JP2018175280A - 歯科用シリンジ - Google Patents

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岩崎 哲也
Tetsuya Iwasaki
哲也 岩崎
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Abstract

【課題】歯科用シリンジの小型化を図る。【解決手段】一方向2Aに向けて弁部材110および進退部材500を投影した場合に(一方向2Aと直交する仮想平面Hに対して弁部材110および進退部材500を投影した場合に)、弁部材110の一部が、進退部材500の外周部500Eよりも外側に位置する。これにより、進退部材500を介さずに弁部材110を操作できるようになる。また、この場合、進退部材500から弁部材110へ操作力を伝えるための部材を設けずにすみ、歯科用シリンジ1の小型化を図れる。【選択図】図6

Description

本発明は、歯科用シリンジに関する。
特許文献1には、手動レバーの操作により移動するロッドと、ロッドの移動時に液体回路を開放する弁体と、ロッドの移動に伴い容積が可変する吸引室とを備える歯科用シリンジが開示されている。
実公昭50−19751号公報
歯科用シリンジは、歯科医師などにより操作され、この歯科用シリンジからは、水や空気などが噴出し、水や空気が患部に供給される。ここで、歯科用シリンジが大きいと、歯科用シリンジを操作する際の操作性が悪くなるおそれがある。
本発明の目的は、歯科用シリンジの小型化を図ることにある。
本発明が適用される歯科用シリンジは、液体流路内の空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間と液体排出口につながる下流側空間とに仕切るとともに、操作者からの操作力を弁部材が受けて当該弁部材が一方向へ移動することで当該上流側空間から当該下流側空間への液体の移動が行なわれる弁機構と、前記一方向において前記弁部材の下流側端部よりも上流側に配置されるとともに、前記下流側空間に対して進退可能に設けられ、操作者からの操作力を受けて当該一方向へ移動して当該下流側空間の容積を減少させ、当該一方向とは反対方向へ移動して当該下流側空間の容積を増加させる進退部材と、を備え、操作者からの操作力を、前記進退部材を介さずに前記弁部材に伝えることができるように構成された歯科用シリンジである。
ここで、前記弁部材は、弁部材本体と、当該弁部材本体の外周部に取り付けられた環状部材とを備え、前記液体流路の内周面に対して前記環状部材の外周部が接触することで、前記上流側空間から前記下流側空間への液体の流れが規制されることを特徴とすることができる。
また、前記弁機構および前記進退部材を支持するとともに前記液体流路が内部に形成された支持部材をさらに備え、前記弁機構および前記進退部材が、前記支持部材の外表面から突出していないことを特徴とすることができる。
また、操作者からの操作力を受けて変位し前記進退部材および前記弁部材を前記一方向に向けて押圧する押圧部材をさらに備え、前記押圧部材が前記進退部材を押圧した後に、当該押圧部材が前記弁部材を押圧することを特徴とすることができる。
また、前記押圧部材には段差が設けられ、当該段差によって、前記進退部材が先に押圧され前記弁部材が後に押圧されることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される歯科用シリンジは、液体流路内の空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間と液体排出口につながる下流側空間とに仕切るとともに、弁部材が一方向へ移動することで当該上流側空間から当該下流側空間への液体の移動が行なわれる弁機構と、前記一方向において前記弁部材の下流側端部よりも上流側に配置されるとともに、前記下流側空間に対して進退可能に設けられ、当該一方向へ移動して当該下流側空間の容積を減少させ、当該一方向とは反対方向へ移動して当該下流側空間の容積を増加させる進退部材と、を備え、前記一方向に向けて前記弁部材および前記進退部材を投影した場合に、当該弁部材の一部が、当該進退部材の外周部よりも外側に位置する歯科用シリンジである。
ここで、前記弁部材は、前記一方向における上流側に上流側端部を有し、前記進退部材は、当該一方向における下流側に下流側端部を有し、前記弁部材の前記上流側端部よりも、前記進退部材の前記下流側端部の方が、前記一方向において、下流側に位置することを特徴とすることができる。
また、前記進退部材は、前記一方向における上流側に上流側端部を有し、前記弁部材の前記上流側端部の前記一方向における位置と、前記進退部材の前記上流側端部の当該一方向における位置とが揃っており、または、前記弁部材の前記上流側端部よりも、前記進退部材の前記上流側端部の方が、前記一方向において、下流側に位置することを特徴とすることができる。
また、前記弁部材は、前記一方向に沿って配置された円筒体により構成され、前記進退部材は、当該円筒体の内部に収容されるとともに当該円筒体の軸方向に沿って進退することを特徴とすることができる。
また、前記液体流路内の液体の流れを規制する前記弁機構である液体用弁機構を押圧する押圧部を備え、回転中心を中心に回転し当該液体用弁機構を押圧する液体用押圧部材と、空気が流れる空気流路と、前記空気流路を通る空気の流れを規制する空気用弁機構と、前記空気用弁機構を押圧する押圧部を備え、回転中心を中心に回転し当該空気用弁機構を押圧する空気用押圧部材と、をさらに備え、前記液体用押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離と、前記空気用押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離とが異なることを特徴とすることができる。
また、前記液体流路に液体を流し前記空気流路に空気を流すと、当該液体流路および当該空気流路のうちの一方の流路の内圧の方が、他方の流路の内圧よりも高くなり、前記液体用弁機構および前記空気用弁機構のうちの前記一方の流路に設けられた一方の弁機構を押圧する一方の前記押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離の方が、他方の押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離よりも小さいことを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される歯科用シリンジは、液体流路内の空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間と液体排出口につながる下流側空間とに仕切るとともに、筒状の弁部材が一方向へ移動することで当該上流側空間から当該下流側空間への液体の移動が行なわれる弁機構と、前記一方向において前記弁部材の下流側端部よりも上流側に配置されるとともに当該弁部材の内部に収容され、且つ、前記下流側空間に対して進退可能に設けられ、当該一方向へ移動して当該下流側空間の容積を減少させ、当該一方向とは反対方向へ移動して当該下流側空間の容積を増加させる進退部材と、を備える歯科用シリンジである。
他の観点から捉えると、本発明が適用される歯科用シリンジは、液体流路を通る液体の流れを規制する液体用弁機構と、空気流路を通る空気の流れを規制する空気用弁機構と、前記液体用弁機構を押圧する押圧部を備え、回転中心を中心に回転し当該液体用弁機構を押圧する液体用押圧部材と、前記空気用弁機構を押圧する押圧部を備え、回転中心を中心に回転し当該空気用弁機構を押圧する空気用押圧部材と、を備え、前記液体用押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離と、前記空気用押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離とが異なる歯科用シリンジである。
ここで、前記液体流路に液体を流し前記空気流路に空気を流すと、当該液体流路および当該空気流路のうちの一方の流路の内圧の方が、他方の流路の内圧よりも高くなり、前記液体用弁機構および前記空気用弁機構のうちの前記一方の流路に設けられた一方の弁機構を押圧する一方の前記押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離の方が、他方の押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離よりも小さいことを特徴とすることができる。
また、前記液体用弁機構および前記空気用弁機構を支持するとともに前記液体流路および前記空気流路が内部に形成された支持部材をさらに備え、前記支持部材の長手方向における、前記液体用弁機構の位置と、当該長手方向における、前記空気用弁機構の位置とが異なることを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される歯科用シリンジは、液体流路内の空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間と液体排出口につながる下流側空間とに仕切るとともに、弁部材が一方向へ移動することで当該上流側空間から当該下流側空間への液体の移動が行なわれる弁機構と、前記一方向において前記弁部材の下流側端部よりも上流側に配置されるとともに、前記下流側空間に対して進退可能に設けられ、当該一方向へ移動して当該下流側空間の容積を減少させ、当該一方向とは反対方向へ移動して当該下流側空間の容積を増加させる進退部材と、を備え、前記弁部材は、前記一方向における上流側に上流側端部を有し、前記進退部材は、当該一方向における下流側に下流側端部を有し、前記弁部材の前記上流側端部よりも、前記進退部材の前記下流側端部の方が、前記一方向において、下流側に位置する歯科用シリンジである。
ここで、前記進退部材は、前記一方向における上流側に上流側端部を有し、前記弁部材の前記上流側端部の前記一方向における位置と、前記進退部材の前記上流側端部の当該一方向における位置とが揃っており、または、前記弁部材の前記上流側端部よりも、前記進退部材の前記上流側端部の方が、前記一方向において、下流側に位置することを特徴とすることができる。
また、前記弁部材は、前記一方向に沿って配置された円筒体により構成され、前記進退部材は、当該円筒体の内部に収容されるとともに当該円筒体の軸方向に沿って進退することを特徴とすることができる。
他の観点から捉えると、本発明が適用される歯科用シリンジは、液体流路の内面の内側に位置する空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間と液体排出口につながる下流側空間とに仕切るとともに、当該下流側空間にその一部が位置する弁部材が移動することで、当該上流側空間から当該下流側空間への液体の移動が行なわれる弁機構と、前記下流側空間に対して進退可能に設けられ当該下流側空間の容積を増減させる進退部材であって、当該進退を行う際、前記弁部材の前記一部と前記液体流路の前記内面との間に位置する空間に出入りする進退部材と、を備える歯科用シリンジである。
ここで、前記弁部材および前記進退部材は、同軸上に配置され、且つ、当該弁部材の外径の方が、当該進退部材の外径よりも小さいことを特徴とすることができる。
また、前記進退部材は、筒状に形成されるとともに、内径が前記弁部材の外径よりも大きく形成され、前記弁部材および前記進退部材は、同軸上に配置され、当該弁部材の周囲に位置する空間に、筒状の当該進退部材が出入りすることを特徴とすることができる。
本発明によれば、歯科用シリンジの小型化を図れる。
歯科用シリンジの全体構成を示した斜視図である。 歯科用シリンジの内部構造を示した断面図である。 ノズル部の内部構造を示した断面図である。 水用レバーの斜視図である。 (A)、(B)、(C)は、歯科用シリンジの支持部材を説明する図である。 液体用弁機構の構成を説明する図である。 (A)〜(C)は、液体用弁機構の動きを説明する図である。 歯科用シリンジの比較例を示した図である。 (A)〜(D)は、水用レバーの押圧部の詳細を説明する図である。 (A)、(B)は、歯科用シリンジの他の構成例を示した図である。 歯科用シリンジの他の構成例を示した図である。 (A)、(B)は、弁部材、進退部材の動きを説明する図である。 歯科用シリンジの比較例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、歯科用シリンジの全体構成を示した斜視図である。
本実施形態の歯科用シリンジ1には、円柱状に形成され操作者により把持されるシリンジ本体10が設けられている。このシリンジ本体10には、最も外側の部分に、筒状の外装部材11が設けられている。
さらに、歯科用シリンジ1には、空気や液体の一例である水を噴出(供給)するノズル部20が設けられている。このノズル部20は、歯科用シリンジ1の先端部側に取り付けられている。さらに、歯科用シリンジ1には、操作者により押圧(操作)される水用レバー30および空気用レバー40が設けられている。
本実施形態では、シリンジ本体10の図中右側の端部に対して、不図示のコネクタが取り付けられ、このコネクタを通じて、供給元(不図示)からの水、空気が歯科用シリンジ1に供給される。この水、空気は、シリンジ本体10の内部を通った後、ノズル部20の先端から噴出する。そして、噴出した水、空気は、患者の患部(歯)に対して供給される。
ここで、本実施形態の歯科用シリンジ1は、いわゆるスリーウェイシリンジであり、操作者が水用レバー30のみをシリンジ本体10に向けて押圧すると、水のみが噴出する。また、操作者が空気用レバー40のみをシリンジ本体10に向けて押圧すると、空気のみが噴出する。また、操作者が水用レバー30、空気用レバー40の両方をシリンジ本体10に向けて押圧すると、空気と水の混合物が噴出する。
図2は、歯科用シリンジ1の内部構造を示した断面図である。図3は、ノズル部20の内部構造を示した断面図である。図4は、水用レバー30の斜視図である。
なお、図2では、歯科用シリンジ1のうちの水が通る部分を示しているが、空気が通る部分も、水が通る部分とほぼ同様に構成されている。
図2に示すように、歯科用シリンジ1の内部には、供給元からの水が通る液体流路50が設けられている。この液体流路50は、図3に示すようにノズル部20の内部にも形成されており、液体流路50を通った水は、最終的に、ノズル部20の先端に位置する液体排出口51(図3参照)から排出される。
図3に示すように、ノズル部20の内部には円筒状の管部材52が設けられており、液体流路50は、この管部材52の内部に形成されている。また、液体排出口51は、この管部材52の先端に位置する。
また、本実施形態では、図2に示すように、液体流路50の途中に、液体流路50における水の流れを規制し、また、水の流れを許容する液体用弁機構100が設けられている。
本実施形態では、この液体用弁機構100により、液体流路50内の空間が、水の流れ方向上流側に位置する上流側空間50Aと、水の流れ方向下流側に位置する下流側空間50Bとに仕切られる。
液体用弁機構100には、一方向(図中矢印2Aで示す方向(以下、一方向2Aと称する))へ移動可能な弁部材110が設けられている。
本実施形態では、液体用押圧部材の一例としての水用レバー30によって液体用弁機構100の弁部材110が押圧される構成となっており、水用レバー30が弁部材110を押圧して一方向2Aへ移動させると、弁が開放される。これにより、上流側空間50Aから下流側空間50Bへ水が移動する。下流側空間50Bは、液体排出口51(図3参照)につながっており、弁部材110が一方向2Aへ移動すると、液体排出口51から水が噴出する。
また、図2では図示を省略しているが、歯科用シリンジ1の内部には、供給元からの空気をノズル部20の先端部まで流す空気流路が形成されている。さらに、空気流路の途中には、空気流路における空気の流れを規制し、また、空気の流れを許容する空気用弁機構が設けられている。
本実施形態では、空気用押圧部材の一例としての空気用レバー40(図1参照)が、空気用弁機構に設けられた弁部材を押圧することで、弁が開放され、ノズル部20の先端から空気が噴出する。
図3に示すように、ノズル部20の内部且つ先端部には、固定部材70が固定されている。固定部材70には、ノズル部20の軸方向に沿って延びる貫通孔70Aが形成されており、この貫通孔70Aに、管部材52が通されている。
さらに、貫通孔70Aの内周面70Dと管部材52との間には、間隙70Bが形成されている。さらに、内周面70Dのうちの間隙70Bに面する箇所には、空気流路を通ってきた空気が排出される排出口70Cが設けられている。
本実施形態では、空気流路を通って流れてきた空気は、排出口70Cを通じて、間隙70Bに供給される。そして、この空気は、間隙70Bを通った後、ノズル部20の先端部から、歯科用シリンジ1の外部に噴出する。
なお、水と空気とが混合される場合(水と空気との混合物を噴出させる場合)は、ノズル部20の先端に位置する液体排出口51からも水が噴出する。
また、本実施形態の歯科用シリンジ1では、図2に示すように、シリンジ本体10の内部に、空気用弁機構(図2では不図示)、液体用弁機構100を支持する支持部材200が設けられている。この支持部材200には、空気流路(図2では不図示)および液体流路50が形成されている。
空気用レバー40(図2では不図示)、水用レバー30は、回転中心(回転支点)80を中心に回転可能に設けられている。
図1を参照して説明すると、空気用レバー40、水用レバー30は、図中破線で示す回転中心80(シリンジ本体10の軸方向に直交する方向に沿って延びる回転中心80)を中心に回転可能に設けられている。
さらに、図2に示すように、水用レバー30は、液体用弁機構100を押圧する押圧部32を備える。また、図2では図示を省略するが、空気用レバー40も、空気用弁機構を押圧する押圧部を備える。
図4に示すように、水用レバー30の押圧部32には、液体用弁機構100(図2参照)側に向かって突出する第1突出部32Aと、同じく液体用弁機構100側に向かって突出する第2突出部32Bとが設けられている。ここで、第2突出部32Bは、第1突出部32Aよりも液体用弁機構100側に位置する。
なお、図示を省略するが、空気用レバー40の押圧部には、第2突出部32Bは設けられておらず、第1突出部32Aのみ設けられている。
図5(A)、(B)、(C)は、歯科用シリンジ1の支持部材200を説明する図である。
なお、図5(A)は、歯科用シリンジ1の上面図である。また、図5(B)は、支持部材200の上面図である。言い換えると、図5(B)は、図2の矢印VB方向から支持部材200を眺めた場合の図である。図5(C)は、図5(B)の矢印VC方向から支持部材200を眺めた場合の図である。
図5(B)に示すように、本実施形態では、支持部材200によって、液体用弁機構100および空気用弁機構300が支持されている。
本実施形態では、支持部材200の長手方向における、液体用弁機構100の位置と、支持部材200の長手方向における、空気用弁機構300の位置とが異なっている。
これにより、液体用弁機構100の位置と空気用弁機構300の位置とが揃っている場合に比べ、支持部材200の短手方向における寸法を小さくでき、シリンジ本体10(図5(A)参照)の外径をより小さくできる。
さらに、本実施形態では、図5(C)に示すように、液体用弁機構100および空気用弁機構300が、支持部材200の外表面から突出していない。これにより、本実施形態では、外装部材11(図5(A)参照)に対する支持部材200の着脱を行いやすくなる。
本実施形態の歯科用シリンジ1では、オートクレーブ滅菌を行う際、シリンジ本体10(図5(A)参照)の軸方向に外装部材11を移動させて、外装部材11に対する支持部材200の着脱を行う。
この際、液体用弁機構100、空気用弁機構300が支持部材200から突出していると、液体用弁機構100や空気用弁機構300に対し、水用レバー30に設けられた押圧部32(図5(A)参照)や、空気用レバー40に設けられた押圧部42が引っ掛かるなどして、外装部材11に対する支持部材200の着脱を行いにくくなるおそれがある。
本実施形態のように、液体用弁機構100、空気用弁機構300が突出していないと、上記引っ掛かりが生じにくくなり、外装部材11に対する支持部材200の着脱を行いやすくなる。
本実施形態では、図5(A)に示すように、水用レバー30の回転中心80と押圧部32との離間距離L1と、空気用レバー40の回転中心80と押圧部42との離間距離L2とが異なっている。
具体的には、空気用レバー40の回転中心80と押圧部42との離間距離L2の方が、水用レバー30の回転中心80と押圧部32との離間距離L1よりも小さくなっている。
本実施形態の歯科用シリンジ1では、液体流路50に水を流し、空気流路に空気を流した場合、空気流路の内圧の方が液体流路50の内圧よりも高くなり、空気用弁機構300の作動に要する力の方が、液体用弁機構100の作動に要する力よりも大きくなる。
本実施形態のように、空気用レバー40の回転中心80と押圧部42との離間距離L2の方が、水用レバー30の回転中心80と押圧部32との離間距離L1よりも小さいと、離間距離L2の方が離間距離L1よりも大きい場合に比べ、空気用レバー40の操作(空気用弁機構300の作動)をより軽い力で行えるようになる。
付言すると、本実施形態では、図5(B)に示すように、支持部材200の長手方向において、空気用弁機構300の方が、液体用弁機構100よりも回転中心80側に位置している。このため、空気用レバー40では、この回転中心80により近い箇所に押圧部42を配置し、水用レバー30では、回転中心80から離れた箇所に押圧部32を配置している。
なお、液体流路50の内圧の方が空気流路の内圧よりも高くなる場合は、液体用弁機構100を空気用弁機構300よりも回転中心80側に配置することが好ましく、また、水用レバー30の回転中心80と押圧部32との離間距離L1の方を、空気用レバー40の回転中心80と押圧部42との離間距離L2よりも小さくすることが好ましい。
図6は、液体用弁機構100の構成を説明する図である。図7(A)〜(C)は、液体用弁機構100の動きを説明する図である。
図6に示すように、液体用弁機構100には、一方向2Aへの移動が可能な弁部材110が設けられている。弁部材110は、一方向2Aにおける上流側に上流側端部110Aを有し、一方向2Aにおける下流側に下流側端部110Bを有する。また、弁部材110は、円筒状に形成されている。
また、弁部材110は、円筒状に形成された弁部材本体111と、弁部材本体111の外周部に取り付けられた環状部材の一例としてのOリング112とを備える。
さらに、弁部材110は、弁部材本体111の下流側端部110Bに形成された下流側開口111Bを塞ぐ塞ぎ部材113を備える。また、弁部材本体111の上流側端部110Aには、上流側開口111Aが設けられている。本実施形態では、水用レバー30(図2参照)は、この上流側開口111Aを通じ進退部材500(詳細は後述)を押圧する。
さらに、本実施形態では、移動する弁部材110の案内を行う案内部材140が設けられている。案内部材140は、筒状に形成され、また、弁部材110の径方向における外側に位置する。
さらに、本実施形態では、支持部材200の上面から下方に向かう断面円形の凹部200Aが形成され、案内部材140は、この凹部200Aの内部に収容されている。
支持部材200に形成された凹部200Aには、底部側開口200B、上部側開口200Cが設けられている。
供給元からの水は、底部側開口200Bを通って凹部200A内に供給される。また、凹部200A内の水は、上部側開口200Cを通って液体排出口51(図3参照)に向かう。
さらに、本実施形態では、案内部材140の内側が液体流路50となっている。そして、本実施形態では、この案内部材140の内周面(液体流路50の内周面)に対し、弁部材110が有するOリング112の外周部が接触する。
これにより、弁が閉じられた形となり、上流側空間50Aから下流側空間50Bへの水の流れが規制される。
さらに、本実施形態では、図6に示すように、進退部材500が設けられている。
進退部材500は、下流側空間50Bに対して進退可能に設けられ、下流側空間50Bの容積を増減させる。具体的には、操作者からの操作力を受けて進退部材500が一方向2Aへ移動すると下流側空間50Bの容積は減少する。また、進退部材500が、一方向2Aとは反対方向へ移動すると下流側空間50Bの容積は増加する。
さらに説明すると、本実施形態では、進退部材500は、円筒状に形成された弁部材110の内部に収容され、弁部材110の軸方向に沿って進退して、下流側空間50Bの容積を増減させる。
また、本実施形態では、一方向2Aとは反対方向へ弁部材110を付勢する第1付勢部材S1が設けられている。また、一方向2Aとは反対方向へ進退部材500を付勢する第2付勢部材S2が設けられている。
なお、第1付勢部材S1および第2付勢部材S2の各々は、コイルばねにより構成されている。
進退部材500は、一方向2Aにおける下流側に下流側端部500Bを有し、一方向2Aにおける上流側に上流側端部500Aを有する。
そして、本実施形態では、一方向2Aにおける位置を比較した場合、弁部材110の上流側端部110Aよりも、進退部材500の下流側端部500Bの方が下流側に位置する。
また、本実施形態では、弁部材110の上流側端部110Aの一方向2Aにおける位置と、進退部材500の上流側端部500Aの一方向2Aにおける位置とが揃っている。
なお、一方向2Aにおいて、弁部材110の上流側端部110Aよりも、進退部材500の上流側端部500Aの方を下流側に位置させてもよい。
弁部材110の上流側端部110Aよりも、進退部材500の下流側端部500Bの方を下流側に位置させると、一方向2Aにおいて、弁部材110と進退部材500とが重なる形となり、弁部材110と進退部材500とが重なっていない場合に比べ、一方向2Aにおける歯科用シリンジ1の寸法をより小さいものにできる。言い換えると、歯科用シリンジ1の小型化を図れる。
同様に、弁部材110の上流側端部110Aの一方向2Aにおける位置と、進退部材500の上流側端部500Aの一方向2Aにおける位置とが揃っている場合、又は、弁部材110の上流側端部110Aよりも進退部材500の上流側端部500Aの方が下流側に位置する場合、進退部材500が弁部材110から突出しない形となり、進退部材500が弁部材110から突出する場合に比べ、歯科用シリンジ1の小型化を図れる。
図7(A)〜(C)を参照し、進退部材500および液体用弁機構100の動きを説明する。
歯科用シリンジ1から水を噴出させる場合は、まず、押圧部材、液体用押圧部材の一例としての水用レバー30(図4参照)が、操作者からの操作力を受けて変位する。より具体的には、水用レバー30が回転中心80を中心に反時計回りへ回転する。
これにより、水用レバー30の押圧部32により進退部材500および弁部材110が押圧され、進退部材500および弁部材110が、一方向2A(図7(A)参照)へ移動する。
より具体的には、水用レバー30が操作者により操作されると、まず、水用レバー30の押圧部32に設けられた第2突出部32B(図4参照)が、進退部材500を押圧し、図7(B)に示すように、進退部材500が一方向2Aへ移動する。これにより、下流側空間50Bの容積が減少する。
次いで、押圧部32に設けられた第1突出部32A(図4参照)が、弁部材110を押圧し、図7(C)に示すように、弁部材110が一方向2Aへ移動する。
弁部材110が一方向2Aへ移動すると、図7(C)に示すように、弁部材110に設けられたOリング112が、案内部材140の下流側端部140Bよりも一方向2Aにおける下流側に位置するようになり、下流側端部140BとOリング112との間に間隙が形成される。これにより、弁が開放された状態となり、上流側空間50Aから下流側空間50Bへ水が移動する。
より具体的には、本実施形態では、案内部材140の下流側端部140B(図7(C)参照)と、Oリング112との間に間隙が形成されると、この間隙を通って、弁部材本体111と案内部材140との間に水が入り込む。
その後、この水は、案内部材140に形成された貫通孔140Hを通って、案内部材140の外側に流れ、その後、この水は、凹部200Aに形成された上部側開口200Cを通って下流側へ流れるようになる。
次に、水用レバー30が退避する際の、進退部材500および液体用弁機構100の動きを説明する。
水用レバー30の退避が開始されると、弁部材110および進退部材500が、図7(C)に示す状態から上方へ移動する。付言すると、第1付勢部材S1によって、下方から弁部材110が押圧されて、進退部材500および弁部材110は、一方向2Aとは反対方向へ移動する。
これにより、弁部材110のOリング112が、案内部材140の内周面に接触し、上流側空間50Aから下流側空間50Bへの水の流れが遮断される。
その後、本実施形態では、弁部材110が予め定められた上昇位置まで達すると、図7(B)に示すように、案内部材140に設けられた移動規制部140Sに対して弁部材110が突き当たり、弁部材110の移動が停止する。
そして、進退部材500がさらに退避すると、図7(A)に示すように、進退部材500が上方へ移動する(一方向2Aとは反対方向へ移動する)。
これにより、下流側空間50Bの容積が増加する(下流側空間50Bが減圧される)。下流側空間50Bの容積が増加すると、下流側空間50B内に位置する水が、歯科用シリンジ1の内部側に引き込まれるようになり、液体排出口51(図3参照)からの意図しない水の排出が起きにくくなる。
より具体的には、本実施形態では、進退部材500が、図7(A)に示すように上方へ移動すると、弁部材110の内部が減圧され、弁部材110の外部の水が貫通孔110H(図7(A)参照)を通じて弁部材110に内部に入り込む。これに応じ、下流側空間50B内に位置する水が、歯科用シリンジ1の内部側に引き込まれる。
ここで、液体排出口51の近くに水が留まっていると、液体排出口51から水が垂れやすくなる。また、液体排出口51の近くに水が留まっていると、空気のみを噴出しようとする際に、この空気に水が混ざるおそれがある。
本実施形態のように、下流側空間50B内の水を歯科用シリンジ1の内部側に引き込むと、液体排出口51からの意図しない水の排出が起きにくくなる。
さらに、本実施形態では、操作者からの操作力(水用レバー30からの操作力)を、進退部材500を介さずに弁部材110に伝えることができ、これにより、下流側空間50B内の減圧度合いを高められるようになっている。
本実施形態では、図6に示すように、一方向2Aに向けて弁部材110および進退部材500を投影した場合に(一方向2Aと直交する仮想平面Hに対して弁部材110および進退部材500を投影した場合に)、弁部材110の一部が、進退部材500の外周部500Eよりも外側に位置する。
これにより、操作者からの操作力を、進退部材500を介さずに弁部材110に伝えることができ、進退部材500を介して弁部材110に操作力を伝える場合に比べ、下流側空間50B内の減圧度合いを高められる。
より具体的には、本実施形態では、弁部材110は、一方向2Aに沿って配置された円筒体により構成され、進退部材500は、この円筒体の内部に収容されている。言い換えると、弁部材110は、一方向2Aに沿って配置された円筒体により構成され、進退部材500は、この円筒体の外周部よりも、円筒体の径方向における内側に位置する。
この場合、弁部材110を押圧する際、弁部材110のうち、進退部材500よりも外側(径方向における外側)に位置する部分を直接押圧できるようになる。
そして、この場合、進退部材500に突出部(後述)を設けずにすみ、下流側空間50Bの減圧度合いを高められる。
図8は、歯科用シリンジ1の比較例を示した図である。
この比較例では、本実施形態と同様に、下流側空間50Bに対して進退する進退部材500、水の流れを許容しあるいは遮断する液体用弁機構100が設けられている。
この液体用弁機構100には、球体により構成された弁部材110が設けられている。さらに、この比較例では、進退部材500に、弁部材110に向かって突出する突出部590が設けられている。
比較例のこの歯科用シリンジ1では、まず、水用レバー30により、進退部材500が一方向2Aへ押圧されて移動する。その後、突出部590が弁部材110に突き当たって、弁部材110が一方向2Aへ移動する。
これにより、弁が開放され、上流側空間50Aから下流側空間50Bへ水が流れるようになる。下流側空間50Bへ流れた水は、開口(不図示)を通って、液体排出口(不図示)へ向かう。
一方、弁を閉じる場合は、進退部材500が上方へ移動し、これに伴い弁部材110も上方へ移動する。弁部材110が予め定められた箇所まで上昇すると、弁部材110が環状のシール部材800に接触して、弁が閉じられる。
その後、進退部材500がさらに上昇する。進退部材500が上昇するとき、上記と同様、下流側空間50Bの容積が増加し(下流側空間50Bが減圧され)、歯科用シリンジ1の内部側に水が引き込まれる。
この比較例では、進退部材500および弁部材110を一方向2Aへ投影した場合に、進退部材500の外周部500Eよりも内側に、弁部材110が位置しており、水用レバー30で、弁部材110を直接押圧することはできない。
このため、この比較例では、進退部材500に、突出部590を設け、この突出部590で弁部材110を押圧する。このように突出部590を設けた構成では、下流側空間50Bを減圧する際、この突出部590の体積分だけ、減圧度合いが低下する。
これに対し、本実施形態のように、弁部材110の一部が、進退部材500の外周部500Eよりも外側に位置する構成では、突出部590を設けずにすみ、減圧度合いを高められる。
また、この比較例では、歯科用シリンジ1の大型化を招きやすい。比較例における歯科用シリンジ1では、上記のとおり、下流側空間50Bを減圧する際、突出部590の体積分だけ、減圧度合いが低下する。この減圧度合いの低下を抑制するためには、例えば、下流側空間50Bの容積(突出部590の周囲に位置する空間の容積)を増加させればよいが、この場合、歯科用シリンジ1の大型化を招く。また、突出部590が存在する構成であると、この突出部590が設けられている分だけ、歯科用シリンジ1が大型化する。
これに対し、本実施形態では、突出部590を設けずにすみ、歯科用シリンジ1の大型化を抑制できる(小型化を図れる)。
また、比較例の構成では、環状のシール部材800の一方側から球状の弁部材110を接触させる構成であり、弁部材110とシール部材800とが同軸上に位置しない状態で、弁部材110とシール部材800とが接触する事態も起こりうる。かかる場合、シール性が低下する。
これに対し、本実施形態の構成では、図6に示すように、筒状の案内部材140の内側にOリング112が入る形となり、案内部材140とOリング112とが同軸上に位置しやすくなる。言い換えると、案内部材140、Oリング112の径方向における両者の位置ずれが起きにくくなる。これにより、案内部材140の内周面にOリング112の外周部をより確実に密着させられようになり、液体用弁機構100におけるシールをより確実に行える。
図9(A)〜(D)は、水用レバー30の押圧部32の詳細を説明する図である。なお、図9(A)〜(D)では、図2のIX−IX線における歯科用シリンジ1の断面を示している。
図9(A)に示すように、水用レバー30の押圧部32には、第1突出部32Aと、第2突出部32Bとが設けられている。図4にて説明したように、第2突出部32Bは、第1突出部32Aよりも液体用弁機構100側に位置する。
さらに、図9(A)に示すように、第2突出部32Bは、押圧部32の幅方向における中央部に位置するとともに、第1突出部32Aよりも幅狭に形成されている。
本実施形態では、第1突出部32A、第2突出部32Bが設けられた結果、押圧部32に段差が設けられた構成となる。本実施形態では、この段差によって、進退部材500が先に押圧され、弁部材110が後に押圧される。
具体的には、本実施形態では、水用レバー30が液体用弁機構100に向かって移動すると、図9(B)、(C)に示すように、第2突出部32Bが進退部材500に接触して進退部材500を押圧する。その後、本実施形態では、図9(C)、(D)に示すように、弁部材110に第1突出部32Aが接触して、弁部材110が移動する。
なお、上記では、押圧部32に段差を設けることで、進退部材500の押圧タイミングと弁部材110の押圧タイミングとをずらすようにしたが、図10(歯科用シリンジの他の構成例を示した図)の(A)に示すように、進退部材500の一部を弁部材110から突出させることで、進退部材500の押圧タイミングと弁部材110の押圧タイミングとをずらしてもよい。
また、図10(B)に示すように、支持部材200から弁部材110の一部が突出し、弁部材110から進退部材500の一部が突出する構成としてもよい。
ここで、図10(A)に示す構成例では、水用レバー30に第2突出部32B(図9(A)参照)を設けないでも、進退部材500、弁部材110の押圧を行える。
また、図10(B)に示す構成例では、第1突出部32A、第2突出部32Bが設けられておらず、水用レバー30の押圧部32が平坦であっても、進退部材500、弁部材110の押圧を行える。また、図10(B)に示す構成例では、水用レバー30を省略し、操作者の指で進退部材500、弁部材110を直接押圧する構成であっても、進退部材500の押圧タイミングと弁部材110の押圧タイミングとをずらすことができる。
なお、上記では、液体用弁機構100を主に説明したが、空気用弁機構300(図5(B)参照)では、進退部材500が設けられておらず、弁部材110の移動のみが行われて、開弁および閉弁が行われる。
図11は、歯科用シリンジ1の他の構成例を示した図である。
なお、図11では、水用の弁機構の部分を説明するが、空気用の弁機構も水用の弁機構と同様に構成されている。また、図11では、水用レバー30の図示を省略している。
ここで、この構成例では、進退部材500の上面が平面となっており(進退部材500のみを押圧する構成となっており)、第2突出部32B(図4参照)が設けられておらず、第1突出部32Aのみが設けられた水用レバー30が用いられることになる。
図11に示すこの構成例では、弁部材110の外径が、図6等にて示した構成例における外径よりも小さくなっている。これにより、この構成例では、弁部材110に作用する荷重(上流側空間50A内の水から、弁部材110の下面110Eに作用する荷重)が小さくなり、図6にて示した構成例よりも、弁の開放に要する操作荷重が小さくなる。
また、この構成例では、進退部材500の外径(最大外径)D1が、弁部材110の外径(最大外径)L1よりも大きくなっている。より具体的には、この構成例では、弁部材110および進退部材500は、同軸上に配置され、さらに、進退部材500の外径D1が、弁部材110の外径L1よりも大きくなっている。
さらに、この構成例では、進退部材500は、筒状に形成され、進退部材500の内径D2が、弁部材110の外径L1よりも大きくなっている。さらに、この構成例では、弁部材110の周囲に位置する空間SPに、筒状のこの進退部材500が出入りする構成となっている(詳細は後述)。
さらに、この構成例でも、弁部材110、進退部材500の外周部に、Oリング112が取り付けられている。
また、移動する進退部材500の案内を行う第1案内部材501が設けられている。さらに、移動する弁部材110の案内を行う第2案内部材502が設けられている。
さらに、図示は省略するが、この構成例でも、弁部材110を図中上方へ付勢する第1付勢部材が設けられている。また、進退部材500を図中上方へ付勢する第2付勢部材が設けられている。なお、第1付勢部材および第2付勢部材の各々は、例えば、コイルばねにより構成される。
第1案内部材501は、筒状に形成され、上端および下端が開放されている。また、第1案内部材501には、第1案内部材501の内部と外部とを接続するための貫通孔501Aが形成されている。
第2案内部材502は、中心に貫通孔502Bを備え円盤状に形成された円盤状部502Aと、円盤状部502Aの径方向における中央から上方に向かって突出した突出部502Cとを備える。突出部502Cには、弁部材110を通すための貫通孔502X、および、水を通すための貫通孔502Yが形成されている。
さらに、この構成例では、円盤状部502Aの貫通孔502Bを通って、弁部材110が図中上方に向かって延びており、弁部材110の上端部110X(一部)が、下流側空間50B内に位置する構成となっている。
さらに、この構成例では、貫通孔502Bの内周面に対して、弁部材110のOリング112が接触することで、上流側空間50Aから下流側空間50Bへの水の流れが規制されるようになっている。
付言すると、この構成例では、上記と同様、液体流路50の途中に、液体流路50における水の流れを規制し、また、水の流れを許容する液体用弁機構100が設けられている。
この液体用弁機構100では、上記と同様、弁部材110を用い、液体流路50の内面(内周面)58の内側に位置する空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間50Aと、液体排出口51(図3参照)につながる下流側空間50Bとに仕切る。
そして、この構成例では、弁部材110が、図11の下方へ移動することで、貫通孔502Bの内周面と、弁部材110のOリング112との間に隙間が形成され、これにより、上流側空間50Aから下流側空間50Bへ水が移動するようになる。
図12は、弁部材110、進退部材500の動きを説明する図である。
図12(A)は、進退部材500が、水用レバー30(図12では不図示)により押圧されて、進退部材500が弁部材110側へ進出した状態を示した図である。
本実施形態では、上記と同様、水用レバー30がユーザにより操作されて、水用レバー30が進退部材500に向かって進出する。これにより、進退部材500が、弁部材110側へ進出する。進退部材500が弁部材110側へ進出すると、上記と同様、下流側空間50Bの容積が減少する。
その後、この構成例では、図12(B)に示すように、進退部材500がさらに進出する。これにより、弁部材110が移動し、弁部材110のOリング112が、円盤状部502Aに形成された貫通孔502Bの内周面から離れるようになる。そして、この場合、弁が開放された状態となり、上流側空間50Aから下流側空間50Bへ水が移動するようになる。
弁が閉じられる際には、上記とは逆の動作が行われる。
具体的には、まず、図12(B)にて示した状態から、進退部材500が上方へ移動する。これに伴い、弁部材110も上方へ移動し、図12(A)の状態となる。即ち、円盤状部502Aに形成された貫通孔502Bの内周面に、弁部材110のOリング112が接触し、弁が閉じられた状態となる。
その後、本実施形態では、進退部材500がさらに上昇する。このとき、この構成例でも、下流側空間50Bの容積が増加し、下流側空間50Bが減圧される。これにより、この構成例でも、下流側空間50B内に位置する水が、歯科用シリンジ1の内部側に引き込まれる。
ここで、この構成例では、上記と同様、下流側空間50Bに対して進退部材500が進退するが、この進退が行われる際、弁部材110の上端部110X(図11参照)と、液体流路50の内面58との間に位置する環状の空間SP(以下、「環状空間SP」と称する)に対し、進退部材500が出入りする。
より具体的には、図12(A)に示すように、下流側空間50Bに対して進退部材500が進出する際には、環状空間SP内に、進退部材500が入り込むようになる。また、これとは逆に、下流側空間50Bから進退部材500が退避する際には、図11に示すように、環状空間SPから進退部材500が出るようになる。
本実施形態のように、環状空間SPに対して進退部材500が出入りする構成では、環状空間SPに対して進退部材500が出入りしない構成に比べ、歯科用シリンジ1の小型化を図れる。
ここで、例えば、図13(歯科用シリンジ1の比較例を示した図)に示すように、例えば、進退部材500が円盤状に形成され、進退部材500が、環状空間SP内に出入りしない構成の場合、この進退部材500の厚み分だけ、歯科用シリンジ1の寸法(図中上下方向における寸法)が大きくなる。
これに対し、図11にて示した、本実施形態の構成例のように、環状空間SP内に進退部材500が出入りする構成であると、進退部材500の上方への突出量を減らせるようになり、歯科用シリンジ1の小型化を図れる。
なお、進退部材500が環状空間SPに「出入りする」とは、環状空間SPに進退部材500が全く入っていない状態から、環状空間SPに対して進退部材500が出入りする態様の他、一部が環状空間SP内に既に入り込んだ状態の進退部材500が、環状空間SPに対して出入りする態様も含む概念である。
本実施形態の構成では、進退部材500が完全に退避した状態でも、進退部材500の一部が環状空間SP内に入っており、本実施形態では、進退部材500の一部が環状空間SP内に入った状態で、環状空間SPに対して進退部材500が出入りする。
また、これに限らず、進退部材500が環状空間SP内に全く入っていない状態で、環状空間SPに対して進退部材500が出入りする構成としてもよい。
また、環状空間SPに「入る」とは、進退部材500の全ての部分が環状空間SPに入る態様に限られず、進退部材500の一部のみが環状空間SPに入る態様も含む。
1…歯科用シリンジ、30…水用レバー、32…押圧部、40…空気用レバー、42…押圧部、50…液体流路、50A…上流側空間、50B…下流側空間、51…液体排出口、80…回転中心、100…液体用弁機構、110…弁部材、110A…上流側端部、110B…下流側端部、111…弁部材本体、112…Oリング、200…支持部材、300…空気用弁機構、500…進退部材、500A…上流側端部、500B…下流側端部、500E…外周部、L1…離間距離、L2…離間距離

Claims (21)

  1. 液体流路内の空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間と液体排出口につながる下流側空間とに仕切るとともに、操作者からの操作力を弁部材が受けて当該弁部材が一方向へ移動することで当該上流側空間から当該下流側空間への液体の移動が行なわれる弁機構と、
    前記一方向において前記弁部材の下流側端部よりも上流側に配置されるとともに、前記下流側空間に対して進退可能に設けられ、操作者からの操作力を受けて当該一方向へ移動して当該下流側空間の容積を減少させ、当該一方向とは反対方向へ移動して当該下流側空間の容積を増加させる進退部材と、
    を備え、
    操作者からの操作力を、前記進退部材を介さずに前記弁部材に伝えることができるように構成された歯科用シリンジ。
  2. 前記弁部材は、弁部材本体と、当該弁部材本体の外周部に取り付けられた環状部材とを備え、
    前記液体流路の内周面に対して前記環状部材の外周部が接触することで、前記上流側空間から前記下流側空間への液体の流れが規制される請求項1に記載の歯科用シリンジ。
  3. 前記弁機構および前記進退部材を支持するとともに前記液体流路が内部に形成された支持部材をさらに備え、
    前記弁機構および前記進退部材が、前記支持部材の外表面から突出していない請求項1に記載の歯科用シリンジ。
  4. 操作者からの操作力を受けて変位し前記進退部材および前記弁部材を前記一方向に向けて押圧する押圧部材をさらに備え、
    前記押圧部材が前記進退部材を押圧した後に、当該押圧部材が前記弁部材を押圧する請求項1に記載の歯科用シリンジ。
  5. 前記押圧部材には段差が設けられ、当該段差によって、前記進退部材が先に押圧され前記弁部材が後に押圧される請求項4に記載の歯科用シリンジ。
  6. 液体流路内の空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間と液体排出口につながる下流側空間とに仕切るとともに、弁部材が一方向へ移動することで当該上流側空間から当該下流側空間への液体の移動が行なわれる弁機構と、
    前記一方向において前記弁部材の下流側端部よりも上流側に配置されるとともに、前記下流側空間に対して進退可能に設けられ、当該一方向へ移動して当該下流側空間の容積を減少させ、当該一方向とは反対方向へ移動して当該下流側空間の容積を増加させる進退部材と、
    を備え、
    前記一方向に向けて前記弁部材および前記進退部材を投影した場合に、当該弁部材の一部が、当該進退部材の外周部よりも外側に位置する歯科用シリンジ。
  7. 前記弁部材は、前記一方向における上流側に上流側端部を有し、前記進退部材は、当該一方向における下流側に下流側端部を有し、
    前記弁部材の前記上流側端部よりも、前記進退部材の前記下流側端部の方が、前記一方向において、下流側に位置する請求項6に記載の歯科用シリンジ。
  8. 前記進退部材は、前記一方向における上流側に上流側端部を有し、
    前記弁部材の前記上流側端部の前記一方向における位置と、前記進退部材の前記上流側端部の当該一方向における位置とが揃っており、
    または、
    前記弁部材の前記上流側端部よりも、前記進退部材の前記上流側端部の方が、前記一方向において、下流側に位置する請求項7に記載の歯科用シリンジ。
  9. 前記弁部材は、前記一方向に沿って配置された円筒体により構成され、前記進退部材は、当該円筒体の内部に収容されるとともに当該円筒体の軸方向に沿って進退する請求項6に記載の歯科用シリンジ。
  10. 前記液体流路内の液体の流れを規制する前記弁機構である液体用弁機構を押圧する押圧部を備え、回転中心を中心に回転し当該液体用弁機構を押圧する液体用押圧部材と、
    空気が流れる空気流路と、
    前記空気流路を通る空気の流れを規制する空気用弁機構と、
    前記空気用弁機構を押圧する押圧部を備え、回転中心を中心に回転し当該空気用弁機構を押圧する空気用押圧部材と、
    をさらに備え、
    前記液体用押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離と、前記空気用押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離とが異なる請求項6に記載の歯科用シリンジ。
  11. 前記液体流路に液体を流し前記空気流路に空気を流すと、当該液体流路および当該空気流路のうちの一方の流路の内圧の方が、他方の流路の内圧よりも高くなり、
    前記液体用弁機構および前記空気用弁機構のうちの前記一方の流路に設けられた一方の弁機構を押圧する一方の前記押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離の方が、他方の押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離よりも小さい請求項10に記載の歯科用シリンジ。
  12. 液体流路内の空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間と液体排出口につながる下流側空間とに仕切るとともに、筒状の弁部材が一方向へ移動することで当該上流側空間から当該下流側空間への液体の移動が行なわれる弁機構と、
    前記一方向において前記弁部材の下流側端部よりも上流側に配置されるとともに当該弁部材の内部に収容され、且つ、前記下流側空間に対して進退可能に設けられ、当該一方向へ移動して当該下流側空間の容積を減少させ、当該一方向とは反対方向へ移動して当該下流側空間の容積を増加させる進退部材と、
    を備える歯科用シリンジ。
  13. 液体流路を通る液体の流れを規制する液体用弁機構と、
    空気流路を通る空気の流れを規制する空気用弁機構と、
    前記液体用弁機構を押圧する押圧部を備え、回転中心を中心に回転し当該液体用弁機構を押圧する液体用押圧部材と、
    前記空気用弁機構を押圧する押圧部を備え、回転中心を中心に回転し当該空気用弁機構を押圧する空気用押圧部材と、
    を備え、
    前記液体用押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離と、前記空気用押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離とが異なる歯科用シリンジ。
  14. 前記液体流路に液体を流し前記空気流路に空気を流すと、当該液体流路および当該空気流路のうちの一方の流路の内圧の方が、他方の流路の内圧よりも高くなり、
    前記液体用弁機構および前記空気用弁機構のうちの前記一方の流路に設けられた一方の弁機構を押圧する一方の前記押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離の方が、他方の押圧部材の前記回転中心と前記押圧部との離間距離よりも小さい請求項13に記載の歯科用シリンジ。
  15. 前記液体用弁機構および前記空気用弁機構を支持するとともに前記液体流路および前記空気流路が内部に形成された支持部材をさらに備え、
    前記支持部材の長手方向における、前記液体用弁機構の位置と、当該長手方向における、前記空気用弁機構の位置とが異なる請求項13に記載の歯科用シリンジ。
  16. 液体流路内の空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間と液体排出口につながる下流側空間とに仕切るとともに、弁部材が一方向へ移動することで当該上流側空間から当該下流側空間への液体の移動が行なわれる弁機構と、
    前記一方向において前記弁部材の下流側端部よりも上流側に配置されるとともに、前記下流側空間に対して進退可能に設けられ、当該一方向へ移動して当該下流側空間の容積を減少させ、当該一方向とは反対方向へ移動して当該下流側空間の容積を増加させる進退部材と、
    を備え、
    前記弁部材は、前記一方向における上流側に上流側端部を有し、前記進退部材は、当該一方向における下流側に下流側端部を有し、
    前記弁部材の前記上流側端部よりも、前記進退部材の前記下流側端部の方が、前記一方向において、下流側に位置する歯科用シリンジ。
  17. 前記進退部材は、前記一方向における上流側に上流側端部を有し、
    前記弁部材の前記上流側端部の前記一方向における位置と、前記進退部材の前記上流側端部の当該一方向における位置とが揃っており、
    または、
    前記弁部材の前記上流側端部よりも、前記進退部材の前記上流側端部の方が、前記一方向において、下流側に位置する請求項16に記載の歯科用シリンジ。
  18. 前記弁部材は、前記一方向に沿って配置された円筒体により構成され、前記進退部材は、当該円筒体の内部に収容されるとともに当該円筒体の軸方向に沿って進退する請求項16に記載の歯科用シリンジ。
  19. 液体流路の内面の内側に位置する空間を、液体の流れ方向上流側に位置する上流側空間と液体排出口につながる下流側空間とに仕切るとともに、当該下流側空間にその一部が位置する弁部材が移動することで、当該上流側空間から当該下流側空間への液体の移動が行なわれる弁機構と、
    前記下流側空間に対して進退可能に設けられ当該下流側空間の容積を増減させる進退部材であって、当該進退を行う際、前記弁部材の前記一部と前記液体流路の前記内面との間に位置する空間に出入りする進退部材と、
    を備える歯科用シリンジ。
  20. 前記弁部材および前記進退部材は、同軸上に配置され、且つ、当該弁部材の外径の方が、当該進退部材の外径よりも小さい請求項19に記載の歯科用シリンジ。
  21. 前記進退部材は、筒状に形成されるとともに、内径が前記弁部材の外径よりも大きく形成され、
    前記弁部材および前記進退部材は、同軸上に配置され、当該弁部材の周囲に位置する空間に、筒状の当該進退部材が出入りする請求項19に記載の歯科用シリンジ。
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