JP2018174618A - 振動波モータを用いたリニア駆動装置及び光学装置 - Google Patents

振動波モータを用いたリニア駆動装置及び光学装置 Download PDF

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Abstract

【課題】摺動案内を有する振動波モータを備えたリニア駆動装置において、被駆動体に支持された伝達部材の付勢力が変化すると内部で発生する摺動負荷が変化し、振動波モータの駆動力が変化する。【解決手段】振動子1と摩擦部材2と主加圧手段9と移動部材11と第1の案内手段4及び第2の案内手段5と補助移動部材13と補助加圧手段12と第3の案内手段とから構成される振動波モータと、被駆動体17と、被駆動体17に支持され移動部材11の当接部位11dと当接し振動波モータ20と被駆動体17とを同期して移動させる伝達部材18と、伝達部材18と当接部位11dとの間に付勢力Frを付与する付勢部材19と、を備えるリニア駆動装置において、移動部材11が第1の案内手段4から受ける第1の垂直抗力F1と、移動部材11が第2の案内手段5から受ける第2の垂直抗力F2とは、方向が平行で向きが反対である。【選択図】図5

Description

本発明は、振動波モータを用いたリニア駆動装置及び光学装置に関するものである。
従来、振動波モータ(超音波モータ)においては、高周波電圧を圧電素子に印加することで、圧電素子が固定された振動子を超音波振動させている。振動子の超音波振動は、摩擦部材に対して加圧された振動子と摩擦部材との間に駆動力を発生させ、小型であっても高出力を維持できる。例えば、特許文献1には、振動子を用いた振動波モータが開示されている。又、振動波モータにおいては、駆動力を効率的に被駆動体に伝達するための様々な工夫が考えられている。
特許文献1に開示された振動波モータでは、振動子に付与する押圧力又はその反力と被駆動体に支持された伝達部材の付勢力の合力によって、転動ボールが挟持されている。このような振動波モータでは加圧手段として圧縮ばねを採用し、その押圧力の反力を受けながら振動子を直進案内する案内手段として転動ボールを採用している。この転動ボールによる案内手段は、装置が大型化・複雑化するものの、摺動負荷がないという特徴がある。
特許文献2の図16には、振動波モータの小型化と簡素化とを図るために、移動部材400の移動方向(図示のX方向)に延在する案内軸600を設け、案内軸600に嵌合する摺動孔400aを移動部材400に形成した摺動構造が開示されている。そして、この摺動構造は、案内軸600と摺動孔400aとで移動部材400を摺動案内している。この摺動構造では、移動部材400の移動方向Xの寸法Lは、移動部材400の移動量と無関係に決定することができるので、振動子本体と同じ長さの移動部材400が実現できる。更に、転動ボールを省略することができるので、装置の小型化及び簡素化を図ることができる。
特開2014−212682号公報 特開2017−11977号公報
しかしながら、上記摺動構造では、振動子に与える接触力の反力と被駆動体に支持される伝達部材の付勢力の合力が案内軸600と摺動孔400aの垂直抗力(紙面垂直方向)になるため垂直抗力と摩擦係数の積が振動波モータの内部で発生する摺動負荷となる。このため、被駆動体に支持された伝達部材の付勢力が変化すると内部で発生する摺動負荷が変化するので、振動波モータの駆動力が変化するという課題が生じる。
そこで、本発明の目的は、被駆動体に支持された伝達部材の付勢力が変化しても振動波モータの駆動力が変化しないリニア駆動装置及び光学装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明のリニア駆動装置は、振動を発生する圧電素子を有する振動子と、振動子に対向して接触する摩擦部材と、振動子を摩擦部材に付勢し、振動子と共に所定の移動方向に移動可能な主加圧手段と、摩擦部材に対して移動方向に移動可能な移動部材と、振動子と移動部材とを結合して、振動子と移動部材を同期して移動する結合部材と、移動部材を移動方向に案内する第1の案内手段及び第2の案内手段と、移動部材と共に移動方向に移動可能な補助移動部材と、一端が移動部材に他端が補助移動部材に作用し、移動部材と共に移動方向に移動可能な補助加圧手段と、補助移動部材を移動方向に案内する第3の案内手段と、から構成される振動波モータと、移動方向に移動可能な被駆動体と、被駆動体に支持され、移動部材の当接部位と当接し、振動波モータと被駆動体とを同期して移動させる伝達部材と、伝達部材と当接部位との間に付勢力を付与する付勢部材と、を備える、リニア駆動装置において、移動部材が第1の案内手段から受ける第1の垂直抗力と、移動部材が第2の案内手段から受ける第2の垂直抗力とは、方向が平行で向きが反対であることを特徴としている。
本発明によれば、被駆動体に支持された伝達部材の付勢力が変化しても振動波モータの駆動力が変化しないリニア駆動装置及び光学装置を提供することができる。
(A)本発明の実施形態の振動波モータ20を用いたリニア駆動装置の分解斜視図である。(B)リニア駆動装置の斜視図である。 (A)、(B)本発明の実施形態のリニア駆動装置の伝達部材18と付勢部材19の斜視図である。(C)当接部分の拡大図である。(D)当接部分の断面図である。 (A)〜(D)本発明の実施形態のリニア駆動装置の振動波モータ20に伝達部材18と付勢部材19とが組み付けられた図である。 (A)〜(D)本発明の実施形態のリニア駆動装置の振動波モータ20の分解斜視図である。 (A)〜(D)本発明の第1の実施例の構成を示す図である。 (A)〜(C)本発明の第1の実施例の構成における力の作用を示す図である。(D)〜(F)従来の構成における力の作用を示す図である。(G)第1の実施例と従来の構成の比較図である。 (A)、(B)本発明の第2の実施例の構成を示す図である。 (A)、(B)本発明の第3の実施例の構成を示す図である。
以下、本発明の振動波モータ(超音波モータ)20を用いたリニア駆動装置の構成について図面を用いて説明する。なお、振動波モータ20の振動子1の移動方向をX方向とし、振動子1の接触力Fpの方向をZ方向、X及びZ方向に直角な方向をY方向とする。全ての図面に関して、XYZの方向を上記のように定義する。
まず、本実施形態の振動波モータ20を用いたリニア駆動装置について説明する。図1(A)は、振動波モータ20を用いたリニア駆動装置をZ方向に分解した分解斜視図であり、図1(B)は、組み立てられたリニア駆動装置の図である。被駆動体17は、駆動対象である撮影装置等に用いられる光学素子を保持する保持部材であると共に案内軸16に案内される。そして、振動波モータ20の移動部材11が移動方向Xに移動可能となっており、振動波モータ20の駆動力が出力されることによって、移動部材11と共に移動部材11に伝達部材18を介して連結された被駆動体17が駆動される。ここで光学素子とは、フォーカスレンズ等のレンズ全般を意味するが、プリズムやミラーであってもよい。本実施形態では、被駆動体17が撮影装置に用いられる光学素子を保持する保持部材であるリニア駆動装置を用いた光学装置を示したが、被駆動体17は、光学素子を保持する保持部材以外にも適用可能である。
伝達部材18は、被駆動体17の支持部17aに支持され、移動部材11の当接部位11dに当接するように付勢部材19と共に組み付けられ、振動波モータ20の移動部材11と被駆動体17とを同期して移動させる。振動波モータ20を用いたリニア駆動装置は、図1(B)に示す状態で、駆動源である後述の振動子1の駆動力が結合部材3、移動部材11、当接部位11d、伝達部材18、被駆動体17の順に伝達され、被駆動体17がX方向に往復移動される。
図2(A)、(B)は、伝達部材18と付勢部材19の斜視図であって、図2(A)はZ方向上方から、図2(B)はZ方向下方から見た図である。図2(C)、(D)は、伝達部材18が移動部材11の当接部位11dに当接する当接部分の拡大図であって、図2(C)はZ方向から見た投影図、図2(D)は図2(C)の破断線IID−IIDにおける断面図である。伝達部材18は、上記の被駆動体17の支持部17aに支持され、移動部材11の当接部位11dと当接し、移動部材11と被駆動体17とを同期して移動させる。伝達部材18は凹部18aを有し、凹部18aは、当接部位11dと付勢接触する構成になっている。
本実施形態では、伝達部材18は軸18bを中心に支持部17aに回動自由に支持されるが、直線的に移動自由に支持される構成も選択可能である。又、本実施形態では、伝達部材18側に凹形状が当接部位11d側に凸形状が形成されるが、凹凸の関係を逆とする構成も選択可能である。
付勢部材19は、ねじりコイルばねであって伝達部材18に付勢力Frを付与し、この付勢力Frは伝達部材18と当接部位11dの間に作用する。本実施形態では、付勢部材19は、ねじりコイルばねとなっているが付勢力Frを付与できれば、圧縮ばね、引張ばね、又は、板ばねも選択可能である。
図2(C)において、付勢部材19による付勢力Frの分布荷重の領域は、凹部18aの断面が略V字形状になっているので(図2(D)参照)、図示のM1、M2の2か所であり、分布荷重の荷重中心Bはその中点になる。本実施形態では、分布荷重の領域が2か所の例を示したが、伝達部材18と当接部位11dの形状に応じて分布荷重の領域の数が変化しても、分布荷重の荷重中心Bを同様に考えることができる。
次に、本実施形態のリニア駆動装置に用いられる振動波モータ20が被駆動体17に駆動力を伝達する部分について説明する。図3(A)は、振動波モータ20に伝達部材18が組み付けられて、付勢部材19によって付勢されている状態の平面図を示す。図3(B)は正面図、図3(C)は図3(A)の破断線IIIC−IIICにおける断面図、図3(D)は斜視図である。
図3(A)において、後述する振動子1と摩擦部材2の間の接触力Fpの分布荷重の領域は、振動子1の突起部1bの範囲となる。従って、接触力Fpの分布荷重の領域は、N1、N2の2か所存在し、それらの荷重中心Aは分布荷重の中点になる。本実施形態では、分布荷重の領域が2か所の例を示したが、振動子1の突起部1bの個数に応じて領域の数が変化しても、分布荷重の荷重中心Aを同様に考えることができる。
図3(D)には、接触力Fp及び付勢力Frの作用状態が示されている。なお、図示されている接触力Fpと付勢力Frの相対的な位置関係のずれは、誇張して示されている。仮に接触力Fpの荷重中心Aと付勢力Frの荷重中心Bとが略一致していれば、移動方向Xに略直交するY方向の軸周りの偶力V1は0とすることができる。同様に、移動方向Xの軸周りの偶力V2も0とすることができる。
次に、本発明の実施形態のリニア駆動装置に用いられる振動波モータ20の構成について説明する。図4(A)、(B)は、振動波モータ20の分解斜視図であり、図4(A)はZ方向上方から、図4(B)はZ方向下方から見た図である。図4(C)、(D)は、振動子1と結合部材3の結合構成を拡大した分解斜視図である。
振動子1は、板部1aと2つの突起部1bと圧電素子1cとから構成される。板部1aと突起部1bとは、一体的に成形する構成、又は別部材を貼り付ける構成が可能である。又、圧電素子1cは、所定の領域が分極され、板部1aに貼り付けられている。圧電素子1cには、図示されていない給電手段によって、高周波電圧が印加されることにより、超音波領域の振動数の振動(超音波振動)が発生する。この振動により振動子1から駆動力を得る原理については、特許文献1に記載のとおりであるので、ここでの記載は省略する。本実施形態では、突起部1bを2つ有する形態が示されているが、突起部1bの数は、所望の駆動力が得られる範囲で任意に選択可能である。そして、振動子1は、図示のX方向に往復移動が可能である。
摩擦部材2は、振動子1に対向して配置され2つの突起部1bと接触し、後述の固定部材6に固定される。本実施形態では、摩擦部材2の形状を板状とするが、その形状は丸棒等の形状も選択可能であり、又、摩擦部材2の材質も剛性や表面性状等の機械的特性を満足する範囲で、金属やセラミック等の材質も選択可能である。
フエルト7は、振動子1の振動を減衰させないために振動子1の上面に接触するように設けられている。加圧板8は、フエルト7を介して振動子1を均一に加圧するためにフエルト7の上面に接触するように設けられている。ばね9は、主加圧手段を構成する弾性部材であって、上端が後述の移動部材11に、下端が加圧板8に当接すると共に、振動子1を摩擦部材2に付勢するように作用しており、振動子1と共に移動方向Xに移動可能である。
移動部材11は、摩擦部材2に対して移動方向Xに移動可能である。又、移動部材11は、後述する第1の案内手段4と嵌合する孔の形状をした摺動部位11a、11bと、第2の案内手段5と嵌合する孔の形状をした摺動部位11cと、伝達部材18が当接する当接部位11dとを有している。摺動部位11a、11b、11c及び当接部位11dは、移動部材11に一体的に成形する構成、又は別部材として組み付ける構成が選択可能である。
結合部材3は、第1固定部3aによって振動子1を固定する一方、第2固定部3bによって移動部材11に固定されることによって、振動子1と移動部材11とを結合する。この結合によって振動子1と移動部材11とを同期して移動させることができる。結合部材3は、振動子1と摩擦部材2の接触力Fpを阻害することがないようにZ方向には剛性が低く、振動子1と移動部材11が同期して移動できるようにX方向には剛性が高い特性になっている。更に、第1固定部3aにより振動子1を固定する際に、結合部材3が振動子1の振動を阻害することがないように、振動子1の振動の節又は節に準じて振動の小さい部分に、図示されていない接着又は溶接等の方法によって振動子1を固定する。又、第2固定部3bにより移動部材11に固定される際に、結合部材3は図示されていない接着、溶接、又はビス締結等の方法で固定される。本実施形態では、結合部材3を枠状の形状をした1つの部材で構成した形態であるが、上記の剛性の特性を満足する範囲で、複数の部材から構成することや任意の材料、形状を選択することが可能である。
第1の案内手段4と第2の案内手段5は、移動部材11を移動方向Xに摺動案内する丸棒である。第1の案内手段4は移動部材11の摺動部位11a、11bに嵌合し、第2の案内手段5は移動部材11の摺動部位11cに嵌合する。このような摺動構造にすることによって転動ボール等を設けることを要しない案内構造とすることができる。本実施形態では、丸棒であるが角棒や板材でも摺動部位11a、11b、11cの形状を対応させれば選択可能である。
補助移動部材13は、移動部材11に形成されたZ方向に延在する2つの突起11e、11fに遊嵌し、移動部材11に対してZ方向には自由に移動できるがX方向には拘束されるように支持される。この構成により補助移動部材13は、移動部材11と共に移動方向Xに移動可能である。
補助ばね12は、補助加圧手段を構成する弾性部材であって、移動部材11に形成されたZ方向に延在する2つの突起11e、11fに係合し、一端は移動部材11に、他端は補助移動部材13に作用し、移動部材11と共に移動方向Xに移動可能である。本実施形態では、補助ばね12を圧縮ばねとするが、引張ばね又は板ばね若しくは磁力を生じる磁石でも後述する所望の作用力が生じれば選択可能である。
固定部材6は、図示されていない固定支持部に支持され、図示のX1方向に組み立てられ、第1の案内手段4と第2の案内手段5をそれぞれの固定孔6aで保持する。更に固定部材6には、摩擦部材2がビスで締結固定される。しかしながら、第1の案内手段4及び第2の案内手段5の保持方法並びに摩擦部材2の固定方法は、任意の方法が選択可能である。
(第1の実施例)
次に、本発明の第1の実施例のリニア駆動装置の振動波モータ20について、その特徴的な構成を説明する。第1の実施例では、振動波モータ20が補助移動部材13に回転可能に支持されると共に、後述の第3の案内手段15と接触し、補助移動部材13と共に移動方向Xに移動可能であるローラ14を有する。第3の案内手段15は、ローラ14と接触しながら補助移動部材13を移動方向Xに案内するレール状の板部材であり、摩擦部材2とは逆側にZ方向からビスで固定部材6に締結固定される。補助移動部材13は移動部材11と同期して移動するにあたり、ローラ14が回転しながら移動する。本実施例では、第3の案内手段15を板部材とするが、丸棒等のその他の形状も選択可能である。
次に、本発明の第1の実施例のリニア駆動装置の振動波モータ20の内部で発生する摺動負荷(以下、内部負荷と称する。)について説明する。この内部負荷が大きいとその分だけ振動波モータ20が出力する駆動力が低下する。以下、この内部負荷は、後述の第1、第2、第3の内部負荷の合計であること、及び、所定の条件を満たすと内部負荷は伝達部材18の付勢力Frに依存しないことを説明する。
まず、第1の案内手段4において生じる第1の内部負荷と第2の案内手段5において生じる第2の内部負荷について説明する。図5(A)は、図3(C)を時計回りに90度回転して示した断面図である。振動子1、フエルト7、移動部材11、伝達部材18、付勢部材19、ばね9、補助ばね12、補助移動部材13、ローラ14がX方向に移動する部材群である。又、摩擦部材2、第1の案内手段4、第2の案内手段5、第3の案内手段15が固定された部材群である。
図5(A)において、それぞれの矢印は移動部材11に作用する外力を示している。外力は、ばね9上端から受ける力(振動子1と摩擦部材2の間の接触力Fpと絶対値が等しい)を主加圧力Fb、伝達部材18から受ける力を付勢力Fr、補助ばね12からの力を補助加圧力Fsとする。更に、第1の案内手段4から受ける力を第1の垂直抗力F1、第2の案内手段5から受ける力を第2の垂直抗力F2とする。なお、それぞれ図示の外力の向きが正の値の向きを示しており、逆向きが負の値の向きを示す。ここで、ばね9の上端から受ける力である主加圧力Fbについては、弾性部材を複数用いて加圧する場合やレバーを用いて加圧する場合も考えられる。しかしながら、弾性部材を複数用いる場合でもそれらの合力は、振動子1と摩擦部材2との間の接触力Fpの分布荷重の荷重中心Aと一致しているはずであるから、その分布荷重の合計が分布荷重の荷重中心Aに作用する力として表されている。又、伝達部材18から受ける付勢力Frについては、移動部材11の当接部位11dが複数の点で付勢されているので、その分布荷重の合計が分布荷重の荷重中心Bに作用する力として表している。又、補助ばね12は本実施例の場合では2つ設けられており、2つの補助ばね12の合計の力を補助加圧力Fsとしている。
ここで、第1の案内手段4において生じる第1の内部負荷は、第1の垂直抗力F1と摩擦係数μの積であり、同様に第2の案内手段5において生じる第2の内部負荷は、第2の垂直抗力F2と摩擦係数μの積である。すなわち、第1の内部負荷と第2の内部負荷はそれぞれ、μ|F1|とμ|F2|である。(|F1|はF1の絶対値を示す。)
以下、第1の内部負荷と第2の内部負荷の和であるμ|F1|+μ|F2|を一般式で計算する。図5(B)は移動部材11に作用する外力を模式的に示した図であって、移動部材11を線分によって模式的に示すと共に、第1の案内手段4の位置をP1、第2の案内手段5の位置をP2で示している。又、図5(A)では付勢力Frと主加圧力Fb、補助加圧力Fsと第1の垂直抗力F1は、Y方向においてほぼ同じ位置に作用しているように図示されているが、図5(B)では一般式で計算するために、これらの力のY方向の位置をずらして図示している。図5(B)において、主加圧力Fbの作用する点P0を中心として、付勢力Fr、補助加圧力Fs、第1の垂直抗力F1、第2の垂直抗力F2の作用力の腕の長さをそれぞれLr、Ls、L1、L2としている。
ここで、点P2回りのモーメントの釣り合いの式は、
(L1+L2)×F1+L2×Fb=(L2−Lr)×Fr+(L2+Ls)×Fs
である。これを第1の垂直抗力F1について解くと、
F1=[(L2−Lr)×Fr+(L2+Ls)×Fs−L2×Fb]/(L1+L2)
となる。同様に点P1回りのモーメントの釣り合いの式は、
(L1+L2)×F2+(L1+Lr)×Fr=L1×Fb+(Ls−L1)×Fs
である。これを第2の垂直抗力F2について解くと、
F2=[−(L1+Lr)×Fr+L1×Fb+(Ls−L1)×Fs]/(L1+L2)
となる。
ここで、第1の垂直抗力F1と第2の垂直抗力F2の正負が一致している場合は、
μ|F1|+μ|F2|=μ|F1+F2|=
μ|[(L2−L1−2Lr)×Fr+(L2−L1+2Ls)×Fs+(L1−L2)×Fb]/(L1+L2)|(以下、式1とする)
となる。更にL1=L2、Lr=0とすると、
μ|F1|+μ|F2|=μ|F1+F2|=μ|(2Ls×Fs)/(L1+L2)|
となって、第1の内部負荷と第2の内部負荷との和は、補助加圧力Fsに依存し、付勢力Frと主加圧力Fbに依存しない。
なお、第1の垂直抗力F1と第2の垂直抗力F2の正負が一致していない場合は、
μ|F1|+μ|F2|=μ(|F1|+|F2|)=μ|F1−F2|=
μ|[(L2+L1)×Fr+(L2+L1)×Fs−(L2+L1)×Fb]/(L1+L2)|
となって、第1の内部負荷と第2の内部負荷との和は、補助加圧力Fsと付勢力Frと主加圧力Fbの全てに依存する。
従って、第1の内部負荷と第2の内部負荷の和であるμ|F1|+μ|F2|は、以下の3つ条件が満たされた場合に、補助加圧力Fsにのみ依存し、付勢力Frと主加圧力Fbに依存しない。
条件1:F1とF2の正負が一致
条件2:L1=L2
条件3:Lr=0
条件1は、図5(B)のように、移動部材11が第1の案内手段4から受ける第1の垂直抗力F1の方向と、移動部材11が第2の案内手段5から受ける第2の垂直抗力F2の方向が平行で、向きが反対であることを意味する。条件2は、第1の垂直抗力F1の作用点と荷重中心Aの方向Yの距離L1と、第2の垂直抗力F2の作用点と荷重中心Aの方向Yの距離L2が等しいことを意味する。又、振動子1に作用する外力のつり合いを考慮すると、接触力Fpの分布荷重の荷重中心Aと主加圧力Fbの作用する点は接触力Fpの方向Zと移動方向Xのいずれも直交する方向Yに関して一致しているはずである。従って、条件3は、振動子1と摩擦部材2の間の接触力Fpの分布荷重の荷重中心Aと伝達部材18と当接部位11dの間の付勢力Frの分布荷重の荷重中心Bが、接触力Fpの方向Zと移動方向Xのいずれも直交する方向Yに関して一致していることを意味する。
次に、第3の案内手段15において生じる第3の内部負荷Foについて説明する。図5(C)は図3(B)の移動部材11等の移動する部材群の拡大図であり、図5(D)は補助移動部材13、ローラ14及び第3の案内手段15を示した部分拡大図である。なお、図5(A)に示すとおり本実施例の場合、補助ばね12は2つ設けられており、それぞれが補助加圧力Fsa、補助加圧力Fsbを発生し、その合計を補助加圧力Fsとしている。又、図5(D)に示すとおり、ローラ14の外周半径Ro、外周で生じる摩擦力である第3の内部負荷Fo、ローラ14の回転中心軸の軸半径Ri、回転中心軸で生じる中心摩擦力Fi、補助加圧力Fsの反力Fsrとする。ここで、第3の案内手段15において生じる内部負荷を第3の内部負荷Foとし、第3の内部負荷Foはローラ14のモーメントを考慮すると、
Fo=Fi×(Ro/Ri)=μFsr×(Ro/Ri)
となる。従って、第3の内部負荷Foは、常に反力Fsr(補助加圧力Fsと絶対値が等しい)に依存し、付勢力Frと主加圧力Fbに依存しない。
以上説明したとおり、前述の条件1〜3が満たされた場合に、内部負荷は
μ|F1|+μ|F2|+|Fo|=μ[|(2Ls×Fs)/(L1+L2)|+|Fs×(Ro/Ri)|]
となり、全体として補助加圧力Fsに依存し、付勢力Frと主加圧力Fbに依存しない。
以下、上記の結果を簡単な数値で具体的に説明する。図6(A)〜(C)は図5(B)と同様な模式図である。図6(A)〜(C)に共通な数値として、主加圧力Fb=10、補助加圧力Fs=5、腕の長さをそれぞれL1=L2=Ls、Lr=0、半径比Ro/Ri=1/5を設定する。図6(A)〜(C)のそれぞれに固有の数値として、図6(A)では付勢力Fr=2、図6(B)では付勢力Fr=4、図6(C)では付勢力Fr=6を設定する。このような設定で第1の垂直抗力F1と第2の垂直抗力F2を計算すると、図6(A)でF1=5、F2=4、図6(B)でF1=2、F2=3、図6(C)でF1=3、F2=2となり、|F1+F2|は付勢力Frに依存せず一定(値5)である。又、Fo=μFs×(Ro/Ri)=μ×5×(1/5)=μである。従って、図6(A)〜(C)では内部負荷はμ|F1|+μ|F2|+|Fo|=6μとなる。
ここで、補助ばね12を備えていない従来の構成の場合を具体的な数値を代入して図6(D)〜(F)を用いて説明する。図6(D)〜(F)は図6(A)〜(C)と同様な模式図である。図6(D)〜(F)に共通な数値として、主加圧力Fb=10、補助加圧力Fs=0、腕の長さをそれぞれL1=L2=Ls、Lr=0を設定する。図6(D)〜(F)のそれぞれに固有の数値として、図6(D)では付勢力Fr=2、図6(E)では付勢力Fr=4、図6(f)では付勢力Fr=6を設定する。なお、補助加圧力Fs=0となるのは、補助ばね12を備えていないためである。このような設定で第1の垂直抗力F1と第2の垂直抗力F2を計算すると、図6(D)では、F1=F2=4、図6(E)ではF1=F2=3、図6(F)ではF1=F2=2となって、|F1+F2|はFrに依存して変化する。従って、図6(D)〜(F)では内部負荷(μ|F1|+μ|F2|)は、それぞれ8μ、6μ、4μとなる。なお、補助ばね12と補助移動部材13に相当する部材を備えていないので|Fo|に相当する項が0となる。
図6(G)は、上記の結果をグラフ化したものであって、実線が図6(A)〜(C)に示した本発明の第1の実施例の結果、破線が図6(D)〜(F)に示した従来の構成の結果である。このように、従来の構成では、内部負荷が伝達部材18の付勢力Frに依存して変化するところ、本発明の第1の実施例では内部負荷が伝達部材18の付勢力Frに依存せず、ほぼ一定の値(従来の構成の中間の値である6μ)となっている。
振動波モータ20は様々なリニア駆動装置に適用されるので、リニア駆動装置ごとに伝達部材18の付勢力Frは異なる場合がある。これはリニア駆動装置ごとに要求される速度、被駆動体17の質量等の動特性、周波数特性及び停止時の整定時間等の制御特性が異なるからである。リニア駆動装置ごとにその動特性や制御特性に合わせて付勢力Frが変化したときに、振動波モータ20の内部負荷が変化し、振動波モータ20から得る駆動力が変化してしまうと、リニア駆動装置の動特性や制御特性に影響を与えてしまうおそれがある。しかしながら、リニア駆動装置ごとにその動特性や制御特性に合わせて付勢力Frが変化しても、第1の実施例のリニア駆動装置の振動波モータ20では、内部負荷が変化しないので、振動波モータ20から得る駆動力が一定となる。第1の実施例のリニア駆動装置の振動波モータ20の構成は、リニア駆動装置の動特性や制御特性に影響がなく、リニア駆動装置として、メリットとなる。
ここで従来技術である特許文献1のリニア駆動装置の振動波モータでは、移動部材が転動部材による案内方法が採用されているので、付勢力Frを変化させても内部負荷は0で一定である。しかしながら、転動部材による案内方法では、摺動案内とした本発明の第1の実施例のリニア駆動装置の振動波モータ20のように小型化と簡素化を図ることはできない。
以上説明したとおり、本発明の第1の実施例によれば、移動部材11の案内方法を摺動案内とした振動波モータ20において、被駆動体17に支持された伝達部材18の付勢力Frが変化しても駆動力が変化しないリニア駆動装置を提供することができる。更に、前述の条件2(L1=L2)と条件3(Lr=0)については、これらの条件を厳密に満たすと、本発明の効果が最も大きい。なお、L1とL2が略等しく、Lrが略0であれば、前述の式1におけるFrの係数がほぼ0になるので、被駆動体17に支持された伝達部材18の付勢力Frが変化しても振動波モータ20の駆動力の変化を微小にすることができる。
(第2の実施例)
図7(A)、(B)は、本発明の第2の実施例を示す断面図であり、第1の実施例の図5(A)に相当する。第1の実施例では、補助ばね12が第1の案内手段4のほぼ真上に位置しており、前述の条件1〜3を満たせば補助ばね12の加圧力や作用点によらず、本発明の効果が得られる。これに対して、図7(A)では、補助ばね12の作用点が第1の案内手段4に対して図の左側に、図7(B)では補助ばね12の作用点が第1の案内手段4に対して図の右側にそれぞれずれており、この構成が本発明の第2の実施例の特徴となっている。
第2の実施例の構成であっても、被駆動体17に支持された伝達部材18の付勢力Frが変化しても駆動力が変化しない振動波モータ20を備えたリニア駆動装置を提供することができる。なお、前述の条件1〜3を満たせば、補助ばね12の加圧力や作用点によらず、本発明の効果がえられるので、補助ばね12の数や作用する方向についても、前述の条件1〜3を満たす範囲で任意に設定しても同様の効果を得ることができる。
(第3の実施例)
図8(A)、(B)は、本発明の第3の実施例を示しており、それぞれ図5(A)、図5(C)に相当する図である。第1の実施例は、補助移動部材13にローラ14を設けており、ローラ14を用いることで第3の内部負荷を軽減させる効果が得られる。これに対して、第3の実施例ではローラ14を備えず、その代わりとして補助移動部材33の摺動部位33aが第3の案内手段15に対して直接摺動している。このような構成の場合、ローラ14を設けるより第3の内部負荷Fo’は大きくなるが、装置が簡素化でき、かつ、付勢力Frが変化しても内部負荷は変化しないという効果は得られる。なお、補助移動部材33の摺動部位33aと第3の案内手段15との間に摩擦軽減シート等を設ければ、第3の内部負荷の増大を抑制することができる。
第3の実施例の構成であっても、被駆動体17に支持された伝達部材18の付勢力Frが変化しても駆動力が変化しない振動波モータ20を備えたリニア駆動装置を提供することができる。
1 振動子
1c 圧電素子
2 摩擦部材
3 結合部材
4 第1の案内手段
5 第2の案内手段
9 ばね(主加圧手段)
11 移動部材
11d 当接部位
12 補助ばね(補助加圧手段)
13 補助移動部材
14 ローラ
15 第3の案内手段
17 被駆動体
18 伝達部材
19 付勢部材
20 振動波モータ
A、B 荷重中心
F1 第1の垂直抗力
F2 第2の垂直抗力
Fb 主加圧力
Fp 接触力
Fr 付勢力
Fs 補助加圧力

Claims (6)

  1. 振動を発生する圧電素子を有する振動子と、
    前記振動子に対向して接触する摩擦部材と、
    前記振動子を前記摩擦部材に付勢し、前記振動子と共に所定の移動方向に移動可能な主加圧手段と、
    前記摩擦部材に対して前記移動方向に移動可能な移動部材と、
    前記振動子と前記移動部材とを結合して、前記振動子と前記移動部材を同期して移動する結合部材と、
    前記移動部材を前記移動方向に案内する第1の案内手段及び第2の案内手段と、
    前記移動部材と共に前記移動方向に移動可能な補助移動部材と、
    一端が前記移動部材に他端が前記補助移動部材に作用し、前記移動部材と共に前記移動方向に移動可能な補助加圧手段と、
    前記補助移動部材を前記移動方向に案内する第3の案内手段と、
    から構成される振動波モータと、
    前記移動方向に移動可能な被駆動体と、
    前記被駆動体に支持され、前記移動部材の当接部位と当接し、前記振動波モータと前記被駆動体とを同期して移動させる伝達部材と、
    前記伝達部材と前記当接部位との間に付勢力を付与する付勢部材と、
    を備える、リニア駆動装置において、
    前記移動部材が前記第1の案内手段から受ける第1の垂直抗力と、前記移動部材が前記第2の案内手段から受ける第2の垂直抗力とは、方向が平行で向きが反対であることを特徴とする、リニア駆動装置。
  2. 前記振動子と前記摩擦部材の間の接触力の分布荷重の荷重中心と前記伝達部材と前記当接部位の間の前記付勢力の分布荷重の荷重中心が、前記接触力の方向と前記移動方向のいずれも直交する方向に関して略一致していることを特徴とする、請求項1に記載のリニア駆動装置。
  3. 前記移動部材が前記第1の案内手段から受ける前記第1の垂直抗力の作用点と前記振動子と前記摩擦部材の間の接触力の分布荷重の荷重中心の方向の距離及び、前記移動部材が前記第2の案内手段から受ける前記第2の垂直抗力の作用点と前記荷重中心の前記方向の距離が略等しいことを特徴とする、請求項1又は2に記載のリニア駆動装置。
  4. 前記補助移動部材に回転可能に支持され、前記第3の案内手段と接触し、前記補助移動部材と共に前記移動方向に移動可能なローラを有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のリニア駆動装置。
  5. 前記振動波モータは、超音波領域の周波数の振動を発生する超音波モータであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のリニア駆動装置。
  6. 前記被駆動体は、光学素子を保持する保持部材であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のリニア駆動装置を用いた光学装置。
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