JP2018179394A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】左右風向板をより容易に取り外すことのできる空気調和機を提供する。【解決手段】空気調和機は、室内機(本体部)1内に配置された送風経路と、左右風向板ユニット20とを備えている。左右風向板ユニット20は、複数の縦ルーバ(板状部材)22と、ベース部材21と、連結桿(連結部材)23とを備えている。ベース部材21は、複数の縦ルーバ22を支持し、室内機1に対して着脱可能に取り付けられている。連結桿23は、ベース部材21の長手方向に沿って延伸し、各縦ルーバ22を、間隔を有した状態で連結している。連結桿23には、左右風向板ユニット20の着脱時におけるベース部材21の把持位置に対応する位置に、ベース部材21から離れる方向への窪み部(迂回部)32、あるいは、室内機1の後方側への窪み部(迂回部)の少なくとも何れかが形成されている。【選択図】図7

Description

本発明は、空気調和機に関し、より具体的には空気調和機に備えられている風向板の構造に関する。
空気調和機の室内機には、吹き出し口から吹き出される風の向きを上下に偏向する上下風向板(水平ルーバ、または上下風向ルーバとも呼ばれる)と、吹き出し口から吹き出される風の向きを左右に偏向する左右風向板(縦ルーバ、または左右風向ルーバとも呼ばれる)とが備えられている。
一般に、左右風向板は、室内側熱交換器から吹き出し口へと至る気体の送風経路の途中に設けられている。左右風向板は、主として、複数枚の板状部材と、各板状部材を連動して動作させるために各板状部材を連結する連結部材とで構成されている。各板状部材は、互いに所定の間隔を有しつつ、略平行に連結部材上に配置されている。
例えば、特許文献1には、ルーバーベース16と、複数の縦ルーバー17と、風向設定部19とを備えている縦ルーバーユニット15が開示されている。ルーバーベース16は、通風路13の上面壁に直接、着脱自在に取り付けられる。縦ルーバー17は、ルーバーベース16に所定間隔を存して回動自在に枢支され、風の左右方向の向きを変更する。風向設定部19は、複数の縦ルーバー17を、それぞれヒンジ18を介して一体に連結し、各縦ルーバー17を一斉に同一方向に回動変位する。
特許第3306250号公報
ところで、空気調和機を長期間使用すると、室内機内を循環する気体に含まれる塵埃が静電気などの影響で送風経路内に付着する可能性がある。通常、室内機の吸込み口には、気体中に含まれる塵埃を捕捉するためのフィルタが設けられているが、フィルタによってすべての塵埃を除去することは困難である。
そのため、送風経路内を定期的に清掃することが望まれる。このとき、上下風向板および左右風向板に付着した塵埃も除去することが好ましい。左右風向板は、上述したように、複数の板状部材および連結部材などを有しており、より複雑な形状となっている。そのため、室内機に取り付けたままの状態で、左右風向板を清掃することには困難性が伴う。
そのため、特許文献1に開示される縦ルーバーユニット15では、ルーバーベース16が通風路13の上面壁に着脱自在に取り付けられており、室内機のユニット本体1から取り外すことができるように構成されている。これにより、縦ルーバーユニット15の清掃時の作業性が向上する。また、縦ルーバーユニット15が着脱可能となることで、送風経路内やファンなどの清掃もより容易に行うことができる。
しかしながら、引用文献1に開示されている縦ルーバーユニットの構成では、ユニットの取り外し時の作業が困難となる可能性がある。すなわち、縦ルーバーユニット15では、風向設定部19よりも奥の位置で、ルーバーベース16が通風路13の上面壁に取り付けられている。そのため、作業者がルーバーベース16に手を載置する際に、風向設定部19が障壁となって、取り外し作業をしやすい位置に指を置くことが困難になる。
そこで、本発明では、左右風向板をより容易に取り外すことのできる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる空気調和機は、本体部内に配置された送風経路と、前記送風経路内に着脱可能に取り付けられ、前記送風経路内を通過する風の向きを左右方向に変化させる左右風向板ユニットとを備えている。前記左右風向板ユニットは、複数の板状部材と、前記複数の板状部材を支持し、前記本体部に対して着脱可能に取り付けられているベース部材と、前記ベース部材の長手方向に沿って延伸し、前記複数の板状部材を、間隔を有した状態で連結している連結部材とを有している。そして、前記連結部材には、前記左右風向板ユニットの着脱時における前記ベース部材の把持位置に対応する位置に、前記ベース部材から離れる方向への迂回部、あるいは、前記本体部の後方側への迂回部の少なくとも何れかが形成されている。
本発明の一局面にかかる空気調和機によれば、左右風向板をより容易に取り外すことができる。
本発明の一実施形態にかかる空気調和機の室内機の外観を示す斜視図である。 図1に示す室内機のフラップを開けた状態を示す斜視図である。図2には、第1の実施形態にかかる室内機に備えらえた左右風向板ユニットを示す。 図2に示す室内機から左右風向板ユニットを取り外した状態を示す斜視図である。 図1に示す室内機に取り付けられた左右風向板ユニットを下方から見た状態を示す斜視図である。 左右風向板ユニットを正面側から見た状態を示す斜視図である。 左右風向板ユニットを下方から見た状態を示す斜視図である。 室内機から左右風向板ユニットを取り外す様子を示す図である。 室内機から左右風向板ユニットを取り外す様子を示す図である。 本発明の第2の実施形態にかかる室内機に備えらえた左右風向板ユニットの一部分を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態にかかる左右風向板ユニットを正面側から見た状態を示す斜視図である。 図10に示す左右風向板ユニットを下方から見た状態を示す斜視図である。 本発明の第4の実施形態にかかる室内機に備えらえた左右風向板ユニットを正面側から見た状態を示す斜視図である。 本発明の第5の実施形態にかかる室内機に備えらえた左右風向板ユニットの一部分を示す斜視図である。 本発明の第6の実施形態にかかる室内機に備えらえた左右風向板ユニットの一部分を示す斜視図である。 本発明の第7の実施形態にかかる左右風向板ユニットを下方から見た状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
〔第1の実施形態〕
<空気調和機の全体構成>
先ず、本実施の形態にかかる空気調和機の全体構成について説明する。本実施の形態にかかる空気調和機は、セパレート式の空気調和機であって、主として、室内機(本体部)1と室外機(図示せず)とから構成されている。図1は、本実施の形態に係る空気調和機の室内機1の外観構成を示す。図2には、室内機1のフラップ15を開けた状態を示す。図2では、フラップ15の図示は省略している。
室外機には、圧縮機、室外側熱交換器、四方弁、膨張弁などが備えられている。これらと室内機1側に備えられた室内側熱交換器(図示せず)とによって冷凍サイクルが構成される。また、室外機には室外ファンが備えられている。
次に、室内機1の外観の構成について、図1および図2を用いて説明する。図1に示すように、室内機1は、略直方体状の形状を有しており、通常、部屋の壁の上部に掛けられて使用される。上述したように、室内機1内には室内側熱交換器が備えられている。この室内側熱交換器は、冷媒配管(図示せず)を介して室外機側の圧縮機などと接続されている。これにより、この室内機1と室外機とは、冷凍サイクルを構成し、その結果、空気調和機として機能する。
図1に示すように、室内機1は、筐体10で外形が形成される。筐体10は、略直方体状の樹脂成形品である。図1に示すように、筐体10は、主として、前面パネル11、本体パネル12、背面パネル13、およびフラップ15で構成されている。
なお、説明の便宜上、前面パネル11が配置されている側を室内機1の前面側とし、背面パネル13が配置されている側を室内機1の背面側とする。そして、室内機1の前面側から背面側、または背面側から前面側へ向かう方向のことを、前後方向という。また、室内機1の通常の設置状態において、上方から下方または下方から上方へ向かう方向のことを、上下方向または鉛直方向という。また、この上下方向と交差または直交する方向のことを、水平方向または左右方向という。
また、左右風向板ユニット20に関して、左右方向(または、右側、左側)、前後方向(または、前方側、後方側)、あるいは上下方向(または、上側、下側)というときには、左右風向板ユニット20を室内機1に取り付けた状態での各方向に相当する方向を意味するものとする。
前面パネル11は、筐体10の前面(正面)に位置する。前面パネル11は、本体パネル12に対して開閉可能に取り付けられている。通常、前面パネル11を開けると、フィルタ(図示せず)が前面部に現れる。フィルタ(図示せず)は、本体パネル12の上面に設けられた吸込み口14の下方に設けられている。フィルタは、吸込み口14から室内機1の内部に取り込まれる空気に含まれる埃や塵を捕捉する。フィルタの背面側には、室内側熱交換器およびクロスフローファンなどが配置されている。
図2には、主に運転状態の室内機1を示す。筐体10内の下部には、吸込み口14から吸い込んだ気体を送出する送風経路が形成されている。そして、送風経路を通過した風(気体)は、吹き出し口16から室内へ送出される。吹き出し口16には、フラップ15が開閉可能に設けられている。図2ではフラップ15の図示を省略しているが、空調運転時の室内機1では、フラップ15は開状態となっている。
フラップ15には、駆動モータ(図示せず)が連結されている。駆動モータは、電気配線を介しての電装基板(図示せず)に通信接続されており、空気調和機の運転中、電装基板に設けられた制御部からの制御信号に従ってフラップ15の回転角度を調節する。電装基板は、例えば、室内機1の右側面に配置された電装ボックス(図示せず)内に配置される。駆動モータは、例えばステッピングモータである。
フラップ15の回転角度が調節されることで、吹き出し口16から吹き出される風の向きを変更することができる。例えば、冷房運転時には、制御部は、フラップ15を開け、フラップ15が冷風を斜め上方向に導き、冷風が天井に沿って吹き出すように、フラップ15の回動角度を調節する。また、暖房運転時には、制御部はフラップ15を開け、フラップ15と上下風向板41とが協同して、前方に向かって吹き出される温風を床面方向に導くように、フラップ15の回動角度を調節する。このように、フラップ15および上下風向板41の動作によって、吹き出し口16から吹き出される風の向きが上下方向に変更される。
また、図2に示すように、吹き出し口16には、上下風向板41および左右風向板ユニット20が備えられている。上述したように、上下風向板41は、吹き出し口16から吹き出す風の向きを上下に偏向する。左右風向板ユニット20は、吹き出し口16から吹き出す風の向きを左右に偏向する。本実施形態では、上下風向板41が上方に位置している状態において、上下風向板41よりも下方で背面側に左右風向板ユニット20が配置されている。しかし、上下風向板41および左右風向板ユニット20の配置位置は、これに限定はされない。
上下風向板41は、室内機1の本体部分(例えば、風向板取付機構(ドレンパン)18など)に対して、動作可能に取り付けられている。上下風向板41は、駆動モータ(図示せず)と接続されている。駆動モータは、電気配線を介しての電装基板(図示せず)に通信接続されており、空気調和機の運転中、電装基板に設けられた制御部からの制御信号に従って上下風向板41の上下方向の角度を調節する。駆動モータは、例えばステッピングモータである。
左右風向板ユニット20も、駆動モータ(図示せず)と接続されている。駆動モータは、電気配線を介しての電装基板(図示せず)に通信接続されており、空気調和機の運転中、電装基板に設けられた制御部からの制御信号に従って左右風向板ユニット20に備えられた縦ルーバ22の左右方向の角度を調節する。駆動モータは、例えばステッピングモータである。左右風向板ユニット20の詳しい構成については、後述する。
<左右風向板ユニットの構成>
続いて、左右風向板ユニット20のより具体的な構成について、図2から図6を参照しながら説明する。
図3には、室内機1から左右風向板ユニット20を取り外した状態を示す。図4には、左右風向板ユニット20を室内機1の下方側から見た状態を示す。図5には、室内機1から取り外した状態の左右風向板ユニット20を示す。図6には、左右風向板ユニット20を下方側から見た状態を示す。
図2に示すように、左右風向板ユニット20は、送風経路内の吹き出し口16の近傍に配置されている。図2および3などに示すように、左右風向板ユニット20は、吹き出し口16に沿って左右方向に延びている。図3に示すように、左右風向板ユニット20は、室内機1の風向板取付機構18に対して、取り外し可能に取り付けられている。例えば、左右風向板ユニット20の清掃時などに、左右風向板ユニット20を室内機1から取り外すことができる。
左右風向板ユニット20は、主な構成部材として、ベース部材21、縦ルーバ(板状部材)22、連結桿(連結部材)23などを有している。
ベース部材21は、吹き出し口16に沿って左右方向に延びる平板状の部材であり、複数の縦ルーバ22を支持している。ベース部材21は、室内機1の本体部分(具体的には、風向板取付機構18)に対して着脱可能となっている。ベース部材21は、送風経路内の下方に取り付けられる。これにより、ベース部材21は、送風経路の下面を形成する。
ベース部材21の上面の後方側には、各縦ルーバ22を支持するための支持部25が設けられている。また、ベース部材21の上面の前方側には、複数個所に凸部27が形成されている。凸部27は、左右風向板ユニット20が室内機1から取り外される際に、作業者の指が置かれる位置に形成されている。これにより、凸部27は、滑り止めとして機能する。
凸部27は、隣接する縦ルーバ22の間に形成されている。本実施形態では、凸部27は、左右方向に延びる線状の形状を有し、ベース部材21の上面上に前後方向に所定の間隔で複数個設けられている。ベース部材21の上面からの凸部27の高さは、1mm以下とすることが好ましく、0.5mm程度とすることがより好ましい。
凸部27が設けられていることにより、作業者が左右風向板ユニット20を取り外す際などに、ベース部材21の上面に載置される手指が滑ることが抑えられ、より確実に左右風向板ユニット20を把持することができる。また、凸部27の高さが1mm以下であることにより、凸部27が、送風経路の下面付近を通過する気体の大きな抵抗となることが抑えられ、空気調和機の送風性能に大きな支障を与えることが抑えられる。
ベース部材21の上面の右側端部には、駆動力伝達部29が設けられている(図5参照)。駆動力伝達部29は、その下方部分が駆動モータ(図示せず)との接続部29aとなっている(図6参照)。また、ベース部材21の上面側において、駆動力伝達部29は、連結桿23の端部と接続されている。駆動力伝達部29は、駆動モータと連結されることで、図5に示す両矢印A方向にそれぞれ回転する。
また、図4などに示すように、ベース部材21の下面には、風向板取付機構18との接続機構(ロック機構)を有する接続部26が設けられている。接続部26は、ベース部材21に沿うように左右方向に配置されている。接続部26は、フラップ15などとともに、室内機1の底面部の一部を構成する。
また、接続部26には、風向板取付機構18との接続機構(ロック機構)を解除するための操作部31が設けられている。本実施形態では、操作部31は、左右両側に1つずつ設けられている。
縦ルーバ22は、薄い板状の部材である。縦ルーバ22は、ベース部材21の長手方向(室内機1の左右方向)に沿って、複数個並んで配置されている。各縦ルーバ22は、ベース部材21の上面に対して略垂直に立設している。また、各縦ルーバ22は、互いに略平行な位置関係で配置されている。本実施形態では、吹き出し口16の右側に、5枚の縦ルーバが互いに略等間隔に並んで配置されており、吹き出し口16の左側に、5枚の縦ルーバが互いに略等間隔に並んで配置されている。但し、縦ルーバの個数は、これに限定されない。
各縦ルーバ22は、ベース部材21の上面の後方側に設けられた支持部25によって、ベース部材21に支持されている。なお、縦ルーバ22は、その一部が柔軟性を有する素材で形成されている。より具体的には、縦ルーバ22の前端側と後端側(支持部25側)は、剛性を有しており、前端側と後端側との間の中間部が柔軟性を有している。例えば、縦ルーバ22において、中間部の厚さを、前端側及び後端側よりも薄くする。これにより、1つの素材で、硬質部と軟質部とを有する縦ルーバ22を形成することができる。
上記の構成により、縦ルーバ22は、支持部25を基点として、左右両方向に傾斜することができる。これにより、送風経路内を通過する風(気体)の向きを左右方向に変更することができる。
連結桿23は、ベース部材21の長手方向(室内機1の左右方向)に沿って延びる棒状の部材である。連結桿23は、各縦ルーバ22を、所定の間隔を有した状態で連結している。具体的には、連結桿23は、縦ルーバ22の前方側に位置する連結部24において、各縦ルーバ22と連結されている。これにより、連結桿23の動作に連動させて各縦ルーバ22を動作させることができる。
なお、連結部24は、連結桿23に形成された孔と、縦ルーバ22に形成された円筒状の突起とで構成されている。すなわち、連結桿23に形成された孔に、縦ルーバ22の突起が挿入されて、連結部24が構成されている。縦ルーバ22の突起は、連結桿23の孔内で回動することができる。そのため、連結桿23が左右に移動すると、縦ルーバ22は、連結桿23に対する角度を変更させながら、その連結部24が連結桿23に合わせて左右に移動する。
すなわち、図5に示すように、駆動モータに接続された駆動力伝達部29が、ベース部材21を上方から見た状態で時計回りに回転すると、駆動力伝達部29に接続された連結桿23は、矢印B1方向に移動する。また、駆動モータに接続された駆動力伝達部29が、ベース部材21を上方から見た状態で反時計回りに回転すると、駆動力伝達部29に接続された連結桿23は、矢印B2方向に移動する。この連結桿23の動作に連動して、各縦ルーバ22は、支持部25を起点として、その前方部分(すなわち、連結部24)が左右に動く。これにより、各縦ルーバ22の先端部が支持部25に対して右側へ移動すると、送風経路内を通過する気体は右方向へ偏向され、各縦ルーバ22の先端部が支持部25に対して左側へ移動と、送風経路内を通過する気体は左方向へ偏向される。なお、ここで説明した左右の方向は、室内機1に左右風向板ユニット20を取り付けた状態での左右方向を意味する。
本実施形態にかかる連結桿23には、左右両側の端部に屈曲部(迂回部)32が形成されている。屈曲部32は、棒状に延伸する連結桿23が、ベース部材21から離れる方向へ(すなわち、上方へ)迂回するような形状を有している。屈曲部32は、左右風向板ユニット20の着脱時におけるベース部材21の把持位置に対応する位置に設けられている。本実施形態では、屈曲部32は、操作部31と対応する位置(ベース部材21を間に挟んで、操作部31の上方)に設けられている(図4および図6など参照)。
なお、連結桿23には、その延伸方向の中央部分にも迂回部が形成されている。この迂回部は、風向板取付機構18の左右方向の中央部に形成された構造物を避けるためのものである。風向板取付機構18側にこのような構造物が設けられていない場合には、連結桿23の中央部分に迂回部が形成されていなくてもよい。
連結桿23は、送風経路の下面に近い位置(吹き出し口16のより下方側)に配置されていることが望ましい。すなわち、本実施形態の構成では、連結桿23とベース部材21の上面との間の距離は、できるだけ小さいことが好ましい。これにより、連結桿23が送風経路内の気体の流れに与える影響をより低減させることができる。
ただし、連結桿23がベース部材21の上面と近接して配置されていると、左右風向板ユニット20を取り外す際に、ベース部材21を作業者が掴みにくいという問題が生じ得る。例えば、ベース部材21の下面側にロック機構を解除するための操作部31が配置されていると、作業者は、通常、親指で操作部31を操作しつつ、ベース部材21の上面に人差し指および中指を載置して、親指と人差し指および中指とでベース部材21を挟み込むようにして把持する(図7参照)。
しかし、連結桿23がベース部材21の上面と近接して配置されていると、人差し指および中指をベース部材21の上面に載置する際に、連結桿23が障害となって、ベース部材21のより奥の方へ指を差し込むことが困難となる。これにより、作業者がベース部材21を挟み込む力が弱くなり、左右風向板ユニット20の取り外し動作時の作業性が低下する。左右風向板ユニット20の取り付け動作時にも、同様の理由で作業性が低下する可能性がある。
そこで、本実施形態にかかる左右風向板ユニット20には、連結桿23に屈曲部32が形成されている。屈曲部32は、ベース部材21を間に挟んで、操作部31の上方に相当する位置に設けられている。
本実施形態では、ベース部材21上に左右方向に並んで配置されている複数の縦ルーバ22のうち、両側の端部に配置されている縦ルーバ22aと、その隣に配置されている縦ルーバ22bとの間に位置する連結桿23の部分に屈曲部32が形成されている(図5など参照)。
また、連結桿23の右側の端部は、駆動力伝達部29と連結されている。この連結桿23の右側の端部の下方には、左右風向板ユニット20の着脱時に作業者の右手の中指が載置される(図8参照)。そのため、本実施形態では、連結桿23の右側の端部にも、屈曲部32が形成されている。
<左右風向板ユニットの着脱動作について>
続いて、左右風向板ユニット20の室内機1からの着脱動作について、図5から図8を参照しながら説明する。図7には、作業者が室内機1から左右風向板ユニット20を取り外すときの様子を示す。図8には、作業者が室内機1から左右風向板ユニット20を取り外した状態を示す。
作業者が室内機1から左右風向板ユニット20を取り外すときには、図7に示すように、ベース部材21を手で挟む。具体的には、人差し指を、縦ルーバ22aと縦ルーバ22bとの間の屈曲部32の下に載置し、中指を、縦ルーバ22aの外側のベース部材21の上面上に載置する。このとき、右手の中指は、連結桿23の右端の屈曲部32の下に載置される。また、親指を、ベース部材21の下にある操作部31に添える。
この状態で、作業者は、自身の親指で操作部31を内側(矢印C方向)に押す。この操作を行うことで、左右風向板ユニット20と風向板取付機構18とのロック機構が解除される。そして、作業者は、図8に示すように、室内機1の手前側(矢印D方向)に左右風向板ユニット20を引き出すことで、左右風向板ユニット20を室内機1から取り外すことができる。
<第1の実施形態のまとめ>
以上のように、本実施形態にかかる空気調和機には、室内機1の送風経路内に左右風向板ユニット20が着脱可能に取り付けられている。そして、左右風向板ユニット20に設けられた連結桿23には、左右風向板ユニット20の着脱時におけるベース部材21の把持位置に対応する位置に、屈曲部32が形成されている。
この構成によれば、作業者が左右風向板ユニット20を取り付けたり取り外したりするときに、屈曲部32とベース部材21との間に指を置くことができる。そのため、左右風向板ユニット20の着脱時に連結桿23が作業の邪魔になることを抑え、作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ベース部材21の下側にロック状態を解除するための操作部31が配置されており、ベース部材21の上面の操作部31と対応する位置(すなわち、上面視で操作部31と重なる位置)に屈曲部32が設けられている。これにより、例えば、親指で操作部31を操作しつつ、屈曲部32に人差し指または中指などを載置して、ベース部材21を手前に引き出すという動作をより容易に行うことができる。したがって、左右風向板ユニット20の着脱時の作業性をより向上させることができる。
また、本実施形態では、ベース部材21の上面上に凸部27(滑り止め部)が形成されている。凸部27は、左右風向板ユニット20の着脱時における把持位置、すなわち、屈曲部32と対向する位置に形成されている。これにより、屈曲部32に人差し指または中指などを載置して、ベース部材21を手前に引き出すという動作を行うときに、ベース部材21上で手指が滑ることを抑えることができる。そのため、左右風向板ユニット20の着脱をより容易に行うことができる。
〔第2の実施形態〕
本発明の第2の実施形態について、図9を参照しながら説明する。図9には、第2の実施形態にかかる室内機1に備えられた左右風向板ユニット120および風向板取付機構18の構成を示す。図9では、左右風向板ユニット120の右側端部周辺の構成を示す。なお、第2の実施形態にかかる室内機1において、左右風向板ユニット120以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。そこで、第1の実施形態と同じ構成が適用できる構成部材については、第1の実施形態と同じ符号を付し、その説明を省略する。
第1の実施形態と同様に、左右風向板ユニット120は、室内機1の風向板取付機構18に対して、取り外し可能(着脱可能)に取り付けられている。左右風向板ユニット120は、主な構成部材として、ベース部材121、縦ルーバ(板状部材)122、連結桿(連結部材)123などを有している。ベース部材121および縦ルーバ(板状部材)122は、第1の実施形態のベース部材21および縦ルーバ(板状部材)22と同様の構成を適用できる。
連結桿123は、ベース部材121の長手方向(室内機1の左右方向)に沿って延びる棒状の部材である。連結桿123は、各縦ルーバ122を、所定の間隔を有した状態で連結している。具体的には、連結桿123は、縦ルーバ122の前方側に位置する連結部124において、各縦ルーバ122と連結されている。これにより、連結桿123の動作に連動させて各縦ルーバ122を動作させることができる。
本実施形態では、ベース部材121上に左右方向に並んで配置されている複数の縦ルーバ122のうち、両側の端部に配置されている縦ルーバ122aと、その隣に配置されている縦ルーバ122bとの間に位置する連結桿123の部分に屈曲部132(迂回部)が形成されている。
第1の実施形態では、屈曲部32は、棒状に延伸する連結桿23が、ベース部材21から離れる方向へ迂回するような形状を有している。これに対して、第2の実施形態では、屈曲部132は、棒状に延伸する連結桿123が、室内機1の後方側へ迂回するような形状を有している。本実施形態では、屈曲部132は、湾曲した形状を有している。
また、第1の実施形態と同様に、連結桿123の右側の端部にも、屈曲部133が形成されている。屈曲部133の形状は、第1の実施形態の屈曲部32と同様の形状である。
第1の実施形態と同様に、屈曲部132および133は、左右風向板ユニット120の着脱時におけるベース部材121の把持位置に対応する位置に設けられている。図示はしていないが、連結桿123の左側にも、縦ルーバ122aと縦ルーバ122bとの間の位置に屈曲部132が形成されている。
また、第1の実施形態と同様に、屈曲部132は、風向板取付機構18とのロック状態を解除するための操作部131と対応する位置に設けられている。
この構成によれば、作業者が左右風向板ユニット120を取り付けたり取り外したりするときに、ベース部材121上の屈曲部132の前側、あるいは、屈曲部133とベース部材121との間に指を置くことができる。そのため、左右風向板ユニット120の着脱時に連結桿123が作業の邪魔になることを抑え、作業性を向上させることができる。
なお、第1の実施形態と同様に、ベース部材121の上面上には、滑り止め用の凸部が形成されていてもよい。凸部は、左右風向板ユニット120の着脱時における把持位置、すなわち、屈曲部132および133と対向する位置に形成するのがよい。
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態について、図10および図11を参照しながら説明する。図10および図11には、第3の実施形態にかかる室内機1に備えられた左右風向板ユニット220の構成を示す。図10は、正面側の上方から左右風向板ユニット220を見た状態を示し、図11は、正面側の下方から左右風向板ユニット220を見た状態を示す。
なお、第3の実施形態にかかる室内機1において、左右風向板ユニット220以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。そこで、第1の実施形態と同じ構成が適用できる構成部材については、第1の実施形態と同じ符号を付し、その説明を省略する。
第1の実施形態と同様に、左右風向板ユニット220は、室内機1の風向板取付機構18に対して、取り外し可能に取り付けられている。左右風向板ユニット220は、主な構成部材として、ベース部材221、縦ルーバ(板状部材)222、連結桿(連結部材)223などを有している。ベース部材221および縦ルーバ222は、第1の実施形態のベース部材21および縦ルーバ22と同様の構成を適用できる。
連結桿223は、ベース部材221の長手方向(室内機1の左右方向)に沿って延びる棒状の部材である。連結桿223は、各縦ルーバ222を、所定の間隔を有した状態で連結している。具体的には、連結桿223は、縦ルーバ222の前方側に位置する連結部224において、各縦ルーバ222と連結されている。これにより、連結桿223の動作に連動させて各縦ルーバ222を動作させることができる。
また、ベース部材221の上面の右側端部には、駆動力伝達部229が設けられている。駆動力伝達部229は、その下方部分が駆動モータ(図示せず)との接続部229aとなっている(図11参照)。また、ベース部材221の上面側において、駆動力伝達部229は、連結桿223の端部と接続されている。駆動力伝達部229は、駆動モータと連結されることで、図10に示す両矢印A方向にそれぞれ回転する。
また、第1の実施形態と同様に、ベース部材221の下面には、風向板取付機構18との接続機構(ロック機構)を有する接続部226が設けられている。接続部226には、風向板取付機構18とのロック機構を解除するための操作部231が設けられている。操作部231は、左右両側に1つずつ設けられている。
本実施形態では、ベース部材221上に左右方向に並んで配置されている複数の縦ルーバ222のうち、両側の端部に配置されている縦ルーバ222aと、その隣に配置されている縦ルーバ222bとの間に位置する連結桿223の部分に、第1屈曲部232a(迂回部)が形成されている。また、縦ルーバ222bと、その隣に配置されている縦ルーバ222cとの間に位置する連結桿223の部分に、第2屈曲部232b(迂回部)が形成されている。第1屈曲部232aおよび第2屈曲部232bは、第1の実施形態の屈曲部32と同様の形状を有している。
以上のように、本実施形態にかかる左右風向板ユニット220では、ベース部材221の一つの把持位置に対して、第1屈曲部232aおよび第2屈曲部232bという複数の迂回部が設けられている。そして、第1屈曲部232aおよび第2屈曲部232bは、縦ルーバ222bを間に挟んで配置されている。
この構成によれば、作業者が左右風向板ユニット220を取り付けたり取り外したりするときに、第1屈曲部232aとベース部材221との間、および第2屈曲部232bとベース部材221との間に指を置くことができる。具体的には、第1屈曲部232aとベース部材221との間に中指を置くことができ、第2屈曲部232bとベース部材221との間に人差し指を置くことができる。そのため、左右風向板ユニット220の着脱時に連結桿223が作業の邪魔になることを抑え、作業性を向上させることができる。
また、図11に示すように、本実施形態では、ベース部材221の下側にロック状態を解除するための操作部231が配置されており、ベース部材221の上面には、操作部231と対応する位置に第2屈曲部232bが設けられている。これにより、例えば、親指で操作部231を操作しつつ、第2屈曲部232bに人差し指を載置して、ベース部材221を手前に引き出すという動作をより容易に行うことができる。したがって、左右風向板ユニット220の着脱時の作業性をより向上させることができる。
なお、本実施形態では、連結桿223の一つの把持位置に、ベース部材221から離れる方向へ迂回した形状を有する複数の迂回部(具体的には、第1屈曲部232aおよび第2屈曲部232b)が設けられている例について説明している。しかし、他の態様では、連結桿の一つの把持位置に、本体部の後方側へ迂回した形状を有する複数の迂回部が設けられていてもよい。例えば、第2の実施形態で説明した屈曲部132と同様の形状の屈曲部が、連結桿の一つの把持位置に設けられていてもよい。
さらに他の態様では、連結桿の一つの把持位置に、互いに異なる形状の迂回部を複数個設けることもできる。すなわち、例えば、ベース部材から離れる方向へ迂回した形状を有する迂回部(例えば、第1屈曲部232aなど)と、本体部の後方側へ迂回した形状を有する迂回部(例えば、屈曲部132など)とを、縦ルーバを間に挟んで隣接する位置に配置することもできる。
なお、第1の実施形態と同様に、ベース部材221の上面上には、滑り止め用の凸部227が形成されていてもよい。凸部227は、左右風向板ユニット220の着脱時における把持位置、すなわち、第1屈曲部232aおよび第2屈曲部232bと対向する位置に形成するのがよい。
〔第4の実施形態〕
本発明の第4の実施形態について、図12を参照しながら説明する。図12には、第4の実施形態にかかる左右風向板ユニット320の構成を示す。第4の実施形態にかかる室内機1においては、左右風向板ユニット320の構成のみが第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。また、左右風向板ユニット320の構成は、第3の実施形態の左右風向板ユニット220の構成と類似している。そこで、以下では、第3の実施形態と異なる点を中心に説明する。
第1の実施形態と同様に、左右風向板ユニット320は、室内機1の風向板取付機構18に対して、取り外し可能に取り付けられている。左右風向板ユニット320は、主な構成部材として、ベース部材321、縦ルーバ(板状部材)322、連結桿(連結部材)323などを有している。ベース部材321および縦ルーバ322は、第1の実施形態のベース部材21および縦ルーバ22と同様の構成を適用できる。
連結桿323は、第3の実施形態にかかる連結桿223に類似した構成を有している。すなわち、連結桿323は、縦ルーバ322の前方側に位置する連結部324において、各縦ルーバ322と連結されている。また、連結桿223の右側の端部は、ベース部材321の上面側において、駆動力伝達部329と接続されている。
また、第3の実施形態と同様に、連結桿323には、一つの把持位置に対して、第1屈曲部332a(迂回部)および第2屈曲部332b(迂回部)という二つの屈曲部が形成されている。第1屈曲部332aは、ベース部材221上に左右方向に並んで配置されている複数の縦ルーバ322のうち、両側の端部に配置されている縦ルーバ322aと、その隣に配置されている縦ルーバ322bとの間に位置している。第2屈曲部332bは、縦ルーバ322bと、その隣に配置されている縦ルーバ322cとの間に位置している。
第3の実施形態では、第1屈曲部232aおよび第2屈曲部232bは、隣接し合う2枚の縦ルーバ222の間の略中央に位置している。これに対して、本実施形態では、1つの縦ルーバ322bを間に挟んで配置された二つの屈曲部332aおよび332bは、それぞれが縦ルーバ322bに近寄って配置されている。すなわち、連結桿323のより端部側に位置する第1屈曲部332aは、縦ルーバ322aと縦ルーバ322bとの間の中央位置Cよりも内側へ寄るように配置されている。一方、連結桿323のより中央側に位置する第2屈曲部332bは、縦ルーバ322bと縦ルーバ322cとの間の中央位置Cよりも外側へ寄るように配置されている。
この構成によれば、作業者が左右風向板ユニット320を取り付けたり取り外したりするときに、第1屈曲部332aとベース部材321との間、および第2屈曲部332bとベース部材321との間に指を置くことができる。そして、第1屈曲部332aと第2屈曲部332bとが互いに近接する位置に配置されていることで、左右風向板ユニット320の着脱時に各屈曲部332aおよび332bの下に載置される中指と人差し指とを近接させて配置することができる。これにより、左右風向板ユニット320の取り外し動作を行う場合などに、中指と人差し指により力を入れやすくなる。そのため、左右風向板ユニット320の着脱時の作業性がより向上する。
また、中指と人差し指とを近接させて配置することで、中指と人差し指の間に位置する縦ルーバ322bも同時に把持することができる。これにより、左右風向板ユニット320の着脱時に、各縦ルーバ322が左右に動くことを抑えることができる。
なお、第1の実施形態と同様に、ベース部材321の上面上には、滑り止め用の凸部327が形成されていてもよい。凸部327は、左右風向板ユニット320の着脱時における把持位置、すなわち、第1屈曲部332aおよび第2屈曲部332bと対向する位置に形成するのがよい。
〔第5の実施形態〕
本発明の第5の実施形態について、図13を参照しながら説明する。図13には、第5の実施形態にかかる左右風向板ユニット420の構成を示す。第5の実施形態にかかる室内機1においては、左右風向板ユニット420の構成のみが第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
第1の実施形態と同様に、左右風向板ユニット420は、室内機1の風向板取付機構18に対して、取り外し可能に取り付けられている。左右風向板ユニット420は、主な構成部材として、ベース部材421、縦ルーバ(板状部材)422、連結桿(連結部材)423などを有している。ベース部材421は、第1の実施形態のベース部材21と同様の構成を適用できる。
連結桿423は、ベース部材421の長手方向(室内機1の左右方向)に沿って延びる棒状の部材である。連結桿423は、各縦ルーバ422(図13では、422a,422b,422c)を、所定の間隔を有した状態で連結している。具体的には、連結桿423は、縦ルーバ422の前方側に位置する連結部424において、各縦ルーバ422と連結されている。これにより、連結桿423の動作に連動させて各縦ルーバ422を動作させることができる。
本実施形態では、ベース部材421上に左右方向に並んで配置されている複数の縦ルーバ422のうち、両側の端部に配置されている縦ルーバ422aと、その2つ隣に配置されている縦ルーバ422cとの間に位置する連結桿423の部分に屈曲部432(迂回部)が形成されている。
第1の実施形態では、屈曲部32は、棒状に延伸する連結桿23が、ベース部材21から離れる方向へ迂回するような形状を有している。これに対して、第5の実施形態では、屈曲部432は、棒状に延伸する連結桿423が、室内機1の後方側へ迂回するような形状を有している。
また、第2の実施形態では、隣り合う2つの縦ルーバ122aおよび122bの間に、屈曲部132が一つ形成されている。これに対して、第5の実施形態では、縦ルーバ422aから縦ルーバ422cの間に、一つの屈曲部432が、形成されている。すなわち、屈曲部432は、縦ルーバ422aと縦ルーバ422cとの間に位置する縦ルーバ422bを跨いで存在する。
そのため、屈曲部432内に位置する縦ルーバ422bは、他の縦ルーバ422(例えば、422a、422cなど)よりも、小さな形状となっている。すなわち、縦ルーバ422bは、他の縦ルーバ422と比較して、前後方向の長さが短くなっており、ベース部材421の前後方向における略中央位置に前端部が位置している。そのため、縦ルーバ422bの連結部424aは、他の連結部424よりも後方側に位置する。
この構成によれば、作業者が左右風向板ユニット420を取り付けたり取り外したりするときに、ベース部材421上の屈曲部432の前側に指を置くことができる。そのため、左右風向板ユニット420の着脱時に連結桿423が作業の邪魔になることを抑え、作業性を向上させることができる。
なお、屈曲部432の左右方向の幅は、第2の実施形態の屈曲部132と比較して広いため、一つの屈曲部432に複数の指(例えば、人差し指および中指)を載置することができる。
また、図13に示すように、本実施形態では、ベース部材421の下側にロック状態を解除するための操作部431が配置されており、ベース部材421の上面には、操作部431と対応する位置に屈曲部432が設けられている。これにより、例えば、親指で操作部431を操作しつつ、屈曲部432に人差し指および中指を載置して、ベース部材421を手前に引き出すという動作をより容易に行うことができる。したがって、左右風向板ユニット420の着脱時の作業性をより向上させることができる。
なお、図13では、操作部431は、ベース部材421を間に挟んで縦ルーバ422aと対応する位置に配置されている。しかし、操作部431の配置位置は、適宜変更可能である。例えば、他の態様では、屈曲部432の左右方向の略中央部と対応する位置(すなわち、縦ルーバ422bの下方)付近に、操作部431を配置することもできる。これにより、操作部431をより操作しやすくなる。
なお、第1の実施形態と同様に、ベース部材421の上面上には、滑り止め用の凸部が形成されていてもよい。凸部は、左右風向板ユニット420の着脱時における把持位置、すなわち、屈曲部432と対向する位置に形成するのがよい。
〔第6の実施形態〕
本発明の第6の実施形態について、図14を参照しながら説明する。図14には、第6の実施形態にかかる左右風向板ユニット520の構成を示す。第6の実施形態にかかる室内機1においては、左右風向板ユニット520の構成のみが第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。また、左右風向板ユニット520の構成は、第5の実施形態の左右風向板ユニット420の構成と類似している。そこで、以下では、第5の実施形態と異なる点を中心に説明する。
第1の実施形態と同様に、左右風向板ユニット520は、室内機1の風向板取付機構18に対して、取り外し可能に取り付けられている。左右風向板ユニット520は、主な構成部材として、ベース部材521、縦ルーバ(板状部材)522、連結桿(連結部材)523などを有している。ベース部材521は、第1の実施形態のベース部材21と同様の構成を適用できる。
連結桿523は、ベース部材521の長手方向(室内機1の左右方向)に沿って延びる棒状の部材である。連結桿523は、各縦ルーバ522(図14では、522a,522b,522c)を、所定の間隔を有した状態で連結している。第5の実施形態と同様に、連結桿523は、縦ルーバ522の前方側に位置する連結部524において、各縦ルーバ522と連結されている。
第5の実施形態と同様に、ベース部材521上に左右方向に並んで配置されている複数の縦ルーバ522のうち、両側の端部に配置されている縦ルーバ522aと、その2つ隣に配置されている縦ルーバ522cとの間に位置する連結桿523の部分に屈曲部532(迂回部)が形成されている。すなわち、屈曲部532は、縦ルーバ522aと縦ルーバ522cとの間に位置する縦ルーバ522bを跨いで存在する。
なお、第5の実施形態では、屈曲部432は、棒状に延伸する連結桿423が、室内機1の後方側へ迂回するような形状を有している。これに対して、第6の実施形態では、屈曲部532は、棒状に延伸する連結桿523が、ベース部材521から離れる方向へ(すなわち、上方へ)迂回するような形状を有している。
そのため、屈曲部532内に位置する縦ルーバ522bは、他の縦ルーバ522(例えば、522a、522cなど)よりも、やや小さな形状となっている。すなわち、縦ルーバ522bの前端部の上下方向の幅は、他の縦ルーバ522よりも短くなっている。そのため、縦ルーバ522bの連結部524aは、他の連結部524よりも上方側に位置する。
この構成によれば、作業者が左右風向板ユニット520を取り付けたり取り外したりするときに、屈曲部532とベース部材521との間に指を置くことができる。そのため、左右風向板ユニット520の着脱時に連結桿523が作業の邪魔になることを抑え、作業性を向上させることができる。
また、図14に示すように、本実施形態では、ベース部材521の下側にロック状態を解除するための操作部531が配置されており、ベース部材521の上面には、操作部531と対応する位置に屈曲部532が設けられている。
なお、第5の実施形態と同様に、操作部531の配置位置は、適宜変更可能である。例えば、他の態様では、屈曲部532の左右方向の略中央部と対応する位置(すなわち、縦ルーバ522bの下方)付近に、操作部531を配置することもできる。これにより、操作部531をより操作しやすくなる。
〔第7の実施形態〕
本発明の第7の実施形態について、図15を参照しながら説明する。図15には、第7の実施形態にかかる左右風向板ユニット620の構成を示す。第7の実施形態にかかる室内機1においては、左右風向板ユニット620の構成のみが第1の実施形態とは異なっている。それ以外の構成については、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
第1の実施形態と同様に、左右風向板ユニット620は、室内機1の風向板取付機構18に対して、取り外し可能に取り付けられている。左右風向板ユニット620は、主な構成部材として、ベース部材21、縦ルーバ(板状部材)22、連結桿(連結部材)23などを有している。ベース部材21、縦ルーバ22、連結桿23は、第1の実施形態と同様の構成を適用できる。そのため、詳しい説明について省略する。
なお、ベース部材21の下面に設けられた接続部26には、風向板取付機構18との接続機構(ロック機構)を解除するための押圧ボタン(操作部)631が設けられている。押圧ボタン631は、左右両側に1つずつ設けられている。
第1の実施形態では、作業者は、操作部31を内側(図6に示す矢印C方向)に動作させることで、左右風向板ユニット20と風向板取付機構18とのロック機構を解除している。これに対して、本実施形態では、作業者は、押圧ボタン631を上方へ(図15に示す矢印C方向)押すことで、左右風向板ユニット620と風向板取付機構18とのロック機構を解除している。
本実施形態の構成によれば、作業者が左右風向板ユニット620を取り付けたり取り外したりするときに、屈曲部32とベース部材21との間に指を置くことができる。そのため、左右風向板ユニット620の着脱時に連結桿23が作業の邪魔になることを抑え、作業性を向上させることができる。
また、本実施形態では、ベース部材21の下側にロック状態を解除するための押圧ボタン631が配置されており、ベース部材21の上面には、押圧ボタン631と対応する位置(すなわち、上面視で押圧ボタン631と重なる位置)に屈曲部32が設けられている。これにより、例えば、親指で押圧ボタン631を押しつつ、屈曲部32の下に人差し指または中指などを載置して、ベース部材21を手前に引き出すという動作をより容易に行うことができる。したがって、左右風向板ユニット620の着脱時の作業性をより向上させることができる。
(まとめ)
本発明の一局面にかかる空気調和機は、本体部内に配置された送風経路と、前記送風経路内に着脱可能に取り付けられ、前記送風経路内を通過する風の向きを左右方向に変化させる左右風向板ユニットとを備えている。前記左右風向板ユニットは、複数の板状部材と、前記複数の板状部材を支持し、前記本体部に対して着脱可能に取り付けられているベース部材と、前記ベース部材の長手方向に沿って延伸し、前記複数の板状部材を、間隔を有した状態で連結している連結部材とを有している。そして、前記連結部材には、前記左右風向板ユニットの着脱時における前記ベース部材の把持位置に対応する位置に、前記ベース部材から離れる方向への迂回部、あるいは、前記本体部の後方側への迂回部の少なくとも何れかが形成されている。
上述の本発明の一局面にかかる空気調和機において、前記ベース部材には、前記本体部との接続状態を解除するための操作部が設けられており、前記ベース部材の把持位置は、前記操作部の近傍に位置していてもよい。
上述の本発明の一局面にかかる空気調和機において、前記ベース部材の把持位置には、滑り止めが形成されていてもよい。滑り止めは、例えば、凸部27などで構成される(図2など参照)。なお、凸部の形状は、左右方向に延びる線状の形状に限らず、波線形状や丸みを帯びた突起状であってもよい。また、滑り止めは、凸部以外の形状(例えば、凹部状など)で実現することもできる。
上述の本発明の一局面にかかる空気調和機において、前記ベース部材の一つの把持位置に対して、前記連結部材の前記迂回部は複数設けられており、各迂回部は、前記板状部材を間に挟んで配置されていてもよい。
上述の本発明の一局面にかかる空気調和機において、前記板状部材を間に挟んで配置された二つの前記迂回部は、間に挟まれた前記板状部材に近寄って配置されていてもよい。
上述の本発明の一局面にかかる空気調和機において、一つの前記迂回部が、少なくとも一つの前記板状部材を跨いで存在してもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :(空気調和機の)室内機(本体部)
15 :フラップ
16 :吹き出し口
18 :風向板取付機構
20 :左右風向板ユニット
21 :ベース部材
22 :縦ルーバ(板状部材)
23 :連結桿(連結部材)
27 :凸部(滑り止め)
31 :操作部
32 :屈曲部(迂回部)
41 :上下風向板
120 :左右風向板ユニット
132 :屈曲部(迂回部)
220 :左右風向板ユニット
232a :屈曲部(迂回部)
232b :屈曲部(迂回部)
320 :左右風向板ユニット
332a :屈曲部(迂回部)
332b :屈曲部(迂回部)
420 :左右風向板ユニット
432 :屈曲部(迂回部)
520 :左右風向板ユニット
532 :屈曲部(迂回部)
620 :左右風向板ユニット
631 :押圧ボタン(操作部)

Claims (6)

  1. 本体部内に配置された送風経路と、
    前記送風経路内に着脱可能に取り付けられ、前記送風経路内を通過する風の向きを左右方向に変化させる左右風向板ユニットと
    を備え、
    前記左右風向板ユニットは、
    複数の板状部材と、
    前記複数の板状部材を支持し、前記本体部に対して着脱可能に取り付けられているベース部材と、
    前記ベース部材の長手方向に沿って延伸し、前記複数の板状部材を、間隔を有した状態で連結している連結部材と
    を有しており、
    前記連結部材には、前記左右風向板ユニットの着脱時における前記ベース部材の把持位置に対応する位置に、前記ベース部材から離れる方向への迂回部、あるいは、前記本体部の後方側への迂回部の少なくとも何れかが形成されている、空気調和機。
  2. 前記ベース部材には、前記本体部との接続状態を解除するための操作部が設けられており、
    前記ベース部材の把持位置は、前記操作部の近傍に位置している、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記ベース部材の把持位置には、滑り止めが形成されている、請求項1または2に記載の空気調和機。
  4. 前記ベース部材の一つの把持位置に対して、前記連結部材の前記迂回部は複数設けられており、各迂回部は、前記板状部材を間に挟んで配置されている、請求項1から3の何れか1項に記載の空気調和機。
  5. 前記板状部材を間に挟んで配置された二つの前記迂回部は、間に挟まれた前記板状部材に近寄って配置されている、請求項4に記載の空気調和機。
  6. 一つの前記迂回部が、少なくとも一つの前記板状部材を跨いで存在する、請求項1から3の何れか1項に記載の空気調和機。
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