JP2018179697A - 速度検出装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(数1)
かように、該特許文献1ではインクリメンタルエンコーダが出力するA相信号、B相信号から検出した任意の1つエッジ種類にて検出と演算をするので、速度検出周期が早い、精度向上を図るなどの特徴があるとしている。
該特許文献2の速度検出装置では、インクリメンタルエンコーダが出力するA相信号、B相信号の一周期から4種類のエッジを検出するとともに、これの検出時刻を記録して速度演算を実施している。さらに前記エッジと速度演算周期が同時に発生したとき、該速度演算周期を所定時間だけずらす発明が開示されている。
かように、前記特許文献1および特許文献2は速度検出について種々工夫されたものである。
図10において1、2、および3はそれぞれインクリメンタルエンコーダ、信号線路、および従来の速度検出装置である。該インクリメンタルエンコーダ1は回転に応じて連続した矩形波(パルス)を出力し、ここでは該出力が90度位相差のA相信号とB相信号とする例を示している。そして、該A相信号とB相信号は前記信号線路2を介して前記速度検出装置3に入力される。
そして、前記信号変換器5は該A5信号とB5信号を入力し、この2つの信号から前記A相信号、またはB相信号の4倍の周波数である4F信号(または、2倍の周波数である2F信号)と回転方向を示すFR信号を出力する。そして、前記回転位置カウンタ10はアップダウンカウンタであり、該4F信号とFR信号を入力して、前記ロータリエンコーダ1の回転位置Pを出力する。
そして、前記タイムラッチ13は前記4F信号とリアルタイムRTを入力し、前記回転位置Pが更新された時刻であるキャプチャ時刻Tを出力する。
(数2)
なお、マイクロプロセッサやデジタルシグナルプロセッサなどを総称して以下にMPUと表記する。
続いて該図11の(3)と(4)は、前記信号変換機5が出力する4F信号とFR信号であり、該4F信号は前記(1)A相信号と(2)B相信号の立ち上がりと立ち下りをパルス化したもので、これの周波数は前記A相信号の4倍となる。また、該FR信号は回転方向を検出した信号で、ここでは正転と逆転をそれぞれ0と1としている。
ここで、以降の説明を容易とするためにひとつの数値例を示せば次のとおりがある。
前記インクリメンタルエンコーダ1の1回転のパルス数:600ppr
前記インクリメンタルエンコーダ1の回転速度:1800min−1
(数3)
このとき、前記図11の(1)A相信号と(3)4F信号のそれぞれの周波数は次のとおりとなる。
(数4)
(数5)
また前記(2)式において、ΔTは前記(2)式の制御周期160μsとすれば、ΔPは4F信号のとき、次のとおり11パルスとなる。
(数6)
そして、この実現のために本発明が解決しようとする課題を、従来例を説明した前記図10を元に図12から図17にて説明する。
次に前記図12の(6)は、前記A相信号とB相信号の立ち上がりと立ち下りをパルス化した4F信号であり、これの周波数は前記A相信号の4倍となる。そして従来、該4F信号にて前記インクリメンタルエンコーダ1の回転速度が検出されている。
次に前記フォトカプラ4-3は、前記インクリメンタルエンコーダ1側と該入力インターフェイス4の後続電子回路側を電気的に絶縁し、前記コンバータ4-4は該フォトカプラ4-3の出力を波形整形するものである。
そして、図中のA1からA5はA相信号について前記フィルタ4-1からコンバータ4-4のそれぞれの図示する入出力ポイントを示し、B1からB5はB相信号について同様の入出力ポイントを示している
次に該図15の(2)A2信号は、前記コンパレータ4-2の入力波形で、この波形は前記フィルタ4-1により図示するがごとく緩やかな立ち上がりと立ち下りを有したものとなる。また前記コンパレータ4-2は通常ヒステリシス特性を有しており、図中のVh1とVl1はそれぞれ前記コンパレータ4-2のヒステリシスハイ電圧とヒステリシスロー電圧である。
そして、該A3信号のハイ区間とロー区間はそれぞれT4-1とT4-2となる。ここで、前記A2信号の立ち上がりと立ち下り時間が異なること、およびヒステリシスハイ電圧Vh1とヒステリシスロー電圧Vl1の存在により、前記遅延時間T3-1とT3-2は値が異なる時間となって、前記区間T4-1とT4-2も値が異なる時間となる。
(数7)
ここで、前記区間T4-1のばらつきが15%のとき、該(7)式より速度検出の誤差は3%(15%を5で除した値)となって製品の生産において品質に支障をきたすものであり、これの解消が本発明にて解決しようとする第2の課題である。
なお、前記図15はA相信号について説明したが、B相信号についても同様である。
次に該図16の(5)A5信号について説明を行う。該A5信号は前記コンバータ4-4の出力波形であり該コンバータ4-4のヒステリシス特性のため、立ち上がりと立ち下りが前記A3信号からそれぞれ遅延時間T5-1、T5-2で示す遅れとなる。
かように該図16の(3)から(6)にて示したとおり、前記入力インターフェイス4のハードウェアに起因して、前記A相信号だけから抽出した前記2FA信号から速度検出を行うときも正しい回転速度が得られなくなり、これは、前記図15で示した第2の課題と同様であり、前記コンパレータ4-2や前記フォトカプラ4-3をともに設置するなどの回路構成により誤差が累積することとなる。なお、該図16はA相信号について説明したが、B相信号についても同様である。
そして該図17の(2)A1信号は、前記入力インターフェイス4が内蔵するフィルタ4-1の入力波形で、前記信号線路2の配線距離が長いため該信号線路2の特性インピーダンスによって、図示するがごとく緩やかな立ち上がりと立ち下りを有するとともに、波高値も前記のV1からV3にドロップしたものとなる。
該(3)A2信号は前記コンパレータ4-2の入力でもあり、ヒステリシスハイ電圧Vh1とヒステリシスロー電圧Vl1も示している。
そして、該A3信号のハイ区間とロー区間はそれぞれT8-1とT8-2となる。ここで、前記A2信号の立ち上がりと立ち下り時間が異なること、およびヒステリシスハイ電圧Vh1とヒステリシスロー電圧Vl1の存在により、前記遅延時間T7-1とT7-2は値が異なる時間となって、前記区間T8-1とT8-2も値が異なる時間となる。
なお、前記図17はA相信号について説明したが、B相信号についても同様である。
同じく前記信号変換器は、入力した前記A5信号が前記インクリメンタルエンコーダの回転方向が正転のときは立ち下がりエッジにて、逆転のときは立ち上がりエッジにてパルスA−信号を生成するとともに、該パルスA−信号が生成されたときの回転方向を示す回転方向FRA−信号を生成しする。
同じく前記信号変換器は、入力した前記B5信号が前記インクリメンタルエンコーダの回転方向が正転のときは立ち下がりエッジにて、逆転のときは立ち上がりエッジにてパルスB−信号を生成するとともに、該パルスB−信号が生成されたときの回転方向を示す回転方向FRB−信号を生成する。
また前記4組のタイムラッチは、それぞれ前記パルスA+信号、前記パルスA―信号、前記パルスB+信号、および前記パルスB―信号を入力して、前記回転位置PA+、回転位置PA−、回転位置PB+、および回転位置PB−が更新された時刻をキャプチャ(捕獲)してキャプチャ時刻TA+、キャプチャ時刻TA−、キャプチャ時刻TB+、およびキャプチャ時刻TB−を出力する。
次に、2組目のメモリPA−(0)、TA−(0)、PA−(−1)、およびTA−(−1)について前記MPUは、速度検出タイミングごとに前記キャプチャ時刻TA−をチェックし更新されているときは、前記メモリPA−(0)とメモリTA−(0)をそれぞれ前記メモリPA−(−1)とメモリTA−(−1)にセーブしたあと、前記回転位置PA−と前記キャプチャ時刻TA−をそれぞれ前記メモリPA−(0)とメモリTA−(0)にセーブする。
そして、4組目のメモリPB−(0)、TB−(0)、PB−(−1)、およびTB−(−1)について前記MPUは、速度検出タイミングごとに前記キャプチャ時刻TB−をチェックし更新されているときは、前記メモリPB−(0)とメモリTB−(0)をそれぞれ前記メモリPB−(−1)とメモリTB−(−1)にセーブしたあと、前記回転位置PB−と前記キャプチャ時刻TB−をそれぞれ前記メモリPB−(0)とメモリTB−(0)にセーブする。
そして、該パルス列と回転方向信号の1組目を説明すると、該信号変換器5-1は入力した前記A5信号について、前記インクリメンタルエンコーダ1の回転方向が正転のときは立ち上がりエッジにて、逆転のときは立ち下がりエッジにてパルスA+信号を生成して出力するとともに、該パルスA+信号が生成されたときの回転方向を示す回転方向FRA+信号を生成し出力する。
かようにして、前記信号変換器5-1は4組のパルス列と回転方向信号を検出し出力する。
そして、前記A+の処理ブロック6内の前記速度演算16-1は後述する規則性にて、ΔPとΔTを次の(8)式と(9)式により算出し前記(2)式の演算を行って速度VA+(n)を得ることとなる。
(数8)
(数9)
すなわち前記図1のA−の処理ブロック7は、このブロック専用の前記回転位相カウンタ10とタイムラッチ13を有している。そして、該回転位相カウンタ10は前記パルスA−信号と回転方向FRA−信号を入力してカウントアップまたはカウントダウンを行って、回転位置PA−を検出し出力する。また、前記タイムラッチ13は前記パルスA−信号と前記リアルタイムRTを入力し、前記回転位置PA−が更新された時刻であるキャプチャ時刻TA−を検出し出力する。
また、該図3の(6)は前記図1で示したパルスA−信号であり、これの周期も同様に該図3の(1)A1信号の周期T1と等しくなる。
また、該図4の(8)は前記図1で示したパルスA−信号であり、これの周期も同様に該図4の(1)A1信号の周期T1と等しくなる。
また、該図5の(7)は前記図1で示したパルスA−信号であり、これの周期も同様に該図5の(1)A相信号の周期T1と等しくなる。
始めに該図7において、(1)と(2)はそれぞれ前記A相信号とパルスA+信号の時間的推移を表している。そして該図7の(1)A相信号においてT1は、前記インクリメンタルエンコーダ1が一定の速度で回転しているとき、該(1)A相信号の理論的な周期を示している。ここで該(1)A相信号の周期は、前記図12の(1)で説明したとおり光学技術や精密技術により精度よく生成されるとは言え、該理論周期T1に対して例えば最大で15%程度の周期誤差がある。そして、該周期誤差により前記(1)A相信号から抽出した前記(2)パルスA+信号から速度を得ようとするとき、検出誤差が発生することが避けられない。
なお該(2)パルスA+信号は、前記図4の(2)で示したとおり、前記図7の(1)A相信号から一様にT3-1の遅れがあるとしている。
始めに(1)A相信号と(2)パルスA+信号は、前記図7の(1)および(2)と同じ信号で時間を縮小して表し、説明を容易とするため該(2)パルスA+信号は(1)A相信号から遅れなしとしている。そして、前記インクリメンタルエンコーダ1は一定の速度で回転し、前記A相信号の理論周期はT1としている。
これをさらに速度検出タイミングt3について説明すると、速度検出タイミングt3における回転位置偏差とキャプチャ時刻偏差はそれぞれΔP3とΔT3である。そして、前記MPUは前記回転位置偏差ΔP3を前記(8)式にて演算して3とし、ΔT3も前記(9)式にて求める。そして、速度検出タイミングt3における速度VA+(3)は、前記(2)式にて、速度VA+(3)=3/ΔT3となる。
そして、次の速度検出タイミングt4において、キャプチャ時刻偏差ΔT4は(理論周期T1×3)であるべきところ、前記理論周期T1より長い波形が含まれる可能性が高くなり、これによってVA+(4)は前記理論速度V1より遅くなるものである。
また、使用する速度は1つに限らず複数の速度を使用してもよい。例えば速度検出タイミングごとに常に2つの速度、例えば速度VA+(n)と速度VB+(n)を検出しこれの平均を前記速度17としてもよい。また、速度の変化により早く追従するため速度検出タイミングごとに4つの速度、速度VA+(n)、速度VA−(n)、速度VB+(n)、および速度VB−(n)の全てを検出し、これの平均を前記速度17としてもよい。
(数10)
(数11)
そして、該ΔPとΔTを前記速度演算16-3にて前記(2)式の演算を行って速度VB+(n)を求め、前記速度17にセーブするものである。
これを例により説明すると、前記速度17が該速度確立レベル以上のとき、前回の速度検出タイミングにて速度VB+(n−1)を前記速度17にセーブしているとき、前記MPUは今回の速度検出タイミングにおいても速度VB+(n)を求め前記速度17にセーブするものである。
これにより、液晶表示器や電子部品に必要とされる高品質のフィルムや輪転機によるカラー印刷などに利用できるものである。
2 信号線路
3 速度検出装置(従来の速度検出装置)
3-1 速度検出装置(本発明による速度検出装置)
4 入力インターフェイス
5 信号変換器(従来の信号変換器)
5-1 信号変換器(本発明による信号変換器)
6 A+の処理ブロック
7 A−の処理ブロック
8 B+の処理ブロック
9 B−の処理ブロック
10 回転位置カウンタ
11 発振器
12 タイマ
13 タイムラッチ
15 速度検出器(従来の速度検出器)
15-1 速度検出器(本発明による速度検出器)
16-1 速度演算(A+の処理ブロック用)
16-2 速度演算(A−の処理ブロック用)
16-3 速度演算(B+の処理ブロック用)
16-4 速度演算(B−の処理ブロック用)
17 速度
Claims (1)
- インクリメンタルエンコーダと速度検出装置で構成され、
該インクリメンタルエンコーダは、回転に応じて90度位相差のA相信号とB相信号の連続した矩形波信号を出力し、
前記速度検出装置は入力インターフェイス、信号変換器、回転位置カウンタとタイムラッチ、および速度検出部を内蔵し、
該入力インターフェイスは、前記インクリメンタルエンコーダが出力するA相信号とB相信号を入力してフィルタ処理、絶縁処理、または波形整形処理を行ったA5信号とB5信号を前記信号変換器に出力し、
前記回転位置カウンタとタイムラッチはそれぞれ、前記信号変換器が出力する信号により回転位置と該回転位置を得た時刻(キャプチャ時刻)を出力し、
前記速度検出部は該回転位置とキャプチャ時刻により速度を検出する速度検出装置であって、
該速度検出装置が内蔵する
前記信号変換器は、入力した前記A5信号について前記インクリメンタルエンコーダの回転方向が正転のときは立ち上がりエッジにて、逆転のときは立ち下がりエッジにてパルスA+信号を生成するとともに、該パルスA+信号が生成されたときの回転方向を示す回転方向FRA+信号を生成し、
同じく前記信号変換器は、入力した前記A5信号が前記インクリメンタルエンコーダの回転方向が正転のときは立ち下がりエッジにて、逆転のときは立ち上がりエッジにてパルスA−信号を生成するとともに、該パルスA−信号が生成されたときの回転方向を示す回転方向FRA−信号を生成し、
同じく前記信号変換器は、入力した前記B5信号が前記インクリメンタルエンコーダの回転方向が正転のときは立ち上がりエッジにて、逆転のときは立ち下がりエッジにてパルスB+信号を生成するとともに、該パルスB+信号が生成されたときの回転方向を示す回転方向FRB+信号を生成し、
同じく前記信号変換器は、入力した前記B5信号が前記インクリメンタルエンコーダの回転方向が正転のときは立ち下がりエッジにて、逆転のときは立ち上がりエッジにてパルスB−信号を生成するとともに、該パルスB−信号が生成されたときの回転方向を示す回転方向FRB−信号を生成し、
前記速度検出装置は、4組の回転位置カウンタとタイムラッチを内蔵し、
該4組の回転位置カウンタは、アップダウンカウンタの機能を有して、それぞれ前記パルスA+信号と回転方向FRA+信号、前記パルスA―信号と回転方向FRA−信号、前記パルスB+信号と回転方向FRB+信号、および前記パルスB―信号と回転方向FRB−信号を入力して、回転位置PA+、回転位置PA−、回転位置PB+、および回転位置PB−を検出して出力し、
前記4組のタイムラッチは、それぞれ前記パルスA+信号、前記パルスA―信号、前記パルスB+信号、および前記パルスB―信号を入力して、前記回転位置PA+、回転位置PA−、回転位置PB+、および回転位置PB−が更新された時刻をキャプチャ(捕獲)してキャプチャ時刻TA+、キャプチャ時刻TA−、キャプチャ時刻TB+、およびキャプチャ時刻TB−を出力する。
前記速度検出装置が内蔵する前記速度検出部は、さらに4組のメモリを内蔵し、
1組目のメモリPA+(0)、TA+(0)、PA+(−1)、およびTA+(−1)について前記速度検出装置が内蔵するMPUは、速度検出タイミングごとに前記キャプチャ時刻TA+をチェックして更新されているときは、前記メモリPA+(0)とメモリTA+(0)をそれぞれ前記メモリPA+(−1)とメモリTA+(−1)にセーブしたあと、前記回転位置PA+と前記キャプチャ時刻TA+をそれぞれ前記メモリPA+(0)とメモリTA+(0)にセーブする。
2組目のメモリPA−(0)、TA−(0)、PA−(−1)、およびTA−(−1)について前記MPUは、速度検出タイミングごとに前記キャプチャ時刻TA−をチェックし更新されているときは、前記メモリPA−(0)とメモリTA−(0)をそれぞれ前記メモリPA−(−1)とメモリTA−(−1)にセーブしたあと、前記回転位置PA−と前記キャプチャ時刻TA−をそれぞれ前記メモリPA−(0)とメモリTA−(0)にセーブする。
3組目のメモリPB+(0)、TB+(0)、PB+(−1)、およびTB+(−1)について前記MPUは、速度検出タイミングごとに前記キャプチャ時刻TB+をチェックし更新されているときは、前記メモリPB+(0)とメモリTB+(0)をそれぞれ前記メモリPB+(−1)とメモリTB+(−1)にセーブしたあと、前記回転位置PB+と前記キャプチャ時刻TB+をそれぞれ前記メモリPB+(0)とメモリTB+(0)にセーブする。
4組目のメモリPB−(0)、TB−(0)、PB−(−1)、およびTB−(−1)について前記MPUは、速度検出タイミングごとに前記キャプチャ時刻TB−をチェックし更新されているときは、前記メモリPB−(0)とメモリTB−(0)をそれぞれ前記メモリPB−(−1)とメモリTB−(−1)にセーブしたあと、前記回転位置PB−と前記キャプチャ時刻TB−をそれぞれ前記メモリPB−(0)とメモリTB−(0)にセーブする。
次に前記速度検出装置が内蔵するMPUは速度検出タイミングごとに、前記インクリメンタルエンコーダの回転速度とあらかじめ定めた速度確立レベルを比較し、該回転速度が該速度確立レベル未満のときは、前記メモリTA+(0)、TA−(0)、TB+(0)、およびTB−(0)のうち、直近の時刻の組にて速度VA+(n)、VA−(n)、VB+(n)、またはVB−(n)のうち1つを演算して速度を出力し、
また、前記インクリメンタルエンコーダの回転速度が前記速度確立レベル以上のときは、前の速度検出タイミングにて速度を演算した組と同じ組にて連続して速度VA+(n)、VA−(n)、VB+(n)、またはVB−(n)のうち1つの速度を演算して、または複数の速度を演算し平均して、速度を出力することを特徴とする速度検出装置。
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