JP2018183650A5 - - Google Patents

Claims (8)

1. フレームと、被覆材とを含む吻合デバイスであって、
   前記フレームは、第一のフランジと、第二のフランジと、連結領域とを形成する１又は２以上の細長部材を含み、
   前記第一のフランジは、１又は２以上の組織層の第一の側に接して、前記組織層の第一の側に並置力（apposition force）を印加するように構成されると共に、前記１又は２以上の細長部材により形成される略円形の周縁部を有し、
   前記第二のフランジは、前記１又は２以上の組織層の第二の側に接して、前記組織層の第二の側に並置力を印加するように構成されると共に、前記１又は２以上の細長部材により形成される略円形の周縁部を有し、
   前記連結領域は、前記第一のフランジと前記第二のフランジとの間に配置されてこれらを連結し、ここで前記１又は２以上の細長部材の一部が前記第一のフランジと前記第二のフランジとの間を通過すると共に、前記連結領域が前記１又は２以上の組織層に存在する開口を横断するように構成され、
   前記被覆材は、前記１又は２以上の細長部材の少なくとも一部の上又はその周囲に、前記連結領域を介して設けられ、前記第一のフランジと前記第二のフランジとを流体連結するように構成される、吻合デバイス。
2. 前記第一のフランジが複数のペタルを含み、前記第二のフランジが複数のペタルを含み、前記被覆材が、前記第一のフランジの前記複数のペタル及び前記第二のフランジの前記複数のペタル内に配置される、請求項１の吻合デバイス。
3. 前記第一のフランジの前記複数のペタルのうち１又は２以上のペタルの軸が、前記第二のフランジの前記複数のペタルの軸からずらして配置される、請求項２の吻合デバイス。
4. 前記第一のフランジの前記複数のペタルのうち１又は２以上のペタルの軸が、前記第二のフランジの前記複数のペタルの軸と平行になるように配置される、請求項２の吻合デバイス。
5. 前記第一のフランジ及び前記第二のフランジのうち少なくとも一方が、前記組織の前記表面に対して並置力を印加し易くなるように構成された凹型形状を有する、請求項１の吻合デバイス。
6. 前記第一のフランジ及び前記第二のフランジのうち少なくとも一方の前記凹型形状が、前記並置力を前記フレームの外側周縁部に集中させて、前記並置力を前記第一のフランジと前記第二のフランジとに分散させるように構成される、請求項５の吻合デバイス。
7. 前記第一のフランジ及び前記第二のフランジのうち少なくとも一方の前記凹型形状が、広範囲の厚みの組織を許容しうるように構成される、請求項５の吻合デバイス。
8. 前記被覆材が前記フレームと組み合わされると、前記第一のフランジ及び前記第二のフランジのうち少なくとも一方の外側周縁端に、外周封止部を形成するように構成される、請求項１の吻合デバイス。