JP2018179749A - 検査装置および検査方法 - Google Patents
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Abstract
Description
そのスジまたは割れ目の部分で圧延銅箔は分断しており、多くの部分で接触しているが金属組織としては不連続な部分があるため、断面積が小さくなり抵抗値が高くなると考えられる。
は容易でなく、端子間隔を狭めていくことで前記特定は実現されるが、そのための端子移動(走査)を要することになる。
そのため、半断線を検出可能な先行技術について調査したが、本願発明者はそのような先行技術を見出すことができなかった。
最も関連性が高い先行技術の例としては、例えば特許文献1に、タッチパネルの断線検査を行うタッチパネル検査方法が開示されている。この技術は、短時間で確実にタッチパネルの完成品検査、特に断線検査を行うことができるタッチパネルの検査方法を提供することを課題としている。具体的検査方法としては、接触された位置座標を出力する複数のセンサを備えたタッチパネルの所定の第1の点に、突起形状を有する接触部を接触させるステップと、前記接触部を前記タッチパネルに接触させたまま、前記接触部の接触位置を記憶しながら、前記タッチパネルの所定の第2の点まで移動させるステップと、前記接触部を前記第2の点において前記タッチパネルから離隔させるステップと、前記接触部が前記タッチパネルから離隔したことを検出するステップと、前記接触部が前記タッチパネルから離隔したことが検出されたときに、離隔する直前に接触していた位置座標を算出するステップと、前記位置座標に基づいて、前記タッチパネルの断線の有無を判定するステップと、前記タッチパネルの検査結果を表示するステップと、を含むステップで構成されることを特徴とするタッチパネルの検査方法である。この検査方法は、断線についての検査をそれまでより短時間で実施可能な技術であるが、半断線については考慮されていないため、正常な部分との抵抗値の差が小さい半断線の検査は不可能であると考えられる。
細線からなるメッシュの導通検査にあたり、検査用電極端子の接触など、取扱いに応じて新たな断線を招く可能性もあるため、機械的な接触を不要とする、製造品への負荷が少ない検査手法が求められている。
そのため、タッチパネルのセンサ電極に使用されるメッシュ配線の半断線を検出可能な検査技術が待望されていた。
電流供給手段と、サーモグラフィックカメラと、判定装置と、制御装置と、を備えており、
電流供給手段は、メッシュ配線に予め設定した電流を流すものであり、
サーモグラフィックカメラは、メッシュ配線の温度分布に相当する赤外線画像を撮像するものであり、
判定装置は、前記赤外線画像のデータに基づいてメッシュ配線の半断線の有無を判定するものであり、
制御装置は、電流供給手段とサーモグラフィックカメラと判定装置を制御するものであることを特徴とする検査装置である。
前記メッシュ配線の両端部と前記メッシュ配線に予め設定した電流を流す電流供給手段とを接続する工程と、
前記赤外線サーモグラフィ装置が、前記メッシュ配線の温度分布データを取得し、そのデータを前記判定装置に送る工程と、
前記判定装置が取得した温度分布データに基づき、前記メッシュ配線の半断線の有無を判定する工程と、を備えていることを特徴とする検査方法である。
算出した各領域の温度データの平均値が、予め設定した値以上である場合に、その領域を含むメッシュ配線に半断線があると判定する工程と、を備えていることを特徴とする請求項2に記載の検査方法である。
図1は、本発明の検査装置10の概略構成を説明する図である。
本発明の検査装置10は、静電容量方式タッチパネルのセンサ電極に使用されるメッシュ配線3の半断線の有無を検査する検査装置である。
本発明の検査装置10は、メッシュ配線3に予め設定した電流を流す電流供給手段9と、メッシュ配線3の温度分布に相当する赤外線画像を撮像するサーモグラフィックカメラ5と、サーモグラフィックカメラ5が取得した赤外線画像データに基づいてメッシュ配線3の半断線の有無を判定する判定装置6と、電流供給手段9とサーモグラフィックカメラ5と判定装置6とを制御する制御装置7と、を備えている。ここで、電流供給手段9は、電源8とその電源8から供給される電流をメッシュ配線3に供給する電流供給電極4を備えている。
基材フィルム上に接着剤を介して圧延銅箔を貼り付けたものを使用することができる。
基材フィルムとしては、特に限定する必要はなく、光透過性が高い材料であれば良い。通常は光透過性とフィルムの購入価格の観点から、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルムが一般的に使用されている。厚さとしては25μm〜50μm程度であれば好適に使用可能である。薄いガラスシートであっても良い。
圧延銅箔は、厚さ6μm〜150μm程度のものが入手可能であるが、形成するメッシュ配線の線幅の細線化への対応と購入価格の観点から、35μm、18μm、12μm程度の厚さのものを使用することができる。更に微細化に対応可能な9μm、6μmの圧延銅箔もある。
サーモグラフィックカメラ5は、サーモグラフィックカメラ5は、図2に例示した様に、目視した実像12では分らない発熱した部分が、サーモグラフ13においては、発熱して高温になった高温部11を色の違いまたは明るさの違いなどにより、明確に目視可能とするものである。なお、可視光を対象とした通常のガラスレンズを使用したレンズ系を使用した撮像装置とは異なり、赤外域での透過率が高いゲルマニウムレンズが使用される。赤外線検出素子としては、非冷却タイプのマイクロボロメータ(抵抗式熱型検出)が使用されている。非冷却タイプと言っても、熱雑音の影響を抑え、検出精度を高めるため、ペルチェ素子を使用して一定温度に保持されている。
判定装置6は、サーモグラフィックカメラ5が撮像対象であるメッシュ配線3の温度分布データを時々刻々取得し、サーモグラフィックカメラ5自身で記憶した後、一括して判定装置6に送信するか、または逐次、サーモグラフィックカメラ5が取得した赤外線画像データ(温度分布データ)を判定装置6に送信する。
メッシュ配線3に電流を流す電流供給手段9は、電源8と、メッシュ配線3の両端部と電源8とを接続する配線の先端に電流供給電極4を備えている。具体的には、図1に図示していない搬送・当接手段により、電源8に接続された複数の配線の先端にある電流供給電極4を、メッシュ配線3の両端部に搬送し、その両端部にそれぞれ当接して電気的な接続をする。
その状態で、制御装置7は電源8に信号を送り、電流を流すことができる。
次に、本発明の検査方法について説明する。
本発明の検査方法は、図1に例示した本発明の検査装置を使用したメッシュ配線3の検査方法である。
本発明の検査方法は、メッシュ配線3の両端部とメッシュ配線3に予め設定した電流を流す電流供給手段9とを接続する工程と、サーモグラフィックカメラ5が、メッシュ配線3に電流を流す直前からメッシュ配線3の撮像を開始し、予め設定した時間だけ撮像を継続することによりメッシュ配線3の温度分布データを取得し、そのデータを判定装置6に送る工程と、判定装置6が取得した温度分布データに基づき、メッシュ配線3の半断線の有無を判定する工程と、を備えている。
2・・・基材フィルム
3・・・メッシュ配線
4・・・電流供給電極
5・・・サーモグラフィックカメラ
6・・・判定装置
7・・・制御装置
8・・・電源
9・・・電流供給手段(電源8+電流供給電極4)
10・・・検査装置
11・・・高温部
12・・・実像
13・・・サーモグラフ
Claims (3)
- 静電容量方式タッチパネルのセンサ電極に使用されるメッシュ配線の半断線の有無を検査する検査装置であって、
電流供給手段と、サーモグラフィックカメラと、判定装置と、制御装置と、を備えており、
電流供給手段は、メッシュ配線に予め設定した電流を流すものであり、
サーモグラフィックカメラは、メッシュ配線の温度分布に相当する赤外線画像を撮像するものであり、
判定装置は、前記赤外線画像のデータに基づいてメッシュ配線の半断線の有無を判定するものであり、
制御装置は、電流供給手段とサーモグラフィックカメラと判定装置を制御するものであることを特徴とする検査装置。 - 請求項1に記載の検査装置を使用したメッシュ配線の検査方法であって、
前記メッシュ配線の両端部と前記メッシュ配線に予め設定した電流を流す前記電流供給手段とを接続する工程と、
前記赤外線サーモグラフィ装置が、前記メッシュ配線の温度分布データを取得し、そのデータを前記判定装置に送る工程と、
前記判定装置が取得した温度分布データに基づき、前記メッシュ配線の半断線の有無を判定する工程と、を備えていることを特徴とする検査方法。 - 前記メッシュ配線全体の領域を予め設定した方法で複数の領域に区分し、各領域に含まれる温度データの平均値を算出する工程と、
算出した各領域の温度データの平均値が、予め設定した値以上である場合に、その領域を含むメッシュ配線に半断線があると判定する工程と、を備えていることを特徴とする請求項2に記載の検査方法。
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-
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- 2017-04-13 JP JP2017079642A patent/JP2018179749A/ja active Pending
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