JP2018172122A - 制御装置、間欠型包装機および間欠型包装機の制御方法 - Google Patents

制御装置、間欠型包装機および間欠型包装機の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルムを停止させてからシールを行う間欠型包装機を提供する。【解決手段】フィルムをシールすべく予め定められた速度で駆動するシーラモータにより動作するシーラを備え、フィルムの停止時にフィルムをシールする間欠型包装機の制御装置であって、間欠型包装機のシーラモータの速度を制御し、間欠型包装機の包装周期によらずフィルムとシーラとが接触するシール時間を一定に制御する制御装置を提供する。また、フィルムの停止時にフィルムをシールする間欠型包装機であって、フィルムをシールすべく予め定められた速度で駆動するシーラモータにより動作するシーラと、間欠型包装機の包装周期に応じてシーラモータの速度を制御し、フィルムとシーラとが接触するシール時間を一定に制御する制御装置とを備える間欠型包装機を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、制御装置、間欠型包装機および間欠型包装機の制御方法に関する。
従来、フィルムを移動させながら連続してシールを行う連続型包装機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開平1−182223号公報
一方、フィルムを停止させてからシールを行う間欠型包装機において、シーラを一定速度で動作させた場合、包装周期に応じてシール時間が変動する。そのため、包装周期を変更すると、シーラ温度が規定の範囲内になるまでの待機時間が生じる場合がある。また、包装周期を短くすると、シーラ速度が上昇してシーラ同士の過激衝突が生じる場合がある。
本発明の第1の態様においては、フィルムをシールすべく予め定められた速度で駆動するシーラモータにより動作するシーラを備え、フィルムの停止時にフィルムをシールする間欠型包装機の制御装置であって、間欠型包装機のシーラモータの速度を制御し、間欠型包装機の包装周期によらずフィルムとシーラとが接触するシール時間を一定に制御する制御装置を提供する。
シーラは、シーラモータにより駆動するクランク機構と、クランク機構によりシーラモータと連結され、シーラモータの速度に応じたシール時間でフィルムをシールするシーラ機構とを備えてよい。フィルムとシーラとが接触している間のシーラモータの速度を一定に制御してよい。
間欠型包装機は、包装周期に応じてフィルムとシーラとが離れた後からフィルムとシーラとが接触するまでのシーラモータの速度を変更してよい。
制御装置は、フィルムとシーラとが接触する前に、シーラモータの速度を一定に制御してよい。
制御装置は、フィルムとシーラとが接触する前のシーラモータの速度を、フィルムとシーラとが接触している間のシーラモータの速度よりも遅くしてよい。
本発明の第2の態様においては、フィルムの停止時にフィルムをシールする間欠型包装機であって、フィルムをシールすべく予め定められた速度で駆動するシーラモータにより動作するシーラと、間欠型包装機の包装周期に応じてシーラモータの速度を制御し、フィルムとシーラとが接触するシール時間を一定に制御する制御装置とを備える間欠型包装機を提供する。
シーラは、シーラモータにより駆動するクランク機構と、クランク機構によりシーラモータと連結され、シーラモータの速度に応じたシール時間でフィルムをシールするシーラ機構とを備えてよい。
本発明の第3の態様においては、フィルムをシールすべく予め定められた速度で駆動するシーラモータにより動作するシーラを備え、フィルムの停止時にフィルムをシールする間欠型包装機の制御方法であって、間欠型包装機の包装周期に応じてシーラモータの速度を制御し、フィルムとシーラとが接触するシール時間を一定に制御する制御方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
間欠型包装機200の構成の概要を示す。 間欠型包装機200の具体的な構成の一例を示す。 クランク機構24とシーラ機構26の動作の一例を示す。 間欠型包装機200のシーラ動作パターンの一例を示す。 間欠型包装機200のシーラ動作パターンの一例を示す。 間欠型包装機200のシーラ動作パターンの一例を示す。 間欠型包装機200のシーラ動作パターンの一例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、間欠型包装機200の構成の概要を示す。本例の間欠型包装機200は、制御装置100、駆動部10、シーラ20および送り部30を備える。一例において、間欠型包装機200は、フィルムをシールすることにより被包装物を包装する包装機である。
駆動部10は、シーラ20および送り部30を駆動させる。本例の駆動部10は、制御装置100からの制御信号に応じて、シーラ20および送り部30の駆動を制御する。制御信号には、シーラ20および送り部30の動作パターンが含まれてよい。
送り部30は、間欠型包装機200がシールするフィルムをシーラ20に送る。間欠型包装機200において、送り部30は、フィルムをシール位置まで送って停止させる。これにより、間欠型包装機200は、間欠型の包装機として動作する。間欠型包装機200が縦型の包装機の場合、送り部30は鉛直方向にフィルムを送る。一方、間欠型包装機200が横型の場合、送り部30は水平方向にフィルムを送る。送り部30は、複数のフィルムを重ねてシーラ20に送ってもよい。
シーラ20は、シール位置に配置されたフィルムをシールする。一例において、シーラ20は、送り部30から送られてきた2枚のフィルムを加熱してシールする。これにより、2枚のフィルムの間に被包装物が包装される。シーラ20は、フィルムと接触するように駆動部10により駆動される。例えば、シーラ20は、予め定められた接触時間(即ち、シール時間)でフィルムと接触する。また、図示しないが、シーラ20の後段には、フィルム40をシール部で切断するカッタ機構を備える。
制御装置100は、間欠型包装機200の包装能力によらず、フィルムとシーラ20とが接触するシール時間を一定に制御する。ここで、間欠型包装機200の包装能力とは、間欠型包装機200が被包装物を包装する速さを指す。例えば、間欠型包装機200の包装能力は包装周期である。包装周期によらずシール時間が一定に制御されることにより、フィルムのシール品質が安定する。
なお、制御装置100は、フィルム40の包装寸法によらずシール時間を制御してよい。即ち、包装寸法が変更された場合であっても、シール時間を一定に保持してよい。これにより、制御装置100は、包装寸法によらず、フィルムのシール品質が安定する。なお、包装寸法とは、被包装物の送り方向の寸法を指す。即ち、包装寸法は、隣接するシール位置の間隔に対応する。
図2は、間欠型包装機200の具体的な構成の一例を示す。シーラ20は、シーラモータ22、クランク機構24およびシーラ機構26を備える。送り部30は、フィルムモータ32およびフィルム送り機構34を備える。
制御装置100は、各種データの設定、演算および制御を実行する。まず、制御装置100には、制御装置100の外部から包装能力(例えば、単位時間当たりの包装個数)が入力される。また、制御装置100は、シーラ20および送り部30の特性に応じて、間欠型包装機200の包装能力を設定してもよい。例えば、間欠型包装機200のユーザが間欠型包装機200の包装能力を制御装置100に入力する。そして、制御装置100は、間欠型包装機200の包装能力に応じた仮想主軸を設定する。
次に、制御装置100は、仮想主軸に従い、シーラ20および送り部30の位置指令を生成する。また、制御装置100は、シーラ20および送り部30の動作パターンを生成する。なお、本明細書において、シーラ20の動作パターンをシーラ動作パターンと称し、送り部30の動作パターンを送り動作パターンと称する。単に動作パターンと称する場合は、シーラ動作パターンおよび送り動作パターンの両方を含んでよい。
例えば、制御装置100は、間欠型包装機200の包装能力が設定され、この設定された包装能力に基づいてシール開始位置、シール終了位置、シール時間からなるシーラ動作パターンを生成する。また、制御装置100は、設定された包装能力に基づいて包装長、フィルム40の送り開始位置およびフィルム40の送り完了位置からなる送り動作パターンを生成する。なお、間欠型包装機200は、クランク機構24の角度とシール開始時間および終了時間を記憶する記憶部を備えてもよい。
フィルムモータ32は、制御装置100が生成した送り動作パターンに応じて駆動する。本例のフィルムモータ32は、サーボアンプ等の駆動部10により駆動される。これにより、フィルムモータ32は、予め定められた送り速度で回転する。なお、フィルムモータ32のパルスジェネレータPGは、フィルムモータ32の位置あるいは速度の信号を駆動部10に入力している。
フィルム送り機構34は、フィルムモータ32と連結されている。フィルム送り機構34は、フィルムモータ32の回転動作に応じて駆動する。これにより、フィルム送り機構34は、送り動作パターンに応じた速度でフィルム40をシーラ20に送る。本例のフィルム送り機構34は、フィルム40の両側から挟むように配置された2つのローラを備える。但し、フィルム送り機構34の構造は、本例に限られない。
例えば、送り動作パターンは、フィルム40の送り開始位置からフィルム40の送り完了位置までの間の、フィルム40を送る速度を規定する。フィルム40を送る速度は、包装長および包装周期に基づいて決定されてよい。また、送り動作パターンは、フィルム40の送り完了位置からフィルム40の送り開始位置までは、シール時間に対応し、フィルムモータ32を停止するように規定されている。
シーラモータ22は、制御装置100が生成したシーラ動作パターンに応じて駆動する。シーラモータ22は、駆動部10により駆動されるモータを備える。これにより、シーラモータ22は、予め定められたシーラモータ速度で回転する。本例のシーラモータ速度は、シーラモータ22の角速度に対応する。但し、シーラ20を動作させるものであれば、シーラモータ速度は、角速度に限られない。なお、シーラモータ22のパルスジェネレータPGは、シーラモータ22の位置あるいは速度の信号を駆動部10に入力している。
クランク機構24は、シーラモータ22の回転動作に応じて駆動する。クランク機構24は、シーラモータ22とシーラ機構26とを連結させる。シーラ20がクランク機構24を有する場合、包装周期はクランク機構24のクランク周期に対応する。
シーラ機構26は、クランク機構24によりシーラモータ22と連結される。シーラ機構26は、シーラ動作パターンに応じたシール時間でフィルム40をシールする。例えば、シーラ機構26は、複数のフィルム40を加熱することによりフィルム40同士をシールする。なお、シーラ動作パターンの詳細な設定方法については後述する。
図3は、クランク機構24とシーラ機構26の動作の一例を示す。クランク機構24は、シーラモータ22により駆動され、シーラ機構26がシーラモータ22の動作に応じて開閉する。本例のシーラ機構26は、シーラ機構26aおよびシーラ機構26bを備える。
シーラ機構26は、シーラ機構26aおよびシーラ機構26bでフィルム40を両側から挟み、フィルム40をシールする。本例のシーラ機構26は、シーラ機構26bがクランク機構24に連結されている場合を図示しているが、シーラ機構26aもクランク機構24に連結されてよい。これにより、シーラ機構26は、クランク機構24の回転角度に応じて、シーラ機構26aおよびシーラ機構26bが開閉する。また、シーラ機構26aおよびシーラ機構26bは、それぞれバネを有してよい。これにより、シール開始位置からシール終了位置に対応する回転角度において、シーラ機構26とフィルム40とが接触する。
段階(A)において、シーラ機構26aおよびシーラ機構26bが互いに最も離れた状態にある。段階(B)では、段階(A)の状態からクランク機構24が時計周りに回転することにより、シーラ機構26aおよびシーラ機構26bがフィルム40と接触している。特に、段階(B)では、シーラ機構26aとシーラ機構26bとが接触した瞬間を示している。即ち、段階(B)のクランク機構24の位置がシール開始位置に対応する。
段階(C)ではシーラ機構26aとシーラ機構26bとが最も接近した状態を示す。ここで、クランク機構24の回転速度が速いと、シーラ機構26aおよびシーラ機構26bが互いに衝突して装置が故障する恐れがある。そのため、シーラ機構26aおよびシーラ機構26bが接近する位置では、装置が故障しない程度までシーラモータ速度が低減されていることが好ましい。段階(D)では、シーラ機構26aおよびシーラ機構26bが離れる直前の状態を示している。即ち、段階(D)のクランク機構24の位置がシール終了位置に対応する。段階(E)では、シーラ機構26aおよびシーラ機構26bが離れている状態を示す。
ここで、フィルム40を停止させてシールする間欠型包装機では、シーラモータ22を一定速度で動作させた場合、シール時間が包装周期に応じて変動する。この場合、包装周期を変更すると、シーラ機構26の温度が規定温度になるまで待機時間が生ずる。また、包装周期を短くした場合、シーラの速度が上がり、過激衝突による衝突音が発生したり、機械の故障が生じたりする。例えば、シーラ機構26同士の衝突により、振動でねじが緩んだり、センサが故障したりする。
これに対して、本例の制御装置100は、間欠型包装機200が第1包装周期および第1包装周期よりも短い第2包装周期で動作する場合、第1包装周期と第2包装周期とでシーラ20の動作パターンを適宜変更する。例えば、制御装置100は、間欠型包装機200が第2包装周期で動作する場合に、フィルム40とシーラ20とが接触する間のシーラモータ速度を第1包装周期のシーラ速度と同一にするが、フィルム40とシーラ20とが離れた直後からシーラ20が接触する直前のシーラ速度を第1包装周期のシーラモータ速度よりも上昇させる。
これにより、間欠型包装機200は、包装周期に対してシーラ温度を変更する必要がなくなり、待機時間が短くなる。そのため、間欠型包装機200の包装効率が向上する。また、間欠型包装機200は、包装周期によらず、フィルム40とシーラ20とが接触している場合のシーラモータ速度を一定にするので、過激衝突の問題が生じにくい。
図4は、間欠型包装機200のシーラ動作パターンの一例を示す。本例では、間欠型包装機200が異なる2つの包装能力を有する場合について示す。包装周期Aは、包装周期Bよりも包装能力が低い。なお、本例のシーラ動作パターンは一例であり、包装能力や設定可能なシーラモータ速度の範囲等に応じて変更されてよい。
制御装置100は、包装周期Aおよび包装周期Bで互いのシール時間を一定に制御する。つまり、制御装置100は、包装周期Aにおけるシール開始時間Sとシール終了時間Eとの差が、包装周期Bにおけるシール開始時間Sとシール終了時間Eとの差に等しくなるように制御する。包装周期Aは、第1包装周期の一例であり、包装周期Bは、第2包装周期の一例である。
また、制御装置100は、フィルム40とシーラ20との接触時のシーラモータ速度を一定(V)に制御する。つまり、制御装置100は、シール開始時間Sとシール終了時間Eとの差の期間におけるシーラモータ速度が、包装周期Bにおけるシール開始時間Sとシール終了時間Eとの差の期間におけるシーラモータ速度とが等しくなるように制御する。これにより、シーラ20は、安定してフィルム40をシールできる。なお、本明細書において、フィルム40とシーラ20とが接触している場合を接触時と称し、フィルム40とシーラ20とが接触していない状態を非接触時と称する。
制御装置100は、非接触時のシーラ動作パターンを制御する。一例において、制御装置100は、非接触時のシーラモータ速度の傾きが一定となるように制御する。また、制御装置100は、シーラモータ速度の上昇、保持、下降の各時間が等しくなるようにシーラ動作パターンを制御してよい。言い換えると、制御装置100は、上昇、保持、下降の各時間が、非接触時の期間の1/3ずつとなるように制御する。
制御装置100は、間欠型包装機200の包装能力に応じて、シーラ動作パターンを変化させることで、包装能力によらずシール時間を一定にする。例えば、制御装置100は、包装能力を上げた場合であっても、包装能力を上げる前と比較して、シーラ20がフィルム40に接触する時のシーラモータ22の速度を一定にする。また、制御装置100は、包装能力を上げた場合、包装能力を上げる前と比較して、シーラ20がフィルム40に接触していない時のシーラモータ22の速度を変化させる。例えば、本例の制御装置100は、包装周期Bよりも包装周期Aのシーラ速度の最大値、最大値までの加速時間(加速度)および最大値からの減速時間(減速度)の少なくとも一つが小さくなるように制御している。但し、それぞれの包装周期毎にクランクが一周できるようなシーラモータ速度であれば、シーラ動作パターンは本例に限られない。
制御装置100は、シーラ20がフィルム40から離れてから、次にフィルム40に接触するまでシーラモータ速度を台形制御する。つまり、制御装置100は、非接触時にシーラモータ速度を台形制御する。制御装置100は、シーラモータ速度を台形制御することにより、シーラ速度が上昇しすぎることを防止する。本例の制御装置100は、包装周期Aおよび包装周期Bの両方においてシーラモータ速度を台形制御している。なお、本例のシーラ動作パターンを台形制御と便宜上称するが、実際の制御では正弦波等を組み合わせることにより、略台形のシーラ動作パターンで制御される場合を含む。
図5は、間欠型包装機200のシーラ動作パターンの一例を示す。包装周期Cは、包装周期Dよりも包装能力が低い。包装周期Dは、包装周期Bと等しい。制御装置100は、シール時間を一定に制御するので、包装周期Cにおけるシール開始時間Sとシール終了時間Eとの差が、包装周期Dにおけるシール開始時間Sとシール終了時間Eとの差と等しくなる。包装周期Cは、第1包装周期の一例であり、包装周期Dは、第2包装周期の一例である。
本例の制御装置100は、包装周期Cにおけるシーラ動作パターンが三角波となるように制御する。例えば、制御装置100は、シーラモータ速度の最大値が閾値Vthを超えない場合に、シーラ動作パターンを三角波とする。一方、制御装置100は、シーラモータ速度の最大値が閾値Vthを超える場合、シーラ動作パターンを台形波にする。ここで、シーラ動作パターンにおけるシーラモータ速度の変化が小さい程、消費電力が低減される。本例の制御装置100は、三角波を形成すべくシーラ動作パターンを生成するので、間欠型包装機200の消費電力を低減できる。
図6は、間欠型包装機200のシーラ動作パターンの一例を示す。包装周期Eは、包装周期Fよりも包装能力が低い。包装周期Fは、包装周期Bと等しい。制御装置100は、フィルム40とシーラ20との接触時のシール時間を一定に制御するので、包装周期Eにおけるシール開始時間Sとシール終了時間Eとの差が、包装周期Fにおけるシール開始時間Sとシール終了時間Eとの差と等しい。包装周期Eは、第1包装周期の一例であり、包装周期Fは、第2包装周期の一例である。
本例の制御装置100は、包装周期Eにおいて、フィルム40とシーラ20とが接触する前のシーラモータ速度を、フィルム40とシーラ20との接触時のシーラ速度Vよりも遅くする。即ち、制御装置100は、フィルム40とシーラ20とが接触する直前のシーラモータ速度を遅くするので、シーラ機構26同士の急激な衝突を防止できる。
図7は、間欠型包装機200のシーラ動作パターンの一例を示す。包装周期Gは、包装周期Hよりも包装能力が低い。包装周期Hは、包装周期Bと等しい。制御装置100は、フィルム40とシーラ20との接触時のシール時間を一定に制御するので、包装周期Gにおけるシール開始時間Sとシール終了時間Eとの差が、包装周期Hにおけるシール開始時間Sとシール終了時間Eとの差と等しい。包装周期Gは、第1包装周期の一例であり、包装周期Hは、第2包装周期の一例である。
本例の制御装置100は、包装周期Hにおいて、フィルム40とシーラ20とが接触する前に、シーラモータ速度を一定に制御する。また、制御装置100は、フィルム40とシーラ20とが離れた後に、シーラモータ速度を変化させる。即ち、シール開始前又は後のシーラモータ速度が、シール時間におけるシーラ速度と同じ速度となる。このように、制御装置100は、シーラモータ速度を変更することによりシーラ20のシール動作へ与える影響を抑制する。
間欠型包装機200は、包装周期を速くした際、シーラ20の過激衝突を防止でき、衝突音軽減による生産現場の環境改善、過激衝突による機械の故障発生を軽減する。間欠型包装機200は、シーラモータ速度を一定にすることにより、シーラ衝突時の運動エネルギーを一定にし、シーラ20の衝突を一定にする。これにより、包装周期によらずシール時の動作を一定に保てるのでシール品質が安定する。
以上の通り、制御装置100は、シーラ動作パターンの演算によりクランク機構24の位置指令を生成する。より具体的には、制御装置100は、仮想主軸およびシーラモータ22等から算出される比率でシーラ動作パターンの演算を実行してよい。
一例において、制御装置100は、間欠型包装機200の包装周期とシール時間との関係に応じて、シーラ動作パターンの演算を行う。例えば、制御装置100は、仮想主軸速度:シーラモータ22の速度=A:Bの比率に設定する。
ここで、AおよびBはそれぞれ次の通り定義される。
A[PLS] = シール時間[sec] × 仮想主軸速度[PLS/sec]
B[PLS] = (シール完了位置[deg]−シール開始位置[deg])× C[PLS/shot] / 360[deg/shot]
但し、C > B ≧ 0である。
C : 1包装当たりサーボ機構動作量[PLS]
また、シールタイミングにおいて、仮想主軸がA[PLS]移動し、シーラモータ22がB[PLS]移動する。包装周期によらず、シール時の動作が一定に保たれるのでシール品質が安定する。このように、制御装置100は、シール時間を一定にすることにより、フィルム40の過熱状態を一定にする。
また、一例において、制御装置100は、間欠型包装機200の包装周期とシーラ速度との関係に基づいて、シーラモータ速度のパターン演算を行う。例えば、制御装置100は、仮想主軸速度[PLS]:シーラモータ22の速度=仮想主軸速度[PLS/sec]:シーラ速度[PLS/sec]に設定する。シールタイミングにおいて、シーラモータ22がA[PLS]移動し、仮想主軸がB[PLS]移動する。
ここで、AおよびBはそれぞれ次の通り定義される。
A[PLS] = (シール完了位置[deg]−シール開始位置[deg])× C[PLS/shot] / 360[deg/shot]
但し、C > D ≧ 0である。
C : 1包装当たりサーボ機構動作量[PLS]
B[PLS] = A[PLS] × 仮想主軸速度[PLS/sec] / シーラ速度[PLS/sec]
以上の通り、本明細書に開示された制御装置100は、間欠型包装機200の包装周期によらずフィルム40とシーラ20とが接触するシール時間を一定に制御するので、フィルム40のシール品質が安定する。これにより、間欠型包装機200の包装能力が向上する。但し、非接触時のシール速度は本明細書に開示された実施形態に限定されるものではない。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10・・・駆動部、20・・・シーラ、22・・・シーラモータ、24・・・クランク機構、26・・・シーラ機構、30・・・送り部、32・・・フィルムモータ、34・・・フィルム送り機構、40・・・フィルム、100・・・制御装置、200・・・間欠型包装機

Claims (8)

  1. フィルムをシールすべく予め定められた速度で駆動するシーラモータにより動作するシーラを備え、前記フィルムの停止時に前記フィルムをシールする間欠型包装機の制御装置であって、
    前記間欠型包装機の前記シーラモータの速度を制御し、前記間欠型包装機の包装周期によらず前記フィルムと前記シーラとが接触するシール時間を一定に制御する制御装置。
  2. 前記シーラは、前記シーラモータにより駆動するクランク機構と、前記クランク機構により前記シーラモータと連結され、前記シーラモータの速度に応じた前記シール時間で前記フィルムをシールするシーラ機構とを備え、
    前記フィルムと前記シーラとが接触している間の前記シーラモータの速度を一定に制御する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記間欠型包装機は、前記包装周期に応じて前記フィルムと前記シーラとが離れた後から前記フィルムと前記シーラとが接触するまでのシーラモータの速度を変更する
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記フィルムと前記シーラとが接触する前に、前記シーラモータの速度を一定に制御する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の制御装置。
  5. 前記フィルムと前記シーラとが接触する前の前記シーラモータの速度を、前記フィルムと前記シーラとが接触している間の前記シーラモータの速度よりも遅くする
    請求項4に記載の制御装置。
  6. フィルムの停止時に前記フィルムをシールする間欠型包装機であって、
    フィルムをシールすべく予め定められた速度で駆動するシーラモータにより動作するシーラと、
    前記間欠型包装機の包装周期に応じて前記シーラモータの速度を制御し、前記フィルムと前記シーラとが接触するシール時間を一定に制御する制御装置と
    を備える間欠型包装機。
  7. 前記シーラは、
    前記シーラモータにより駆動するクランク機構と、
    前記クランク機構により前記シーラモータと連結され、前記シーラモータの速度に応じた前記シール時間で前記フィルムをシールするシーラ機構と
    を備える
    請求項6に記載の間欠型包装機。
  8. フィルムをシールすべく予め定められた速度で駆動するシーラモータにより動作するシーラを備え、前記フィルムの停止時に前記フィルムをシールする間欠型包装機の制御方法であって、
    前記間欠型包装機の包装周期に応じて前記シーラモータの速度を制御し、前記フィルムと前記シーラとが接触するシール時間を一定に制御する制御方法。
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