JP2018185129A - グリル - Google Patents

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Abstract

【課題】温度検出部を支持する昇降支持手段と引出部とを機械的に連係する機械式連係手段の故障を検出することが可能で、機械式連係手段が故障した状態のまま調理が継続されることを抑制、防止して、調理の失敗を未然に防止することが可能なグリルを提供する。【解決手段】加熱開始停止指令手段により、加熱手段による加熱の開始が発令された場合において、温度センサ降下検出部によって温度センサ13の支持軸131に対する相対的な下方への移動が検出されたときには、運転制御部が加熱手段による加熱を開始し、温度センサ降下検出部によって温度センサの支持軸に対する相対的な下方への移動が検出されないときには、運転制御部が加熱手段による加熱を開始しないように構成する。温度センサ降下検出部を、温度センサとともに移動する第1磁石141と、支持軸とともに移動し、第1磁石からの磁束を検出する第1磁気センサ142とで構成する。【選択図】図6B

Description

本発明は、グリル調理に用いられるグリルに関する。
肉や魚などの被調理物を焼いたりするのに用いられるグリルや、そのようなグリルを備えたグリル付きコンロは、従来より広く用いられている。
そのようなグリルとして、特許文献1には、グリル庫に収容される調理容器を備え、グリル庫に対して出退移動自在な引出部と、グリル庫内に位置する調理容器に当接する温度検出部とを備え、温度検出部を調理容器の底部に当接させる当接状態と、温度検出部を調理容器の底部から離間させる離間状態とに切り替え自在に温度検出部を支持する昇降支持手段と、引出部が収納位置に近接する設定位置よりも収納位置側に位置するときに当接状態とし、かつ、引出部が設定位置よりも引出位置側に位置するときに離間状態とする形態にて、昇降支持手段と引出部とを機械的に連係する機械式連係手段が備えられたグリルが開示されている。 このグリルによれば、調理容器のグリル庫への出退の際の調理容器の底部と温度検出部との摺接を回避して、温度検出部の損傷を抑制するようにしながら、引出部をグリル庫に対して出退移動する操作力を軽減することが可能になり、有意義である。
特開2016−020746号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のグリルでは、温度検出部を支持する昇降支持手段や、昇降支持手段と引出部とを機械的に連係する機械式連係手段などが故障した場合、温度検出部によって調理容器の底部の温度が適正に検出できないおそれがあり、昇降支持手段と引出部とを機械的に連係する機械式連係手段が故障した状態で調理を継続すると調理の失敗を招いてしまう場合があり、改善の余地があるのが実情である。
本発明は、上記の課題を解決するものであり、温度検出部を支持する昇降支持手段や、昇降支持手段と引出部とを機械的に連係する機械式連係手段の故障を検出することが可能で、機械式連係手段が故障した状態のまま調理が継続されることを抑制、防止して、調理の失敗を未然に防止することが可能な、信頼性の高いグリルを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のグリルは、
グリル庫の内部を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段による加熱の開始および停止を指令する加熱開始停止指令手段と、
前記加熱手段による加熱を制御する運転制御部と、
前記グリル庫の前方開口部を閉塞するグリル扉と、
前記グリル庫に収容される調理容器と、
前記グリル庫の内部に収納される収納位置と、前記グリル庫の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動できるように構成された引出部と、
前記グリル庫の内部に備えられ、前記収納位置に位置する前記引出部に取り付けられた前記調理容器の底部に当接して、当該調理容器の温度を検出する温度センサを備えた温度検出部と、
前記グリル庫に備えられ、前記温度検出部を支持する昇降支持手段であって、前記温度検出部を上昇させて前記温度センサが前記調理容器の底部に当接した当接状態と、前記温度検出部を下降させて前記温度センサが前記調理容器の底部から離間した離間状態とに切り替えることができるように構成された昇降支持手段と、
前記引出部が前記収納位置に近接する所定位置よりも前記収納位置側に位置するときには前記当接状態となり、かつ、前記引出部が前記所定位置よりも前記引出位置側に位置するときには前記離間状態となるように、前記昇降支持手段と前記引出部とを機械的に連係する機械式連係手段と、を備えたグリルであって、
前記温度検出部が、前記昇降支持手段に止着され、上下方向に延びる支持軸であって、上端部に前記温度センサを支持するとともに、前記温度センサを上方に付勢する支持軸と、前記温度センサが前記支持軸に対して相対的に下方に移動したことを検出する温度センサ降下検出部とを備え、
前記加熱開始停止指令手段により、前記加熱手段による加熱の開始が発令された場合において、前記温度センサ降下検出部によって前記温度センサの前記支持軸に対する相対的な下方への移動が検出されたときには、前記運転制御部が前記加熱手段による加熱を開始し、前記温度センサ降下検出部によって前記温度センサの前記支持軸に対する相対的な下方への移動が検出されないときには、前記運転制御部が前記加熱手段による加熱を開始しないように構成されていること
を特徴としている。
本発明のグリルにおいては、前記温度センサ降下検出部が、
前記温度センサとともに移動する第1磁石と、
前記支持軸とともに移動し、前記第1磁石からの磁束を検出する第1磁気センサと
を備えていることが好ましい。
また、前記第1磁気センサが、ホール素子であることが好ましい。
また、前記温度センサ降下検出部が、
前記支持軸とともに移動する第2磁石と、
前記温度センサとともに移動するとともに前記第2磁石からの磁束を検出する第2磁気センサとを備えていること
を特徴としている。
また、前記第2磁気センサが、ホール素子であることが好ましい。
また、前記温度センサ降下検出部によって前記温度センサの前記支持軸に対する相対的な下方への移動が継続して検出されている降下状態継続時間が、降下状態継続異常判別用設定時間に達すると、前記運転制御部が異常対策処理を実行するように構成されていることが好ましい。
また、本発明においては、前記異常対策処理を実行している状態において、前記温度センサ降下検出部が前記温度センサの前記支持軸に対する相対的な下方への移動を検出している状態が解除された場合には、前記異常対策処理を終了するように構成されていることが好ましい。
本発明のグリルは、上述のように構成されており、加熱開始停止指令手段により、加熱手段による加熱の開始が発令された場合において、温度センサ降下検出部によって温度センサの支持軸に対する相対的な下方への移動が検出されたときには、運転制御部が加熱手段による加熱を開始し、温度センサ降下検出部によって温度センサの支持軸に対する相対的な下方への移動が検出されないときには、運転制御部が加熱手段による加熱を開始しないように構成されているので、温度検出部を支持する昇降支持手段や機械式連係手段などが故障して、温度検出部が調理容器の底部の温度を正しく検出することができない状態で調理が継続されることを防止して、調理の失敗を未然に回避することができる。
すなわち、温度センサ降下検出部によって温度センサの支持軸に対する相対的な下方への移動が検出されない場合に、昇降支持手段や機械式連係手段などが故障していると判断することで、昇降支持手段や機械式連係手段などの温度検出に関わる箇所の故障を確実に検出することが可能になる。そして、その結果として、調理容器の底部の温度を正しく検出できない状態であることを検出することができる。
したがって、温度検出部を支持する昇降支持手段や機械式連係手段などが故障して、調理容器の底部の温度を正しく検出することができない状態である場合に、そのまま調理が継続されてしまうことを防止して、調理の失敗を未然に回避することが可能な、信頼性の高いグリルを提供することが可能になる。
また、温度センサ降下検出部を、温度センサとともに移動する第1磁石と、支持軸とともに移動し、第1磁石からの磁束を検出する第1磁気センサとを備えた構成とすることにより、本発明のグリルを好適に実現することができる。
また、第1磁気センサに、ホール素子を用いることにより、温度センサ降下検出部の感度調整を容易にすることが可能になり、本発明をより実行あらしめることができる。
また、温度センサ降下検出部が、支持軸とともに移動する第2磁石と、温度センサとともに移動し、第2磁石からの磁束を検出する第2磁気センサとを備えた構成とした場合にも、本発明のグリルを好適に実現することができる。
また、第2磁気センサに、ホール素子を用いることにより、温度センサ降下検出部の感度調整を容易にすることが可能になり、本発明をより実行あらしめることができる。
また、温度センサ降下検出部によって温度センサの支持軸に対する相対的な下方への移動が継続して検出されている時間である「降下状態継続時間」が、温度センサの支持軸に対する相対的な下方への移動が長くなって、降下状態が継続していることが、装置の故障を推定することが妥当であると考えられる時間である、「降下状態継続異常判別用設定時間」に達した場合に、運転制御部が異常対策処理を実行するように構成することで、温度検出部を支持する昇降支持手段や機械式連係手段などが故障して、温度検出部が調理容器の底部の温度を正しく検出することができない状態で調理が継続されることを防止して、調理の失敗を未然に回避することが可能になる。
また、異常対策処理を実行している状態において、「温度センサ降下検出部が温度センサの支持軸に対する相対的な下方への移動を検出している状態」が解除された場合(すなわち、温度センサ降下検出部が温度センサの支持軸に対する相対的な下方への移動を検出しなくなった場合)に、異常対策処理を終了するようにした場合、異常対策処理が、例えば、グリルバーナの燃焼を禁止することであったり、音や光などを利用した報知手段によって異常である旨の情報を報知したりすることであったりした場合に、グリルバーナを通常のように点火して燃焼させたり、音や光による無用の報知を終了させたりすることが可能になり、さらに使い勝手のよいグリルを提供することが可能になる。
本発明の実施形態にかかるグリルを備えたガスコンロの斜視図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの切欠側面図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの切欠側面図であって、温度センサを調理容器の底部に当接、離間させるための操作体および被操作体の配設態様を示す図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの排気通路形成部を外した状態の縦断正面図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの容器支持枠をグリル庫から引き出した状態の斜視図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの容器支持枠の、調理鍋の支持構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの、温度センサの離間状態を示す昇降支持手段の断面模式図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの、温度センサの当接状態を示す昇降支持手段の断面模式図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの、引出部が引出位置にあるときのグリルの縦断側面模式図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの、引出部が収納位置にあるときのグリルの縦断側面模式図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの、機械式連係手段の故障時の、引出部が収納位置にある時のグリルの縦断側面模式図である。 本発明の実施形態にかかるグリルのグリル用設定操作部を示す図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの燃料ガス供給構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかるグリルの制御構成を示すブロック図である。
[実施形態]
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
この実施形態では、本発明の実施形態にかかるグリルが組み込まれたガスコンロを例にとって説明する。
(ガスコンロの全体構成)
まず、ガスコンロの全体的な構成について説明した後、本発明の特徴的な構成について説明する。
この実施形態にかかるガスコンロは、図1に示すように、コンロ本体Hの上面部に、左右一対のコンロバーナ1を備え、コンロ本体Hの内部にグリルG(図2A参照)を備えている。
そして、このガスコンロは、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組付ける、いわゆるビルトインタイプとして構成されており、コンロ本体Hの上部の周縁部には、キッチンカウンタに載置する鍔部が形成されている。
コンロ本体Hの上部には、ガラス製の天板2が装備され、そして、天板2の後部側箇所には、グリルGの調理排気を排出するためのグリル排気口3が形成されている。
また、天板2の上部には、コンロバーナ1にて加熱される鍋などの被加熱物を載置するための五徳4が、左右のコンロバーナ1のそれぞれに対応して設けられている。
なお、コンロバーナ1の中央部には、図1に示すように、鍋などの被加熱物の存在および被加熱物の底壁温度を検出するコンロバーナセンサ1Aが設けられている。
コンロ本体Hの上部に装備した天板2の手前側箇所には、左右のコンロバーナ1のそれぞれに対する左右一対のコンロ用操作具5が、上方に離脱させることができるように設けられており、コンロ本体Hの前面部の右側箇所には、グリルGに対するグリル用設定操作部(調理設定操作部)6が、下方側を支点にした前後揺動により開閉することができるように設けられている。なお、図1は、グリル用設定操作部6が開いた状態を示している。
ちなみに、一対のコンロ用操作具5のそれぞれは、前後や左右のスライド操作および左右の回転操作により、点火および消火の指令、目標火力の指令、目標温度に維持する自動温度調理の指令など、各種の指令情報を指令するように構成されている。
グリル用設定操作部6は、複数の指令スイッチを備えて、それらの複数の指令スイッチの操作により、後述する加熱調理用のグリル加熱手段としてのグリルバーナAに対する点火および消火の指令、目標火力の指令、調理モードの指令など、各種の指令情報を指令するように構成されている。
(グリルの構成)
グリルGには、前部および後部が開口する筒状に形成されたグリル庫7(図4参照)が備えられ、被調理物を加熱調理するための調理容器Kを支持しかつグリル扉8(図1参照)を前端部に備えた調理容器支持部Lが、グリル庫7に対して取り出すことができるように配設されている(図2A、図3、図4、図5参照)。
調理容器Kは、形態が異なる複数種のものが用意されており、使用者が被調理物を加熱調理する際に、適正な調理容器Kを選択して使用することができるように、調理容器支持部Lは、複数種の調理容器Kを取り替えて使用することができるように構成されている。
この実施形態においては、複数種の調理容器Kとして、蓋40を着脱することができる蓋装着式調理容器としての調理鍋41(図5参照)と、上部が開放した開放式調理容器としてのグリル皿9(図4参照)とを取り替えて使用することができるように構成されている場合を例にとって説明する。なお、図2A、図2Bおよび図3は、グリル皿9を装備した状態を示している。
ちなみに、グリル皿9の容量は、例えば、450mlであり、調理鍋41の容量は、例えば、1500mlである。
また、グリルGには、図2Aに示すように、調理容器支持部Lがグリル庫7の設定収納位置に収納された収納状態において、調理容器Kに当接して調理容器Kの種別を検出する容器種別検出部Mが設けられている。つまり、容器種別検出部Mが、調理鍋41とグリル皿9との種別を検出するように構成されている。なお、設定収納位置とは、グリル扉8がグリル庫7の前部の開口部7a(図1、図2A、図4)を閉じた状態における調理容器支持部Lの位置である。
また、この実施形態にかかるグリルGには、グリルバーナAの加熱作動を制御する運転制御部W(図12参照)が設けられている。
グリル庫7の後部には、燃焼ガスや加熱される被調理物から排出されるガス類などからなる調理排気をグリル排気口3に導く排気通路Eを形成する排気通路形成部Dが設けられている。
下バーナ10は、図2Aに示すように、円筒状の下バーナ本体部10Aと、その下バーナ本体部10Aに接続される下バーナ混合管部10Bとを備え、下バーナ本体部10Aには、周方向に沿って炎孔Fが形成されている。つまり、下バーナ10は、炎孔Fを環状に備える形態に構成されている。
そして、下バーナ10は、燃料ガスが下バーナ用噴出ノズル12から下バーナ混合管部10Bの端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって下バーナ混合管部10Bの内部に供給されることにより、一次空気と燃料ガスとの混合ガスを上述の炎孔Fに供給して一次燃焼させ、かつ、グリル庫7の底壁部7dや側壁部7sなどに形成した空気孔(図示せず)などからグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン燃焼式バーナとして構成されている。
なお、このような構成の下バーナ10は、コンロバーナ1の構成と同様であり、コンロバーナ1を転用して構成されている。
下バーナ10の内部には、図3、図6A、図6Bに示すように、調理容器Kの温度を検出するための温度検出部130が配設されており、温度検出部130は、調理容器Kの底部Kaと当接して、調理容器Kの底部Kaの温度を検出する温度センサ13を備えている。なお、温度センサ13は調理容器Kの底部Kaと当接する当接体と、この当接体と熱的に結合したサーミスタを備えた構成とされている。
この温度センサ13の検出情報は、後述する運転制御部W(図12参照)に入力される。
なお、調理容器支持部Lの取り出しに連動して温度センサ13を昇降させて、調理容器支持部Lがグリル庫7の内部の収納位置およびその近くに位置するときには、温度センサ13を調理容器Kの底部Kaに接触させる上昇位置に位置させ、調理容器支持部Lが収納位置の近くの位置からグリル庫7の前方側に突出されるときには、温度センサ13を調理容器Kの底部Kaから下方側に離れる下降位置に位置させるように構成されている。
なお、調理容器支持部Lの取り出しに連動して温度センサ13を昇降させる機構については後述する。
上バーナ11は、下向きの平板状の火炎を形成する輻射式バーナであり、図3に示すように、平板状の上バーナ本体部11Aと、その上バーナ本体部11Aに接続される上バーナ混合管部11Bとを備え、上バーナ本体部11Aの下面部に燃焼炎形成部が形成されている。
そして、上バーナ11は、燃料ガスが上バーナ用噴出ノズル(図示せず)から上バーナ混合管部11Bの端部に噴出供給される際に、一次空気がエジェクタ作用によって上バーナ混合管部11Bの内部に供給されることにより、一次空気と燃料ガスとの混合ガスを上述の燃焼炎形成部に供給して一次燃焼させ、かつ、グリル庫7の底壁部7dや側壁部7sなどに形成した空気孔(図示せず)などからグリル庫7の内部に取り入れられた外気を二次空気として用いて二次燃焼させる、いわゆるブンゼン燃焼式バーナとして構成されている。
なお、図11および図12に示すように、下バーナ10および上バーナ11のそれぞれに対して、点火装置としての点火プラグP、および、着火状態検出装置として、熱電対などを用いて構成される着火センサRが装備され、コンロバーナ1についても、同様に、点火プラグPおよび着火センサRが装備されている。
図3に示すように、グリル庫7の左右の側壁部7sの底部側部分に、長手方向をグリル庫7の前後方向に向けた姿勢で固定設置される状態で固定レール15が設けられ、その固定レール15に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される中間レール16、および、その中間レール16に対してグリル庫7の前後方向に移動自在に支持される可動レール(先端レール)17を備えたスライドレール式の案内機構Bが設けられている(図4参照)。
そして、図4に示すように、左右に並ぶ一対の可動レール17の先端部に、グリル扉8を装着するための扉支持板18が取付けられ、グリル扉8が、扉支持板18の前面側に当て付けた状態で、扉支持板18に装着されるように構成されている。
グリル庫7の底壁部7dを上方から覆う板状のカバー体19が、下バーナ10および左右のスライドレール式の案内機構Bを覆う状態で設けられ、下バーナ10の下バーナ本体部10Aが、カバー体19の中央部の開口を通して上方に突出するように構成されている。
図4および図5に示すように、グリル皿9および調理鍋41の前縁部および後縁部を載置支持する形態に棒状材を曲げ加工して構成された容器支持枠21が設けられている。
そして、図4に示すように、容器支持枠21の前端部が、扉支持板18に上下揺動自在に支持されている。つまり、容器支持枠21の前端部に設けた被支持部21sが、扉支持板18の背面部に設けた係止片18Aに係止支持されている。
また、図4および図5に示すように、容器支持枠21の後端部には、カバー体19の左右両端部の上部に載置する状態で設けたレール枠22に対して摺動自在に載置される被載置部21aが設けられている。なお、被載置部21aは、棒状材をU字状に曲げ加工して構成されている。
すなわち、容器支持枠21が、前端部が扉支持板18に支持され、かつ、後端部がレール枠22に支持される形態で設けられている。
容器支持枠21は、グリル皿9および調理鍋41を着脱自在に支持する載置支持部として機能するものであって、容器支持枠21には、グリル皿9および調理鍋41が選択的に付け替えられる形態で装着されることになる。
すなわち、調理容器支持部Lが、グリル扉8およびグリル皿9を載置支持する容器支持枠21を主要部として構成され、そして、グリル扉8を装着する扉支持板18および容器支持枠21が、左右のスライドレール式の案内機構Bおよびレール枠22にて、グリル庫7に対して取り出し可能に支持されるように構成されている。
なお、グリル庫7の内部を清掃するときには、調理容器支持部Lをグリル庫7の前方に突出させ、その突出状態において、グリル皿9および調理鍋41を容器支持枠21から取り外すことにより、カバー体19の上面部など、グリル庫7の内部を容易に清掃することが可能になる。
ちなみに、図5に示すように、調理鍋41に装着される蓋40には蒸気孔40aが形成されている。そして、蓋40を装着した調理鍋41は、調理容器支持部Lをグリル庫7に収納した状態において、蒸気孔40aがグリル庫7の後方側箇所に位置する状態となるように容器支持枠21に載置することになる。
つまり、調理容器支持部Lをグリル庫7に収納した状態において、蒸気孔40aがグリル庫7の後方側箇所に位置する状態となるようにすることにより、蒸気孔40aから排出される蒸気が迅速に排気通路Eに導かれるようにして、蒸気孔40aから排出される蒸気が、グリル庫7の内部に充満することを極力抑制することが可能になる。
ちなみに、下側形成部分Dsの内部には、排気通路Eを上下方向で区画する板状の通路区画材24が配設され、また、上側形成部分Duの内部には、ラス網などを用いて構成される多孔状の消炎部材25が配設されている。
グリル庫7の後部に、グリル庫7の下側部分においてはグリル庫横幅方向の中央側部分を開口し、かつ、グリル庫7の上側部分においてはグリル庫横幅方向の全幅に亘って開口する形態で排気出口Uが開口され、排気通路形成部Dが、排気通路Eを排気出口Uに連通させる形態で形成するように構成されている。
説明を加えると、グリル庫7の後部における下側部分の左右両側部には、グリル庫7の後壁を形成する後板23が設けられている。
そして、グリル庫7の前後方向視にて、グリル庫7の後部における下側部分には、左右の後板23の間に位置する開口部分がグリル庫7の底壁部7dの上方側に位置する状態で形成され、グリル庫7の後部における上側部分には、グリル庫7の左右の側壁部7sおよびグリル庫7の上部壁7uにて囲まれた開口部分が形成されている。
すなわち、排気出口Uは、グリル庫7の後部の下側部分において左右の後板23の間に位置する開口部分と、グリル庫7の後部の上側部分においてグリル庫7の左右の側壁部7sおよびグリル庫7の上部壁7uにて囲まれた開口部分とを合わせた開口として構成されている。
図2Aに示すように、排気通路形成部Dが、グリル庫7の後部における下側部分に接続する下側形成部分Dsと、グリル庫7の後部における上側部分に接続する上側形成部分Duとを備える形態に構成されている。
下側形成部分Dsおよび上側形成部分Duは、複数の部材を組み付けて形成されるものであるが、この実施形態においては、下側形成部分Dsおよび上側形成部分Duについての詳細な説明を省略する。
なお、排気通路形成部Dの下側形成部分Dsには、排気通路Eの内部温度を検出する排気温度センサ26が、通路区画材24を貫通する状態で設けられている。
この排気温度センサ26は、通路区画材24の上方側部分の温度を排気通路Eの内部温度として検出するように構成され、排気温度センサ26の検出情報は、後述する運転制御部W(図12参照)に入力されるように構成されている。
図11に示すように、メタンガスを主成分とする都市ガスなどの燃料ガスが供給される元ガス供給路28に、一対のコンロバーナ1に対する一対のコンロ用分岐路29、および、グリル用分岐路30が接続されている。
また、元ガス供給路28には、ガスコンロ全体に対する燃料ガスの供給を断続する元ガス弁31が配置され、一対のコンロ用分岐路29のそれぞれに、コンロバーナ1の火力を調節するためのコンロバーナ用ガス量調節弁32が設けられている。
さらに、グリル用分岐路30には、下バーナ10および上バーナ11に対するガス燃料の供給圧力を設定圧に調整するガバナ33が設けられ、ガバナ33にて設定圧に調整されたガス燃料を下バーナ10に導く下バーナ用供給路34、および、ガバナ33にて設定圧に調整されたガス燃料を上バーナ11に導く上バーナ用供給路35が設けられている。
また、下バーナ用供給路34には、下バーナ10の火力を調節するための下バーナ用ガス量調節弁36が設けられ、上バーナ用供給路35には、上バーナ11の火力を調節するための上バーナ用ガス量調節弁37が設けられている。
ちなみに、下バーナ用ガス量調節弁36および上バーナ用ガス量調節弁37は、燃料ガスの供給開度を全閉開度から最大開度に亘って変更するものであり、下バーナ10や上バーナ11の燃焼を停止する際には、下バーナ用ガス量調節弁36および上バーナ用ガス量調節弁37を、全閉開度(閉状態)にするように構成されている。
(グリル用設定操作部の詳細)
また、この実施形態のガスコンロは、図12に示すように、グリル用設定操作部6の指令情報が運転制御部Wに入力されて、運転制御部Wが、グリル用設定操作部6の指令情報に基づいて、上バーナ11および下バーナ10の燃焼を制御するように構成されている。
図10に示すように、グリル用設定操作部6は、オートメニューを選択するオートメニュー選択スイッチ45、調理モードを選択する調理モード選択スイッチ46、火加減を設定する火力調節スイッチ47、グリルバーナAに対する点火および消火を指令する点消火スイッチ48、タイマ調理を設定する時間設定スイッチ49、時間設定スイッチ49により設定された加熱調理時間を表示する表示部49A、入力された情報の取り消しを指令する取消スイッチ50、および、チャイルドロックスイッチ51を備えている。
オートメニュー選択スイッチ45は、押し操作により、「オートメニュー」を指令するものであり、そして、押し操作されるごとに、「オートメニュー」の調理メニューとして、「トースト」、「鶏もも焼き」、「ホイル焼き」、「魚:切り身」、「魚:姿焼き」、および、「ごはん」、「炊飯予約」の調理メニューに順次切り替えるように構成されている。
なお、「ごはん」とは、炊飯を意味するものである。
また、「炊飯予約」とは、時間設定スイッチ49を用いて表示部49Aに設定時間を表示させた状態で点消火スイッチ48を操作して調理の開始を指令することで、設定時間経過後に炊飯を開始するように構成される、いわゆる、タイマ予約炊飯を意味している。
なお、「炊飯予約」として、時間設定スイッチ49を用いて表示部49Aに炊き上がり設定時刻を表示させ、点消火スイッチ48を操作して調理の開始を指令することで、炊き上がり設定時刻に炊飯を完了するように構成してもよい。
ちなみに、「オートメニュー」は、オートメニュー選択スイッチ45を操作して調理メニューを選択した後に、点消火スイッチ48を操作することにより実行される。
そして、この実施形態のガスコンロは、運転制御部Wが、オートメニュー選択スイッチ45にて選択された複数の調理メニューのそれぞれについて、予め設定されている加熱調理用情報に基づき、上バーナ11および下バーナ10の火力を自動的に調節しながら、自動的に加熱調理を行い、かつ、加熱調理が終了すると、上バーナ11および下バーナ10を自動的に消火する全自動加熱調理を実行するように構成されている。
調理モード選択スイッチ46は、押し操作により、「調理モード」を選択して入力するものであり、そして、押し操作されるごとに、「調理モード」の調理メニューとして、「焼く」、「あたためる」、「ノンフライ」、「煮る」、「蒸す」、および、「パン」の調理メニューに順次切替えるように構成されている。
なお、「調理モード」を実行する際には、調理モード選択スイッチ46を操作して調理メニューを選択した後に、点消火スイッチ48を操作するように構成されている。
そして、運転制御部Wが、調理モード選択スイッチ46にて選択された複数の調理メニューのそれぞれについて、予め設定されている加熱調理用情報に基づいて、上バーナ11および下バーナ10の火力を自動的に調節しながら、自動的に加熱調理を行うように構成されている。
なお、「調理モード」において加熱調理を停止する際には、点消火スイッチ48を操作することにより、上バーナ11および下バーナ10の消火を行う。
したがって、この実施形態においては、グリル用設定操作部6は、「オートメニュー」および「調理モード」が備える複数の調理メニューのうちから実行すべき調理メニューを指令する調理メニュー選択入力手段として機能する。
ちなみに、オートメニューの「ごはん」、「炊飯予約」や、調理モードの「煮る」、「蒸す」、「パン」の調理メニューは、調理鍋41を用いて行う調理メニューであり、オートメニューや調理モードにおけるその他の調理メニューは、グリル皿9を用いて行う調理メニューである。
なお、この実施形態のガスコンロが備える、タイマ調理を設定する時間設定スイッチ49、入力された情報の取り消しを指令する取消スイッチ50、および、チャイルドロックスイッチ51については、詳細な説明は省略する。
運転制御部Wは、マイクロコンピュータを備えて、グリルGを備えたガスコンロの全体に対する運転を制御するものであるが、以下の説明においては、グリルGに備えた下バーナ10および上バーナ11に対する燃焼制御を説明して、コンロバーナ1に対する燃焼制御は省略する。
運転制御部Wは、図12に示すように、上述したグリル用設定操作部6からの選択入力情報に基づいて、下バーナ10および上バーナ11に対する燃焼を制御する。
例えば、点消火スイッチ48の操作により点火指令が指令されると、運転制御部Wは、元ガス弁31、下バーナ用ガス量調節弁36、および、上バーナ用ガス量調節弁37を操作して、下バーナ10および上バーナ11に燃料ガスを供給する状態とし、加えて、下バーナ10および上バーナ11に対する点火プラグPを作動させかつ着火センサRにて着火を検出する点火処理を実行する。
また、点消火スイッチ48の操作により消火指令が指令されると、元ガス弁31、下バーナ用ガス量調節弁36、および、上バーナ用ガス量調節弁37を閉状態に操作して、下バーナ10および上バーナ11を消火する消火処理を実行する。
また、下バーナ10および上バーナ11の燃焼状態において、火力調節スイッチ47の操作により火力の変更が指令されると、下バーナ用ガス量調節弁36および上バーナ用ガス量調節弁37を操作して、下バーナ10および上バーナ11の火力を「強」、「中」、「弱」に変更調節する火力調節処理を実行する。
また、自動調理制御として、「オートメニュー」の調理メニューや、「調理モード」の調理メニューが選択入力された場合には、予め設定された加熱調理用情報に基づいて、上バーナ11および下バーナ10を自動的に点火し、火力を自動的に調節しながら加熱調理を行う。そして、「オートメニュー」の調理メニューが選択入力された場合には、定められた加熱調理が終了すると、下バーナ10および上バーナ11を自動的に消火する。また、タイマ調理が設定された場合には、加熱調理時間が経過すると、下バーナ10および上バーナ11を自動的に消火する。
さらに、運転制御部Wは、容器種別検出部Mの検出情報に基づいて、グリルバーナAの加熱作動の制御などを行うように構成されているが、詳細な説明は省略する。
<特徴的構成>
(温度センサ13を昇降させる機構について)
この実施形態にかかるグリルGは、上述のように、調理容器Kの底部Kaの温度を検出するための温度検出部130を備えている。
温度検出部130は、昇降支持手段Xの一端側に止着され上下方向に延びる支持軸131と、スプリング132を備えており、この支持軸131の上端に配設された温度センサ13は、上記スプリング132によって上方に付勢された状態で支持されている(図6A、図6B)。
なお、支持軸131は、昇降支持手段Xの一端側に止着された下側支持軸131aと、スプリング132により上方に付勢される一方、調理容器Kの底部Kaに当接することで下方に(下側支持軸131aに近づく方向に)移動する上側支持軸(可動側支持軸)131bを備えた構成とされている。
また、この実施形態にかかるグリルGにおいては、温度検出部130が備える温度センサ13を下降させて調理容器Kの底部Kaから離間させた離間状態(図6A参照)、温度センサ13を上昇させて調理容器Kの底部Kaに当接させた当接状態と(図6B参照)とを切り替えることができるように構成されている。
そして、この実施形態にかかるグリルにおいては、当接状態と、離間状態とを切り替えるための手段として、その先端にグリル扉8が装着された可動レール17とともに前後に移動する機械式連係手段120を備えている(図2B、図6A、図6B、図7、図8)。
つまり、グリルGは、引出部101が収納位置に近接する所定位置(所定設定位置)よりも収納位置側に位置するときに、温度センサ13が調理容器Kの底部と当接する当接状態となり、かつ、引出部101が上記所定位置(所定設定位置)よりも引出位置側に位置するときに、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaから離間する離間状態となるように、昇降支持手段Xと引出部101とを機械的に連係する機械式連係手段120とを備えている。
なお、引出部101は、グリル扉8を引き出すことにより上述の所定位置(所定設定位置)よりも引出位置側に引き出される容器支持枠21、扉支持板18、容器支持枠21に載置されている調理容器9など、グリル扉8を引き出すことにより引き出される各部材を総称する概念である。そして、この引出部101は、図2B、図6A、図6B、図7、図8に示すように、さらに、離間用操作体117aと、当接用操作体117bと、接続用操作体117cとを一体に備えたレール状の操作体117を有している。
なお、引出部101が備える操作体117の動作については、以下に詳しく説明する。
機械式連係手段120は、(a)温度センサ13を調理容器Kの底部Kaから離間させ、あるいは、当接させるための操作体117と、(b)グリル庫に備えられた温度検出部130を支持するとともに、温度検出部130を上昇させて温度センサ13が調理容器Kの底部Kaに当接した当接状態と、温度検出部130を下降させて温度センサ13が調理容器Kの底部Kaから離間した離間状態とに切り替える昇降支持手段Xとを備えた構成とされている。
操作体117は、図2B、図6A、図6B、図7、図8に示すように、離間用操作体117aと、当接用操作体117bと、接続用操作体117cとを一体に備えたレール状の構造を有している。また、操作体117は、機械的強度を確保するため、長手方向に直交する断面において、垂直部と水平部を備えた構造とされている。
そして、昇降支持手段Xがその一方側端部(図6A、図6Bでは右側端部)に備えている被操作体217(図2B、図6A、図6B、図7、図8)が、上記操作体117によって操作されることで、温度検出部130が備える温度センサ13が調理容器Kの底部Kaから離間した離間状態と、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaに当接した当接状態とを切り替えることができるように構成されている。
なお、図7、図8において、矢印Zで示される方向が、引出部101(狭義にはレール状の操作体117)のグリル庫7に対する出退移動方向を示している。
上述のように構成されていることから、引出部101が、グリル庫7に対して出退移動するのに伴って、昇降支持手段Xが備える被操作体217が、操作体117によって操作され、温度検出部130が昇降移動することで、温度検出部130が備える温度センサ13が調理容器Kの底部Kaに当接した当接状態と、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaから離間した離間状態とを切り替えられる。
なお、操作体117は、引出部101に設けられた可動レール(先端レール)17とともに前後に移動するように構成されている。また、被操作体217は、昇降支持手段Xに設けられた回転部材から構成されており、回転部材が回転することで、被操作体217を操作体117によって円滑に動作させることができるように構成されている。
具体的には、被操作体217は、引出部101のグリル庫7に対する出退移動方向(矢印Zで示す方向)におけるグリル庫7内への収納位置において上述の当接状態となり、引出部101のグリル庫7に対する出退移動方向(矢印Zで示す方向)における引出位置において上述の離間状態となるように構成されている。
なお、図6A、図6Bに示すように、昇降支持手段Xは、揺動支点軸151を支点として揺動させることができるように構成されている。
また、昇降支持手段Xの他方側端部(図6A、図6Bでは左側端部)には、温度センサ13が支持されており、昇降支持手段Xの右側端部には、上述のように被操作体217として機能する回転部材が配設されている。
また、昇降支持手段Xの他方側端部(左側端部)は、図示しない付勢部材(例えばスプリング)によって下方に向けて付勢されている。
そして、引出部101が引出状態にあるとき、被操作体217は、離間用操作体117aの下端に当接しており、このとき、温度センサ13は、調理容器Kの底部Kaから離間している(図6A、図7参照)。
また、引出部101が収納状態にあるとき、被操作体217は、当接用操作体117bの下端に当接しており、このとき、温度センサ13は、調理容器Kの底部Kaに当接する(図6B、図8参照)。
離間用操作体117aと当接用操作体117bとの間には、離間用操作体117aの下端と当接用操作体117bの下端とを接続する、傾斜した下端を有する接続操作体117cを備えており、昇降支持手段Xの右側端部に設けられている被操作体217の、離間用操作体117aの下端に当接した状態から当接用操作体117bの下端に当接した状態への移行、および被操作体217の、当接用操作体117bの下端に当接した状態から離間用操作体117aの下端に当接した状態への移行が円滑に行われるように構成されている。
そして、引出部101を収納位置から引き出す際に、引出部101が引出状態と収納状態との間の所定位置(所定設定位置)に位置するときには、昇降支持手段Xの右側端部に設けられている被操作体217が接続操作体117cの下端に当接した状態となり、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaに当接した当接状態から、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaから離間した離間状態に切り替わる途中状態となる。
引出部101をさらに引き出して引出位置に移動させることで、被操作体217が離間操作体117aの下端に当接し、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaから離間した離間状態に切り替わる。
また、引出部101を引出位置から収納するとき、引出部101が引出状態と収納状態との間の所定位置(所定設定位置)に位置するとき、昇降支持手段Xの右側端部に設けられている被操作体217が接続操作体117cの下端に当接した状態となり、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaから離間した離間状態から、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaに当接した当接状態に切り替わる途中状態となる。
そして、引出部101をさらに押し込んで収納位置に移動させることで、被操作体217が当接操作体117bの下端に当接し、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaに当接した当接状態に切り替わる。
(温度センサ降下検出部について)
また、この実施形態のグリルGは、温度センサ13が支持軸131に対して相対的に下方に移動したことを検出するための、温度センサ降下検出部Yを備えている。
具体的には、温度センサ降下検出部Yは、温度センサ13とともに移動する永久磁石(第1磁石)141と、上述の支持軸131とともに移動し、第1磁石141からの磁束を検出する磁気センサ(第1磁気センサ)142とを備えている。
すなわち、実施形態のグリルGにおいては、温度センサ降下検出部Yが、上述の第1磁石141と、第1磁気センサ142を用いて構成されており、温度センサ13が、支持軸131に対して相対的に下方に移動したことを確実に検出することができるように構成されている。
また、この実施形態において、第1磁気センサ142は、ホール素子により構成されている。
なお、図6Bに示すように、温度センサ13が支持軸131に対して相対的に下方に移動すると、第1磁石141と第1磁気センサ(ホール素子)142とが互いに対向する位置関係となり、右から左を向く磁力線(磁束)が第1磁気センサ142によって検出されることにより、温度センサ13が支持軸131に対して相対的に下方に移動したことが検出される。
このように、磁気センサ142としてホール素子を用いることにより、温度センサ降下検出部Yの感度調整を、検出回路の定数の調整によって容易に行うことが可能になる。
そして、この実施形態のグリルGは、グリル用設定操作部6に設けられている点消火スイッチ48(加熱開始停止指令手段)が操作されて、グリルバーナAに対する加熱の開始(点火)が発令されたとき、運転制御部Wは、温度センサ降下検出部Yによって温度センサ13の支持軸131に対する相対的な下方への移動が検出されたときには、グリルバーナAを点火して加熱を開始するが、温度センサ降下検出部Yによって温度センサ13の支持軸131に対する相対的な下方への移動が検出されないときには、グリルバーナAを点火せず、加熱を開始しないように構成されている。
したがって、上述のように構成された実施形態のグリルGによれば、温度センサ降下検出部Yによって温度センサ13の支持軸131に対する相対的な下方への移動が検出されない場合に、昇降支持手段Xや機械式連係手段120などが故障していると判断することで、昇降支持手段Xや機械式連係手段120などの温度検出に関わる箇所の故障を確実に検出することが可能になるとともに、調理容器Kの底部Kaの温度を正しく検出できない状態であることを検出することが可能になる。
すなわち、温度センサ降下検出部Yによって、温度センサ13の支持軸131に対する相対的な下方への移動が検出されない場合に、昇降支持手段Xや機械式連係手段120などの温度検出に関わる箇所の故障が故障していると判断することで、昇降支持手段Xや機械式連係手段120などの故障を確実に検出することができる。
その結果、機械式連係手段120や昇降支持手段Xが故障した状態(すなわち、調理容器Kの底部Kaの温度を正しく検出できない状態)で調理が継続されることを防止して、調理の失敗を未然に回避することができる。
具体的には、例えば図9に示すように、引出部101を収納状態としたとき、被操作体217が当接用操作体117bの下端に当接しているにもかかわらず温度センサ13が調理容器Kの底部Kaに当接しない状態(すなわち、機械式連係手段120や昇降支持手段Xに故障が生じた状態)で調理が継続されてしまうことを防止して、調理の失敗を未然に回避することが可能になる。
なお、上記実施形態では、温度センサ降下検出部Yを、温度センサ13とともに移動する第1磁石141と、上述の支持軸131とともに移動し、第1磁石141からの磁束を検出する第1磁気センサ142を用いて構成したが、温度センサ降下検出部Yは、図6A、図6Bに示した構成とは逆に、支持軸131とともに移動する永久磁石(第2磁石)と、温度センサ13とともに移動し、第2磁石からの磁束を検出する磁気センサ(第2磁気センサ)を備えた構成とすることも可能である。
このように構成した場合も、温度センサ13が支持軸131に対して相対的に下方に移動したことを容易かつ確実に検出することができる。なお、この構成の場合も、磁気センサ(第2磁気センサ)をホール素子とすることが好ましく、その場合には、温度センサ降下検出部Yの感度調整が検出回路の定数の調整によって容易に行うことが可能になる。
[別実施形態1]
また、本発明のグリルは、さらに、以下に説明するような構成を備えたものであってもよい。
なお、この別実施形態1にかかるグリルも、基本的な構成は上述の実施形態にかかるグリルと同様であることから、この別実施形態1にかかるグリルに特有の構成についてのみ、以下に説明する。
すなわち、この別実施形態1にかかるグリルでは、温度センサ降下検出部Yによって温度センサ13の下側支持軸131aに対する相対的な下方への移動が継続して検出されている時間である、「降下状態継続時間Tk」を計測するように構成されている。
そして、この「降下状態継続時間Tk」が、予め設定されている所定時間である、「降下状態継続異常判別用設定時間Ti」に達すると、運転制御部Wが異常対策処理を実行するように構成されている。
なお、「降下状態継続異常判別用設定時間Ti」としては、通常では温度センサ13の下側支持軸131aに対する相対的な下方への移動が連続して検出されることがないと考えられる時間が設定されている。具体的には、この別実施形態1において、「降下状態継続異常判別用設定時間Ti」は96時間に設定されている。
一般に24時間(一日)で生活の周期が切り換わり、温度センサ13の下側支持軸131aに対する相対的な下方への移動が検出されなくなると考えられる。つまり、通常は、24時間が経過するまでに、調理容器Kがグリル庫7から取り出される状態が起こり得ると考えられる。これに対し、「降下状態継続異常判別用設定時間Ti」を、例えば96時間程度に設定することにより、「降下状態継続異常判別用設定時間Ti」として、通常では温度センサ13の下側支持軸131aに対する相対的な下方への移動が検出される状態がほとんど起こり得ないと考えられる時間が設定されることになる。
すなわち、この「降下状態継続異常判別用設定時間Ti」は、温度センサ13の下側支持軸131aに対する相対的な下方への移動が、「降下状態継続異常判別用設定時間Ti」を超えて継続して検出された場合には、異常状態であると推定することが妥当であるような時間であるということができる。
さらに説明すると、「降下状態継続異常判別用設定時間Ti」が経過するまでの間に、少なくとも1回は使用者によって調理容器Kがグリル庫7から取り出されることになると考えられることから、上述の「降下状態継続異常判別用設定時間Ti」にわたって温度センサ13の下側支持軸131aに対する相対的な下方への移動が検出された状態が継続した場合には、温度検出部130を支持する昇降支持手段Xや機械式連係手段120などが故障して、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaの温度を正しく検出することができない状態が発生していると推定することができる。
そこで、この別実施形態1にかかるグリルでは、「降下状態継続時間Tk」が、「降下状態継続異常判別用設定時間Ti」に達すると、温度センサ13が調理容器Kの底部Kaの温度を正しく検出することができない状態が発生していると推定して、異常対策処理を自動的に実行するように構成されている。
なお、この別実施形態1のグリルでは、異常対策処理として、例えば、グリルバーナAの燃焼を禁止したり、音や光などを利用した報知手段によって異常である旨の情報を報知したりすることにより、昇降支持手段Xや機械式連係手段120などが異常な状態のまま、グリルが使用されてしまうことがないような処理が行われるように構成されている。
異常対策処理は、上で例示したグリルバーナAの燃焼の禁止や、音や光などを利用した報知手段による報知のいずれか一つを実施するように構成されていてもよく、また、両方同時に実施されるように構成されていてもよい。また、さらにその他の方法による処理が実施されるように構成されていてもよい。
なお、報知手段により異常であることを示す情報を報知することで、使用者はグリル(を構成する機器)の異常に気付くことが可能になり、メンテナンスが促される。
この別実施形態1のグリルは、上述のように構成されているので、温度検出部130を支持する昇降支持手段Xや機械式連係手段120などが故障して、温度検出部130が調理容器Kの底部Kaの温度を正しく検出することができない状態で調理が継続されることを防止することが可能になり、調理の失敗を未然に回避することができる。
[別実施形態2]
本発明のさらに他の実施形態(別実施形態2)にかかるグリルは、上述の異常対策処理を実行している状態において、温度センサ降下検出部Yが温度センサ13の支持軸131に対する相対的な下方への移動を検出している状態が解除された場合(すなわち、温度センサ降下検出部Yが温度センサ13の支持軸131に対する相対的な下方への移動を検出しなくなった場合)には、上述の異常対策処理が終了するように構成されている。
このように構成した場合、異常対策処理が、上述のように、グリルバーナの燃焼を禁止し、あるいは、音や光などを利用した報知手段によって異常である旨の情報を報知することであった場合に、グリルバーナを通常のように点火して燃焼させることが可能になり、また、音や光による無用の報知を行わせないようにすることが可能になり、使い勝手のさらに良好なグリルを提供することが可能になる。
なお、温度センサ13の支持軸131に対する相対的な下方への移動が検出されなくなるのは、通常、グリル皿などを含む引出部101が引き出された場合などのように、使用者がグリルを操作することにより生じる現象であり、その時点で異常対策処理を継続することが不要になると考えられることから、上述の時点で異常対策処理を終了することは合理的であるということができる。
本発明は、上記実施形態で示したような可燃ガスを燃料とするガスグリルに限られるものではなく、電気グリルにも適用することが可能である。
また、本発明は、卓上設置型のグリル付テーブルコンロにも適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 左右一対のコンロバーナ
1A コンロバーナセンサ
2 天板
3 グリル排気口
4 五徳
5 一対のコンロ用操作具
6 グリル用設定操作部
7 グリル庫
7a グリル庫の前方の開口部
7d グリル庫の底部
7s グリル庫の側壁部
7u グリル庫の上部壁
8 グリル扉
9 グリル皿(調理容器)
10 下バーナ
10A 下バーナ本体部
10B 下バーナ混合管部
11 上バーナ
11A 上バーナ本体部
11B 上バーナ混合管部
12 下バーナ用噴出ノズル
13 温度センサ
15 固定レール
16 中間レール
17 可動レール
18 扉支持板
18A 係止片
19 カバー体
21 容器支持枠
21s 被支持部
22 レール枠
23 後板
24 板状の通路区画材
25 多孔状の消炎部材
26 排気温度センサ
28 元ガス供給路
29 コンロ用分岐路
30 グリル用分岐路
31 元ガス弁
32 コンロバーナ用ガス量調節弁
33 ガバナ
34 下バーナ用供給路
35 上バーナ用供給路
36 下バーナ用ガス量調節弁
37 上バーナ用ガス量調節弁
40 蓋
40a 蒸気孔
40H 蓋からグリル庫後方側に延出された被検知部
41 調理鍋(調理容器)
42 押圧移動検出部
45 オートメニュー選択スイッチ
46 調理モード選択スイッチ
47 火力調節スイッチ
48 点消火スイッチ
49 時間設定スイッチ
49A 加熱調理時間を表示する表示部
50 取消スイッチ
51 チャイルドロックスイッチ
101 引出部
117 操作体
117a 離間用操作体
117b 当接用操作体
117c 接続用操作体
120 機械式連係手段
130 温度検出部
131 支持軸
131a 下側支持軸
131b 上側支持軸(可動側支持軸)
132 スプリング
141 第1磁石
142 磁気センサ(ホール素子)
151 揺動支点軸
217 被操作体
X 昇降支持手段
Y 温度センサ降下検出部
Z 引出部の出退移動方向を示す矢印
A グリルバーナ
B 案内機構
D 排気通路形成部
Ds 下側形成部分
Du 上側形成部分
E 排気通路
F 火炎
G グリル
K 調理容器
Ka 調理容器の底部
L 調理容器支持部
M 容器種別検出部
P 点火プラグ
R 着火センサ
U 排気出口
W 運転制御部

Claims (7)

  1. グリル庫の内部を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段による加熱の開始および停止を指令する加熱開始停止指令手段と、
    前記加熱手段による加熱を制御する運転制御部と、
    前記グリル庫の前方開口部を閉塞するグリル扉と、
    前記グリル庫に収容される調理容器と、
    前記グリル庫の内部に収納される収納位置と、前記グリル庫の前方に引き出される引出位置とにわたって出退移動できるように構成された引出部と、
    前記グリル庫の内部に備えられ、前記収納位置に位置する前記引出部に取り付けられた前記調理容器の底部に当接して、当該調理容器の温度を検出する温度センサを備えた温度検出部と、
    前記グリル庫に備えられ、前記温度検出部を支持する昇降支持手段であって、前記温度検出部を上昇させて前記温度センサが前記調理容器の底部に当接した当接状態と、前記温度検出部を下降させて前記温度センサが前記調理容器の底部から離間した離間状態とに切り替えることができるように構成された昇降支持手段と、
    前記引出部が前記収納位置に近接する所定位置よりも前記収納位置側に位置するときには前記当接状態となり、かつ、前記引出部が前記所定位置よりも前記引出位置側に位置するときには前記離間状態となるように、前記昇降支持手段と前記引出部とを機械的に連係する機械式連係手段と、を備えたグリルであって、
    前記温度検出部が、前記昇降支持手段に止着され、上下方向に延びる支持軸であって、上端部に前記温度センサを支持するとともに、前記温度センサを上方に付勢する支持軸と、前記温度センサが前記支持軸に対して相対的に下方に移動したことを検出する温度センサ降下検出部とを備え、
    前記加熱開始停止指令手段により、前記加熱手段による加熱の開始が発令された場合において、前記温度センサ降下検出部によって前記温度センサの前記支持軸に対する相対的な下方への移動が検出されたときには、前記運転制御部が前記加熱手段による加熱を開始し、前記温度センサ降下検出部によって前記温度センサの前記支持軸に対する相対的な下方への移動が検出されないときには、前記運転制御部が前記加熱手段による加熱を開始しないように構成されていること
    を特徴とするグリル。
  2. 前記温度センサ降下検出部が、
    前記温度センサとともに移動する第1磁石と、
    前記支持軸とともに移動し、前記第1磁石からの磁束を検出する第1磁気センサと
    を備えていることを特徴とする請求項1記載のグリル。
  3. 前記第1磁気センサが、ホール素子であることを特徴とする請求項2記載のグリル。
  4. 前記温度センサ降下検出部が、
    前記支持軸とともに移動する第2磁石と、
    前記温度センサとともに移動し、前記第2磁石からの磁束を検出する第2磁気センサとを備えていること
    を特徴とする請求項1記載のグリル。
  5. 前記第2磁気センサが、ホール素子であることを特徴とする請求項4記載のグリル。
  6. 前記温度センサ降下検出部によって前記温度センサの前記支持軸に対する相対的な下方への移動が継続して検出されている降下状態継続時間が、降下状態継続異常判別用設定時間に達すると、前記運転制御部が異常対策処理を実行するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のグリル。
  7. 前記異常対策処理を実行している状態において、前記温度センサ降下検出部が前記温度センサの前記支持軸に対する相対的な下方への移動を検出している状態が解除された場合には、前記異常対策処理を終了するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載のグリル。
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