JP2018173434A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
Description
電子部品を搭載する基板(6)と、
レンズを保持するレンズ鏡筒(3)と、
前記レンズ鏡筒と嵌合し、前記レンズ鏡筒の光軸方向後方に配置されたレンズフランジ(4)と、
前記基板の周囲を覆うシールドプレート(5)と、
前記レンズ鏡筒、前記基板、及び前記シールドプレートを覆うよう配置されたケース(1、9)と、を備え、
前記シールドプレート(5)は、
前記レンズ鏡筒及び前記レンズフランジのいずれか一方の光軸方向後方に接する前面部(5a)と、
前記レンズ鏡筒及び前記レンズフランジのいずれか他方の光軸方向後方に接する付勢部(5c)と、を有し、
前記付勢部によって、前記レンズ鏡筒及び前記レンズフランジの一方に対して他方が光軸方向に付勢される、
撮像装置である。
前記シールドプレートは、前記基板の接地電位に接続されている。
前記シールドプレートを前記基板の接地電位に接続させ、かつ前記付勢部を前記レンズ鏡筒または前記レンズフランジに連結する連結具(72)をさらに備える。
1.実施形態
2.補足事項
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の撮像装置をフロント側から見た外観斜視図である。図2は、本実施形態の撮像装置をフロント側から見た分解斜視図である。図3〜図8は、本実施形態の撮像装置において、フロントケース1、リアケース9、及び防水シール8を取り外した状態を示しており、図3はフロント側から見た斜視図、図4はフロント側から見た平面図、図5はリア側から見た平面図、図6は側方から見た平面図、図7はリア側から見た分解斜視図、図8は断面図である。
フロントケース1は、リアケース9と共に撮像装置の筐体(ケース)を形成する部材であって、樹脂などで形成される。フロントケース1は、光軸方向前方に、光軸を中心とする開口部を有する。フロントケース1の光軸方向後方は、リアケース9と連結可能に開放されており、光軸を覆うように、光軸に垂直な方向における断面が略矩形状の側面を有している。フロントケース1は、連結具73によりリアケース9と連結されることで、レンズ鏡筒3、レンズフランジ4、シールドプレート5、及び基板6などを収容する空間が形成される。連結具73は、例えば、頭部と軸部を有するねじである。図1に示されるように、フロントケース1の光軸方向前方の開口部には、レンズ鏡筒3により保持されたレンズ3aが位置する。
リアケース9は、上記のように、連結具73によりフロントケース1と連結されることで、レンズ鏡筒3、レンズフランジ4、シールドプレート5、及び基板6などを収容する空間を形成する。リアケース9は、光軸に対して略垂直な面を有する板状の面を有する部材である。
防水シール2は、ゴムなどの弾性部材により形成された円環状の部材であって、フロントケース1とレンズ鏡筒3との間に配置されることで、フロントケース1とレンズ鏡筒3とを隙間無く連結させるよう作用する。防水シール2は、フロントケース1の開口部の外縁の位置に沿った円環状となっている。
レンズ鏡筒3は、光軸方向に伸びる円筒状の部材である。レンズ鏡筒3は、レンズ3aを含む1以上の光学部材を保持する。レンズ鏡筒3に保持される光学部材には、レンズ3aの他に、レンズ、スペーサ、口径板、及び光学フィルタなどが含まれる。レンズ3aを含むレンズは、ガラスまたはプラスチック等の透過性を有する素材で形成され、光軸方向前方からの光を屈折させながら光軸方向後方に透過させる。スペーサは、光軸方向に適度な厚みを有する板状で円環状の部材であり、各レンズの光軸方向の位置を調整する。スペーサは、光軸を含む中心部に開口部を有する。口径板は、通過する光の最外位置を決める。光学フィルタは、所定の波長の光を抑制または遮蔽する。光学フィルタは、例えば、通過する赤外線を抑制する赤外線カットフィルタなどが含まれる。これらの光学部材の数は、任意に変更可能である。
レンズフランジ4は、レンズ鏡筒3の光軸方向後方に配置され、レンズ鏡筒3と嵌合した矩形状で板状の部材である。レンズフランジ4は、開口部を有する。レンズフランジ4の開口部には、レンズ鏡筒3の光軸方向後方の円筒状の部分が挿入され、この位置で、レンズ鏡筒3とレンズフランジ4とが径嵌合する。レンズフランジ4の光軸方向前方の面は、レンズ鏡筒3の光軸方向後方に接する。
シールドプレート5は、導電性を有する板状の部材により形成され、組み立てられた状態で、基板6を覆うように配置される。具体的には、シールドプレート5は、基板6の光軸方向後方以外の全体を覆う。
基板6は、撮像素子6aを含む電子部品が搭載されたリジッド基板である。撮像素子6aに光が照射されることにより取得された電気信号は、基板6またはその他の基板などに搭載された電子部品により、所定の電気処理または信号処理が施された後、撮像装置の外部に画像データとして出力される。
防水シール8は、防水シール2と同様にゴムなどの弾性部材により形成された部材であって、フロントケース1とリアケース9との間に配置されることで、フロントケース1とリアケース9とを隙間無く連結させるよう作用する。防水シール8は、フロントケース1とリアケース9との連結面に対応した形状となっており、本実施形態の防水シール8は、角部が切り欠かれた矩形状となっている。
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明では、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
2…防水シール
3…レンズ鏡筒
3a…レンズ
4…レンズフランジ
4a…円筒状連結溝
4b…軸部
5…シールドプレート
5a…平面部
5b…側面部
5c…板ばね部
5d…開口部
6…基板
6a…撮像素子
71〜73…連結具
8…防水シール
9…リアケース
Claims (3)
- 電子部品を搭載する基板と、
レンズを保持するレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒と嵌合し、前記レンズ鏡筒の光軸方向後方に配置されたレンズフランジと、
前記基板の周囲を覆うシールドプレートと、
前記レンズ鏡筒、前記基板、及び前記シールドプレートを覆うよう配置されたケースと、を備え、
前記シールドプレートは、
前記レンズ鏡筒及び前記レンズフランジのいずれか一方の光軸方向後方に接する前面部と、
前記レンズ鏡筒及び前記レンズフランジのいずれか他方の光軸方向後方に接する付勢部と、を有し、
前記付勢部によって、前記レンズ鏡筒及び前記レンズフランジの一方に対して他方が光軸方向に付勢される、
撮像装置。 - 前記シールドプレートは、前記基板の接地電位に接続されている、
請求項1に記載の撮像装置。 - 前記シールドプレートを前記基板の接地電位に接続させ、かつ前記付勢部を前記レンズ鏡筒または前記レンズフランジに連結する連結具をさらに備える、
請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
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JP2017069424A JP6517866B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 撮像装置 |
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JP2017069424A JP6517866B2 (ja) | 2017-03-31 | 2017-03-31 | 撮像装置 |
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Family Applications (1)
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2017
- 2017-03-31 JP JP2017069424A patent/JP6517866B2/ja active Active
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