JP2018180949A - ロッカーシステムを介した物品の配送を管理するためのシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ロッカーシステムを介して配送される物品を受け取るユーザの負担を軽減するシステム、方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】物品配送管理サーバ10は、通信可能に接続されたロッカーシステム30を介した物品の配送を管理する機能を有する。サーバ10は、物品の配送を依頼する配送依頼の受付に応じて受取用情報を生成し、当該受取用情報を、物品の受取ユーザに提示するように構成されており、ロッカーシステム30は、当該受取用情報の入力に応じて、当該受取用情報が関連付けられている全ての格納ボックスが解錠可能となるように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の格納ボックスを有するロッカーシステムを介した物品の配送を管理するためのシステム、方法、及びプログラムに関するものである。
従来、ロッカーシステムを用いた物品(荷物)の配送を支援するためのシステムが提案されている。例えば、以下の特許文献1は、ロッカーシステムを搭載する自動運転車両を用いた物品の配送を実現するためのシステムを開示する。このシステムは、ロッカーシステムが有する格納ボックス(区画)に設けられている入力部からPIN等の情報を入力することにより、当該格納ボックスが解錠するように構成されている。
米国特許第9256852号明細書
しかしながら、上述した従来のシステムにおいて、ユーザは、受け取る物品が格納されている格納ボックスを特定した上で、当該格納ボックス毎に設けられている入力部に対してPIN等の情報を入力する必要がある。従って、例えば、複数の格納ボックスに格納されている複数の物品を受け取る場合において、ユーザは、複数のPINを管理すると共に、当該複数の格納ボックスの各々に、対応するPINを入力する必要が生じ得る。こうした複数のPINの管理及び入力はユーザにとって負担となる。
本発明の実施形態は、ロッカーシステムを介して配送される物品を受け取るユーザの負担を軽減することを目的の一つとする。本発明の実施形態の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係るシステムは、1又は複数のコンピュータプロセッサを備え、複数の格納ボックスを有するロッカーシステムを介した物品の配送を管理するためのシステムであって、前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、読取可能な命令の実行に応じて、1又は複数の物品の配送を依頼する配送依頼を受け付ける処理と、前記配送依頼の受付に応じて受取用情報を生成する処理と、生成した前記受取用情報を、前記1又は複数の物品を受け取る受取ユーザに提示する処理と、を実行し、前記ロッカーシステムは、前記受取用情報の入力に応じて、前記受取用情報に関連付けられている格納ボックスが解錠可能となり、前記受取用情報に複数の格納ボックスが関連付けられている場合には、前記複数の格納ボックスの全てが解錠可能となるように構成されている。
本発明の一実施形態に係る方法は、1又は複数のコンピュータによって実行され、複数の格納ボックスを有するロッカーシステムを介した物品の配送を管理するための方法であって、1又は複数の物品の配送を依頼する配送依頼を受け付けるステップと、前記配送依頼の受付に応じて受取用情報を生成するステップと、生成した前記受取用情報を、前記1又は複数の物品を受け取る受取ユーザに提示するステップと、を実行し、前記ロッカーシステムは、前記受取用情報の入力に応じて、前記受取用情報に関連付けられている格納ボックスが解錠可能となり、前記受取用情報に複数の格納ボックスが関連付けられている場合には、前記複数の格納ボックスの全てが解錠可能となるように構成されている。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、複数の格納ボックスを有するロッカーシステムを介した物品の配送を管理するためのプログラムであって、1又は複数のコンピュータ上での実行に応じて、前記1又は複数のコンピュータに、1又は複数の物品の配送を依頼する配送依頼を受け付ける処理と、前記配送依頼の受付に応じて受取用情報を生成する処理と、生成した前記受取用情報を、前記1又は複数の物品を受け取る受取ユーザに提示する処理と、を実行させ、前記ロッカーシステムは、前記受取用情報の入力に応じて、前記受取用情報に関連付けられている格納ボックスが解錠可能となり、前記受取用情報に複数の格納ボックスが関連付けられている場合には、前記複数の格納ボックスの全てが解錠可能となるように構成されている。
本発明の様々な実施形態は、ロッカーシステムを介して配送される物品を受け取るユーザの負担を軽減する。
本発明の一実施形態に係る物品配送管理サーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図。 物品配送管理サーバ10の機能を概略的に示すブロック図。 具体例における買い物代行サービスの内容を説明するための図。 注文管理テーブルにおいて管理される情報を例示する図。 注文商品管理テーブルにおいて管理される情報を例示する図。 商品管理テーブルにおいて管理される情報を例示する図。 店舗管理テーブルにおいて管理される情報を例示する図。 車両管理テーブルにおいて管理される情報を例示する図。 ユーザ管理テーブルにおいて管理される情報を例示する図。 物品配送管理サーバ10が実行する処理を例示するフロー図。 ショッピング画面60を例示する図。 カート内表示画面70を例示する図。 受取指定画面80を例示する図。 受取用コード通知オブジェクト90を例示する図。 注文管理テーブルの内容の具体例を示す図。 照合用情報の具体例を示す図。 受注管理画面110を例示する図。 注文詳細画面120を例示する図。 配送スケジュール画面310を例示する図。 トップ画面210を例示する図。 預入用コード入力画面220を例示する図。 格納ボックス選択画面230を例示する図。 預入完了画面240を例示する図。 格納ボックス管理テーブルの内容の具体例を示す図。 受取用コード入力画面410を例示する図。 格納ボックス解錠画面420を例示する図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る物品配送管理サーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図である。サーバ10は、図示するように、インターネット等のネットワーク20を介してロッカーシステム30、事業者端末32、及び、ユーザ端末34と通信可能に接続されている。図1においては、それぞれ1つのロッカーシステム30、事業者端末32、及び、ユーザ端末34のみが図示されているが、サーバ10は、それぞれ複数のロッカーシステム30、事業者端末32、及び、ユーザ端末34と通信可能に接続され得る。サーバ10は、ロッカーシステム30を介した物品の配送を管理する機能を有する。物品配送管理サーバ10は、本発明のシステムの全部又は一部を実装する装置の一例である。
物品配送管理サーバ10は、一般的なコンピュータとして構成されており、図1に示すように、CPU(コンピュータプロセッサ)11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、ストレージ(記憶装置)15とを備え、これらの各構成要素が図示しないバス等を介して電気的に接続されている。
CPU11は、ストレージ15等に記憶されている様々なプログラムをメインメモリ12に読み込んで、当該プログラムに含まれる各種の命令を実行する。メインメモリ12は、例えば、DRAM等によって構成される。
ユーザI/F13は、ユーザとの間で情報をやり取りするための各種の入出力装置である。ユーザI/F13は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(例えば、マウス、タッチパネル等)等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置を含む。また、ユーザI/F13は、ディスプレイ等の画像出力装置(表示装置)、スピーカー等の音声出力装置を含む。
通信I/F14は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、及びこれらの組み合わせとして実装され、ネットワーク20等を介した有線又は無線の通信を実現できるように構成されている。
ストレージ15は、例えば磁気ディスク又はフラッシュメモリ等によって構成される。ストレージ15は、オペレーティングシステムを含む様々なプログラム及び各種データ等を記憶する。
本実施形態において、サーバ10は、それぞれが上述したハードウェア構成を有する複数のコンピュータを用いて構成され得る。例えば、サーバ10は、複数のサーバ装置によって構成され得る。
ロッカーシステム30は、図1に示すように、一般的なコンピュータとしての構成を有する制御装置31を備える。ロッカーシステム30は、それぞれが物品を格納する複数の格納ボックスを有し、当該複数の格納ボックスの各々は、制御装置31による制御を介して自動的に施錠及び解錠するように構成されている。本実施形態において、ロッカーシステム30は、移動可能な車両に搭載され、又は、特定の場所に移動不可能に設置され得る。
事業者端末32及びユーザ端末34は、一般的なコンピュータとしての構成を有し、例えば、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、及びウェアラブルデバイス等として構成される。事業者端末32は、例えば、商品を販売する事業者(店舗)、及び、荷物を配送する事業者等の担当者によって操作される。また、ユーザ端末34は、物品を受け取るユーザによって操作される。
本実施形態において、物品配送管理サーバ10は、ウェブサーバ及びアプリケーションサーバとしての機能を有するように構成することができ、この場合、ロッカーシステム30の制御装置31、事業者端末32、又はユーザ端末34が有するウェブブラウザ又はその他のアプリケーションからの要求に応答して各種の処理を実行し、当該処理の結果に応じた画面データ(例えば、HTMLデータ)及び制御データ等を送信する。制御装置31、事業者端末32、及びユーザ端末34では、受信したデータに基づくウェブページ又はその他の画面が表示される。
次に、本実施形態の物品配送管理サーバ10が有する機能について説明する。図2は、サーバ10が有する機能を概略的に示すブロック図である。サーバ10は、図示するように、情報を記憶及び管理する情報記憶管理部40と、物品の配送依頼を管理する配送依頼管理部42と、物品の配送を管理する配送管理部44とを有する。これらの機能は、CPU11及びメインメモリ12等のハードウェア、並びに、ストレージ15等に記憶されている各種プログラムやデータ等が協働して動作することによって実現され、例えば、メインメモリ12に読み込まれたプログラムに含まれる命令をCPU11が実行することによって実現される。また、図2に示す機能の一部又は全部は、物品配送管理サーバ10と、ロッカーシステム30、事業者端末32、又は、ユーザ端末34とが協働することによって実現され得る。
情報記憶管理部40は、ストレージ15等によって構成され、様々な情報を記憶及び管理する。配送依頼管理部42は、物品の配送依頼の管理に関する様々な処理を実行する。例えば、配送依頼管理部42は、1又は複数の物品の配送を依頼する配送依頼を受け付ける処理を実行する。例えば、配送依頼管理部42は、ユーザ端末34に表示される画面を介して物品の配送依頼を受け付ける。
配送管理部44は、物品の配送の管理に関する様々な処理を実行する。例えば、配送管理部44は、配送依頼管理部42による配送依頼の受付に応じて受取用情報を生成する処理を実行する。生成した受取用情報は、例えば、配送を依頼された物品と関連付けて情報記憶管理部40において記憶及び管理される。また、配送管理部44は、生成した受取用情報を、物品を受け取る受取ユーザに提示する処理を実行する。例えば、配送管理部44は、受取用情報の生成に応じて、及び/又は、ユーザ端末34からの要求に応答して、受取用情報を対応するユーザ端末34に送信する。
本実施形態において、ロッカーシステム30は、受取用情報の入力に応じて、当該受取用情報に関連付けられている1又は複数の格納ボックスが解錠可能となるように構成されている。例えば、ロッカーシステム30は、入力された受取用情報に複数の格納ボックスが関連付けられている場合には、当該複数の格納ボックスの全てが解錠可能となる。解錠可能となった1又は複数の格納ボックスは、例えば、ユーザによる更なる操作入力を伴って解錠し、又は、当該操作入力なしに直ちに解錠する。
このように、本実施形態における物品配送管理サーバ10は、物品の配送を依頼する配送依頼の受付に応じて受取用情報を生成し、当該受取用情報を、物品の受取ユーザに提示するように構成されており、ロッカーシステム30は、当該受取用情報の入力に応じて、当該受取用情報が関連付けられている全ての格納ボックスが解錠可能となるように構成されている。従って、ユーザは、例えば、配送を依頼した複数の物品が複数の格納ボックスに格納される場合であっても、1の受取用情報の入力によって当該複数の格納ボックスを解錠し、当該複数の物品を受け取ることができる。
本実施形態において、ロッカーシステム30は、移動可能な車両に搭載されるように構成され得る。この場合、配送管理部44は、配送依頼管理部42による配送依頼の受付に応じて預入用情報を生成する処理と、生成した預入用情報を、物品を預け入れる預入拠点に提示する処理と、預入用情報と受取用情報との組合せをロッカーシステムに送信する処理とを実行するように構成され得る。例えば、配送管理部44は、預入用情報の生成に応じて、及び/又は、預入拠点の事業者端末32からの要求に応答して、預入用情報を対応する事業者端末32に送信する。また、例えば、配送管理部44は、受取用情報及び預入用情報の生成に応じて、又は、ロッカーシステム30の制御装置31からの要求に応答して、預入用情報と受取用情報との組合せを制御装置31に送信する。また、この場合、ロッカーシステム30は、預入拠点において入力される預入用情報を物品が格納された1又は複数の格納ボックスに関連付けて記憶し、受取用情報の入力に応じて、当該受取用情報に対応する預入用情報に関連付けられている1又は複数の格納ボックスが解錠可能となるように構成され得る。こうした構成は、物品と格納ボックスとの対応関係の管理を容易に実現することを支援する。
また、配送依頼管理部42は、預入拠点が異なる物品を含む複数の物品の配送を依頼する配送依頼を受け付けるように構成され得る。つまり、本実施形態における配送依頼は、第1の預入拠点において預け入れられる1又は複数の物品の配送、及び、第2の預入拠点において預け入れられる1又は複数の物品の配送の一括した依頼を含む。この場合、配送管理部44は、預入拠点毎に預入用情報を生成するように構成され得る。この結果、1の受取用情報が、預入拠点毎に生成された複数の預入用情報のそれぞれに対応することになり、ロッカーシステム30は、当該1の受取用情報の入力に応じて、当該1の受取用情報に対応する複数の預入用情報の各々に関連付けられている複数の格納ボックスが解錠可能となる。こうした構成は、ユーザが、預入拠点が異なる複数の物品を、1の受取用情報の入力によって受け取ることを可能とする。
また、本実施形態における物品の配送の管理は、オンラインショッピングにおける商品の配送の管理を含む。つまり、本実施形態における配送依頼は、オンラインショッピングにおいて購入した1又は複数の商品の配送を依頼するものを含み、この場合、預入拠点は、商品を販売する店舗を含む。この場合、配送依頼管理部42は、オンラインショッピングサービスを提供するための一般的な機能(例えば、仮想的なショッピングカートを管理する機能、及び決済機能等)を有するように構成され得る。
また、配送管理部44は、ユーザからの要求に応答して、車両の現在位置を当該ユーザに提示する処理を実行するように構成され得る。例えば、配送管理部44は、ロッカーシステム30の制御装置31が有する位置情報取得部(例えば、GPS受信機等)が取得した位置情報を、当該制御装置31から定期的に取得及び記憶し、ユーザ端末34からの要求に応答して、当該位置情報をユーザ端末34に送信するように構成される。また、配送管理部44は、車両の管理に関する様々な処理(例えば、配送スケジュールの作成等)を実行するように構成され得る。
次に、このような機能を有する本実施形態の物品配送管理サーバ10の動作について具体例を用いて説明する。この具体例において、物品配送管理サーバ10は、複数の店舗の各々によって提供される商品(物品)のオンラインによる購入注文をユーザから受け付けて、注文された商品をユーザが指定する場所に配達する買い物代行サービスを提供する。
図3は、この例における買い物代行サービスの内容を説明するための図である。図示するように、この例の買い物代行サービスでは、物品配送管理サーバ10は、相互に購入店舗が異なる複数の購入注文を一括してユーザ端末34から受け付けることが可能であり、当該複数の購入注文の各々の注文内容を、対応する店舗(預入拠点)の事業者端末32に提供する。当該注文内容に従って各店舗によって準備された商品は、ロッカーシステム30を搭載する車両50によって順に集荷され、その後、ユーザが指定する場所(自宅等)まで配達される。車両50の配送スケジュールは、物品配送管理サーバ10によって生成され、車両50の運転者の事業者端末32に提供される。なお、車両50を、自動運転車両として構成することもできる。この場合、車両50は物品配送管理サーバ10から受信した配送スケジュールに従って、集荷のために自律的に各店舗へ移動、停車し、商品配送のために自律的にユーザが指定する場所に移動、停車する。
図4−9は、この例において、サーバ10の情報記憶管理部40(ストレージ15等)が有する各テーブルにおいて管理される情報を例示する。図4は、この例において、注文毎の情報を管理する注文管理テーブルにおいて管理される情報を例示する。注文管理テーブルは、図示するように、個別の注文を識別する「注文番号」に対応付けて、「注文日時」、注文者であるユーザを識別する「ユーザID」、注文を受けた店舗を識別する「店舗ID」、ユーザが商品を受け取る日時である「受取日時」、ユーザが商品を受け取る場所である「受取場所」、ユーザがロッカーシステム30から商品を受け取るための情報である「受取用コード」(受取用情報)、店舗の担当者がロッカーシステム30に商品を預け入れるための情報である「預入用コード」(預入用情報)、商品を配送する車両を識別する「車両ID」、商品を集荷する(店舗の担当者が商品を預け入れる)日時である「集荷日時」等の情報を管理する。これらの情報は、注文の受付に応じて設定される。
図5は、この例において、個別の注文に含まれる商品毎の情報を管理する注文商品管理テーブルにおいて管理される情報を例示する。注文商品管理テーブルは、図示するように、個別の注文を識別する「注文番号」及び当該注文に含まれる個別の商品を識別する「商品ID」の組合せに対応付けて、対応する注文における対応する商品の「購入数」等の情報を管理する。これらの情報は、注文の受付に応じて設定される。このように、1の注文は、購入する1又は複数の商品を含む。
図6は、この例において、商品毎の情報を管理する商品管理テーブルにおいて管理される情報を例示する。商品管理テーブルは、図示するように、個別の商品を識別する「商品ID」に対応付けて、当該商品を提供する店舗を識別する「店舗ID」、「商品名」、「価格」、「説明文」等の情報を管理する。これらの情報は、各店舗から提供された情報が予め設定される。
図7は、この例において、店舗毎の情報を管理する店舗管理テーブルにおいて管理される情報を例示する。店舗管理テーブルは、図示するように、個別の店舗を識別する「店舗ID」に対応付けて、「店舗名」、「集荷場所」等の情報を管理する。これらの情報は、各店舗から提供された情報が予め設定される。集荷場所は、例えば、店舗の住所が設定される。
図8は、この例において、車両毎の情報を管理する車両管理テーブルにおいて管理される情報を例示する。車両管理テーブルは、図示するように、個別の車両を識別する「車両ID」に対応付けて、搭載されているロッカーシステムを識別する「ロッカーシステムID」、「現在位置」等の情報を管理する。これらの情報のうち、ロッカーシステムIDは、車両を管理する事業者等から提供された情報が予め設定される。また、現在位置は、ロッカーシステム30の制御装置31から取得した情報が設定され、適宜に更新される。
図9は、この例において、ユーザ毎の情報を管理するユーザ管理テーブルにおいて管理される情報を例示する。ユーザ管理テーブルは、図示するように、個別のユーザを識別する「ユーザID」に対応付けて、「氏名」、「住所」、「連絡先」、クレジットカード情報等を含む「支払情報」等の情報を管理する。これらの情報は、買い物代行サービスの新規アカウントを作成するとき等のタイミングにおいて、ユーザから提供された情報が設定される。
図10は、ユーザによる商品の注文時において、物品配送管理サーバ10が実行する処理を例示するフロー図である。サーバ10は、まず、図示するように、ユーザによる商品の購入注文を受け付ける(ステップS110)。購入注文の受付は、ユーザ端末34において表示される画面を介して行われる。
図11は、ユーザ端末34において表示されるショッピング画面60を例示する。ショッピング画面60は、商品を閲覧及び選択するための画面であり、図示するように、店舗を選択するための店舗選択領域62と、商品に関する情報を一覧表示する一覧表示領域64と、「カートを見る」と表示されたカート閲覧ボタン66とを有する。店舗選択領域62は、タブ形式の領域として構成され、一覧表示領域64において商品を表示する店舗を、複数の店舗(図11の例では、店舗A、店舗B、及び店舗Cの3つの店舗)の中から選択できるように構成されている。店舗選択領域62を介して選択可能な複数の店舗は、例えば、所定数の予め定められた店舗(例えば、ユーザの住所に近接する3つの店舗等)であり、又は、買い物代行サービスにおいて選択可能な複数の店舗の中からユーザによって選択された店舗である。
一覧表示領域64には、それぞれが個別の商品に関する情報を表示する複数の個別表示領域641が上下方向に並べて配置されている。個別表示領域641は、商品に関する情報(画像、名称、説明、価格等)を表示すると共に、「カートに入れる」と表示された選択ボタン642と、購入数を入力するための購入数入力領域643とを有する。ユーザは、選択ボタン642を選択することによって、購入数入力領域643に入力されている数の商品を仮想的なショッピングカートに入れることができる。なお、一覧表示領域64に表示される商品は、キーワードによる検索、及び、商品カテゴリの選択等による絞り込みが可能である。
ユーザがカート閲覧ボタン66を選択すると、図12に例示するカート内表示画面70がユーザ端末34において表示される。カート内表示画面70は、図示するように、カート内の商品に関する情報を一覧表示する一覧表示領域74と、「受取指定」と表示された受取指定ボタン76とを有し、ショッピングカート内の商品の合計金額等を表示する。一覧表示領域74は、それぞれが個別の商品に関する情報を表示する複数の個別表示領域741が上下方向に並べて配置されており、当該複数の個別表示領域741は、店舗毎にソートされている。
ユーザが受取指定ボタン76を選択すると、図13に例示する受取指定画面80がユーザ端末34において表示される。受取指定画面80は、図示するように、商品の受取場所(住所)を入力するための受取場所入力領域82と、商品の受取日時を入力するための受取日時入力領域86と、「注文確定」と表示された注文確定ボタン89とを有する。ユーザは、当該画面80を介して、購入した商品の受取場所及び受取日時を指定することができる。
ユーザが注文確定ボタン89を選択すると、商品の購入注文が確定され、物品配送管理サーバ10によって当該注文が受け付けられる。図10のフロー図に戻り、こうして購入注文を受け付けると、サーバ10は、次に、ユーザが商品を受け取るための受取用コードを生成及び表示する(ステップS120)。図14は、受取指定画面80の注文確定ボタン89の選択に応じてユーザ端末34において表示される受取用コード通知オブジェクト90を例示する。図示するように、受取用コード通知オブジェクト90は、注文の受付に応じて生成された受取用コード(この例では、6桁の数字)を表示する。ユーザは、当該オブジェクト90を介して、商品を受け取るための受取用コードを知ることができる。なお、ユーザは、当該受取用コードを後から閲覧することも可能である。例えば、サーバ10は、ユーザ端末34からの要求に応答して、対応する受取用コードをメールやチャットメッセージ等により送信することも可能である。また、受取用コードは、二次元バーコード等の形式でユーザに提供され得る。
受取用コードを生成及び表示すると、サーバ10は、次に、店舗の担当者が商品をロッカーシステム30に預け入れるための預入用コード(預入用情報)を生成する(ステップS130)。預入用コードは、注文毎(言い換えると、店舗毎)に異なる値が生成される。
そして、サーバ10は、受け付けた注文の配送スケジュールを作成する(ステップS140)。具体的には、注文された商品を配送(集荷及び配達)する車両50、及び、集荷日時を決定する。車両50及び集荷日時は、例えば、買い物代行サービスにおいて利用可能な複数の車両50のそれぞれの、既存の配送スケジュール等に基づいて設定される。なお、配送スケジュールは、サーバ10による自動生成に代えて、車両50を管理する配送事業者等の担当者による手動生成とすることもできる。
図15は、ステップS110(購入注文の受付)からステップS140(配送スケジュールの作成)までの処理によって設定された注文管理テーブルの内容の具体例を示す。図15において、注文番号「0001」及び「0002」は、ユーザID「U001」のユーザが一括して行った(注文日時が同じ)注文であり、店舗ID「S001」及び「S002」それぞれの店舗に対する注文である。このように一括して行われた複数の注文に対しては、受取日時、受取場所、及び、受取用コードには、同じ値が設定されており、預入用コードには、注文毎(店舗毎)に異なる値が設定されている。また、一括して行われた複数の注文に対しては、車両IDには同じ値が設定されている。つまり、一括して行われた複数の注文は、商品を配送する車両として同じ車両が設定される。
図10のフロー図に戻り、配送スケジュールを作成すると、サーバ10は、次に、生成した受取用コード及び預入用コードの組合せから成る照合用情報を、対応する車両50(商品を配送する車両50)のロッカーシステム30(制御装置31)に送信する(ステップS150)。図16は、照合用情報の具体例を示す。図示するように、複数の注文が一括して行われた場合、照合用情報において、1の受取用コード(図16の例では「123456」)が複数の預入用コード(図16の例では「000111」及び「000222」)に対応付けられる。ロッカーシステム30の制御装置31は、受信した照合用情報を記憶する。なお、照合用情報の送信は、ロッカーシステム30(制御装置31)からの定期的な要求を待って行われるようにしても良い。
以上、商品の注文時において実行される処理について説明した。このように、商品の注文時における処理が実行されると、店舗の事業者端末32において、注文内容が閲覧可能となる。図17は、店舗の事業者端末32において表示される受注管理画面110を例示する。受注管理画面110は、図示するように、自店舗が受けた注文を一覧表示する一覧表示領域112を有する。一覧表示領域112は、受注した個別の注文に関して、注文番号、注文者の氏名、注文日時、集荷日時等の情報を表示し、注文毎に、「詳細」と表示された詳細ボタン114が配置されている。これらの情報は、サーバ10の注文管理テーブル等の情報に基づいて表示される。
詳細ボタン114が選択されると、店舗の事業者端末32において、図18に例示する注文詳細画面120が表示される。注文詳細画面120は、図示するように、注文に関する基本情報(注文番号、注文者情報等)、及び、注文された商品に関する一覧情報(商品名、注文数、単価、小計等)を表示し、「納品書印刷」と表示された納品書印刷ボタン122を有する。これらの情報は、サーバ10の注文管理テーブル及び注文商品管理テーブル等の情報に基づいて表示される。店舗の担当者は、納品書印刷ボタン122を選択することによって、納品書の印刷を実行することができる。印刷される納品書には、対応する預入用コード(及び/又は、その二次元バーコード等)が印字される。
店舗の担当者は、上述した受注管理画面110及び注文詳細画面120等を介して注文内容を確認した上で、集荷日時までに商品を準備する。一方、車両50の運転者は、当該運転者の事業者端末32において表示される配送スケジュールに従って、車両50を運転する。図19は、運転者の事業者端末32において表示される配送スケジュール画面310を例示する。配送スケジュール画面310は、図示するように、自車両の配送スケジュールを表示する表示領域312を有する。表示領域312は、具体的には、配送日、配送時刻、配送種別(集荷又は配達)、住所、及び店舗名/氏名等の情報を一覧表示する。これらの情報は、サーバ10の注文管理テーブル等の情報に基づいて表示される。
そして、車両50が店舗に到着すると、店舗の担当者による商品の預け入れが行われる。図20は、車両50に搭載されたロッカーシステム30の制御装置31が有するタッチパネルにおいて表示されるトップ画面210を例示する。トップ画面210は、図示するように、「預ける」と表示された預入メニュボタン212と、「回収する」と表示された受取メニュボタン214とを有する。店舗の担当者が商品を預け入れる際には、預入メニュボタン212が選択される。
預入メニュボタン212が選択されると、制御装置31のタッチパネルにおいて、図21に例示する預入用コード入力画面220が表示される。預入用コード入力画面220は、図示するように、テンキー領域222と、預入用コードを入力するための入力領域224と、「確認」と表示された確認ボタン226とを有する。店舗の担当者は、テンキー領域222の操作を介して、印刷した納品書に印字されている預入用コードを入力領域224に入力した上で、確認ボタン226を選択する。なお、預入用コードの入力は、二次元バーコード等を用いた光学的な読取によっても実現され得る。
確認ボタン226が選択されると、制御装置31において、預入用コードの照合が行われ、具体的には、入力領域224に入力された預入用コードが、予め受信して記憶されている照合用情報に含まれるか否かが判定される。あるいは、入力された預入用コードを制御装置31がサーバ10に送信し、サーバ10において照合用情報に含まれるか否かが判定される(例えば、サーバ10による照合用情報の送信が、ロッカーシステム30の制御装置31からの定期的な要求を待って行われる場合、商品の預け入れ時において、対応する照合用情報が制御装置31に記憶されていない場合も生じ得る)。入力された預入用コードが照合用情報に含まれない場合には、制御装置31は所定のエラー処理を実行する。
入力された預入用コードが照合用情報に含まれる場合には、照合OKと判断され、制御装置31のタッチパネルにおいて、図22に例示する格納ボックス選択画面230が表示される。格納ボックス選択画面230は、図示するように、ロッカーシステム30が有する複数の格納ボックス(図22の例では、8つの格納ボックス)を実際の格納ボックスの配置に従って選択可能に表示する格納ボックス選択領域232と、「解錠する」と表示された解錠ボタン234とを有する。なお、この例では、8つの格納ボックスのうち、ボックス番号7及び8の格納ボックスは、ボックス内の温度制御が可能となっており、冷蔵用又は冷凍用の格納ボックスとして利用できる。格納ボックス選択領域232は、ボックス内の温度制御が可能なこれらの格納ボックスについては、現在の温度制御のモード(冷蔵モード、冷凍モード又は常温モード)を表示するように構成されている。
ここで、格納ボックス選択領域232は、8つの格納ボックスのうち、既に商品が格納されている格納ボックス(例えば、先に集荷が行われた他の店舗の商品が格納されている格納ボックス等)を識別可能に表示し、当該格納ボックスは選択できないように構成されている。既に商品が格納されている格納ボックスは、後述する格納ボックス管理テーブルを参照して特定される。
格納ボックス選択領域232を介して1又は複数の格納ボックスが選択された状態で解錠ボタン234が選択されると、制御装置31は、選択されている格納ボックスを解錠する。店舗の担当者は、解錠した格納ボックスに商品及び納品書を格納する。
図23は、解錠ボタン234の選択に応じて制御装置31のタッチパネルにおいて表示される預入完了画面240を例示する。預入完了画面240は、図示するように、「完了」と表示された完了ボタン242と、「取消」と表示された取消ボタン244とを有する。完了ボタン242が選択されると、商品の預入が完了し、制御装置31は、解錠した格納ボックスを施錠すると共に、預入用コード入力画面220を介して入力された預入用コードを、商品が格納された格納ボックス(格納ボックス選択画面230を介して解錠された格納ボックス)に関連付けて記憶する。なお、格納ボックスに設けられたセンサによってボックス内の物品の有無を検知することにより、制御装置31が、解錠された格納ボックスのうち、実際に商品が格納された格納ボックスを判別するようにしても良い。
図24は、制御装置31のストレージにおいて管理される格納ボックス管理テーブルの内容の具体例を示す。格納ボックス管理テーブルは、図示するように、個別の格納ボックスを識別するボックス番号に対応付けて預入用コードを管理する。また、格納ボックス管理テーブルは、ボックス内の温度制御が可能な格納ボックス(この例では、ボックス番号7及び8)については、現在の温度制御モードを管理する。図24の例では、ボックス番号3及び5の格納ボックスに預入用コード「000111」が対応付けられているから、当該預入用コードを用いて預け入れられた商品が、ボックス番号3及び5の格納ボックスに格納されていることになる。
そして、車両50が配達場所に到着すると、ユーザによる商品の受け取りが行われる。図25は、制御装置31のタッチパネルにおいて表示される受取用コード入力画面410を例示する。当該画面410は、図20に例示したトップ画面210の受取メニュボタン214の選択に応じて表示される。受取用コード入力画面410は、図25に示すように、テンキー領域412と、受取用コードを入力するための入力領域414と、「確認」と表示された確認ボタン416とを有する。ユーザは、テンキー領域412の操作を介して受取用コードを入力領域414に入力した上で、確認ボタン416を選択する。なお、受取用コードの入力は、二次元バーコード等を用いた光学的な読取によっても実現され得る。
ユーザが確認ボタン416を選択すると、制御装置31において、受取用コードの照合が行われ、具体的には、入力領域414に入力された受取用コードが、記憶されている照合用情報に含まれるか否かが判定される。入力された受取用コードが照合用情報に含まれない場合には、制御装置31は所定のエラー処理を実行する。
入力された受取用コードが照合用情報に含まれる場合には、照合OKと判断され、制御装置31のタッチパネルにおいて、図26に例示する格納ボックス解錠画面420が表示される。格納ボックス解錠画面420は、図示するように、複数の格納ボックスを実際の格納ボックスの配置に従って表示する格納ボックス表示領域422と、「解錠する」と表示された解錠ボタン424とを有する。格納ボックス表示領域422は、入力された受取用コードに対応する商品が格納されている格納ボックスを識別可能に表示する。入力された受取用コードに対応する商品が格納されている格納ボックスは、サーバ10から受信した照合用情報、及び、格納ボックス管理テーブルの内容に基づいて特定される。ユーザが、解錠ボタン424を選択すると、制御装置31は、対応する格納ボックスを解錠する。このように、1の受取用コードの入力によって、注文した商品が格納されている全ての格納ボックスが解錠されるから、ユーザは、1の受取用コードを入力するだけで、注文した全ての商品を受け取ることができる。
上述した例では、預入用コードを注文番号とは別に生成したが、注文番号は店舗毎に生成される番号であるから、当該注文番号を預入用コードとして利用することも可能である。
上述した例では、同一のユーザによって一括して行われた複数の注文に対して、同一の受取用コードを生成した。ここで、ユーザが注文を行い、一定の時間が経過後に別の注文を行った場合に、当該別の注文までの経過時間が所定時間以内であることを条件に、それぞれの注文に対して同一の受取用コードを生成し、当該経過時間が所定時間を超えているときには、それぞれの注文ごとに異なる受取用コードを生成してもよい。
上述した例において、ユーザ端末34からの要求に応答して、サーバ10が、商品を配送する車両50の現在位置を当該ユーザ端末34に送信するようにしても良い。当該要求は、例えば、受取用コードを伴って行われ、サーバ10は、注文管理テーブルを参照して受取用コードに対応する車両を特定し、車両管理テーブルにおいて管理されている当該車両の現在位置をユーザ端末34に送信する。また、車両50の現在位置が、配達場所から所定距離の範囲内に入ったことを条件に、当該現在位置をユーザ端末34に送信するようにしても良い。
上述した例では、複数の店舗の各々によって提供される商品の購入注文をユーザから受け付けて、注文された商品をユーザが指定する場所に配達する買い物代行サービスについて説明したが、本実施形態における物品の配送は、こうした買い物代行サービスにおける商品の配送に限定されない。例えば、一般的な宅配便における荷物の配達及び再配達は、本実施形態における物品の配送に含まれる。
以上説明した本実施形態に係る物品配送管理サーバ10は、物品の配送を依頼する配送依頼の受付に応じて受取用情報を生成し、当該受取用情報を、物品の受取ユーザに提示するように構成されており、ロッカーシステム30は、当該受取用情報の入力に応じて、当該受取用情報が関連付けられている全ての格納ボックスが解錠可能となるように構成されている。従って、ユーザは、例えば、配送を依頼した複数の物品が複数の格納ボックスに格納される場合であっても、1の受取用情報の入力によって当該複数の格納ボックスを解錠し、当該複数の物品を受け取ることができる。このように、本発明の実施形態は、ロッカーシステムを介して配送される物品を受け取るユーザの負担を軽減する。
本明細書で説明された処理及び手順は、明示的に説明されたもの以外にも、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの任意の組み合わせによって実現される。例えば、本明細書で説明される処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク等の媒体に、当該処理及び手順に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明された処理及び手順は、当該処理・手順に相当するコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに実行させることが可能である。
本明細書中で説明された処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理または手順は複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は複数のモジュールによって実行され得る。また、本明細書において説明されたソフトウェアおよびハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、またはより多い構成要素に分解することによって実現することも可能である。
本明細書において、発明の構成要素が単数もしくは複数のいずれか一方として説明された場合、又は、単数もしくは複数のいずれとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数のいずれであってもよい。
10 物品配送管理サーバ
20 ネットワーク
30 ロッカーシステム
31 制御装置
32 事業者端末
34 ユーザ端末
40 情報記憶管理部
42 配送依頼管理部
44 配送管理部
50 車両
60 ショッピング画面
70 カート内表示画面
80 受取指定画面
90 受取用コード通知オブジェクト
110 受注管理画面
120 注文詳細画面
210 トップ画面
220 預入用コード入力画面
230 格納ボックス選択画面
240 預入完了画面
310 配送スケジュール画面
410 受取用コード入力画面
420 格納ボックス解錠画面

Claims (7)

  1. 1又は複数のコンピュータプロセッサを備え、複数の格納ボックスを有するロッカーシステムを介した物品の配送を管理するためのシステムであって、
    前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、読取可能な命令の実行に応じて、
    1又は複数の物品の配送を依頼する配送依頼を受け付ける処理と、
    前記配送依頼の受付に応じて受取用情報を生成する処理と、
    生成した前記受取用情報を、前記1又は複数の物品を受け取る受取ユーザに提示する処理と、を実行し、
    前記ロッカーシステムは、前記受取用情報の入力に応じて、前記受取用情報に関連付けられている格納ボックスが解錠可能となり、前記受取用情報に複数の格納ボックスが関連付けられている場合には、前記複数の格納ボックスの全てが解錠可能となるように構成されている、
    システム。
  2. 請求項1のシステムであって、
    前記ロッカーシステムは、移動可能な車両に搭載されており、
    前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、前記配送依頼の受付に応じて預入用情報を生成する処理と、生成した前記預入用情報を、前記1又は複数の物品を預け入れる預入拠点に提示する処理と、前記預入用情報と前記受取用情報との組合せを前記ロッカーシステムに送信する処理と、を実行し、
    前記ロッカーシステムは、前記預入拠点において入力される前記預入用情報を物品が格納された1又は複数の格納ボックスに関連付けて記憶し、前記受取用情報の入力に応じて、前記受取用情報に対応する前記預入用情報に関連付けられている1又は複数の格納ボックスが解錠可能となるように構成されている、
    システム。
  3. 請求項2のシステムであって、
    前記配送依頼を受け付ける処理は、前記預入拠点が異なる物品を含む複数の物品の配送を依頼する前記配送依頼を受け付けることを含み、
    前記預入用情報を生成する処理は、前記預入拠点毎に前記預入用情報を生成することを含む、
    システム。
  4. 請求項2又は3のシステムであって、
    前記配送依頼は、オンラインショッピングにおいて購入した1又は複数の商品の配送を依頼するものを含み、
    前記預入拠点は、商品を販売する店舗を含む、
    システム。
  5. 前記1又は複数のコンピュータプロセッサは、更に、前記受取ユーザからの要求に応答して、前記車両の現在位置を前記受取ユーザに提示する処理を実行する請求項2ないし4何れかのシステム。
  6. 1又は複数のコンピュータによって実行され、複数の格納ボックスを有するロッカーシステムを介した物品の配送を管理するための方法であって、
    1又は複数の物品の配送を依頼する配送依頼を受け付けるステップと、
    前記配送依頼の受付に応じて受取用情報を生成するステップと、
    生成した前記受取用情報を、前記1又は複数の物品を受け取る受取ユーザに提示するステップと、を実行し、
    前記ロッカーシステムは、前記受取用情報の入力に応じて、前記受取用情報に関連付けられている格納ボックスが解錠可能となり、前記受取用情報に複数の格納ボックスが関連付けられている場合には、前記複数の格納ボックスの全てが解錠可能となるように構成されている、
    方法。
  7. 複数の格納ボックスを有するロッカーシステムを介した物品の配送を管理するためのプログラムであって、1又は複数のコンピュータ上での実行に応じて、前記1又は複数のコンピュータに、
    1又は複数の物品の配送を依頼する配送依頼を受け付ける処理と、
    前記配送依頼の受付に応じて受取用情報を生成する処理と、
    生成した前記受取用情報を、前記1又は複数の物品を受け取る受取ユーザに提示する処理と、を実行させ、
    前記ロッカーシステムは、前記受取用情報の入力に応じて、前記受取用情報に関連付けられている格納ボックスが解錠可能となり、前記受取用情報に複数の格納ボックスが関連付けられている場合には、前記複数の格納ボックスの全てが解錠可能となるように構成されている、
    プログラム。

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