JP2018169733A - 顧客の利用シーンを判定するためのシステム、方法、及びプログラム - Google Patents

顧客の利用シーンを判定するためのシステム、方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗における顧客の利用シーンの分析を支援する。
【解決手段】
本発明の実施形態に係るCRMサーバ10は、飲食店等の店舗に設置されている店舗端末30と通信ネットワークNWを介して通信可能に接続されており、顧客との関係を管理するCRMサービスを、店舗端末30が設置されている店舗に提供する。CRMサーバ10は、来店情報テーブルTA2において管理される情報に基づく来店情報、及び、注文履歴テーブルTA3及び商品情報テーブルTA4において管理される情報に基づく注文履歴に基づいて、顧客の利用シーンを容易に判定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲食店等の店舗における顧客の利用シーンを判定するためのシステム、方法、及びプログラムに関するものである。
従来、顧客満足度等の向上を目的として顧客との関係を管理するCRM(Customer Relationship Management)を実現するためのシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。こうしたシステムにおいては、顧客データベース等を用いた様々な分析結果に基づいて、電子メールやウェブサイトを介した顧客に対する情報提供(メッセージの配信を含む。)が行われている。
特開2001−267700号公報
しかしながら、従来のシステムにおいて、顧客データベース等を用いた分析は複雑となる傾向にあり、その分析結果も分かりやすいものとは言えなかった。例えば、従来のシステムにおいては、飲食店等の店舗を利用する顧客の目的(利用シーン)を、容易に分析することが困難であった。こうした利用シーンの分析が容易に実現されれば、当該利用シーンに適合した情報提供等の活動が可能となると考えられる。
本発明は、店舗における顧客の利用シーンの分析を支援することを目的の1つとする。本発明の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の実施形態に係る利用シーン判定システムは、飲食店等の店舗における顧客の利用シーンを判定するための利用シーン判定システムであって、前記店舗における商品の注文履歴を少なくとも含む利用実績を記憶する記憶部と、前記利用実績に少なくとも基づいて、顧客の利用シーンを判定する判定部と、を備える。
この構成によれば、商品の注文履歴を含む店舗の利用実績に基づいて、顧客の利用シーンを容易に判定することができる。利用実績は、例えば、会計単位(利用単位又は伝票単位と言うこともできる。)の情報として管理される。
また、上記システムにおいて、前記利用実績は、利用人数を少なくとも含み、前記判定部は、1人当たりの商品の注文数に少なくとも基づいて前記利用シーンを判定する、ように構成することもできる。こうすれば、1人当たりの商品の注文数に基づいて顧客の利用シーンを判定することができる。
また、上記システムにおいて、前記記憶部は、所定の分類に関連付けて商品を記憶し、前記判定部は、前記所定の分類毎の商品の注文数に少なくとも基づいて前記利用シーンを判定する、ように構成することもできる。こうすれば、所定の分類毎の商品の注文数に基づいて顧客の利用シーンを判定することができる。所定の分類は、利用シーンを判定するための商品の分類と言うことができ、例えば、飲食店における商品の「主食」及び「アルコール類」等の分類を含む。
また、上記システムにおいて、前記利用実績は、来店時刻を少なくとも含む、ように構成することもできる。こうすれば、来店時刻に基づいて顧客の利用シーンを判定することができる。
本発明の実施形態に係る利用シーン判定方法は、1又は複数のコンピュータによって実行され、飲食店等の店舗における顧客の利用シーンを判定するための利用シーン判定方法であって、前記店舗における商品の注文履歴を少なくとも含む利用実績を記憶する工程と、前記利用実績に少なくとも基づいて、顧客の利用シーンを判定する工程と、を備える。
この構成によれば、商品の注文履歴を含む店舗の利用実績に基づいて、顧客の利用シーンを容易に判定することができる。
本発明の実施形態に係る利用シーン判定プログラムは、飲食店等の店舗における顧客の利用シーンを判定するための利用シーン判定プログラムであって、1又は複数のコンピュータに、前記店舗における商品の注文履歴を少なくとも含む利用実績を記憶する処理と、前記利用実績に少なくとも基づいて、顧客の利用シーンを判定する処理と、を実行させる。
この構成によれば、商品の注文履歴を含む店舗の利用実績に基づいて、顧客の利用シーンを容易に判定することができる。
本発明の様々な実施形態は、店舗における顧客の利用シーンの分析を支援する。
本発明の一実施形態に係るCRMサーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図である。 顧客情報テーブルTA1において管理される情報を例示する図である。 来店情報テーブルTA2において管理される情報を例示する図である。 注文履歴テーブルTA3において管理される情報を例示する図である。 商品情報テーブルTA4において管理される情報を例示する図である。 CRMサーバ10が実行する処理を例示するフローチャートである。 利用シーンの判定条件を例示する図である。 利用シーンの判定の具体例を示す図である。 顧客グループ毎の売上の集計結果を示すグラフを例示する図である。 メッセージテンプレートの一覧を例示する図である。 メッセージ管理表を例示する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るCRMサーバ10を含むネットワークの構成を概略的に示す構成図である。CRMサーバ10は、図示するように、飲食店等の店舗に設置されている店舗端末30とインターネット等の通信ネットワークNWを介して通信可能に接続されている。図1においては、1つの店舗端末30のみが図示されているが、CRMサーバ10は、それぞれが異なる店舗に設置されている複数の店舗端末30と通信可能に接続されている。CRMサーバ10は、顧客との関係を管理するCRMサービスを、店舗端末30が設置されている各店舗に対して提供する。本実施形態におけるCRMサービスは、店舗における顧客の利用シーンを判定する機能を含む。CRMサーバ10は、本発明の利用シーン判定システムの一部又は全部を実装する装置の一例である。
CRMサーバ10は、一般的なコンピュータとしての構成を有する。具体的には、CRMサーバ10は、図1に示すように、CPU11と、DRAM等によって構成されデータやプログラムを一時的に記憶するメインメモリ12と、ユーザとの間で情報のやり取りを行うユーザインタフェース13と、有線又は無線の通信を制御する通信インタフェース14と、磁気ディスク又はフラッシュメモリ等によって構成されデータやプログラムを記憶するストレージ15とを備える。CPU11は、ストレージ15に記憶されているプログラムをメインメモリ12に読み込んで、当該プログラムに含まれる命令を実行する。
ユーザインタフェース13は、例えば、キーボード、マウス、及びタッチパネル等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置、ディスプレイ等の画像出力装置、及びスピーカ等の音声出力装置を含む。通信I/F14は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装される。
ストレージ15は、本実施形態のCRMサービスを提供するための様々な情報を記憶する。例えば、ストレージ15は、顧客情報を管理する顧客情報テーブルTA1と、来店情報を管理する来店情報テーブルTA2と、注文履歴を管理する注文履歴テーブルTA3と、商品情報を管理する商品情報テーブルTA4とを有する。
図2は、顧客情報テーブルTA1において管理される情報を例示する。顧客情報テーブルTA1は、図示するように、個別の店舗を識別する「店舗ID」及び個別の顧客を識別する「顧客ID」の組合せに対応付けて、「氏名」、メールアドレス等の「連絡先」、「生年月日」、「性別」、「初回来店日」、「最終来店日」等の情報を管理する。このように、顧客情報テーブルTA1において管理される顧客情報は、各店舗における個別の顧客単位の情報である。これらの情報のうち、氏名、連絡先、生年月日、及び性別は、様々なタイミング(例えば、オンライン予約サービスのアカウント作成時等)において顧客から提供された情報が設定される。また、初回来店日及び最終来店日は、店舗端末30を介して後述する来店情報が入力されたタイミングで適宜に設定される。
図3は、来店情報テーブルTA2において管理される情報を例示する。来店情報テーブルTA2は、図示するように、個別の店舗を識別する「店舗ID」及び個別の伝票を識別する「伝票ID」の組合せに対応付けて、「顧客ID」、「来店人数」、「来店日時」、「利用シーン」等の情報を管理する。このように、来店情報テーブルTA2において管理される来店情報は、各店舗における個別の伝票単位(利用単位/会計単位)の情報である。これらの情報のうち、顧客ID、来店人数、来店日時は、店舗端末30を介して顧客の来店情報が入力されたタイミング(例えば、会計時等)で設定される。なお、顧客IDは、例えば、オンライン予約サービスを用いた予約時等のタイミングにおいて、顧客から提供された情報が設定され得る。利用シーンの設定方法については後述する。
図4は、注文履歴テーブルTA3において管理される情報を例示する。注文履歴テーブルTA3は、図示するように、個別の店舗を識別する「店舗ID」、個別の伝票を識別する「伝票ID」、及び個別の注文を識別する「注文ID」の組合せに対応付けて、個別の商品を識別する「商品ID」、「注文数量」等の情報を管理する。このように、注文履歴テーブルTA3において管理される注文履歴は、各店舗の各伝票における個別の注文単位の情報である。これらの情報は、店舗端末30を介して注文履歴が入力されたタイミング(例えば、会計時等)で設定される。なお、例えば、店舗におけるOES(オーダーエントリシステム)等の注文システムと連動して、注文履歴がリアルタイムに注文履歴テーブルTA3に反映されるようにしても良い。
図5は、商品情報テーブルTA4において管理される情報を例示する。商品情報テーブルTA4は、図示するように、個別の店舗を識別する「店舗ID」及び個別の商品を識別する「商品ID」の組合せに対応付けて、「商品名」、「単価」、「主食フラグ」、「アルコール類フラグ」等の情報を管理する。主食フラグは、対応する商品が「主食」に分類される商品であるか否かを示す情報である。アルコール類フラグは、対応する商品が「アルコール類」に分類される商品であるか否かを示す情報である。これらの情報は、各店舗によって予め設定される。
CRMサーバ10は、ストレージ15等に記憶されているプログラムに含まれる命令をCPU11が実行することによって、図1に示すように、顧客分析部111、及び、メッセージ管理部112として機能する。顧客分析部111は、顧客の分析に関する様々な処理を実行する。例えば、顧客分析部111は、顧客情報テーブルTA1、来店情報テーブルTA2、注文履歴テーブルTA3、及び、商品情報テーブルTA4において管理されている情報の少なくとも一部に基づいて、店舗における顧客の利用シーンの判定を含む様々な分析を実行する。メッセージ管理部112は、顧客に対して配信するメッセージの管理に関する様々な処理を実行する。例えば、メッセージ管理部112は、顧客分析部111による顧客の分析結果に少なくとも基づいて、顧客に対して配信するメッセージを管理する。
店舗端末30は、一般的なコンピュータとしての構成を有する。具体的には、店舗端末30は、図1に示すように、CPU31と、DRAM等によって構成されデータやプログラムを一時的に記憶するメインメモリ32と、ユーザとの間で情報のやり取りを行うユーザインタフェース33と、有線又は無線の通信を制御する通信インタフェース34と、磁気ディスク又はフラッシュメモリ等によって構成されデータやプログラムを記憶するストレージ35とを備える。CPU31は、ストレージ35に記憶されているプログラムをメインメモリ32に読み込んで、当該プログラムに含まれる命令を実行する。
ユーザインタフェース33は、例えば、キーボード、マウス、及びタッチパネル等の情報入力装置、マイクロフォン等の音声入力装置、カメラ等の画像入力装置、ディスプレイ等の画像出力装置、及びスピーカ等の音声出力装置を含む。通信I/F34は、ネットワークアダプタ等のハードウェア、各種の通信用ソフトウェア、又はこれらの組み合わせとして実装される。
店舗端末30は、例えば、タブレット端末、又は、スマートフォン等として構成され、店舗における会計機能(レジ機能)を有する。また、店舗端末30は、店舗における順番待ちの受付、及び、注文管理の機能を有するように構成することもできる。また、店舗端末30は、ストレージ35等にインストールされているウェブブラウザ又はその他のアプリケーションを介したCRMサーバ10との間の通信を伴って、CRMサーバ10が提供するCRMサービスに関する各種の画面を表示することができる。
次に、このように構成された本実施形態のCRMサーバ10の動作について説明する。図6は、店舗端末30を介した顧客グループ(顧客セグメントと言うこともできる。)の生成要求に応答して、CRMサーバ10が実行する処理を例示するフローチャートである。顧客グループの生成要求は、CRMサービスにおける顧客分析の1つとして行われ、期間の指定(例えば、「前月分」等)を伴う。
顧客グループの生成要求に応答して、CRMサーバ10は、まず、店舗における顧客の利用シーンを判定する(ST100)。顧客の利用シーンは、具体的には、対象の期間における来店情報及びその注文履歴に基づいて伝票単位に判定され、来店情報テーブルTA2に設定される。なお、対象の期間において、顧客の来店情報が複数存在する場合(顧客が複数回来店している場合)には、直近の(最終来店時の)来店情報及び注文履歴に基づいて顧客の利用シーンが判定される。来店情報及び注文履歴は、顧客による店舗の利用実績と言うことができる。
図7は、本実施形態における利用シーンの判定条件を例示する。図示するように、例えば、利用シーンが「一次会飲み会」と判定されるための条件は、「来店時刻が21時まで」且つ「主食が1人で0.75品以上」且つ「アルコール類が1人で1品以上」である。また、利用シーンが「二次会飲み会」と判定されるための条件は、「来店時刻が21時以降」且つ「主食が1人で0.5品未満」且つ「アルコール類が1人で1品以上」である。なお、図7の利用シーン及びその判定条件は例示であって、本発明の実施形態における利用シーン及びその判定条件は、これらに限定されない。
図8は、利用シーンの判定の具体例を示す。顧客の利用シーンは、上述したように、来店時の来店情報と注文履歴とに基づいて判定される。来店情報は、来店情報テーブルTA2において管理される情報に基づく情報であり、図示するように、伝票毎の来店人数と来店時刻とを含む。また、注文履歴は、注文履歴テーブルTA3及び商品情報テーブルTA4において管理される情報に基づく情報であり、図示するように、伝票毎の注文商品及びその注文数量を含む。また、注文商品のうち、主食又はアルコール類に分類される商品については、その注文数量が別途カウントされる。
図8において、例えば、伝票ID「0001」は、来店時刻が21時まで(19時)であり、1人当たりの主食の注文数が0.75品以上(1品)であり、1人当たりのアルコール類の注文数が1品以上(1品)であるから、その利用シーンは「一次会飲み会」と判定される。また、伝票ID「0002」は、来店時刻が21時まで(20時)であり、1人当たりの主食の注文数が0.75品以上(1品)であり、1人当たりのアルコール類の注文数が1品以上(1.5品)であるから、その利用シーンは「一次会飲み会」と判定される。また、伝票ID「0003」は、来店時刻が21時以降(21時30分)であり、1人当たりの主食の注文数が0.5品未満(0品)であり、1人当たりのアルコール類の注文数が1品以上(1品)であるから、その利用シーンは「二次会飲み会」と判定される。このように、本実施形態においては、来店時の来店時刻と、1人当たりの主食及びアルコール類の注文数とに基づいて、顧客の利用シーンが判定される。なお、何れの利用シーンの判定条件にも合致しない場合も存在し、この場合、利用シーンは「不明」と判定される。なお、利用シーンは、予め判定して来店情報テーブルTA2に設定しておくこともできる。
図6のフローチャートに戻り、利用シーンを判定すると、CRMサーバ10は、次に、顧客のペルソナを判定する(ST102)。ペルソナは、仮想的な顧客像であり、本実施形態においては、顧客情報テーブルTA1において管理される情報(生年月日及び性別)に基づいて、年代及び性別の組合せとしてペルソナが判定される。例えば、ペルソナは、「20代男性」、「30代女性」等である。なお、ペルソナは、予め判定して顧客情報テーブルTA1に設定しておくこともできる。
続いて、CRMサーバ10は、顧客グループを生成する(ST104)。顧客グループは、利用シーン及びペルソナの組合せとして構成され、例えば、「20代男性+一次会飲み会」、「30代女性+二次会飲み会」等である。
本実施形態において、CRMサーバ10は、顧客グループの生成に伴って、顧客グループ毎の売上情報(対象の期間における売上情報)を店舗端末30に送信する。図9は、店舗端末30において表示される、顧客グループ毎の売上の集計結果に対応するグラフを例示する。図示するように、当該グラフは、売上の大きい順に顧客グループを個別に表示し、表示される顧客グループの売上の合計が店舗全体の売上の80%以上となった時点で、その他の顧客グループの売上は合算して表示される(図9においては「(その他)」として表示されている)。店舗においては、当該グラフによって、顧客グループ毎の売上を把握することができる。
ここで、本実施形態におけるCRMサーバ10は、顧客グループ毎にメッセージの配信を管理する機能を有する。具体的には、生成された顧客グループと、予め設定されているメッセージテンプレートの組合せ毎に、メッセージの配信可能数を算出して提示する機能を有する。
図10は、本実施形態において設定されているメッセージテンプレートの一覧を例示する。図示するように、本実施形態においては、9つのテンプレートが準備されており、各テンプレートには、配信可能条件、及び、自動配信の有無が設定される。「来店のお礼」は、来店した顧客に対してお礼を行うメッセージのテンプレートであり、当該メッセージは、来店日の翌日に配信可能となり、自動的に配信される。「来店のご案内」は、来店を予約した顧客への案内を行うメッセージのテンプレートであり、当該メッセージは、予約日の前日に配信可能となり、自動的に配信される。「誕生日のお祝い」は、誕生日を迎える顧客に誕生日クーポンを提供するメッセージのテンプレートであり、当該メッセージは、誕生日の前月末日に配信可能となり、自動的に配信される。「2回目来店促進施策」は、初来店後の顧客に対して再度の来店を促すメッセージのテンプレートであり、当該メッセージは、初来店日の3週間後に配信可能となる。「離脱防止施策」は、顧客の離脱を防止するメッセージのテンプレートであり、当該メッセージは、最終来店日から3か月後に配信可能となる。「2回目来店優遇施策」は、2回目の来店者に特別な次回来店時用クーポンを提供するためのメッセージのテンプレートであり、当該メッセージは、2回目の来店日の翌日に配信可能となり、自動的に配信される。「商品案内」は、新商品の案内を行うためのメッセージのテンプレートであり、当該メッセージは、案内の対象となる新商品に対応する商品(例えば、新商品と同じ種類の商品)の注文履歴がある顧客に対して配信可能である。「イベント案内」は、閑散日における特別割引の案内を行うためのメッセージのテンプレートである。「優良顧客優遇施策」は、優良顧客に特別クーポンを提供するためのメッセージのテンプレートであり、当該メッセージは、客単価が所定値以上である顧客に対して配信可能である。このように、本実施形態におけるメッセージテンプレートは、配信可能条件として、配信可能となる時期、又は、配信可能な顧客を限定する条件が設定される。
図11は、店舗端末30において表示されるメッセージ管理表を例示する。当該メッセージ管理表は、図示するように、生成された顧客グループとメッセージテンプレートとの組合せ毎にメッセージの配信可能数を表示する。配信可能数は、メッセージテンプレートのうち、自動配信の対象であるものについては表示されず、自動配信の対象でないものについてのみ表示される。具体的には、9つのメッセージテンプレートのうち、自動配信の対象でない「2回目来店促進施策」、「離脱防止施策」、「商品案内」、「イベント案内」、「優良顧客優遇施策」について、その配信可能数が表示される。配信可能数は、対応する顧客グループに含まれる顧客のうち、各テンプレートの配信可能条件を満たす顧客の数と言うこともできる。
店舗端末30の利用者は、配信可能数が表示されているメッセージテンプレートの何れかを選択することによって、対応する顧客グループに含まれる配信可能な全ての顧客に対して、選択されたメッセージテンプレートに対応するメッセージを一括で配信することができる。メッセージの配信は、例えば、電子メール又はウェブサイト上の通知等として行われる。
また、図11に例示したメッセージ管理表は、所定の条件に適合するメッセージテンプレートがハイライト表示されるように構成されており、この例では、「離脱防止施策」がハイライト表示されている。ハイライト表示されるメッセージテンプレートは、CRMサービスにおいて、メッセージの配信を提案するものである。所定の条件は、例えば、顧客グループとメッセージテンプレートとの組合せに対応する配信(対応する顧客グループに対する配信)が所定期間(例えば、30日)行われていないという条件が含まれる。こうした条件は、テンプレート毎に異なる条件を設定することもできる。なお、図11のメッセージ管理表において表示される顧客グループは、売上の大きい順に表示され、表示される顧客グループの売上の合計が店舗全体の売上の80%以上となった時点で、その他の顧客グループは表示されない。店舗端末30の利用者は、メッセージ管理表を介して、売上の大きい顧客グループから順に、CRMサービスが提案するメッセージテンプレートや配信可能数を参照しつつ、適切なメッセージテンプレートを選択してメッセージの一括配信を行うことができる。
以上説明した本実施形態に係るCRMサーバ10は、来店情報及び注文履歴(利用実績)に基づいて、顧客の利用シーンを容易に判定することができる。
上述した実施形態では、店舗が飲食店である場合について説明したが、本発明の他の実施形態において、店舗の種類はこれに限定されない。
10…CRMサーバ、111…顧客分析部、112…メッセージ管理部、30…店舗端末、TA1…顧客情報テーブル、TA2…来店情報テーブル、TA3…注文履歴テーブル、TA4…商品情報テーブル。

Claims (6)

  1. 飲食店等の店舗における顧客の利用シーンを判定するための利用シーン判定システムであって、
    前記店舗における商品の注文履歴を少なくとも含む利用実績を記憶する記憶部と、
    前記利用実績に少なくとも基づいて、顧客の利用シーンを判定する判定部と、を備える、
    利用シーン判定システム。
  2. 前記利用実績は、利用人数を少なくとも含み、
    前記判定部は、1人当たりの商品の注文数に少なくとも基づいて前記利用シーンを判定する、
    請求項1の利用シーン判定システム。
  3. 前記記憶部は、所定の分類に関連付けて商品を記憶し、
    前記判定部は、前記所定の分類毎の商品の注文数に少なくとも基づいて前記利用シーンを判定する、
    請求項1又は2の利用シーン判定システム。
  4. 前記利用実績は、来店時刻を少なくとも含む、
    請求項1乃至3何れかの利用シーン判定システム。
  5. 1又は複数のコンピュータによって実行され、飲食店等の店舗における顧客の利用シーンを判定するための利用シーン判定方法であって、
    前記店舗における商品の注文履歴を少なくとも含む利用実績を記憶する工程と、
    前記利用実績に少なくとも基づいて、顧客の利用シーンを判定する工程と、を備える、
    利用シーン判定方法。
  6. 飲食店等の店舗における顧客の利用シーンを判定するための利用シーン判定プログラムであって、1又は複数のコンピュータに、
    前記店舗における商品の注文履歴を少なくとも含む利用実績を記憶する処理と、
    前記利用実績に少なくとも基づいて、顧客の利用シーンを判定する処理と、を実行させる、
    利用シーン判定プログラム。
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