JP2018179249A - 基台と蓋体とのスライド係合組付け装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記蓋体には、前記スライド方向と交差する方向に第1係合部が突設され、
前記基台には、前記第1係合部が係合されて、前記蓋体が建物壁から離間する方向に移動するのを防止する第1被係合部を備え、前記蓋体を建物壁に対して近接する方向に移動させることで、前記基台の第1被係合部を通過して当該第1被係合部と係合可能とする係合部通過口が形成され、当該係合部通過口に対して前記スライド方向の両側に、前記第1被係合部が分割されて形成され、
前記基台と前記蓋体とは、
前記基台の係合部通過口に対して前記蓋体の前記第1係合部を超えて、前記蓋体を一方にスライドさせることで、当該第1係合部と一方の第1被係合部とが係合される前記基台と蓋体との組付け位置と、
前記係合部通過口に対して当該第1係合部を通過させて、当該蓋体を他方にスライドさせることで、前記第1係合部が他方の第1被係合部と係合される蓋体の外止め位置とが、
前記蓋体の両スライド端となるように規制されていることを特徴としている。
前記蓋体は、一部に開口が形成された周壁部と、当該周壁部を繋いで前記基台と対向する天壁部とを備え、前記周壁部の内面には、前記スライド方向に沿って所定長を有して当該スライド方向と交差する方向に第1係合部が突設され、
前記基台は、前記建物壁に固定される固定部と、前記蓋体の第1係合部が係合されて、前記蓋体が建物壁から離間する方向に移動するのを防止する第1被係合部とを備え、当該基台の第1被係合部のスライド方向の中間部に、前記蓋体を建物壁に対して近接する方向に移動させることで、当該蓋体の第1係合部を通過させて前記第1被係合部と係合可能とする係合部通過口が形成され、
前記基台と前記蓋体とは、
前記蓋体の第1係合部を前記基台の係合部通過口を通過させて、当該蓋体の一部を前記基台に宛てがった状態で、当該蓋体を下方側にスライドさせることで、当該蓋体の第1係合部と前記基台の下方側の第1被係合部とが係合される基台と蓋体との組付け位置と、
当該組付け位置から蓋体を上方側にスライドさせることで、当該蓋体の第1係合部と当該基台における前記係合部通過口に対する上方側の第1被係合部とが係合される蓋体の外止め位置とが、
前記蓋体の両スライド端となるように規制されていることを特徴としている。
前記第2係合部と前記第2被係合部は、前記蓋体の一対の第1係合部が前記基台の係合部通過口に対して通過可能な位置において、互いに係合しないと共に、前記一対の第1係合部が前記係合部通過口よりも下方側にスライドされた位置において、互いに係合する位置に配置されていることを特徴としている。
前記蓋体の接続口には、内面から板状に立設されてサイズの異なる複数の直状保護カバーの周囲を囲む複数の隔壁板がスライド方向に沿って所定間隔をおいて形成され、蓋体のスライド方向に沿って隣接する隔壁板のうち前記接続口に近い側の隔壁板は、前記外止め位置を定める蓋体側の第2スライド規制部になっていると共に、接続口に対して奥側の別の隔壁板は、前記組付け位置を定める蓋体側の第1スライド規制部となっており、
前記基台には、蓋体側の前記第1及び第2の各スライド規制部と協働してスライド規制作用を果す単一のスライド規制部が兼用して設けられていることを特徴としている。
C1 :直状保護カバー
E1 :第1係合部
E2 :第2係合部
F1 :第1被係合部
F1a:組付け側第1被係合部
F1b:反組付け側第1被係合部
F2 :第2被係合部
L0 :付属保護カバーの蓋体
L1 :直状保護カバーの蓋体
P:スライド方向
V0 :付属保護カバーの基台
V1 :直状保護カバーの基台
4:係合部通過口
5:スライド規制突起(基台側の第1及び第2のスライド規制部並びにスライド仮規制部)
6:表示溝(表示部)
21:蓋体の周壁部
22:蓋体の天壁部
23:組付け開口
25:接続口
26a :蓋体の隔壁板(蓋体側の第1スライド規制部)
26b:蓋体の隔壁板(蓋体側の第2スライド規制部)
27:仮停止用突部(スライド仮規制部)
Claims (8)
- 建物壁に固定される基台と、当該基台に一部が重なった状態でスライドさせることで組み付けが可能な蓋体とから成り、
前記蓋体には、前記スライド方向と交差する方向に第1係合部が突設され、
前記基台には、前記第1係合部が係合されて、前記蓋体が建物壁から離間する方向に移動するのを防止する第1被係合部を備え、前記蓋体を建物壁に対して近接する方向に移動させることで、前記基台の第1被係合部を通過して当該第1被係合部と係合可能とする係合部通過口が形成され、当該係合部通過口に対して前記スライド方向の両側に、前記第1被係合部が分割されて形成され、
前記基台と前記蓋体とは、
前記基台の係合部通過口に対して前記蓋体の前記第1係合部を超えて、前記蓋体を一方にスライドさせることで、当該第1係合部と一方の第1被係合部とが係合される前記基台と蓋体との組付け位置と、
前記係合部通過口に対して当該第1係合部を通過させて、当該蓋体を他方にスライドさせることで、前記第1係合部が他方の第1被係合部と係合される蓋体の外止め位置とが、
前記蓋体の両スライド端となるように規制されていることを特徴とする基台と蓋体とのスライド係合組付け装置。 - 建物壁に固定される基台と、当該基台に一部が重なった状態で下方側にスライドさせることで組み付けが可能な蓋体とから成り、
前記蓋体は、一部に開口が形成された周壁部と、当該周壁部を繋いで前記基台と対向する天壁部とを備え、前記周壁部の内面には、前記スライド方向に沿って所定長を有して当該スライド方向と交差する方向に第1係合部が突設され、
前記基台は、前記建物壁に固定される固定部と、前記蓋体の第1係合部が係合されて、前記蓋体が建物壁から離間する方向に移動するのを防止する第1被係合部とを備え、当該基台の第1被係合部のスライド方向の中間部に、前記蓋体を建物壁に対して近接する方向に移動させることで、当該蓋体の第1係合部を通過させて前記第1被係合部と係合可能とする係合部通過口が形成され、
前記基台と前記蓋体とは、
前記蓋体の第1係合部を前記基台の係合部通過口を通過させて、当該蓋体の一部を前記基台に宛てがった状態で、当該蓋体を下方側にスライドさせることで、当該蓋体の第1係合部と前記基台の下方側の第1被係合部とが係合される基台と蓋体との組付け位置と、
当該組付け位置から蓋体を上方側にスライドさせることで、当該蓋体の第1係合部と当該基台における前記係合部通過口に対する上方側の第1被係合部とが係合される蓋体の外止め位置とが、
前記蓋体の両スライド端となるように規制されていることを特徴とする基台と蓋体とのスライド係合組付け装置。 - 前記蓋体の自重により、前記外止め位置から、当該蓋体がスライドして、基台の第1係合部と蓋体の第1被係合部との係合状態を維持させることを特徴とする請求項2に記載の基台と蓋体とのスライド係合組付け装置。
- 前記蓋体の自重により、前記外止め位置から、当該蓋体のスライド範囲の中間スライド仮停止位置まで当該蓋体がスライドして、基台の第1係合部と蓋体の第1被係合部との係合状態を維持して仮停止させるスライド仮停止部が形成され、前記中間スライド仮停止位置まで下降されて仮停止された蓋体を、更に下方側に強制的にスライドさせることで、前記組付位置に配置されることを特徴とする請求項3に記載の基台と蓋体とのスライド係合組付け装置。
- 前記蓋体の周壁部の内面には、前記スライド方向と直交する方向に沿って一対の第1係合部が対向して形成されていると共に、前記基台に形成された第2被係合部と係合する第2係合部がスライド方向に突設され、
前記第2係合部と前記第2被係合部は、前記蓋体の一対の第1係合部が前記基台の係合部通過口に対して通過可能な位置において、互いに係合しないと共に、前記一対の第1係合部が前記係合部通過口よりも下方側にスライドされた位置において、互いに係合する位置に配置されていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の基台と蓋体とのスライド係合組付け装置。 - 前記基台又は蓋体の少なくとも一方には、基台の係合部通過口に対して蓋体の第1係合部が通過可能なことを表示する表示部が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の基台と蓋体とのスライド係合組付け装置。
- 前記基台と前記蓋体は、互いに組み付けられた付属保護カバーが形成され、当該付属保護カバーの組付け状態において、直状保護カバーと接続される接続口が設けられ、
前記蓋体の接続口には、内面から板状に立設されてサイズの異なる複数の直状保護カバーの周囲を囲む複数の隔壁板がスライド方向に沿って所定間隔をおいて形成され、蓋体のスライド方向に沿って隣接する隔壁板のうち前記接続口に近い側の隔壁板は、前記外止め位置を定める蓋体側の第2スライド規制部になっていると共に、接続口に対して奥側の別の隔壁板は、前記組付け位置を定める蓋体側の第1スライド規制部となっており、
前記基台には、蓋体側の前記第1及び第2の各スライド規制部と協働してスライド規制作用を果す単一のスライド規制部が兼用して設けられていることを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の基台と蓋体とのスライド係合組付け装置。 - 前記外止め位置にスライドされた蓋体は、前記基台との摩擦力により、当該外止め位置が維持される構成であることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の基台と蓋体とのスライド係合組付け装置。
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