JP2018169909A - 決済端末、決済方法、および決済プログラム - Google Patents

決済端末、決済方法、および決済プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】残高照会する電子マネーブランドを確実にユーザに認識させること。【解決手段】決済端末は、決済用媒体が対応している1または複数のブランドにおける預金残高を照会する処理である残高照会処理の指示、または、決済用媒体が対応しているいずれかのブランドによって決済する処理である決済処理の指示、を示す入力を受け付ける入力部と、決済用媒体が対応しているブランドの個数を判別する決済用媒体RW部と、指示が残高照会処理の指示である場合には、個数に関わらず、預金残高を照会させるブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を表示し、指示が決済処理の指示である場合には、個数が複数であるならば決済するブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を表示し、個数が1つであるならばブランド選択画面を表示しない表示部と、を備える。【選択図】図14

Description

本発明は、電子マネーの決済を行う決済端末、決済方法、および決済プログラムに関する。
従来から、商品を購入する際に、現金(硬貨および紙幣)による支払いの他に、電子マネーによる支払いを行なうことが可能な決済システムがある。電子マネーによる決済を行なう決済システムとして、例えば、商品またはサービスを提供する電子マネー端末装置が、イントラネットを介して決済装置に接続され、このイントラネットに対しインターネットを介して決済サーバを接続した決済システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−265991号公報
ところで、電子マネー端末装置が複数の電子マネーブランド(以下、単に「ブランド」とも言う)に対応している場合には、どのブランドを使用するかが指定される必要があるが、従来の電子マネー端末装置では、ユーザの決済用媒体が対応しているブランドが単一のブランドである場合には、ブランド指定のためのユーザによる操作入力が省略され、自動的に当該単一のブランドが指定されて自動的に使用されることがある。
これにより、例えば、決済用媒体(例えば、ICカード等)によって連続して決済が行われるような場面においては、ブランド指定のための操作入力が省略されるため、ユーザにとっての利便性は向上することがある。しかしながら、決済用媒体によってブランドへの預金残高の残高照会が行われる場面においては、ユーザは、残高照会を行ったブランドを確実に認識しておきたいことがある。例えば、ユーザが、帰宅する際に必要となる交通費分の預金を交通系の電子マネーブランドに残しておきたいような場合において、自動的にブランドが指定されて残高照会がなされてしまうと、残高照会を行ったブランドが当該交通系の電子マネーブランドであることをユーザが認識し損なってしまい、交通費分の預金を残さずに使用してしまう危険性が高くなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、残高照会する電子マネーブランドを確実にユーザに認識させることができる決済端末、決済方法、および決済プログラムを提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明の一態様は、決済用媒体が対応している1または複数のブランドにおける預金残高を照会する処理である残高照会処理の指示、または、前記決済用媒体が対応しているいずれかの前記ブランドによって決済する処理である決済処理の指示、を示す入力を受け付ける入力部と、前記決済用媒体が対応している前記ブランドの個数を判別する決済用媒体RW部と、前記指示が前記残高照会処理の指示である場合には、前記個数に関わらず、前記預金残高を照会させる前記ブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を表示し、前記指示が前記決済処理の指示である場合には、前記個数が複数であるならば決済する前記ブランドをユーザに選択させるための前記ブランド選択画面を表示し、前記個数が1つであるならば前記ブランド選択画面を表示しない表示部と、を備える決済端末である。
また、本発明の一態様は、コンピュータによる決済方法であって、入力部が、決済用媒体が対応している1または複数のブランドにおける預金残高を照会する処理である残高照会処理の指示、または、前記決済用媒体が対応しているいずれかの前記ブランドによって決済する処理である決済処理の指示、を示す入力を受け付ける入力ステップと、決済用媒体RW部が、前記決済用媒体が対応している前記ブランドの個数を判別する決済用媒体RWステップと、表示部が、前記指示が前記残高照会処理の指示である場合には、前記個数に関わらず、前記預金残高を照会する前記ブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を表示し、前記指示が前記決済処理の指示である場合には、前記個数が複数であるならば決済する前記ブランドをユーザに選択させるための前記ブランド選択画面を表示し、前記個数が1つであるならば前記ブランド選択画面を表示しない表示ステップと、を有する決済方法である。
また、本発明の一態様は、コンピュータに、決済用媒体が対応している1または複数のブランドにおける預金残高を照会する処理である残高照会処理の指示、または、前記決済用媒体が対応しているいずれかの前記ブランドによって決済する処理である決済処理の指示、を示す入力を受け付ける入力ステップと、前記決済用媒体が対応している前記ブランドの個数を判別する決済用媒体RWステップと、前記指示が前記残高照会処理の指示である場合には、前記個数に関わらず、前記預金残高を照会する前記ブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を表示し、前記指示が前記決済処理の指示である場合には、前記個数が複数であるならば決済する前記ブランドをユーザに選択させるための前記ブランド選択画面を表示し、前記個数が1つであるならば前記ブランド選択画面を表示しない表示ステップと、を実行させるための決済プログラムである。
以上説明したように、この発明によれば、残高照会する電子マネーブランドを確実にユーザに認識させることができる。
この発明の第1の実施形態による決済システムの構成を示す概略ブロック図である。 この発明の第1の実施形態による決済システムの決済サーバの機能構成を示すブロック図である。 この発明の第1の実施形態による決済システムの決済端末の機能構成を示すブロック図である。 この発明の第1の実施形態による決済システムの決済サーバの記憶部に記憶される施設情報のテーブルの一例を示す図である。 この発明の第1の実施形態による決済システムの決済サーバの記憶部に記憶される決済情報のテーブルの一例を示す図である。 この発明の第1の実施形態による決済システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 この発明の第2の実施形態による決済システムの管理端末の機能構成を示すブロック図である。 この発明の第2の実施形態による決済システムの決済サーバの記憶部に記憶される設定情報のテーブルの一例を示す図である。 この発明の第3の実施形態による決済システムの決済端末および管理対象装置の機能構成を示すブロック図である。 この発明の第3の実施形態による決済システムの現金による決済時における動作を示すシーケンス図である。 この発明の第3の実施形態による決済システムの景品排出時における動作を示すシーケンス図である。 この発明の第4の実施形態による決済システムの決済端末の動作を示すフローチャートである。 この発明の第4の実施形態による決済システムの決済端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 この発明の第4の実施形態による決済システムの決済端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 この発明の第4の実施形態による決済システムの決済端末の機能構成を示すブロック図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明の第1の実施形態による決済システム1について図面を参照して説明する。
[決済システムの構成]
図1は、この発明の第1の実施形態による決済システム1の構成を示す概略ブロック図である。同図に示す決済システム1は、決済サーバ10と、それぞれに管理対象装置16(16A1、16A2、・・・16An、16B1、・・・16Bn)が接続された決済端末15(15A1、15A2、・・・15An、15B1、・・・15Bn)と、管理端末17と、ブランドサーバ30(30a、30b)と、を通信ネットワークによって通信接続することで構成されている。当該通信ネットワークは、インターネット40と、店舗20(20A、20B)毎に敷設されインターネット40に通信接続するイントラネット50(50A、50B)とによって構成されている。インターネット40には、決済サーバ10と、管理端末17と、少なくとも1つのブランドサーバ30とが通信接続されている。また、イントラネット50には、当該イントラネット50が敷設された店舗20内に設置された少なくとも1つの決済端末15が通信接続されている。
決済サーバ10は、決済端末15から決済の要求を受け付け、決済の処理を行う。また、決済サーバ10は、行った決済を示す決済情報を生成してログデータとして蓄積しておき、当該ログデータをブランドサーバ30へ定期的(例えば、1日毎、または1週間毎)に配信する。
決済サーバ10は、サーバ装置、例えば、汎用コンピュータ、またはパーソナルコンピュータ等を含んで構成される。
決済端末15は、管理対象装置16の利用に対してユーザによって支払われる料金の決済を受け付ける端末である。例えば、決済端末15に備えられた後述する決済用媒体RW(リーダ・ライタ)部152に決済用媒体(例えば、ICカード)が近づけられることによって、決済用媒体から決済用媒体RW部152へ決済用媒体を識別する決済用媒体識別情報が送信されることにより、当該決済の受け付けが行われる。
また、決済端末15は、決済サーバ10から定期的に設定情報を取得して設定変更を行う。当該設定情報とは、例えば、決済端末15や管理対象装置16において動作するソフトウェアのアップデート情報等の決済システム1全体に関わる情報、あるいは、決済端末15において用いられるブランド毎の設定情報(例えば、画像情報、音声情報、および接続プロトコルを示す情報等)である。
決済端末15は、カードリーダー、例えば、非接触型ICカードリーダー等を含んで構成される。また、決済用媒体は、決済用カード、例えば、非接触型ICカード、または、非接触型ICカードの機能を内蔵する携帯型端末(PDA)、例えば、スマートフォンや携帯電等である。非接触型ICカードには、例えば、交通系ICカードや、流通系ICカード等が利用可能である。
管理対象装置16は、決済端末15によりユーザによって支払われる料金に応じて、ユーザに対してサービスを提供する装置である。
管理対象装置16は、例えば、ゲーム機、カプセルトイの販売機器、自動販売機や自動券売機、コインロッカーの精算機、または駐輪場や駐車場における精算機である。
なお、提供されるサービスが予め決まっている管理対象装置16においては、サービス提供を受ける数量(例えば、回数や時間など)を、ユーザは事前に選択することができる。例えば、サービス提供の数量が回数や時間で決まる場合には、ユーザは、その数量に応じた金額を、サービス提供を受ける前に金額を指定した上で決済を行なうことができる。管理対象装置16がゲーム機である場合には、例えば、ユーザは、3ゲーム分の金額である200円を選択して事前に決済することができる。
また、利用時間に応じて金額が計算される場合には、ユーザは、サービス提供を受けた後に、利用時間に応じて算出された料金を確認した上で決済を行なうことができる。
管理端末17は、決済端末15において決済が行われる際に、決済端末15の後述する表示部154によって表示させるブランド(決済サービス)毎の画像を示す画像情報、および決済端末15の後述する音声出力部155によって再生させるブランド毎の音声を示す音声データ等と、ブランドとを対応付けて管理する。また、管理端末17は、決済端末15において決済が行われる際に用いられる決済端末15側のブランド毎の接続プロトコル(インターフェース)を示す情報等と、ブランドとを対応付けて管理する。
例えば、管理端末17から、決済サーバ10に対し、決済端末15において用いられる上述したブランド毎の設定情報(例えば、画像情報、音声情報、および接続プロトコルを示す情報等)を送信し、当該設定情報が決済サーバ10において記憶される。
そして、決済端末15は、当該設定情報が更新されているか否かについて、定期的(例えば、1日毎、または1週間毎等)に、決済サーバ10に対して問い合わせを行う。
当該設定情報が更新されていた場合、決済端末15は、当該設定情報を決済サーバ10からダウンロードし、自らの決済端末15が記憶している設定情報を更新する。
なお、上記のブランド毎の設定情報は、ブランド特有の決済環境(例えば、表示画面や接続プロトコル等)を構成するソフトウェア部品の設定に関する設定情報であり、ブランド特有の設定情報である。
店舗20は、決済端末15および管理対象装置16が設置された店舗(施設)である。店舗20は、例えば、ゲームセンター、小売店、交通機関の各駅、または駐輪場や駐車場等である。ここで、店舗20は、商品の販売やサービスの提供を目的とした建物に限られるものではなく、少なくとも商品の販売やサービスの提供が可能な施設であればよい。例えば、複数店舗が収容された複合商業施設やテーマパークなどの施設であってもよい。
なお、ここでいう「施設」とは、法人毎に統括される施設であってもよいし、各地域の支店毎に統括される施設、または建物毎に統括される施設であってもよく、施設が統括される単位や、施設の規模等は任意である。
ブランドサーバ30は、定期的(例えば、1日毎、または1週間毎)に決済サーバ10から送信された決済情報を取得する。ブランドサーバ30は、各ブランド(決済サービス)を運営する企業によって管理されるサーバ装置である。ブランドとは、例えば、流通系企業や鉄道系企業によって運営されるプリペイド型電子マネーのブランド、クレジット系企業によって運営されるポストペイ型電子マネーのブランド、または、インターネット決済専用のプリペイド型電子マネーのブランド等である。
なお、決済端末15によって決済可能なブランドは、当該決済端末15が設置された店舗20によって異なる。各店舗20では、自らの店舗20に設置された決済端末15によって決済可能なブランドが予め定められている。ユーザは、当該ブランドの決済用媒体を使用して決済を行うことができる。
なお、原則的に、同一の店舗20内に設置された決済端末15においては、決済可能なブランドは共通である。したがって、決済端末15が設置された店舗20が特定されれば、決済端末15によって決済可能なブランドも特定することができる。
[決済サーバの構成]
次に、決済サーバ10の機能構成について図面を参照して説明する。
図2は、この発明の第1の実施形態による決済システム1決済サーバ10の機能構成を示すブロック図である。同図に示す決済サーバ10は、記憶部101と、決済処理部102と、通信部103と、を含んで構成される。
なお、この決済サーバ10は、1台のサーバ装置から構成されていてもよいし、クラウド上に構成されたサーバであってもよい。
記憶部101は、施設情報と、決済情報と、を記憶する。
施設情報は、管理対象装置16に接続される少なくとも1つの決済端末15が設けられる店舗20(施設)毎に、当該店舗20を識別する施設識別情報と、前記決済端末15を識別する決済端末識別情報と、前記店舗20において利用可能なブランド(決済サービス)を識別する決済サービス識別情報とが対応づけられた情報である。
また、決済情報は、決済端末15において行なわれる決済に関する情報である決済端末決済情報と、前記決済端末15の決済端末識別情報とが対応づけられた情報である。
また、記憶部101は、決済端末15において決済が行われる際に、決済端末15の後述する表示部154によって表示させるブランド毎の画像を示す画像情報、および決済端末15の後述する音声出力部155によって再生させるブランド毎の音声を示す音声データ等と、ブランドとが対応付けられたテーブルを予め管理端末17から送信されて記憶している。
また、記憶部101は、決済端末15において決済が行われる際に用いられる決済端末15側のブランド毎の接続プロトコル(インターフェース)を識別する情報等と、ブランドとが対応付けられたテーブルを予め管理端末17から送信されて記憶している。
記憶部101は、記憶媒体、例えば、HDD(Hard Disk Drive;ハードディスクドライブ)、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory;イーイーピーロム)、RAM(Random Access read/write Memory;読み書き可能なメモリ)、ROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)、またはこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
決済処理部102は、前記決済端末15から決済の要求を受けると、前記記憶部101を参照し、前記決済端末15から送信される決済端末識別情報に基づいて、前記決済端末15が設けられた店舗20を特定し、特定された店舗20において利用可能なブランドを特定し、特定されたブランドのうち対応可能なブランドによって、前記決済の要求に対応した決済の処理を行う。
決済処理部102は、例えば、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)を含んで構成される。
通信部103は、インターネット40と通信接続する通信インターフェースである。
通信部103は、インターネット40を介して、決済サーバ10とブランドサーバ30との間におけるデータの送受信を行う。また、通信部103は、インターネット40およびイントラネット50を介して、上述した接続プロトコル(インターフェース)によって、決済サーバ10と決済端末15との間におけるデータの送受信を行う。
[決済端末の構成]
次に、決済端末15および管理対象装置16の機能構成について図面を参照して説明する。
図3は、この発明の一実施形態による決済システム1の決済端末15の機能構成を示すブロック図である。同図に示す決済端末15は、制御部150と、記憶部151と、決済用媒体RW(リーダ・ライタ)部152と、照明部153と、表示部154と、音声出力部155と、通信部156と、パルス送信部157と、を含んで構成される。
制御部150は、決済端末15の各機能ブロックによって行われる処理を制御する。制御部150は、例えば、CPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)を含んで構成される。制御部150は、決済サーバ10に対し、決済端末決済情報に含まれる決済端末識別情報に基づいて、自身の決済端末15が設けられた施設を特定させ、特定された施設において利用可能な決済サービスを特定させ、特定された決済サービスのうち対応可能な決済サービスによって、決済の要求に対応した決済を行なわせる指示をする。
記憶部151は、決済端末15によって決済可能なブランドに関するブランド情報、および決済が行われる際に用いられる決済端末15側のブランド毎の接続プロトコル(インターフェース)等を予め管理端末17から送信されて記憶している。
記憶部151は、記憶媒体、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、RAM、ROM、またはこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
決済用媒体RW部152は、決済用媒体(例えば、ICカード)からの決済情報の読み出し、および決済用媒体への決済情報の書き込みを行う。
照明部153、表示部154、および音声出力部155は、決済端末15を利用するユーザに対して、照明、画像、および音声により通知や警告等を行うためのユーザインタフェースである。
照明部153は、例えば、LED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)、白熱電球、または蛍光灯等を含んで構成される。表示部154は、ディスプレイ、例えば、LCD(Liquid Crystal Display;液晶ディスプレイ)、または有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイを含んで構成される。音声出力部155は、スピーカーを含んで構成される。
通信部156は、イントラネット50およびインターネット40を介して、決済サーバ10、および管理端末17との通信を行う。
パルス送信部157は、行われた決済の金額に応じたパルス信号(電子決済情報)を発生し、当該パルス信号を管理対象装置16へ送信する。例えば、当該パルス信号は、管理対象装置16において上記と同じ金額の現金(硬貨および紙幣)が投入された際に管理対象装置16に入力されるパルス信号(現金決済情報)と同一のパルス信号である。これにより、管理対象装置16は、電子マネーによる支払いであっても、現金による支払いであっても、金額が同じ場合には同様の処理を行うことができる。
[施設情報の構成]
次に、上述した施設情報の構成について図面を参照して説明する。
図4は、この発明の第1の実施形態による決済システム1の決済サーバ10の記憶部101に記憶される施設情報のテーブルの一例を示す図である。
施設情報は、図3(A)に示すテーブルと図4(B)に示すテーブルとによって構成される。図4(A)に示すテーブルは、決済端末15を識別する決済端末IDと、店舗20を識別するである店舗IDとが対応付けられたデータである。また、図4(B)に示すテーブルは、店舗IDと、各店舗において利用可能なブランドを識別するブランドIDとが対応付けられたデータである。このように、施設情報は、これらの2つのテーブルによって、店舗ID(施設識別情報)と、決済端末ID(決済端末識別情報)と、ブランドID(決済サービス識別情報)とを対応づけたデータである。
施設情報は、決済サーバの管理者等によって予め記憶部101に記憶されている。
[決済情報の構成]
次に、上述した決済情報の構成について図面を参照して説明する。
図5は、この発明の第1の実施形態による決済システム1の決済サーバ10の記憶部101に記憶される決済情報のテーブルの一例を示す図である。
決済情報は、図5に示すテーブルによって構成される。図5に示すテーブルは、決済端末IDと、決済端末決済情報とが対応付けられたデータである。当該決済端末決済情報には、決済金額と、日時と、媒体種別と、媒体IDとを示すデータが含まれる。
決済情報は、決済端末15が決済サーバ10に対して決済を要求する際に決済端末15から決済サーバ10へ送信される、当該決済端末15の決済端末IDと決済端末決済情報とに基づいて決済サーバ10によって生成され、記憶部101に記憶される。
[決済システムの動作]
次に、決済システム1の動作について図面を参照して説明する。
図6は、この発明の第1の実施形態による決済システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。
(ステップS001)決済端末15の決済用媒体RW部152にはユーザが支払う金額を選択する画面が表示されており、ユーザは当該画面において金額を表すボタンにタッチすることで選択する。そして、ユーザにより決済用媒体RW部152に決済用媒体が通信可能な距離内に近づけられる(例えば、翳される)と、決済用媒体から決済用媒体RW部152へ、当該決済用媒体の媒体種別を示す情報、および当該決済用媒体を識別する媒体ID(決済用媒体識別情報)が送信される。なお、媒体種別を示す情報には、当該決済用媒体のブランドを示す情報が含まれる。
また、当該決済端末15に接続された管理対象装置16の利用料金(決済金額)を示す情報が、決済用媒体RW部152から決済用媒体へ送信される。決済用媒体は、受信した当該利用料金を示す情報に基づいて、自らの決済用媒体に記憶されている金額に関する情報を更新する。例えば、決済用媒体は、自ら記憶している、チャージされている金額を示す情報を読み出し、当該情報を、当該チャージされている金額から決済金額分を差し引いた金額を示す情報によって更新する。
決済端末15は、決済金額、決済用媒体が近づけられた日時、媒体種別を示す情報、および媒体IDに基づいて、決済端末決済情報を生成する。その後、ステップS002へ進む。
(ステップS002)決済端末15は、決済の要求を示す情報とともに、自らの決済端末15を識別する決済端末ID、およびステップS001において生成した決済端末決済情報を、決済サーバ10の通信部103へ送信する。その後、ステップS003へ進む。
(ステップS003)決済サーバ10の通信部103は、ステップS002において決済端末15から送信された決済の要求を示す情報、決済端末ID、および決済端末決済情報を受信する。決済サーバ10の決済処理部102は、受信した決済端末IDおよび決済端末決済情報に基づいて、記憶部101に記憶されている決済情報を更新する。その後、ステップS004へ進む。
(ステップS004)決済サーバ10の決済処理部102は、記憶部101に記憶されている施設情報(例えば、図4(A)に示すテーブル)を参照し、ステップS002において決済端末15から送信された決済端末ID(決済端末識別情報)に基づいて、決済端末15が設けられた店舗20(施設)を特定する。その後、ステップS005へ進む。
(ステップS005)決済サーバ10の決済処理部102は、記憶部101に記憶されている施設情報(例えば、図4(B)に示すテーブル)を参照し、ステップS004において特定した店舗20(施設)において利用可能なブランド(決済サービス)を特定する。その後、ステップS006へ進む。
(ステップS006)決済サーバ10の決済処理部102は、ステップS005において特定したブランド(決済サービス)のうち対応可能なブランドによって、ステップS003において受信した情報に基づく決済の要求に対応した決済の処理を行なう。ここでは、店舗20において対応可能なブランドのうち、どのブランドで決済を行うかについては、決済端末15から送信される決済端末決済情報に含まれる媒体種別に基づいて当該決済端末15に翳された決済用媒体のブランドが特定され、この特定されたブランドによって決済が行われる。その後、ステップS007へ進む。
(ステップS007)決済サーバ10の通信部103は、決済処理が完了したことを示す決済完了通知を決済端末15へ送信する。その後、ステップS008へ進む。
(ステップS008)決済端末15は、ステップS007において決済サーバ10の通信部103から送信された決済完了通知を受信すると、管理対象装置16へ当該決済完了通知を送信する。その後、ステップS009へ進む。
(ステップS009)管理対象装置16は、ステップS008において決済端末15から送信された決済完了通知を受信すると、ユーザに対してサービスを提供する(例えば、ゲーム機がユーザによって利用可能な状態に切り替わる)。
以上で本シーケンス図に示す決済システム1の動作が終了する。
<第2の実施形態>
以下、本発明の第2の実施形態による決済システム1について図面を参照して説明する。
なお、第1の実施形態と構成が共通している範囲については説明を省略する。
[管理端末の構成]
以下に、管理端末17の機能構成について図面を参照して説明する。
図7は、この発明の第2の実施形態による決済システム1の管理端末17の機能構成を示すブロック図である。同図に示す管理端末17は、管理実行部171と、設定更新要求部172と、通信部173と、を含んで構成される。
管理実行部171は、ユーザ(例えば、いずれかの店舗20の施設管理者)による操作入力に基づいて設定情報を生成する。当該設定情報は、決済端末15および管理対象装置16の設定(例えば、管理対象装置16の利用料金に関する設定等)に関する情報や、ブランド毎の設定情報(例えば、画像情報、音声情報、および接続プロトコルを示す情報等)である。設定情報の構成の一例については、後述する。
設定更新要求部172は、生成された設定情報を、通信部173を介して決済サーバ10へ送信する。
通信部173は、インターネット40と通信接続する通信インターフェースである。
通信部173は、インターネット40を介して、管理端末17と決済サーバ10との間におけるデータの送受信を行う。
決済サーバ10の通信部103は、管理端末17の通信部173から送信された設定情報を受信する。そして、決済サーバ10の決済処理部102は、当該設定情報に基づいて記憶部101に記憶されている設定情報を更新する。
[設定情報の構成]
次に、上述した設定情報の構成について図面を参照して説明する。
図8は、この発明の第2の実施形態による決済システム1の決済サーバ10の記憶部101に記憶される設定情報のテーブルの一例を示す図である。
設定情報は、図8に示すテーブルによって構成される。図8に示すテーブルは、決済端末IDと、管理対象装置16における料金情報とが対応付けられたデータである。当該料金情報には、「料金」と、「セット割引の有無」と、「セット個数」と、「セット料金」とを示すデータが含まれる。
記憶部101に記憶された設定情報は、管理端末17から決済サーバ10へ送信される設定情報に基づいて更新される。なお、当該設定情報は、管理端末17においてユーザ(例えば、店舗20の施設管理者)による操作に基づいて生成される。
管理端末17は、決済端末15に対応付けられた設定情報(決済端末15における設定情報および当該決済端末15に接続された管理対象装置16における設定情報、例えば、管理対象装置16の利用料金に関する設定に関する設定情報)を管理する。
例えば、管理端末17は、当該設定情報を決済サーバ10へ送信し、当該設定情報が決済サーバ10において記憶される。
そして、決済端末15は、当該設定情報が更新されているか否かについて、定期的(例えば、1日毎、または1週間毎等)に、決済サーバ10に対して問い合わせを行う。
当該設定情報が更新されていた場合、決済端末15は、当該設定情報を決済サーバ10からダウンロードし、自らの決済端末15が記憶している設定情報を更新する。
なお、設定情報として、料金のルールを設定するようにし、決済サーバが、その料金ルールに基づいて、その条件に合致している料金を適宜設定するようにしてもよい。例えば、特定の曜日には、予め決められた決済端末IDにおける料金を、割引率に従った割引価格を適用して決済したり、特定の時間帯において割引価格を適用して決済するような条件と価格とが対応付けられた料金ルールを管理端末17から設定したりしてもよい。
<第3の実施形態>
以下、本発明の第3の実施形態による決済システム1について図面を参照して説明する。
なお、第1の実施形態と構成が共通している範囲については説明を省略する。
[決済端末および管理対象装置の構成]
以下、第3の実施形態による決済システム1の決済端末15Rおよび管理対象装置16Rの機能構成について図面を参照して説明する。図9は、この発明の第3の実施形態による決済システム1の決済端末15Rおよび管理対象装置16Rの機能構成を示すブロック図である。
以下、決済端末15Rの各機能ブロックについて説明する。
図9に図示するように、決済端末15Rは、制御部150と、記憶部151と、決済用媒体RW部152と、照明部153と、表示部154と、音声出力部155と、通信部156と、パルス送信部157と、パルス受信部158と、景品排出情報受信部159と、中継部RLと、を含んで構成される。
なお、上記において図3を参照しながら説明した第1の実施形態に係る決済システム1の決済端末15の場合と構成が共通する機能ブロックについては、同一の符号を付し、その説明を省略する。
制御部150Rは、決済端末15Rの各機能ブロックによって行われる処理を制御する。制御部150は、例えば、CPUを含んで構成される。制御部150は、決済サーバ10に対し決済端末決済情報を送信することによって、決済サーバ10に対し、当該決済端末決済情報に含まれる決済端末識別情報に基づいて自らの決済端末15が設置された施設を特定させ、特定された施設において利用可能な決済サービスを特定させ、特定された決済サービスのうち対応可能な決済サービスによって、決済の要求に対応した決済を行なわせるための指示を行う。
また、制御部150Rは、後述するパルス送信部157R(送信部)に、管理対象装置16Rの利用に対する電子マネーによる決済を示す電子決済情報を、管理対象装置16Rへ送信させる。また、制御部150Rは、後述するパルス受信部158(第1の受信部)から、管理対象装置16Rの利用に対する現金(硬貨および紙幣)による決済において後述する現金投入部169に現金が投入されたことを示す現金決済情報を当該現金投入部169から取得する。
また、制御部150Rは、後述する景品排出情報受信部159(第2の受信部)から、管理対象装置16Rの利用結果に基づく、景品が排出されたことを示す景品排出情報(利用結果情報)を当該管理対象装置16Rから取得する。また、制御部150Rは、後述する通信部156Rに、管理対象装置16Rの利用に対する、電子マネーによる決済を示す電子決済情報と現金による決済を示す現金決済情報とを、イントラネット50およびインターネット40(通信ネットワーク)を介して、決済サーバへ10送信させる。また、制御部150Rは、後述する通信部156Rに、管理対象装置16Rの利用結果に基づく、景品が排出されたことを示す景品排出情報(利用結果情報)をイントラネット50およびインターネット40(通信ネットワーク)を介して、決済サーバ10へ送信させる。
通信部156Rは、イントラネット50およびインターネット40を介して、決済サーバ10、および管理端末17との通信を行う。通信部156Rは、例えば、管理対象装置16Rの利用に対する、電子マネーによる決済を示す電子決済情報と現金による決済を示す現金決済情報とを、イントラネット50およびインターネット40(通信ネットワーク)を介して、決済サーバへ10送信する。また、通信部156Rは、例えば、
管理対象装置16Rの利用結果に基づく、景品が排出されたことを示す景品排出情報(利用結果情報)をイントラネット50およびインターネット40(通信ネットワーク)を介して、決済サーバへ10送信する。
パルス送信部157R(送信部)は、管理対象装置16Rの利用に対する電子マネーによる決済を示す電子決済情報を、管理対象装置16Rへ送信する。具体的には、パルス送信部157Rは、行われた決済の金額に応じたパルス信号(電子決済情報)を発生し、当該パルス信号を管理対象装置16Rへ送信する。例えば、当該パルス信号は、管理対象装置16Rにおいて上記と同じ金額の現金が投入された際に管理対象装置16Rに入力されるパルス信号(現金決済情報)と同一のパルス信号である。これにより、管理対象装置16Rは、電子マネーによる支払いであっても、現金による支払いであっても、金額が同じ場合には同様の処理を行うことができる。
パルス受信部158(第1の受信部)は、管理対象装置16Rの利用に対する現金による決済において後述する現金投入部169に現金が投入されたことを示す現金決済情報を当該現金投入部169から受信する。
景品排出情報受信部159(第2の受信部)は、管理対象装置16Rの利用結果に基づく、景品が排出されたことを示す景品排出情報(利用結果情報)を当該管理対象装置16Rから受信する。景品が排出されたことを示す情報とは、例えば、クレーンゲームのゲーム機である管理対象装置16Rにおいて、景品が排出されたことを示す情報である。
中継部RLは、管理対象装置16Rの後述するパルス送信部1692から送信されたパルス信号(現金決済情報)を、管理対象装置16Rの後述するパルス受信部163と決済端末15Rのパルス受信部158とにそれぞれ出力する。
また、中継部RLは、パルス送信部157Rから送信されたパルス信号(電子決済情報)を、管理対象装置16Rの後述するパルス受信部163へ出力する。
また、中継部RLは、管理対象装置16Rの後述する景品排出情報送信部165から送信された景品排出情報を、景品排出情報受信部159へ出力する。
このように、中継部RLは、決済端末15Rと管理対象装置16Rとの間の通信を中継する入出力インターフェースである。
なお、本実施形態においては、中継部RLは決済端末15Rが備えるものとしたが、これに限られない。中継部RLは、例えば、決済端末15Rとは独立した単独の装置であってもよい。
以下、管理対象装置16Rの各機能ブロックについて説明する。
図9に図示するように、管理対象装置16Rは、制御部160と、記憶部161と、実行部162と、パルス受信部163と、景品排出検知部164と、景品排出情報送信部165と、現金投入部169と、を含んで構成される。
また、現金投入部169(現金投入機)は、現金投入検知部1691と、パルス送信部1692と、を含んで構成される。なお、本実施形態においては、現金投入部169(現金投入機)は管理対象装置16Rが備えるものとしたが、これに限られない。現金投入部169(現金投入機)は、例えば、管理対象装置16Rとは独立した単独の装置であってもよい。
制御部160は、管理対象装置16Rの各機能ブロックによって行われる処理を制御する。制御部160は、例えば、CPUを含んで構成される。
記憶部161は、管理対象装置16Rの各機能ブロックによって行わる処理において用いられる各種のデータおよびプログラムを記憶する。記憶部161は、記憶媒体、例えば、HDD、フラッシュメモリ、EEPROM、RAM、ROM、またはこれらの記憶媒体の任意の組み合わせによって構成される。
実行部162は、後述するパルス受信部163が受信したパルス信号(現金決済情報)に基づいて、管理対象装置16Rがユーザへ提供するサービスを実行する。ここでいうサービスとは、例えば、クレーンゲームのゲーム機である管理対象装置16Rによって提供されるクレーンゲームである。
パルス受信部163は、後述するパルス送信部1692から送信されたパルス信号(現金決済情報)を、決済端末15Rの中継部RLを介して受信する。
また、パルス受信部163は、決済端末15Rのパルス送信部157Rから送信されたパルス信号(電子決済情報)を、決済端末15Rの中継部RLを介して受信する。
景品排出検知部164は、管理対象装置16Rの利用に基づく景品の排出を検知し、管理対象装置16Rの利用結果に基づく景品排出情報(利用結果情報)を生成する。
なお、本実施形態においては、管理対象装置16Rは景品を排出する装置であるものとしたため、管理対象装置16Rの利用結果に基づく利用結果情報は景品を排出したことを示す景品排出情報であるものとしたが、これに限られない。利用結果情報は、管理対象装置16Rの利用に基づく利用結果を示す情報ならば、任意の情報で構わない。
景品排出情報送信部165は、管理対象装置16Rの利用結果に基づく景品排出情報(利用結果情報)を、決済端末15Rの中継部RLを介して決済端末15Rの景品排出情報受信部159へ送信する。
現金投入検知部1691は、自らの管理対象装置16Rの現金投入口(図示せず)に、ユーザによって現金が投入されたことを検知する。そして、現金投入検知部1691は、現金が投入されたことを検知すると、パルス信号(現金決済情報)を生成し、後述するパルス送信部1692へ出力する。
パルス送信部1692は、現金投入検知部1691からパルス信号(現金決済情報)を取得すると、当該パルス信号を、決済端末15Rの中継部RLを介して、自らの管理対象装置16Rのパルス受信部163、および決済端末15Rのパルス受信部158へ送信する。
[決済システムの動作]
次に、第3の実施形態による決済システム1の動作について、図面を参照しながら説明する。
以下、現金による決済時における決済システム1の動作について説明する。図10は、この発明の第3の実施形態による決済システム1の決済端末15Rおよび管理対象装置16Rの現金による決済時における動作を示すシーケンス図である。本シーケンス図が示す決済システム1の動作は、管理対象装置16Rの現金投入口(図示せず)に、ユーザによって現金が投入された際に開始する。
(ステップS011)管理対象装置16Rの現金投入検知部1691は、自らの管理対象装置16Rの現金投入口(図示せず)に、ユーザによって現金が投入されたことを検知する。そして、現金投入検知部1691は、現金が投入されたことを検知すると、パルス信号(現金決済情報)を生成し、パルス送信部1692へ出力する。その後、ステップS012へ進む。
(ステップS012)管理対象装置16Rのパルス送信部1692は、ステップS011において現金投入検知部1691から送信されたパルス信号(現金決済情報)を受信すると、当該パルス信号を、決済端末15Rの中継部RLへ送信する。中継部RLは、パルス送信部1692から送信されたパルス信号(現金決済情報)を、決済端末15Rのパルス受信部158へ送信する。その後、ステップS013へ進む。
(ステップS013)また、決済端末15Rの中継部RLは、ステップS012においてパルス送信部1692から送信されたパルス信号(現金決済情報)を、管理対象装置16Rのパルス受信部163へ送信する。その後、ステップS014へ進む。
(ステップS014)管理対象装置16Rのパルス受信部163は、ステップS013においてパルス送信部1692から送信されたパルス信号(現金決済情報)を、決済端末15Rの中継部RLを介して受信する。そして、管理対象装置16Rの実行部162は、パルス受信部163が受信したパルス信号(現金決済情報)に基づいて、管理対象装置16Rがユーザへ提供するサービス(例えば、クレーンゲームのゲーム機である管理対象装置16Rによって提供されるクレーンゲーム)を実行する。その後、ステップS015へ進む。
(ステップS015)決済端末15Rのパルス受信部158(第1の受信部)は、ステップS012においてパルス送信部1692から送信されたパルス信号(現金決済情報)を、決済端末15Rの中継部RLを介して受信する。そして、決済端末15Rの制御部150Rは、パルス受信部158が受信したパルス信号(現金決済情報)に基づいて、現金による決済を示す現金決済情報に基づく決済端末決済情報を生成する。その後、ステップS016へ進む。
(ステップS016)決済端末15Rの通信部156Rは、ステップS015において生成された、現金決済情報に基づく決済端末決済情報を、イントラネット50およびインターネット40(通信ネットワーク)を介して、決済サーバへ10送信する。その後、ステップS017へ進む。
(ステップS017)決済サーバ10の通信部103は、ステップS016において決済端末15Rの通信部156Rから送信された、現金決済情報に基づく決済端末決済情報を、イントラネット50およびインターネット40(通信ネットワーク)を介して受信し、自らの決済サーバ10の記憶部101に記憶させる。
以上で本シーケンス図に示す決済システム1の動作が終了する。
なお、電子マネーによる決済時における決済端末15Rおよび管理対象装置16Rの動作については、上述した、第1の実施形態において図6を参照しながら説明した動作と同じであるため、説明を省略する。なお、上述した図6のステップS008において決済端末15から管理対象装置16へ送信されるパルス信号(決済完了通知)は、第3の実施形態に係る決済システム1において決済端末15Rのパルス送信部157から管理対象装置16Rのパルス受信部163へ送信されるパルス信号(電子決済情報)に相当するパルス信号である。
なお、第3の実施形態における決済システム1において決済端末15Rのパルス送信部157Rから管理対象装置16Rのパルス受信部163へ送信されるパルス信号(電子決済情報)は、従来の現金のみで支払いをすることができる管理対象装置(例えば、ゲーム機)において現金投入部に現金が投入された際に生成されるパルス信号と同じパルス信号である。すなわち、電子マネーによって支払いが行われる際に生成され管理対象装置16Rへ送信されるパルス信号(電子決済情報)は、従来、現金投入部に現金が投入された際に生成されるパルスの擬似的なパルスとなっている。
これにより、従来の現金のみで支払いをすることができる管理対象装置を、当該管理対象装置に対して大幅な改造を行うことなく、当該管理対象装置に決済端末15Rを接続するたけで、容易に、電子マネーでの支払いにも対応した管理対象装置16Rに変えることができる。
以下、景品排出時における決済システム1の動作について説明する。
図11は、この発明の第3の実施形態による決済システム1の景品排出時における動作を示すシーケンス図である。本シーケンス図が示す決済システム1の動作は、管理対象装置16Rの景品排出口(図示せず)に、景品が排出される際に開始する。
(ステップS021)管理対象装置16Rの景品排出検知部164は、ユーザによる管理対象装置16Rの利用に基づく景品の排出を検知し、管理対象装置16Rの利用結果に基づく景品排出情報(利用結果情報)を生成する。その後、ステップS022へ進む。
なお上述したように、本実施形態においては、管理対象装置16Rは景品を排出する装置であるものとしたため、管理対象装置16Rの利用結果に基づく利用結果情報は景品を排出したことを示す景品排出情報であるものとしたが、これに限られない。利用結果情報は、管理対象装置16Rの利用に基づく利用結果を示す情報ならば、任意の情報で構わない。
(ステップS022)管理対象装置16Rの景品排出情報送信部165は、ステップS021において生成された管理対象装置16Rの利用結果に基づく景品排出情報(利用結果情報)を、決済端末15Rの中継部RLを介して決済端末15Rの景品排出情報受信部159へ送信する。その後、ステップS023へ進む。
(ステップS023)決済端末15Rの景品排出情報受信部159(第2の受信部)は、ステップS022において送信された、管理対象装置16Rの利用結果に基づく、景品が排出されたことを示す景品排出情報(利用結果情報)を、管理対象装置16Rの景品排出情報送信部165から自らの決済端末15Rの中継部RLを介して受信する。その後、ステップS024へ進む。
(ステップS024)決済端末15Rの通信部156Rは、ステップS023において景品排出情報受信部159が受信した景品排出情報(利用結果情報)を、イントラネット50およびインターネット40(通信ネットワーク)を介して、決済サーバへ10送信する。その後、ステップS025へ進む。
(ステップS025)決済サーバ10の通信部103は、決済端末15Rの通信部156Rから送信された景品排出情報(利用結果情報)を、イントラネット50およびインターネット40(通信ネットワーク)を介して受信し、自らの決済サーバ10の記憶部101に記憶させる。
以上で本シーケンス図に示す決済システム1の動作が終了する。
<第4の実施形態>
以下、本発明の第4の実施形態による決済システム1の決済端末15Sについて説明する。なお、第1の実施形態と構成が共通している範囲については説明を省略する。
[決済時における画面表示例]
以下、決済時において、後述する表示部154Sに表示される画面について、図面を参照しながら説明する。図12は、この発明の第4の実施形態による決済システムの決済端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
まず、表示部154Sに、図12(A)に示すようなメニュー画面(処理選択画面)を示す画像pic01が表示される。図示するように、画像Pic01には、「100円(1プレイ)」と記載されたボタンを示す画像btn011と、「200円(3プレイ)」と記載されたボタンを示す画像btn012と、「金額を選択してください」という文言と、「残高照会へ」と記載されたボタンを示す画像btn013と、が含まれる。
画像pic01によって示されるメニュー画面(処理選択画面)において、決済端末15Sのユーザは、決済システム1に対して、決済処理フローへ移行させる指示、または残高照会処理を実行させる指示を入力することができる。ここでは、ユーザが、決済処理フローへ移行させる指示を入力する場合について説明する。
なお、ここでいう決済フローとは、例えば、以下に説明する一連の処理のフローである。
まず、決済端末15Sの決済用媒体RW部152Sにはユーザが支払う金額を選択する画面が表示され、ユーザは当該画面において金額を表すボタンにタッチすることで選択する(決済フローへ移行させる指示)。そして、ユーザにより決済用媒体RW部152Sに決済用媒体が通信可能な距離内に近づけられる(例えば、翳される)と、決済用媒体から決済用媒体RW部152Sへ、当該決済用媒体の媒体種別を示す情報、および当該決済用媒体を識別する媒体ID(決済用媒体識別情報)が送信される。なお、媒体種別を示す情報には、当該決済用媒体が対応可能なブランドを示す情報が含まれる。
また、当該決済端末15Sに接続された管理対象装置16の利用料金(決済金額)を示す情報が、決済用媒体RW部152Sから決済用媒体へ送信される。決済用媒体は、受信した当該利用料金を示す情報に基づいて、自らの決済用媒体に記憶されている金額に関する情報を更新する。例えば、決済用媒体は、自ら記憶している、チャージされている金額を示す情報を読み出し、当該情報を、当該チャージされている金額から決済金額分を差し引いた金額を示す情報によって更新する。そして、決済端末15Sは、決済金額、決済用媒体が近づけられた日時、媒体種別を示す情報、および媒体IDに基づいて、決済端末決済情報を生成する。
決済端末15は、決済の要求を示す情報とともに、自らの決済端末15を識別する決済端末ID、および決済端末決済情報を、決済サーバ10の通信部103へ送信する。
そして、決済サーバ10の通信部103は、決済端末15から送信された決済の要求を示す情報、決済端末ID、および決済端末決済情報を受信する。決済サーバ10の決済処理部102は、受信した決済端末IDおよび決済端末決済情報に基づいて、記憶部101に記憶されている決済情報を更新する。
このように、決済フローとは、例えば上記のような一連の処理のフローである。
ユーザは、メニュー画面(処理選択画面)において「100円(1プレイ)」と記載されたボタン、または「200円(3プレイ)」と記載されたボタンを押下することによって、決済処理フローへ移行させる指示を入力する。すなわち、ユーザは、例えば、タッチパネルである表示部154Sにおいて、当該表示部154Sに表示された画像pic01に含まれる、画像btm011または画像btm012の部分をタッチすることによって、決済処理フローへ移行させる指示を入力する。ここでは、例えば、画像btm012の部分がタッチされたものとする。
なお、ここでは、決済端末15Sによる決済の対象となるサービスを提供する管理対象装置16は、ゲーム機であるものとする。ユーザは、100円を支払った場合にはこのゲームを1回プレイすることができ、200円を支払った場合にはこのゲームを3回プレイすることができる。
表示部154Sにおいて、ユーザにより画像btm012の部分がタッチされると、表示部154Sには、図12(B)に示すような、ブランド選択またはカード読取要求画面を示す画像pic02が表示される。図示するように、画像Pic02には、「ブランドを選択してください。またはカードをかざしてください。」という文言と、「ブランドA」と記載されたボタンを示す画像btn021と、「ブランドB」と記載されたボタンを示す画像btn022と、「ブランドC」と記載されたボタンを示す画像btn023と、「ブランドD」と記載されたボタンを示す画像btn024と、が含まれる。
画像pic02によって示されるブランド選択またはカード読取要求画面において、決済端末15Sのユーザは、決済を行うブランドを指定することができる。ユーザは、ブランド選択またはカード読取要求画面において「ブランドA」と記載されたボタン、「ブランドB」と記載されたボタン、「ブランドC」と記載されたボタン、または「ブランドD」と記載されたボタンのいずれかを押下することによって、決済を行うブランドを指定する。すなわち、ユーザは、例えば、タッチパネルである表示部154Sにおいて、当該表示部154Sに表示された画像pic02に含まれる、画像btm021、画像btm022、画像btm023、または画像btm024のいずれかの部分をタッチすることによって、決済を行うブランドを指定する。
または、ユーザは、表示部154Sにブランド選択またはカード読取要求画面が表示されている場合において、決済用媒体を後述する決済用媒体RW部152Sにかざすことにより、決済を行うブランドを指定することができる。
ユーザが、決済用媒体を決済用媒体RW部152Sにかざすと、決済用媒体RW部152Sは、決済用媒体が対応可能なブランドの個数を判別することができる。これにより、決済用媒体RW部152Sは、かざされた決済用媒体が、複数の(2つ以上の)ブランドに対応する決済用媒体であるか否かを認識することができる。
なお、決済用媒体RW部152Sによる、決済用媒体が対応可能なブランドの個数の判別は、例えば、決済用媒体と決済用媒体RW部152Sとの間で、全ての電子マネーのブランドに対するポーリングが順次実行されることによって行われる。
決済用媒体RW部152Sにかざされた決済用媒体が、複数のブランドに対応する決済用媒体であった場合には、表示部154Sには、図12(C)に示すような、ブランド選択画面を示す画像pic03が表示される。
なお、ここでいう複数のブランドに対応する決済用媒体とは、複数のブランドに対応させることが可能な決済用媒体を意味する。すなわち、ここでいう複数のブランドには、決済用媒体において、現時点では非活性の状態(使用することができない状態)であるブランドも含まれる。例えば、複数のブランドに対応が可能なICカードや、複数のブランドに対応が可能なICチップが搭載された携帯端末において、現時点では1つのブランドしか利用できないように設定されていたとしても、将来的に複数のブランドにも対応することが可能な決済用媒体ならば、ここでいう複数のブランドに対応する決済用媒体に含まれる。
なお、上述したように非活性の状態(使用することができない状態)であるブランドも含むように対応ブランドをカウントする理由としては、もし非活性の状態であるブランドを含まないならば、例えば、非活性のブランドを活性化した(使用することができる状態にした)場合に、表示部154Sに表示される画面の画面フローが変わり、ユーザの操作手順も変わるため、ユーザに対して混乱を生じさせる恐れがあるためである。また、例えば、ユーザに対して決済端末15Sの操作手順を説明するゲームコーナーのフロアスタッフがユーザに対して行う説明が複雑になるためである。
図示するように、図12(C)に示す画像Pic03には、「ブランドが複数ありますので下記から選択してください」という文言と、「ブランドA」と記載されたボタンを示す画像btn031と、「ブランドB」と記載されたボタンを示す画像btn032と、「ブランドC」と記載されたボタンを示す画像btn033と、「ブランドD」と記載されたボタンを示す画像btn034と、が含まれる。
画像pic03によって示されるブランド選択画面において、決済端末15Sのユーザは、決済を行うブランドを指定することができる。ユーザは、ブランド選択画面において「ブランドA」と記載されたボタン、「ブランドB」と記載されたボタン、「ブランドC」と記載されたボタン、または「ブランドD」と記載されたボタンのいずれかを押下することによって、決済を行うブランドを指定する。すなわち、ユーザは、例えば、タッチパネルである表示部154Sにおいて、当該表示部154Sに表示された画像pic03に含まれる、画像btm031、画像btm032、画像btm033、または画像btm034のいずれかの部分をタッチすることによって、決済を行うブランドを指定する。
図12(B)に示すブランド選択またはカード読取要求画面を示す画像pic02に含まれる、画像btm021、画像btm022、画像btm023、または画像btm024のいずれかの部分がタッチされた場合、決済用媒体RW部152Sにかざされた決済用媒体が単一のブランドに対応する決済用媒体であった場合、および図12(C)に示すブランド選択画面を示す画像pic03に含まれる、画像btm031、画像btm032、画像btm033、または画像btm034のいずれかの部分がタッチされた場合、表示部154Sには、図12(D)に示すような、カード読取要求画面を示す画像pic04が表示される。
図示するように、画像Pic04には、「200円(3プレイ)を選択しています。カードをかざしてください。」という文言と、選択されたブランドのロゴを示す画像(図示せず)またはブランド名を示す文言(図示せず)と、が含まれる。
表示部154Sにカード読取要求画面画像pic04が表示されている場合において、ユーザが、決済用媒体RW部152Sに決済用媒体をかざすと、決済処理が行われる。決済処理が完了すると、表示部154Sには決済が完了したことを示す決済完了画面(図示せず)が表示される。
[残高照会時における画面表示例]
以下、残高照会時において、後述する表示部154Sに表示される画面について、図面を参照しながら説明する。図13は、この発明の第4の実施形態による決済システムの決済端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。
まず、表示部154Sに、図13(A)に示すようなメニュー画面(処理選択画面)を示す画像pic11が表示される。図示するように、画像pic11には、「100円(1プレイ)」と記載されたボタンを示す画像btn111と、「200円(3プレイ)」と記載されたボタンを示す画像btn112と、「金額を選択してください」という文言と、「残高照会へ」と記載されたボタンを示す画像btn113と、が含まれる。
画像pic11によって示されるメニュー画面(処理選択画面)において、決済端末15Sのユーザは、決済システム1に対して、決済処理フローへ移行させる指示、または残高照会処理を実行させる指示を入力することができる。ここでは、ユーザが、残高照会処理を実行させる指示を入力する場合について説明する。
ユーザは、メニュー画面(処理選択画面)において「残高照会へ」と記載されたボタンを押下することによって、残高照会処理を実行させる指示を入力する。すなわち、ユーザは、例えば、タッチパネルである表示部154Sにおいて、当該表示部154Sに表示された画像pic11に含まれる、画像btm113の部分をタッチすることによって、残高照会処理を実行させる指示を入力する。
表示部154Sにおいて、ユーザにより画像btm113の部分がタッチされると、表示部154Sには、図13(B)に示すような、ブランド選択画面を示す画像pic12が表示される。図示するように、画像Pic12には、「ブランドを選択してください。」という文言と、「ブランドA」と記載されたボタンを示す画像btn121と、「ブランドB」と記載されたボタンを示す画像btn122と、「ブランドC」と記載されたボタンを示す画像btn123と、「ブランドD」と記載されたボタンを示す画像btn124と、が含まれる。
画像pic12によって示されるブランド選択画面において、決済端末15Sのユーザは、残高照会を行うブランドを指定することができる。ユーザは、ブランド選択画面において「ブランドA」と記載されたボタン、「ブランドB」と記載されたボタン、「ブランドC」と記載されたボタン、または「ブランドD」と記載されたボタンのいずれかを押下することによって、残高照会を行うブランドを指定する。すなわち、ユーザは、例えば、タッチパネルである表示部154Sにおいて、当該表示部154Sに表示された画像pic12に含まれる、画像btm121、画像btm122、画像btm123、または画像btm124のいずれかの部分をタッチすることによって、残高照会を行うブランドを指定する。
図13(B)に示すブランド選択画面を示す画像pic12に含まれる、画像btm121、画像btm122、画像btm123、または画像btm124のいずれかの部分がタッチされた場合、表示部154Sには、図13(C)に示すような、カード読取要求画面を示す画像pic13が表示される。図示するように、画像Pic13には、「カードをかざしてください。」という文言と、選択されたブランドのロゴを示す画像(図示せず)またはブランド名を示す文言(図示せず)と、が含まれる。
表示部154Sにカード読取要求画面画像pic13が表示されている場合において、ユーザが、決済用媒体RW部152Sに決済用媒体をかざすと、残高照会処理が行われる。残高照会処理が完了すると、表示部154Sには、図13(D)に示すような、残高照会結果画面を示す画像pic14が表示される。図示するように、画像Pic14には、「ブランドB」という文言と、「残高 2,900円」という文言と、「メニュー画面へ」と記載されたボタンを示す画像btn141と、が含まれる。
ユーザは、表示部154Sに表示される画像pic14によって示される残高照会結果画面を参照することにより、ブランドへの預金残高を確認することができる。例えば、図13(D)に示す画像pic14を参照することによって、ユーザは、「ブランドB」への預金残高が「2,900円」であることを認識することができる。
なお、タッチパネルである表示部154Sにおいて、当該表示部154Sに表示された画像pic14に含まれる、「メニュー画面へ」と記載されたボタンを示す画像btn141の部分がユーザによってタッチされると、表示部154Sには再び図13(A)に示したメニュー画面(処理選択画面)が表示される。
[決済端末の機能構成]
以下に、決済端末15Sの機能構成について、図面を参照しながら説明する。
図14は、この発明の第4の実施形態による決済システムの決済端末の機能構成を示すブロック図である。図示するように、決済端末15Sは、制御部150Sと、記憶部151と、決済用媒体RW部152Sと、照明部153と、表示部154Sと、入力部154Tと、音声出力部155と、通信部156と、パルス送信部157と、を含んで構成される。なお、第1の実施形態に係る決済システム1の決済端末15と構成が共通する機能ブロックについては、同一の符号を付し、説明を省略する。
制御部150Sは、決済端末15Sの各機能ブロックによって行われる処理を制御する。制御部150Sは、例えば、CPUを含んで構成される。
制御部150Sは、決済用媒体が対応している1または複数のブランドにおける預金残高を照会する処理である残高照会処理の指示を示す入力を後述する入力部154Tが受け付けた場合、決済用媒体RW部152Sによって取得された情報に基づく決済用媒体が対応しているブランドの個数に関わらず、預金残高を照会させるブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を後述する表示部154Sに表示させる。
また、制御部150Sは、決済用媒体が対応しているいずれかのブランドによって決済する処理である決済処理の指示を示す入力を後述する入力部154Tが受け付けた場合、決済用媒体RW部152Sによって決済用媒体が対応しているブランドの個数が複数であると判別されたならば決済するブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を後述する表示部154Sに表示させる。また、制御部150Sは、決済処理の指示を示す入力を後述する入力部154Tが受け付けた場合、決済用媒体が対応しているブランドの個数が1つであると判別されたならば当該ブランド選択画面を表示部154Sに表示させない。
また、制御部150Sは、決済用媒体が対応しているいずれかのブランドによって決済する処理である決済処理の指示を示す入力を後述する入力部154Tが受け付けた場合、パルス送信部157に、管理対象装置16の利用に対する電子マネーによる決済を示す電子決済情報を、管理対象装置16へ送信させる。
また、制御部150Sは、決済用媒体が対応しているいずれかのブランドによって決済する処理である決済処理の指示を示す入力を後述する入力部154Tが受け付けた場合、通信部156に、管理対象装置16の利用に対する電子マネーによる決済を示す電子決済情報を、イントラネット50およびインターネット40(通信ネットワーク)を介して、決済サーバへ10送信させる。
決済用媒体RW部152Sは、決済用媒体が対応しているブランドの個数を判別する。
表示部154Sは、後述する入力部154Tが受け付けた指示が前記残高照会処理の指示である場合には、決済用媒体が対応しているブランドの個数に関わらず、預金残高を照会させるブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を表示する。
また、表示部154Sは、後述する入力部154Tが受け付けた指示が前記決済処理の指示である場合には、決済用媒体が対応しているブランドの個数が複数であるならば決済するブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を表示し、当該個数が1つであるならばブランド選択画面を表示しない。
入力部154Tは、決済用媒体が対応している1または複数のブランドにおける預金残高を照会する処理である残高照会処理の指示、または、決済用媒体が対応している1または複数のブランドの中のいずれかのブランドによって決済する処理である決済処理の指示、を示す入力を受け付ける。
なお、表示部154Sおよび入力部154Tは、例えば、タッチパネル等の入出力インターフェースを有する1つの部材によって構成されていてもよい。
[決済端末の動作]
以下に、決済端末15Sの動作について、図面を参照しながら説明する。
図15は、この発明の第4の実施形態による決済システムの決済端末の動作を示すフローチャートである。本フローチャートは、決済端末15Sの表示部154Sに、メニュー画面(処理選択画面)が表示される際に開始する。
(ステップS101)決済端末15Sの表示部154Sは、メニュー画面(処理選択画面)を示す画像を表示する。なお、メニュー画面を示す画像とは、例えば、図12(A)に示した画像pic01、あるいは図13(A)に示した画像pic11である。その後、ステップS102へ進む。
(ステップS102)決済端末15Sの入力部154Tが、ステップS101において表示されたメニュー画面(処理選択画面)において決済端末15Sのユーザが決済処理または残高照会処理を選択したこと示す情報を取得した場合には、ステップS103へ進む。そうでない場合は、ステップS102に留まる。
(ステップS103)入力部154TがステップS102において取得した情報によって示される処理が決済処理である場合には、ステップS104へ進む。そうでない場合、すなわち、入力部154TがステップS102において取得した情報によって示される処理が残高照会処理である場合には、ステップS115へ進む。
(ステップS104)表示部154Sは、ブランド選択またはカード読取要求画面を示す画像を表示する。なお、ブランド選択またはカード読取要求画面を示す画像とは、例えば、図12(B)に示した画像pic02である。その後、ステップS105へ進む。
(ステップS105)入力部154Tが、ステップS104において表示されたブランド選択またはカード読取要求画面において決済を行うブランドを選択したこと示す情報を取得した場合には、ステップS111へ進む。そうでない場合は、ステップS106に留まる。
(ステップS106)決済端末15Sの決済用媒体RW部152Sに決済用媒体(ICカード)がかざされることにより、当該決済用媒体RW部152Sが、当該決済用媒体(ICカード)によって発信された情報を読み取った場合、ステップS107へ進む。そうでない場合は、ステップS105へ戻る。
(ステップS107)決済用媒体RW部152Sは、ステップS106において読み取った情報に基づき、決済用媒体(ICカード)が対応するブランドを示す情報を取得する。その後、ステップS108へ進む。
(ステップS108)決済用媒体RW部152Sが、ステップS107において取得した情報に基づいて、決済用媒体(ICカード)が対応するブランドの個数が複数であると判別した場合には、ステップS109へ進む。そうでない場合、すなわち、決済用媒体(ICカード)が対応するブランドの個数が単一であると判別した場合には、ステップS111へ進む。
(ステップS109)表示部154Sは、ブランド選択画面を示す画像を表示する。なお、ブランド選択画面を示す画像とは、例えば、図12(C)に示した画像pic03である。その後、ステップS110へ進む。
(ステップS110)入力部154Tが、ステップS109において表示されたブランド選択画面において決済を行うブランドを選択したこと示す情報を取得した場合には、ステップS111へ進む。そうでない場合は、ステップS110に留まる。
(ステップS111)表示部154Sは、カード読取要求画面を示す画像を表示する。なお、カード読取要求画面を示す画像とは、例えば、図12(D)に示した画像pic04である。その後、ステップS112へ進む。
(ステップS112)決済用媒体RW部152Sに決済用媒体(ICカード)がかざされることにより、当該決済用媒体RW部152Sが、当該決済用媒体(ICカード)によって発信された情報を読み取った場合、ステップS113へ進む。そうでない場合は、ステップS112に留まる。
(ステップS113)決済端末15Sの制御部150Sは、決済処理フローへ移行する。すなわち、制御部150Sは、ステップS118において決済用媒体RW部152Sが決済用媒体(ICカード)から読み取った情報に基づく決済用媒体にチャージ(預金)されている金額から、ステップS102において入力部154Tが取得した情報に基づく決済金額を差し引いた金額によって、当該決済用媒体に記憶されたチャージ(預金)されている金額を示す情報を更新する処理を決済用媒体RW部152Sに実行させる。
また、制御部150Sは、ステップS102において入力部154Tが取得した情報に基づく決済金額を示す情報に基づいて、パルス送信部157に、管理対象装置16の利用に対する電子マネーによる決済を示す電子決済情報を、管理対象装置16へ送信させる。
また、制御部150Sは、ステップS102において入力部154Tが取得した情報に基づく決済金額を示す情報に基づいて、通信部156に、管理対象装置16の利用に対する電子マネーによる決済を示す電子決済情報を、イントラネット50およびインターネット40(通信ネットワーク)を介して、決済サーバへ10送信させる。
その後、ステップS114へ進む。
(ステップS114)表示部154Sは、決済が完了したことを示す決済完了画面を表示する。以上で、本フローチャートの処理が終了する。
(ステップS115)表示部154Sは、ブランド選択画面を示す画像を表示する。なお、ブランド選択画面を示す画像とは、例えば、図13(B)に示した画像pic12である。その後、ステップS116へ進む。
(ステップS116)入力部154Tが、ステップS115において表示されたブランド選択画面において決済を行うブランドを選択したこと示す情報を取得した場合には、ステップS117へ進む。そうでない場合は、ステップS116に留まる。
(ステップS117)表示部154Sは、カード読取要求画面を示す画像を表示する。なお、カード読取要求画面を示す画像とは、例えば、図13(C)に示した画像pic13である。その後、ステップS118へ進む。
(ステップS118)決済用媒体RW部152Sに決済用媒体(ICカード)がかざされることにより、当該決済用媒体RW部152Sが、当該決済用媒体(ICカード)によって発信された情報を読み取った場合、ステップS119へ進む。そうでない場合は、ステップS118に留まる。
(ステップS119)制御部150Sは、残高照会処理を実行する。すなわち、制御部150Sは、ステップS118において決済用媒体RW部152Sが決済用媒体(ICカード)から読み取った情報に基づいて、決済用媒体にチャージ(預金)されている金額(残高)を示す情報を取得する。その後、ステップS120へ進む。
(ステップS120)表示部154Sは、ステップS119において制御部150Sが取得した情報によって示される決済用媒体にチャージ(預金)されている金額(残高)を示す情報に基づいて残高照会結果画面を生成し、当該残高照会結果画面を示す画像を表示する。なお、残高照会結果画面を示す画像とは、例えば、図13(D)に示した画像pic14である。
以上で本フローチャートの処理が終了する。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態に係る決済システム1によれば、インターネットに決済サーバ10が通信接続されるため、複数の店舗20(施設)における決済の処理を1つの決済サーバ10によって行うことができる。これにより、各店舗20は、決済サーバ10を自施設内に設ける必要がないため、従来のように施設毎に自施設内のイントラネットに決済サーバを設ける場合と比べて、決済システムの導入にかかるコストが増大してしまうことを抑制することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る決済システムによれば、インターネットに決済サーバ10が通信接続されるため、店舗20(施設)、決済端末15、および管理対象装置16、更に決済端末15または管理対象装置16における設定情報等を紐付けて管理することができる。また、本発明の一実施形態に係る決済システムによれば、店舗20(施設)における設定情報と管理対象装置16における設定情報とを紐付けて管理することができることにより、電子マネーの決済に関する情報と管理対象装置16における設定情報とを合わせて管理することができる。
また、本発明の第1の実施形態に係る決済システムによれば、決済端末毎ではなく施設毎に利用可能なブランドを統括して管理し、さらに決済装置毎でなく施設毎に利用可能なブランドの種類を統一して運用するため、決済システムの運用にかかるコストが増大してしまうことを抑制することができる。
また、以上説明したように、本発明の第2の実施形態に係る決済システム1によれば、インターネットに決済サーバ10が通信接続されるため、複数の店舗20(施設)における決済端末15または管理対象装置16の設定情報を1つの決済サーバ10によって管理することができる。これにより、従来のように施設毎に自施設内のイントラネットに決済サーバを設ける場合と比べて、決済システムの導入にかかるコストを抑制することができる。
また、本発明の第2の実施形態に係る決済システム1によれば、管理者、例えば、店舗20(施設)の施設管理者が、通信ネットワークを介して決済サーバ10から決済端末15または管理対象装置16の設定情報を取得し、当該設定情報に基づいて決済端末15または管理対象装置16の設定変更等を行うことができるため、決済システムの運用にかかるコストを抑制することができる。
また、本発明の第2の実施形態に係る決済システム1によれば、電子マネーによって決済が行われることにより、10円硬貨、50円硬貨、または100円硬貨等を現金投入装置に投入して支払いをする場合と比べて、投入される硬貨の枚数や組み合わせを考慮して金額を設定する(例えば、100円硬貨2枚で200円と設定する)必要がないため、柔軟に金額を設定することができる。
また、現金投入装置を利用して料金の支払いが行われる場合、設定金額の変更がなされる際には、現金投入装置の設定を物理的に変更する必要が生じる。一方、本発明の第2の実施形態に係る決済システム1によれば、電子マネーを利用して決済がなされることを前提としているため、管理端末17から設定変更の要求に基づいて、硬貨および紙幣の枚数や組み合わせに縛られない任意の価格を柔軟に設定することができる。
また、本発明の第2の実施形態に係る決済システム1によれば、設定金額を頻繁に変更する必要がある場合であっても、管理端末12から設定金額をサーバに登録(更新)するだけですむため、比較的短い期間で金額を変更することが可能となる。
また、以上説明したように、本発明の第3の実施形態に係る決済システム1によれば、電子マネーによる決済の実績情報と現金による決済の実績情報とが、インターネットに接続された決済サーバ10において共に管理されるため、ユーザは、電子マネーによる決済の実績情報と現金による決済の実績情報とをまとめて管理することができる。これにより、ユーザは、例えば、決済端末15Rごと、あるいは店舗20ごとに、電子マネーによる売上金額と現金による売上金額とをまとめて把握することができる。
また、本発明の第3の実施形態に係る決済システム1によれば、電子マネーによる決済の実績情報と現金による決済の実績情報の他にも、さらに当該決済によって提供されたサービスの利用結果を示す利用結果情報(例えば、クレーンゲーム等のプライズゲームのゲーム機における景品の景品排出情報等)もまとめて管理することができる。これにより、ユーザは、例えば、決済端末15Rごと、あるいは店舗20ごとに、電子マネーまたは現金による売上金額と景品排出情報とをまとめて把握することができる。
また、本発明の第4の実施形態に係る決済システム1の決済端末15Sによれば、残高照会時には、決済用媒体が対応するブランドの個数に関わらずブランド選択画面を表示さることにより、ユーザに対してブランドを明示的に選択させるため、ユーザは残高照会する電子マネーブランドを確実に認識することができる。
例えば、ユーザが、帰宅する際に必要となる交通費分の預金を交通系の電子マネーブランドに残しておきたいような場合において、決済用媒体が対応するブランドの個数1つであることなどにより自動的にブランドが指定されて残高照会されてしまうと、残高照会しているブランドが交通系の電子マネーブランドであることをユーザが認識し損なってしまい、交通費分の預金を残しておかずに使用してしまう危険性が高くなる。一方、本発明の第4の実施形態に係る決済システム1の決済端末15Sによれば、そのような危険性を低減することができる。
また、本発明の第4の実施形態に係る決済システム1の決済端末15Sによれば、決済時には、決済用媒体が対応するブランドの個数が複数であると判別された場合にはブランド選択画面を表示させ、当該個数が単一(1つ)であると判別された場合にはブランド選択画面を表示させないため、連続して決済を行う場合などにおけるユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、本発明の第4の実施形態に係る決済システム1の決済端末15Sによれば、決済用媒体が現時点で利用可能なブランドの個数が単一(1つ)であったとしても、例えば、非活性の状態であるブランドを活性化することによって将来的に複数のブランドに対応可能な決済用媒体に対しては、対応するブランドの個数は複数であるものとして認識する。これにより、決済用媒体が現時点で利用可能なブランドの個数が単一(1つ)から複数に変わった場合であっても、決済端末15Sの表示部154Sに表示される画面のフローや、入力部154Tによって操作入力するユーザの操作手順には変更が生じないため、ユーザに対して混乱を生じさせる恐れがない。また、これにより、例えば、ユーザに対して決済端末15Sの操作手順を説明するゲームコーナーのフロアスタッフがユーザに対して行う説明も単純化され、フロアスタッフの労力が軽減されうる。
上述した実施形態における決済サーバ10をコンピュータで実現するようにしてもよい。その場合、この機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現してもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでもよい。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよく、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のプログラマブルロジックデバイスを用いて実現されるものであってもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1・・・決済システム、10・・・決済サーバ、15・・・決済端末、15R・・・決済端末、15S・・・決済端末、16・・・管理対象装置、16R・・・管理対象装置、17・・・管理端末、20・・・店舗、30・・・ブランドサーバ、40・・・インターネット、50・・・イントラネット、101・・・記憶部、102・・・決済処理部、103・・・通信部、150・・・制御部、150R・・・制御部、150S・・・制御部、151・・・記憶部、152・・・決済用媒体RW部、152S・・・決済用媒体RW部、153・・・照明部、154・・・表示部、154S・・・表示部、154T・・・入力部、155・・・音声出力部、156・・・通信部、156R・・・通信部、157・・・パルス送信部、157R・・・パルス送信部、158・・・パルス受信部、159・・・景品排出情報受信部、160・・・制御部、161・・・記憶部、162・・・実行部、163・・・パルス受信部、164・・・景品排出検知部、165・・・景品排出情報送信部、169・・・現金投入部、1691・・・現金投入検知部、1692・・・パルス送信部、171・・・管理実行部、172・・・設定更新要求部、173・・・通信部、RL・・・中継部

Claims (3)

  1. 決済用媒体が対応している1または複数のブランドにおける預金残高を照会する処理である残高照会処理の指示、または、前記決済用媒体が対応しているいずれかの前記ブランドによって決済する処理である決済処理の指示、を示す入力を受け付ける入力部と、
    前記決済用媒体が対応している前記ブランドの個数を判別する決済用媒体RW部と、
    前記指示が前記残高照会処理の指示である場合には、前記個数に関わらず、前記預金残高を照会させる前記ブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を表示し、
    前記指示が前記決済処理の指示である場合には、前記個数が複数であるならば決済する前記ブランドをユーザに選択させるための前記ブランド選択画面を表示し、前記個数が1つであるならば前記ブランド選択画面を表示しない表示部と、
    を備える決済端末。
  2. コンピュータによる決済方法であって、
    入力部が、決済用媒体が対応している1または複数のブランドにおける預金残高を照会する処理である残高照会処理の指示、または、前記決済用媒体が対応しているいずれかの前記ブランドによって決済する処理である決済処理の指示、を示す入力を受け付ける入力ステップと、
    決済用媒体RW部が、前記決済用媒体が対応している前記ブランドの個数を判別する決済用媒体RWステップと、
    表示部が、前記指示が前記残高照会処理の指示である場合には、前記個数に関わらず、前記預金残高を照会する前記ブランドをユーザに選択させるためブランド選択画面を表示
    し、前記指示が前記決済処理の指示である場合には、前記個数が複数であるならば決済する前記ブランドをユーザに選択させるための前記ブランド選択画面を表示し、前記個数が1つであるならば前記ブランド選択画面を表示しない表示ステップと、
    を有する決済方法。
  3. コンピュータに、
    決済用媒体が対応している1または複数のブランドにおける預金残高を照会する処理である残高照会処理の指示、または、前記決済用媒体が対応しているいずれかの前記ブランドによって決済する処理である決済処理の指示、を示す入力を受け付ける入力ステップと、
    前記決済用媒体が対応している前記ブランドの個数を判別する決済用媒体RWステップと、
    前記指示が前記残高照会処理の指示である場合には、前記個数に関わらず、前記預金残高を照会する前記ブランドをユーザに選択させるためのブランド選択画面を表示し、前記指示が前記決済処理の指示である場合には、前記個数が複数であるならば決済する前記ブランドをユーザに選択させるための前記ブランド選択画面を表示し、前記個数が1つであるならば前記ブランド選択画面を表示しない表示ステップと、
    を実行させるための決済プログラム。
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