JP2018173067A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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雅司 桑田
Masashi Kuwata
雅司 桑田
美徳 綱島
Yoshinori Tsunashima
美徳 綱島
哲良 本郷
Tetsuyoshi Hongo
哲良 本郷
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Abstract

【課題】内燃機関の制御に適した吸入空気量をその制御に使用できる、内燃機関の制御装置を提供する。【解決手段】エンジン11の制御に使用するエンジン11の吸入空気量を決定するため、ECU41により、エンジン11の始動後、インマニ圧センサ32の検出信号からインマニ圧が読み取られるごとに、そのインマニ圧からエンジン11の吸入空気量が算出される。一方、エンジン11の始動後、エアフロセンサ31の検出信号から吸気量の値が読み取られるごとに、その読取値からカルマンフィルタ演算によりエンジン11の吸入空気量が推定される。エンジン11の始動から所定時間T1は、インマニ圧センサ32によって検出されるインマニ圧から算出される吸入空気量がエンジン11の制御に使用される。そして、エンジン11の始動から時間T1+T2が経過した後に、カルマンフィルタ推定値がエンジン11の制御に使用される。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
車両のエンジンの制御では、エンジンの吸入空気量が検出されて、たとえば、その吸入空気量に基づいて燃料噴射量が決定される。
吸入空気量を検出する手法の代表的なものに、エンジンの吸気管における吸入空気流量を検出するエアフロセンサ(エアフロメータ)を用いる手法と、吸気管内の圧力(吸気圧)を検出する吸気圧センサを用いる手法とがある。エアフロセンサを用いる手法では、車両の定常走行時に高い精度で吸入空気量を検出できるが、吸気脈動が大きい状況下では検出誤差が大きくなる。そのため、3気筒エンジンの制御では、エアフロセンサの使用が避けられている。
特開2002−13439号公報
エアフロセンサを用いる手法において、吸気脈動に起因する検出誤差を小さくするため、たとえば、所定タイミング毎にエアフロセンサの出力をA/D変換し、そのA/D変換により得られる値を長期間で平均化することが考えられるが、平均化する期間(なまし時間)が長いと、制御の応答性が低下する。制御の応答性を向上させるため、平均化する期間を短くすると、吸入空気量の検出誤差が大きくなる。
本発明の目的は、内燃機関の制御に適した吸入空気量をその制御に使用できる、内燃機関の制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る内燃機関の吸入空気量検出装置は、内燃機関の吸入空気圧を検出する吸入空気圧センサと、内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量センサと、吸入空気圧センサにより検出される吸入空気圧から内燃機関の吸入空気量を算出する算出手段と、吸入空気量センサによって検出される吸入空気量からカルマンフィルタ演算により内燃機関の吸入空気量を推定するカルマンフィルタ推定手段と、内燃機関の始動からの第1所定時間は、算出手段により算出される吸入空気量を使用し、内燃機関の始動から第2所定時間が経過した後は、カルマンフィルタ推定手段により推定された吸入空気量を使用して内燃機関を制御する制御手段とを含む。
この構成によれば、吸入空気圧センサによって検出される吸入空気圧から内燃機関の吸入空気量が算出される。一方、吸入空気量センサによって検出される吸入空気量からカルマンフィルタ演算により内燃機関の吸入空気量が推定される。
カルマンフィルタ演算による推定値(カルマンフィルタ推定値)は、内燃機関の始動後、吸入空気量センサの検出信号から吸入空気量の値が読み取られるごとに求められる。カルマンフィルタ推定値は、前回値に対して共分散が最小化するような値をとる。そのため、初期値が0である状態からカルマンフィルタ演算が開始される場合、カルマンフィルタ推定値が内燃機関の制御の使用する期待値に近づくまでに十分なサンプルを要する。
そのため、内燃機関の始動から第1所定時間は、カルマンフィルタ推定値ではなく、吸入空気圧センサによって検出される吸入空気圧(負圧)から算出される吸入空気量が内燃機関の制御に使用される。そして、内燃機関の始動から第2所定時間が経過した後に、カルマンフィルタ推定値が内燃機関の制御に使用される。これにより、内燃機関の制御に適した吸入空気量をその制御に使用することができる。
本発明によれば、内燃機関の制御に適した吸入空気量をその制御に使用することができる。
本発明の一実施形態に係る制御装置が用いられるエンジンおよびその給排気系を示す図である。 エンジンの制御に使用するエンジンの吸入空気量を決定する手法について説明するための図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<エンジンの給排気系>
図1は、本発明の一実施形態に係る吸入空気量検出装置が用いられるエンジン11およびその給排気系を示す図である。
エンジン11は、たとえば、3気筒4ストロークエンジンである。エンジン11の各気筒の吸気ポートには、インテークマニホールド12が接続されている。インテークマニホールド12には、外気がエアクリーナ13、吸気管14およびスロットルバルブ15をこの順に通過して取り込まれる。
インテークマニホールド12から各気筒に吸入される空気は、たとえば、エンジン11に配設されたインジェクタ(燃料噴射弁)から各気筒内に直接噴射された燃料と混合され、所定空燃比の混合気とされる。そして、エンジン11の各気筒に設けられた点火プラグがスパークすることにより混合気が燃焼する。
燃焼後の排ガスは、各気筒からエキゾーストマニホールド16に排出される。エキゾーストマニホールド16には、排気管17が接続されており、排ガスは、エキゾーストマニホールド16および排気管17を通過し、排気管17の途中に設けられた三元触媒18で有害成分であるCO、HC、NOxが浄化されて大気中に排出される。
また、EGRシステム21が付随して設けられている。EGRシステム21は、EGR通路22およびEGRバルブ23を含む。EGR通路22は、たとえば、排気管17に接続され、その他端がインテークマニホールド12に接続されている。EGRバルブ23は、EGR通路22の途中に介在されている。EGRバルブ23が開かれると、エンジン11から排出される排ガスの一部がEGR通路22を流通し、EGR通路22からインテークマニホールド12を介してエンジン11に還流される。EGR通路22を流通する排ガスの流量は、EGRバルブ23の開度により調整することができる。
吸気管14には、エアフロセンサ31が設けられている。エアフロセンサ31は、たとえば、熱式エアフロメータであり、吸気管14を流れる吸入空気量(吸気量)を検出し、また、吸気管14内の吸入空気温度(吸気温)を検出する。
インテークマニホールド12には、インテークマニホールド12内の圧力(インマニ圧)を検出するインマニ圧センサ32が設けられている。
また、大気圧を検出する大気圧センサ33が設けられている。
エアフロセンサ31、インマニ圧センサ32および大気圧センサ33の各検出信号は、マイコン(マイクロコントローラユニット)を含む構成のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)41に入力される。マイコンには、たとえば、CPU、ROMおよびRAM、データフラッシュ(フラッシュメモリ)などが内蔵されている。ECU41は、各種センサの検出信号から取得した情報などに基づいて、エンジン11の始動、停止および出力調整などのため、エンジン11に付随するインジェクタおよび点火プラグを制御し、また、スロットルバルブ15およびEGRバルブ23の開度を制御する。
<吸入空気量決定>
図2は、エンジン11の制御に使用するエンジン11の吸入空気量を決定する手法について説明するための図である。
エンジン11の制御に使用するエンジン11の吸入空気量を決定するため、ECU41により、エンジン11の始動後、インマニ圧センサ32の検出信号からインマニ圧が読み取られるごとに、そのインマニ圧からエンジン11の吸入空気量が算出される。インマニ圧から吸入空気量を算出する手法は、公知である。一方、エンジン11の始動後、エアフロセンサ31の検出信号から吸気量の値が読み取られるごとに、その読取値からカルマンフィルタ演算によりエンジン11の吸入空気量が推定される。エンジン11の始動時にカルマンフィルタ演算に用いる初期値は0にリセットされる。
カルマンフィルタ演算による推定値(カルマンフィルタ推定値)は、図2に実線で示されている。エアフロセンサ31によって検出される吸気量(センサ値)は、図2に破線で示されている。これらを比較して理解されるように、カルマンフィルタ推定値は、エアフロセンサ31によって検出される吸気量よりも滑らかに変化する。
しかし、カルマンフィルタ推定値は、前回値に対して共分散が最小化するような値をとる。そのため、初期値が0である状態からカルマンフィルタ演算が開始される場合、カルマンフィルタ推定値がエンジン11の制御の使用する期待値に近づくまでに十分なサンプルを要する。
そのため、エンジン11の始動から所定時間T1は、カルマンフィルタ推定値ではなく、インマニ圧センサ32によって検出されるインマニ圧(負圧)から算出される吸入空気量がエンジン11の制御に使用される。そして、エンジン11の始動から時間T1+T2が経過した後に、カルマンフィルタ推定値がエンジン11の制御に使用される。
インマニ圧から算出される吸入空気量からカルマンフィルタ推定値に切り替えられる過渡期(時間T2)は、インマニ圧から算出される吸入空気量とカルマンフィルタ推定値との線形補間処理により、エンジン11の制御に使用される吸入空気量が決定される。
<作用効果>
かかる決定の手法により、エンジン11の制御に適した吸入空気量をその制御に使用することができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、エンジン11の始動から所定時間T1が経過すると、エンジン11の制御に使用する吸入空気量の切り替え(インマニ圧から算出される吸入空気量からカルマンフィルタ推定値への切り替え)が開始されるとしたが、インマニ圧から算出される吸入空気量とカルマンフィルタ推定値との差分が所定範囲内になったことに応じて、その切り替えが開始されてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
11:エンジン(内燃機関)
31:エアフロセンサ(吸入空気量センサ)
32:インマニ圧センサ(吸入空気圧センサ
41:ECU(制御装置、算出手段、カルマンフィルタ推定手段)

Claims (1)

  1. 内燃機関の吸入空気圧を検出する吸入空気圧センサと、
    前記内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量センサと、
    前記吸入空気圧センサにより検出される吸入空気圧から前記内燃機関の吸入空気量を算出する算出手段と、
    前記吸入空気量センサによって検出される吸入空気量からカルマンフィルタ演算により前記内燃機関の吸入空気量を推定するカルマンフィルタ推定手段と、
    前記内燃機関の始動からの第1所定時間は、前記算出手段により算出される吸入空気量を使用し、前記内燃機関の始動から第2所定時間が経過した後は、前記カルマンフィルタ推定手段により推定された吸入空気量を使用して前記内燃機関を制御する制御手段とを含む、内燃機関の制御装置。
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