JP2009053412A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の大型化、複雑化、高コスト化を抑制し、大量の現像剤がクリーニング部に送り込まれた場合であっても良好にクリーニングすることのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】2次転写時と電界の向きが等しくなる電圧を転写ローラ28に印加させることで、中間転写体27上の現像剤を、転写ローラ28に回収させ、中間転写体27上に残留した現像剤をクリーニング手段29で回収させた後、2次転写時と電界の向きが逆となる電圧を転写ローラ28に印加させることで、転写ローラ28に回収された現像剤を中間転写体27上に再転写させ、中間転写体27上に再転写された現像剤をクリーニング手段29で回収させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート等の記録媒体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
従来、この種の画像形成装置として、次に示すようにしてカラー画像を得るカラー画像形成装置が知られている。すなわち、像担持体としての感光体に形成される複数色の現像剤像を中間転写体に順次重ねて1次転写し、この中間転写体に形成された複数色の現像剤像よりなるカラー画像(或いは多色画像)を記録材に一括して2次転写することによりカラー画像を得ている。
しかし、前記に述べた中間転写体を使用した画像形成装置においては、中間転写体から紙などの記録材への2次転写の後に、中間転写体上に転写残現像剤が存在し、この残現像剤の除去及び処理法が一つの技術的課題となっている。
前記課題を解決するための手段として、中間転写体に弾性ブレードを当接させることによって中間転写体上の残現像剤を掻き取る画像形成装置が、特許文献1及び特許文献2に開示されている。
また、次に示すような構成のものもある。それは、中間転写体に当接離間するファーブラシを設け、このファーブラシに中間転写体上の2次転写残現像剤と逆極性のバイアスを印加して現像剤を回収し、そして、この現像剤を一旦金属ローラ等のバイアスローラに付着させブレードで掻き取るものである。
特開昭56−153357号公報 特開平5−303310号公報
特許文献1や特許文献2に開示されているような、中間転写体に弾性ブレードを当接させることで現像剤をクリーニングする方法では、次のような理由により、クリーニング不良が発生してしまうことが懸念される。
それは、記録材のピックアップミス、ジャム等が発生した場合における後処理時等、すなわち記録材に現像剤が転写されず大量の現像剤が弾性ブレード部に送り込まれた場合、現像剤を十分に掻き取ることができず、現像剤がブレードをすり抜けてしまうことによる。
また、ファーブラシを用いて中間転写体上の現像剤を回収する方法においても、大量の現像剤が送り込まれた場合に回収しきれず、クリーニング不良が発生してしまうことが懸念される。
本発明は上記したような事情に鑑みてなされたものであり、画像形成装置の大型化、複雑化、高コスト化を抑制し、大量の現像剤がクリーニング部に送り込まれた場合であっても良好にクリーニングすることのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明にあっては、
移動可能に設けられ、現像剤像が転写される中間転写体と、
像担持体上に形成された現像剤像を前記中間転写体上に1次転写させる1次転写手段と、
電圧印加手段により電圧が印加されることで、前記1次転写手段により前記中間転写体上に1次転写された現像剤像を記録材に2次転写させる2次転写手段と、
前記中間転写体上の現像剤を除去するクリーニング手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記2次転写手段により2次転写が行われる際に前記電圧印加手段により前記2次転写手段に印加される電圧に対して電界の向きが等しい第1電圧を、前記中間転写体を移動動作させた状態で、前記電圧印加手段により前記2次転写手段に印加させ、前記第1電圧の印加開始から所定時間経過後、前記第1電圧に対して電界の向きが逆となる第2電圧を、前記中間転写体を移動動作させた状態で、前記電圧印加手段により前記2次転写手段に印加させる制御を行う制御手段を備え、
前記制御手段が前記電圧印加手段により前記第1電圧を前記2次転写手段に印加させることにより、前記中間転写体上の現像剤が前記2次転写手段に回収され、さらに、前記2次転写手段に回収されなかった前記中間転写体上の現像剤が前記クリーニング手段により回収され、
前記制御手段が前記電圧印加手段により前記第2電圧を前記2次転写手段に印加させることにより、前記2次転写手段に回収された現像剤が前記中間転写体上に再転写され、さらに、前記中間転写体上に再転写された現像剤が前記クリーニング手段により回収されることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置の大型化、複雑化、高コスト化を抑制し、大量の現像剤がクリーニング部に送り込まれた場合であっても良好にクリーニングすることのできる画像形成装置を提供することが可能となる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
実施例1に係る画像形成装置は、像担持体上に形成された現像剤像を中間転写体上に1次転写する1次転写手段と、中間転写体上に形成された現像剤像を記録材に2次転写する2次転写手段と、中間転写体上の現像剤を除去するクリーニング手段とを有している。
そして、本実施例に係る画像形成装置は、次に示すようにして、クリーニング不良の発生を抑制することを特徴としている。すなわち、本実施例に係る画像形成装置においては、まず、中間転写体上の現像剤の一部を2次転写手段で回収し、中間転写体上に残留した現像剤をクリーニング手段で回収する。その後、2次転写手段に回収された現像剤を中間転写体上に再転写し、中間転写体上に再転写された現像剤をクリーニング手段で回収することを特徴とするものである。
図1は、本実施例におけるカラー画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。
この装置は、図示のように、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である中間転写体27を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置である。本カラー画像形成装置は、図1に示す画像形成部と図示しない画像処理部から構成される。
以下、図1を用いて、電子写真方式のカラー画像形成装置における、画像形成部の動作を説明する。
画像形成部は、まず、画像処理部が変換した露光時間に基づいて点灯させる露光光により静電潜像を形成し、この静電潜像を現像して単色現像剤像を形成する。そして、この単色現像剤像を重ね合わせて多色現像剤像を形成し、この多色現像剤像を記録材10へ転写し、その記録材10上の多色現像剤像を定着させるものである。
画像形成部は、給送部11、感光ドラム(以下、感光体)22、注入帯電器23、現像剤カートリッジ25、現像手段26、転写ローラ21、中間転写体27、転写ローラ28、クリーニング手段29、定着部30によって構成されている。ここで、感光体22、注入帯電器23、現像剤カートリッジ25、現像手段26は、現像色(本実施例ではイエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C),ブラック(K))に対応して並設されたステーション毎に設けられている。ここで、感光体22は像担持体を構成し、注入帯電器23は1次帯電手段を構成し、転写ローラ21は1次転写手段を構成し、転写ローラ28は2次転写手段を構成している。
感光体22Y,22M,22C,22Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成し、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転するものである。駆動モータは、感光体22Y,22M,22C,22Kを画像形成動作に応じて所定方向(図1では反時計回り方向)に回転させる。
1次帯電手段としては、ステーション毎にイエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C),ブラック(K)の感光体を帯電させるための4個の注入帯電器23Y,23M,23C,23Kが備えられている。そして、各注入帯電器にはスリーブ23YS,23MS,23CS,23KSが備えられている。
感光体22Y,22M,22C,22Kへの露光光は、スキャナ部24Y,24M,24C,24Kから送られ、感光体22Y,22M,22C,22Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像が形成されるように構成されている。
現像手段26としては、静電潜像を可視化するために、ステーション毎にイエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C),ブラック(K)の現像を行う4個の現像器26Y,26M,26C,26Kが備えられている。そして、各現像器には、スリーブ26YS,26MS,26CS,26KSが設けられている。各々の現像器は脱着可能に取り付けられている。
中間転写体27は、移動可能(回転可能)に設けられており、感光体22Y,22M,22C,22Kに接触して設けられている。また、中間転写体27を挟持するように、感光体22Y,22M,22C,22Kに対向して転写ローラ21Y,21M,21C,21Kが設けられている。
そして、カラー画像形成時には、中間転写体27が感光体22Y,22M,22C,22Kの回転に伴って所定方向(図1では時計回り方向)に回転することで、各感光体からそれぞれ単色現像剤像が中間転写体27に1次転写される。
このとき、中間転写体27上には、単色現像剤像が重ね合わされた多色現像剤像が形成される。その後、中間転写体27に後述する転写ローラ28が接触し、中間転写体27と転写ローラ28との接触部(挟持部)で記録材10が狭持搬送されることにより、記録材
10に中間転写体27上の多色現像剤像が2次転写される。
転写ローラ28は、記録材10上に多色現像剤像を転写している間、図1において符号28aで示す位置で記録材10に当接し、印字処理後は接離機構により中間転写体27から離間することにより図1において符号28bで示す位置をとる。
定着部30は、記録材10を搬送させながら、転写された多色現像剤像を溶融定着させるものであり、図1に示すように記録材10を加熱する定着ローラ31と、記録材10を定着ローラ31に圧接させるための加圧ローラ32とを備えている。
定着ローラ31と加圧ローラ32とは中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ33,34が内蔵されている。すなわち、多色現像剤像を保持した記録材10は定着ローラ31と加圧ローラ32とにより搬送されるとともに、熱および圧力を加えられ、現像剤が記録材表面に定着される。
現像剤像定着後の記録材10は、その後、図示しない排出ローラによって図示しない排出トレイに排出されて画像形成動作が終了する。
クリーニング手段29は、中間転写体27上に残った現像剤をクリーニング(除去)するものであり、中間転写体27上に形成された4色の多色現像剤像を記録材10に転写した後の廃現像剤は、クリーナ容器に蓄えられる。
次に、本実施例で用いたクリーニング手段29について説明する。
本実施例では、クリーニング手段29として、中間転写体27に弾性ブレードを当接させることで現像剤をクリーニングする方法を用いている。また、弾性ブレードの材質としてウレタンゴムを用いている。クリーニング手段としては特に限定されるものではない。すなわち、クリーニング手段及びその材質は画像形成装置の構成(仕様)に従って適宜最適なものが決定されるとよく、背景技術の項で説明したようなファーブラシを用いる手段などであってもよい。
図2は、本実施例におけるカラー画像形成装置に設けられた制御手段としてのCPUにより実行される、転写ローラ28を用いた現像剤回収手順及びクリーニング手順について示すフローチャートである。
以下、本実施例の特徴である、記録材のピックアップミス、ジャム等が発生した場合、すなわち記録材に現像剤が転写されない時の転写ローラ28を用いた現像剤回収手順及びクリーニング手順について図2のフローチャートを用いて説明する。
ここで、記録材のピックアップミス、ジャム等が発生した場合には、中間転写体27上に現像剤像が1次転写された状態で、画像形成動作(記録材搬送動作を含む)が一旦中断される。そして、ジャム処理等が行われた後、画像形成動作が再開される(画像形成装置が正常動作状態に回復される)が、この再開時に、CPUによる転写ローラ28を用いた現像剤回収手順及びクリーニング手順が実行される。これには、例えば、ジャム等を検出する検出手段をCPUが備えており、ジャム検出状態から非検出状態に変わった場合を再開時とするとよい。また、1次転写後に画像形成動作が一旦中断された後、画像形成装置が正常動作状態に回復したことを判断する判断手段をCPUが備えており、この判断手段の結果に基いて再開時を決定してもよい。
(STEP1)
転写ローラ28を図1において符号28aで示す位置に移動させることにより、中間転写体27に当接させ、電圧印加手段40により2次転写時と電界の向き(電界方向)が等しくなる電圧(第1電圧)を転写ローラ28に印加させる。本実施例では、転写ローラ28への印加電圧値を1.2kVとしている。
(STEP2)
中間転写体27を画像形成時と同じ方向(図1においては時計回り方向)に回転(移動動作)させ、電圧がかかっている転写ローラ28と中間転写体27とで現像剤を挟み込む事により、現像剤の一部を転写ローラ28に回収させる。電圧印加手段による転写ローラ28への電圧印加は、中間転写体27上に形成されている画像領域において行われる。すなわち、中間転写体27のうち1次転写された現像剤像の存在する全領域が、転写ローラ28に達するまでに要する時間(第1電圧の印加開始から所定時間)の間、電圧印加手段40により転写ローラ28に電圧が印加されるとよい。中間転写体27のうち1次転写された現像剤像の存在する全領域が、転写ローラ28に達するまでに要する時間は、本制御の開始時に感光体22Yと転写ローラ21Yとのニップ部に位置する中間転写体27が転写ローラ28に達するまでに要する時間である。これは、モノクロモードであれば、感光体22Kと転写ローラ21Kとのニップ部に位置する中間転写体27が転写ローラ28に達するまでに要する時間となる。これらの時間は、予めCPUに設定されているとよい。
ここで、電圧印加手段40による転写ローラ28への電圧印加は、印加する電圧を小さくすると転写ローラ28の現像剤回収量は減り、電圧を大きくすると現像剤回収量は増えるので所望する回収量に応じて最適値に設定するとよい。本実施例では、転写ローラ28に1.2kVの電圧を印加することで約70%の現像剤が転写ローラ28に回収されている。
(STEP3)
クリーニング手段29により、転写ローラ28で回収されなかった現像剤を中間転写体27上から除去する。
(STEP4)
電圧印加手段40により、中間転写体27の1周分の時間(1周するのに要する時間)にかけて、2次転写時と電界の向きが異なる(逆となる)電圧(第2電圧)を転写ローラ28に印加させる。これにより、転写ローラ28から中間転写体27上に、STEP2で転写ローラ28に回収した現像剤を再転写させる。
ここで、第2電圧を印加するタイミングは、転写ローラ28で回収されなかった現像剤がクリーニング手段29により中間転写体27上から除去された後であるとよいが、第1電圧の印加開始から前記所定時間経過後であればよい。すなわち、中間転写体27上のうち現像剤が存在する全領域が転写ローラ28に達し、現像剤が転写ローラ28に回収された後であればよい。第2電圧を印加するタイミングは、予めCPUに設定されているとよい。
本実施例では、転写ローラ28への印加電圧値を−1.2kVとしている。
ここで、転写ローラ28への印加電圧値は小さすぎると再転写効率は低下するし、大きすぎても現像剤の帯電極性が反転してしまい、同じく再転写効率は低下する。従って、転写ローラ28への印加電圧値は、本発明を適用する画像形成装置の構成(仕様)に応じて再転写が効率よく行われるような最適値に設定されることが好ましい。尚、本実施例においては、転写ローラ28から中間転写体27に現像剤を再転写する時間を中間転写体27の1周分の時間としているが、この時間は特に限定されるものではない。本発明を適用す
る画像形成装置の構成(仕様)に応じて、転写ローラ28の現像剤が中間転写体27に十分に再転写される時間に設定されることが望ましい。
(STEP5)
クリーニング手段29により、再度、転写ローラ28が再転写した現像剤を中間転写体27上から除去する。
以上述べたように、本実施例においては、まず、中間転写体27上の現像剤を転写ローラ28で回収させ、このとき中間転写体27上に残留した現像剤をクリーニング手段29で回収させている。その後、転写ローラ28に回収された現像剤を中間転写体27上に再転写させ、中間転写体27上に再転写された現像剤をクリーニング手段29で回収している。
これにより、一度に大量の現像剤がクリーニング部に送り込まれることがあっても、クリーニング不良の発生を抑制することが可能となる。
本発明の実施例2では、実施例1の画像形成装置に対して、さらに、画像形成装置が設置される環境の湿度を検出する環境検出手段を有するもので、環境検出手段による検出結果に応じて転写ローラ28へ印加する電圧値を設定することを特徴としている。なお、本実施例に係る画像形成装置は、上述した実施例1に係る画像形成装置と同様の構成であり、同様の構成部分については同一の符号を付してその説明は省略する。
一般的に低温低湿環境下、又は高温高湿環境下においては、転写ローラや中間転写体の物性値が変動することが知られており、また、低温低湿環境下では、現像剤の帯電量が高くなりやすく、高温高湿環境下では、現像剤の帯電量が低くなりやすい傾向がある。そのため、転写ローラ28への印加電圧値が同じであっても、画像形成装置の構成や設置された環境によっては転写ローラ28の現像剤回収効率、再転写効率が変化することが懸念される。従って本実施例では、画像形成装置の設置された環境に応じて、転写ローラ28へ印加する電圧値を設定することで、現像剤の回収量、再転写量を最適値に調整する。
図3は、本実施例におけるカラー画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。
本実施例のカラー画像形成装置は、実施例1と同じく、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である、中間転写体27を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置である。
本実施例の形態で実施例1の形態と異なるのは、環境検出手段としての環境センサ43を有し、画像形成装置の置かれた環境の湿度検出結果に応じて、転写ローラ28へ印加する電圧値を設定することである。
図4は、本実施例において、CPUにより実行される、転写ローラ28を用いた現像剤回収手順及びクリーニング手順について示すフローチャートである。図5は、湿度と印加電圧値との関係を示す図である。
以下、本実施例の特徴である、転写ローラ28による現像剤回収手順及びクリーニング手順について図4のフローチャートを用いて説明する。
(STEP1)
環境センサ43により画像形成装置の置かれた環境の湿度を検出する。
(STEP2)
図5を用いてSTEP3にて転写ローラ28へ印加する電圧値を決定する。例えば、STEP1における環境センサ43の湿度検出結果が10%の場合は2.0kVとなる。ここで、本実施例では、図5に示すように、検出された湿度が高い程、転写ローラ28へ印加される電圧値が小さくなるように制御される。
(STEP3)
転写ローラ28を図3において符号28aで示す位置に移動させることにより、中間転写体27に当接させ、2次転写時と電界の向きが等しくなる電圧を転写ローラ28に印加する。
(STEP4)
中間転写体27を画像形成時と同じ方向(図3においては時計回り方向)に回転させ、電圧がかかっている転写ローラ28と中間転写体27とで現像剤を挟み込む事により、現像剤の一部を転写ローラ28に回収する。転写ローラ28への電圧印加は、中間転写体27上に形成されている画像領域において行われる。
(STEP5)
クリーニング手段29により、転写ローラ28で回収されなかった現像剤を中間転写体27上から除去する。
(STEP6)
中間転写体27の1周分の時間にかけて、2次転写時と電界の向きが異なる電圧を転写ローラ28に印加し、転写ローラ28から中間転写体27上に、STEP4で転写ローラ28に回収した現像剤を再転写させる。ここで、本実施例では、転写ローラ28に−1.2kVの電圧を印加している。
(STEP7)
クリーニング手段29より、再度転写ローラ28が再転写した現像剤を中間転写体27上から除去する。
以上述べたように、本実施例においては、湿度を検出する環境検出手段を有し、環境検出手段による検出結果に応じて、転写ローラ28へ印加する電圧値を設定することを特徴とするものである。これにより、転写ローラ28へ印加する電圧値を状況に応じた最適な値にすることが可能となり、より効果的にクリーニング不良の発生を抑制することが可能となる。
なお、図5に示している湿度と印加電圧の関係は、本実施例で用いた画像形成装置の構成によって決定したものであり、特に限定されるものではない。湿度と印加電圧の関係は、転写ローラ、中間転写体の誘電率や抵抗値、現像剤の処方など、画像形成装置の構成に応じて適宜設定されるとよい。
また、本実施例では、環境検出手段は、湿度を検出するものであったが、これに限らず、画像形成装置が設置される環境の温度と湿度とのうち少なくともいずれか一方を検出するものであればよい。環境検出手段が、温度を検出する場合であっても、上述した、湿度を検出する場合同様の制御が実行される(すなわち、検出された温度が高い程、転写ローラ28へ印加される電圧値が小さくなるように制御される)。
本発明の実施例3では、実施例1,2の画像形成装置に対して、さらに、中間転写体上の現像剤の量を検出する現像剤量検出手段を有するもので、現像剤量検出手段の検出結果に応じて転写ローラ28へ印加する電圧値を設定することを特徴としている。なお、本実施例に係る画像形成装置は、上述した実施例1,2に係る画像形成装置と同様の構成であり、同様の構成部分については同一の符号を付してその説明は省略する。
中間転写体27上の現像剤の量が異なると、転写ローラ28への印加電圧値が同じであっても、転写ローラ28の現像剤回収量、再転写量は異なる。従って本実施例では、中間転写体27上の現像剤の量に応じて、転写ローラ28へ印加する電圧値を設定することで、現像剤の回収量、再転写量を最適値に調整する。
図6は、本実施例におけるカラー画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。
本実施例のカラー画像形成装置は、実施例1と同じく、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である、中間転写体27を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置である。本カラー画像形成装置は、画像形成部と画像処理部から構成される。
本実施例の形態で実施例1の形態と異なるのは、中間転写体27上の現像剤の量を検出する現像剤量検出手段を有し、現像剤量検出手段の検出結果に応じて、転写ローラ28へ印加する電圧値を設定することである。
本実施例においては、各プロセス色の印字率を算出(導出)することにより、中間転写体27上の現像剤量の検出(推定)を行うこととした。ここで、CPUは、現像剤量検出手段を構成している。
図7は、画像信号より各プロセス色の印字率を算出する手段を表した図である。
図7において、(a)はホストコンピュータより送られる画像信号の時間推移、(b)は(a)の信号を元に、プリンタ本体のCPUで変換される、マゼンダ色の画像信号の時間推移(C,Y,Bkの各色については不図示)を示している。また、式(1)〜(4)は、CPUが各プロセス色の印字率を算出する計算式である。式(1)はマゼンダ、式(2)はシアン、式(3)はイエロー、式(4)はブラックの各プロセス色の印字率を算出する式である。
プリンタに送られる画像信号は、プリンタ本体のCPUでその本体の持つ画像処理法に応じて、Y,M,C,Bkの画像信号に変換される。図7の(b)で変換した画像は、その信号レベル及び時間より画像濃度、面積を計算し、描画領域における印字率を算出する。
ここで、制御信号を2値の信号として取り扱うプリンタ(濃度諧調は面積当たりの現像剤量で制御し、1dot単位での諧調性を持たないもの)では、信号レベルは常に0か一定の値のため、描画時間の中で信号onの時間を累積すれば印字率が求められる。
一方、制御信号を多値の信号として取り扱うプリンタ(1dot当たり数bitの濃度諧調性を持つもの)では信号レベルと時間との積を累計して印字率を求める。
各プロセス色により、同じ印字率であっても実際に中間転写体27上に1次転写される現像剤の量は異なるため、プロセス色それぞれにおいて、印字率から現像剤の量を算出し、足し合わせることで、中間転写体27上に1次転写された現像剤の総量が算出できる。
図8は、本実施例において、CPUにより実行される、転写ローラ28による現像剤回収手順及びクリーニング手順について示すフローチャートである。図9は、現像剤載り量と印加電圧値との関係を示す図である。
以下、本実施例の特徴である、転写ローラ28による現像剤回収手順及びクリーニング手順について図8のフローチャートを用いて説明する。
(STEP1)
中間転写体27上の現像剤の量を前記の方法で算出する。
(STEP2)
図9を用いてSTEP3にて転写ローラ28へ印加する電圧値を決定する。例えば、STEP1における中間転写体27上の現像剤量の算出結果が0.9mg/cmの場合は1.3kVとなる。ここで、本実施例では、図9に示すように、算出(検出)された現像剤量が大きい程、転写ローラ28へ印加される電圧値が大きくなるように制御される。
(STEP3)
転写ローラ28を図6において符号28aで示す位置に移動させることにより、中間転写体27に当接させ、2次転写時と電界の向きが等しくなる電圧を転写ローラ28に印加する。
(STEP4)
中間転写体27を画像形成時と同じ方向(図6においては時計回り方向)に回転させ、電圧がかかっている転写ローラ28と中間転写体27とで現像剤を挟み込む事により、現像剤の一部を転写ローラ28に回収する。転写ローラ28への電圧印加は、中間転写体27上に形成されている画像領域において行われる。
(STEP5)
クリーニング手段29により、転写ローラ28で回収されなかった現像剤を中間転写体27上から除去する。
(STEP6)
中間転写体27の1周分の時間にかけて、2次転写時と電界の向きが異なる電圧を転写ローラ28に印加し、転写ローラ28から中間転写体27上に、STEP4で転写ローラ28に回収した現像剤を再転写させる。ここで、本実施例では、転写ローラ28に−1.2kVの電圧を印加している。
(STEP7)
クリーニング手段29より、再度転写ローラ28が再転写した現像剤を中間転写体27上から除去する。
尚、図9に示している現像剤載り量と印加電圧との関係は、本実施例で用いた画像形成装置の構成によって決定したものであり、特に限定されるものではない。転写ローラ、中間転写体の誘電率や抵抗値、現像剤の処方など、画像形成装置の構成に応じて適宜設定されるとよい。
以上述べたように、本実施例においては、中間転写体上の現像剤の量を検出する現像剤量検出手段を有し、現像剤量検出手段の検出結果に応じて、転写ローラ28へ印加する電圧値を設定することを特徴とするものである。これにより、転写ローラ28へ印加する電圧値を状況に応じた最適な値にすることが可能となり、より効果的にクリーニング不良の
発生を抑制することが可能となる。
実施例1における画像形成装置の全体構成を示す概略断面図。 実施例1の現像剤回収手順及びクリーニング手順を示すフローチャート。 実施例2における画像形成装置の全体構成を示す概略断面図。 実施例2の現像剤回収手順及びクリーニング手順を示すフローチャート。 実施例2において、湿度と印加電圧値の関係を示す図。 実施例3における画像形成装置の全体構成を示す概略断面図。 実施例3において、印字率の算出方法を説明するための図。 実施例3の現像剤回収手順及びクリーニング手順を示すフローチャート。 実施例3において、現像材載り量と印加電圧値の関係を示す図。
符号の説明
21 転写ローラ
22 感光体
27 中間転写体
28 転写ローラ
29 クリーニング手段
40 電圧印加手段

Claims (7)

  1. 移動可能に設けられ、現像剤像が転写される中間転写体と、
    像担持体上に形成された現像剤像を前記中間転写体上に1次転写させる1次転写手段と、
    電圧印加手段により電圧が印加されることで、前記1次転写手段により前記中間転写体上に1次転写された現像剤像を記録材に2次転写させる2次転写手段と、
    前記中間転写体上の現像剤を除去するクリーニング手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    前記2次転写手段により2次転写が行われる際に前記電圧印加手段により前記2次転写手段に印加される電圧に対して電界の向きが等しい第1電圧を、前記中間転写体を移動動作させた状態で、前記電圧印加手段により前記2次転写手段に印加させ、前記第1電圧の印加開始から所定時間経過後、前記第1電圧に対して電界の向きが逆となる第2電圧を、前記中間転写体を移動動作させた状態で、前記電圧印加手段により前記2次転写手段に印加させる制御を行う制御手段を備え、
    前記制御手段が前記電圧印加手段により前記第1電圧を前記2次転写手段に印加させることにより、前記中間転写体上の現像剤が前記2次転写手段に回収され、さらに、前記2次転写手段に回収されなかった前記中間転写体上の現像剤が前記クリーニング手段により回収され、
    前記制御手段が前記電圧印加手段により前記第2電圧を前記2次転写手段に印加させることにより、前記2次転写手段に回収された現像剤が前記中間転写体上に再転写され、さらに、前記中間転写体上に再転写された現像剤が前記クリーニング手段により回収されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 画像形成装置が設置される環境の湿度と温度とのうち少なくともいずれか一方を検出する環境検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記環境検出手段の検出結果に応じて、前記電圧印加手段により前記2次転写手段へ印加される電圧値を設定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記環境検出手段により検出された湿度又は温度が高い程、前記電圧印加手段により前記2次転写手段へ印加される電圧値を小さくすることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記中間転写体上の現像剤の量を検出する現像剤量検出手段を有し、
    前記制御手段は、前記現像剤量検出手段の検出結果に応じて、前記電圧印加手段により前記2次転写手段へ印加される電圧値を設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記現像剤量検出手段により検出された現像剤量が大きい程、前記電圧印加手段により前記2次転写手段へ印加される電圧値を大きくすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記所定時間は、前記中間転写体のうち前記1次転写手段により1次転写された現像剤像の存在する全領域が前記2次転写手段に達するまでに要する時間であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記1次転写手段により前記中間転写体上に現像剤像が1次転写された状態で画像形成装置による画像形成動作が中断され、その後、画像形成動作が再開される場合に、前記制御手段による制御が実行されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    画像形成装置。
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