JP2018178662A - 鉄塔建替工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】仮基礎の施工に要するコストと時間を削減でき、且つ既設鉄塔の旧基礎を撤去しない場合においても新設鉄塔の新基礎を既設用地内に収めることが可能な鉄塔建替工法を提供することを目的とする。【解決手段】本発明にかかる鉄塔建替工法の構成は、既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、既設鉄塔の基礎である旧基礎112の内側に新基礎132を施工し、新基礎上に仮設鉄塔の下部(仮設下部126)を建設し、仮設鉄塔の下部により既設鉄塔の上部(既設上部114)を支持し、既設鉄塔の下部(既設下部116)を撤去し、仮設鉄塔の下部上に仮設鉄塔の上部(仮設上部124)を建設し、送電線を既設鉄塔から仮設鉄塔に移設し、既設鉄塔の上部を撤去し、仮設鉄塔の内側に新基礎を基礎として新設鉄塔130を建設し、仮設鉄塔を撤去することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、鉄塔の建替工事のための鉄塔建替工法に関するものである。
送電線を張架する鉄塔は、経年等により老朽化した場合や、更に大容量の電気を送電する送電線を張架するために鉄塔の高さが不足する場合等に建替が必要となる。鉄塔の建替は、既設の鉄塔(以下、既設鉄塔と称する)を撤去し、新しい鉄塔(以下、新設鉄塔と称する)を設置する鉄塔の建替工事(以下、鉄塔建替工事と称する)により行われる。この際、既設鉄塔を撤去すると送電線を張架するものがなくなるため、工事期間中は送電を中断し、送電地域を停電せざるを得ないという事態が生じてしまう。
そこで、長期間の停電を回避するために、従来では、既設鉄塔の替わりに送電線を張架する仮設鉄塔を建設する仮工事を行っていた(仮工事工法)。仮工事工法であれば、送電を中断するのは、既設鉄塔から仮設鉄塔への送電線の移設時、および仮設鉄塔から新設鉄塔への送電線の移設時だけであり、通常は2回線ある送電線の内、1回線の停電で移設するため需要家への負担は少ない。
しかし、この仮工事工法を実施する場合、仮設鉄塔の建設用地の地権者から契約の了解を得ることは勿論、仮設鉄塔に移設した送電線の線下となる土地の地権者からも契約の了解を得る必要があり、用地の確保やその契約等に煩雑な手続を要した。また仮工事工法は、仮設とはいえ鉄塔を1つ建設しなければならないため仮設鉄塔の建設および撤去に多大な時間と費用を要し、工期の長期化およびコストの増大を招くという問題も有していた。
上記のような理由から、近年では、仮工事工法に替えて包込工法が次第に普及している。包込工法としては、例えば特許文献1に、腕金よりも長い支持構造物を既設鉄塔に取り付け、ジャンパ線を介して送電線を支持構造物で支持した後に、既設鉄塔を包み込むようにして新設鉄塔を建設する鉄塔建て替え方法が開示されている。包込工法によれば、仮設鉄塔を建設することなく鉄塔を建て替えることができるため、仮設鉄塔の建設用地や、仮設鉄塔に送電線を移設した場合に送電線の線下となる土地を契約せずにすみ、煩雑な手続を削減することができる。また仮設鉄塔に要するコストを削減し、且つ工期の短縮を図ることも可能となる。
特開2001−112131号公報
上述した包込工法によれば、仮工事工法よりもはるかに効率的に鉄塔建替工事を行うことが可能であった。しかし、新設鉄塔自体は既設鉄塔の用地(以下、既設用地と称する)内に収まるものの、新設鉄塔の建設に際して設けられる新基礎が既設用地外にまで及ぶことがある。新基礎が仮設鉄塔のように一時的にのみ設置されるものであれば、既設用地周囲の土地を工期中のみ借地すればよいが、新設鉄塔は次の建替まで永続的に使用されるため、新基礎も同様に永続的に設置されることとなる。このため、包込工法のように新設鉄塔の構成要素が既設用地外にまで及ぶ場合には、新基礎がはみ出る周囲の土地を、買い増しまたは鉄塔が存在する限り借地しなくてはならない。
しかしながら、一時的な借地は許容しても売却または半永久的な借地は許容しない地権者も多く、買い増しの交渉は困難がある。また土地の売買は土地の貸借よりも契約が複雑であるため、土地を買い増す場合には手続がより煩雑になってしまう。更に、既設用地周囲の土地に既存建造物がなければ買い増し交渉が可能であるが、都市部のように建造物が密集している地域には既設用地周囲の土地に既設建造物が設置されていることも多い。この場合、買い増し交渉を行う余地すらない。したがって、包込工法は、新基礎が既設用地内に収まらず、且つ既設用地周囲の土地を買い増しまたは半永久的な借地ができない場合には適用することができないという問題を有していた。
そこで発明者は、既設鉄塔の基礎である旧基礎の周囲または内部に仮基礎を施工し、かかる仮基礎上に建設した仮設鉄塔下部を用いる鉄塔建替工法を開発した(特許第5482216号)。この鉄塔建替工法によれば、既設鉄塔下部によって既設鉄塔上部または新設鉄塔上部を一時的に支持することにより、既設鉄塔の旧基礎と同じ位置に新基礎を施工し、ひいては新設鉄塔を建設することができる。したがって、土地の買い増しが不可能な場合であっても効率的に鉄塔建替工事を行うことができ、工期の短縮および工費の削減を図ることができる。
しかしながら、一時的に設置される仮基礎であっても、その施工には多大なコストと時間を要する。このため、上記の鉄塔建替工法には更なる改良の余地がある。また新設鉄塔を建設する場合には、既設鉄塔は撤去されるが、その基礎である旧基礎は必ずしも撤去されるとは限らない。旧基礎を撤去する場合には、上記の鉄塔建替工法を適用し、旧基礎を撤去した箇所に、新基礎を設置する面積を容易に確保することができる。一方、旧基礎を撤去しない場合には、上記鉄塔建替工法を適用することができず、旧基礎が干渉してしまい、新基礎が既設用地内に収まらなくなってしまうケースが起こりうる。
本発明は、このような課題に鑑み、仮基礎の施工に要するコストと時間を削減でき、且つ既設鉄塔の旧基礎を撤去しない場合においても新設鉄塔の新基礎を既設用地内に収めることが可能な鉄塔建替工法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる鉄塔建替工法の代表的な構成は、送電線を張架する既設鉄塔を撤去し、既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、既設鉄塔の基礎である旧基礎の内側に新基礎を施工し、新基礎上に仮設鉄塔の下部を建設し、仮設鉄塔の下部により既設鉄塔の上部を支持し、既設鉄塔の下部を撤去し、仮設鉄塔の下部上に仮設鉄塔の上部を建設し、送電線を既設鉄塔から仮設鉄塔に移設し、既設鉄塔の上部を撤去し、仮設鉄塔の内側に新基礎を基礎として新設鉄塔を建設し、仮設鉄塔を撤去することを特徴とする。
上記構成によれば、仮設鉄塔は新基礎を基礎として建設される。すなわち、新基礎を仮基礎として利用することができる。これにより、仮基礎の施工が不要になるため、それに要するコストと時間を削減することが可能となる。また仮基礎を設けないため、旧基礎の内側に新基礎を施工するスペースを容易に確保することができる。したがって、既設鉄塔の旧基礎の撤去の有無にかかわらず、新基礎を既設用地内に確実に納めることができる。
上記課題を解決するために、本発明にかかる鉄塔建替工法の他の構成は、送電線を張架する既設鉄塔を撤去し、既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、既設鉄塔の基礎である旧基礎の内側に新基礎を施工し、新基礎上に仮設鉄塔を建設し、仮設鉄塔により既設鉄塔の上部を支持し、既設鉄塔の下部を撤去し、仮設鉄塔および既設鉄塔の上部の外側に新基礎を基礎として新設鉄塔を建設し、既設鉄塔の上部および仮設鉄塔を撤去することを特徴とする。かかる構成によっても、新基礎は旧基礎の内側に施工され、その新基礎を基礎として仮設鉄塔が建設される。したがって、上記と同様の効果を得ることが可能である。
上記新基礎には、新設鉄塔用のいかり材が立設していて、いかり材には、仮設鉄塔の主材および新設鉄塔の主材が連結されるとよい。これにより、新設鉄塔の基礎となる新基礎を仮設鉄塔の基礎として好適に利用することが可能となる。
上記課題を解決するために、本発明にかかる鉄塔建替工法の他の構成は、送電線を張架する既設鉄塔を撤去し、既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、既設鉄塔の基礎である旧基礎の内側に新基礎を施工し、既設鉄塔の内側に新基礎を基礎として新設鉄塔の下部を建設し、新設鉄塔の下部上に既設鉄塔の外側に張り出すように仮設鉄塔を建設し、送電線を既設鉄塔から仮設鉄塔に移設し、既設鉄塔を撤去し、仮設鉄塔の内側に新基礎を基礎として新設鉄塔の上部を建設し、仮設鉄塔を撤去することを特徴とする。かかる構成によっても、仮基礎を施工することなく仮設鉄塔を建設することができる。また新基礎は旧基礎の内側に施工される。これにより、上記と同様の効果を得ることが可能である。
上記課題を解決するために、本発明にかかる鉄塔建替工法の他の構成は、送電線を張架する既設鉄塔を撤去し、既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、既設鉄塔の基礎である旧基礎の内側に新基礎を施工し、既設鉄塔の外側に新基礎を基礎として仮設鉄塔を建設し、送電線を既設鉄塔から仮設鉄塔に移設し、既設鉄塔を撤去し、仮設鉄塔の内側に新基礎を基礎として新設鉄塔を建設し、仮設鉄塔を撤去することを特徴とする。上記構成によっても、新基礎は旧基礎の内側に配置され、かかる新基礎を基礎として仮設鉄塔が建設される。したがって、上記と同様の効果を得ることが可能である。
上記課題を解決するために、本発明にかかる鉄塔建替工法の他の構成は、送電線を張架する既設鉄塔を撤去し、既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、既設鉄塔の基礎である旧基礎の内側に新基礎を施工し、既設鉄塔の外側に新基礎を基礎として仮設鉄塔を建設し、仮設鉄塔上に新設鉄塔の上部を建設し、既設鉄塔を撤去し、仮設鉄塔の内側に新基礎を基礎として新設鉄塔の下部を建設し、仮設鉄塔を撤去することを特徴とする。かかる構成によっても、上記と同様の効果を得ることができる。
上記新基礎には、新設鉄塔用のいかり材と仮設鉄塔用の2つのいかり材が立設していて、仮設鉄塔用の2つのいかり材は、新設鉄塔用のいかり材の左右両側に配置されているとよい。これにより、仮設鉄塔の主材を新設鉄塔の主材と交差することなく新基礎に配置することができる。
上記既設鉄塔は、両面それぞれに少なくとも1つ以上の回線を支持していて、当該鉄塔建替工法では、両面のうち、片面ずつ回線を停止し、停止した面の仮設鉄塔または新設鉄塔の建設作業を行うとよい。これにより、既設鉄塔に支持されている両面の回線のうち、一方の面を停止し、他方の面を停止させることなく鉄塔の建替作業が行われる。一方の面を停止することにより、その面における仮設鉄塔または新設鉄塔の建設作業を安全に行うことができ、作業員の安全性を十分に確保することができる。また他方の面を停止させないことにより、停電による需要家への影響を軽減することが可能となる。
本発明によれば、仮基礎の施工に要するコストと時間を削減でき、且つ既設鉄塔の旧基礎を撤去しない場合においても新設鉄塔の新基礎を既設用地内に収めることが可能な鉄塔建替工法を提供することができる。
既設鉄塔について説明する図である。 第1実施形態の鉄塔建替工法について説明する図である。 第2実施形態の鉄塔建替工法について説明する図である。 第3実施形態の鉄塔建替工法について説明する図である。 仮設鉄塔および新設鉄塔の他の形状について説明する図である。 図2〜図5に示す新基礎の詳細について説明する図である。 第4実施形態の鉄塔建替工法について説明する図である。 第5実施形態の鉄塔建替工法について説明する図である。 第6実施形態の鉄塔建替工法を説明する図である。 第5実施形態にかかる鉄塔建替工法を説明する概略図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、既設鉄塔110について説明する図であり、既設鉄塔110を側方から観察した状態を示している。図1(a)に示すように、既設鉄塔110は、既設用地102内の四隅に設けられた旧基礎112を基礎としている。本実施形態では既設鉄塔110は、両面にそれぞれ1つずつ回線を支持している。右面の回線は、送電線104a〜104cからなる回線であり、左面の回線は、送電線104d〜104fからなる回線である。
次に、既設鉄塔110のKトラス化を説明する。Kトラス化は、後に説明するすべての実施形態において共通する工程である。Kトラス化を行う際には、図1(b)に示すように、既設鉄塔110の下部(以下、既設下部116と称する)に改造用の鉄骨106を組み付ける。そして、図1(b)に破線にて示す既設下部116の鉄骨を撤去する。これにより、図1(c)に示すように既設鉄塔110がKトラス化され、既設下部116の空間が広がる。このようにKトラス化を行うことにより、後の鉄塔建替作業を効率的に行うことができる。
なお、以下に説明する実施形態では、Kトラス化についての説明は省略し、図1(c)に示す状態の既設鉄塔を既設鉄塔110と称する。また先に説明した実施形態と重複する構成要素については、同一の符号を付すことにより、説明を省略する。また以下実施形態の説明に用いる概略図では、撤去する箇所を破線で示す。
(第1実施形態)
図2は、第1実施形態の鉄塔建替工法について説明する図である。以下に説明する鉄塔建替工法では、送電線104a〜104fを張架する既設鉄塔110を撤去し、既設鉄塔110が設置されていた位置に新設鉄塔130を設置する。
第1実施形態の鉄塔建替工法では、図2(a)に示すように、既設鉄塔110の基礎である旧基礎112の内側に新基礎132を施工し、かかる新基礎132上に仮設下部126を建設する。この仮設下部126を既設鉄塔110に接続することにより、仮設下部126によって既設鉄塔の上部(以下、既設上部114と称する)が支持される。
次に、図2(a)に示す既設下部116を撤去し、図2(b)に示すように仮設下部126上に仮設鉄塔の上部(以下、仮設上部124と称する)を建設する。これにより、既設上部114に支持されている送電線104a〜104fを仮設上部124に移設することが可能となる。そして、送電線104a〜104fを既設鉄塔110から仮設鉄塔120に移設したら、既設上部114を撤去する。
ここで、仮設下部126は既設鉄塔110に接続し、その上に仮設上部124を建設していることから、仮設下部126と仮設上部124との間には既設鉄塔の主材110aが挟み込まれている。言い換えると、仮設鉄塔120の主材と既設鉄塔の主材110aとは交差している。これにより、仮設下部126が既設鉄塔110の内側にあるにもかかわらず(新基礎132が旧基礎112の内側にあるにもかかわらず)、仮設上部124は既設鉄塔110の外側に建設することができる。既設下部116および既設上部114を撤去した段階では、挟み込まれた既設鉄塔の主材110aは残っている。
既設上部114を撤去したら、図2(c)に示すように、仮設鉄塔120の内側に、新基礎132を基礎として新設鉄塔130を建設する。そして、送電線104a〜104fを仮設鉄塔120から新設鉄塔130に移設する。その後、仮設鉄塔120を撤去することにより、図2(d)に示すように鉄塔建替工事が完了する。
上記説明したように、第1実施形態の鉄塔建替工法では、新設鉄塔130の基礎となる新基礎132を仮設鉄塔120の基礎として利用して仮設鉄塔120を建設する。これにより、仮設基礎用の仮基礎が不要となるため、仮基礎の施工に要するコストおよび時間を削減することができる。また仮基礎を設ける必要がないため、既設用地102内において新基礎132を配置するためのスペースの確保が容易となる。したがって、仮基礎の施工に要するコストと時間を削減でき、且つ既設鉄塔110の旧基礎112を撤去しない場合においても新設鉄塔130の新基礎132を既設用地102内に収めることが可能となる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態の鉄塔建替工法について説明する図である。なお、以下の実施形態では、先に説明した実施形態と異なる工程についてのみ説明する。第1実施形態の鉄塔建替工法では、仮設鉄塔120および新設鉄塔130を両面同時に建設する構成を説明した。これに対し、第2実施形態の鉄塔建替工法では、両面のうち、片面ずつ回線を停止して仮設鉄塔120や新設鉄塔130の建設作業を行う。
第2実施形態の鉄塔建替工法では、図3(a)に示すように、既設鉄塔110の両面のうち、左面の回線(送電線104d〜104f)を停止した状態で、左面の仮設上部124の建設作業を行う。このとき右面の回線は停止していない(活線である)。次に、図3(b)に示すように左面の回線は活線として、右面の回線(送電線104a〜104c)を停止し、右面の仮設上部124の建設作業を行う。仮設上部124の右面の腕金124aが完成したら、右面の回線を既設鉄塔110から仮設上部124に移設する。
続いて、図3(c)に示すように、右面の回線を活線として、左面の回線を停止した状態で、仮設鉄塔120の左面の腕金124bを建設する。そして、左面の腕金124bが完成したら、左面の回線を既設鉄塔110から仮設上部124に移設する。
既設鉄塔110の両面の回線を仮設鉄塔120に移設したら、既設鉄塔110を撤去する。そして、図3(d)に示すように、左面の回線を活線として、右側の回線を停止した状態で新設鉄塔130の右面の建設作業を行う。新設鉄塔130の右面の腕金134aが完成したら、右面の回線を仮設鉄塔120から新設鉄塔130に移設する。続いて、図3(e)に示すように、右面の回線を活線として、左面の回線を停止した状態で新設鉄塔130の左面の建設作業を行う。新設鉄塔130の左面の腕金134bが完成したら、左面の回線を仮設鉄塔120から新設鉄塔130に移設する。そして、仮設鉄塔120を撤去することにより、鉄塔建替工事が完了する。
上記構成によれば、鉄塔建替工事において、既設鉄塔110に支持されている両面の回線は、一方の面が停止していても、他方の面が送電を継続する状態(活線)となる。このように、一方の面、すなわち建設作業を行う面を停止することにより、建設作業を安全に行うことができ、作業員の安全性を十分に確保することができる。また他方の面は送電を継続することにより、停電による需要家への影響を軽減することが可能となる。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態の鉄塔建替工法について説明する図である。第1実施形態の鉄塔建替工法では、仮設下部126上に既設鉄塔の主材110aを介して仮設上部124を建設し、既設上部114を撤去した後に新設鉄塔130を建設していた。これに対し、第3実施形態の鉄塔建替工法では、既設上部114を残した状態で新設鉄塔130を建設する。
詳細には、図2(a)に示したように新基礎132上に仮設鉄塔120を建設して既設下部116を撤去したら、図4(a)に示すように、仮設鉄塔120および既設上部114の外側に、新基礎132を基礎として新設鉄塔130を建設する。そして、送電線104a〜104fを既設鉄塔110から新設鉄塔130に移設する。そして、図4(b)に示すように既設上部114および仮設鉄塔120を撤去する。これにより、鉄塔建替工事が完了する。
上記説明したように、第2実施形態の鉄塔建替工法においても、新基礎132は旧基礎112の内側に施工され、その新基礎132を基礎として仮設鉄塔120および新設鉄塔130が建設される。したがって、第1実施形態の鉄塔建替工法と同様の効果を得ることが可能である。
図5は、仮設鉄塔120および新設鉄塔130の他の形状について説明する図である。図4に例示した第3実施形態の仮設鉄塔120は、横幅が高さ方向で変化することなく同じ幅となっていた。このため、新設鉄塔130は、仮設鉄塔120の外側の領域では外側に向かって張り出す形状となっていた。
これに対し、図5に示す仮設鉄塔120は、上方に向かうにしたがって横幅が狭くなった後に、既設上部114の下端の幅に合わせて外側に向かって広がっている。このように、仮設鉄塔120が上方に向かうにしたがって横幅が狭くなることにより、図5(b)に示すように、新設鉄塔130のうち、仮設鉄塔120の外側の領域(新設鉄塔下部)における張り出しを抑制し、横幅を狭めることが可能となる。なお、このような形状においても第3実施形態の鉄塔建替工法と同様の効果を得ることが可能である。
図6は、図2〜図5に示す新基礎132の詳細について説明する図である。上述した鉄塔建替工法において用いる新基礎132は、杭基礎132a、および杭基礎132aに立設する新設鉄塔用のいかり材132bを含んで構成される。新基礎132を利用して仮設鉄塔120を建設する際には、かかる仮設鉄塔の主材120aをいかり材132bに連結する。なお仮設鉄塔の主材120aは、既設鉄塔の主材110aを挟んでいる(交差している)。
その後、新設鉄塔130を建設する際には、新設鉄塔の主材130aをいかり材132bに連結する。かかる構成のように、新基礎に設けられた新設鉄塔用のいかり材132bに仮設鉄塔の主材120aを連結することにより、新基礎132を仮設鉄塔用の基礎として好適に利用することが可能となる。
(第4実施形態)
図7は、第4実施形態の鉄塔建替工法について説明する図である。第1実施形態の鉄塔建替工法では、新基礎132を利用して仮設鉄塔120を建設した後、かかる仮設鉄塔120の内側に新設鉄塔130を建設していた。これに対し、第4実施形態では、仮設鉄塔120を建設する前に新設鉄塔130の下部を建設する。
詳細には、図2(a)に示すように、既設鉄塔110の旧基礎112の内側に新基礎132を施工したら、図7(a)に示すように、既設鉄塔110の内側に、新基礎132を基礎として新設鉄塔の下部(以下、新設下部136と称する)を建設する。そして、図7(b)に示すように、新設下部136上に既設鉄塔110の外側に張り出すように仮設鉄塔120を建設する。既設鉄塔110の内側にある新設下部136から、既設鉄塔110の外側に仮設鉄塔120を建設するために、仮設鉄塔の主材120aが既設鉄塔の主材110aを挟んでいる(交差している)。そして、送電線104a〜104fを既設鉄塔110から仮設鉄塔120に移設する。
その後、図7(b)の既設鉄塔110を撤去し、図7(c)に示すように仮設鉄塔120の内側に新設下部136の上方に新設鉄塔の上部(以下、新設上部134と称する)を建設する。その後、送電線104a〜104fを仮設鉄塔120から新設鉄塔130に移設し、図7(d)に示すように仮設鉄塔120を撤去する。これにより、鉄塔建替工事が完了する。
上記説明したように、第4実施形態の鉄塔建替工法においても、仮基礎を施工することなく仮設鉄塔120を建設することができる。また新基礎132は旧基礎112の内側に施工される。したがって、第1実施形態の鉄塔建替工法と同様の効果を得ることが可能である。
(第5実施形態)
図8は、第5実施形態の鉄塔建替工法について説明する図である。第1実施形態の鉄塔建替工法では、既設上部114を支持する仮設下部126を建設した後に仮設上部124を建設していた。これに対し、第5実施形態では、仮設鉄塔を分割せずに建設する。なお、第5実施形態以降の実施形態において用いる新基礎232については、後に詳述する。
詳細には、図8(a)に示すように、第5実施形態の鉄塔建替工法では、旧基礎112の内側に施工された新基礎232を基礎として、既設鉄塔110の外側に仮設鉄塔120を建設する。そして、送電線104a〜104fを既設鉄塔110から仮設鉄塔120に移設する。旧基礎112の内側の新基礎232から、既設鉄塔110の外側に仮設鉄塔120を建設するために、後述するように仮設鉄塔120の最下部の主材は二股に分かれている。
その後、既設鉄塔110を撤去し、図8(b)に示すように、仮設鉄塔120の内側に新基礎232を基礎として新設鉄塔130を建設する。
そして、送電線104a〜104fを仮設鉄塔120から新設鉄塔130に移設し、仮設鉄塔120を撤去する。これにより、図8(c)に示す新設鉄塔130が完成し、鉄塔建替工事が完了する。このような構成によっても、新基礎232は旧基礎112の内側に配置され、かかる新基礎232を基礎として仮設鉄塔120が建設されるため、第1実施形態の鉄塔建替工法と同様の効果が得られる。
(第6実施形態)
図9は、第6実施形態の鉄塔建替工法を説明する図である。第5実施形態では、仮設鉄塔120は、既設鉄塔110を支持せず、送電線104a〜104fを一時的に支持することだけに用いられていた。これに対し、第6実施形態の鉄塔建替工法では、仮設鉄塔120を、送電線104a〜104fの支持には用いず、新設鉄塔130の支持に用いる。
詳細には、図9(a)に示すように、旧基礎112の内側に施工された新基礎232を基礎として、既設下部116の外側に仮設鉄塔120を建設する。続いて、図9(b)に示すように、仮設鉄塔120上に新設上部134を建設し、送電線104a〜104fを既設鉄塔110から新設上部134に移設する。
その後、図9(c)に示すように、既設鉄塔110を撤去し、仮設鉄塔120の内側に、新基礎232を基礎として新設下部136を建設する。そして、仮設下部126を撤去することにより、図9(d)に示すように新設鉄塔130が完成し、鉄塔建替工事が完了する。このような構成においても、第5実施形態の鉄塔建替工法と同様の効果が得られる。
図10は、図8〜9の新基礎について説明する図である。図10に示すように、旧基礎112の内側に施工される新基礎232は、杭が2本設けられた杭基礎232aを有する。かかる杭基礎232aには、新設鉄塔用のいかり材232bと、仮設鉄塔用の2つのいかり材232cが立設している。
仮設鉄塔用の2つのいかり材232cは、新設鉄塔用のいかり材232bの左右両側に配置される。仮設鉄塔120の最下部の主材120aは二股に分かれていて、既設鉄塔の主材110aをまたいでいる。これにより、旧基礎112の内側の新基礎232から、既設鉄塔110の外側に仮設鉄塔120を建設することができる。この構成において仮設鉄塔の主材120aは既設鉄塔の主材110aを挟み込んでいないが、仮設鉄塔の主材120aは既設鉄塔110の内側から外側に配置されるため、外観上は仮設鉄塔の主材120aと既設鉄塔の主材110aが交差している。
また仮設鉄塔の主材120aは新設鉄塔の主材130aもまたぐため、仮設鉄塔用の2つのいかり材232cに仮設鉄塔の主材120aを連結した状態において新設鉄塔の主材130aを新設鉄塔用のいかり材232bに連結しても、それらの主材が交差することがない。したがって、新基礎232を仮設鉄塔用の基礎としても好適に用いることが可能となる。
なお、上記説明した実施形態では、第1実施形態〜第4実施形態では、杭を1本有する新基礎132を用いる構成を例示し、第5実施形態〜第6実施形態では、杭を2本有する新基礎232を用いる構成を例示したが、これに限定するものではない。例えば、第1実施形態〜第4実施形態の鉄塔建替工法において2本杭の新基礎232を用いてもよいし、第5実施形態〜第6実施形態の鉄塔建替工法において1本杭の新基礎132を用いる構成とすることも可能である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、鉄塔の建替工事のための鉄塔建替工法として利用することができる。
102…既設用地、104a〜104f…送電線、106…鉄骨、110…既設鉄塔、112…旧基礎、114…既設上部、116…既設下部、120…仮設鉄塔、120a…主材、124…仮設上部、124a・124b…腕金、126…仮設下部、130…新設鉄塔、130a…主材、132…新基礎、132a…杭基礎、132b…いかり材、134…新設上部、134a・134b…腕金、136…新設下部、232…新基礎、232a…杭基礎、232b・232c…いかり材

Claims (8)

  1. 送電線を張架する既設鉄塔を撤去し、該既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、
    前記既設鉄塔の基礎である旧基礎の内側に新基礎を施工し、
    前記新基礎上に仮設鉄塔の下部を建設し、
    前記仮設鉄塔の下部により前記既設鉄塔の上部を支持し、
    前記既設鉄塔の下部を撤去し、
    前記仮設鉄塔の下部上に仮設鉄塔の上部を建設し、
    送電線を前記既設鉄塔から前記仮設鉄塔に移設し、
    前記既設鉄塔の上部を撤去し、
    前記仮設鉄塔の内側に前記新基礎を基礎として新設鉄塔を建設し、
    前記仮設鉄塔を撤去することを特徴とする鉄塔建替工法。
  2. 送電線を張架する既設鉄塔を撤去し、該既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、
    前記既設鉄塔の基礎である旧基礎の内側に新基礎を施工し、
    前記新基礎上に仮設鉄塔を建設し、
    前記仮設鉄塔により前記既設鉄塔の上部を支持し、
    前記既設鉄塔の下部を撤去し、
    前記仮設鉄塔および前記既設鉄塔の上部の外側に前記新基礎を基礎として新設鉄塔を建設し、
    前記既設鉄塔の上部および前記仮設鉄塔を撤去することを特徴とする鉄塔建替工法。
  3. 前記新基礎には、前記新設鉄塔用のいかり材が立設していて、
    前記いかり材には、前記仮設鉄塔の主材および前記新設鉄塔の主材が連結されることを特徴とする請求項1または2に記載の鉄塔建替工法。
  4. 送電線を張架する既設鉄塔を撤去し、該既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、
    前記既設鉄塔の基礎である旧基礎の内側に新基礎を施工し、
    前記既設鉄塔の内側に前記新基礎を基礎として新設鉄塔の下部を建設し、
    前記新設鉄塔の下部上に前記既設鉄塔の外側に張り出すように仮設鉄塔を建設し、
    送電線を前記既設鉄塔から前記仮設鉄塔に移設し、
    前記既設鉄塔を撤去し、
    前記仮設鉄塔の内側に前記新基礎を基礎として新設鉄塔の上部を建設し、
    前記仮設鉄塔を撤去することを特徴とする鉄塔建替工法。
  5. 送電線を張架する既設鉄塔を撤去し、該既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、
    前記既設鉄塔の基礎である旧基礎の内側に新基礎を施工し、
    前記既設鉄塔の外側に前記新基礎を基礎として仮設鉄塔を建設し、
    送電線を前記既設鉄塔から前記仮設鉄塔に移設し、
    前記既設鉄塔を撤去し、
    前記仮設鉄塔の内側に前記新基礎を基礎として新設鉄塔を建設し、
    前記仮設鉄塔を撤去することを特徴とする鉄塔建替工法。
  6. 送電線を張架する既設鉄塔を撤去し、該既設鉄塔が設置されていた位置に新設鉄塔を設置するための鉄塔建替工事に用いる鉄塔建替工法であって、
    前記既設鉄塔の基礎である旧基礎の内側に新基礎を施工し、
    前記既設鉄塔の外側に前記新基礎を基礎として仮設鉄塔を建設し、
    前記仮設鉄塔上に新設鉄塔の上部を建設し、
    前記既設鉄塔を撤去し、
    前記仮設鉄塔の内側に前記新基礎を基礎として新設鉄塔の下部を建設し、
    前記仮設鉄塔を撤去することを特徴とする鉄塔建替工法。
  7. 前記新基礎には、前記新設鉄塔用のいかり材と前記仮設鉄塔用の2つのいかり材が立設していて、
    前記仮設鉄塔用の2つのいかり材は、前記新設鉄塔用のいかり材の左右両側に配置されていることを特徴とする請求項5または6に記載の鉄塔建替工法。
  8. 前記既設鉄塔は、両面それぞれに少なくとも1つ以上の回線を支持していて、
    当該鉄塔建替工法では、両面のうち、片面ずつ回線を停止し、該停止した面の前記仮設鉄塔または前記新設鉄塔の建設作業を行うことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の鉄塔建替工法。
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