヘッド
17 磁気ディスク
18 RAM
19 ROM
111 MCU
112 HDC
113 DSP
114 RDC

Claims (8)

  1. サーボ信号異常が発生したディスクにサーボ信号を再書き込みするサーボ信号記録方法であって、
    サーボセクタにおいてサーボ信号異常が発生したトラックを不良トラックとし、正常にサーボ信号が書き込まれた正常トラック一周分のサーボ信号情報に基づいて、前記不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みする
    ことを特徴とするサーボ信号記録方法。
  2. ディスクの内側から外側の方向又は該ディスクの外側から内側の方向に前記不良トラックに対して第1回目の再書き込みをした後、該再書き込みが行われた最後のトラックと次の正常トラックとの間でトラックアドレスの連続性が保たれるかを判断し、該トラックアドレスの連続性が保たれないと判断された場合に、前記次の正常トラックから前記第1回目の再書き込みの方向の逆方向に戻る形で、前記第1回目の再書き込みが行われたトラックとの間でトラックアドレスの連続性が保たれるトラックまで第2回目の再書き込みを実行する
    ことを特徴とする請求項1記載のサーボ信号記録方法。
  3. 前記不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みするときのオフトラックスライスの値をユーザデータ書き込み時のオフトラックスライスの値より低い値に設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のサーボ信号記録方法。
  4. 前記不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みするときの書き込み電流のレベルを、データ書き込み時の書き込み電流のレベルよりも低いレベルに設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のサーボ信号記録方法。
  5. サーボ信号異常が発生したディスクにサーボ信号を再書き込みする磁気ディスク装置であって、
    サーボセクタにおいてサーボ信号異常が発生したトラックを不良トラックとし、正常にサーボ信号が書き込まれた正常トラック一周分のサーボ信号情報に基づいて、前記不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みする制御を行う再書き込み制御部を備える
    ことを特徴とする磁気ディスク装置。
  6. 前記再書き込み制御部が、ディスクの内側から外側の方向又は該ディスクの外側から内側の方向に前記不良トラックに対して第1回目の再書き込みをした後、該再書き込みが行われた最後のトラックと次の正常トラックとの間でトラックアドレスの連続性が保たれるかを判断し、該トラックアドレスの連続性が保たれないと判断された場合に、前記次の正常トラックから前記第1回目の再書き込みの方向の逆方向に戻る形で、前記第1回目の再書き込みが行われたトラックとの間でトラックアドレスの連続性が保たれるトラックまで第2回目の再書き込みを実行する制御を行う
    ことを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
  7. 前記不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みするときのオフトラックスライスの値をユーザデータ書き込み時のオフトラックスライスの値より低い値に設定する
    ことを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
  8. 前記不良トラックに対してサーボ信号を再書き込みするときの書き込み電流のレベルを、データ書き込み時の書き込み電流のレベルよりも低いレベルに設定する
    ことを特徴とする請求項5記載の磁気ディスク装置。
JP2008170482A 2008-06-30 2008-06-30 サーボ信号記録方法及び磁気ディスク装置 Withdrawn JP2010009716A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008170482A JP2010009716A (ja) 2008-06-30 2008-06-30 サーボ信号記録方法及び磁気ディスク装置
US12/366,482 US20090323213A1 (en) 2008-06-30 2009-02-05 Servo signal recording method and magnetic disk apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008170482A JP2010009716A (ja) 2008-06-30 2008-06-30 サーボ信号記録方法及び磁気ディスク装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010009716A true JP2010009716A (ja) 2010-01-14

Family

ID=41447078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008170482A Withdrawn JP2010009716A (ja) 2008-06-30 2008-06-30 サーボ信号記録方法及び磁気ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090323213A1 (ja)
JP (1) JP2010009716A (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5541784A (en) * 1992-11-10 1996-07-30 Daniel F. Cribbs Bootstrap method for writing servo tracks on a disk drive
US6181500B1 (en) * 1998-04-17 2001-01-30 International Business Machines Corporation Self servo rewrite method and apparatus
US6628471B1 (en) * 2000-06-16 2003-09-30 Seagate Technology Llc Detection and cancellation of cage frequency using the clock head in a servowriter
JP2003045134A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Fujitsu Ltd ヘッド位置決め用信号の書き込み装置および書き込み方法
TWI335028B (en) * 2003-09-30 2010-12-21 Mediatek Inc Data recording method for optical disk device
US7518819B1 (en) * 2007-08-31 2009-04-14 Western Digital Technologies, Inc. Disk drive rewriting servo sectors by writing and servoing off of temporary servo data written in data sectors

Also Published As

Publication number Publication date
US20090323213A1 (en) 2009-12-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8493681B1 (en) Disk drive generating map of margin rectangles around defects
US8493679B1 (en) Disk drive implementing a read channel optimization process
US8711500B1 (en) Disk drive to enable defect margining
US7580212B1 (en) Magnetic disk having efficiently stored WRRO compensation value redundancy information and method for using the redundancy information
US7440214B1 (en) Disk drive and method having cost-effective storage of the disk drive's internal program code
US8190575B1 (en) Disk drive maintaining multiple copies of code segments
US8179627B2 (en) Floating guard band for shingle magnetic recording
US7463438B2 (en) Information storage apparatus, and control method and program for the same
US7379256B2 (en) System and method of rewriting data tracks
JP2006294163A (ja) ディスク装置
US9905263B2 (en) Magnetic disk device and write processing method
JP2012212488A (ja) 情報記録装置および情報記録方法
US7738205B2 (en) Recording disk drive and method of managing defective regions in the same
JP2008010101A (ja) サーボ書込み方法及びディスク記憶装置
JP3865723B2 (ja) ハードディスクドライブにデータを記録する方法及びその制御装置
JP4672454B2 (ja) 記憶装置
US20170322844A1 (en) Super-parity block layout for multi-reader drives
US9514787B2 (en) Magnetic disk apparatus, read/write control method, and controller
US20100017683A1 (en) Disk-drive device and method for error recovery thereof
CN108735235B (zh) 盘装置、控制器电路以及盘装置的控制方法
JP2006252733A (ja) 媒体記憶装置及び媒体記憶装置のライト系経路診断方法。
US10867633B1 (en) Reduced adjacent track erasure from write retry
CN110310674B (zh) 盘装置以及数据管理方法
JP2010009716A (ja) サーボ信号記録方法及び磁気ディスク装置
US20090251817A1 (en) Data error recovery using voting on multiple retrials

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20091023

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20110906