JP2018179544A - 携帯型電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】外部から加わる衝撃等の外力によって生じるカバーのクラックや割れなどを低減することができる機器本体を備えた携帯型電子機器を提供する。【解決手段】携帯型電子機器としてのリスト機器の機器本体10は、ケース(トップケース30、ボトムケース33)と、ケースの内側の収容部(内部空間36)に配置されている表示部70と、平面視で、表示部70と重なるように、且つ収容部36の開口部を塞ぐようにケースに取り付けられている透光性カバー71と、を含み、透光性カバー71の周縁領域は、緩衝性を有する緩衝部材(カバー保持部75)を介してケースに取り付けられている。【選択図】図4
Description
本発明は、携帯型電子機器に関する。
近年、携帯型電子機器の一例として、種々のセンサーを備えている腕時計型の電子機器が各社から多く商品化されてきている。例えば、特許文献1には、このような腕時計型の電子機器として、ケース内部に計測部や表示部を配置し、それらの構成要素を保護するための透明なカバー(透光性カバー)をケース(上胴)に直に取り付けている電子時計が記載されている。
しかしながら、上述のような携帯型電子機器としての電子腕時計では、カバーがケースにリジッドに固定されているため、電子腕時計に外部から衝撃等の外力が加わったとき、その外力がカバーに伝わり易いため、カバーにクラックや割れなどが発生してしまう虞があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る携帯型電子機器は、ケースと、前記ケースの内側の収容部に配置されている表示部と、平面視で、前記表示部と重なるように、且つ前記収容部の開口部を塞ぐように前記ケースに取り付けられている透光性カバーと、を含み、前記透光性カバーの周縁領域は、緩衝性を有する緩衝部材を介して、前記ケースに取り付けられていることを特徴とする。
本適用例によれば、透光性カバーの周縁領域が緩衝性を有する緩衝部材を介して、ケースに取り付けられていることから、携帯型電子機器のケースなどに外部から衝撃等の外力が加わったとき、その外力を緩衝部材によって吸収することができる。これにより、透光性カバーに伝わる外力を減少させることができるため、透光性カバーに生じるクラックや割れなどを低減させるができる。
[適用例2]上記適用例に記載の携帯型電子機器において、前記緩衝部材は、接続部材によって前記ケースに取り付けられていることが好ましい。
本適用例によれば、緩衝部材を介して透光性カバーを、接続部材によりケースに確実に固定することができる。
[適用例3]上記適用例に記載の携帯型電子機器において、前記緩衝部材は、緩衝性を有する接着材または粘着材によって構成されていることが好ましい。
本適用例によれば、緩衝性を有する接着材または粘着材を緩衝部材として用いることにより、容易に簡易な構成で透光性カバーをケースに接続することができる。
[適用例4]上記適用例に記載の携帯型電子機器において、前記透光性カバーの前記表示部と対向する側の内面の周縁領域と、前記透光性カバーの前記内面と接続している側面と、に前記緩衝部材が配置されていることが好ましい。
本適用例によれば、表示部と対向する透光性カバーの内面の周縁領域と、透光性カバーの内面と接続している側面との双方に配置されている緩衝性を有する緩衝部材により、表示部と対向する方向と側面方向との両方向における緩衝作用を得ることができる。
[適用例5]上記適用例に記載の携帯型電子機器において、前記ケースの前記開口部側には、前記透光性カバーの周縁に沿って凸状に突出している周状の第1の凸部があり、前記第1の凸部と、前記透光性カバーの前記側面とは、前記緩衝部材を介して取り付けられ、前記ケースの前記開口部側には、平面視で、前記収容部の中心方向に凸状に突出している周状の第2の凸部があり、前記透光性カバーの前記周縁領域に位置する前記内面と、前記第2の凸部とは、前記緩衝部材を介して取り付けられていることが好ましい。
本適用例によれば、ケースの開口部側にあって透光性カバーの周縁に沿って凸状に突出している周状の第1の凸部と、透光性カバーの側面との間、およびケースの開口部側にあって、平面視で、収容部の中心方向に凸状に突出している周状の第2の凸部と、表示部と対向している透光性カバーの内面との間に配置されている緩衝性を有する緩衝部材により、表示部と対向する方向と側面方向との両方向における緩衝作用を得ることができる。
[適用例6]上記適用例に記載の携帯型電子機器において、前記透光性カバーと、前記透光性カバーに対向している前記ケースの表面との間に、スペーサーが配置されていることが好ましい。
本適用例によれば、透光性カバーと、透光性カバーに対向しているケースとの間に配置されているスペーサーにより、所望の厚さの接着材または粘着材層などの緩衝部材を設けることができ、緩衝部材による緩衝作用をより確実に得ることができる。
[適用例7]本適用例に係る携帯型電子機器は、ケースと、前記ケースの内側の収容部に配置されている表示部と、平面視で、前記表示部と重なるように、且つ前記収容部の開口部を塞ぐように前記ケースに取り付けられている透光性カバーと、前記透光性カバーの周縁に沿って配置されている環状の台座と、を含み、前記透光性カバーの前記表示部と対向している側の内面の周縁領域が、前記台座に接続部材を介して取り付けられ、前記台座の前記透光性カバー側とは反対側の面が、緩衝性を有する緩衝部材を介して、前記ケースに取り付けられていることを特徴とする。
本適用例によれば、透光性カバーの貼り付けられた環状の台座が、緩衝性を有する緩衝部材を介してケースに取り付けられていることから、携帯型電子機器のケースなどに外部から衝撃等の外力が加わったとき、その外力を緩衝部材によって吸収することができる。これにより、透光性カバーに伝わる外力を減少させることができるため、透光性カバーに生じるクラックや割れなどを低減させるができる。
[適用例8]上記適用例に記載の携帯型電子機器において、前記緩衝部材は、緩衝性を有する接着材または粘着材によって構成されていることが好ましい。
本適用例によれば、緩衝性を有する接着材または粘着材を緩衝部材として用いることにより、容易に簡易な構成で透光性カバーをケースに接続することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下で説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
また、本明細書では、第1実施形態および第2実施形態において、本発明による携帯型電子機器としてリスト機器を例示して説明する。以下の説明では、説明の便宜上、リスト機器の透光性カバー側を表(表側)、透光性カバーとは反対側(装着時にユーザーに接する側)を裏(裏側)として説明することがある。また、第1実施形態および第2実施形態に係るリスト機器は、ランナーズウォッチ、デュアスロンやトライアスロン等マルチスポーツ対応のランナーズウォッチ、および衛星測位システム、例えばGPSを搭載したGPSウォッチ、等に広く適用できる。
(第1実施形態)
先ず、図1、および図2を参照して、本発明による携帯型電子機器の第1実施形態に係るリスト機器の概要について説明する。図1は、携帯型電子機器の第1実施形態に係るリスト機器の表側斜視図である。図2は、第1実施形態に係るリスト機器の平面図である。
先ず、図1、および図2を参照して、本発明による携帯型電子機器の第1実施形態に係るリスト機器の概要について説明する。図1は、携帯型電子機器の第1実施形態に係るリスト機器の表側斜視図である。図2は、第1実施形態に係るリスト機器の平面図である。
図1および図2に示すように、携帯型(ウェアラブル型)電子機器の一例としてのリスト機器1は、ユーザー(装着者)の所与の部位(例えば、手首)に装着され、ユーザーの位置情報や運動情報などを検出することができる。リスト機器1は、ユーザーに装着されて位置情報や運動情報などを検出する機器本体10と、機器本体10に取り付けられ機器本体10をユーザーに装着するための第1のバンド部32および第2のバンド部37と、を有する。なお、リスト機器1には、ユーザーの位置情報や運動情報に加えて、例えば脈波情報などの生体情報を検出する機能や時刻情報などを取得する機能を設けることができる。
機器本体10は、ユーザーへの装着側にケースとしてのボトムケース33が配置され、ユーザーへの装着側と反対側には、表側に開口する開口部40(図3参照)を有するケースとしてのトップケース30が配置されている。ここで、ボトムケース33とトップケース30とによって、ケースが構成される。機器本体10の表側(トップケース30)に位置する開口部40の外側には、トップケース30から表側に向かって突出する凸部としてのカバー取付部38が設けられるとともに、このカバー取付部38の内側にカバー取付部38と並んで配置されて内部構造を保護する天板部分(外壁)としての透光性カバー(本例では透明のガラス板)71が設けられている。透光性カバー71は、平面視で、後述する表示部70と重なるようにトップケース30の開口部40を塞ぐように配置されている。機器本体10の表側(トップケース30)の側面には、複数の操作ボタン80,81が設けられている。なお、カバー取付部38には、表側から視認可能な表示を設けることができる。
また、機器本体10は、透光性カバー71の直下に配置されている液晶ディスプレイ(LCD)などで構成される表示部70と、透光性カバー71の外縁部分とカバー取付部38との間に配置されているリング状のカバー保持部75と、カバー保持部75をカバー取付部38に接続する接続部材76(図5参照)と、を有している。機器本体10は、透光性カバー71を介して、表示部70の表示をユーザーが閲覧可能な構成としてもよい。つまり、本実施形態のリスト機器1では、検出した位置情報や運動情報、或いは時刻情報等の種々の情報を表示部70に表示し、当該表示を機器本体10のトップ側からユーザーに提示するものであってもよい。また、ボトムケース33の両側には、第1のバンド部32および第2のバンド部37との接続部である一対のバンド装着部(不図示)が設けられている。
次に、図3、図4、および図5を参照して、機器本体10の断面構造について、その構成例を説明する。図3は、第1実施形態に係るリスト機器の概略構成を示す分解斜視図である。図4は、第1実施形態に係るリスト機器の概略構成を示す図2のA−A断面図である。図5は、第1実施形態に係るリスト機器の概略構成を示す、図4の部分拡大図である。なお、図5は、透光性カバー71のトップケース30への取り付け部分を拡大した図である。
機器本体10は、図3、図4および図5に示すように、トップケース30と、ボトムケース33と、トップケース30の開口部40を塞ぐ透光性カバー71と、に囲まれたケースの内側の密閉空間である収容部としての内部空間36が設けられている。そして、この内部空間36に、表示部70、リスト機器1を構成する要素部品である、例えば回路基板45、電子部品46、GPS(Global Positioning System)アンテナ90、センサーの一例としての地磁気センサー55、二次電池60、および振動部95などが収納されている。ただし、機器本体10は、図4に示す構成に限定されず、例えば気圧センサーなどの他のセンサーや電子部品などを追加してもよい。
図4および図5に示すように、機器本体10は、トップケース30の表側、換言すればトップケース30の開口部40(図3参照)側の外面から、透光性カバー71の周縁に沿ってリング状の凸状に突出する第1の凸部としてのカバー取付部38を有している。また、機器本体10は、平面視で、トップケース30の内側に周状に突出する第2の凸部としての突起部72と、突起部72から更に内側に突出する載置部73とを有している。第2の凸部としての突起部72の表側の上面72fおよびカバー取付部38の内側の内周面38aには、カバー保持部75を介して透光性カバー71が接続部材76によって接続され、載置部73の表側(透光性カバー71側)には、表示部70が載置されている。このような構成により、トップケース30と、透光性カバー71と、表示部70とに囲まれた空間42が形成される。
なお、上述では、カバー取付部38がトップケース30の表側にリング状に突出する構成を例示して説明したが、カバー取付部38は、トップケース30とは別体で構成され、トップケース30に固定されている構成であってもよい。
機器本体10の天板部分の透光性カバー71は、表示部70と対向する側の面である内面71rと、内面71rと反対側の表側に位置する面の外面71fと、内面71rと接続する周縁であって、平面視で略円周状の側面である外周側面71sと、を備えた略平板上のガラス板で構成されている。
なお、透光性カバー71は、透明のガラス板に限らず、表示部70を閲覧可能な透明部材であり、表示部70を構成する液晶ディスプレイ(LCD)などのトップケース30とボトムケース33との内部(図4に示す内部空間36)に収容される構成を保護可能な程度の強度を有する部材であれば、透明のプラスチックなど、ガラス以外の材料とすることができる。
表示部70を構成する液晶ディスプレイ(LCD)では、種々の検出モードに応じて、例えば、GPSや地磁気センサー55を用いた位置情報、不図示の角速度センサーや加速度センサーなどを用いた運動量などの運動情報、不図示の脈波センサーなどを用いた脈拍数などの生体情報、もしくは現在時刻などの時刻情報などが表示される。そして、この表示は、透光性カバー71を介してユーザーが閲覧(視認)することができる。
カバー取付部38の内周面38a側には、透光性カバー71がカバー取付部38と並ぶように配置されている。透光性カバー71は、その外周側面71s側に位置する周縁領域の部分が保持する緩衝部材としてのカバー保持部75に当接し、カバー保持部75が接着剤(接着材)などの接続部材76によってカバー取付部38および突起部72に取り付けられることによってトップケース30に接続されている。
具体的には、透光性カバー71の円周状の外周側面71sおよび表示部70側の内面71rは、緩衝部材としてのカバー保持部75の内側面75aに圧入され、透光性カバー71の内面71rの周縁領域の部分がカバー保持部75の内底面75bに当接して保持されている。そして、カバー保持部75の外周側面75sとカバー取付部38の内周面38aとが、およびカバー保持部75の透光性カバー71の内面71rと反対側に位置する裏面75rと突起部72の上面72fとが、例えばエポキシ系の樹脂を主剤とするエポキシ系接着剤や粘着テープなどの接続部材76によって接続されている。
このような構成により、カバー保持部75を介して透光性カバー71を、接続部材76により機器本体10(トップケース30)に確実に固定することができる。つまり、透光性カバー71は、機器本体10(トップケース30)から脱落しないように保持される。
なお、透光性カバー71をカバー保持部75に圧入せず、透光性カバー71の周縁領域とカバー保持部75とを接着剤(接着材)や粘着剤(粘着材)などの接続部材76と同様な接続部材によって接続する構成としてもよい。
緩衝部材としてのカバー保持部75は、機器本体10に外部から衝撃等の外力が加わったとき、自らが弾性変形することによってその外力を吸収し、外力が透光性カバー71に伝わらないようにする、所謂緩衝機能を有している。カバー保持部75は、例えば常温でゴム状弾性を示すエラストマー(加硫ゴム(合成ゴム)、シリコーンゴム、ウレタン樹脂など)を用いて形成することができる。
以上説明した第1実施形態に係る携帯型電子機器としてのリスト機器1によれば、透光性カバー71が緩衝機能を有するカバー保持部75を介してトップケース30に接続されていることによって、機器本体10に外部から衝撃等の外力が加わったとき、その外力をカバー保持部75が弾性変形することによって吸収し、衝撃の透光性カバー71への伝搬を低減することができる。これにより、外力(衝撃)によって透光性カバー71に生じるクラックや割れなどを低減させることができる。
(機器本体の変形例)
次に、リスト機器1(機器本体10)の構成の変形例1〜変形例3について、それぞれ図面を参照しながら説明する。以下の変形例1〜変形例3は、上述した第1実施形態における機器本体10を構成するトップケース30と透光性カバー71との接続部分の構成が異なっている。なお、変形例1から変形例3に係る以下の説明では、上述の第1実施形態と異なる形態や構成を中心に説明し、同様な形態や構成については、同符号を付し、その説明を省略する。
次に、リスト機器1(機器本体10)の構成の変形例1〜変形例3について、それぞれ図面を参照しながら説明する。以下の変形例1〜変形例3は、上述した第1実施形態における機器本体10を構成するトップケース30と透光性カバー71との接続部分の構成が異なっている。なお、変形例1から変形例3に係る以下の説明では、上述の第1実施形態と異なる形態や構成を中心に説明し、同様な形態や構成については、同符号を付し、その説明を省略する。
(変形例1)
先ず、機器本体の構成の変形例1を、図6を参照しながら説明する。図6は、透光性カバーの保持部の変形例1を示す図であり、図5に相当する部分拡大図である。
先ず、機器本体の構成の変形例1を、図6を参照しながら説明する。図6は、透光性カバーの保持部の変形例1を示す図であり、図5に相当する部分拡大図である。
図6に示すように、変形例1に係る機器本体10bは、トップケース30の表側、換言すればトップケース30の開口部40(図3参照)側の外面からリング状に突出するカバー取付部38を有している。また、機器本体10bは、トップケース30の内側に突出する突起部72と、突起部72から更に内側に突出する載置部73とを有している。突起部72の表側の上面72fおよびカバー取付部38の内側の内周面38aには、保持部材175を介して透光性カバー71が接着剤や粘着剤などで構成される緩衝部材としての接続部181によって接続され、載置部73の表側(透光性カバー71側)には、表示部70が載置されている。
透光性カバー71は、実施形態1と同様に、カバー取付部38の内周面38a側にあって、カバー取付部38と透光性カバー71とが並ぶように配置されている。透光性カバー71は、その外周側面71s側に位置する周縁領域の部分が、保持部材175の内側にリング状に設けられた凹部185に載置され、外周側面71sが保持部材175の凹部185の内側面175aに、例えばエポキシ系接着剤などの接着剤182によって固定されている。そして、透光性カバー71は、保持部材175の外周側面175sおよび裏面175rがそれぞれ緩衝部材としての接続部181によってカバー取付部38の内周面38aおよび突起部72の上面72fに取り付けられることによってトップケース30に接続される。
なお、透光性カバー71の外周側面71sと保持部材175の凹部185の内側面175aとの固定は、接着剤182の他に、粘着テープなどを用いることができる。また、透光性カバー71の内面71rは、保持部材175の凹部185の内底部に接着剤182と同様な部材で接続されてもよいし、載置されている状態であってもよい。
このような構成により、保持部材175を介して透光性カバー71を、緩衝部材としての接続部181によって機器本体10bのトップケース30に確実に固定することができる。つまり、透光性カバー71は、機器本体10b(トップケース30)から脱落しないように保持される。
緩衝部材としての接続部181は、機器本体10bに外部から衝撃等の外力が加わったとき、自らが弾性変形することによってその外力を吸収し、外力が透光性カバー71に伝わらないようにする、所謂緩衝機能を有している。本変形例1の接続部181は、緩衝性を有する接着剤または粘着剤によって構成されることができる。緩衝性を有する接着剤または粘着剤としては、例えば合成ゴム系、シリコーン系、ポリイミド系、ウレタン系などの樹脂を主原料とし、硬化後の接着剤または粘着剤の状態において、自らが弾性変形可能な性質を有していることが好ましい。
上述した変形例1に係る機器本体10bによれば、透光性カバー71が保持部材175を介して緩衝機能を有する接続部181によってトップケース30に接続されている。これにより、機器本体10bに外部から衝撃等の外力が加わったとき、その外力を接続部181が弾性変形することによって吸収し、衝撃の透光性カバー71への伝搬を低減することができる。これにより、外力(衝撃)によって透光性カバー71に生じるクラックや割れなどを低減させるができる。
(変形例2)
次に、機器本体の構成の変形例2を、図7を参照しながら説明する。図7は、透光性カバーの保持部の変形例2を示す図であり、図5に相当する部分拡大図である。
次に、機器本体の構成の変形例2を、図7を参照しながら説明する。図7は、透光性カバーの保持部の変形例2を示す図であり、図5に相当する部分拡大図である。
図7に示すように、変形例2に係る機器本体10cは、トップケース30の表側、換言すればトップケース30の開口部40(図3参照)側の外面からリング状に突出するカバー取付部38を有している。また、機器本体10cは、トップケース30の内側に突出する突起部72と、突起部72から更に内側に突出する載置部73とを有している。突起部72の表側の上面72fおよびカバー取付部38の内側の内周面38aには、透光性カバー71が接着剤や粘着剤などで構成される緩衝部材275によって接続され、載置部73の表側(透光性カバー71側)には、表示部70が載置されている。
トップケース30の内側に突出する突起部72には、上面72fから表側に向かって突出する突起部278が設けられている。突起部278は、平面視で、対向する透光性カバー71の外周領域と重なる位置に設けられ、透光性カバー71の外周側面71sに沿った円周上に複数が配置されている。突起部278は、突起部72に載置される透光性カバー71の内面71rと突起部72の上面72fとの間の隙間を確保するためのスペーサーとしての機能を有している。したがって、載置された透光性カバー71の状態を安定させるためには、それぞれ所定の間隔を有して配置された少なくとも3個の突起部72を設けることが望ましい。本例の突起部278は、透光性カバー71側の先端部が半球状に成形された円筒状のピンによって構成されている。
透光性カバー71は、実施形態1と同様に、カバー取付部38の内周面38a側にあって、カバー取付部38と透光性カバー71とが並ぶように配置されている。透光性カバー71は、その外周側面71sが、カバー取付部38の内周面38aと対向し、突起部72の上面72fから突出する突起部278に当接するように載置される。そして、透光性カバー71の外周側面71sとカバー取付部38の内周面38aとの間、および透光性カバー71の周縁領域における突起部72の上面72fと透光性カバー71の内面71rとの間には、例えば接着剤や粘着剤などの緩衝部材275が配置されている。このように、透光性カバー71は、緩衝部材275によってカバー取付部38および突起部72に取り付けられることによってトップケース30に接続される。つまり、透光性カバー71は、機器本体10c(トップケース30)から脱落しないように保持される。
緩衝部材275は、機器本体10cに外部から衝撃等の外力が加わったとき、自らが弾性変形することによってその外力を吸収し、外力が透光性カバー71に伝わらないようにする、所謂緩衝機能を有している。本変形例2の緩衝部材275は、緩衝性を有する接着剤または粘着剤によって構成されている。緩衝性を有する接着剤または粘着剤としては、例えば合成ゴム系、シリコーン系、ポリイミド系、ウレタン系などの樹脂を主原料とし、硬化後の接着剤または粘着剤の状態において、自らが弾性変形可能な性質を有していることが好ましい。
上述した変形例2に係る機器本体10cによれば、透光性カバー71が緩衝機能を有する緩衝部材275によってトップケース30に接続されている。これにより、機器本体10cに外部から衝撃等の外力が加わったとき、その外力を緩衝部材275が弾性変形することによって吸収し、衝撃の透光性カバー71への伝搬を低減することができる。これにより、外力(衝撃)によって透光性カバー71に生じるクラックや割れなどを低減させるができる。
なお、上述した変形例2では、突起部72には、上面72fから表側に向かって突出する突起部278として、先端部が半球状に成形された円筒状のピンによって形成されている構成例で説明したがこれに限らない。例えば弾性を有する樹脂によって先端が半球状のバンプを形成し、このバンプを突起部278として用いることができる。このように弾性を有す突起部278(スペーサー)とすることによって、透光性カバー71の表側と裏側とを結ぶ方向の外力の吸収を更に効果的に行うことができ、外力(衝撃)によって透光性カバー71に生じるクラックや割れなどを更に低減させるができる。
(変形例3)
次に、機器本体の構成の変形例3を、図8を参照しながら説明する。図8は、透光性カバーの保持部の変形例3を示す図であり、図5に相当する部分拡大図である。
次に、機器本体の構成の変形例3を、図8を参照しながら説明する。図8は、透光性カバーの保持部の変形例3を示す図であり、図5に相当する部分拡大図である。
図8に示すように、変形例3に係る機器本体10dは、トップケース30の表側、換言すればトップケース30の開口部40(図3参照)側の外面からリング状に突出するカバー取付部38を有している。また、機器本体10cは、トップケース30の内側に突出する突起部72と、突起部72から更に内側に突出する載置部73とを有している。突起部72の表側の上面72fおよびカバー取付部38の内側の内周面38aには、透光性カバー71が接着剤や粘着剤などで構成される緩衝部材275によって接続され、載置部73の表側(透光性カバー71側)には、表示部70が載置されている。
トップケース30の内側に突出する突起部72の内側(先端側)の端部には、上面72fから表側に向かって突出する堤部279が設けられている。堤部279は、突起部72の内側(先端側)の端部に沿ったリング状に設けられている。堤部279は、透光性カバー71の周縁領域における突起部72の上面72fと透光性カバー71の内面71rとの間に配置される緩衝部材275の表示部70側への流れ出しを減少させるための突堤としての機能を有している。
透光性カバー71は、実施形態1と同様に、カバー取付部38の内周面38a側にあって、カバー取付部38と透光性カバー71とが並ぶように配置されている。透光性カバー71は、その外周側面71sが、カバー取付部38の内周面38aと対向し、周縁領域の内面71rが突起部72の上面72fと対向するように配置される。そして、透光性カバー71の外周側面71sとカバー取付部38の内周面38aとの間、および透光性カバー71の周縁領域における突起部72の上面72fと透光性カバー71の内面71rとの間には、例えば接着剤や粘着剤などの緩衝部材275が配置されている。このように、透光性カバー71は、緩衝部材275によってカバー取付部38および突起部72に取り付けられることによってトップケース30に接続される。つまり、透光性カバー71は、機器本体10c(トップケース30)から脱落しないように保持される。
なお、緩衝部材275は、前述の変形例2と同様であるので説明を省略する。また、堤部279は、前述した変形例2の突起部278と同様なスペーサーとしての機能を持たせ、透光性カバー71の内面71rが堤部279に当接される構成であってもよい。
上述した変形例3に係る機器本体10dによれば、透光性カバー71が堤部279によって流れ出しを低減させた緩衝機能を有する緩衝部材275によってトップケース30に接続されている。これにより、機器本体10dに外部から衝撃等の外力が加わったとき、その外力を緩衝部材275が弾性変形することによって吸収し、衝撃の透光性カバー71への伝搬を低減することができる。これにより、外力(衝撃)によって透光性カバー71に生じるクラックや割れなどを低減させるができる。
(第2実施形態)
次に、図9、および図10を参照して、本発明による携帯型電子機器の第2実施形態に係るリスト機器の機器本体の概要について説明する。図9は、第2実施形態に係るリスト機器の機器本体の概略構成を示し、図4に相当する断面図である。図10は、図9の部分拡大図であり、図5に相当する部分断面図である。なお、図10は、透光性カバー71のトップケース30への取り付け部分を拡大した図である。また、第2実施形態に係る以下の説明では、上述の第1実施形態と異なる機器本体の形態や構成を中心に説明し、同様な形態や構成であるリスト機器1についての説明は省略する。また、機器本体においても、第1実施形態と同様な形態や構成については、同符号を付し、その説明を省略することがある。
次に、図9、および図10を参照して、本発明による携帯型電子機器の第2実施形態に係るリスト機器の機器本体の概要について説明する。図9は、第2実施形態に係るリスト機器の機器本体の概略構成を示し、図4に相当する断面図である。図10は、図9の部分拡大図であり、図5に相当する部分断面図である。なお、図10は、透光性カバー71のトップケース30への取り付け部分を拡大した図である。また、第2実施形態に係る以下の説明では、上述の第1実施形態と異なる機器本体の形態や構成を中心に説明し、同様な形態や構成であるリスト機器1についての説明は省略する。また、機器本体においても、第1実施形態と同様な形態や構成については、同符号を付し、その説明を省略することがある。
図9および図10に示すように、機器本体10eは、ユーザーへの装着側にケースとしてのボトムケース33が配置され、ユーザーへの装着側と反対側には、表側に開口する開口部40(図3参照)を有するケースとしてのトップケース30が配置されている。ここで、ボトムケース33とトップケース30とによって、ケースが構成される。機器本体10eの表側(トップケース30)に位置する開口部40の外側には、台座取付部338が設けられるとともに、この台座取付部338の表側に取り付けられたリング状の台座375の内側に台座375と並んで配置されて内部構造を保護する天板部分(外壁)としての透光性カバー(本例ではガラス板)71が設けられている。透光性カバー71は、平面視で、後述する表示部70と重なるようにトップケース30の開口部40を塞ぐように配置されている。なお、台座375には、表側、もしくは側面側から視認可能な表示を設けることができる。
また、機器本体10eは、透光性カバー71の直下に配置されている液晶ディスプレイ(LCD)などで構成される表示部70と、透光性カバー71の外縁部分を内側の凹部385で保持するリング状の台座375と、台座375を接続するようにトップケース30の表側に設けられている台座取付部338と、を有している。機器本体10eは、透光性カバー71を介して、表示部70の表示をユーザーが閲覧可能な構成としてもよい。つまり本実施形態の機器本体10eでは、検出した位置情報や運動情報、或いは時刻情報等の種々の情報を表示部70に表示し、当該表示を機器本体10eの表側(トップ側)からユーザーに提示するものであってもよい。なお、透光性カバー71および表示部70の構成は、第1実施形態と同様であるので、本形態での説明を省略する。
機器本体10eは、トップケース30と、ボトムケース33と、トップケース30の開口部40を塞ぐ透光性カバー71と、に囲まれたケースの内側の密閉空間である内部空間36が設けられている。そして、この内部空間36に、表示部70、リスト機器1を構成する要素部品である、例えば回路基板45、GPSアンテナ90、センサーの一例としての地磁気センサー55、二次電池60、および振動部95などが収納されている。ただし、機器本体10eは、図9および図10に示す構成に限定されず、例えば気圧センサーなどの他のセンサーや他の電子部品などを追加してもよい。
機器本体10eは、トップケース30の表側、換言すればトップケース30の開口部40側に位置する外面372fを含む台座取付部338を有している。また、機器本体10eは、トップケース30の内側に突出する突起部372と、突起部372から更に内側に突出する載置部373とを有している。突起部372の表側には、外面372fが設けられ、台座375は、例えば接着剤や粘着剤などの緩衝部材としての接続部376によって外面372fに接続されている。また、載置部373の表側(透光性カバー71側)には、表示部70が載置されている。
環状(リング状)の台座375は、円周状の内側面375aおよび内底面375bを備えている凹部385を内周側に有している。また、台座375は、内底面375bに配置方向に沿った裏面375rを備え、裏面375rが台座取付部338の外面372fに、緩衝性を有する接着剤または粘着剤によって構成されている接続部376によって接続されている。台座375は、例えば銅合金や鉄合金などの金属、もしくはプラスチックなどの樹脂などによって成形することができる。なお、台座375は、ベゼルとしての機能を併せて備えてもよい。
なお、接続部376を構成する緩衝性を有する接着剤または粘着剤としては、例えば合成ゴム系、シリコーン系、ポリイミド系、ウレタン系などの樹脂を主原料とし、硬化後の接着剤または粘着剤の状態において、自らが弾性変形可能な性質を有していることが好ましい。
透光性カバー71は、その周縁に位置する外周側面71sが台座375の内側面375aと並ぶように配置され、周縁領域の部分の内面71rが台座375の凹部385の内底面375bに、例えば接着剤や粘着テープなどの接続部材としての接続材料377によって接続されている。透光性カバー71は、台座375が接続部376により台座取付部338の外面372fに接続されることによって、トップケース30に接続されている。
このような構成により、透光性カバー71を、接続部376により台座375を介して機器本体10e(トップケース30)に確実に固定することができる。つまり、透光性カバー71は、機器本体10e(トップケース30)から脱落しないように保持される。
緩衝部材としての接続部376は、機器本体10eに外部から衝撃等の外力が加わったとき、自らが弾性変形することによってその外力を吸収し、外力が透光性カバー71に伝わらないようにする、所謂緩衝機能を有している。接続部376は、例えば常温でゴム状弾性を示すエラストマー(加硫ゴム(合成ゴム)、シリコーンゴム、ウレタン樹脂など)を用いて形成することができる。
以上説明した第2実施形態に係る携帯型電子機器としてのリスト機器の機器本体10eによれば、台座375に装着された透光性カバー71が緩衝機能を有する接続部376を介してトップケース30に接続されていることによって、機器本体10eに外部から衝撃等の外力が加わったとき、その外力を接続部376が弾性変形することによって吸収し、衝撃の透光性カバー71への伝搬を低減することができる。これにより、外力(衝撃)によって透光性カバー71に生じるクラックや割れなどを低減させることができる。
また、上述では、ユーザー(装着者)の所与の部位に装着される携帯型電子機器として、ユーザーの手首に装着されるリスト機器を例示して説明したが、次のような装着例を例示することができる。携帯型電子機器としては、例えば首に掛けるネックレス様の構成、胴体や足首などに装着する構成、もしくは携帯型情報端末のようにユーザーがポケットやバッグの中に保持する構成などであってもよい。
また、衛星測位システムとしてGPS(Global Positioning System)を用いて説明したが、他の全地球航法衛星システム(GNSS:Global Navigation Satellite System)を利用してもよい。例えば、EGNOS(European Geostationary-Satellite Navigation Overlay Service)、QZSS(Quasi Zenith Satellite System)、GLONASS(GLObal NAvigation Satellite System)、GALILEO、BeiDou(BeiDou Navigation Satellite System)、等の衛星測位システムのうち1または2以上を利用してもよい。また、衛星測位システムの少なくとも1つにWAAS(Wide Area Augmentation System)、EGNOS(European Geostationary-Satellite Navigation Overlay Service)等の静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS:Satellite-based Augmentation System)を利用してもよい。
1…携帯型電子機器としてのリスト機器、10,10b,10c,10d,10e…機器本体、30…トップケース、32…第1のバンド部、33…ボトムケース、36…収容部としての内部空間、37…第2のバンド部、38…第1の凸部としてのカバー取付部、38a…内周面、40…開口部、42…空間、45…回路基板、46…電子部品、55…地磁気センサー、60…二次電池、70…表示部、71…透光性カバー、71f…外面、71r…内面、71s…外周側面、72…第2の凸部としての突起部、72f…上面、73…載置部、75…保持部材、75a…内側面、75b…内底面、75r…裏面、75s…外周側面、76…接続部材、80,81…操作ボタン、90…GPSアンテナ、95…振動部、181,376…緩衝部材としての接続部。
Claims (8)
- ケースと、
前記ケースの内側の収容部に配置されている表示部と、
平面視で、前記表示部と重なるように、且つ前記収容部の開口部を塞ぐように前記ケースに取り付けられている透光性カバーと、
を含み、
前記透光性カバーの周縁領域は、緩衝性を有する緩衝部材を介して、前記ケースに取り付けられている、
携帯型電子機器。 - 請求項1において、
前記緩衝部材は、接続部材によって前記ケースに取り付けられている、
携帯型電子機器。 - 請求項1において、
前記緩衝部材は、緩衝性を有する接着材または粘着材によって構成されている、
携帯型電子機器。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか一項において、
前記透光性カバーの前記表示部と対向する側の内面の周縁領域と、
前記透光性カバーの前記内面と接続している側面と、
に前記緩衝部材が配置されている、
携帯型電子機器。 - 請求項4において、
前記ケースの前記開口部側には、前記透光性カバーの周縁に沿って凸状に突出している周状の第1の凸部があり、
前記第1の凸部と、前記透光性カバーの前記側面とは、前記緩衝部材を介して取り付けられ、
前記ケースの前記開口部側には、平面視で、前記収容部の中心方向に凸状に突出している周状の第2の凸部があり、
前記透光性カバーの前記周縁領域に位置する前記内面と、前記第2の凸部とは、前記緩衝部材を介して取り付けられている、
携帯型電子機器。 - 請求項3または請求項4において、
前記透光性カバーと、前記透光性カバーに対向している前記ケースの表面との間に、スペーサーが配置されている、
携帯型電子機器。 - ケースと、
前記ケースの内側の収容部に配置されている表示部と、
平面視で、前記表示部と重なるように、且つ前記収容部の開口部を塞ぐように前記ケースに取り付けられている透光性カバーと、
前記透光性カバーの周縁に沿って配置されている環状の台座と、
を含み、
前記透光性カバーの前記表示部と対向している側の内面の周縁領域が、前記台座に接続部材を介して取り付けられ、
前記台座の前記透光性カバー側とは反対側の面が、緩衝性を有する緩衝部材を介して前記ケースに取り付けられている、
携帯型電子機器。 - 請求項7において、
前記緩衝部材は、緩衝性を有する接着材または粘着材によって構成されている、
携帯型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017074222A JP2018179544A (ja) | 2017-04-04 | 2017-04-04 | 携帯型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017074222A JP2018179544A (ja) | 2017-04-04 | 2017-04-04 | 携帯型電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018179544A true JP2018179544A (ja) | 2018-11-15 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017074222A Pending JP2018179544A (ja) | 2017-04-04 | 2017-04-04 | 携帯型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018179544A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109905505A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-06-18 | Oppo广东移动通信有限公司 | 壳体及电子设备 |
CN111624866A (zh) * | 2019-02-27 | 2020-09-04 | 卡西欧计算机株式会社 | 壳体及钟表 |
-
2017
- 2017-04-04 JP JP2017074222A patent/JP2018179544A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111624866B (zh) * | 2019-02-27 | 2022-03-18 | 卡西欧计算机株式会社 | 壳体及钟表 |
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