JP2018174637A5 - - Google Patents
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Description
前述した目的を達するために第1の発明は、管軸方向に複数の大径部と小径部が交互に形成された電線管であって、電線管の両端には、接続部としてそれぞれ雌型嵌合部と雄型嵌合部とが形成され、前記雄型嵌合部は、前記雌型嵌合部に差し込んで接続することが可能な形状であり、前記大径部の断面形状が略正方形状で、前記小径部の断面形状が円形状に形成され、それぞれの前記小径部の管軸方向の略中央に、管軸方向に略対称に形成された外周方向に突出する2つの突部と、前記突部の間の中央に溝が形成されていることを特徴とする角型電線管である。
前記角形電線管は溝部で管軸方向に略垂直に切断されたもので、前記角形電線管の切断された端部は、前記小径部であって、管軸方向に対する前記切断された端部の前記小径部の長さは、他の切断されていない前記小径部の長さの略1/2であってもよい。
また、第1の発明の一方の端部に雄型嵌合部が形成され、他方の端部に雌側嵌合部が形成された角型電線管の前記雌型嵌合部に、一方の端部に接続部として雄型嵌合部が形成され、他方の端部に、所定位置で切断され、小径部が形成された角型電線管を接続することで、一方の端部に雄型嵌合部が形成され、他方の端部に切断された小径部が形成された角型電線管の接続構造であってもよい。
また、一方の端部に雄型嵌合部が形成され、他方の端部に雌側嵌合部が形成された電線管の代わりに、これらが複数回繰り返して形成された接続構造の雌型嵌合部に、一方の端部に接続部として雄型嵌合部が形成され、他方の端部に、所定位置で切断され、小径部が形成された角型電線管を接続することで、一方の端部に雄型嵌合部が形成され、他方の端部に切断された小径部が形成される角型電線管の接続構造であってもよい。
このようにすることで、角型電線管を小径部で切断した場合には、小径部同士を対向させて、小径部同士を接続することが可能な管継手を用いることで、容易に所望の長さの管路構造を形成することができる。ここで、所定位置で切断された小径部同士を接続することが可能な管継手を用いれば、長さの異なる所定長さの一方の端部に雄型嵌合部が形成され、他方の端部に小径部が形成される角型電線管の接続構造同士を接続することができる。
また、角型電線管を2個用い、前記小径部の所定位置で切断された前記角型電線管の端部の前記小径部同士を対向させて、前記小径部同士が管継手で接続されることで、管路の長さ調整が可能な角型電線管の接続構造が得られる。ここで、予め所定長さに切断された角型電線管の小径部同士を接続し、前記小径部の切断位置を調整することで、管路の長さが調整された接続構造であってもよい。
角型電線管の接続構造において、角型電線管の端部の小径部同士を対向させて、前記角型電線管の切断された小径部同士が対向して収納される部位である前記管継手の収納部の長さは、角型電線管の小径部の長さに等しくすることができる。このようにすることで、管継手で接続することにより接続した電線管の全体の長さは、両端の雄型嵌合部や雌型嵌合部を除いた接続構造の長さは、電線管の大径部と小径部の整数倍を組み合わせた長さの調整を行うことができる。
Claims (14)
- 管軸方向に複数の大径部と小径部が交互に形成された電線管であって、
電線管の両端には、接続部としてそれぞれ雌型嵌合部と雄型嵌合部とが形成され、
前記雄型嵌合部は、前記雌型嵌合部に差し込んで接続することが可能な形状であり、
前記大径部の断面形状が略正方形状で、前記小径部の断面形状が円形状に形成され、
それぞれの前記小径部の管軸方向の略中央に、管軸方向に略対称に形成された外周方向に突出する2つの突部と、前記突部の間の中央に溝が形成されていることを特徴とする角型電線管。 - 管軸方向の断面において、前記突部は、管軸に対して75°〜90°の範囲で互いに対向して起立し、前記溝の底部は略U字状に形成されることを特徴とする請求項1記載の角型電線管。
- 前記角型電線管は溝部で管軸方向に略垂直に切断されたもので、
前記角型電線管の切断された端部は、前記小径部であって、
管軸方向に対する前記切断された端部の前記小径部の長さは、他の切断されていない前記小径部の長さの略1/2であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の角型電線管。 - 請求項1または請求項2に記載の角型電線管を2個用い、
一の前記角型電線管の前記雄型嵌合部と、他の前記角型電線管の前記雌型嵌合部を嵌合させて接続することを特徴とする角型電線管の接続構造。 - 請求項1または請求項2に記載の角型電線管を複数個用い、雄型嵌合部と雌型嵌合部とを繰り返し嵌合させて、接続することを特徴とする角型電線管の接続構造。
- 請求項1に記載の角型電線管の前記雌型嵌合部に、一方の端部に接続部として雄型嵌合部が形成され、他方の端部に、所定位置で切断され、小径部が形成された角型電線管を接続することで、一方の端部に雄型嵌合部が形成され、他方の端部に切断された小径部が形成されることを特徴とする角型電線管の接続構造。
- 前記角型電線管の接続構造の一部の前記雌型嵌合部に、一方の端部に接続部として雄型嵌合部が形成され、他方の端部に、所定位置で切断され、小径部が形成された角型電線管を接続することで、一方の端部に雄型嵌合部が形成され、他方の端部に切断された小径部が形成されることを特徴とする請求項5に記載の角型電線管の接続構造。
- 前記角型電線管の接続構造同士を、それぞれの接続構造の所定位置で切断された前記小径部同士を接続することで、管路の長さ調整が可能であることを特徴とする請求項7記載の角型電線管の接続構造。
- 請求項3に記載の角型電線管を2個用い、前記小径部の所定位置で切断された前記角型電線管の端部の前記小径部同士を対向させて、前記小径部同士が管継手で接続されることで、管路の長さ調整が可能であることを特徴とする角型電線管の接続構造。
- 前記管継手は、2つの部材を対向させて嵌合させることで、前記小径部の切断部位から、前記大径部に、前記角型電線管の断面の最表面を囲う形状に形成されることを特徴とする請求項9記載の角型電線管の接続構造。
- 前記管継手が、前記小径部の切断部位から、前記大径部、前記小径部、前記大径部の順に、それぞれ対向配置される前記各部位を内装可能な略矩形状の筒状部材内に、前記切断部位から遠い側に支持されたばね性を有する係止片を、前記切断部位から近い側の前記大径部の側面に当接させる機構を設けることを特徴とする請求項9記載の角型電線管の接続構造。
- 前記角型電線管の端部の前記小径部同士を対向させて、接続させる前記管継手において、前記角型電線管の切断された小径部同士が対向して収納される部位である前記管継手の収納部の長さは、前記角型電線管の前記小径部の長さに等しいことを特徴とする請求項9から請求項11のいずれかに記載の角型電線管の接続構造。
- 請求項1または請求項2に記載の角型電線管を複数個用い、一部の前記角型電線管を、前記溝で切断して接続することを特徴とする管路構造の長さ調整方法。
- 管軸方向に複数の大径部と小径部が交互に形成された電線管の両端に、接続部として雌型嵌合部と雄型嵌合部とが形成され、
前記雄型嵌合部は、前記雌型嵌合部に差し込んで接続することが可能な形状であり、
前記大径部の断面形状が略正方形状で、前記小径部の断面形状が円形状に形成され、
それぞれの前記小径部の管軸方向の略中央に、管軸方向に略対称に形成された外周方向に突出する2つの突部と、前記突部の間の中央に溝が形成され、前記溝で、角型電線管を切断することを特徴とする角型電線管の切断方法。
Priority Applications (1)
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JP2017070831A JP6734219B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 角型電線管、角型電線管の接続構造、管路構造の長さ調整方法、角型電線管の切断方法 |
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JP2017070831A Active JP6734219B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 角型電線管、角型電線管の接続構造、管路構造の長さ調整方法、角型電線管の切断方法 |
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