JP6816449B2 - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯型電子機器に関する。
近年、センシング技術の向上により、携帯型電子機器の一例として、腕時計型の活動量計が各社から多く商品化されてきている。例えば、特許文献1には、このような腕時計型の活動量計として、バンド等によって手首等の部位(被検体)に装着され、デジタル表示の表示部を備えた電子時計が開示されている。
特開2005−98990号公報
しかし、外部環境の変化により活動量計の表示部を覆っている透明基板が急冷されると、透明基板の温度低下に伴い空気中の湿気(水分)が凝縮されて、透明基板の内面に結露(くもり)が発生する場合があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る携帯型電子機器は、ケースと、前記ケースに収容されている表示部と、平面視で、前記表示部と重なるように、前記ケースの開口部を塞いでいる基板と、前記基板と前記表示部との間の空間を密閉するように、前記表示部の外縁に沿って配置されている環状のシール部材と、を含む。
本適用例の携帯型電子機器によれば、基板と表示部とで構成される空間がシール部材により密閉することができるため、外部温度とケース内部の温度との温度差を、密閉された空間を介することで緩和することができる。そのため、基板に外部温度の変動に起因した結露によるくもりが発生することを低減することができる。
[適用例2]
上記適用例に係る携帯型電子機器は、前記基板と前記表示部との間に前記表示部の外縁に沿って配置されている見切り板を含み、前記環状のシール部材は、第1の環状部材および第2の環状部材から構成され、前記第1の環状部材は、前記基板と前記見切り板の前記基板側の面との間に配置され、前記第2の環状部材は、前記表示部と前記見切り板の前記表示部側の面との間に配置されている。
本適用例の携帯型電子機器によれば、基板と、表示部の外縁に沿って配置された見切り板と、表示部と、で構成される空間が、基板と見切り板との間に環状のシール部材である第1の環状部材を配置し、見切り板と表示部との間にシール部材である第2の環状部材を配置して密閉されているため、外部温度とケース内部の温度との温度差を密閉された空間を介することで緩和することができる。そのため、基板に外部温度の変動に起因した結露によるくもりが発生することを低減することができる。
[適用例3]
上記適用例に係る携帯型電子機器は、前記環状のシール部材は耐水性を有する弾性部材である。
本適用例の携帯型電子機器によれば、環状のシール部材が、耐水性を有する弾性部材で構成されることにより、基板と表示部とで構成された空間への水分の侵入を防ぎ、外部温度の変動に起因して基板に結露によるくもりが発生することを低減することができる。
[適用例4]
上記適用例に係る携帯型電子機器は、前記環状のシール部材の断面形状が、円形または楕円形である。
本適用例の携帯型電子機器によれば、環状のシール部材の断面形状が、円形または楕円形で形成されることにより、シール部材は、シール部材と基板との間およびシール部材と表示部との間の密着度を高めることができ、基板および表示部により構成される空間の気密性を向上させることができる。
[適用例5]
上記適用例に係る携帯型電子機器は、前記環状のシール部材の前記基板と接触する側の面、および前記表示部と接触する側の面の少なくともいずれかに凹みが設けられている。
本適用例の携帯型電子機器によれば、環状のシール部材の基板と接触する側の面、および表示部と接触する側の面の少なくともいずれかに凹みが設けられることにより、シール部材は、シール部材と基板との間およびシール部材と表示部との間の密着度を高め、基板と表示部とにより構成される空間の気密性を向上させることができる。
[適用例6]
上記適用例に係る携帯型電子機器は、前記環状のシール部材の断面形状は台形である。
本適用例の携帯型電子機器によれば、環状のシール部材の断面形状が台形で形成されることにより、シール部材による密着度を高め、基板および表示部により構成される空間の気密性を向上させることができる。
[適用例7]
上記適用例に係る携帯型電子機器は、前記環状のシール部材は、見切り板である。
本適用例の携帯型電子機器によれば、環状のシール部材を見切り板で形成して、ケースと異なる色調を施すことで、デザイン性を向上させることができる。
[適用例8]
上記適用例に係る携帯型電子機器は、前記環状のシール部材が接触している前記基板、および前記表示部の少なくともいずれかの当該接触している部位には、凹みが設けられている。
本適用例の携帯型電子機器によれば、環状のシール部材が接触している基板および表示部のいずれかの接触している部位に凹みが設けられていることにより、環状のシール部材を安定的に保持し、基板または表示部との密着性を向上させることができる。
[適用例9]
上記適用例に係る携帯型電子機器は、前記空間は、不活性ガスが充填されている。
本適用例の携帯型電子機器によれば、基板、シール部材および表示部により構成される空間を窒素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガスで充填することにより、密閉空間の湿度(水分)を低い状態に構成することができる。そのため、基板に外部温度の変動に起因した結露によるくもりが発生することを低減することができる。
[適用例10]
上記適用例に係る携帯型電子機器は、前記空間は、減圧された雰囲気である。
本適用例の携帯型電子機器によれば、基板、シール部材および表示部により構成される空間を減圧された真空状態(真空度の高い状態)の雰囲気にすることにより、密閉空間60の湿度(水分)を低い状態に構成することができる。そのため、基板に外部温度の変動に起因した結露によるくもりが発生することを低減することができる。
携帯型電子機器の実施形態1に係るリスト機器の表側斜視図。 実施形態1に係るリスト機器の平面図。 実施形態1に係るリスト機器の概略構成を示す分解斜視図。 実施形態1に係るリスト機器の概略構成を示す図2のA−A断面図。 図4の部分拡大図。 環状のシール部材の変形例1を示し、図5に相当する部分拡大図。 環状のシール部材の変形例2を示し、図5に相当する部分拡大図。 環状のシール部材の変形例3を示し、図5に相当する部分拡大図。 環状のシール部材の変形例4を示し、図5に相当する部分拡大図。 環状のシール部材の変形例5を示し、図5に相当する部分拡大図。 環状のシール部材の変形例6を示し、図5に相当する部分拡大図。 実施形態2に係るリスト機器の概略構成を示し、図5に相当する部分拡大図。 実施形態2に係る見切り板への表示例を示す部分平面図。 実施形態2に係るリスト機器の平面図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、各層や各部材を認識可能な程度の大きさにするため、各層や各部材の尺度を実際とは異ならせしめている。
(実施形態1)
本発明による携帯型電子機器において実施形態1に係るリスト機器を、図1、図2、および図3を用いて説明する。図1は、実施形態1に係るリスト機器1000の表側斜視図である。図2は、第1実施形態に係るリスト機器1000の平面図である。図3は、実施形態1に係るリスト機器1000の概略構成を示す分解斜視図である。なお、本明細書では、第1実施形態、第2実施形態、および変形例において、説明の便宜上、リスト機器1000の基板側を表(表側)、基板とは反対側(装着時にユーザーに接する側)を裏(裏側)として説明することがある。なお、第1実施形態に係るリスト機器1000は、ランナーズウォッチ、デュアスロンやトライアスロン等マルチスポーツ対応のランナーズウォッチ、および気圧センサーや方位センサーを搭載し、標高や方位を表示することができるトレッキングや登山に適したウオッチなどのリスタブル機器に広く適用できる。
図1、図2、および図3に示すように携帯型電子機器(ウェアラブル型電子機器)の一例としてのリスト機器1000は、ユーザー(装着者)の所与の部位(例えば、手首)に装着され、ユーザーの標高情報や、方位情報などを検出することができる。リスト機器1000は、ユーザーに装着されて標高情報や、方位情報などを検出する機器本体100と、機器本体100に取り付けられ、機器本体100をユーザーに装着するための第1のバンド部200、および第2のバンド部201を有する。なお、リスト機器1000には、ユーザーの標高情報や方位情報に加えて、例えば脈波情報などの生体情報を検出する機能や時刻情報などを取得する機能を設けることができる。
機器本体100は、ユーザーの装着側にボトムケース12が配置され、ユーザーの装着側と反対側には、表側に開口する開口部90(図3に図示)を有するケースとしてのトップケース10が配置されている。トップケース10とボトムケース12とによって構成される機器本体100の内部には電子回路、電池、および各種センサーなどの電子部品が収容されている。機器本体100の表側(トップケース10)に位置する開口部90には、平面視で後述する表示部と重なるように、透明な基板としての風防板(本例ではガラス板)20が設けられている。風防板20は、内部空間を保護する天板部分(外壁)として機能している。ベゼル11は、風防板20の外周部を囲むように設けられており、風防板20とベゼル11とが一体化して構成されている。ベゼル11には、表側から視認可能な文字や、記号などの表示を設けることができる。さらに、風防板20のボトムケース12側には、液晶ディスプレイ(LCD)などで構成される表示部30と、風防板20および表示部30に挟まれた空間を密閉するための環状のシール部材50とが収容されている。また、機器本体100の表側(トップケース10)の側面には、複数の操作ボタン40,41,42,43が設けられており、後述する回路基板84を操作している。
機器本体100は、風防板20を介して表示部30の表示をユーザーが閲覧可能な構成を備えており、検出した標高情報や方位情報、或いは時刻情報等の種々の情報を表示部30に表示し、当該表示を機器本体100の表側からユーザーが閲覧可能としている。また、ボトムケース12の両側には、第1のバンド部200および第2のバンド部201との接続部である一対のバンド装着部(図示しない)が設けられている。
次に、実施形態1に係るリスト機器1000の機器本体100の断面構造について、図4および図5を用いて説明する。図4は、第1実施形態に係る携帯型電子機器の概略構成を示す図2のA−A断面図である。図5は、第1実施形態に係る携帯型電子機器の概略構成を示す図4の部分拡大図である。
機器本体100は、図4に示すように、トップケース10と、ボトムケース12と、トップケース10の開口部90を塞ぐ風防板20と、に囲まれた密閉空間である機器収容部81が設けられている。機器収容部81には、機器本体100を構成する要素部品である、例えば回路基板84、センサーの一例としての気圧センサー82、二次電池85、および振動部86などの電子部品が収納されている。ただし、機器本体100は、図4に示す構成に限定されず、例えばGPS(Global Positioning System)アンテナや電子部品などを追加してもよい。また、風防板20の裏側には、表示部30が配置されており、風防板20と表示部30との間に、シール部材50が挟持されている。
機器本体100は、図5に示すように、表示部30が、トップケース10の内側に突出する突起部10aの開口部90側に収容されており、表示部30の外周部30aが、トップケース10の内周面10bと間隙を持って載置されている。風防板20の裏側の面の内面20aが、表示部30の各種情報が表示される表示面30bに対向して配置されている。風防板20に設けられた段部20bと、表示部30に設けられた段部30cとの間に、表示部30の外縁に沿って環状のシール部材50が配置されている。つまり、風防板20と表示部30との間に、環状のシール部材50が挟持されて密閉された密閉空間60が構成されている。密閉空間60は、機器収容部81に含んで構成されており、風防板20と機器収容部81との間に、密閉空間60が配置され、機器収容部81の内気が風防板20と触れないように構成されている。
また、環状のシール部材50が接触している風防板20および表示部30の少なくともいずれかの接触している部位には、凹みとしての段部20bおよび段部30cが設けられている。シール部材50は、風防板20の段部20b、表示部30の段部30c、およびトップケース10の内周面10bで構成された収容部100aに収容される。
シール部材50が組み込まれる前の断面形状を2点鎖線で示す。収容部100aに収容されたシール部材50は、少なくとも、段部20bと段部30cとの間で押圧される大きさの断面形状を有している。シール部材50の組み込み前の断面形状は、円形または楕円形をしており、収容部100aに組み込むことにより、段部20bと段部30cとにより押圧されて、シール部材50が弾性変形させられる。そして、圧縮弾性力によりシール部材50を、段部30cと段部20bとに密着させることにより、風防板20と表示部30とに挟まれた空間が密閉され密閉空間60が形成される。
次に、外部温度の変化により、風防板20に生じる水分の凝縮作用について説明する。機器本体100周辺の温度を外部温度T1、密閉空間60内部の温度を空間温度T2、機器収容部81内部の温度を収容温度T3、としたとき、密閉空間60を設けることにより、外部環境の変化に起因して外部温度T1が低下し風防板20が急冷されても、風防板20の裏側に設けた密閉空間60により、外部温度T1と収容温度T3との温度差を緩和することができ、風防板20の内面20aに生じる水分の凝縮作用の発生を低減することができる。
さらに、詳述すれば、外部温度T1と、密閉空間60内部の空間温度T2と、収容温度T3との関係は、外部温度T1が、装着者の体温より低い場合、T1<T2<T3の関係となる。この関係が成り立つ状態で、外部温度T1が急激に低下した際には、外部温度T1と、外部温度T1により急冷された風防板20の内面20aと接する空間温度T2との温度差が小さいために、内面20aに生じる水分の凝縮作用の発生を低減することができる。これに対して、密閉空間60が設けられていない場合は、内面20aに機器収容部81の体温で温められた内気が直接触れているため外部温度T1が急激に低下すると、外部温度T1により風防板20が急冷され、内面20aが接する収容温度T3との温度差が大きくなり、内面20aに機器収容部81内部の水分が凝縮されて結露が生じる。
トップケース10は、トップケース10の外縁側に位置し、表側に向かって開口する周状の凹部10cを有している。凹部10cは、外周側に設けられた第1壁部10dおよび内周側に設けられた第2壁部10eを含んで構成されている。凹部10cには、ベゼル11の少なくとも一部が挿入され、固着されている。このように、凹部10cにベゼル11を挿入することにより、トップケース10に対するベゼル11の位置合わせを容易に行うことができる。
ベゼル11は、風防板20側に張り出す庇部11aを有している。ベゼル11の庇部11aの内周面(内側面)側には、風防板20がベゼル11と並ぶように配置されている。なお、庇部11aは、トップケース10内周側の第2壁部10eの頂部に当接されてもよい。庇部11aがトップケース10の第2壁部10eの頂部に当接されることにより、庇部11aの変形を減少させることができる。
風防板20は、ベゼル11の庇部11aの内側面に当接するように配置されている。風防板20は、ベゼル11によって機器本体100(トップケース10)から脱落しないように保持されている。
トップケース10とボトムケース12とに用いる材料としては、電子部品を機器収容部81に収容することができればよく、生産性が良く、かつ、各種センサーの保持構造を構成することが容易なプラスチック材料を用いることが好ましい。ベゼル11に用いる材料としては、例えばステンレス材や真鍮(黄銅)材の表面にメッキ処理を施した材料で形成することができる。風防板20に用いる材料としては、ガラス板に限らず、表示部30を閲覧可能な透明部材であり、表示部30を構成する液晶ディスプレイ(LCD)などのトップケース10と、ボトムケース12と、の内部に収容される構成を保護可能な強度を有する部材であれば、透明のプラスチックなど、ガラス以外の材料とすることができる。
シール部材50に用いる材料は、耐水性を有した弾性部材であれば良く、一般的に携帯型電子機器のシール部材として用いるNBR(nitrile rubber)や、IIR(isobutylene isoprene rubber)などを用いることが好ましい。
表示部30を構成する液晶ディスプレイ(LCD)には、種々の検出モードに応じて、例えば、気圧センサーを用いた標高情報、気温センサーを用いた温度情報、GPSや地磁気センサーを用いた位置情報、移動量や角速度センサーや加速度センサーなどを用いた運動量などの運動情報、もしくは現在時刻などの時刻情報などが表示される。そして、この表示は、風防板20を介してユーザーが閲覧(視認)することができる。
密閉空間60の組立作業を、湿度(水分)を低く管理された環境下で行うことにより、密閉空間60を湿度(水分)が低い状態に構成することができる。また、窒素、ヘリウム、アルゴンなどの不活性ガスを充填した環境下で密閉空間60の組立作業を行うことにより、密閉空間60を不活性ガスで満たして湿度(水分)が低い状態に構成してもよい。さらに、密閉空間60を減圧された雰囲気に構成することにより、密閉空間60を湿度(水分)が低い状態に構成することができる。このようにして密閉空間60を低湿度にすることにより、風防板20が急冷されても、内面20aと接する密閉空間60の湿度が低いため、水分の凝縮作用の発生を低減することができる。
風防板20と表示部30とで構成された密閉空間60に、吸湿部材65を配置してもよい。吸湿部材65は、例えばポリアクリレート繊維を含む材料で構成されており、水分(湿気)を吸収することができる。吸湿部材65が配置される好適例として、図5に図示するように、環状に形成された吸湿部材65を、表示面30bに接着剤などを用いて固定する。このように配置することにより、密閉空間60内部の湿気(水分)を吸収して湿度を低下させ、風防板20が急冷されても、密閉空間60に密封された水分による凝縮作用の発生を低減することができる。
以上、説明したように、機器収容部81に、風防板20および表示部30で構成される空間を、環状のシール部材50を弾性変形させることで密閉して密閉空間60を構成することにより、外部温度T1と収容温度T3との温度差を密閉空間60により緩和することができる。そして、外部温度T1と空間温度T2との温度差を小さくすることで、外部温度T1が急激に変化しても、風防板20の内面20aに生じる水分の凝縮作用を防ぎ、くもりの発生を低減することができる。
さらに、密閉空間60の組立作業を低湿度の環境下で行う、または吸湿部材65を密閉空間60内に配置して、密閉空間60内を低湿度環境にすることにより、風防板20が急冷されても、水分の凝縮作用を効果的に防ぎ結露の発生を低減することができる。
(変形例1)
実施形態1に係る機器本体100の変形例として、変形例1に係る機器本体101を、図6を用いて説明する。図6は、機器本体101の部分拡大図である。なお、本変形例に係る機器本体101は、実施形態1に係る機器本体100に対して、シール部材51の断面形状が異なる。従って、実施形態1に係る機器本体100と同じ構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。
変形例1に係る機器本体101は、風防板20と表示部30とで構成された空間を、シール部材51で密閉し密閉空間60が構成されている。シール部材51は、トップケース10の内周面10b、風防板20の段部20b、および表示部30の段部30cで構成された収容部101aに収容される。環状のシール部材51の断面形状は、長手方向が、表示面30bと平行に形成された長円形、または矩形で形成されている。図6にシール部材51の断面形状を矩形で形成した例を図示する。
シール部材51がケースに組み込まれる前の形状を2点鎖線で示す。収容部101aに収容されたシール部材51は、少なくとも、段部20bおよび段部30cの間で押圧される大きさの断面形状を有している。シール部材51が、収容部101aに収容されることで、シール部材51が、段部20bおよび段部30cにより押圧され弾性変形する。
シール部材51が、長円形または矩形で形成され、長円形または矩形の長手方向を表示面30bと平行に配置することで、段部20bおよび段部30cと、シール部材51との接触面積を広げることができる。
以上の構成にすることにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例2)
実施形態1に係る機器本体100の変形例として、変形例2に係る機器本体102を、図7を用いて説明する。図7は、機器本体102の部分拡大図である。なお、本変形例に係る機器本体102は、実施形態1に係る機器本体100に対して、シール部材52の断面形状が異なる。従って、実施形態1に係る機器本体100と同じ構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。
変形例2に係るシール部材52の断面形状は、表示部30の段部30cと接触する裏側の面の中央部に凹部52aが設けられ、風防板20の段部20bと接触する表側の面の中央部に凹部52bが設けられている。凹部52aは、段部30cと接触する裏側の面の全周に亘り形成されており、凹部52bは、段部20bと接触する表側の面の全周に亘り形成されている。また、本変形例では、シール部材52の表側および裏側に凹みを設けたが、これに限られることはなく、表側または裏側のいずれか一方に凹みを設けてもよい。シール部材52は、内周面10b、段部20b、および段部30cで構成された収容部102aに収容されている。
シール部材52がケースに組み込まれる前の形状を2点鎖線で示す。収容部102aに収容されたシール部材52は、少なくとも、段部20bおよび段部30cの間で押圧される大きさの断面形状を有している。シール部材52が、収容部102aに収容されることで、凹部52a,52bが設けられているために、シール部材52の角部が段部20b,30cで押圧され弾性変形する。シール部材52の角部が弾性変形することで、角部に集中的に圧縮弾性力を生じさせ、シール部材52の密着性を高めることができる。
以上の構成にすることにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例3)
実施形態1に係る機器本体100の変形例として、変形例3に係る機器本体103を、図8を用いて説明する。図8は、機器本体103の部分拡大図である。なお、本変形例に係る機器本体103は、実施形態1に係る機器本体100に対して、シール部材53の断面形状が異なる。従って、実施形態1に係る機器本体100と同じ構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。
変形例3に係るシール部材53の断面形状は、表示部30の段部30cと接触する面に、凹部53aが設けられ、風防板20の段部20bと接触する面に、凹部53bが設けられている。シール部材53の外周面は、トップケース10の内周面10bと対向しており、外周面に凹部53dが全周に亘り設けられ、外周面の反対側の内周面に凹部53cが全周に亘り設けられている。シール部材53は、内周面10b、段部20b、および段部30cで構成された収容部103aに収容されている。
シール部材53がケースに組み込まれる前の形状を2点鎖線で示す。収容部103aに収容されたシール部材53は、少なくとも、段部20bおよび段部30cの間で押圧される大きさの断面形状を有している。つまり、シール部材53の断面を構成する4辺に、それぞれ凹部53a,53b,53c,53dを設けることにより、断面の角部が突起状に形成され、シール部材53が収容部103aに収容されると、角部の突起部が集中的に弾性変形する。
以上、説明したように、シール部材53に凹部53a,53b,53c,53dを設けることにより、シール部材53の角部に突起部を形成して、突起部が段部20bと段部30cとにより集中的に弾性変形させられる。弾性変形することにより得られた圧縮弾性力によりシール部材53の密着性を高め、密閉空間60の気密性を向上させることができる。
(変形例4)
実施形態1に係る機器本体100の変形例として、変形例4に係る機器本体104を、図9を用いて説明する。図9は、機器本体104の部分拡大図である。なお、本変形例に係る機器本体104は、実施形態1に係る機器本体100に対して、シール部材54の断面形状が異なる。従って、実施形態1に係る機器本体100と同じ構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。
変形例4に係るシール部材54の断面形状は、矩形の角部に凹みを設けた形状をしており、シール部材54がケースに組み込まれる前の形状を2点鎖線で示す。シール部材54は、内周面10b、段部20b、および段部30cで構成された収容部104aに収容されている。収容部104aに収容されたシール部材54は、少なくとも、段部20bと、段部30cとの間で押圧される大きさの断面形状を有している。つまり、段部20bと接触する表側の角部に凹部54bが設けられ、段部30cと接触する裏側の角部に凹部54aが設けられている。シール部材54が、収容部104aに収容されると、シール部材54の凹部54aに挟まれた中央部54cが段部30cと接触し、凹部54bに挟まれた中央部54dが段部20bと接触する。また、本変形例では、シール部材54の表側および裏側の角部に凹みを設けたが、これに限られることはなく、表側、または裏側のいずれか一方の角部に凹みを設けてもよい。
シール部材54がケースに組み込まれる前の形状を2点鎖線で示す。シール部材54が、収容部104aに収容されることで、段部20bと段部30cとにより、シール部材54が押圧されて弾性変形する。中央部54c,54dが、凹部54a,54bを設けたことにより部分的に弾性変形するため、圧縮弾性力が中央部54c,54dに集中して生じ風防板20と表示部30と、シール部材54との密着性を高めることができる。
以上の構成にすることにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例5)
実施形態1に係る機器本体100の変形例として、変形例5に係る機器本体105を、図10を用いて説明する。図10は、機器本体105の部分拡大図である。なお、本変形例に係る機器本体105は、実施形態1に係る機器本体100に対して、シール部材55の断面形状が異なる。従って、実施形態1に係る機器本体100と同じ構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。
変形例5に係るシール部材55の断面形状は、台形に構成されており、風防板20の段部20bと接する端面55b、および表示部30の段部30cと接する端面55aを有し、端面55aおよび端面55bを結ぶ側面で構成されている。本変形例では、端面55aの長さL1と、端面55bの長さL2とした場合、L1>L2となる台形に、シール部材55が構成されている。また、これに限られることはなく、長さL1と、長さL2と、を逆に構成し、L1<L2とした台形でもよい。シール部材55は、内周面10b、段部20b、および段部30cで構成された収容部105aに収容されている。
シール部材55がケースに組み込まれる前の形状を2点鎖線で示す。シール部材55が、収容部105aに収容されることで、段部20bおよび段部30cにより、シール部材55が押圧されて弾性変形する。段部20bと接触する端面55bとの接触面積が小さいために、集中的に弾性変形が生じて圧縮弾性力が高まり、段部20bとシール部材55との密着性を高めることができる。また、端面55aが段部30cに対応して形成されているため、安定的に段部20bと端面55bとを密着させることができる。
以上の構成にすることにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(変形例6)
実施形態1に係る機器本体100の変形例として、変形例6に係る機器本体106を、図11を用いて説明する。図11は、機器本体106の部分拡大図である。なお、本変形例に係る機器本体106は、実施形態1に係る機器本体100に対してシール部材56の断面形状が異なる。従って、実施形態1に係る機器本体100と同じ構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。
変形例6に係るシール部材56の断面形状は、表示部30の段部30cと対向して配置された端面56aと、風防板20の段部20bと対向して配置された端面56bと、を有しており、トップケース10の内周面10bに対向して配置された外周面56dと、端面56aに対して傾斜面で形成された内周面56cと、が端面56aと、端面56bと、に亘って形成されている。換言すれば、シール部材56は、内周側から外周側に向かって厚みが厚くなる断面形状で構成することにより、シール部材56を見切り板として構成されている。
端面56aには、段部30c側に向けて突起56eが設けられ、段部30cと突起56eとが接触している。さらに、端面56bには、段部20bに向けて突起56fが設けられ、段部20bと接触している。シール部材56がトップケース10に組み込まれることで、段部20bにより突起56fが押圧され、段部30cにより突起56eが押圧されて弾性変形が生じる。突起56e,56fがそれぞれ弾性変形することにより、圧縮弾性力が生じて、風防板20と表示部30とで構成された空間を密閉して密閉空間60を構成している。
以上の構成にすることにより、シール部材56の内周面56cが傾斜面で構成されているため、シール部材56に見切り板としての機能を付加し、機器本体106のデザインに違和感なく、シール部材56を用いて密閉空間60を構成することができる。また、トップケース10と異なる色調を用いることで、シール部材56をデザイン的なアクセントとしても用いることができ、デザイン性を向上させることができる。
以上、シール部材の断面形状について変形例を用いて説明したが、密閉空間60の気密性が確保できれば、これらの形状に限定されることはない。
(実施形態2)
実施形態2に係る機器本体107を、図12を用いて説明する。図12は、機器本体107の部分拡大図である。なお、本実施形態に係る機器本体107は、実施形態1に係る機器本体100に対して、第1の環状部材としての第1シール部材57と、第2の環状部材としての第2シール部材58と、見切り板70と、が含まれている点が異なる。従って、実施形態1に係る機器本体100と同じ構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。
機器本体107は、図12に示すように、トップケース10と、ボトムケース12(図示しない)と、トップケース10の開口部90を塞ぐ風防板20と、に囲まれた密閉空間である機器収容部81が設けられている。機器収容部81には、風防板20と表示部30との間に、表示部30の外縁に沿って配置された見切り板70を含んで構成され、第1シール部材57は、風防板20と、見切り板70の風防板20側の面と、の間に配置されており、第2シール部材58は、表示部30と、見切り板70の表示部30側の面と、の間に配置されている。さらに、機器収容部81には、図4に示したように、機器本体107を構成する要素部品が収納されているが、第1実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
見切り板70が、表示部30と風防板20との間に配置されており、表示面30bと対向して見切り板70の下面70bが形成され、下面70bの外周側には段部30cに対向して段部70fが形成されている。下面70bの反対側には、風防板20の内面20aに対向して上面70aが形成され、上面70aの外周側には、風防板20の段部20bと対向して、段部70eが形成されている。トップケース10の内周面10bと対向して配置された外周面70dは、段部70eと段部70fと、に亘って設けられ、下面70bに対して傾斜面で形成された内周部70cが、上面70aおよび下面70bに亘って形成されている。
第1シール部材57と第2シール部材58とが、ケースに組み込まれる前の形状を2点鎖線で示す。第1シール部材57および第2シール部材58の断面形状は、円形または楕円形で構成されている。第1シール部材57は、段部20b、段部70e、および内周面10bで構成された収容部107aに収容され、段部20bおよび段部70eにより押圧され弾性変形している。また、第2シール部材58は、段部30c、段部70f、および内周面10bで構成された収容部107bに収容されて、段部30cおよび段部70fにより押圧され弾性変形している。風防板20と表示部30とで構成された空間を、見切り板70を介して第1シール部材57および第2シール部材58を弾性変形させることにより、圧縮弾性力を得て密閉した密閉空間60が形成されている。
本実施形態では、第1シール部材57に対応して段部20bを風防板20に設け、段部70eを見切り板70に設けて収容部107aを構成したが、これに限ることはなく、風防板20側、または見切り板70側のどちらか一方で、収容部107aを構成してもよい。つまり、収容部107aを段部70eおよび内面20aで構成してもよく、段部20bおよび上面70aで構成してもよい。また、収容部107bについても、表示部30側、または見切り板70側のどちらか一方で、収容部107bを構成してもよい。つまり、収容部107bを段部70fと表示面30bとで構成してもよく、下面70bと段部30cとで構成してもよい。
見切り板70の材料は、例えばアルミニウム、ステンレス、真鍮(黄銅)などを主材とする金属を用いたり、例えばウレタンアクリレート、アクリル樹脂アクリレート、エポキシアクリレートなどの紫外線硬化型の透明な樹脂材(樹脂製の部材)を用いたりすることができる。ここで、見切り板70に金属材を用いれば、表示部30の周囲に高級感を付加したり、強度を上げたりすることができる。また、見切り板70を樹脂製とすれば、例えば紫外線などによる成形硬化によって容易に成形することができるとともに、形状の多様化にも容易に対応することができる。
また、第1シール部材57および第2シール部材58の断面形状は、図12に図示した楕円形に限られることはなく、密閉空間60が密閉できる形状であればよい。例えば、長円形や、矩形や、台形にすることができる。
図13に、機器本体107の見切り板70の内周部70cに表示71を設けた実施形態を図示する。図13は、機器本体107に係る部分平面図である。表示71は、例えば、文字71a、記号(絵文字)71b、および図示しない目盛りなどを含むことができる。なお、表示71には、文字71a、記号(絵文字)71b、および目盛り(図示しない)の少なくともいずれかが設けられていればよい。また、表示71は、色調を変えたり模様を表示したりしてもよい。このように、見切り板70に表示71を設けて文字や、模様など設けることによりデザイン性を向上させることができる。
以上、説明したように、見切り板70を、風防板20と表示部30との間に配置して空間を構成し、空間を第1シール部材57と第2シール部材58とにより密閉して密閉空間60を構成することにより、外部温度T1と機器収容部81の収容温度T3との温度差を密閉空間60により緩和することができる。そして、外部温度T1の急激な低下に伴い、風防板20の内面20aの温度が低下しても、内面20aに接する密閉空間60の空間温度T2と、の温度差が小さいため、内面20aに生じる水分の凝縮作用の発生を防ぎ、くもりの発生を低減することができる。
さらに、見切り板70の内周部70cに、表示71を設けることができるため、操作ボタンの機能表示や、表示部30の表示内容と連携した表示を行うことができる。そして、見切り板70の材料に金属材を用いることで、高級感を付加することができ、デザイン性を向上させることができる。
本実施形態で説明した表示部30の平面形状は、円形を用いて説明をしたが、円形に限定されるものではなく、例えば、長方形や楕円形であってもよい。表示部31の平面形状を矩形とした例を、図14を用いて説明する。図14は、機器本体108の平面図である。なお、本実施形態に係る機器本体108は、実施形態1に係る機器本体100に対して、表示部31の平面形状が異なる。従って、実施形態1に係る機器本体100と同じ構成要素には同じ符号を付し、説明は省略する。
表示部31の平面形状に沿って矩形に風防板21が構成されて、第1シール部材57が表示部31の外縁部に沿って配置されることにより、密閉空間60(図示しない)が形成されている。風防板21の外周には、風防板21の外周に沿ってベゼル14が構成されている。
以上、説明したように、表示部31の平面形状が長方形や、楕円形であっても表示部31の外縁部に沿って第1シール部材57を構成することにより、風防板21と、表示部31と、で構成された空間を密閉することができ、風防板21の内面に生じるくもりを低減することができる。
また、上述では、ユーザー(装着者)の所与の部位に装着される携帯型電子機器として、ユーザーの手首に装着されるリスト機器を例示して説明したが、次のような装着例を例示することができる。携帯型電子機器としては、例えば首に掛けるネックレス様式の構成、胴体や足首などに装着する構成などであってもよい。
10…ケースとしてのトップケース、11…ベゼル、12…ボトムケース、20…基板としての風防板、20a…内面、20b…凹みとしての段部、30…表示部、30a…外周部、30b…表示面、30c…凹みとしての段部、50…シール部材、51…シール部材、52a…凹部、52b…凹部、57…第1の環状部材としての第1シール部材、58…第2の環状部材としての第2シール部材、60…密閉空間、70…見切り板、90…開口部、100…機器本体、200…第1のバンド部、201…第2のバンド部、1000…携帯型電子機器としてのリスト機器。

Claims (8)

  1. ケースと、
    前記ケースに収容されている表示部と、
    平面視で、前記表示部と重なるように、前記ケースの開口部を塞いでいる基板と、
    前記基板と前記表示部との間の空間を密閉するように、前記表示部の外縁に沿って配置されている環状のシール部材と、
    前記基板と前記表示部との間に前記表示部の外縁に沿って配置されている見切り板と、を含み、
    前記環状のシール部材は、第1の環状部材および第2の環状部材から構成され、
    前記第1の環状部材は、前記基板と前記見切り板の前記基板側の面との間に配置され、
    前記第2の環状部材は、前記表示部と前記見切り板の前記表示部側の面との間に配置されている、
    携帯型電子機器。
  2. 請求項1において、
    前記環状のシール部材は、耐水性を有する弾性部材である、
    携帯型電子機器。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記環状のシール部材の断面形状は、円形または楕円形である、
    携帯型電子機器。
  4. 請求項1または請求項2において、
    前記環状のシール部材の前記基板と接触する側の面、および前記表示部と接触する側の面の少なくともいずれかに凹みが設けられている、
    携帯型電子機器。
  5. 請求項1または請求項2において、
    前記環状のシール部材の断面形状は、台形である、
    携帯型電子機器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項において、
    前記環状のシール部材が接触している前記基板、および前記表示部の少なくともいずれかの当該接触している部位には、凹みが設けられている、
    携帯型電子機器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項において、
    前記空間は、不活性ガスが充填されている、
    携帯型電子機器。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項において、
    前記空間は、減圧された雰囲気である、
    携帯型電子機器。
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