JP2018183615A - 関節を支持するための固有受容整形器具 - Google Patents

関節を支持するための固有受容整形器具 Download PDF

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Abstract

【課題】適所に保持され、関節を和らげることができる薄い整形器具を提供する。【解決手段】関節のどちらかの側の及び関節上の部材に圧縮力を行使するように成形される伸縮性織布から作られるスリーブ14、及び関節上の皮膚と直接的に接触するためにスリーブの内面の上に固定されるプレート11を含んだ特別に軽量の整形器具に関し、プレート11はポリマーゲルの層が上に付着される伸縮性布地から作られる層、関節の突出領域の上部を取り囲むように形作られる環状部分11a、及びスリーブの軸方向で環状部分の外縁から延在するタブ11bを含み、プレートは、スリープによって行使される圧縮力の影響を受けて、スリーブが長手方向に伸ばされるとき、プレートが伸ばされたままとなり、環状部分の及び関節の中心に向かって、皮膚の表面に平行に皮膚に局所的に引張り力をかけるように皮膚に付着される。【選択図】図1

Description

本発明は、人体の関節を支持することを目的とした固有受容性の整形器具および整形器具の作動方法に関する。本発明は、特に関節のいかなる不動化も必要とせず膝又は肘等の関節を支持することに適用するが、これに限定されるものではない。係る整形器具は、慢性的な痛みを妨げるため、又は軽微な捻挫を緩和するため、又は負傷の後に仕事を再開するときにも使用できる。
膝用の固有受容整形器具は、膝頭を支持するための「膝当てpelottes」、又は特定の筋肉をマッサージするためのマッサージpelottesもしくはパッド等の調整による従来の膝支持とは異なる。係る整形器具は、例えば米国特許出願第2006/0041214号、第2010/0036303号、及び第2011/0160631号、並びにモデルDE第200 05 663U1号に説明される。これらの文書に説明される整形器具は、膝頭を取り囲み、膝頭を支持することを目的とする発泡体、シリコーン、シリコーンゴム、又はTPU(熱可塑性ポリウレタン樹脂)から作られる環状の要素を含む。
これらの整形器具はいくつかの欠点を有する。特に、整形器具は、織布ほど細かくなることができない、つまり縦糸及び横糸を含んだ編地しか得ることができない編み機を使用して生産されるため、整形器具は相対的に厚く、重い。編地の相対的に高い重量のため、編地が崩れるのを防ぐために側面方向の補強材を提供することが必要である場合がある。編地の相対的に高い厚さ及び補強材の存在のため、編地はズボンの下では快適ではない、又はタイトにフィットするズボンの下に着用するためには適してもいない。例えば走っているとき等、膝が繰り返し曲げられるとき、編地は特にその重量のために大腿部及び脚部を滑り落ちる傾向がある。モデルDE第20 2010 015 972U1号では、係る滑りを回避するために滑り止め付き表面が関節の領域に、及び整形器具の端部に設けられる。
膝が曲げられるとき、膝の裏側の膝窩領域に不可避に生じる折り目が重ね合され、数ミリメートルの厚さを形成することがあり、このことが使用者の不快感又は痛みさえ引き起こすことがある。それらは多くの場合、大腿部の上及び膝の下での十分な保持を保証するために面ファスナーの使用を必要とする。
さらに、1つの周知の方法は、皮膚の保護又は負荷分散のためのシリコーンゲル又はヒドロゲルベースのプレート等のポリマーゲルベースのプレートを使用することも伴う。例えば、負荷分散機能を実行するために、1つの周知の方法はPDMS(ポリジメチルシロキサン)等の相対的に硬いシリコーンゲルから作られるプレートを使用することを伴う。特許FR第2712 487号は、過剰圧力の病変が本来足の上又は足の下に出現するのを防ぐためのフッドパッドの特性に類似する特性を有するシリコーンゲルを説明する。
整形器具が適所に保持されることを保証しつつ、特に関節を和らげることができる薄い整形器具を作り出すことが望ましい。整形器具を制御することにより、皮膚に対して及び特に関節に近い下部の組織に対して整形器具によって行使される力を調整できることも望ましい。
いくつかの実施形態は、関節のどちらかの側及び関節上で部材に圧縮力を行使するように成形された伸縮性織布から作られるスリーブと、関節上の皮膚と直接的に接触するためにスリーブの内面上に固定される粘弾性ポリマーゲルの層を含んだプレートとを含んだ整形器具に関する。一実施形態によると、プレートはポリマーゲルの層が付着される伸縮性布地から作られる層、関節の突出する領域の上部を取り囲むように成形された環状部分、及びスリーブの軸方向で環状部分の外縁から延在するタブを含み、プレートは、スリーブによって行使される圧縮力の影響を受けて、スリーブが長手方向に伸ばされるとき、プレートが伸ばされたままとなり、関節の突出領域の中心に向かって、局所的に支持力を下部の部材部分にかけ、部材の軸に沿って力を返すように皮膚に付着する。
一実施形態によると、プレートは環状部分の近端セクタによって、並びに環状部分及びタブの末端セクタを含んだ部分によってスリーブに固定されるにすぎない。
一実施形態によると、プレートはプレートの環状部分の外側側端を自由なままにしておくためにスリーブに固定される。
一実施形態によると、プレートは、管状部分の内縁に沿ってスリーブに固定される。
一実施形態によると、整形器具は、粘弾性ポリマーゲルの層を含み、プレートの側面方向セクタの真下でプレートに関して放射状に伸長するアセンブリラインによって固定されたプレートの側面方向セクタの形状を有する2つの側面方向パッドを含み、パッドの側縁は自由なままである。
一実施形態によると、プレートの環状部分はスリーブ内に形成された第1の開口部と一致する開口部を有し、該開口部は、スリーブの上に及び/又はプレートの上に固定された厚さ0.3mm未満の伸縮性織布から作られる部分品によって閉じられる。
一実施形態によると、スリーブはプレートの対角線上に反対側の、及び厚さ0.3mm未満の伸縮性織布から作られる部分品によって閉じられる領域に第2の開口部を含む。
一実施形態によると、スリーブに形成される第2の開口部を閉じる部分品は、膝の曲げがどうであれピンと張ったままになるためにスリーブに固定される。
一実施形態によると、スリーブは近端縁及び末端縁に沿って、皮膚と接触することを目的としたスリーブの面上で、部材上でのスリーブの保持に貢献するために付着性の要素を含む。
一実施形態によると、付着性の要素はスリーブの近端縁及び末端縁に固定されるストラップ上に形成され、ストラップは、スリーブの布地と同じであってよい伸縮性の布地から作られる。
一実施形態によると、スリーブの近端縁に固定される付着性の要素のストラップは、ともに固定され、部材の形状に適応するために異なる長さの2本のストラップを含む。
一実施形態によると、スリーブは厚さ0.5mm未満であり、プレートは厚さ1mm未満である。
また、いくつかの実施形態は、関節のどちらかの側及び関節の上で部材に圧縮力を行使できる伸縮性織布からスリーブを形成するステップと、粘弾性ポリマーゲルの層と、ポリマーゲルの層の上に付着される伸縮性布地から作られる層と、屈曲位で関節の上部を取り囲むように成形される環状部分と、環状部分の外縁から延在するタブとを含むプレートを形成するステップと、関節上の皮膚と直接的に接触するためにスリーブの内面上にプレートを固定するステップとを含む整形器具を製造するための方法にも関し、タブはスリーブの末端方向に向けられ、プレートは、スリーブによって行使される圧縮力の影響を受けて、スリーブが長手方向に伸ばされるときに、プレートが伸ばされたままとなり、環状部分の中心に向かって皮膚の表面に平行に皮膚に局所的に引張り力をかけるように皮膚に付着する。
一実施形態によると、プレートは、管状部分の外縁の側面方向部分が自由なままとなるように縫い目によってスリーブに固定される。
一実施形態によると、製造方法は、プレートの環状部分の側面方向部分の真下で、プレートの側面方向セクタの形状を有する粘弾性ポリマーゲルの層を含んだパッドを、プレートに関して放射状に伸長するアセンブリラインによって固定するステップを含み、パッドの側縁は自由なままである。
一実施形態によると、製造方法はプレートの環状部分の開口部を閉じるために伸縮性織布の部分品を固定するステップを含み、布地の部分品は厚さ0.3mm未満である。
一実施形態によると、製造方法は、プレートの反対側でスリーブに開口部を形成するステップと、スリーブに形成される開口部を閉じるために伸縮性織布の部分品を固定するステップとを含み、布地の部分品は厚さ0.3mm未満である。
一実施形態によると、スリーブに形成される第2の開口部を閉じる部分品は、膝の曲げがどうであれピンと張ったままとなるためにスリーブに固定される。
一実施形態によると、製造方法は、プレートを成形するステップを含み、モールドは皮膚に接触することを目的としたタブの面にスパイクを形成して、皮膚に対するタブの付着を強める。
一実施形態によると、製造方法は、部材上でのスリーブの保持に貢献するために付着性の要素を含んだ伸縮性の布地から作られるストラップを、スリーブの近端縁及び末端縁に沿って固定するステップを含む。
本発明の実施形態のいくつかの例は、添付図面に関係して以下に説明されるが、添付図面に限定されるものではない。
一実施形態に係る膝整形器具の前面図である。 右下肢に設置された図1の整形器具の前面図である。 一実施形態に係る整形器具の背面図である。 右下肢に設置された、図1の整形器具の背面図である。 それぞれ膝が伸びきった状態及び90°で曲げられた状態の右下肢(腸骨、大腿骨、膝頭、脛骨)の骨を矢印断面で示す図である。 それぞれ膝が伸びきった状態及び90°で曲げられた状態の右下肢(腸骨、大腿骨、膝頭、脛骨)の骨を矢印断面で示す図である。 重ね合わせた図5A及び図5Bを示す図である。 図6A、6Bは、それぞれ膝が伸びているのか、それとも曲がっているのかに応じて2つの構成で整形器具のポリマーゲルのプレートを示す図である。 右膝の断面を示す図である。 いくつかの実施形態によると、図1に示される平面AA’及びBB’に沿って長手方向断面及び横断方向断面での整形器具の概略図である。 いくつかの実施形態によると、図1に示される平面AA’及びBB’に沿って長手方向断面及び横断方向断面での整形器具の概略図である。 他の実施形態によると、図1に示される平面AA’及びBB’に沿って長手方向断面及び横断方向断面での整形器具の概略図である。 他の実施形態によると、図1に示される平面AA’及びBB’に沿って長手方向断面及び横断方向断面での整形器具の概略図である。 別の実施形態によると、ポリマーゲルから作られるプレートを示す図である。 図1に示される平面AA’及びBB’に沿った長手方向断面及び横断方向断面での、及び他の実施形態によると、整形器具の内面の概略図である。 図1に示される平面AA’及びBB’に沿った長手方向断面及び横断方向断面での、及び他の実施形態によると、整形器具の内面の概略図である。 図1に示される平面AA’及びBB’に沿った長手方向断面及び横断方向断面での、及び他の実施形態によると、整形器具の内面の概略図である。
図1及び図2は一実施形態に係る膝整形器具10を示し、図2は右下肢上に取り付けられた整形器具を示す。図1は裏返し構成での整形器具を示し、可視面は皮膚と接触することを目的とした面である。整形器具10は、伸縮スリーブ14、及び皮膚と接触することを目的とするスリーブ14の面の上に固定される、粘弾性ポリマーゲル製の層を含んだプレート11を含む。スリーブ14は、大腿部、膝、及び脚部に圧縮力を行使するように成形される。このために、スリーブ14は、下肢のこれらの異なる部分で所望される圧縮力を得るために、大腿部の下部、膝、及び脚部の上部の直径に適応されたスリーブの長手方向で可変直径を有する円筒形の形状を有する。
プレート11は、環状部分11a及び環状部分の外縁から延在するタブ11bを含む。図2で、プレート11は、環状部分及びタブが皮膚に直接的に接触するようにスリーブ14の内面に固定される。プレート11は、環状部分11aが膝頭を取り囲むことができ、タブ11bが前脛骨粗面を覆うことができる(図2)ようにスリーブ14の場所で固定される。タブ11bは、このようにしてスリーブ14の末端方向に延在する。環状部分11aは膝頭の寸法よりもわずかに低い寸法、及び2と4cmの間の(環状部分の)内縁と外縁との間の幅を有する開口部12を有する。タブ11bは、脛骨粗面の寸法よりもわずかに高い寸法を有する。この構成では、前脛骨粗面が膝頭の中心を通過する大腿部の長手方向軸に関して中心に置かれないという事実にも関わらず、右膝用及び左膝用に異なる整形器具を生産することは必要ではないことがある。大腿部、膝、及び脚部の上のプレート11は、例えば0.35と0.45mmの間等、厚さ0.5mm未満であることがある。スリーブ14は、力の規格に準拠する圧縮力を行使するために成形される。
プレート11は、縫い目等のアセンブリラインによってスリーブ14の上に固定される。図1、図2、及び図6Aの例では、プレート11はアセンブリライン13a、13b、13cによって固定される。アセンブリライン13aは、環状部分の外周の約4分の1に亘って環状部分11aの外縁の近端部分に沿って形成される。アセンブリライン13aの端部は環状部分の内縁を接合してよいが、これは必須ではない。アセンブリライン13bは、環状部分11aの内縁全体に沿って形成される。アセンブリライン13cは、環状部分11aの外周のほぼ4分の1に亘ってタブ11bの端縁を含んだプレート11の外縁の末端部分に沿って形成される。アセンブリライン13cの端部は環状部分の内縁を接合してよいが、これは必須ではない。言い換えると、アセンブリライン13a及び13bはプレートを、環状部分から始まる4つのセクタ12aから12d(図6A)、つまり固定された近端セクタ12a、タブ11bを含んだ固定された末端セクタ12d、及び外縁に沿って固定されておらず、それぞれが環状部分11aの外周のほぼ4分の1に亘って延在する2つの側面方向セクタ12b、12cに分割する。アセンブリライン13a、13cは近端セクタ12a及び末端セクタ12dのすべての端縁に沿って作り出される。側面方向セクタ12b、12cの外縁はこのようにして自由なままである。環状部分11aの内縁をスリーブに固定するアセンブリライン13bが、大きく割れたの形成を回避するために単に使用され、したがって近端12aセクタ及び末端12dセクタ上に部分を位置させたままにすることによって、完全に又は部分的に省略できることが留意されるものとする。
アセンブリラインによって固定される代わりに、プレート11の近端セクタ12a及び末端セクタ12dは、接着剤の層によってスリーブ14の上に固定されてよく、側面方向セクタ12b、12cはスリーブ14の上に付着されない。
スリーブ14は、例えばエラステインポリアミド布地等、布地の縦糸に沿って及び横糸に沿って2つの垂直方向で伸縮性織布から作られてよい。したがって、スリーブを形成する布地は、例えば95%に等しい、80%から110%の範囲の(布地横糸及び縦糸に沿った)最大伸び、及び例えば6Nに等しい、5〜7Nの範囲の40%に等しい弾性率を有してよい。スリーブを形成する布地は、例えば0.3と0.45mmの間、厚さ0.5mm未満であってよい。一実施形態によると、スリーブ14は、膝頭の軸から18〜28cm(±10%内まで)の長さに亘って大腿部を覆うように作り出されてよい。
アセンブリライン13a、13b、13cは縫い目によって作り出されてよい。アセンブリライン13bはかかり縫いによって形成されてよい。
プレート11は、スリーブ11によって行使される圧縮率の影響を受けて、スリーブが長手方向に伸ばされるとき、プレートが伸ばされたままとなり、環状部分の中心に向かって、皮膚の表面に平行に皮膚に局所的に引張り力をかけるように皮膚に付着する。開口部12は、アセンブリライン13b又は環状部分11aの内縁に沿った別のアセンブリラインによって整形器具の上に固定されてよい薄い織布の部分品によって閉じられてよい。
一実施形態によると、プレート11のポリマーゲルの層が、ポリジメチルシロキサン油等のシリコーン油の混合物の少なくとも部分的な重合によって得有れるシリコーンゲル内に形成される。係る混合物は、混合物の重合の程度を定める、混合物を形成するシリコーン油のそれぞれの割合に応じて、特に硬度及び付着性に関して異なる特性を有するさまざまなシリコーンゲルを得ることを可能にする。したがって、これらの割合を調整することによって、多かれ少なかれ硬く、付着力のある粘弾性ゲルを得ることができる。プレートの硬度は、プレートが高い機械応力を受けることを考えれば、弾性及び耐摩耗性の要件を考慮することによって調整できる。
一実施形態によると、スリーブ14は、スリーブ14が下部下肢に沿って下方に又は上方に滑り落ちるのを回避するために、大腿部上及び脚部上にスリーブ14を保持するためのその近端縁及び末端縁に沿ってアンカーストラップ15a、15bを含む。このために、アンカーストラップ15a、15bは、皮膚に対する特定の付着部を有する要素を含む。アンカーストラップ15a、15bは、スリーブ14が作られる布地と同じであってよい布地から作られてよい。ストラップ15a、15bの付着性の要素は、例えばシリコーンゲル等のポリマーゲル製のプレート、パッド、又はスパイクの形を有してよい。付着性の要素の表面密度は、火傷につながることがある、摩擦及び剪断による皮膚のいずれの炎症も回避するために提供される。付着性の要素はスリーブ14上に固定されるストラップの端縁に沿って形成されるものよりも、ストラップ15a及び/又は15bの自由な端縁に沿ってより幅広くてよい。
整形器具は、足の上で整形器具を引っ張ることによって、及びプレート11が膝頭に置かれるまでスリーブ14の上縁を引っ張ることによって下肢に取り付けられてよい。スリーブの自然な剛性が、スリーブを形成する布地の弾性限界よりもはるかに低いスリーブの伸びを固定する。膝を90°曲げるときに大腿部を覆うスリーブの部分の伸びが、張力が最大であるスリーブの領域で20%以下に留まり、ストラップ15aに向かうこの領域から4cmで10%以下に留まることが起こる。この伸びは、スリーブを形成する布地の最大伸びよりもはるかに低い。これらの状況では、歩いているとき又は走っているときに膝を交互に曲げることは、ストラップ15aによって保証され、大腿部上のスリーブの保持に大きな応力を課さない。結果として、ストラップ15a、15bは整形器具が滑り落ちるのを防ぐのに十分である。
スリーブ14の布地の弾性応力は、膝頭のすぐ上方で最大であり、大腿部の上部に向かって減少することが分かる。スリーブ14は、このようにしてスリーブ14の弾性応力が相対的に低い大腿部の領域(筋肉の伸びが低い領域)にストラップ15aを置くためにプレート11の場所とその近端縁との間に十分な長さを備えることができる。一実施形態によると、ストラップ15aは、ストラップ15bの幅よりも大きな幅、通常はストラップ15bの幅の2倍の幅を有してよい。したがって、ストラップ15aはいくつかのより狭いストラップを使用して作り出されてよい。結果として生じる優位点は、それが、ストラップ15aを異なる長さ形成する2本のストラップを与えることによって、この領域での大腿部の直径での大幅な変動に適応できる点である。ストラップ15aが互いに縫い合わされた2本のストラップを使用して作り出される場合、2本のストラップの内の1本は、付着性の要素なしで、2本のストラップを互いに縫い合わせるための領域を保持するためにストラップ15aを形成する他のストラップに満たない1列の付着性の要素を含んでよい。
図3及び図4は一実施形態に係る整形器具の背面を示し、図4は右下肢に取り付けられた整形器具を示す。整形器具は、膝の膝窩領域又は膝窩に対応する場所でプレート11の開口部のほぼ反対側に形成される開口部16を含む。開口部16は、縫い目によってスリーブ14の上に固定できる織布の部分品によって閉じられる。開口部16を閉じる布地の部分品は伸縮性であってよく、厚さ0.3m未満であってよい。一実施形態によると、開口部16を閉じる織布の部分品はプレート11の開口部12を閉じる布地と同じ布地から作られる。また、開口部16を閉じる布地の部分品は、力の偽の遊びを生じさせることなく、膝の曲げがどうであれピンと張ったままとなるために開口部16の全周でスリーブの上に固定されてよい。このようにして、膝窩筋の「侵襲」をつねに回避できる。
図5A、図5Bは、膝が伸ばされている構成及び膝が約90°で曲げられている構成での矢状断面での下肢の及び骨盤の骨格を示す(腸骨4、大腿骨1、脛骨3、及び膝頭2)。図5Cは重ね合わされたこれらの2つの構成を示す。図5A、図5Bは、骨上の前方R1、R2、R3の及び後方R4、R5、R6の参照点を円によって、これらの参照点を結びつける組織(筋肉、腱)L12、L23、L45、L56を線によって表す。点R1及びR4は大腿骨1の近端位置に位置する。点R2は膝頭2に位置する。点R5は大腿骨1の末端位置に位置する。点R3及びR6は脛骨3の末端位置に位置する。これらの図は点R1とR2との間の前方リンクL12、及びR2とR3との間の前方リンクL23が、膝の伸びきった構成と曲げられた構成との間で伸びd1及びd2を受けることを示す(図5C)。ただし、点R4とR5との間のリンクL45は、これら2つの構成で同じ長さを有する。点R5とR6との間のリンクR56もこれら2つの構成で同じ長さを有するが、約90°で曲げられた膝の構成で膝窩の領域で変形する。実際には、膝の関節の機能は、大腿骨1と脛骨3との間で、膝骨関節窩上の大腿顆の回転及び摺動、並びに大腿骨1と膝頭2の間で、及び膝頭2の摺動によって大腿骨の滑車を生じさせる。薄い伸縮性布地16が、膝が座位又は蹲踞で曲げられるときに不快感又は痛みを生じさせることが可能な布地の折り目の重なりから生じる増加した厚さの形成を回避するために、膝窩のこの特定の領域に設けられる。1ミリメートルを超える厚さでは、これらの増加した厚さが炎症、又は火傷も引き起こすことがある。したがって、薄い布地16を提供することはこの種の整形器具の重要な改善である。
また、図5A、図5Bは膝が伸ばされるときにピンと張っている内部及び外部の外側靭帯5も示す。膝の曲げ段階の間、整形器具は力Fを行使し、膝頭2を支持し、膝を側面方向に安定化させることの一因になる。
図4で、開口部16は実質的に矩形であり、上限及び下限は実質的に直線である。考えられる一実施形態によると、上部は大腿部の円筒形状に従うために凸状であってよく、このようにして特定の組織にとってのいかなる不快感の出現も回避してよい。
上述された整形器具は、一般的に150gを超える重量を有する従来の技術の整形器具の重量と比較される、ほぼ50g程度(±10%内まで)の重量を有してよい。
図6A、図6Bはそれぞれ、伸ばされていない構成及び伸ばされている構成、例えば整形器具がそれぞれ下肢上の適所にあるときの、それぞれ膝が伸ばされた場合及び膝が曲げられた場合のプレート11を示す。伸ばされていない構成では、プレート11の開口部12は実質的に円形であり、膝頭の形状に適応される。タブ11bは、タブ11上のスリーブ14によってかけられる圧縮力の、タブ表面の、及び特にタブ11の、及びプレートを形成するポリマーゲルのタックの結合によって得られる、皮膚上のアンカー点である。ストラップ15aは大腿部上のスリーブ14のアンカー点であり、ストラップ15bは脚部上のスリーブのアンカー点である。スリーブ14の伸びの間、膝が曲げられると、伸びd1、d2(図5C)の一部は、皮膚への付着のためにプレートに、ストラップ15a、15bによってスリーブ14の固定に、及び膝頭へのプレートの環状部分11aによるリンクから生じる追加の固定に伝達される。それ故に、プレート11及び特に環状部分11aの伸びDが生じる。伸びDは、プレート11の弾性変形を生じさせ、特に長手方向に沿って延在し、横断方向に沿って狭まる開口部12の変形を引き起こす。それ故に、プレートによって皮膚に及びそれが取り囲む部材の体積に行使される、皮膚の表面に平行な引張り力が出現する。これらの力は開口部12の中心に向かって配向される正反対の長手方向の力F1、F1’、及びやはり開口部の中心に向かって配向される正反対の横断方向の力F2、F2’を含む。力F2、F2’は膝頭を支持し、その側面方向変位を回避する。力F1、F1’は歩いている間又は走っている間の足取りの展開の一因となる。したがって、身体の慣性が膝の曲げの一因となるのに対し、歩いている間又は走っている間、環状部分11aは、足が床に置かれる能動段階の間に伸びる。足がもはや床の上に休止しておらず、下肢が新しく一歩進むために前方に伸びる受動段階の間、環状部分11aはその伸ばされていない構成を回復し、このようにして、蓄えられる弾性エネルギーを脚部に伝達する。力F1、F1’、F2、F2’が相対的に低くても、該力は整形器具の固有受容としての説明を正当化する。実際に、力F2、F2’は関節が支持されている感覚を提供しつつ、膝頭に特定の支持を提供し、関節を和らげるのに十分である。力F1及びF1’に関して、その存在はそれらがかかる筋腱システムを通して感じられる。
図7は、右膝の断面及びそれを取り囲む整形器具を示す。環状部分11aが実質的に先細った凸状の形をとり、膝頭2の右、左、下部、及び上部側面方向の部分を取り囲むことが分かる。また、図7は、矢印によって膝頭2に対して整形器具によって行使される力F3、F3’、F4、F4’も示し、これらの力はスリーブ14の及びプレート11の表面に垂直に行使される。スリーブ14によってかけられる力F3、F3’は膝の中心に向けられ、プレート11の環状部分11aによって行使される力F4、F4’は膝頭2と大腿骨1との間の界面の表面に実質的に平衡に向けられる。整形器具は、このようにして特に膝が伸ばされるとき、又は曲げ運動の始まりにある、つまり膝を取り囲む組織が少なくともピンと張っている位置で膝頭の側面方向支持を保証する。
プレート11、特に環状部分11bの長手方向の伸長は、環状部分11aの側面方向セクタ12b、12cの外縁に継ぎ目がないことによって部分的により容易になることが留意されるものとする。スリーブ14が、スリーブの近端縁及び/又は末端縁が大腿部又は脚部に沿って滑るのを妨げるために、伸びd1+d2(図5C)よりも大きい長手方向の伸び能力を有することがあることも留意されるものとする。
一実施形態によると、タブ11bは皮膚へのその付着を増すためにスパイク17を含む(図6A、図6B)。これらのスパイクは、例えば、成形によってプレート11を製造するときに形成されてよい。
図8A、図8Bは整形器具10を示す。図8A、図8Bは、特に環状部分11aの開口部12を閉じることなく、ポリマーゲルの層の面全体を覆う伸縮性織布1dの部分品の上に付着されるポリマーゲル11eの層を含んだプレート11を示す。ポリマーゲル11e及びプレート11を形成する布地11dの部分品のアセンブリは、次いでスリーブ14に縫い目13a、13b、13cによって縫い付けられてよい。縫い目13a及び13cは取り除き、近端12a及び末端12dの(縫い目13a及び13cによって区切られる)環状セクタ上に広がる接着剤の層によってスリーブ14に(ポリマーゲル11eの層の上に付着される)布地11dの部分品を付着することによって置き換えることができる。布地11dの部分品はスリーブ14と同じ布地から作られてよい。
プレート11のポリマーゲル11eの層の硬度及び厚さは、布地11dの部分品の上に付着されるプレート11全体を縫い付けることができるために選ばれてよい。さらに、プレート11のタックは、スリーブ14によって行使される圧縮力を考えれば、後者が皮膚の上で滑るのを防ぐために選ぶことができる。
皮膚にスリーブ14の近端縁及び末端縁を固定するストラップ19、20は、スリーブ14の近端縁及び末端縁の上に継ぎ目21、22によって固定できる。ストラップ19、20は、例えば、スリーブ14の付着力よりも大きい、皮膚に対する付着力を有する、プレート又はパッド又はスパイク15a、15bも有する。スリーブに作られる膝の後部領域に相当する開口部16は、例えば縫い目23によって、例えば以前に伸ばされたスリーブ又は部分品16’なしに平らに縫い付けられる織布16’の部分品によって閉じられてよい。ストラップ19、20のそれぞれの幅、及び大腿部に又は脚部にかけられる保持影響は、下肢上でのスリーブ14の所望される保持に適応できる。
一実施形態によると、スリーブ14はプレート11の開口部12の反対側のいずれの開口部も含まない。
図8A、図8Bによって示される別の実施形態によると、環状部分11aの開口部12は開口部12と実質的に同じ寸法を有する織布18の部分品によって閉じられる。部分品18は、以前に伸ばされたスリーブ14又は部分品18なしに平らに縫い付けることができる。布地18の部分品は、例えば縫い目13bによって又は別の縫い目によってスリーブの内側で固定できる。布地18の部分品は伸縮性で、例えば厚さ0.2mm等、厚さ0.25未満で、例えば60%〜80%の間等、50%〜90%の間の範囲の最大伸び及び1〜2Nの範囲の40%での弾性率を有してよい。布地18の部分品は、スリーブがピンと張っていないときにその周辺で力を行使しないためにスリーブ14の上に固定されてよい。スリーブ14がピンと張っているとき、布地18の部分品がプレート11の伸長を無効にせず、膝頭に取るに足らない力だけを行使することが望ましいことがある。布地18の部分品は特定の使用状況で開口部12が大きく割れたを防ぐために低い弾性率を有する。縫い目は、スリーブがその軸に沿って伸びることを阻止しないために、又は制限的に阻止するために作り出されてよい。したがって、よりゆったりしたかかり縫い等の縫い目の形が布地18の部分品を固定するために好ましいことがある。
布地18の部分品の存在は、後者がプレート11の上に重なる場合、縫い目13b又は部分品18を固定する縫い目の形成を容易にしてよいことが留意されるものとする。実際に、部分品18の存在はプレート11とこの縫い目を作り出すために使用されるミシンとの間のいかなる直接的な接触も防ぎ、したがってミシンで整形器具を詰まらせるプレートの付着を回避することを可能にしてよい。適切な潤滑剤の使用等の他の手段が係る詰まりを回避するために使用されてよいことが理解される。また、縫い目13bが、スリーブ14の上にプレート11を固定した後に取り除くことができる簡略なステッチの形で成されてよいことも留意されるものとする。
図8A、図8Bによって示される別の実施形態によると、スリーブ14はプレート11の開口部12の反対側に開口部16を含む。薄い織布16’の部分品は開口部18を閉じてよい。布地16‘の部分品は部分品18と同じ布地から作られてよい。
図9A、図9Bは別の実施形態に係る整形器具を示す。図9Aに示される整形器具は、プレート1のポリマーゲル11eの層が上に固定される布地11dの部分品が開口部12の反対側で開いていない点で、図8A,図8Bに示される整形器具と異なる。布地11dの部分品はこのようにして開口部12を閉じる。したがって、部分品18を提供することは必要ではない。上述のように、プレート11の、及び布地11dの部分品のアセンブリは付着によって実行されてよい。プレート11(ポリマーゲル11eの層及び布地11dの部分品)は、次いで縫い目13a、13b、13cによって、又は縫い目13a、13b、13cによって区切られる近端12aセクタ及び末端12dセクタの上に広がる接着剤の層によってスリーブ14の上に固定されてよい。
さらに、図9Aに示されるように、布地16’の部分品はスリーブ14の内側の上に固定されてよい。
図10は、別の実施形態に係るプレート11’を示す。プレート11’は、プレート11’が前脛骨粗面の場所で開口部12eを含んだタブ11b’を含む点で、特に図6A、図6B上に示されるプレートとは異なる。前脛骨粗面は膝頭の中心を通過する大腿部の長手方向軸に位置しないので、開口部12eはわずかに偏位されてよい。それ故に、整形器具は、右膝用及び左膝用で異なる。上記のように、タブ11b’は、スリーブ14によって行使される圧縮力が存在する場合に皮膚の上でのタブの付着を強めるために設けられるスパイク17を含んでよい。整形器具を対にしなくてもよいように開口部12cを広げる準備が行われてもよい。
図11A、図11B、及び図11Cは、他の実施形態に係る整形器具を示す。図11A、図11B、及び図11Cに示される整形器具は、それがプレート11に加えて、伸縮性織布31b、31b‘の層の上に付着される粘弾性ポリマーゲル31a、31a’の層を含む側面方向パッド31、31’を含む点で、図8A、図8Bに示される整形器具とは異なる。パッド31、31’は、実質的にプレート11の側面方向の環状セクタ12b、12cの形状を有する。パッド31、31’は、管状部分11aの開口部12のどちらかの側でプレート11の側面方向セクタ12b、12cの真下に固定される。図11Bは、図8Bに同一であり、パッド31、31’はプレート11の長手方向軸に位置していない。パッド31、31’はプレート11に関して放射状に伸長するアセンブリラインによってその端部でスリーブ14の上に固定される。したがって、パッド31、31’はアセンブリライン13a及び13cの放射状の部分だけによって(及び開口部12に沿った特定のアセンブリライン13bによってではなく)プレート11と同時にスリーブ14の上に固定されてよい。パッド31、31’の側縁はこのようにして自由のままにされる。パッド31、31’は側面方向にプレート11の外縁をわずかに超えてよい。
図11Aで、パッド31、31’のそれぞれは以前に布地31b、31b’の層の上に付着されたポリマーゲル31a、31a’の層を含む。パッド31、31’は、布地31b、31b’の層がプレート11の布地11dの層に対して配置されるようにプレート11の真下に配置される。したがって、プレート11のポリマーゲルの、及びパッド31又は31’の層は布地11dの2つの層、及び31b又は31b’によって分けられる。パッドは、プレート11と同じ材料から作られてよく、後者と同じ厚さを有してよい。
布地31b、31b’の層は取り除かれてよく、これにより2つの層31a、31a’は、ポリマーゲル11eの層によって覆われていない布地11dの層の面の上に付着されることが留意されるものとする。
プレートのどちらかの側で、後者の縫い合わされていない側縁の真下で、スリーブの布地が膝の湾曲の上に展開できるようにするために、吸収される膝の湾曲に結び付けられた過剰な圧縮力をかけることなく、二重の厚さプレートによって形成される増した厚みにも関わらず、スリーブ14で縫いひだ(つまり集められた縫い目)を形成するための準備が行われてよい。
パッド31、31’を提供することは、膝頭をよりしっかりと側面方向で支持できるようにする。実際に、特に靭帯が、例えばダウンヒルスキー等の特定のスポーツの練習時に大きな応力を受けているときに靭帯をより和らげることが望ましいことがある。このスポーツの間、膝は、回転時、又は地面の凹凸を吸収するために多かれ少なかれ曲げられた位置で側面方向の作用力を受ける。
本発明は多様な代替実施形態及び多様な適用の可能性があることが当業者によって理解される。特に、本発明は膝の関節だけに適用するのではなく、肘、肩、又は親指等の他の関節にも適用する。整形器具、特にスリーブの及びプレートの形状及び寸法は、次いで支持される関節の構成に適応される。このようにして必ずしも球関節を含まない関節の特定の特長を考慮に入れる必要がある適応は、マイナーであり、当業者の理解の範囲内である。しかしながら、それが意図される関節がどうであれ、プレートは環状部分及び環状部分の端縁から延在するタブを含む。環状部分の開口部は支持される関節の突出領域の寸法に適応される。タブはプレートの環状部分によって覆われる組織よりも硬い組織を覆う皮膚の領域の上に適用されるために設けられる。タブの形状は、考えられる最良の固定を得るために、タブが上方に配置される組織の形状に適応されてよい。したがって、プレートのタブは4〜20cmの長さ、及び2cmから環状部分の幅までの幅を有してよい。肩のような特定の関節の場合、環状部分のどちらかの側でそれぞれが延在する2つのタブを作り出すための準備が行われてよい。
さらに、支持ストラップ15a、15bは、スリーブを、骨盤及び整形器具によってしじされなければならない使用者の少なくとも1つの下肢を覆う(膝用の)カプリパンツ又はストレッチスキーパンツ等の衣類で置き換えることによって完全に又は部分的に取り除かれてよい。衣類は踝の機能で脚部の先細形状を使用することによって踝で支持されてよい。

Claims (20)

  1. 関節のどちらかの側及び関節上の部材に圧縮力を行使するように成形された、伸縮性織布から作られるスリーブ(14)と、粘弾性ポリマーゲル(11e)の層を備えるプレート(11、11’)を備える整形器具であって、
    前記プレート(11、11’)が、ポリマーゲル(11e)の前記層が上に付着される伸縮性布地(11d)から作られる層を備え、前記ポリマーゲルの前記層が前記関節の前記皮膚と直接的に接触するように前記スリーブの内面に固定され、前記関節の突出領域の前記上部を取り囲むように成形された環状部分(11a)、及び前記スリーブの軸方向で前記環状部分の外縁から延在するタブ(11b、11b’)を備え、前記皮膚に付着性を有するポリマーゲル前記層が、前記スリーブによって行使される前記圧縮力の前記影響を受けて、前記スリーブが長手方向に伸ばされるとき、ポリマーゲルの前記層が伸ばされたままであり、前記環状部分の中心へ向かって、前記スリーブの前記面と平行に局所的に支持力をかけ、かつ前記スリーブの長手方向軸に沿って力を返す、整形器具。
  2. 前記プレート(11、11’)が前記環状部分(11a)の近端セクタ(12a)によって、並びに前記環状部分の末端セクタ(12d)及び前記タブ(11b、11b’)を含む部分によって前記スリーブ(14)に固定されるにすぎない、請求項1に記載の整形器具。
  3. 前記プレート(11、11’)が前記プレートの前記環状部分(11a)の外側縁を自由のままにするために前記スリーブ(14)に固定される、請求項1又は2に記載の整形器具。
  4. 前記プレート(11、11’)が前記環状部分(11a)の内縁に沿って前記スリーブ(14)に固定される、請求項1から3のいずれか1項に記載の整形器具。
  5. 粘弾性ポリマーゲル(31a、31a’)の層を備え、前記プレートの側面方向セクタ(12b、12c)の真下で、前記プレートに関して放射状に伸長するアセンブリラインによって固定される前記プレート(11)の側面方向セクタの前記形状を有する2つの側面方向パッド(31、31’)を備え、前記パッドの側縁が自由のままである、請求項1から4のいずれか1項に記載の整形器具。
  6. 前記プレート(11、11’)の前記環状部分(11a)が、前記スリーブ(14)に形成される第1の開口部と一致する開口部(12)を有し、前記開口部が前記スリーブの上に及び/又は前記プレートの上に固定された厚さ0.3mm未満の伸縮性織布から作られる第1の部分品(18、11d)によって閉じられる、請求項1から5のいずれか1項に記載の整形器具。
  7. 前記スリーブ(14)が、前記プレート(11、11’)の対角線上に反対の、且つ厚さ0.3mm未満の伸縮性織布から作られる第2の部分品(16’)によって閉じられる領域に配置される第2の開口部(16)を備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の整形器具。
  8. 前記第2の部分品(16’)が、前記関節の前記曲げがどうであれピンと張ったままとなるために前記スリーブに固定される、請求項7に記載の整形器具。
  9. 前記スリーブ(14)が近端縁及び末端縁に沿って、前記皮膚と接触することを目的としたその面で前記部材上での前記スリーブの前記保持に寄与するために付着性の要素(15a、15b)を備える、請求項1から8のいずれか1項に記載の整形器具。
  10. 前記付着性の要素(15a、15b)が、前記スリーブ(14)の前記近端縁及び前記末端縁に固定されるストラップ(19、20)上に形成され、前記ストラップが前記スリーブ(14)の前記布地と同じであってよい伸縮性布地で作られる、請求項9に記載の整形器具。
  11. 前記スリーブ(14)の前記近端縁に固定される付着性要素の前記ストラップが、前記部材の前記形状に適応するために互いに固定され、異なる長さの2本のストラップを備える、請求項9又は10に記載の整形器具。
  12. 前記スリーブ(14)が厚さ0.5mm未満であり、前記プレート(11、11’)が厚さ1mm未満である、請求項1から11のいずれか1項に記載の整形器具。
  13. 関節のどちらかの側及び関節上の部材に圧縮力を行使するように成形された、伸縮性織布から作られるスリーブ(14)と、粘弾性ポリマーゲル(11e)の層を備えるプレート(11、11’)を備える整形器具の作動方法であって、
    前記プレート(11、11’)が、ポリマーゲル(11e)の前記層が上に付着される伸縮性布地(11d)から作られる層を備え、前記ポリマーゲルの前記層が前記関節の前記皮膚と直接的に接触するように前記スリーブの内面に固定されるように制御され、前記関節の突出領域の前記上部を取り囲むように成形された環状部分(11a)、及び前記スリーブの軸方向で前記環状部分の外縁から延在するタブ(11b、11b’)を備え、前記皮膚に付着性を有するポリマーゲル前記層が、前記スリーブによって行使される前記圧縮力の前記影響を受けて、前記スリーブが長手方向に伸ばされるとき、ポリマーゲルの前記層が伸ばされたままであり、前記環状部分の中心へ向かって、前記スリーブの前記面と平行に局所的に支持力をかけ、かつ前記スリーブの長手方向軸に沿って力を返すように制御される、整形器具の作動方法。
  14. 前記プレート(11、11’)が、前記環状部分(11a)の外縁の側面方向部分が自由なままとなるように、縫い目(13a、13b、13c)によって前記スリーブ(14)に固定される、請求項13に記載の作動方法。
  15. 前記プレート(11)に関して放射状に伸長するアセンブリライン(13a、1b)によって、前記プレート(11)の前記環状部分(11a)の側面方向部分(12b、12c)の真下で前記プレートの側面方向セクタの前記形状を有する粘弾性ポリマーゲル(31a、31a’)の層を備えるパッド(31、31’)を固定するように構成され、かつ前記パッドの側縁が自由のままである、請求項14に記載の作動方法。
  16. 前記プレート(11、11’)の前記環状部分(11a)の前記開口部を閉めるために伸縮性織布の部分品(18、11d)を固定するように構成され、布地の前記部分品が厚さ0.3mm未満である、請求項13から15のいずれか1項に記載の作動方法。
  17. 前記プレート(11、11’)の反対側で前記スリーブに開口部(16)を形成するようにさらに構成され、前記スリーブに形成される前記開口部を閉じるために伸縮性織布の部分品(16’)を固定するように構成され、布地の前記部分品の厚さが0.3mm未満である、請求項13から16のいずれか1項に記載の作動方法。
  18. 前記スリーブ(14)に形成される前記第2の開口部(16)を閉じる前記部分品(16’)が、前記膝の前記曲げがどうであれピンと張ったままとなるために前記スリーブに固定されるように構成される、請求項17に記載の作動方法。
  19. 前記プレート(11、11’)を成形するステップを含み、モールドが、前記タブ(11b、11b’)の外縁にスパイク(17)を形成するように構成される、請求項13から18のいずれか1項に記載の作動方法。
  20. 前記スリーブ(14)の前記近端縁及び前記末端縁に沿って、前記部材上での前記スリーブの前記保持に寄与するために付着性要素(15a、15b)を備え、伸縮性布地から作られるストラップ(19、20)を固定するように構成される、請求項13から19のいずれか1項に記載の作動方法。
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