JP2018180157A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリーニング部材に付着したトナーが中間転写ベルト上の画像転写領域へ再移行することによる画像汚れの発生を抑制可能な画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、像担持体と、中間転写ベルトと、一次転写部材と、二次転写部材と、クリーニング部材と、クリーニング部材にトナーと逆極性のクリーニング電圧を印加する電源装置と、中間転写ベルトを回転駆動する駆動装置と、制御部と、を備える。クリーニング部材は、中間転写ベルト上の残留トナーをクリーニングする。制御部は、画像形成開始時に中間転写ベルトを回転駆動するとともに、中間転写ベルト上の1枚目の画像転写領域がクリーニング部材を通過するまでクリーニング電圧を0または第1の電圧とし、画像転写領域がクリーニング部材を通過した後にクリーニング電圧を第1の電圧よりも大きい第2の電圧に上昇させる。【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルトに一次転写した後、さらに中間転写ベルトから記録媒体上にトナー像を二次転写する中間転写式の画像形成装置に関する。
従来、所定方向に回動される無端状の中間転写ベルトと、この中間転写ベルトに沿って設けられた複数の画像形成部とを備え、各画像形成部により中間転写ベルト上に各色のトナー像を順次重ね合わせて一次転写した後、記録媒体上に二次転写する中間転写方式の画像形成装置が知られている。
中間転写方式の画像形成装置においては、中間転写ベルトが弾性層を有する場合、中間転写ベルト表面に残存するトナーを機械的、電気的に回収するクリーニングブラシ(クリーニング部材)と、クリーニングブラシからトナーを回収する回収ローラーと、回収ローラー表面からトナーを掻き落とすスクレーパーと、回収ローラー表面から掻き落とされたトナーを廃トナー回収容器へ搬送する搬送スパイラルと、をハウジング内に備えたクリーニング装置が用いられることが多い。
クリーニングブラシを備えた構成では、中間転写ベルトの停止時にクリーニングブラシに二次転写後の残トナーが蓄積している。この残トナーは正と負の両方の極性が存在するブロードな帯電量分布となっている。そのため、この状態で印字が開始されると、クリーニングブラシに電圧が印加された瞬間にクリーニングブラシに溜まった負帯電(逆帯電)トナーが中間転写ベルトに移行するという問題点があった。特に、中間転写ベルトの駆動開始から画像形成開始までの時間が短い場合は、クリーニングブラシから中間転写ベルト上に移行したトナーが中間転写ベルト上の1枚目の画像転写領域に重なってしまい、横帯状の画像汚れが発生する。
そこで、画像形成開始時におけるクリーニング部材から中間転写ベルトへのトナーの移動を抑制する方法が提案されており、特許文献1には、中間転写ベルトの周回移動とブラシローラー(クリーニング部材)の回転駆動とクリーニング電圧の印加とを同時に開始するとともに、ブラシローラーの回転開始時における回転速度を回収動作時の回転速度よりも小さくした画像形成装置が開示されている。
特開2015−25950号公報
しかしながら、特許文献1のようにクリーニング部材の回転開始時における回転速度を回収動作時の回転速度より小さくした場合でも、クリーニング電圧の印加タイミングによってはクリーニング部材から逆帯電トナーが中間転写ベルトに移行する現象が発生する。
また、中間転写ベルトの回転方向に対しクリーニング部材の上流側に配置され、トナーと同極性の電圧を印加することにより中間転写ベルト上の残留トナーの極性を揃えるプレブラシ(プレクリーニング部材)を備えた構成では、プレブラシにトナーと同極性の電圧を印加したときプレブラシに溜まっている正帯電トナーが中間転写ベルトに移行する現象が発生する。
本発明は、上記問題点に鑑み、中間転写式の画像形成装置において、クリーニング部材に付着したトナーが中間転写ベルト上へ再移行することによる画像汚れの発生を抑制可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の第1の構成は、像担持体と、中間転写ベルトと、一次転写部材と、二次転写部材と、クリーニング部材と、電源装置と、駆動装置と、制御部と、を備えた画像形成装置である。像担持体は、トナー像が形成される。中間転写ベルトは、無端状であって像担持体に隣接して配置される。一次転写部材は、中間転写ベルトを挟んで像担持体に対向配置され、像担持体上に形成されたトナー像を中間転写ベルト上に一次転写する。二次転写部材は、中間転写ベルトに接触して二次転写ニップ部を形成し、中間転写ベルト上に一次転写されたトナー像を二次転写ニップ部を通過する記録媒体に二次転写する。クリーニング部材は、中間転写ベルト上の残留トナーをクリーニングする。電源装置は、クリーニング部材にトナーと逆極性のクリーニング電圧を印加する。駆動装置は、中間転写ベルトを回転駆動する。制御部は、駆動装置および電源装置の制御を行う。制御部は、画像形成開始時に中間転写ベルトを回転駆動するとともに、中間転写ベルト上の1枚目の画像転写領域がクリーニング部材を通過するまでクリーニング電圧を0または第1の電圧とし、画像転写領域がクリーニング部材を通過した後にクリーニング電圧を第1の電圧よりも大きい第2の電圧に上昇させる。
本発明の第1の構成によれば、画像形成開始時におけるクリーニング部材へのクリーニング電圧の印加タイミングおよび電圧値を調整することにより、クリーニング部材に溜まったトナーを中間転写ベルト上の1枚目の画像転写領域と重ならない位置に移行させることができる。従って、印字1枚目の画像汚れを効果的に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンター100の概略構成を示す断面図 カラープリンター100に搭載される中間転写ユニット30周辺の構成を示す側面断面図 カラープリンター100の制御経路を示すブロック図 本発明の第1実施形態に係るカラープリンター100における印字1枚目のクリーニング電圧およびプレブラシ電圧のオン/オフ制御を示すタイミングチャート 第1実施形態のカラープリンター100における印字1枚目のクリーニング電圧およびプレブラシ電圧の印加制御例を示すフローチャート 本発明の第2実施形態に係るカラープリンター100における印字1枚目のクリーニング電圧およびプレブラシ電圧のオン/オフ制御を示すタイミングチャート 第2実施形態のカラープリンター100における印字1枚目のクリーニング電圧およびプレブラシ電圧の印加制御例を示すフローチャート 中間転写式のモノクロプリンターに搭載される中間転写ユニット30周辺の構成を示す側面断面図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略断面図であり、ここではタンデム方式のカラープリンターについて示している。カラープリンター100本体内には4つの画像形成部Pa、Pb、Pc及びPdが、搬送方向上流側(図1では左側)から順に配設されている。これらの画像形成部Pa〜Pdは、異なる4色(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の画像に対応して設けられており、それぞれ帯電、露光、現像及び転写の各工程によりシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの画像を順次形成する。
これらの画像形成部Pa〜Pdには、各色の可視像(トナー像)を担持する感光体ドラム1a、1b、1c及び1dがそれぞれ配設されており、さらに図1において反時計回り方向に回転する中間転写ベルト8が各画像形成部Pa〜Pdに隣接して設けられている。
パソコン等の上位装置から画像データが入力されると、先ず、帯電装置2a〜2dによって感光体ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させる。次いで露光装置5によって画像データに応じて光照射し、各感光体ドラム1a〜1d上に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置3a〜3dには、トナーコンテナ4a〜4dによりシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの各色のトナーを含む二成分現像剤(以下、単に現像剤ともいう)が所定量充填されており、現像装置3a〜3dによって感光体ドラム1a〜1d上に現像剤中のトナーが供給され、静電的に付着する。これにより、露光装置5からの露光により形成された静電潜像に応じたトナー像が形成される。
そして、一次転写ローラー6a〜6dにより一次転写ローラー6a〜6dと感光体ドラム1a〜1dとの間に所定の転写電圧で電界が付与され、感光体ドラム1a〜1d上のシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックのトナー像が中間転写ベルト8上に一次転写される。一次転写後に感光体ドラム1a〜1dの表面に残留したトナー等はクリーニング装置7a〜7dにより除去される。
トナー像が転写される転写紙Pは、カラープリンター100内の下部に配置された用紙カセット16a内に収容されるか、或いはカラープリンター100の側面に配置された手差しトレイ16bに載置されている。用紙カセット16a内または手差しトレイ16b上の転写紙Pは、給紙ローラー12aおよびレジストローラー対12bを介して用紙搬送路17内を所定のタイミングで中間転写ベルト8に隣接して設けられた二次転写ローラー9と中間転写ベルト8のニップ部(二次転写ニップ部N、図2参照)へ搬送される。トナー像が二次転写された転写紙Pは定着部13へと搬送される。中間転写ベルト8の表面に残留したトナー等はベルトクリーニングユニット19により除去される。
定着部13に搬送された転写紙Pは、定着ローラー対13aにより加熱及び加圧されてトナー像が転写紙Pの表面に定着され、所定のフルカラー画像が形成される。フルカラー画像が形成された転写紙Pは、そのまま(或いは分岐部14によって反転搬送路18に振り分けられ、両面に画像が形成された後)用紙搬送路17から排出ローラー対15を介して排出トレイ20に排出される。
図2は、本実施形態のカラープリンター100に搭載される中間転写ユニット30周辺の構成を示す側面断面図である。図2に示すように、中間転写ユニット30は、上流側のテンションローラー10と下流側の駆動ローラー11とに掛け渡された中間転写ベルト8と、中間転写ベルト8を介して感光体ドラム1a〜1dに接触する一次転写ローラー6a〜6dと、バックアップローラー21a、21bと、ベルトクリーニングユニット19と、プレブラシ31と、ローラー接離機構32と、を有する。駆動ローラー11にはギア列(図示せず)を介してベルト駆動モーター40が連結されている。
ベルトクリーニングユニット19は、ハウジング内に、ファーブラシ23、回収ローラー25、スクレーパー27、搬送スパイラル29を備えている。ファーブラシ23は、中間転写ベルト8を介してテンションローラー10と対向配置されている。ファーブラシ23は、中間転写ベルト8の移動方向に対しカウンター方向(図2の反時計回り方向)に回転することにより、中間転写ベルト8上に残存するトナーや紙粉等の異物(以下、トナー等という)を掻き取る。回収ローラー25に接触するファーブラシ23のブラシ部分は電気抵抗値1〜900MΩ程度の導電性の繊維で形成されている。
回収ローラー25は、ファーブラシ23の表面に接触しながらファーブラシ23と逆方向(図2の時計回り方向)に回転することにより、ファーブラシ23に付着したトナー等を回収する。回収ローラー25にはクリーニング電圧電源55が接続されており、中間転写ベルト8のクリーニング時にトナーと逆極性(ここでは負極性)のクリーニング電圧が印加される。また、テンションローラー10はグランドに接地(アース)されている。その結果、中間転写ベルト8から掻き取られたトナー等はファーブラシ23のブラシ部分に電気的及び機械的に回収され、さらに回収ローラー25に電気的に移動する。搬送スパイラル29は、スクレーパー27によって回収ローラー25から掻き落とされたトナー等をハウジングの外部の廃トナー回収容器(図示せず)へ搬送する。
プレブラシ31は、中間転写ベルト8の移動方向に対しベルトクリーニングユニット19の上流側に配置されている。プレブラシ31にはプレブラシ電圧電源56が接続されており、プレブラシ31にトナーと同極性(ここでは正極性)のプレブラシ電圧を印加することで中間転写ベルト8上の残留トナーの帯電量を均一化する。これにより、ファーブラシ23によって中間転写ベルト8上の残留トナーを容易に除去することができる。
ローラー接離機構32は、4本の一次転写ローラー6a〜6dを、それぞれ中間転写ベルト8を介して感光体ドラム1a〜1dに圧接するカラーモードと、一次転写ローラー6dのみを中間転写ベルト8を介して感光体ドラム1dに圧接するモノクロモードと、4本の一次転写ローラー6a〜6dの全てを中間転写ベルト8から離間させる一次転写離間状態とに切り替え可能である。
図3は、カラープリンター100に用いられる制御経路の一例を示すブロック図である。なお、カラープリンター100を使用する上で装置各部の様々な制御がなされるため、カラープリンター100全体の制御経路は複雑なものとなる。そこで、ここでは制御経路のうち、本発明の実施に必要となる部分を重点的に説明する。
制御部90は、中央演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)91、読み出し専用の記憶部であるROM(Read Only Memory)92、読み書き自在の記憶部であるRAM(Random Access Memory)93、一時的に画像データ等を記憶する一時記憶部94、カウンター95、カラープリンター100内の各装置に制御信号を送信したり操作部60からの入力信号を受信したりする複数(ここでは2つ)のI/F(インターフェイス)96を少なくとも備えている。また、制御部90は、装置本体内部の任意の場所に配置可能である。
ROM92には、カラープリンター100の制御用プログラムや、制御上の必要な数値等、カラープリンター100の使用中に変更されることがないようなデータ等が収められている。RAM93には、カラープリンター100の制御途中で発生した必要なデータや、カラープリンター100の制御に一時的に必要となるデータ等が記憶される。例えば、後述するように画像形成開始時に中間転写ベルト8のファーブラシ23およびプレブラシ31が当接していた位置に画像形成(一次転写)を行う場合の、回収ローラー25およびプレブラシ31への電圧の印加タイミング等が記憶される。カウンター95は、印字枚数を積算してカウントする。
また、制御部90は、カラープリンター100における各部分、装置に対し、CPU91からI/F96を通じて制御信号を送信する。また、各部分、装置からその状態を示す信号や入力信号がI/F96を通じてCPU91に送信される。制御部90が制御する各部分、装置としては、例えば、画像形成部Pa〜Pd、露光装置5、一次転写ローラー6a〜6d、二次転写ローラー9、電圧制御回路51、操作部70等が挙げられる。
電圧制御回路51は、帯電電圧電源52、現像電圧電源53、転写電圧電源54、ベルトクリーニング電圧電源55、およびプレブラシ電圧電源56と接続され、制御部90からの出力信号によりこれらの各電源を作動させるものであり、これらの各電源は、電圧制御回路51からの制御信号によって、帯電電圧電源52は帯電装置2a〜2d内の帯電ローラーに、現像電圧電源53は現像装置3a〜3d内の磁気ローラー及び現像ローラーに、転写電圧電源54は一次転写ローラー6a〜6dおよび二次転写ローラー9に、ベルトクリーニング電圧電源55はベルトクリーニングユニット19の回収ローラー25に、プレブラシ電圧電源56はプレブラシ31に、それぞれ所定の電圧を印加する。
操作部70には、液晶表示部71、各種の状態を示すLED72が設けられており、ユーザーは操作部70のストップ/クリアボタンを操作して画像形成を中止し、リセットボタンを操作してカラープリンター100の各種設定をデフォルト状態にする。液晶表示部61は、カラープリンター100の状態を示したり、画像形成状況や印字部数を表示したりするようになっている。カラープリンター100の各種設定はパソコンのプリンタードライバーから行われる。
前述したように、画像形成開始時に回収ローラー25にトナーと逆極性のクリーニング電圧を印加すると、ファーブラシ23に溜まった逆帯電トナーが中間転写ベルト8上に移行する。また、プレブラシ31にトナーと同極性の電圧を印加すると、プレブラシ31に溜まった正帯電トナーが中間転写ベルト8上に移行する。トナーが中間転写ベルト8上の印字1枚目の画像が一次転写される領域(画像転写領域)に移行した場合、横帯状の画像汚れとなって表れる不具合が発生する。
そこで、本発明の第1実施形態に係るカラープリンター100では、ファーブラシ23およびプレブラシ31に溜まったトナーを中間転写ベルト8上の1枚目の画像領域と重ならない位置に移行させることを特徴としている。具体的には、中間転写ベルト8上の1枚目の画像転写領域がファーブラシ23およびプレブラシ31を通過したタイミングで回収ローラー25およびプレブラシ31に電圧を印加する。
図4は、第1実施形態のカラープリンター100における印字1枚目のクリーニング電圧およびプレブラシ電圧のオン/オフ制御を示すタイミングチャートであり、図5は、第1実施形態のカラープリンター100における印字1枚目のクリーニング電圧およびプレブラシ電圧の印加制御例を示すフローチャートである。必要に応じて図1〜図4を参照しながら、図5のステップに沿ってクリーニング電圧およびプレブラシ電圧の印加手順について説明する。
パソコン等の上位機器からの印字命令を受信することにより印字が開始されると(ステップS1)、CPU91からベルト駆動モーター40に制御信号が送信され、所定のタイミング(図4の時間T1)で中間転写ベルト8の駆動が開始される(ステップS2)。一方、制御部90は、中間転写ベルト8上の印字1枚目の画像転写領域がファーブラシ23を通過したか否かを判定する(ステップS3)。
そして、印字1枚目の画像転写領域がファーブラシ23を通過したタイミング(図4の時間T2)で、CPU91から電圧制御回路51に制御信号が送信され、クリーニング電圧電源55からベルトクリーニングユニット19の回収ローラー25へクリーニング電圧が印加される(ステップS4)。また、プレブラシ電圧電源56からプレブラシ31へプレブラシ電圧が印加(ステップS5)される。クリーニング電圧電源55は定電流制御されており、ここでは電流値が−11μAとなるような電圧が印加される。また、プレブラシ電圧電源56は定電圧制御されており、ここでは+350Vが印加される。
具体的には、ファーブラシ23から中間転写ベルト8の移動方向の最上流側に位置する感光体ドラム1aまでの中間転写ベルト8の周長をL1、中間転写ベルト8の回転速度をV、中間転写ベルト8の駆動開始から感光体ドラム1a上のトナー像の一次転写が終了するまでの時間をtとするとき、T2>t−L1/Vを満たすような時間T2においてクリーニング電圧およびプレブラシ電圧を印加する。
その後、画像形成部Pa〜Pd(図1参照)において画像形成が行われ、感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が中間転写ベルト8上に順次一次転写される(ステップS6)。さらに、用紙カセット16aまたは手差しトレイ16bから給紙ローラー12a、レジストローラー対12bを介して二次転写ローラー9に転写紙Pが搬送され、中間転写ベルト8上のトナー像が転写紙Pに二次転写される(ステップS7)。
そして、中間転写ベルト8上の1枚目の画像の転写後領域がプレブラシ31に到達し(ステップS8)、中間転写ベルト8上の残留トナーの帯電量が均一化される。帯電量が均一化された残留トナーはファーブラシ23によってクリーニングされる(ステップS9)。
図5の制御によれば、ファーブラシ23(回収ローラー25)へのクリーニング電圧の印加タイミング、およびプレブラシ31へのプレブラシ電圧の印加タイミングを調整することにより、ファーブラシ23およびプレブラシ31に溜まったトナーを中間転写ベルト8上の1枚目の画像転写領域と重ならない位置に移行させるため、印字1枚目の画像汚れを効果的に防止することができる。
ところで、プレブラシ31にプレブラシ電圧を印加していない状態でも、プレブラシ31へのトナーの蓄積量や帯電量分布によってはプレブラシ31から中間転写ベルト8へのトナーの移行が発生する場合がある。上述した第1実施形態の制御では、中間転写ベルト8の駆動開始時にファーブラシ23(回収ローラー25)にクリーニング電圧が印加されていないために、プレブラシ31から中間転写ベルト8へ移行したトナーをファーブラシ23によって回収することができず、画像汚れを完全に解消できないことがあった。
図6は、本発明の第2実施形態に係るカラープリンター100における印字1枚目のクリーニング電圧およびプレブラシ電圧のオン/オフ制御を示すタイミングチャートであり、図7は、第2実施形態のカラープリンター100における印字1枚目のクリーニング電圧およびプレブラシ電圧の印加制御例を示すフローチャートである。必要に応じて図1〜図3、図6を参照しながら、図7のステップに沿ってクリーニング電圧およびプレブラシ電圧の印加手順について説明する。
パソコン等の上位機器からの印字命令を受信することにより印字が開始されると(ステップS1)、CPU91からベルト駆動モーター40に制御信号が送信され、所定のタイミング(図6の時間T1)で中間転写ベルト8の駆動が開始される(ステップS2)。中間転写ベルト8の駆動開始タイミングに合わせてクリーニング電圧電源55からベルトクリーニングユニット19の回収ローラー25へクリーニング電圧が印加される(ステップS3)。ステップS4で印加されるクリーニング電圧は、通常のクリーニング電圧V2(第2の電圧)よりも低い電圧V1(第1の電圧)であり、ここでは電流値が−5μAとなるような電圧が印加される。
次に、制御部90は、中間転写ベルト8上の印字1枚目の画像が一次転写される領域(画像転写領域)がファーブラシ23を通過したか否かを判断する(ステップS4)。そして、印字1枚目の画像転写領域がファーブラシ23を通過したタイミング(図6の時間T2)で、CPU91から電圧制御回路51に制御信号が送信され、クリーニング電圧を通常よりも低い電圧V1(−5μA)から通常のクリーニング電圧V2(−11μA)まで上昇させる(ステップS5)。また、プレブラシ電圧電源56からプレブラシ31へプレブラシ電圧(ここでは+350V)が印加される(ステップS6)。印字1枚目の画像転写領域がファーブラシ23を通過するタイミングは第1実施形態と同様に判定される。
その後、画像形成部Pa〜Pd(図1参照)において画像形成が行われ、感光体ドラム1a〜1d上に形成されたトナー像が中間転写ベルト8上に順次一次転写される(ステップS7)。さらに、用紙カセット16aまたは手差しトレイ16bから給紙ローラー12a、レジストローラー対12bを介して二次転写ローラー9に転写紙Pが搬送され、中間転写ベルト8上のトナー像が転写紙Pに二次転写される(ステップS8)。
そして、中間転写ベルト8上の1枚目の転写後領域がプレブラシ31に到達し(ステップS9)、中間転写ベルト8上の残留トナーの帯電量が均一化される。帯電量が均一化された残留トナーはファーブラシ23によってクリーニングされる(ステップS10)。
図7の制御によれば、第1実施形態と同様にファーブラシ23(回収ローラー25)へのクリーニング電圧の印加タイミング、およびプレブラシ31へのプレブラシ電圧の印加タイミングを調整することにより、ファーブラシ23およびプレブラシ31に溜まったトナーを中間転写ベルト8上の1枚目の画像転写領域と重ならない位置に移行させるため、印字1枚目の画像汚れを効果的に防止することができる。
また、中間転写ベルト8の駆動開始と同時にファーブラシ23(回収ローラー25)に通常のクリーニング電圧よりも低いクリーニング電圧を印加することにより、ファーブラシ23からの逆帯電トナーの吐き出しを抑制しつつ、プレブラシ31から中間転写ベルト8上に移行した少量の正帯電トナーをファーブラシ23によって回収することができる。従って、第1実施形態に比べて印字1枚目の画像汚れをより効果的に抑制することができる。
その他本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば上記各実施形態においては、中間転写ベルト8上の残留トナーを回収するファーブラシ23と、中間転写ベルト8上の残留トナーの帯電量を揃えるプレブラシ31とを備えた構成としているが、プレブラシ31を用いない構成に本発明を適用することも可能である。この場合においても、中間転写ベルト8上の1枚目の画像転写領域がファーブラシ23を通過するまではファーブラシ23(回収ローラー25)に印加するクリーニング電圧を0または通常よりも低い電圧とし、画像転写領域がファーブラシ23を通過した後に通常のクリーニング電圧まで上昇させることで、ファーブラシ23に付着した逆帯電トナーが画像転写領域に移行することによる印字1枚目の画像汚れを抑制できる。
また、上記各実施形態においては、中間転写ベルト8上の1枚目の画像転写領域がファーブラシ23を通過した後にクリーニング電圧の印加(または上昇)とプレブラシ電圧の印加とを同時に実行しているが、プレブラシ電圧を印加するタイミングは中間転写ベルト8上の1枚目の画像転写領域がプレブラシ31を通過した後であればよい。そのため、画像転写領域がプレブラシ31を通過した後にプレブラシ電圧を印加し、画像転写領域がファーブラシ23を通過した後にクリーニング電圧を印加する(または上昇させる)こともできる。
通常、プレブラシ31はファーブラシ23の上流側に近接して配置されるため、画像転写領域がファーブラシ23を通過した後にクリーニング電圧の印加(または上昇)とプレブラシ電圧の印加とを同時に実行することで、制御を簡素化することができる。
また、上記各実施形態においては、中間転写ベルト8上の残留トナーを回収するクリーニング部材としてファーブラシ23を用いているが、ファーブラシ23に代えてクリーニングローラーを用いることも可能である。
また、本発明は図1に示したようなカラープリンター100に限られるものではなく、カラー複写機、デジタル複合機、ファクシミリ等の、中間転写式の種々の画像形成装置にも適用できるのはもちろんである。
また、図8に示すように、ブラックの画像が形成される1つの感光体ドラム1dと、感光体ドラム1dに対向する1つの一次転写ローラー6dが中間転写ベルト8を挟んで配置された中間転写ユニット30と、を備えた中間転写式のモノクロプリンターにも同様に適用可能である。
本発明は、中間転写ベルト表面の残留トナーを除去するクリーニング部材を備えた中間転写式の画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、クリーニング部材に付着したトナーが中間転写ベルト上の画像転写領域へ再移行することによる画像汚れの発生を抑制可能な画像形成装置を提供することができる。
1a〜1d 感光体ドラム(像担持体)
6a〜6d 一次転写ローラー(一次転写部材)
8 中間転写ベルト
9 二次転写ローラー(二次転写部材)
23 ファーブラシ(クリーニング部材)
31 プレブラシ(プレクリーニング部材)
40 ベルト駆動モーター(駆動装置)
51 電圧制御回路(電源装置)
55 クリーニング電圧電源(電源装置)
56 プレブラシ電圧電源(電源装置)
90 制御部
100 カラープリンター(画像形成装置)

Claims (5)

  1. トナー像が形成される像担持体と、
    該像担持体に隣接して配置される無端状の中間転写ベルトと、
    該中間転写ベルトを挟んで前記像担持体に対向配置され、前記像担持体上に形成されたトナー像を前記中間転写ベルト上に一次転写する一次転写部材と、
    前記中間転写ベルトに接触して二次転写ニップ部を形成し、前記中間転写ベルト上に一次転写されたトナー像を前記二次転写ニップ部を通過する記録媒体に二次転写する二次転写部材と、
    前記中間転写ベルト上の残留トナーをクリーニングするクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材にトナーと逆極性のクリーニング電圧を印加する電源装置と、
    前記中間転写ベルトを回転駆動する駆動装置と、
    前記駆動装置および前記電源装置の制御を行う制御部と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記制御部は、画像形成開始時に前記中間転写ベルトを回転駆動するとともに、前記中間転写ベルト上の1枚目の画像転写領域が前記クリーニング部材を通過するまで前記クリーニング電圧を0または第1の電圧とし、前記画像転写領域が前記クリーニング部材を通過した後に前記クリーニング電圧を前記第1の電圧よりも大きい第2の電圧に上昇させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記中間転写ベルトの移動方向に対し前記クリーニング部材の上流側に配置され、中間転写ベルト上のトナーの帯電量を制御するプレクリーニング部材を備え、
    前記電源装置は、前記プレクリーニング部材にトナーと同極性のプレクリーニング電圧を印加可能であり、
    前記制御部は、前記中間転写ベルト上の1枚目の画像転写領域が前記プレクリーニング部材を通過するまで前記プレクリーニング電圧を0とし、前記画像転写領域が前記プレクリーニング部材を通過した後に前記プレクリーニング電圧を印加することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記画像転写領域が前記クリーニング部材を通過した後に前記クリーニング電圧の前記第2の電圧への上昇と前記プレクリーニング電圧の印加とを同時に行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記中間転写ベルト上の1枚目の画像の転写後領域が前記プレクリーニング部材に到達するタイミング以前に前記プレクリーニング電圧を印加することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記中間転写ベルト上の1枚目の画像の転写後領域が前記クリーニング部材に到達するタイミング以前に前記クリーニング電圧を前記第2の電圧に上昇させることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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