JP2018174436A - 機能実行装置、機能実行方法および機能実行プログラム - Google Patents

機能実行装置、機能実行方法および機能実行プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ショートカットボタンに対応付けられているショートカットの内容を容易に知ることができるようにする。【解決手段】ショートカットボタン51が操作されると、そのショートカットボタンに対応付けられているショートカットが実行される。ショートカットは、複数の機能のうち、原稿の画像を読み取らせる読取処理を含む特定の機能を、予め設定された特定の実行条件に従って実行させるように構成された機能である。ショートカットボタン51には、対応する特定の機能を示すデフォルト画像51bを含むショートカットアイコン51が含まれる。ショートカットが実行されると、ショートカットアイコン51が、ショートカット実行時に読み取られた原稿の画像の少なくとも一部を含む内容に更新される。【選択図】図2

Description

本発明は、機能が対応付けられたボタンを表示させてそのボタンが選択された場合に対応する機能を実行する技術に関する。
特定の機能を特定の実行条件で実行させるショートカットをショートカットボタンに対応付けておき、そのショートカットボタンが選択された場合に対応するショートカットを実行させるように構成された機能実行装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ショートカットボタンにどのような機能が対応付けられているのかをユーザに知らせるための技術として、一般に、ショートカットボタンに、対応する機能を示す画像を付加する技術が知られている。具体的に、対応する機能が例えばコピー機能であれば、コピー機能を示す特定の画像を付加する、という技術である。
特開2009−104340号公報
しかし、機能を示す画像は、あくまでも、どのような機能のショートカットであるかを示すにすぎない。そのため、ユーザは、ショートカットボタンを見ても、どの機能のショートカットであるかは認識できるものの、その機能が具体的にどのような実行条件で実行されるように設定されているのかについては、ショートカットボタンを見ただけではわからない。
そのため、ユーザは、通常、どのショートカットボタンにどのような実行条件のショートカットが対応付けられているのか、換言すれば自身が実行させたいショートカットがどのショートカットボタンに対応付けられているのかを記憶しておく必要があり、ユーザにとって使い勝手が良いとはいえない。また、記憶したとしても、使用しない状態が長期間続くと、どのショートカットが対応付けられているのかを忘れてしまう可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、ショートカットボタンに対応付けられているショートカットの内容を容易に知ることができるようにすることを目的とする。
本発明の機能実行装置は、表示部と、入力部と、原稿の画像を読み取り可能な読取部と、制御部とを備える。制御部は、ボタン表示処理を実行する。ボタン表示処理は、特定のショートカットが対応付けられたショートカットボタンを表示部に表示させる処理である。
ショートカットは、複数の機能のうち、読取部に原稿の画像を読み取らせる読取処理を含む特定の機能を、予め設定された特定の実行条件に従って実行させるように構成された機能である。ショートカットボタンは、ショートカットアイコンを含む。ショートカットアイコンは、対応するショートカットにおける実行対象の特定の機能を示すデフォルト画像を含む。
制御部は、さらに、ショートカット処理と、更新処理とを実行する。ショートカット処理は、ショートカットボタンに対して入力部を介して特定の実行操作が受け付けられた場合、ショートカットボタンに対応付けられているショートカットを実行する処理である。更新処理は、ショートカット処理により実行されたショートカットのショートカットボタンに含まれるショートカットアイコンを、対応するデフォルト画像の少なくとも一部、及びショートカット処理により読み取られた原稿の画像の少なくとも一部である読取結果画像、を含む内容に更新する処理である。
このような構成によれば、読取処理を含むショートカットが実行された場合、実際に読み取られた画像の少なくとも一部が、ショーカットボタン内のショートカットアイコンに含まれる。そのため、ユーザは、ショートカットを一度実行させた後は、ショートカットボタンに表示されているショートカットアイコンを見ることで、そのショートカットボタンがどの機能のショートカットであるのかを知ることができるのに加えて、具体的にどのような実行条件が登録されたショートカットであるのかについても容易に知ることが可能となる。
実施形態の画像処理装置の構成を示すブロック図である。 ショートカット実行時の画面遷移例を示す説明図である。 サムネイル保存方法を設定する際の画面遷移例を示す説明図である。 サムネイルを含むショートカットボタンに対して、異なる2種類の指示操作が行われた場合の各々の画面遷移例を示す説明図である。 ショートカット登録処理を示すフローチャートである。 図5におけるS150の更新タイミング設定処理を示すフローチャートである。 ショートカット画面処理を示すフローチャートである。 図7におけるS440の登録機能制御処理を示すフローチャートの一部である。 図7におけるS440の登録機能制御処理を示すフローチャートの一部(図8の続き)である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[1.実施形態]
(1−1)画像処理装置の構成
図1に示す実施形態の画像処理装置10は、原稿の画像を読み取ってその読み取った画像の画像データを生成するスキャン機能、記録紙への画像の印刷を行う印刷機能、スキャン機能により読み取った画像を印刷機能により記録紙に印刷するコピー機能、ファクシミリデータの送受信を行うファクス機能などの、複数の機能を備えている。
画像処理装置10は、図1に示すように、制御部11と、記憶部12と、表示部13と、入力部14と、読取部15と、印刷部16と、メディアインタフェース部17と、第1通信部18と、第2通信部19とを備え、これらがバス20を介して相互に接続されている。なお、メディアインタフェース部のことを、以下「メディアI/F」と略称する。
制御部11はCPUを有する。記憶部12は、例えばROM、RAM、NVRAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリを有する。即ち、画像処理装置10は、CPU及び半導体メモリを含むマイクロコンピュータを備えている。
制御部11は、非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより各種機能を実現する。本実施形態では、記憶部12が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。なお、制御部11により実現される各種機能は、プログラムの実行によって実現することに限るものではなく、その一部又は全部について、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現してもよい。
記憶部12には、各種データやプログラム等が記憶されている。記憶部12に記憶されているプログラムには、後述する図5のショートカット登録処理のプログラム、及び後述する図7のショートカット画面処理のプログラムが含まれる。
表示部13は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの、画像を表示可能な表示デバイスを有する。入力部14は、各種入力操作を受け付けるための入力用デバイスを有する。入力部14が有する入力用デバイスには、タッチパネル14aが含まれる。タッチパネル14aは、表示部13の表示デバイスにおける画像が表示される画像表示領域に配置される。
タッチパネル14aは、表示部13の画像表示領域に対する、指示体による接触又は近接による指示操作を検出可能である。即ち、タッチパネル14aは、表示部13の画像表示領域に対して指示体による指示操作が行われている場合に、その指示操作が行われている位置である指示位置を示す位置情報を出力可能に構成されている。本実施形態のタッチパネル14aは、指示体により指示操作が行われている間、位置情報を連続的又は周期的に出力するよう構成されている。
なお、タッチパネル14aは、指示操作として接触のみ検出可能な構成であってもよいし、近接のみ検出可能な構成であってもよいし、接触及び近接の両方を検出可能な構成であってもよい。指示操作を行うことが可能な指示体の具体的態様は種々考えられ、例えば、指先であってもよいし、スタイラスペンなどの特定の指示用デバイスであってもよい。
制御部11は、タッチパネル14aから出力される位置情報を取得し、その取得した位置情報に基づいて、指示体の指示操作の有無、指示操作が行われている場合における指示位置、指示操作が行われている場合における指示体による少なくとも一種類の特定の操作を検出することができる。制御部11が検出可能な特定の操作としては、少なくとも、指示体により指示操作が行われた後、同じ位置で指示体が離れる操作であるタップ操作がある。
読取部15は、イメージセンサを備え、原稿の画像を読み取り、読み取った画像の画像データを生成する。印刷部16は、インクジェット技術や電子写真技術の印刷機構を有し、シート状の記録紙に、画像データに基づく画像を印刷することが可能である。
メディアI/F17は、例えばUSBフラッシュメモリなどの、各種の記憶メディアが装着されるインタフェース部であり、装着された記憶メディアに対するデータの書き込み及び読み出しを制御する。
第1通信部18は、画像処理装置10をデータ通信用のネットワークに接続するための通信インタフェースである。第1通信部18は、例えば、有線LAN、無線LAN、インターネットなどの各種ネットワークの少なくとも1つに接続可能であってもよい。画像処理装置10は、第1通信部18を介して、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などの各種情報処理装置と有線又は無線にてデータ通信可能であってもよい。また、画像処理装置10は、第1通信部18を介してインターネットに接続し、インターネットを介して、他の各種サーバや各種情報処理装置などとデータ通信可能であってもよい。
第2通信部19は、通信回線150を通じて外部機器と通信を行うためのインタフェース部である。第2通信部19に接続される通信回線150は、本実施形態では例えば公衆電話網である。ファクス機能におけるファクシミリデータの送受信は、基本的には、第2通信部19を介して行われる。
(1−2)ショートカットの説明
画像処理装置10に電源が投入されて制御部11が起動すると、制御部11は、表示部13に待機画面を表示させる。待機画面は、ユーザが画像処理装置10を利用して各種機能を実行させる際の起点となる画面である。待機画面に対して、ショートカット画面を表示させるための特定の操作が行われると、表示部13には、図2の左上に例示するようなショートカット画面30が表示される。
ショートカット画面30は、いわゆるタブ形式の画面であり、複数のタブ31〜33のうち選択状態にされている何れか1つのタブに対応したタブ画面を含む。複数のタブ31〜33にはそれぞれ個別にタブ画面が対応付けられており、ショートカット画面30には、選択状態にされているタブに対応したタブ画面が表示される。なお、本実施形態のショートカット画面30は、3つのタブ31〜33を有する。
各タブに対応付けられている各タブ画面は、いずれも、複数のボタンが配列された画面である。本実施形態では、タブ毎に6個のボタンが表示される。ショートカット画面30に表示されるボタンは、基本的には、ショートカットボタン及び未登録ボタンの二種類である。
ショートカットボタンは、登録されているショートカットが一対一で対応付けられているボタンである。ショートカットは、画像処理装置10が備える複数の機能のうち特定の機能を、予め設定された特定の実行条件に従って実行させるように構成された機能である。ユーザがよく使う機能をショートカットとして登録しておけば、以後、ユーザは、ショートカットボタンに対して特定の実行操作を行うことで、対応するショートカットの機能及び実行条件を呼び出してそのショートカットを容易に実行させることができる。なお、ショートカットを実行させるための、ショートカットボタンに対する特定の実行操作は、本実施形態ではタップ操作である。
ショートカットとして登録可能な実行条件には、登録対象の機能の実行時に用いられる各種設定項目の設定値がある。例えばコピー機能のショートカットを登録する際には、ユーザは、例えばコピー画質、用紙タイプ、用紙サイズ、用紙トレイ選択、拡大/縮小、コピー濃度、両面コピー、などの各種設定項目の設定値をそれぞれ好みの設定値に設定して登録できる。また例えば、ファクス機能のショートカットを登録する際には、ユーザは、例えば送信先、ファクス画質、両面ファクス、原稿濃度、原稿サイズ、カラー設定、などの各種設定項目の設定値をそれぞれ好みの設定値に設定して登録できる。
未登録ボタンは、ショートカットがまだ対応付けられていないボタンである。ユーザは、未登録ボタンをタップして、ショートカットを新規登録するための特定の操作を行うことで、ショートカットを新規登録できる。ショートカットが新規登録されると、対応する未登録ボタンは、その新規登録されたショートカットが対応付けられたショートカットボタンとなる。
図2に例示するショートカット画面30は、3つのショートカットボタン41、42、43と、3つの未登録ボタン44、45、46とを含む。各ショートカットボタン41、42、43には、それぞれ、ユーザにより登録された特定のショートカットが対応付けら
れている。
ショートカットボタンには、ショートカット名と、ショートカットアイコンとが表示される。図2の左上のショートカット画面30において、第1ショートカットボタン41には、「ショートカット01」というショートカット名とショートカットアイコン51とが表示されている。また、第2ショートカットボタン42には、「ショートカット02」というショートカット名とショートカットアイコン52とが表示されている。第3ショートカットボタン43には、「ショートカット03」というショートカット名とショートカットアイコン53とが表示されている。ショートカット名は、ユーザが任意に設定することができる。
ショートカットアイコンには、デフォルト画像が含まれる。デフォルト画像の内容は、ショートカットボタンにどのような特定の機能のショートカットが対応付けられているかによって一律に定まる。即ち、ショートカットとして登録可能な複数の機能毎に、デフォルト画像が予め決められている。
よって、ショートカットが新規に登録されると、そのショートカットのショートカットボタンには、ショートカットアイコンとして、デフォルト画像を含むアイコンが表示される。
図2の左上のショートカット画面30において、第1ショートカットボタン41には、コピー機能のショートカットが対応付けられている。そのため、第1ショートカットボタン41のショートカットアイコン51には、コピー機能に対応したデフォルト画像51bが含まれる。また、第2ショートカットボタン42にも、コピー機能のショートカットが対応付けられている。そのため、第2ショートカットボタン42のショートカットアイコン52にも、コピー機能に対応したデフォルト画像52bが含まれる。第3ショートカットボタン43には、ファクス機能のショートカットが対応付けられている。そのため、第3ショートカットボタン43のショートカットアイコン53には、ファクス機能に対応したデフォルト画像53bが含まれる。
ショートカットアイコンに含まれる画像は、基本的には、デフォルト画像だけである。しかし、本実施形態では、ユーザは、読取処理を含む特定の機能のショートカットのショートカットボタンに対しては、ショートカット実行時に実際に読み取られた画像の少なくとも一部のサムネイルを含むショートカットアイコンを表示させることができる。
読取処理とは、読取部15に原稿の画像を読み取らせる処理である。本実施形態では、少なくとも、スキャン機能、コピー機能及びファクス機能が、読取処理を含む機能に該当する。
図2の左上に例示するショートカット画面30において、例えば第1ショートカットボタン41がタップ操作されると、第1ショートカットボタン41に対応付けられているショートカットが開始され、図2の右上に例示する機能確認画面60が表示される。なお、図2及び後述する他の図面において、「SC」とは、「ショートカット」を意味する。
機能確認画面60には、ショートカットの実行条件、即ちユーザにより登録時に設定された各種設定項目の設定値が表示される。ユーザは、機能確認画面60において、必要に応じて設定値を変更することができる。
また、機能確認画面60には、ショートカットアイコン51が拡大された画像である機能イメージ画像63が表示される。なお、図2の例では、後述するサムネイル保存設定が
「保存する」に設定されていて且つ後述する更新タイミング設定が「指定時のみ更新」に設定されている。そのため、機能確認画面60には、保存確認メッセージ64及び保存指定チェックボックス65が表示される。
保存確認メッセージ64は、今回のショートカットの実行によって読み取られる画像のサムネイルをショートカットアイコンに表示させるか否かをユーザに指定させるためのメッセージである。ユーザは、保存指定チェックボックス65に対して任意にチェックマークを入れることができる。
また、機能確認画面60には、カラーの画像データを生成させるためのカラースタートボタン61、およびモノクロの画像データを生成させるためのモノクロスタートボタン62が表示される。ユーザにより何れかのスタートボタンがタップ操作されると、読取処理を含むショートカットが実行される。ショートカットの実行中は、不図示の実行中画面が表示される。
ここで、図2の例では、後述する指定画像設定が「実行後に決定」に設定されている。そのため、保存指定チェックボックス65にチェックマークが入れられた状態でショートカットが実行され、そのショートカットが完了すると、表示部13には、図2の左下に例示するサムネイル選択画面70が表示される。保存指定チェックボックス65にチェックマークが入れられた状態でショートカットが実行された場合は、ショートカットの完了後は、再び図2の左上に示すショートカット画面30に戻る。
サムネイル選択画面70は、今回実行されたショートカットによって読み取られた複数ページの画像の中から、ショートカットアイコンにサムネイルとして表示させる画像をユーザに選択させるための画面である。
図2の左下に例示するサムネイル選択画面70には、例えば、同時に最大で4ページ分の画像を表示させることができる。読み取られたページ数が5ページ以上である場合は、例えば左右方向のフリック操作を行うことで、別のページの画像を表示させることができる。
ユーザは、サムネイル選択画面70の中から、サムネイルとして表示させたいページの画像を、例えばタップ操作することで、選択することができる。いずれかのページが選択された状態でOKボタン72がタップ操作されると、選択されたページの画像に対して特定の画像加工処理が行われる。
画像加工処理は、選択されたページの画像を、ショートカットアイコン内に収めるのに適した画像に加工する処理である。本実施形態では、画像加工処理として、選択された画像の大きさ及びデータ量を低減させる縮小処理が行われる。縮小処理により、選択された画像のサイズは小さくなり、且つその画像のデータ量も低減される。
縮小処理を含む画像加工処理が行われると、その画像加工処理により生成された画像であるサムネイルが、当該ショートカットに対応したサムネイルとして記憶部12に保存される。そして、再びショートカット画面30が表示された場合、図2の右下に例示するように、第1ショートカットボタン41のショートカットアイコン51は、サムネイル51a及びデフォルト画像51bを含む画像に更新される。なお、サムネイル及びデフォルト画像を含むショートカットアイコンを、以下、「混合SCアイコン」とも称する。
混合SCアイコン51においては、デフォルト画像51bの大きさは、サムネイルを含まないショートカットアイコン51のデフォルト画像51bよりも縮小される。つまり、
混合SCアイコン51においては、デフォルト画像51bよりもサムネイル51aの方が相対的に大きいサイズで表示される。
なお、読み取り対象のページ数が1ページのみである場合は、サムネイル選択画面70の表示を省略して、読み取られた1ページの画像に基づいてサムネイルを生成するようにしてもよい。
ここで、読取処理を伴うショートカットの実行時にサムネイルを生成するか否か、及びどのページの画像のサムネイルを生成するか、については、ショートカット毎に個別に、ユーザが予め任意に設定することができる。
例えば、ショートカット画面30において、特定のショートカットボタンが長押しされると、図3の左上に例示する設定メニュー画面80が表示される。設定メニュー画面80は、長押しされたショートカットボタンに対応付けられているショートカットに対する各種の編集を行う際の起点となる画面である。設定メニュー画面80には、サムネイル保存設定ボタン81、名称変更ボタン82、設定値変更ボタン83などの各種のボタンが表示される。
このうちサムネイル保存設定ボタン81がタップ操作されると、ショートカット実行時にサムネイルを保存してショートカットアイコンを更新する機能(以下、「サムネイル更新機能」と称する)を有効又は無効に設定させるための不図示の設定画面が表示される。この設定画面においてサムネイル更新機能が無効に設定されると、サムネイル保存設定の設定値が「保存しない」に設定される。一方、設定画面においてサムネイル更新機能が有効に設定されると、サムネイル保存設定の設定値が「保存する」に設定される。
サムネイル更新機能が有効に設定された場合は、図3の右上に例示する保存方法メニュー画面90が表示される。保存方法メニュー画面90には、ページ設定ボタン91と、タイミング設定ボタン92とが表示される。
ページ設定ボタン91がタップ操作されると、図3の左下に例示する保存ページ設定画面100が表示され、この中から、どのページの画像をサムネイルとして保存するかを指定することができる。具体的に、1ページ目指定ボタン101がタップ操作されると、保存ページ設定値として「1ページ目指定」が設定される。「1ページ目指定」が設定されると、サムネイルが保存される際は、原稿の画像のうち1ページ目の画像がサムネイルとして保存されることになる。
また、任意ページ指定ボタン102がタップ操作されると、ユーザにページを指定させるための画面が表示される。ユーザは、その画面を介して、サムネイルとして保存させたいページを任意に指定することができる。そして、ページが指定されると、保存ページ設定値として「任意ページ指定」が設定される。「任意ページ指定」が設定されると、サムネイルが保存される際は、ユーザにより指定されたページの画像がサムネイルとして保存されることになる。
また、最終ページ指定ボタン103がタップ操作されると、保存ページ設定値として「最終ページ指定」が設定される。「最終ページ指定」が設定されると、サムネイルが保存される際は、原稿の画像のうち最終ページの画像がサムネイルとして保存されることになる。
また、実行後決定ボタン104がタップ操作されると、保存ページ設定値として「実行後に決定」が設定される。「実行後に決定」が設定されると、サムネイルが保存される際
は、図2に例示したように、ショートカットの終了後にサムネイル選択画面70が表示される。そのため、ユーザは、ショートカット終了後に、サムネイルにしたい画像を決定することができる。
保存方法メニュー画面90において、タイミング設定ボタン92がタップ操作されると、図3の右下に例示する更新タイミング設定画面110が表示され、この中から、どのタイミングでサムネイルの保存及びショートカットアイコンの更新を実行させるかを指定することができる。
具体的に、毎回更新ボタン111がタップ操作されると、更新タイミング設定値として「毎回更新」が設定される。「毎回更新」が設定されると、ショートカットが実行される度に、サムネイルの保存及びショートカットアイコンの更新が実行されることになる。
また、次回1回更新ボタン112がタップ操作されると、更新タイミング設定値として「次回1回更新」が設定される。「次回1回更新」が設定されると、次にショートカットが実行されたときの1回に限り、サムネイルの保存及びショートカットアイコンの更新が実行されることになる。
また、指定時更新ボタン113がタップ操作されると、更新タイミング設定値として「指定時のみ更新」が設定される。「指定時のみ更新」が設定されると、図2に例示したように、ショートカット実行前の機能確認画面60に、保存確認メッセージ64及び保存指定チェックボックス65が表示される。そのため、ユーザは、ショートカット実行毎に、サムネイルを保存させるかどうかを任意に決定することができる。
ショートカット画面30の別の例を、図4に示す。図4のショートカット画面30は、図2の右下のショートカット画面30と比べて、第2ショートカットボタン42及び第3ショートカットボタン43にも混合SCアイコンが表示されている点が異なる。
第2ショートカットボタン42の混合SCアイコン52は、コピー機能に対応したデフォルト画像52bと、当該ショートカットの実行時に実際に読み取られた画像から生成されたサムネイル52aとを含む。第3ショートカットボタン43の混合SCアイコン53は、ファクス機能に対応したデフォルト画像53bと、当該ショートカットの実行時に実際に読み取られた画像から生成されたサムネイル53aとを含む。
混合SCアイコンが表示されているショートカットボタンがタップ操作されると、機能確認画面60が表示される。その際、機能イメージ画像63は、SC混合アイコンが拡大表示された画像となる。
また、混合SCアイコンが表示されているショートカットボタンにおいて、混合SCアイコンが長押しされると、拡大表示欄57がポップアップ表示され、その拡大表示欄57の中に、長押しされた混合SCアイコンが拡大された画像である拡大ショートカットアイコン58が表示される。
(1−3)ショートカット登録処理
次に、ショートカット画面30においてショートカットが新規に登録される際に実行されるショートカット登録処理について、図5を用いて説明する。制御部11は、ショートカット画面30において未登録ボタンがタップ操作されると、図5のショートカット登録処理を開始する。
制御部11は、図5のショートカット登録処理を開始すると、S110で、ユーザによ
る、登録対象機能の選択操作を受け付ける。具体的に、登録可能な複数の機能を表示させ、その中からユーザに登録対象機能を選択させる。
ユーザにより登録対象機能が選択されると、S120で、ユーザによる、実行条件の設定を受け付ける。具体的に、登録対象機能の実行時に用いられる各種設定項目を表示させ、設定項目毎に設定値の設定操作を受け付ける。
ユーザによる実行条件の設定が終了すると、S130で、ユーザによる、サムネイル保存の設定を受け付ける。具体的に、前述のサムネイル更新機能の設定画面を表示させ、サムネイル更新機能の有効又は無効の選択操作を受け付ける。サムネイル更新機能の有効が選択された場合は、サムネイル保存設定の設定値を「保存する」に設定する。サムネイル更新機能の無効が選択された場合は、サムネイル保存設定の設定値を「保存しない」に設定する。
S140では、S130によるサムネイル保存設定の設定値を判断する。サムネイル保存設定の設定値が「保存しない」に設定されている場合は、S170に進む。S170では、ショートカットアイコンとして、登録対象機能のデフォルト画像を設定する。S170の処理後はS180に進む。
S140で、サムネイル保存設定の設定値が「保存する」に設定されている場合は、S150の更新タイミング設定処理を実行する。S150の更新タイミング設定処理の詳細は図6に示す通りである。
更新タイミング設定処理に進むと、図6に示すように、S210で、ユーザによる、サムネイルの更新タイミングの選択操作を受け付ける。具体的に、例えば図3に示した更新タイミング設定画面110を表示させて、ユーザに更新タイミングを選択させる。
S220では、S210においてどの更新タイミングが選択されたか判断する。更新タイミング設定画面110において毎回更新ボタン111が選択された場合は、S230で、ショートカット実行時に毎回サムネイルを保存、更新するように設定する。具体的には、更新タイミング設定値として「毎回更新」を設定する。
更新タイミング設定画面110において次回1回更新ボタン112が選択された場合は、S240で、次回ショートカットが実行されたときの1回に限りサムネイルを保存、更新するように設定する。具体的には、更新タイミング設定値として「次回1回更新」を設定する。そして、S250で、次回実行時保存フラグをセットして、S270に進む。
更新タイミング設定画面110において指定時更新ボタン113が選択された場合は、S260で、ユーザにより指定されたときのみサムネイルを保存、更新するように設定する。具体的に、更新タイミング設定値として「指定時のみ更新」を設定する。
S270では、ユーザによる、指定画像の選択操作を受け付ける。具体的に、例えば図3に示した保存ページ設定画面100を表示させて、ユーザに、サムネイルとして保存すべきページを選択させる。
S280では、S270においてどのページが選択されたか判断する。保存ページ設定画面100において1ページ目指定ボタン101が選択された場合は、S290で、サムネイルとする画像として1ページ目の画像を保存するように設定する。具体的には、保存ページ設定値として「1ページ目指定」を設定する。
保存ページ設定画面100において任意ページ指定ボタン102が選択された場合は、S300で、サムネイルとする画像のページの数値入力を受け付ける。S310では、サムネイルとする画像として、ユーザにより入力された数値のページの画像を保存するように設定する。具体的には、保存ページ設定値として「任意ページ指定」を設定する。
保存ページ設定画面100において最終ページ指定ボタン103が選択された場合は、S320で、サムネイルとする画像として最終ページの画像を保存するように設定する。具体的には、保存ページ設定値として「最終ページ指定」を設定する。
保存ページ設定画面100において実行後決定ボタン104が選択された場合は、S330で、ショートカットの処理完了後に読み取られた各ページの画像をプレビュー表示させてユーザに選択させるように設定する。具体的には、保存ページ設定値として「実行後に決定」を設定する。
図5に戻って説明を続ける。S150の更新タイミング設定処理の後は、S160で、ショートカットアイコンとして、登録対象機能のデフォルト画像を仮設定する。つまり、実際にショートカットが実行されてサムネイルが保存されるまでは、デフォルト画像のみをショートカットアイコンとして表示させるように設定する。
S180では、ユーザによる、ショートカット名の入力操作を受け付ける。ショートカット名が入力されると、S190で、ショートカットの登録を完了させる。これにより、未登録ボタンにショートカットが対応付けられ、その未登録ボタンがショートカットボタンに切り替わる。そして、そのショートカットボタンには、S180で入力されたショートカット名と、S160で仮設定されたショートカットアイコンが表示される。
(1−4)ショートカット画面処理
次に、ショートカット画面処理について、図7を用いて説明する。制御部11は、ショートカット画面30を表示させるための特定の操作が行われると、図7のショートカット画面処理を開始する。
制御部11は、図7のショートカット画面処理を開始すると、S410で、表示部13にショートカット画面30を表示させる。S420では、ユーザによる、ショートカットボタンに対するタップ操作を受け付ける。何れかのショートカットボタンがタップ操作されたら、S430で、そのタップ操作が短押しであったか長押しであったかを判断する。なお、短押しとは、例えば、指示体による指示操作の継続時間が規定時間未満のタップ操作であり、長押しとは、例えば、指示体による指示操作の継続時間が規定時間以上のタップ操作である。
ショートカットボタンが長押しされた場合は、S450に進む。S450では、ショートカットボタンにおける、指示体がタップ操作された位置を判断する。指示体がタップ操作された位置が、ショートカットボタン内に表示されているショートカットアイコンであった場合は、S470で、ショートカットアイコンの拡大処理を実行する。具体的に、図4に例示したように、拡大ショートカットアイコン58を表示させる。そして、指示体がタッチパネル14aから離間した後に一定時間経過したら、拡大ショートカットアイコン58を消去して、S470のショートカットアイコン拡大処理を終了する。
指示体がタップ操作された位置が、ショートカットボタン内におけるショートカットアイコン以外の領域であった場合は、S460で、ショートカット編集処理を実行する。具体的に、図3に示した設定メニュー画面80を表示させて、対応するショートカットに関する各種編集操作を受け付ける。なお、S470のショートカットアイコン拡大処理は、
処理対象を混合SCアイコンのみとして、サムネイルを含まないデフォルト画像のみのショートカットアイコンは処理対象外としてもよい。
S430で、ショートカットボタンが短押しされた場合は、S440の登録機能制御処理を実行する。S440の登録機能制御処理の詳細は、図8に示す通りである。登録機能制御処理に進むと、図8に示すように、S510で、図2及び図4に例示した機能確認画面60を表示させる。
S520では、現在設定されているサムネイル保存設定の設定値を判断する。サムネイル保存設定の設定値が「保存しない」に設定されている場合は、S610で、機能開始の捜査を受け付ける。具体的に、カラースタートボタン61又はモノクロスタートボタン62のタップ操作を受け付ける。何れかのスタートボタンがタップ操作された場合は、S620で、今回タップ操作されたショートカットボタンに対応したショートカットの機能を実行する。ショートカットの機能が完了すると、S630に進む。
S520で、サムネイル保存設定の設定値が「保存する」に設定されている場合は、S530に進む。S530では、現在設定されている更新タイミング設定値を判断する。更新タイミング設定値が「毎回更新」に設定されている場合は、S540で、今回のショートカットによる画像の読み取り結果をサムネイル生成用に保存するよう設定し、S610に進む。
更新タイミング設定値が「次回1回更新」に設定されていて、且つ次回実行時保存フラグがセットされている場合は、S550に進む。S550では、今回のショートカットによる画像の読み取り結果をサムネイル生成用に保存するよう設定する。そして、S560で、次回実行時保存フラグをクリアして、S610に進む。
更新タイミング設定値が「指定時のみ更新」に設定されている場合は、S570で、図2に例示したように、保存確認メッセージ64を表示させると共に保存指定チェックボックス65を表示させる。S580では、保存指定チェックボックス65に対する入力操作を受け付ける。
S590では、保存指定チェックボックス65がチェック操作されたか否か判断する。チェック操作されていない場合はS610に進み、チェック操作された場合はS600に進む。S600では、今回のショートカットによる画像の読み取り結果をサムネイル生成用に保存するよう設定する。S600の処理後はS610に進む。
S630では、今回のショートカットによる画像の読み取り結果をサムネイル生成用に保存するよう設定されているか否か判断する。今回のショートカットによる画像の読み取り結果をサムネイル生成用に保存するよう設定されていないケースとしては、サムネイル保存設定が「保存しない」に設定されているケース、及び、更新タイミング設定値が「次回1回更新」に設定されているものの次回実行時保存フラグがクリアされているケース、が考えられる。
S630で、今回のショートカットによる画像の読み取り結果をサムネイル生成用に保存するよう設定されていない場合は、登録機能制御処理を終了する。S630で、今回のショートカットによる画像の読み取り結果をサムネイル生成用に保存するよう設定されている場合は、S640に進む。
S640では、現在設定されている保存ページ設定値を判断する。保存ページ設定値が「1ページ目指定」に設定されている場合は、S650で、今回のショートカット実行で
読み取られた画像のうち1ページ目の画像を保存して、S710に進む。
保存ページ設定値が「任意ページ指定」に設定されている場合は、S660で、今回のショートカット実行で読み取られた画像のうちユーザにより予め指定されているページの画像を保存して、S710に進む。
保存ページ設定値が「最終ページ指定」に設定されている場合は、S670で、今回のショートカット実行で読み取られた画像のうち最終ページの画像を保存して、S710に進む。
保存ページ設定値が「実行後に決定」に設定されている場合は、S680で、今回のショートカット実行で読み取られた画像のプレビュー画像をページ毎に表示させる。具体的には、図2に例示したサムネイル選択画面70を表示させる。S690では、表示されている各ページの画像のうちいずれか1つの選択操作を受け付ける。そして、S700で、S690で選択されたページの画像を保存して、S710に進む。
S710では、保存したページの画像に対する画像加工処理を実行する。具体的には、前述の縮小処理を実行する。S720では、ショートカットアイコンとして仮設定されているデフォルト画像を縮小する。なお、ショートカットアイコンとして既に混合SCアイコンが表示されていてデフォルト画像が縮小された状態になっている場合は、S720の処理は行わない。
S730では、ショートカットアイコンを、サムネイルを含む画像、即ち混合SCアイコンに更新する。具体的には、S710の縮小処理により生成されたサムネイルと、S720で縮小されたデフォルト画像とを組み合わせることで、混合SCアイコンを生成し、現在のショートカットアイコンを、その生成した混合SCアイコンに更新する。
(1−5)実施形態の効果
以上説明した実施形態によれば、以下の(1a)〜(1f)の効果を奏する。
(1a)画像の読取処理を含むショートカットが実行された場合、実際に読み取られた画像の少なくとも一部が、ショーカットボタン内のショートカットアイコンに含まれる。つまり、ショートカットアイコンとして、混合SCアイコンが表示されるようになる。
そのため、ユーザは、読取処理を含むショートカットを一度実行させた後は、ショートカットボタンに表示されている混合SCアイコンを見ることで、そのショートカットボタンがどの機能のショートカットであるのかを知ることができるのに加えて、具体的にどのような実行条件が登録されたショートカットであるのかについても容易に知ることができる。
(1b)混合SCアイコンに含まれるサムネイルは、読み取られた原稿の画像に対して縮小処理が施されたものである。そのため、制御部11によるショートカットボタンの処理にかかる処理負荷を抑制できる。また、縮小処理が施されていることにより、仮にサムネイルのデータが第三者に漏れてサムネイルが拡大されたとしても、画像の内容を詳しく判読されないようにすることができる。
(1c)ショートカットによって複数ページの原稿を読み取らせる際、ユーザは、自身が指定した特定のページの画像をサムネイルとして指定することができる。そのため、ユーザは、ショートカットボタンの内容をよりわかりやすくすることができる。
(1d)また、ユーザは、サムネイルとして保存させるページの指定方法を、前述の4
種類の方法の中から任意に選択できる。具体的に、1ページ目を保存させるか、予め指定した任意のページを保存させるか、最終ページを保存させるか、ショートカット実行後に決定させるか、のいずれかを、保存ページ設定値として設定することができる。そのため、ユーザは、ショートカットボタンの内容をよりわかりやすくすることができる。
(1e)また、ユーザは、ショートカット実行後にサムネイルを保存させるか否かについて、予め設定しておくことができる。例えば、ショートカット実行毎にサムネイルも毎回更新させることができる。また例えば、ショートカット実行毎に、サムネイルを更新させるかどうかをユーザに判断させることもできる。
(1f)ショートカットボタンに混合SCアイコンが表示されている場合、ユーザは、混合SCアイコンを長押しすることで、混合SCアイコンを拡大表示させることができる。そのため、ユーザは、混合SCアイコンに含まれているサムネイルの内容を詳しく確認することができる。
(1−6)特許請求の範囲の文言との対応関係
ここで、実施形態の文言と特許請求の範囲の文言との対応関係について説明する。画像処理装置10は機能実行装置の一例に相当する。サムネイル51a、52a、53aは読取結果画像の一例に相当する。図4を用いて説明した、ショートカットアイコンを長押しする操作は、拡大操作の一例に相当し、その長押し操作によって表示される拡大ショートカットアイコン58は、拡大画像の一例に相当する。図3の保存ページ設定画面100に表示されている各ボタンの中から何れかを選択する操作は、ページを特定する操作一例に相当する。図4の更新タイミング設定画面110に表示されている各ボタンの中からいずれかを選択する操作、及び図2の右上の機能確認画面60に表示される保存指定チェックボックス65に対する操作は、更新有無指定操作の一例に相当する。図7のショートカット画面処理のプログラムは機能実行プログラムの一例に相当する。
図6のS270の処理はページ特定受付処理の一例に相当する。図6のS210の処理は更新有無受付処理の一例に相当する。図7のS410の処理はボタン表示処理の一例に相当する。図7のS470の処理はアイコン拡大処理の一例に相当する。図8のS620の処理はショートカット処理の一例に相当する。図9のS710の処理は画像加工処理の一例に相当する。図9のS730の処理は更新処理の一例に相当する。
[2.他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(2−1)読取処理を含むショートカットが実行された場合に、読み取られた画像をサムネイル用に加工する具体的方法は、適宜決めてよい。例えば、1ページの画像全体をそのまま縮小処理するのではなく、1ページの画像のうち一部領域の画像のみを抽出し、その抽出した画像をそのまま若しくは縮小処理してサムネイルを生成してもよい。
また、複数のページが読み取られた場合、何れか2ページ以上の画像からそれぞれ一部領域の画像を抽出し、それらを組み合わせたサムネイルを生成してもよい。
(2−2)デフォルト画像をサムネイルと共に混合SCアイコンとして表示させる場合、デフォルト画像及びサムネイルの両者の大きさをそれぞれどのようにするか、両者それぞれ全体を表示させるかそれとも一部のみを表示させるか、両者を一部領域が重なった状態で表示させるか否か、などについては、適宜決めてよい。
具体的に、上記実施形態では、サムネイルを表示させる際、デフォルト画像については
、縮小はされるものの画像全体が表示され、サムネイルについては、一部にデフォルト画像が重なって表示された。しかし、このような表示方法とは異なる表示方法を採用してもよい。
例えば、デフォルト画像よりもサムネイルを前面に出して、デフォルト画像の一部領域がサムネイルに隠れるようにしてもよい。また例えば、デフォルト画像とサムネイルが全く重ならずに並んだ状態となるようにしてもよい。また例えば、デフォルト画像とサムネイル画像が一部領域において重なるものの、その重なった部分における前面側の画像が半透明で表示されることにより、重なった部分においても前面側及び背面側の双方の画像を視認可能となるようにしてもよい。
(2−3)ショートカットアイコンとしてサムネイルを表示させる場合、デフォルト画像を省いてサムネイルのみを表示させてもよい。
(2−4)本発明を適用可能な機能実行装置として、上記実施形態の画像処理装置10は一例である。原稿の画像を読み取る機能を備えた各種の機能実行装置に対して本発明を適用可能である。
(2−5)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本発明の実施形態である。
10…画像処理装置、11…制御部、12…記憶部、13…表示部、14…入力部、14a…タッチパネル、15…読取部、16…印刷部、17…メディアI/F、18…第1通信部、19…第2通信部、30…ショートカット画面、41〜43…ショートカットボタン、44〜46…未登録ボタン、51,52,53…ショートカットアイコン、51a,52a,53a…サムネイル、51b,52b,53b…デフォルト画像、57…拡大表示欄、58…拡大ショートカットアイコン、60…機能確認画面、63…機能イメージ画像、64…保存確認メッセージ、65…保存指定チェックボックス、70…サムネイル選択画面、80…設定メニュー画面、90…保存方法メニュー画面、100…保存ページ設定画面、110…更新タイミング設定画面。

Claims (8)

  1. 表示部と、
    入力部と、
    原稿の画像を読み取り可能な読取部と、
    制御部と、
    を備えた機能実行装置であって、
    前記制御部は、
    特定のショートカットが対応付けられたショートカットボタンを前記表示部に表示させるボタン表示処理、を実行し、
    前記ショートカットは、複数の機能のうち、前記読取部に原稿の画像を読み取らせる読取処理を含む特定の機能を、予め設定された特定の実行条件に従って実行させるように構成された機能であり、
    前記ショートカットボタンは、対応するショートカットにおける実行対象の前記特定の機能を示すデフォルト画像を含むショートカットアイコンを含んでおり、
    前記制御部は、さらに、
    前記ショートカットボタンに対して前記入力部を介して特定の実行操作が受け付けられた場合、前記ショートカットボタンに対応付けられている前記ショートカットを実行するショートカット処理と、
    前記ショートカット処理により実行された前記ショートカットの前記ショートカットボタンに含まれる前記ショートカットアイコンを、対応する前記デフォルト画像の少なくとも一部、及び前記ショートカット処理により読み取られた原稿の画像の少なくとも一部である読取結果画像、を含む内容に更新する更新処理と、
    を実行する機能実行装置。
  2. 請求項1に記載の機能実行装置であって、
    前記制御部は、
    前記ショートカット処理により実行された前記ショートカットに含まれる前記読取処理によって読み取られた画像の全て又は一部を対象画像として、その対象画像を縮小することにより、前記読取処理により読み取られた画像よりもデータ量が少ない前記読取結果画像を生成する画像加工処理、
    を実行し、
    前記更新処理は、前記ショートカットアイコンを、前記画像加工処理により生成された前記読取結果画像を含む内容に更新するように構成されている、
    機能実行装置。
  3. 請求項2に記載の機能実行装置であって、
    前記画像加工処理は、前記読取処理によって複数のページの画像が読み取られた場合、前記複数のページのうち特定されたいずれか1ページの画像を前記対象画像とするように構成されている、
    機能実行装置。
  4. 請求項3に記載の機能実行装置であって、
    前記制御部は、
    前記複数のページのうち前記対象画像とするページを特定する操作を前記入力部を介して受け付けるページ特定受付処理、
    を実行し、
    前記画像加工処理は、前記読取処理によって複数のページの画像が読み取られた場合、前記複数のページのうち前記ページ特定受付処理により特定されたページの画像を前記対象画像とするように構成されている、
    機能実行装置。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の機能実行装置であって、
    前記制御部は、
    前記ショートカット処理が実行された場合にそのショートカット処理の結果に基づいて前記更新処理を実行するか否かを指定する更新有無指定操作を前記入力部を介して受け付ける更新有無受付処理、
    を実行し、
    前記ショートカット処理を実行した場合、前記更新有無受付処理により当該ショートカット処理の結果に基づいて前記更新処理を実行するよう指定されている場合に、前記更新処理を実行するように構成されている、
    機能実行装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の機能実行装置であって、
    前記制御部は、
    前記読取結果画像が含まれている前記ショートカットアイコンに対して前記入力部を介して特定の拡大操作が受け付けられた場合、前記ショートカットアイコンを拡大させた拡大画像を前記表示部に表示させるアイコン拡大処理、
    を実行する、
    機能実行装置。
  7. 表示部と、
    原稿の画像を読み取り可能な読取部と、
    を備えた機能実行装置で用いられる機能実行方法であって、
    特定のショートカットが対応付けられたショートカットボタンを前記表示部に表示させるボタン表示ステップを有し、
    前記ショートカットは、複数の機能のうち、前記読取部に原稿の画像を読み取らせる読取処理を含む特定の機能を、予め設定された特定の実行条件に従って実行させるように構成された機能であり、
    前記ショートカットボタンは、対応するショートカットにおける実行対象の前記特定の機能を示すデフォルト画像を含むショートカットアイコンを含んでおり、
    さらに、
    前記ショートカットボタンに対して特定の実行操作が受け付けられた場合、前記ショートカットボタンに対応付けられている前記ショートカットを実行するショートカット実行ステップと、
    前記ショートカット実行ステップにより実行された前記ショートカットの前記ショートカットボタンに含まれる前記ショートカットアイコンを、対応する前記デフォルト画像の少なくとも一部、及び前記ショートカット実行ステップにより読み取られた原稿の画像の少なくとも一部である読取結果画像、を含む内容に更新する更新ステップと、
    を有する機能実行方法。
  8. 表示部と、
    入力部と、
    原稿の画像を読み取り可能な読取部と、
    制御部と、
    を備えた機能実行装置における前記制御部が実行可能なプログラムである機能実行プログラムであって、
    前記制御部に、
    特定のショートカットが対応付けられたショートカットボタンを前記表示部に表示させるボタン表示処理、
    を実行させ、
    前記ショートカットは、複数の機能のうち、前記読取部に原稿の画像を読み取らせる読取処理を含む特定の機能を、予め設定された特定の実行条件に従って実行させるように構成された機能であり、
    前記ショートカットボタンは、対応するショートカットにおける実行対象の前記特定の機能を示すデフォルト画像を含むショートカットアイコンを含んでおり、
    さらに、前記制御部に、
    前記ショートカットボタンに対して前記入力部を介して特定の実行操作が受け付けられた場合、前記ショートカットボタンに対応付けられている前記ショートカットを実行するショートカット処理と、
    前記ショートカット処理により実行された前記ショートカットの前記ショートカットボタンに含まれる前記ショートカットアイコンを、対応する前記デフォルト画像の少なくとも一部、及び前記ショートカット処理により読み取られた原稿の画像の少なくとも一部である読取結果画像、を含む内容に更新する更新処理と、
    を実行させるための機能実行プログラム。
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